JP3882375B2 - 光受信回路 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,光通信システム,特に波長多重システム及び超高速伝送システムにおける光受信回路に関するものである.
【0002】
【従来の技術】
光増幅器を受信器で光プリアンプとして適用することにより,高利得でしかも入力信号レベルに対して広いダイナミックレンジがとれ,量子雑音限界に近い高感度な受信が可能となった.
【0003】
一般に受信器で光プリアンプとして用いられる光増幅器は,信号光入力値の多少の変動に対して光出力値を変動させず,光出力が一定となるように制御されている.
【0004】
従来の技術としては,例えば特開平9−185092に示されたものがある.図10において,1は利得可変光増幅器,3は光電気変換手段,4はリニア増幅手段,5はクロック抽出手段,6はデータレベル検出手段,13は利得制御手段,14は識別手段,15は光入力端子,16は再生データ出力端子,17は再生クロック出力端子である.
【0005】
動作について説明する.
光増幅器1の出力光信号は,光電気変換手段3に入射されて光信号から電気信号に変換され,リニア増幅手段4で増幅される.次にリニア増幅手段4の出力信号の振幅がデータレベル検出手段6で検出される.この検出値を用いて利得制御手段13で光増幅器1の出力を制御する.このためリニア増幅手段4の出力信号の振幅は一定になる.
【0006】
また第2の従来の技術例として特開平10−84323に示されたものがある.図11において,1は利得可変光増幅器,2は光分岐手段,3a,3bは光電気変換手段,4はリニア増幅手段,5はクロック抽出手段,6はデータレベル検出手段,13は利得制御手段,14は識別手段,15は光入力端子,16は再生データ出力端子,17は再生クロック出力端子である.
【0007】
動作について説明する.
光増幅器1で増幅された光信号は,光分岐手段2にてデータチャネルポート2aとクロックチャネルポート2bに分岐される.データチャネルは光電気変換手段3aに入射されて光信号から電気信号に変換され,リニア増幅手段4で増幅される.次にリニア増幅手段4の出力信号の振幅がデータレベル検出手段6で検出される.一方,クロックチャネルは光電気変換手段3bに入射されて光信号から電気信号に変換され,クロック抽出手段5でクロック抽出される.データレベル検出手段6の検出値を用いて,利得制御手段13で利得可変光増幅器1の出力を制御する.このためリニア増幅手段4の出力信号の振幅は一定になる.
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら,上記2つの従来例では,データレベル検出手段6のレベルは信号レベルと雑音レベルの和に相当するため,雑音が多い状態では,データレベル検出手段6のレベルが一定となるような条件では信号が小さくなってしまうという問題が生ずる.
【0009】
またクロックレベルを検出して検出値を用いて利得制御する方法では,RZデータ信号の場合,パルスのデューティが変化するとクロック抽出レベルも変化する.
【0010】
その結果,クロック抽出レベル一定となるように利得を制御するため,PDに過大な光信号が入力され破損することがあった。.
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は以上の問題を解決するためになされたものであり第1の発明に係わる光受信回路は、光信号が入力される入力端子と、前記入力端子からの光信号を増幅する利得可変光増幅器と、前記利得可変光増幅器が増幅した光信号を電気信号に変換する光電気変換手段と、前記光電気変換手段が変換した電気信号の振幅を検出して出力するデータレベル検出手段と、前記光電気変換手段が変換した電気信号からクロック信号を抽出し、この抽出したクロック信号の振幅を検出して出力するクロックレベル検出手段と、前記データレベル検出手段の出力と前記クロックレベル検出手段の出力のいずれか大きい出力を選択する選択手段と、前記選択手段で選択された出力が所定の値となるように前記利得可変光増幅器の利得制御を行う利得制御手段と、を備えたものである。
【0012】
第2の発明に係わる光受信回路は、光信号が入力される入力端子と、前記入力端子からの光信号を増幅する利得可変光増幅器と、前記利得可変光増幅器が増幅した光信号を電気信号に変換する光電気変換手段と、前記光電気変換手段が変換した電気信号をリニアに増幅するリニア増幅手段と、前記リニア増幅手段が増幅した電気信号の振幅を検出して出力するデータレベル検出手段と、前記リニア増幅手段が増幅した電気信号からクロック信号を抽出し、この抽出したクロック信号の振幅を検出して出力するクロックレベル検出手段と、前記データレベル検出手段の出力前記クロックレベル検出手段の出力とを比較するレベル比較手段と、前記レベル比較手段が比較した出力のいずれか大きい出力を選択する選択手段と、前記選択手段で選択された出力が所定の値となるように前記利得可変光増幅器の利得制御を行う利得制御手段と、を備えたものである。
【0013】
第3の発明に係わる光受信回路は、光信号が入力される入力端子と、前記入力端子からの光信号を増幅する利得可変光増幅器と、前記利得可変光増幅器が増幅した光信号を2分岐する光分岐手段と、前記光分岐手段が分岐した第1の光信号を電気信号に変換する第1の光電気変換手段と、前記光分岐手段が分岐した第2の光信号を電気信号に変換する第2の光電気変換手段と、前記第1の光電気変換手段が変換した電気信号をリニアに増幅するリニア増幅手段と、前記リニア増幅手段が増幅した電気信号の振幅を検出して出力するデータレベル検出手段と、前記第2の光電気変換手段が変換した電気信号からクロック信号を抽出し、この抽出したクロック信号の振幅を検出して出力するクロックレベル検出手段と、前記データレベル検出手段の出力前記クロックレベル検出手段の出力とを比較するレベル比較手段と、前記レベル比較手段が比較した出力のいずれか大きい出力を選択する選択手段と、前記選択手段で選択された出力が所定の値となるように前記利得可変光増幅器の利得制御を行う利得制御手段と、を備えたものである。
【0014】
第4の発明に係わる光受信回路は、光信号が入力される入力端子と、前記入力端子からの光信号を増幅する利得可変光増幅器と、前記利得可変光増幅器が増幅した光信号を2分岐する光分岐手段と、前記光分岐手段が分岐した第1の光信号を電気信号に変換する第1の光電気変換手段と、前記光分岐手段が分岐した第2の光信号を電気信号に変換する第2の光電気変換手段と、前記第1の光電気変換手段が変換した電気信号をリニアに増幅するリニア増幅手段と、前記リニア増幅手段が増幅した電気信号からクロック信号を抽出し、この抽出したクロック信号の振幅を検出して出力するクロックレベル検出手段と、前記第2の光電気変換手段が変換した電気信号の振幅を検出して出力するデータレベル検出手段と、前記データレベル検出手段の出力と前記クロックレベル検出手段の出力とを比較するレベル比較手段と、前記レベル比較手段が比較した出力のいずれか大きい出力を選択する選択手段と、前記選択手段で選択された出力が所定の値となるように前記利得可変光増幅器の利得制御を行う利得制御手段と、を備えたものである。
【0015】
第5の発明に係わる光受信回路は、光信号が入力される入力端子と、前記入力端子からの光信号を増幅する利得可変光増幅器と、前記利得可変光増幅器が増幅した光信号を電気信号に変換する光電気変換手段と、前記光電気変換手段が変換した電気信号をリニアに増幅するリニア増幅手段と、前記リニア増幅手段が増幅した電気信号の振幅を検出して出力するデータレベル検出手段と、前記リニア増幅手段が増幅した電気信号からクロック信号を抽出し、この抽出したクロック信号の振幅を検出して出力するクロックレベル検出手段と、前記リニア増幅手段が増幅した電気信号のデュ−テイを検出するデュ−テイ検出手段と、前記デュ−テイ検出手段が検出したデュ−テイに基づいて、前記データレベル検出手段の出力と前記クロックレベル検出手段の出力のいずれか大きい出力を選択する選択手段と、前記選択手段で選択された出力が所定の値となるように前記利得可変光増幅器の利得制御を行う利得制御手段と、を備えたものである。
【0016】
第6の発明に係わる光受信回路は、光信号が入力される入力端子と、前記入力端子からの光信号を増幅する利得可変光増幅器と、前記利得可変光増幅器が増幅した光信号を電気信号に変換する光電気変換手段と、前記光電気変換手段が変換した電気信号をリニアに増幅するリニア増幅手段と、前記リニア増幅手段が増幅した電気信号の振幅を検出して出力するデータレベル検出手段と、前記リニア増幅手段が増幅した電気信号からクロック信号を抽出し、この抽出したクロック信号の振幅を検出して出力するクロックレベル検出手段と、前記リニア増幅手段が増幅した電気信号のデュ−テイの変動を検出するデュ−テイ変動検出手段と、前記デュ−テイ変動検出手段が検出したデュ−テイの変動に基づいて、前記データレベル検出手段の出力と前記クロックレベル検出手段の出力のいずれか大きい出力を選択する選択手段と、前記選択手段で選択された出力が所定の値となるように前記利得可変光増幅器の利得制御を行う利得制御手段と、を備えたものである。
【0017】
第7の発明に係わる光受信回路は、RZ形式のデジタルパルスを受信するものである。
【0019】
の発明に係わる光受信回路は、前記利得可変光増幅器が希土類ドープ光ファイバを用いて構成するものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下,この発明の実施の一形態を説明する.
実施の形態1.
本実施の形態1による構成を図1に示す.
図1において,1は利得可変光増幅器,3は光電気変換手段,4はリニア増幅手段,5はクロック抽出手段,6はデータレベル検出手段,7はクロックレベル検出手段,11はレベル比較手段,12は選択手段,13は利得制御手段,14は識別手段,15は光入力端子,16は再生データ出力端子,17は再生クロック出力端子である.
【0021】
利得可変光増幅器1は例えば図2に示すようにエルビウムドープ光ファイバ増幅器を用いることができる.18はWDMカプラ,19は光増幅ファイバ,20はアイソレータ,21は励起光源である.エルビウムドープ光ファイバ増幅器の励起光源21の光強度を変化させることによって利得を可変することができる.また,利得可変光増幅器1としては半導体光増幅器を用いることもできる.利得の可変手段としては,増幅器駆動電流を変化させる方法,可変減衰器を用いる方法などが広く知られている.
【0022】
光電気変換手段3としてはフォトダイオード,アバランシェフォトダイオード,フォトカウンタなどを用いることができる.クロック抽出手段5としては受信信号がRZ信号である場合にはバンドパスフィルタを,NRZ信号である場合には例えば,ダブラおよびバンドパスフィルタを用いて容易に構成できる.データレベル検出手段6,クロックレベル検出手段7は例えばダイオードを用いた製品を市場より調達することができる.
【0023】
次に動作について説明する.
図3は利得可変光増幅器の動作を示している.x軸は利得制御電圧,y軸は利得を示している.
光入力端子15に図4(a)に示すRZ光信号が入力された場合,リニア増幅手段4の出力信号は図4(b),クロック抽出手段5の出力信号は図4(c)となる.クロック抽出手段5に出力されるクロック信号振幅は光入力端子15に入力されるRZ信号のデューティの関数となることが知られている.図5にRZ信号のデューティとクロック抽出手段5の出力振幅の関係を示す.このように,RZ信号のデューティが50%から大きく異なった場合には,クロック抽出手段5の出力振幅は著しく低下することがわかる.
【0024】
しかしながら,RZ信号のデューティが50%から大きく異なった場合にクロック抽出手段5の出力振幅が所定の値となるように利得可変光増幅器1の利得を上昇させた場合には,光電気変換手段3を破損する恐れがあり,またリニア増幅手段4の出力が大きくなりすぎるために識別手段14が正常に動作できなくなるという問題がある.
【0025】
RZ信号のデューティが50%から大きく異なった場合には,データレベル検出手段6の信号が一定となるように利得可変光増幅器1の利得を制御することにより,上述の問題が回避される.
【0026】
しかしながら,データレベル検出手段6のレベルは信号レベルと雑音レベルの和に相当するため,雑音が多い状態では,データレベル検出手段6のレベルが一定となるような条件では信号が小さくなってしまうという問題が生ずる.
【0027】
一般的な動作状態では,RZ信号のデューティが50%から大きく異なることは無いため,RZ信号のデューティが50%付近にある場合にはクロック抽出手段5の出力振幅が所定の値となるように利得可変光増幅器1の利得を制御する.
【0028】
すなわち,選択手段12ではクロック抽出レベル検出手段7の出力とデータレベル検出手段6の出力を比較し,どちらが大きな値であるかを判定する.上記判定結果を元に,選択手段12は大きな値を示した信号を選択し,利得制御手段13を経て,利得可変光増幅器1に与える.
【0029】
以上のようにして,利得可変光増幅器1はデータレベル検出手段6の出力とクロック抽出レベル検出手段7の出力のいずれか高い値を示す信号がある一定値となるように制御されるため,RZ信号のデューティが50%付近にある場合にはクロック抽出手段7の出力振幅が所定の値となるように,RZ信号のデューティが50%から大きく異なった場合には,データレベル検出手段6の信号が一定となるように制御される.
【0030】
実施の形態2.
本実施の形態は,光増幅後の光信号を光分岐手段でデータチャネルとクロックチャネルに分岐し,それぞれ光電気変換し,データレベルとクロックレベルを検出することにより,実施の形態1と同様な効果が得られるものである.
図6には本実施の形態による構成を示すものであり,1は利得可変光増幅器,2は光分岐手段(たとえば10dBカプラ),3a,3bは光電気変換手段,4はリニア増幅手段,5はクロック抽出手段,6はデータレベル検出手段,7はクロックレベル検出手段,11はレベル比較手段,12は選択手段,13は利得制御手段,14は識別手段,15は光入力端子,16は再生データ出力端子,17は再生クロック出力端子である.
【0031】
動作について説明する.
光増幅器1で増幅された光信号は,光分岐手段2にてデータチャネルポート2aとクロックチャネルポート2bに分岐される.データチャネルは光電気変換手段3aに入射されて光信号から電気信号に変換され,リニア増幅手段4で増幅される.次にリニア増幅手段4の出力信号の振幅がデータレベル検出手段6で検出される.一方,クロックチャネルは光電気変換手段3bに入射されて光信号から電気信号に変換され,クロック抽出手段5でクロック抽出し,クロックレベル検出手段7でクロックレベルを検出される.選択手段12ではデータレベル検出手段6の出力とクロック抽出レベル検出手段7の出力を比較し,どちらが大きな値であるかを判定する.上記判定結果を元に,選択手段12は大きな値を示した信号を選択し,利得制御手段13を経て利得可変光増幅器1に与える.
【0032】
実施の形態3.
本実施の形態は,光増幅後の光信号を光分岐手段でデータチャネルと光入力レベル検出チャネルに分岐し,それぞれのレベルを検出することにより,実施の形態1と同様な効果が得られるものである.
図7には本実施の形態による構成を示すものであり,1は利得可変光増幅器,2は光分岐手段,3a,3cは光電気変換手段,4はリニア増幅手段,5はクロック抽出手段,7はクロックレベル検出手段,8は光入力レベル検出手段,11はレベル比較手段,12は選択手段,13は利得制御手段,14は識別手段,15は光入力端子,16は再生データ出力端子,17は再生クロック出力端子である.
【0033】
動作について説明する.
光増幅器1で光増幅された光信号は,光分岐手段2にて光信号はデータチャネル2aと光入力レベル検出チャネル2cに分岐される.データチャネルは光電気変換手段3aに入射されて光信号から電気信号に変換され,リニア増幅手段4で増幅される.またクロック抽出手段5でクロック抽出し,クロックレベル検出手段7でクロックレベルを検出される.一方,光入力レベル検出チャネルは光電気変換手段3cに入射されて光信号から電気信号に変換され,光入力レベル検出手段8で光入力レベルを検出される.選択手段12ではクロック抽出レベル検出手段7の出力と光入力レベル検出手段8の出力を比較し,どちらが大きな値であるかを判定する.上記判定結果を元に,選択手段12は大きな値を示した信号を選択し,利得制御手段13を経て利得可変光増幅器1に与える.
【0034】
実施の形態4.
本実施の形態は,リニア増幅回路後のデータ信号のデューティを検出することにより,実施の形態1と同様な効果が得られるものである.
図8には本実施の形態による構成を示すものであり,1は利得可変光増幅器,3は光電気変換手段,4はリニア増幅手段,5はクロック抽出手段,6はデータレベル検出手段,7はクロックレベル検出手段,9はデューティ検出手段,11はレベル比較手段,12は選択手段,13は利得制御手段,14は識別手段,15は光入力端子,16は再生データ出力端子,17は再生クロック出力端子である.
【0035】
動作について説明する.
光増幅器1で光増幅された光信号は,光電気変換手段3に入射されて光信号から電気信号に変換され,リニア増幅手段4で増幅される.次にリニア増幅手段4の出力信号の振幅がデータレベル検出手段6で検出される.またクロック抽出手段5でクロック抽出し,クロックレベル検出手段7でクロックレベルを検出される.またリニア増幅手段4の出力信号からデューティ検出手段9においてデータ信号のデューティを検出する.選択手段12ではデューティ検出手段9の出力からデータレベルとクロックレベルのどちらを選択するかを判定する.上記判定結果を元に,選択手段12は大きな値を示した信号を選択し,利得制御手段13を経て,利得可変光増幅器1に与える.
【0036】
実施の形態5.
本実施の形態は,リニア増幅手段後のデータ信号のデューティ変動を検出することにより,実施の形態1と同様な効果が得られるものである.
図9には本実施の形態による構成を示すものであり,1は利得可変光増幅器,3は光電気変換手段,4はリニア増幅手段,5はクロック抽出手段,6はデータレベル検出手段,7はクロックレベル検出手段,10はデューティ変動検出手段,11はレベル比較手段,12は選択手段,13は利得制御手段,14は識別手段,15は光入力端子,16は再生データ出力端子,17は再生クロック出力端子である.
【0037】
光増幅器1で光増幅された光信号は,光電気変換手段3に入射されて光信号から電気信号に変換され,リニア増幅手段4で増幅される.次にリニア増幅手段4の出力信号の振幅がデータレベル検出手段6で検出される.またクロック抽出手段5でクロック抽出し,クロックレベル検出手段7でクロックレベルを検出される.またリニア増幅手段4の出力信号からデューティ変動検出手段10においてデータ信号のデューティ変動を検出する.選択手段12ではデューティ変動検出手段10の出力からデータレベルとクロックレベルのどちらを選択するかを判定する.上記判定結果を元に,選択手段12は大きな値を示した信号を選択し,利得制御手段13を経て,利得可変光増幅器1に与える.
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1を示すブロック図である.
【図2】 エルビウムドープ光ファイバ増幅器を示す図である.
【図3】 利得可変光増幅器の動作を示す図である.
【図4】 RZ光信号が入力されたときのリニア増幅手段の出力とクロック抽出手段の出力を示す図である。
【図5】 RZ信号のデューティとクロック抽出レベルの関係の図である.
【図6】 実施の形態2を示すブロック図である.
【図7】 実施の形態3を示すブロック図である.
【図8】 実施の形態4を示すブロック図である.
【図9】 実施の形態5を示すブロック図である.
【図10】 従来例を示すブロック図である.
【図11】 第2の従来例を示すブロック図である.
【符号の説明】
1 利得可変光増幅器
2 光分岐手段(10dBカプラ)
2a データチャネル
2b クロックチャネル
2c 光入力レベル検出チャネル
3,3a,3b,3c 光電気変換手段
4 リニア増幅手段
5 クロック抽出手段
6 データレベル検出手段
7 クロックレベル検出手段
8 光入力レベル検出手段
9 デューティ検出手段
10 デューティ変動検出手段
11 レベル比較手段
12 選択手段
13 利得制御手段
14 識別手段
15 光入力端子
16 再生データ出力端子
17 再生クロック出力端子
18 WDMカプラ
19 光増幅ファイバ
20 アイソレータ
21 励起光源

Claims (8)

  1. 光信号が入力される入力端子と、
    前記入力端子からの光信号を増幅する利得可変光増幅器と、
    前記利得可変光増幅器が増幅した光信号を電気信号に変換する光電気変換手段と
    前記光電気変換手段が変換した電気信号の振幅を検出して出力するデータレベル検出手段と、
    前記光電気変換手段が変換した電気信号からクロック信号を抽出し、この抽出したクロック信号の振幅を検出して出力するクロックレベル検出手段と、
    前記データレベル検出手段の出力と前記クロックレベル検出手段の出力のいずれか大きい出力を選択する選択手段と、
    前記選択手段で選択された出力が所定の値となるように前記利得可変光増幅器の利得制御を行う利得制御手段と、
    を備えたことを特徴とする光受信回路。
  2. 光信号が入力される入力端子と、
    前記入力端子からの光信号を増幅する利得可変光増幅器と、
    前記利得可変光増幅器が増幅した光信号を電気信号に変換する光電気変換手段と
    前記光電気変換手段が変換した電気信号をリニアに増幅するリニア増幅手段と、
    前記リニア増幅手段が増幅した電気信号の振幅を検出して出力するデータレベル検出手段と、
    前記リニア増幅手段が増幅した電気信号からクロック信号を抽出し、この抽出したクロック信号の振幅を検出して出力するクロックレベル検出手段と
    前記データレベル検出手段の出力前記クロックレベル検出手段の出力とを比較するレベル比較手段と、
    前記レベル比較手段が比較した出力のいずれか大きい出力を選択する選択手段と、
    前記選択手段で選択された出力が所定の値となるように前記利得可変光増幅器の利得制御を行う利得制御手段と
    を備えたことを特徴とする光受信回路。
  3. 光信号が入力される入力端子と、
    前記入力端子からの光信号を増幅する利得可変光増幅器と、
    前記利得可変光増幅器が増幅した光信号を2分岐する光分岐手段と、
    前記光分岐手段が分岐した第1の光信号を電気信号に変換する第1の光電気変換手段と
    前記光分岐手段が分岐した第2の光信号を電気信号に変換する第2の光電気変換手段と
    前記第1の光電気変換手段が変換した電気信号をリニアに増幅するリニア増幅手段と、
    前記リニア増幅手段が増幅した電気信号の振幅を検出して出力するデータレベル検出手段と、
    前記第2の光電気変換手段が変換した電気信号からクロック信号を抽出し、この抽出したクロック信号の振幅を検出して出力するクロックレベル検出手段と、
    前記データレベル検出手段の出力前記クロックレベル検出手段の出力とを比較するレベル比較手段と、
    前記レベル比較手段が比較した出力のいずれか大きい出力を選択する選択手段と、
    前記選択手段で選択された出力が所定の値となるように前記利得可変光増幅器の利得制御を行う利得制御手段と
    を備えたことを特徴とする光受信回路。
  4. 光信号が入力される入力端子と、
    前記入力端子からの光信号を増幅する利得可変光増幅器と、
    前記利得可変光増幅器が増幅した光信号を2分岐する光分岐手段と、
    前記光分岐手段が分岐した第1の光信号を電気信号に変換する第1の光電気変換手段と、
    前記光分岐手段が分岐した第2の光信号を電気信号に変換する第2の光電気変換手段と、
    前記第1の光電気変換手段が変換した電気信号をリニアに増幅するリニア増幅手段と、
    前記リニア増幅手段が増幅した電気信号からクロック信号を抽出し、この抽出したクロック信号の振幅を検出して出力するクロックレベル検出手段と、
    前記第2の光電気変換手段が変換した電気信号の振幅を検出して出力するデータレベル検出手段と、
    前記データレベル検出手段の出力と前記クロックレベル検出手段の出力とを比較するレベル比較手段と、
    前記レベル比較手段が比較した出力のいずれか大きい出力を選択する選択手段と、
    前記選択手段で選択された出力が所定の値となるように前記利得可変光増幅器の利得制御を行う利得制御手段と、
    を備えたことを特徴とする光受信回路。
  5. 光信号が入力される入力端子と、
    前記入力端子からの光信号を増幅する利得可変光増幅器と、
    前記利得可変光増幅器が増幅した光信号を電気信号に変換する光電気変換手段と
    前記光電気変換手段が変換した電気信号をリニアに増幅するリニア増幅手段と、
    前記リニア増幅手段が増幅した電気信号の振幅を検出して出力するデータレベル検出手段と、
    前記リニア増幅手段が増幅した電気信号からクロック信号を抽出し、この抽出したクロック信号の振幅を検出して出力するクロックレベル検出手段と
    前記リニア増幅手段が増幅した電気信号のデュ−テイを検出するデュ−テイ検出手段と、
    前記デュ−テイ検出手段が検出したデュ−テイに基づいて、前記データレベル検出手段の出力と前記クロックレベル検出手段の出力のいずれか大きい出力を選択する選択手段と、
    前記選択手段で選択された出力が所定の値となるように前記利得可変光増幅器の利得制御を行う利得制御手段と
    を備えたことを特徴とする光受信回路。
  6. 光信号が入力される入力端子と、
    前記入力端子からの光信号を増幅する利得可変光増幅器と、
    前記利得可変光増幅器が増幅した光信号を電気信号に変換する光電気変換手段と、
    前記光電気変換手段が変換した電気信号をリニアに増幅するリニア増幅手段と、
    前記リニア増幅手段が増幅した電気信号の振幅を検出して出力するデータレベル検出手段と、
    前記リニア増幅手段が増幅した電気信号からクロック信号を抽出し、この抽出したクロック信号の振幅を検出して出力するクロックレベル検出手段と、
    前記リニア増幅手段が増幅した電気信号のデュ−テイの変動を検出するデュ−テイ変動検出手段と、
    前記デュ−テイ変動検出手段が検出したデュ−テイの変動に基づいて、前記データレベル検出手段の出力と前記クロックレベル検出手段の出力のいずれか大きい出力を選択する選択手段と、
    前記選択手段で選択された出力が所定の値となるように前記利得可変光増幅器の利得制御を行う利得制御手段と、
    を備えたことを特徴とする光受信回路。
  7. Z形式のデジタルパルスを受信するものであることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の光受信回路。
  8. 前記利得可変光増幅器は希土類ドープ光ファイバを用いて構成することを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の光受信回路。
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