JP3536974B2 - 光受信器の入力信号異常検出システム及び方法 - Google Patents

光受信器の入力信号異常検出システム及び方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は長距離伝送システムに用
いる光受信器の入力信号異常検出システムに関する。特
に、本発明は、光受信器の入力にノイズが混入、発生し
ても、光信号の異常検出が確実に行える光受信器の入力
信号異常検出システム及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平11−317709号には、以下
の説明に関連する長距離伝送システムに用いる光受信器
が記載されている。図12は本発明の前提となる光受信
器の概略構成を示すブロック図である。なお、全図を通
して同一の構成要素には同一の符号、番号を付して説明
を行う。本図に示すように、光受信機の入力側に前置光
直接増幅器101が設けられ、前置光直接増幅器101
は、波長λsの光信号を入力し、線形中継器を用いた3
中継4スパンの光ファイバ伝送路を通過し信号レベルの
低下した光信号に対して、信号レベルを回復させるため
に、入力光信号を増幅する。
【0003】前置光直接増幅器101は、光信号を、電
気信号に変換することなく、直接増幅できる回路であ
り、一般的に波長1550nm帯では、EDFA(エル
ビウム・ドープト・フィアバ・アンプ)で構成される。
また、EDFAは、光受信器の入力部に用いられるの
で、6〜7dB程度のNF(ノイズ・フィギュア)を必
要とする。
【0004】前置光直接増幅器101の出力側には光バ
ンドパスフィルタ103が接続され、光バンドパスフィ
ルタ103は、中心波長λsで、一定の帯域幅の成分を
抽出する光フィルタであり、増幅された光信号の波長成
分(λs)だけを通過させ、増幅された光信号の波長成
分(λs)以外のノイズ成分を除去する。光バンドパス
フィルタ103の出力側には光/電気変換部104が接
続され、光/電気変換部104は、ノイズ成分が除去さ
れた光信号を電気信号に変換する受光素子(PD)10
5を有する。
【0005】受光素子105は、光信号を受光し、電気
信号(電流成分)に変換する能動素子であり、受光信号
の強度に応じて、流れる電流を変化させる。さらに、光
/電気変換部104の受光素子105の出力側には前置
増幅器106が接続され、前置増幅器106は、変換さ
れた電気信号を増幅する。光/電気変換部104の出力
側には3R回路107が接続され、3R回路107は、
等化増幅(Re−Shaping)、タイミング抽出
(Re−timing)、識別再生(Re−gener
ating)の機能を有する回路であり、前置増幅器1
06より増幅された電気信号を入力し、主光信号のビッ
トレートを有するデータ信号に処理し、データ信号から
クロック信号を抽出し、得られたデータ信号、クロック
信号を出力する。
【0006】前置光直接増幅器101には光入力断検出
回路102が設けられ、光入力断検出回路102は、前
置光直接増幅器101に入力される光信号の光入力パワ
ーをモニタし、入力される光信号のレベルが一定以下
(例えば、−30dB以下)に低下した場合に、光信号
入力断のアラーム信号を出力する。また、3R回路10
7のタイミング抽出部(図示しない)にはクロック断検
出回路108が設けられ、クロック断検出回路108は
3R回路107で処理されたクロック信号のレベルを検
知し、クロック信号のレベルが一定以下に低下した場合
に、クロック断のアラーム信号を出力する。
【0007】光入力断検出回路102、クロック断検出
回路108の出力側には論理和回路109が接続され、
論理和回路109は光入力断検出回路102から光信号
入力断のアラーム信号、クロック断検出回路108から
クロック断のアラーム信号の論理和を取り、光信号断ア
ラーム信号を出力する。
【0008】
【発明が解決しょうとする課題】ところで、上記光受信
器の入力にノイズが混入、発生した場合、入力された信
号の状態まで検出していないので、ASE(増幅自然放
出光)等のノイズ成分のみの信号や、S/N(信号対雑
音比)が悪い信号が入力された時、光入力断検出回路1
02によりパワーの低下を検出できず、光信号断のアラ
ーム信号が発出されない。
【0009】また、ノイズがASEの時、ASEが白色
ノイズであるため、主信号と同じ成分も含まれており、
クロックが抽出されてしまい、同じく、クロック断検出
回路108により、クロック断も検出されず、アラーム
信号が発出されない。このため、実際に、光信号のレベ
ル低下、クロック信号のレベル低下が生じても、光入力
断検出回路102、クロック断検出回路108により、
上記ノイズに起因して、光信号入力断、クロック断のい
ずれも検出できず、入力される光信号の異常を検出する
ことができないという問題が生じる。
【0010】したがって、本発明は上記問題点に鑑み
て、光受信器の入力にノイズが混入、発生しても、光信
号の異常検出が確実に行える光受信器の入力信号異常検
出システム及び方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は前記問題点を解
決するために、光信号を入力する光受信器の入力信号異
常検出システムにおいて、入力される光信号の波長成分
だけを通過させ、光信号の波長の移動に伴って中心波長
の移動を行う第1の光バンドパスフィルタ手段と、前記
光信号から分岐される光信号のうち、前記光信号の波長
成分以外の波長成分を通過させる第2の光バンドパスフ
ィルタ手段と、前記第1の光バンドパスフィルタ手段を
通過する光信号のレベルと前記第2の光バンドパスフィ
ルタ手段を通過する光信号のレベルとの差に基づいて入
力される光信号の異常を判別する判別手段とを備え、前
記第2の光バンドパスフィルタ手段は、可変波長機能を
有し、前記判別手段は、前記第1の光バンドパスフィル
タ手段の中心波長をモニタし、モニタされる前記中心波
長が前記第2の光バンドパスフィルタ手段の中心波長に
接近する場合には、前記第2の光バンドパスフィルタ手
段の中心波長をモニタされる前記中心波長から離れるよ
うに変更制御することを特徴とする光受信器の入力信号
異常検出システムを提供する。
【0012】この手段により、入力される光信号の波長
が光送信部のレーザダイオードの経時劣化により移動
し、第1の光バンドパスフィルタの中心波長も移動制御
するが、この移動に対して光受信器の入力にASEのよ
うな白色ノイズが混入、発生しても、光信号の異常検出
が確実に行える。また、光受信の入力側における前置光
直接増幅器の故障、劣化により、S/Nの悪い信号が入
力された場合、前置光直接増幅器の異常を検出すること
が可能になる。
【0013】好ましくは、前記第1の光バンドパスフィ
ルタ手段を通過する波長成分の光信号のレベルと前記第
2の光バンドパスフィルタ手段を通過する波長成分の光
信号のレベルとの差が所定値よりも大きい場合には、入
力光信号を正常と判別し、前記差が所定未満の場合に
は、入力光信号を異常と判断する。この手段により、入
力される光信号の状態を検知することが可能になり、上
記のレベルの差が小さく場合には、S/Nが非常に悪い
信号か又はノイズ成分のみであると判別される。これに
より入力される光信号がノイズ成分だけの場合でも、確
実に異常の検出が可能になる。
【0014】好ましくは、さらに、入力される光信号の
レベル低下を検出して入力信号の異常を検出する光入力
断検出回路手段と、前記光信号のクロック信号のレベル
低下を検出して入力信号の異常を検出するクロック断検
出回路手段とを設け、前記判別手段の異常検出、前記光
入力断検出回路手段の異常検出、前記クロック断検出回
路手段の異常判断の論理和により入力光信号の異常を決
定する。
【0015】この手段により、入力される光信号のレベ
ル低下が検出されなくても、さらに、クロック信号のレ
ベル低下が検出されなくても、光信号の波長成分レベル
と光信号の波長成分以外の波長レベルとの差が小さけれ
ば、それだけで、入力された光信号が異常と判別され
る。好ましくは、前記判別手段は、前記第1の光バンド
パスフィルタ手段、前記第2の光バンドパスフィルタ手
段を通過する各光信号を光電流に変換し、変換された光
電流を電圧信号に変換し、変換された電圧信号をLOG
に変換し、LOG変換された電圧同士の差に基づいて入
力される光信号の異常を判別する。
【0016】この手段のように、LOG変換を用いるこ
とにより、ダイナミックレンジを広く取る場合、処理が
簡単になる。好ましくは、前記判別手段は、前記第1の
光バンドパスフィルタ手段、前記第2の光バンドパスフ
ィルタ手段を通過する波長成分の各光信号を光電流に変
換し、変換された光電流を電圧信号に変換し、変換され
た電圧信号をアナログ信号からディジタル信号に変換
し、予め登録された対応表から、変換されたディジタル
信号を光信号のレベルに換算して、ディジタル信号同士
の差に基づいて入力される光信号の異常を判別する。
【0017】この手段のようにディジタル化することに
より、処理が簡単になる。
【0018】ましくは、前記第1の光バンドパスフィ
ルタ手段は、多重分離機能を有し、入力される光信号が
波長多重の光信号の場合には、波長毎に光信号を抽出
し、前記判別手段は、抽出された各波長の前記光信号の
レベルと、前記第2の光バンドパスフィルタ手段を通過
する光信号のレベルの差に基づいて入力される光信号の
異常を判別する。
【0019】この手段により、波長多重の場合にも適用
可能になる。好ましくは、前記光信号と、前記光信号か
ら分岐される光信号の分岐比を10:1とする。この手
段により、主光信号の一部をモニタ光信号として、分岐
することになるため、受光感度劣化を最小限にすること
と、後に受ける受光素子の感度が考慮される。
【0020】さらに、本発明は、光信号を入力する光受
信器の入力信号異常検出方法において、入力される光信
号の波長成分だけを抽出する工程と、前記光信号の波長
の移動に伴って抽出を行う第1の中心波長の移動を行う
工程と、光信号が抽出される前記第1の中心波長をモニ
タする工程と、前記光信号から分岐される光信号のう
ち、前記光信号の波長成分以外の波長成分を抽出する工
程と、抽出された前記光信号の波長成分のレベルと抽出
された前記光信号の波長成分以外の波長成分レベルとの
差に基づいて入力される光信号の異常を判別する工程
と、モニタされた前記第1の中心波長が前記光信号の波
長成分以外の波長成分が抽出される第2の中心波長に接
近する場合には前記第2の中心波長を前記第1の中心波
長から離れるように変更する工程とを備えることを特徴
とする光受信器の入力信号異常検出方法を提供する。
【0021】この手段により、上記発明と同様に、入力
される光信号の波長が光送信部のレーザダイオードの経
時劣化により移動し、第1の光バンドパスフィルタの中
心波長も移動制御するが、この移動に対して光受信器の
入力にASEのような白色ノイズが混入、発生しても、
光信号の異常検出が確実に行える。また、光受信の入力
側における前置光直接増幅器の故障、劣化により、S/
Nの悪い信号が入力された場合、前置光直接増幅器の異
常を検出することが可能になる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明に係る光受信
器の入力信号異常検出システムの概略構成を示すブロッ
ク図である。本図に示すように、図12と比較して、前
置光直接増幅器101と光バンドパスフィルタ103と
の間に光カプラ201が設けられ、光カプラ201は、
前置光直接増幅器101から光バンドパスフィルタ10
3に向かう主光信号の分岐を行う。
【0023】光カプラ201は、光信号を一定のパワー
比率で分岐する光受動素子である。この場合、主光信号
の一部をモニタ光信号として、分岐することになるた
め、受光感度劣化を最小限にすることと、後に受ける受
光素子の感度を考慮して、分岐比を10:1とする。す
なわち、10の方は主光信号であり、1の方は分岐信号
である。
【0024】光カプラ201の分岐出力側には光バンド
パスフィルタ202が接続され、光バンドパスフィルタ
202は、中心波長λnで、一定の帯域幅の成分を抽出
する光フィルタであり、光バンドパスフィルタ103の
中心波長λsとは異なり、光カプラ201で分岐された
分岐光信号のうち、主光信号の波長成分以外の波長成分
を通過させるために用いられる。
【0025】なお、光バンドパスフィルタ202の通過
特性は、使用する装置に応じて変更可能である。光バン
ドパスフィルタ202の出力側には受光素子(PD)2
03が接続され、受光素子203は光バンドパスフィル
タ202を通過した光信号を電気信号に変換する。
【0026】受光素子203の出力側には検出器204
が接続され、検出器204は、受光素子203からの光
電流信号により、分岐光信号のレベルを検出する。次
に、光/電気変換部104の受光素子105の出力側に
は検出器205が接続され、検出器205は光/電気変
換部104への光電流信号を分岐した分岐光電流信号に
より、主光信号のレベルを検出する。
【0027】検出器204と検出器205の出力側には
判別器206が接続され、判別器206は、検出器20
4、検出器205の出力信号により、受光素子203、
受光素子105で受光した光信号のレベル差を検知し、
異常を判別しアラーム信号を出力する。論理和回路10
9の入力側には、光入力断検出回路102、クロック断
検出回路108の出力に加え、判別器206の出力が接
続される。
【0028】論理和回路109は、光入力断検出回路1
02のアラーム信号、クロック断検出回路108のアラ
ーム信号、判別器206のアラーム信号について、論理
和を取り、光信号断アラーム信号を出力する。図2は光
信号のスペクトル、光バンドパスフィルタ103及び光
バンドパスフィルタ202の通過特性を示す図である。
【0029】前置光直接増幅器101の出力の光信号
は、正常の場合、本図(a)に示すようなスペクトルを
しており、主光信号の波長(λs)位置にピークのレベ
ルを有する。それに対して、主光信号の波長成分以外の
波長(λn)成分であるノイズ成分は、レベルが非常に
小さいため、主光信号の波長成分に対して一定以上のレ
ベル差をもたらす。
【0030】光バンドパスフィルタ103、光バンドパ
スフィルタ202の通過特性は本図(b)に示す通りで
ある。本図(c)に示すように、光バンドパスフィルタ
103は主光信号の波長(λs)成分を抽出し、光バン
ドパスフィルタ202は、主光信号の波長成分以外の波
長(λn)成分であるASEノイズ成分を抽出する。
【0031】抽出された主光信号の波長(λs)成分と
抽出された主光信号の波長成分以外の波長(λn)成分
との間に、一定以上のレベル差を生じた時に正常と判断
し、一定未満のレベル差しか生じない時に、判別器20
6により異常との判断が行われる。図3は図1における
論理和回路109の処理動作を説明するフローチャート
である。本図に示すように、ステップS1において、論
理和回路109は、光入力断検出回路102からアラー
ム信号が入力したか否かを判断する。入力した場合には
ステップS4に進む。
【0032】ステップS2において、論理和回路109
は、上記入力が無い場合には、クロック断検出回路10
8からのアラーム信号が入力したか否かを判断する。入
力した場合にはステップS4に進む。ステップS3にお
いて、論理和回路109は、上記入力が無い場合には、
判別器206からのアラーム信号が入力したか否かを判
断する。入力した場合にはステップS4に進む。論理和
回路109は、入力が無い場合には、前置光直接増幅器
101へ入力した光信号が正常であると判断して処理を
終了する。
【0033】ステップS4において、論理和回路109
は、前置光直接増幅器101へ入力した光信号が異常で
あると判断して光信号断アラーム信号を出力する。従っ
て、本発明によれば、前置光直接増幅器101の出力光
信号について、主光信号の波長成分と主光信号の波長成
分以外の波長成分をそれぞれ光バンドパスフィルタ10
3、光バンドパスフィルタ202で抽出し、抽出した光
信号のレベル差を比較することで、光信号の状態が検知
される。
【0034】主光信号の波長成分と主光信号の波長成分
以外の波長成分(ノイズ成分)との差が十分大きい場
合、正常状態と判断し、逆に、主光信号の波長成分とノ
イズ成分に大差が無く、レベル差が小さい場合、S/N
が非常に悪い信号か又はノイズ成分のみであると判別さ
れる。これにより、光受信器に入力された光信号がノイ
ズ成分だけで、光入力断検出回路102、クロック断検
出回路108よりアラーム信号が発生しなくとも、判別
器206により確実にアラーム信号を発生するので、光
信号断アラーム信号の発生を確実に行うことが可能にな
る。
【0035】すなわち、従来の回路構成と比較して、S
/Nが非常に悪い信号のASEノイズのみの入力信号で
あった場合、入力パワーだけでなく、主信号の成分を検
知するため、光信号断アラームが確実に発生される。前
置光直接増幅器101の故障、劣化により、S/Nの悪
い信号が入力された場合、前置光直接増幅器101の異
常を検出することが可能になる。
【0036】図4は図1の変形例を示す図である。本図
に示すように、図1と比較して、検出器204、検出器
205、判別器206、論理和109に代わり、I/V
変換部301、I/V変換部303、LOG変換部30
2、LOG変換部304、PLD(プログラマブル・ロ
ジック・デバイス)305が設けられる。受光素子20
3、受光素子105の出力側にはI/V変換部301、
I/V変換部303がそれぞれ接続され、I/V変換部
301、I/V変換部303は、受光素子203、受光
素子105で変換された光電流を電圧成分に変換し、且
つ変換された電圧成分を増幅する。
【0037】I/V変換部301、I/V変換部303
の出力側にはLOG変換部302、LOG変換部304
がそれぞれ接続され、LOG変換部302、LOG変換
部304はI/V変換部301、I/V変換部303か
ら入力する電圧成分の入力信号をLOG値に変換し、主
信号の波形成分以外の波長成分レベル信号、主信号の波
形成分レベル信号をそれぞれ出力する。LOG値に変換
するのは、入力信号のダイナミックレンジを広く取る場
合、LOG値の方が扱いやすいためである。
【0038】光入力断検出回路102、クロック断検出
回路108、LOG変換部302、LOG変換部304
の出力側にはPLD305が接続され、PLD305は
論理演算等の回路を集積しているデバイスであり、光入
力断検出回路102、クロック断検出回路108、LO
G変換部302、LOG変換部304からアラーム信
号、光信号の波長成分以外の波長成分レベル信号、光信
号の波長成分レベル信号を入力し、演算処理し、光信号
断アラーム信号を出力する。
【0039】図5は図4におけるPLD305の処理動
作を説明するフローチャートである。本図に示すよう
に、図3と比較して、ステップS11、12、14はス
テップS1、2、4と同じであり、異なるのは、ステッ
プS13である。ステップS13において、下記式の演
算を行う。 光信号の波長成分レベル−光信号の波長成分以外の波長
成分レベル≦L0
【0040】PLD305で、上記式を満たすか否かに
ついてレベル差の判別が行われ、上記式を満たさない場
合には、光信号の波長成分レベルが光信号の波長成分以
外の波長成分レベル(ノイズ成分レベル)よりも十分大
きく、前置光直接増幅器101の出力信号は正常と判断
される。一方、上記式を満たし、光信号の波長成分レベ
ルと光信号の波長成分以外の波長成分レベル(ノイズ成
分)とに大差が無い場合、前置光直接増幅器101から
出力された信号は、S/Nが非常に悪いか又はノイズ成
分のみの信号と判断され、異常信号であると判別され
る。
【0041】PLD305は、上記式を満たす場合に
は、異常と判断し、ステップS14に進み、満たさない
場合には正常と判断し処理を終了する。図6は図4の変
形例を示す図である。本図に示すように、図4と比較し
て、LOG変換部302、LOG変換部304、PLD
305に代わりに、A/D(Analog/Digit
al)変換器401、A/D変換器402、CPU(C
entral Processing Unit)40
3が設けられる。
【0042】I/V変換部301、I/V変換部303
の出力側にはA/D変換器401、A/D変換器402
がそれぞれ接続され、A/D変換器401、A/D変換
器402はI/V変換部301、I/V変換部303の
電圧成分の出力信号をアナログからディジタルに変換す
る。光入力断検出回路102、クロック断検出回路10
8、A/D変換器401、A/D変換器402の出力側
にはCPU403が接続され、CPU403は、光入力
断検出回路102、クロック断検出回路108からアラ
ーム信号、A/D変換器401、A/D変換器402か
らディジタル信号を入力し演算処理し、光信号断アラー
ム信号を出力する。
【0043】なお、A/D変換器401、A/D変換器
402からのディジタル信号とレベルの対応表がCPU
403に予め登録され、光信号の波長成分以外の波長成
分レベル、光信号の波長成分レベルが検知される。すな
わち、図5に示すように、CPU403では、光信号の
波長成分レベルと光信号の波長成分以外の波長成分レベ
ルとが比較され、前置光直接増幅器101へ入力される
光信号の正常、異常が判別され、光入力断検出回路10
2、クロック断検出回路108からのアラーム信号と一
緒に論理和され、その結果、光信号断アラーム信号とし
て出力される。
【0044】次に、主光信号の波長λsは、光送信部の
レーザダイオード(LD)の経時劣化により移動する場
合があり、この移動をモニタし、光受信器は主光信号を
受信するために、光バンドパスフィルタ103の中心波
長λsの移動制御が行われる。この移動制御は本発明と
は関係ないので詳細説明を省略する。図7は主光信号の
波長λsの移動に伴う光バンドパスフィルタ103の中
心波長λsと光バンドパスフィルタ202の中心波長の
関係を示す図である。
【0045】本図に示すように、主光信号の波長λsの
移動に伴って、光バンドパスフィルタ103の中心波長
λsが移動し、光バンドパスフィルタ103の中心波長
λsが光バンドパスフィルタ202の中心波長λnに接
近する場合がある。この接近により、光バンドパスフィ
ルタ202では、主光信号の波長λs成分が抽出され
る。このため、CPU403では、主光信号の波長成分
と主光信号の波長成分以外の成分との差を誤って検知し
てしまう可能性がある。
【0046】図8は図6の変形例であり、主光信号の波
長成分が主光信号の波長成分以外の成分に接近するのを
回避する例を示す図である。本図に示すように、図6と
比較して、光バンドパスフィルタ202に代わり、可変
波長光バンドパスフィルタ501が設けられ、さらに、
CPU403にフィルタ制御部502が設けられる。
【0047】光カプラ201と受光素子203の間に可
変波長光バンドパスフィルタ501が接続され、可変波
長光バンドパスフィルタ501は中心波長を可変にする
ことができる。フィルタ制御部502は、光バンドパス
フィルタ103の中心波長λsをモニタし、モニタ結果
に基づいて、可変波長光バンドパスフィルタ501の中
心波長を変更する制御を行う。
【0048】図9は、可変波長光バンドパスフィルタ5
01の中心波長変更例を示す図である。本図に示すよう
に、光バンドパスフィルタ103の中心波長λsと可変
波長光バンドパスフィルタ501の中心波長λnが接近
した場合には、CPU403のフィルタ制御部502は
この接近をモニタし、可変波長光バンドパスフィルタ5
01の中心波長λnをλn’に変更して、可変波長光バ
ンドパスフィルタ501の中心波長λ’と光バンドパス
フィルタ103の中心波長とが離れるようにする。
【0049】これにより、主光信号の波長成分と主光信
号の波長成分以外の成分との接近回避が可能になる。ま
た、中心波長を変えて、複数の波長成分を抽出すること
で、ダイオードの経時変化による主光信号の波長のずれ
など適応でき、正確に主光信号の波長成分とノイズ成分
のレベル差を検出できるようになる。図10は図8の変
形例であり、特に波長多重伝送時の例を示す図である。
本図に示すように、図8と比較して、光バンドパスフィ
ルタ103に代わり、光多重分離(DMUX)部601
が設けられる。
【0050】光カプラ201の出力側には光多重分離部
601が接続され、光多重分離部601は、複数の光バ
ンドパスフィルタの機能を有し、波長多重された光信号
から波長λs0、λs1、λs2、…、λsmの光信号
を抽出する。さらに、波長多重数に対応して、光/電気
変換部104、3R回路107、I/V変換部303、
A/D変換器402に加えて、光/電気変換部104−
1、クロック断検出回路108−1、I/V変換部30
3−1、A/D変換器402−1、…、光/電気変換部
104−m、3R回路107−m、I/V変換部303
−m、A/D変換器402−mが設けられる。
【0051】3R回路107、3R回路107−1、
…、3R回路107−mの各々からは波長λs0、λs
1、λs2、…、λsmの光信号に対するデータ信号、
クロック信号が出力される。また、光/電気変換部10
4−1には、受光素子105−1、前置増幅器106−
1が設けられ、…、光/電気変換部104−mには、受
光素子105−m、前置増幅器106−mが設けられ
る。
【0052】また、3R回路107−1にはクロック断
検出回路108−1が設けられ、…、3R回路107−
mにはクロック断検出回路108−mが設けられる。光
多重分離部601の出力側には光/電気変換部104、
光/電気変換部104−1、…、光/電気変換部104
−mが接続される。さらに、A/D変換器402−1、
…、A/D変換器402−mの出力がCPU403に接
続される。
【0053】さらに、クロック断検出回路108−1、
…、クロック断検出回路108−mの出力がCPU40
3に接続される。図11は光信号のスペクトル、光DM
UX601及び可変波長光バンドパスフィルタ501の
通過特性を示す図である。前置光直接増幅器101の出
力の光信号は、正常の場合、本図(a)に示すようなス
ペクトルをしており、主光信号の波長(λs0、λs
1、λs2、λs3、…、λsm)位置にピークのレベ
ルを有する。それに対して、主光信号の波長成分以外の
波長(λn)成分であるノイズ成分は、レベルが非常に
小さいため、主光信号の波長成分に対して一定以上のレ
ベル差をもたらす。
【0054】光多重分離部601、可変波長光バンドパ
スフィルタ501の通過特性は本図(b)に示す通りで
ある。本図(c)に示すように、光多重分離部601は
主光信号の波長(λs0、λs1、λs2、λs3、
…、λsm)成分を抽出し、可変波長光バンドパスフィ
ルタ501は、主光信号の波長成分以外の波長(λn)
成分であるASEノイズ成分を抽出する。
【0055】抽出された主光信号の波長(λs0、λs
1、λs2、λs3、…、λsm)成分の各々と抽出さ
れた主光信号の波長成分以外の波長(λn)成分との間
に、一定以上のレベル差を生じた時に正常と判断し、一
定未満のレベル差しか生じない時に、CPU403によ
り異常との判断が行われる。CPU403は主光信号の
波長毎に光信号断アラーム信号を出力する。
【0056】さらに、CPU403のフィルタ制御部5
02の入力側には光多重分離部601が接続され、主光
信号の波長毎に、可変波長光バンドパスフィルタ501
との中心波長との接近をモニタし、接近する主光信号が
ある場合には、フィルタ制御部502により、可変波長
光バンドパスフィルタ501の中心波長が変更され接近
が回避される。
【0057】波長多重伝送の場合には、主光信号の波長
間隔は非常に狭く(例:0.8nm)、可変波長光バン
ドパスフィルタ501の中心波長が主光信号波長間に位
置する場合には、CPU403のフィルタ制御部502
で検出された波長の情報をパラメータとして、可変波長
光バンドパスフィルタ501の中心波長に対して、帰還
制御を行うことで、精度よく、可変波長光バンドパスフ
ィルタ501の中心波長の変更を行うことが可能にな
る。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
入力される光信号の波長成分だけを抽出し、光信号から
分岐される光信号のうち、光信号の波長成分以外の波長
成分を抽出し、抽出された前記光信号の波長成分のレベ
ルと抽出された光信号の波長成分以外の波長成分レベル
との差に基づいて入力される光信号の異常を判別するよ
うにしたので、光受信器の入力にASEのような白色ノ
イズが混入、発生しても、光信号の異常検出が確実に行
える。
【0059】すなわち、入力される光信号の状態を検知
することが可能になり、上記のレベルの差が小さい場合
には、S/Nが非常に悪い信号か又はノイズ成分のみで
あると判別される。これにより入力される光信号がノイ
ズ成分だけの場合でも、確実に異常の検出が可能にな
る。また、光受信の入力段における前置光直接増幅器の
故障、劣化により、S/Nの悪い信号が入力された場
合、前置光直接増幅器の異常を検出することが可能にな
る。
【0060】また、入力された光信号のレベル低下、ク
ロック信号のレベル低下が無くても、上記レベル差が小
さい場合には、入力される光信号の異常が検出される。
さらに、入力される光信号の波長が移動して、光信号の
波長成分以外の波長成分に接近しても、光信号の波長成
分以外の波長成分を可変にするので、入力される光信号
の波長移動に対しても適用可能である。さらに、入力さ
れる光信号が波長多重されていても、波長毎に前記光信
号の波長成分のレベルと光信号の波長成分以外の波長成
分レベルとの差に基づいて入力される光信号の異常を判
別するので、波長多重されている入力光信号の波長多重
に対しても適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光受信器の入力信号異常検出シス
テムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】光信号のスペクトル、光バンドパスフィルタ1
03及び光バンドパスフィルタ202の通過特性を示す
図である。
【図3】図1における論理和回路109の処理動作を説
明するフローチャートである。
【図4】図1の変形例を示す図である。
【図5】図4におけるPLD305の処理動作を説明す
るフローチャートである。
【図6】図4の変形例を示す図である。
【図7】主光信号の波長λsの移動に伴う光バンドパス
フィルタ103の中心波長λsと光バンドパスフィルタ
202の中心波長の関係を示す図である。
【図8】図6の変形例であり、主光信号の波長成分が主
光信号の波長成分以外の成分に接近するのを回避する例
を示す図である。
【図9】可変波長光バンドパスフィルタ501の中心波
長変更例を示す図である。
【図10】図8の変形例であり、特に波長多重伝送時の
例を示す図である。
【図11】光信号のスペクトル、光DMUX601及び
可変波長光バンドパスフィルタ501の通過特性を示す
図である。
【図12】本発明の前提となる光受信器の概略構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】
101…前置光直接増幅器 102…光入力断検出回路 103、202…光バンドパスフィルタ 104、104−1〜104−m…光/電気変換部 105、105−1〜105−m、203…受光素子 106…前置増幅器 107、107−1〜107−m…3R回路 108、108−1〜108−m…クロック断検出回路 109…論理和回路 201…光カプラ 204、205…検出器 206…判別器 301、303、303−1〜303−m…I/V変換
部 302、304…LOG変換部 305…PLD 401、402、402−1〜402−m…A/D変換
器 403…CPU 501…可変波長光バンドパスフィルタ 502…フィルタ制御部 601…光多重分離部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 10/08 H04B 10/00 H04J 14/00 H04J 14/02

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光信号を入力する光受信器の入力信号異
    常検出システムにおいて、 入力される光信号の波長成分だけを通過させ、光信号の
    波長の移動に伴って中心波長の移動を行う第1の光バン
    ドパスフィルタ手段と、 前記光信号から分岐される光信号のうち、前記光信号の
    波長成分以外の波長成分を通過させる第2の光バンドパ
    スフィルタ手段と、 前記第1の光バンドパスフィルタ手段を通過する光信号
    のレベルと前記第2の光バンドパスフィルタ手段を通過
    する光信号のレベルとの差に基づいて入力される光信号
    の異常を判別する判別手段とを備え、前記第2の光バン
    ドパスフィルタ手段は、可変波長機能を有し、前記判別
    手段は、前記第1の光バンドパスフィルタ手段の中心波
    長をモニタし、モニタされる前記中心波長が前記第2の
    光バンドパスフィルタ手段の中心波長に接近する場合に
    は、前記第2の光バンドパスフィルタ手段の中心波長を
    モニタされる前記中心波長から離れるように変更制御す
    ることを特徴とする光受信器の入力信号異常検出システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記第1の光バンドパスフィルタ手段を
    通過する波長成分の光信号のレベルと前記第2の光バン
    ドパスフィルタ手段を通過する波長成分の光信号のレベ
    ルとの差が所定値よりも大きい場合には、入力光信号を
    正常と判別し、前記差が所定未満の場合には、入力光信
    号を異常と判断することを特徴とする、請求項1に記載
    の光受信器の入力信号異常検出システム。
  3. 【請求項3】 さらに、入力される光信号のレベル低下
    を検出して入力信号の異常を検出する光入力断検出回路
    手段と、 前記光信号のクロック信号のレベル低下を検出して入力
    信号の異常を検出するクロック断検出回路手段とを設
    け、 前記判別手段の異常検出、前記光入力断検出回路手段の
    異常検出、前記クロック断検出回路手段の異常判断の論
    理和により入力光信号の異常を決定することを特徴とす
    る、請求項1に記載の光受信器の入力信号異常検出シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記判別手段は、前記第1の光バンドパ
    スフィルタ手段、前記第2の光バンドパスフィルタ手段
    を通過する各光信号を光電流に変換し、変換された光電
    流を電圧信号に変換し、変換された電圧信号をLOGに
    変換し、LOG変換された電圧同士の差に基づいて入力
    される光信号の異常を判別することを特徴とする、請求
    項1に記載の光受信器の入力信号異常検出システム。
  5. 【請求項5】 前記判別手段は、前記第1の光バンドパ
    スフィルタ手段、前記第2の光バンドパスフィルタ手段
    を通過する波長成分の各光信号を光電流に変換し、変換
    された光電流を電圧信号に変換し、変換された電圧信号
    をアナログ信号からディジタル信号に変換し、予め登録
    された対応表から、変換されたディジタル信号を光信号
    のレベルに換算して、ディジタル信号同士の差に基づい
    て入力される光信号の異常を判別することを特徴とす
    る、請求項1に記載の光受信器の入力信号異常検出シス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記第1の光バンドパスフィルタ手段
    は、多重分離機能を有し、入力される光信号が波長多重
    の光信号の場合には、波長毎に光信号を抽出し、前記判
    別手段は、抽出された各波長の前記光信号のレベルと、
    前記第2の光バンドパスフィルタ手段を通過する光信号
    のレベルの差に基づいて入力される光信号の異常を判別
    することを特徴とする、請求項1に記載の光受信器の入
    力信号異常検出システム。
  7. 【請求項7】 前記光信号と、前記光信号から分岐され
    る光信号の分岐比を10:1とすることを特徴とする、
    請求項1に記載の光受信器の入力信号異常検出システ
    ム。
  8. 【請求項8】 光信号を入力する光受信器の入力信号異
    常検出方法において、 入力される光信号の波長成分だけを抽出する工程と、 前記光信号の波長の移動に伴って抽出を行う第1の中心
    波長の移動を行う工程と、 光信号が抽出される前記第1の中心波長をモニタする工
    程と、 前記光信号から分岐される光信号のうち、前記光信号の
    波長成分以外の波長成分を抽出する工程と、 抽出された前記光信号の波長成分のレベルと抽出された
    前記光信号の波長成分以外の波 長成分レベルとの差に基
    づいて入力される光信号の異常を判別する工程と、 モニタされた前記第1の中心波長が前記光信号の波長成
    分以外の波長成分が抽出される第2の中心波長に接近す
    る場合には前記第2の中心波長を前記第1の中心波長か
    ら離れるように変更する工程とを備えることを特徴とす
    る光受信器の入力信号異常検出方法。
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