JP2000223864A - フレキシブル基板の曲げ成形方法および曲げ成形装置、ならびにヒータボード付きフレキシブル基板を組み込んだ液体噴射記録ヘッド - Google Patents

フレキシブル基板の曲げ成形方法および曲げ成形装置、ならびにヒータボード付きフレキシブル基板を組み込んだ液体噴射記録ヘッド

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JP2000223864A
JP2000223864A JP1926899A JP1926899A JP2000223864A JP 2000223864 A JP2000223864 A JP 2000223864A JP 1926899 A JP1926899 A JP 1926899A JP 1926899 A JP1926899 A JP 1926899A JP 2000223864 A JP2000223864 A JP 2000223864A
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bending
flexible
lot
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Katsumi Ishihara
勝己 石原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フレキシブル基板にクラックや銅箔の亀裂等
の欠陥を発生させることなくフレキシブル基板を所望の
角度や形状に曲げ成形することが可能なフレキシブル基
板の曲げ成形方法および曲げ成形装置を提供する。 【解決手段】 ポリイミド樹脂等の基材と銅箔とカバー
コート材としてのレジスト材からなるフレキ基板(TA
Bフィルム)1を固定手段110によりその一端を位置
決めして固定し、端部クランパ123によりフレキ基板
1の他端を把持しかつ常時張力を与えながら、端部クラ
ンパ123の回動によってフレキ基板1を基準径のロッ
ト棒102に一定角度密着巻きさせ、一定温度に制御さ
れたヒータブロック131でフレキ基板1のレジスト材
表面を一定時間加圧しながら加熱し、その後に冷却す
る。これにより、フレキ基板1をクラック等の発生を最
小限に押さえつつ所定位置で所定角度に曲げ成形するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気回路基板とし
て使用されるフレキシブル基板を成形加工する曲げ成形
方法および曲げ成形装置、ならびに該曲げ成形方法によ
り曲げ成形されたヒータボード付きフレキシブル基板を
組み込んだ液体噴射記録ヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、バブルジェットプリンタやインク
ジェットプリンタ等の液体噴射記録ヘッドにおいては、
特開平5−138887号公報に記載されているよう
に、インクの吐出エネルギーを発生する吐出エネルギー
発生素子としての複数の電気熱変換素子(ヒータ)とこ
れらの電気熱変換素子を駆動する駆動回路を形成したベ
アチップICであるヒータボードと、複数の吐出孔やイ
ンク流路を備えた溝付き天板とを接合して構成され、外
部から入力される画像信号に対応した信号を電気熱変換
素子(ヒータ)に印加するための電気配線基板がベアチ
ップICであるヒータボードに接続されており、この電
気配線基板としては、ガラスエポキシの電気配線PCB
基板を用いている。
【0003】この種の液体噴射記録ヘッドの製造方法と
しては、アルミ板上に電気配線PCB基板を貼り合わ
せ、次工程でアルミ板の同一面にベアチップICである
ヒータボードをダイボンディングし、さらに、PCB基
板とヒータボードの電気端子間をワイヤボンディングで
接続配線し、その後、天板の吐出孔をヒータボードの電
気熱変換素子(ヒータ)の位置に高精度で位置合わせし
固定して製作されていた。
【0004】しかしながら、PCB基板を使用すると、
液体噴射記録ヘッドなどの製品の小型高密度化が難し
く、さらに、高精度なダイボンディングやワイヤボンデ
ィングなど高価な設備が生産タクトの遅い最終の組立装
置内に必要になるなどの問題点がある。
【0005】近年、ベアチップICと外部機器を接続す
る手段としてTAB実装が用いられるようになってい
る。このTAB実装によれば、ワイヤボンディングなど
の装置は不要となり、高価なTAB実装装置を生産タク
トの遅い最終組立ラインと分離して、TAB実装を高速
に行なうことができ、製品コストを大幅に下げることが
可能である。また、TAB実装に使用される電気配線基
板は通常フレキシブルな基板で自在に曲げて3次元的に
配置することができ、液体噴射記録ヘッドなどの製品の
小型高密度化が可能になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、TABフィ
ルムに用いられるようなフレキシブル基板(以下、単に
フレキ基板ともいう。)の材料は、一般的に、ベースフ
ィルム(基材)としてのポリイミド樹脂、パターン形成
された銅箔等の導体パターン、そしてカバーコート材と
してのポリイミド樹脂または薄膜レジスト材、およびこ
れらを接合する接着材で構成されており、非常に薄く柔
軟で可撓性が高いけれども、単純な機械曲げ加工では鋭
角な曲げ成形を行なうことはできない。
【0007】TABフィルムに用いられるフレキ基板は
折曲げ自在であるけれども、特開平6−152077号
公報等に記載されているように、ある形状を維持しよう
とするときには別部材を付加する必要があった。
【0008】また、液体噴射記録ヘッドのようにフレキ
基板に実装されたヒータボード(ベアチップIC)を高
精度に位置決めするとき、フレキ基板を曲げ成形するこ
となく湾曲させて組み込むと、その曲げの反力により大
きな摩擦力が働き、その位置決め精度が悪化してしま
う。また、この反力によりボンディングされたヒータボ
ードが切れてしまう危険性がある。
【0009】すなわち、TAB実装技術のメリットを生
かすように、液体噴射記録ヘッド等の製品にTABフィ
ルム(フレキ基板)を展開するには、従来技術では次の
ような問題点があった。
【0010】(1) フレキ基板に別部材を付加してフレキ
基板の形状を形成する場合には、新たな部品や貼り合わ
せ工数が必要となり、そのためのコストを要し、製品が
高価になる。
【0011】(2) フレキ基板単体で鋭角的な曲げ成形を
行うことができず、無理に曲げ部の角度をきつくして機
械曲げすると、フレキ基板のカーバーコート材に微小ク
ラックを発生させたり、銅箔の亀裂を発生させてしま
う。
【0012】そこで、本発明は、上記の従来技術の有す
る未解決の課題に鑑みてなされたものであって、フレキ
シブル基板にクラックや銅箔の亀裂等の欠陥を発生させ
ることなくフレキシブル基板を所望の角度や形状に曲げ
成形することが可能なフレキシブル基板の曲げ成形方法
および曲げ成形装置、ならびに該曲げ成形方法により曲
げ成形されたフレキシブル基板を組み込んだ液体噴射記
録ヘッドを提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のフレキシブル基板の曲げ成形方法は、基材
と銅箔とカバーコート材としてのレジスト材からなるフ
レキシブル基板をその一端を位置決めして固定する工程
と、前記フレキシブル基板の他端を把持し、常時張力を
与えながら、前記フレキシブル基板をその基材側の曲げ
位置に配した基準径のロット棒に一定角度密着巻きする
密着巻き工程と、前記密着巻きされたフレキシブル基板
の前記ロット棒上の前記レジスト材表面を一定温度の熱
源により一定時間加熱し、その後に冷却する加熱工程と
からなることを特徴とする。
【0014】本発明のフレキシブル基板の曲げ成形方法
においては、フレキシブル基板をその一端を位置決めし
て固定した状態で、前記フレキシブル基板とロット棒の
相対位置を変更して、密着巻き工程と加熱工程を複数行
なうことが好ましい。
【0015】本発明のフレキシブル基板の曲げ成形方法
においては、フレキシブル基板がベアチップICを実装
したTABフィルムであることが好ましい。
【0016】そして、本発明のフレキシブル基板の曲げ
成形装置は、基材と銅箔とカバーコート材としてのレジ
スト材からなるフレキシブル基板をその一端を位置決め
して固定する固定手段と、前記フレキシブル基板の他端
を把持し該フレキシブル基板に常時張力を与える張力把
持手段と、前記フレキシブル基板をその基材側の曲げ位
置に配した基準径のロット棒と、前記フレキシブル基板
を前記ロット棒に一定角度密着巻きさせる把持部回転手
段と、前記ロット棒に密着巻きされたフレキシブル基板
の前記ロット棒上の前記レジスト材表面を一定温度に加
熱する加熱手段と、前記ロット棒と前記フレキシブル基
板の相対位置を変更する手段と、前記フレキシブル基板
のロット棒への密着巻き付け、加熱および冷却を少なく
とも1回以上行なわせるように制御する制御手段とから
なることを特徴とする。
【0017】本発明のフレキシブル基板の曲げ成形装置
においては、フレキシブル基板がベアチップICを実装
したTABフィルムであることが好ましい。
【0018】さらに、本発明の液体噴射記録ヘッドは、
請求項1ないし3のいずれか1項記載のフレキシブル基
板の曲げ成形方法により曲げ成形されたヒータボード付
きフレキシブル基板を組み込んだことを特徴とする。
【0019】
【作用】本発明の曲げ成形方法および曲げ成形装置によ
れば、フレキ基板を機械的に曲げかつカバーコート材を
加熱することにより、所定の基準径を有するロット棒で
曲げ成形部分でのクラックを最小限に押さえかつ加熱に
よりレジスト材をクラックなく変形させ、その後の冷却
で形状を記憶させることができ、フレキ基板を所定位置
で所定角度に曲げ成形することが可能となり、しかも、
従来のように別部材を必要としない。さらに、曲げ成形
時において、フレキ基板に張力を掛けながらその端部を
把持して曲げ成形するようにしたことにより、フレキ基
板を滑らかにスムーズに曲げることができ、そして、そ
の端部に極く接近した部分でも曲げ成形することができ
る。
【0020】さらに、液体噴射記録ヘッドの例のように
天板に組み込む前にフレキ基板を曲げ成形することで、
ヒータボードと天板間のフレキ基板の曲げ反力を著しく
低下させることができ、強度のないTAB実装ICの断
線事故を防ぐことができ、高精度な位置合わせを必要と
する天板とヒータボードの位置合わせの際のフレキ基板
の曲げ反力により増大する摩擦力を低減でき、高精度の
位置合わせを可能とする。さらに、フレキ基板の曲げ形
状を一定にすることができるため、フレキ基板を固定し
た後の天板とヒータボード間の封止工程も安定して行な
うことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
【0022】本発明の対象例である液体噴射記録ヘッド
に組み込むフレキ基板(TABフィルム)の構成につい
て、先ず図4を参照して説明する。
【0023】図4の(a)はベアチップICであるヒー
タボードを実装したフレキ基板(TABフィルム)の構
成の模式的な断面図であり、(b)はヒータボードを実
装したフレキ基板およびアルミ放熱板を示す斜視図であ
り、(c)はヒータボードをTABテープに実装する態
様を説明する説明図である。
【0024】液体噴射記録ヘッドに組み込まれるフレキ
基板1を構成するTABフィルムは、図4の(a)およ
び(b)に図示するように、基材としてのベースフィル
ム11と導体パターンとしての銅箔12とカバーコート
材13およびこれらを接合する接着剤で形成され、ベー
スフィルム11の素材としては一般的にポリイミド樹脂
のシートが用いられ、そして、カバーコート材13とし
ては一般的にポリイミド樹脂またはソルダレジスト等の
薄膜レジスト材が用いられている。このようにTABフ
ィルムは、非常に薄く、電気配線基板として非常に柔軟
でかつ可撓性が高いフレキシブルな基板となっている。
そして、TABフィルムにTAB実装されるベアチップ
ICであるヒータボード2には、インクに吐出エネルギ
ーを付与する吐出エネルギー発生素子としての電気熱変
換素子(ヒータ)2aが溝付き天板の液流路列に対応し
た間隔で複数個形成されている。ベアチップIC(ヒー
タボード)2とフレキ基板1の接続は、ICに構成され
たヒータパターン面のボンディング部2cと金メッキさ
れた銅箔14で結合され、フレキ基板1のベースフィル
ム11側には外部の電気機器接点と電気接続するための
複数のコンタクトパッド(接点)15が所定のパターン
形状で形成され、スルーホール16を介して銅箔13と
導通されている。また、29はベアチップIC(ヒータ
ボード)2に発生する熱を放熱するための放熱用アルミ
板であり、ベアチップIC(ヒータボード)2のヒータ
2aを形成した面2bの反対側に接着される。
【0025】なお、本発明の曲げ成形方法を適用するT
ABフィルムには、カバーコート材としては、ガラス転
移点を有する樹脂、すなわち、ある温度で柔らかくなる
性質の樹脂、例えば、エポキシ樹脂等を用いることが好
ましい。
【0026】また、ベアチップIC(ヒータボード)2
をTABフィルムに実装する際の形態を図4の(c)に
示す。テープ両側縁に沿って送り穴18が穿設されたT
ABテープ17に複数の電気配線基板1を設け、これら
の電気配線基板1にベアチップIC(ヒータボード)2
を順次連続的にボンディングする。これにより、高速で
かつ高精度にボンディングすることができる。
【0027】このようにベアチップIC(ヒータボー
ド)2が実装されたフレキ基板1は、本例における液体
噴射記録ヘッドに組み込む際には、約110°の角度で
大きく曲げて組み込むことが好ましい。これは、液体噴
射記録ヘッドにおいて、フレキ基板に実装されているヒ
ータボードの位置およびフレキ基板の他端部の外部との
接触位置が、記録ヘッドの天板の形状により定まってお
り、また、中間部の湾曲部と天板の隙間もフレキ基板組
み込み後の工程である封止材塗布の作業スペース(封止
材塗布機のノズルスペース)が必要であるからである。
そして、フレキ基板の曲げ成形においても形状精度を要
求されることになる。
【0028】これらを満足させる方法として、フレキ基
板(TABフィルム)の所定の位置2か所を順次曲げる
方法で上記の要求を満足する曲げ形状を実現することが
できる。図3の(f)において、L1とL2の2か所が
曲げ成形位置であり、後述する曲げ成形装置により、ベ
アチップIC側に遠い方から曲げ成形加工を行なうよう
にしている。
【0029】次に、本発明のフレキ基板の曲げ成形装置
の構成について、図1および図2を参照して説明する。
【0030】図1および図2において、フレキ基板の曲
げ成形装置100は、概略的に、フレキ基板1を位置決
めし固定する固定手段110と、フレキ基板1の他端を
把持してフレキ基板1に常時張力を与える張力把持手段
120と、フレキ基板の基材側の曲げ位置に配置される
基準径のロット棒(基準棒)102と、フレキ基板1を
ロット棒102に密着巻きさせる把持部回転手段(ロー
タリシリンダ)121と、ロット棒102に密着巻きさ
れたフレキ基板1を加熱する加熱手段130と、これら
の各手段の作動を制御する制御手段(不図示)とを備え
ている。
【0031】フレキ基板1のベースフィルム(基材)2
0側の曲げ位置に配置される基準径のロット棒102
は、基台105上に立設された一対の支柱103に固定
され、フレキ基板1の曲げ成形における曲率の基準とな
るものであり、本例においては、直径2mmの断面円形
状とした。なお、フレキ基板1に当接しない部分は切除
しておくこともできる。
【0032】フレキ基板1を位置決めし固定する固定手
段110において、フレキ基板1を真空吸着して仮固定
するための複数の吸引孔112が形成されたフレキ基板
の載置台111は、この載置台111を上下方向に移動
させる上下移動スライダ113と、上下移動スライダ1
13を保持して基台105上で左右方向水平に移動駆動
されるガイド付き水平移動スライダ114に支持されて
いる。載置台111には、さらにフレキ基板1の端部を
突き当ててそのフレキ基板1の位置決めをする一対の位
置決め基準部材115(図2参照)が設けられ、そして
フレキ基板1の両側縁を押圧して固定する一対のクラン
パ116が設けられている。このクランパ116は図示
しない駆動部材により上下方向に駆動されるように構成
されており、図示するクランパ116はフレキ基板1に
固定されている放熱アルミ板29を上方から押圧するよ
うに構成されている。
【0033】このように構成された固定手段110にお
いて、フレキ基板1は、載置台111上に載置されて吸
引孔112を介して真空吸着され仮固定された後に、位
置決め基準部材115に突き当てられて位置決めされ、
その後にクランパ116の作動により載置台111に固
定される。そして、水平移動スライダ114をエアシリ
ンダの駆動により移動させて載置台111を移動させる
ことによって、載置台111に固定されたフレキ基板1
をロット棒102に対して相対的に移動させることがで
きる。
【0034】フレキ基板1の他端を把持してレキ基板に
常時張力を与える張力把持手段120は、ロット棒10
2を挟んで固定手段110に対向して配置され、基台1
05に立設された一対の支柱122aに回転自在に軸支
された回転枠体122と、この回転枠体122上に配設
されてフレキ基板1の他端部を把持する端部クランパ1
23とからなる。回転枠体122は、回転手段としての
ロータリシリンダ121により回転駆動され、その回転
中心はロット棒102の軸芯Oに一致するように配置さ
れる。そして、フレキ基板1の他端部を把持する端部ク
ランパ123は、回転枠体122上でロット棒102に
対して接離する方向に移動可能に配設され、回転枠体1
22との間に掛けられたクランパ引張ばね124により
ロット棒102に対して離れる方向に引っ張られてい
る。したがって、固定手段110により固定されたフレ
キ基板1の他端部を端部クランパ123で把持すること
により、フレキ基板1に一定荷重の張力を常時付与する
ことができる。フレキ基板1にかける張力を調整しうる
ように調整可能なクランプストッパ125を回転枠体1
22に装着する。なお、本実施例では約300〜500
gfの張力をかけるようにしている。
【0035】そして、回転手段としてのロータリシリン
ダ121は、フレキ基板1をセットする水平位置(図1
に図示する位置)を初期位置として、その初期位置から
図1において反時計方向に約160°回転しうるように
調整されており、適宜の角度調整機構により回転角度を
調整するように構成することができる。
【0036】加熱手段130は、図1および図2におい
て、ロット棒102の右方に配置されており、基台10
5上でエアシリンダにより駆動されるガイド付き水平移
動スライダ134と、この水平移動スライダ134上に
配置されてヒータブロック131を支持する断熱部材1
33と、断熱部材133上で左右方向に移動可能に配設
され、押しばね135により左方向に付勢されたヒータ
ブロック131から構成されている。ヒータブロック1
31は、カートリッジヒータ131bと図示しない熱電
対および温度コントローラにより一定の温度に加熱しそ
の温度に維持できるように構成され、ヒータブロック1
31の左側面には、ロット棒102とこれに密着巻きさ
れるフレキ基板1を押し付け加熱できるように、ロット
棒102の半径にフレキ基板1の厚さを加えた長さより
やや大きい曲率半径をもってアール加工を施して円弧状
の凹部131aが形成されている。
【0037】このように構成された加熱手段130にお
いて、フレキ基板1がロット棒102に密着巻きされた
状態で、ヒータブロック131は、水平移動スライダ1
34のエアシリンダの駆動により、図中左方向へ移動
し、ヒータブロック131の凹部131aがロット棒1
02に密着巻きされたフレキ基板1のカバーコート材1
3に当接されて、押しばね135の付勢力により一定荷
重が付加され、この状態でフレキ基板1のカバーコート
材13を加熱する。この際の押しばね135により付加
する荷重は、調整可能に設定されており、本例では約1
kgfの荷重を付加するように調整してある。
【0038】また、図示しない制御手段は、曲げ成形動
作を制御するためのシーケンスに沿って各手段を制御す
る。
【0039】次に、本発明のフレキ基板の曲げ成形装置
100によるフレキ基板の曲げ成形手順を図3の(a)
ないし(e)に沿って説明する。なお、図3の(f)に
は、フレキ基板1において、2か所の曲げ成形位置L1
およびL2と、曲げ成形位置L1における第1回の曲げ
成形加工後の形状を破線で図示し、曲げ成形位置L2に
おける第2回の曲げ加工後の形状を実線で示し、最終的
に約110°曲げ成形された形状を示す。
【0040】ステップ1(図3の(a)):フレキ基板
1を、そのカバーコート材13を下にして、固定手段1
10の載置台111に載せ、吸引孔112を介して真空
吸着して仮固定し、その状態でフレキ基板1をやや移動
させて位置決め基準部材115に突き当てて位置決め
し、その後、クランパ116を作動させてフレキ基板1
を載置台111に固定する。
【0041】ステップ2(図3の(b)):エアシリン
ダの駆動により水平移動スライダ114および載置台1
11を移動させて、フレキ基板1の初期の曲げ成形位置
L1をロット棒102の下に移動させる。そして、張力
把持手段120の端部クランパ123によりフレキ基板
1の他端を把持する。その後、引張ばね124により端
部クランパ123を引っ張ることによりフレキ基板1に
所定荷重の張力を作用させる。この状態で、回転手段と
してのロータリシリンダ121を作動させ、回転枠体1
22および端部クランパ123をロット棒102の軸芯
Oを中心にして図中反時計方向に回転させる。この端部
クランパ123の回転により、フレキ基板1は、その初
期の曲げ成形位置L1においてロット棒102に密着し
て曲げられる。このとき、ロータリシリンダ121の回
転角は、フレキ基板1の要求曲げ角より大きく取る必要
があり、本例では、フレキ基板1の要求曲げ角を約55
°として、ロータリシリンダ121の回転角を160°
とした。
【0042】ステップ3(図3の(c)):加熱手段1
30の水平移動スライダ134をエアシリンダにより駆
動して、ステップ2で曲げられているフレキ基板1のレ
ジスト材13面側に対してヒータブロック131を押圧
させるように移動させる。ヒータブロック131は予め
カートリッジヒータ131bと図示しない熱電対および
温度コントローラにより一定温度に加熱制御されてお
り、その凹部131aを、押しばね135の付勢力によ
り、ロット棒102に密着巻きされているフレキ基板1
のカバーコート材22の表面に押し付け加熱し、一定時
間加熱する。本例では、ヒータブロック131の加熱温
度を85℃とした。なお、この温度は、フレキ基板1の
カバーコート材13として用いるレジスト材に応じて設
定する温度であり、ガラス転移点を有する(すなわち、
ある温度で柔らかくなる性質の)レジスト材においては
ガラス転移点近傍の温度に設定する。
【0043】このように、一定温度に加熱制御されたヒ
ータブロック131により押し付け圧を一定にして一定
時間加熱し、フレキ基板1を曲げ成形する。その後、水
平移動スライダ134をエアシリンダにより駆動して、
ヒータブロック131をフレキ基板1から離し、加熱手
段130を元の位置に後退させる。そして、フレキ基板
1を室温冷却する。
【0044】ステップ4(図3の(d)):次いで、フ
レキ基板1の別の箇所の曲げ成形を行なうために、フレ
キ基板1の曲げ成形位置L2をロット棒102の下面に
位置させるように、水平移動スライダ114をエアシリ
ンダにより駆動して載置台111とともにフレキ基板1
を移動させる。そして、再度ステップ2と同様の手順に
より、フレキ基板1の曲げ成形位置L2の部分をロット
棒102に密着巻きして機械的に曲げる。
【0045】ステップ5(図3の(e)):そして、ス
テップ3と同様の手順によりフレキ基板1を加熱し、曲
げ成形する。その後、加熱手段130を後退させて、フ
レキ基板1を室温冷却する。そして、張力把持手段12
0の端部クランパ123を解放してフレキ基板1の端部
の把持を離すとともに、固定手段110の載置台111
のクランパ116を解除して、曲げ成形されたフレキ基
板が完成する(図3の(f)参照)。
【0046】以上のように、フレキ基板1を機械的に曲
げかつカバーコート材13を加熱することにより、所定
の基準径を有するロット棒102で曲げ成形部分でのク
ラックを最小限に押さえかつ加熱によりレジスト材13
をクラックを生じさせることなく変形させ、その後の冷
却で形状を記憶させることができ、フレキ基板1を所定
位置で所定角度に曲げてその形状を記憶させることがで
きる。また、特に、フレキ基板1のカバーコート材13
としてのレジスト材にガラス転移点を有するエポキシ樹
脂等のレジスト材を用いる場合には、フレキ基板を機械
的に曲げ、そしてフレキ基板1のカバーコート材13を
そのガラス転移点近傍の温度に加熱することによって、
フレキ基板1をより一層曲げ成形しやすさが増大する。
【0047】また、前述した曲げ成形角度は、加熱ヒー
タの温度、加熱時間、ロット棒の径、フレキ基板の各材
料の厚さ、曲げ成形箇所の数、機械的な曲げ角(ロータ
リシリンダの回転角度)等により所望の角度に任意に規
定することができる。
【0048】本実施例においては、フレキ基板を加熱す
るために、ヒータブロックをフレキ基板に押し付けるこ
とにより行なっているが、その他の雰囲気炉等のフレキ
基板のカバーコート材を加熱(冷却)できるものであれ
ば、他の手段でも実現することができる。
【0049】次に、以上のように曲げ成形されたベアチ
ップIC(ヒータボード)付きフレキシブル基板1(T
ABフィルム)を用いる液体噴射記録ヘッドの組み立て
方法について、図5を参照して説明する。
【0050】図5の(a)は曲げ成形されたフレキ基板
(TABフィルム)を組み込む態様を示し、(b)は組
み込まれたフレキ基板のヒータボードとノズル列方向で
の天板の溝の位置調整状態を示し、(c)はその拡大図
であり、(d)は液体噴射記録ヘッドの概略的な構成を
図示する斜視図である。
【0051】(1) ノズル孔列30aとこのノズル孔列3
0aに対応する液流路列が設けられた天板30を位置決
め固定する。
【0052】(2) 予め所定の角度(例えば、約110
°)に曲げ成形されているヒータボード付きフレキ基板
1を天板30に組み込む。
【0053】なお、フレキ基板1は、液体噴射記録ヘッ
ドに組み込む前に、TABテープ上のコンタクトパッド
15の裏側に天板接着用の接着剤としてホットメルトシ
ート33を仮固定されており、そして、組み込む前には
多数個のヒータボードの実装されたテープ状の状態から
一個づつ所定の形状に切断して使用する。さらに、ヒー
タボード(ベアチップIC)2に発生する熱を放熱する
ための放熱用アルミ板29を一個づつ分離されたフレキ
基板1のヒータボード2のヒータ面2bとは反対面に接
着する。
【0054】(3) ヒータボード2のヒータ2aを形成し
たヒータ面2bと天板30の液流路30b列面とを接し
た状態で、天板30のノズル孔列面(オリフィス面)に
ヒータボード2を一定力で押し付ける。
【0055】(4) ヒータボード2のヒータ面2bのヒー
タ列方向の各ヒータ2aの中心と天板30の液流路列方
向の各液流路30bの中心が一致するように、ヒータボ
ード2を高精度に移動し、各中心を合わせる。
【0056】(5) 天板30とヒータボード2の相対的位
置をずらさないまま、板ばね31をかけて、ヒータボー
ド2を天板30に固定する。
【0057】(6) ヒータボード2が実装されたフレキ基
板1の他端部側のコンタクトパッド15を天板30に対
して、それぞれに設けられている天板位置合わせ穴1c
と位置決め穴30cを介して位置決めし、予めコンタク
トパッド15の裏面側に仮固定されているホットメルト
シート33を加熱溶着させ、フレキ基板1のコンタクト
パッド15を天板30に固定する。
【0058】(7) 天板30とヒータボード2の隙間に封
止のための封止用樹脂を定量流し込み、天板30とヒー
タボード2の間からのインクの漏れを無くする。さら
に、フレキ基板1のヒータボード2側にも封止用樹脂を
流し込み、フレキ基板1の天板30への固定強度を増大
させる。
【0059】以上の工程により天板30の一方側に対す
るヒータボード付きフレキ基板1の組み込みが終了し、
天板30の他方側に対しても同様の工程を行なうことに
より、天板30の両側にそれぞれヒータボード2付きフ
レキ基板1を組み込むことができる。
【0060】(8) 両側にそれぞれヒータボード付きフレ
キ基板1を組み込まれた天板30をインクシール材34
を介してインクタンク32に接合させ、結合用ねじ等に
より組み上げる。
【0061】このように最終的に組み上がった液体噴射
記録ヘッドにおいては、天板30のノズル孔列30aお
よび液流路列30bとヒータボード2のヒータ列2a
は、高精度に位置決めされており、また、フレキ基板1
の接点パターン(コンタクトパッド)15も外部との接
点のために天板に対して精度良く位置決めされている。
さらに、封止用樹脂はヒータボード2のまわりを密閉し
てインク吐出用のノズル孔以外からのインクの漏れを防
止する。
【0062】さらに、ヒータボード付きフレキ基板1
を、天板30に組み込む前に、所定位置で所定角度に曲
げ成形しておくことにより、天板の組み込み時の角度が
大きくても、天板とヒータボードにかかるフレキ基板の
曲げ反力を最小限に押さえることができる。また、フレ
キ基板の外部との接点を設けた端部位置や曲げ位置を正
確に再現することが可能となる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フレキ基板を機械的に曲げかつカバーコート材を加熱す
ることにより、所定の基準径を有するロット棒で曲げ成
形部分でのクラックを最小限に押さえかつ加熱によりレ
ジスト材をクラックを生じさせることなく変形させ、そ
の後の冷却で形状を記憶させることができ、フレキ基板
を所定位置で所定角度に曲げ成形することが可能とな
り、しかも、従来のように別部材を必要としない。さら
に、曲げ成形時において、フレキ基板に張力を掛けなが
らその端部を把持して曲げ成形するようにしたことによ
り、フレキ基板を滑らかにスムーズに曲げることがで
き、そして、その端部に極く接近した部分でも曲げ成形
することができる。
【0064】さらに、液体噴射記録ヘッドの例のように
天板に組み込む前にフレキ基板を曲げ成形することで、
ヒータボードと天板間のフレキ基板の曲げ反力を著しく
低下させることができるため、(1) 強度のないTAB実
装ICの断線事故を防ぐことができ、(2) 高精度な位置
合わせを必要とする天板とヒータボードの位置合わせの
際のフレキ基板の曲げ反力により増大する摩擦力を低減
でき、高精度の位置合わせを可能とする。さらに、フレ
キ基板の曲げ形状を一定にすることができるため、(3)
フレキ基板を固定した後の天板とヒータボード間の封止
工程も安定して行なうことができる。
【0065】以上のように、本発明によれば、TAB実
装を生かした小型の液体噴射記録ヘッドのような製品を
提供することができ、また、製造装置コストダウンを図
ることができ、さらに、製造工数も削減できることから
より安価な液体噴射記録ヘッドのような製品を製造する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフレキシブル基板の曲げ成形装置の構
成を部分的に破断して示す模式的な側面図である。
【図2】本発明のフレキシブル基板の曲げ成形装置の構
成を示す模式的な平面図である。
【図3】本発明に基づくフレキシブル基板の曲げ成形工
程を示す工程図である。
【図4】本発明の対象例である液体噴射記録ヘッドに組
み込むフレキ基板(TABフィルム)の構成を示す図で
あり、(a)はベアチップICであるヒータボードを実
装したフレキ基板の構成の模式的な断面図であり、
(b)はヒータボードを実装したフレキ基板およびアル
ミ放熱板を示す斜視図であり、(c)はヒータボードを
TABテープに実装する態様を説明する説明図である。
【図5】本発明の対象例である液体噴射記録ヘッドの組
み立て方法を説明する概略図である。
【符号の説明】
1 フレキシブル基板(TABフィルム) 2 ヒータボード(ベアチップIC) 2a ヒータ(列) 11 ベースフィルム(基材) 12 銅箔 13 カバーコート材(レジスト材) 15 コンタクトパッド 17 TABテープ 29 放熱板 30 天板 30a ノズル孔(列) 30b 液流路(列) 31 板ばね 32 インクタンク 33 ホットメルトシート 100 曲げ成形装置 102 ロット棒(基準棒) 110 固定手段 111 載置台 112 吸引孔 113 上下移動スライダ 114 水平移動スライダ 115 位置決め基準部材 116 クランパ 120 張力把持手段 121 ロータリシリンダ(回転手段) 122 回転枠体 123 端部クランパ 124 引張ばね 130 加熱手段 131 ヒータブロック 131a 凹部 131b カートリッジヒータ 133 断熱部材 134 水平移動スライダ 135 押しばね

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材と銅箔とカバーコート材としてのレ
    ジスト材からなるフレキシブル基板をその一端を位置決
    めして固定する工程と、前記フレキシブル基板の他端を
    把持し、常時張力を与えながら、前記フレキシブル基板
    をその基材側の曲げ位置に配した基準径のロット棒に一
    定角度密着巻きする密着巻き工程と、前記密着巻きされ
    たフレキシブル基板の前記ロット棒上の前記レジスト材
    表面を一定温度の熱源により一定時間加熱し、その後に
    冷却する加熱工程とからなることを特徴とするフレキシ
    ブル基板の曲げ成形方法。
  2. 【請求項2】 フレキシブル基板をその一端を位置決め
    して固定した状態で、前記フレキシブル基板とロット棒
    の相対位置を変更して、密着巻き工程と加熱工程を複数
    行なうことを特徴とする請求項1記載のフレキシブル基
    板の曲げ成形方法。
  3. 【請求項3】 フレキシブル基板が、ベアチップICを
    実装したTABフィルムであることを特徴とする請求項
    1または2記載のフレキシブル基板の曲げ成形方法。
  4. 【請求項4】 基材と銅箔とカバーコート材としてのレ
    ジスト材からなるフレキシブル基板をその一端を位置決
    めして固定する固定手段と、前記フレキシブル基板の他
    端を把持し該フレキシブル基板に常時張力を与える張力
    把持手段と、前記フレキシブル基板をその基材側の曲げ
    位置に配した基準径のロット棒と、前記フレキシブル基
    板を前記ロット棒に一定角度密着巻きさせる把持部回転
    手段と、前記ロット棒に密着巻きされたフレキシブル基
    板の前記ロット棒上の前記レジスト材表面を一定温度に
    加熱する加熱手段と、前記ロット棒と前記フレキシブル
    基板の相対位置を変更する手段と、前記フレキシブル基
    板のロット棒への密着巻き付け、加熱および冷却を少な
    くとも1回以上行なわせるように制御する制御手段とか
    らなることを特徴とするフレキシブル基板の曲げ成形装
    置。
  5. 【請求項5】 フレキシブル基板が、ベアチップICを
    実装したTABフィルムであることを特徴とする請求項
    4記載のフレキシブル基板の曲げ成形装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし3のいずれか1項記載の
    フレキシブル基板の曲げ成形方法により曲げ成形された
    ヒータボード付きフレキシブル基板を組み込んだことを
    特徴とする液体噴射記録ヘッド。
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