JP2000223173A - 中間電気コネクタ - Google Patents

中間電気コネクタ

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JP2000223173A
JP2000223173A JP11026157A JP2615799A JP2000223173A JP 2000223173 A JP2000223173 A JP 2000223173A JP 11026157 A JP11026157 A JP 11026157A JP 2615799 A JP2615799 A JP 2615799A JP 2000223173 A JP2000223173 A JP 2000223173A
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hole
thickness
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JP11026157A
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Katashi Sakata
硬 坂田
Tsutomu Matsuo
勉 松尾
Susumu Nagato
享 永渡
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Hirose Electric Co Ltd
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Hirose Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接触部間の伝送路が短くワイピング効果を得
られ、信号の遅延のない中間電気コネクタ、そしてその
製造方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 金属シートを加工して得られる接触子は
複数の曲部をもった一つの連続せる帯状路を形成し、該
帯状路の両端部が板状のハウジング1に形成された孔部
2A,3Aの周縁にて保持される被保持部5をなしてお
り、該接触子の中間部の二つの部位がハウジングの板厚
の範囲外に位置するように該板厚の方向で互に逆方向に
塑性変形されてそれぞれ接触部6A,6Bを形成し、二
つの接触部6A,6Bの間で伝送路7を形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二つのコネクタ等
の相手接続体の中間に位置してこれらの相手接続体を電
気的に接続する中間電気コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の中間電気コネクタとしては、特
開平8−330005に開示されているものがある。こ
の中間電気コネクタは、添付図面の図9(A),(B)
に見られるように、絶縁板51に接触子52が取つけら
れている。絶縁板51には、板厚方向に貫通せる複数の
孔部53が形成されている。接触子52は上記孔部53
よりも大径の円形金属シートに複数の螺旋溝52Aが形
成されていて、複数の螺旋接触片52Bを有している。
上記接触子52の周縁52Cは上記孔部53の範囲より
も外にあり、ここで絶縁板51に固着されている。この
ようにして周縁52Cが絶縁板51に固着された接触子
52は、複数の螺旋接触片52Bが、一つおきに交互に
絶縁板51の板厚方向で逆方向へ突出するように塑性変
形されている。
【0003】使用に際しては、図9(B)のごとく、上
方に突出せる接触片52Bの先端部が上方の相手方接続
体54の球状の接触部54Aと接触し、下方に突出せる
接触片52Bの先端部が下方の相手方接続体55の平坦
な接触部55Aと接触する。かくして、中間電気コネク
タの接触子52を介して、二つの相手方接続体54,5
5は電気的に接続される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、既述の
特開平8−330005のものにあっては、いくつかの
改善すべき点がある。 先ず、電気長(伝送路長)すなわち、接触片の先端
部同士の間の距離は、二つの接触片の長さの和となり長
い。そのため、インダクタンスそして導体抵抗が大きく
なってしまう。インダクタンスが大きいと、信号速度が
高速の場合、クロストークやグランドバウンズ等の問題
がある。又、導体抵抗が大きいと、電力消費が大きくな
って発生する熱量が大きくなる。 接触子の相手接続体との接触部位に、接触圧にもと
づくワイピング効果がなく、接触表面に汚れによる被膜
が形成された際に、これを接触時に自動的に清掃できな
いので安定した接触状態を得られない。 複数の伝送路が並列に形成されるので、その長さに
少しでも差異があると、信号の遅延が発生する。
【0005】本発明は、かかる事情に鑑み、一つの伝送
路が短く形成され、ワイピング効果をも得られる中間電
気コネクタ及びその製造方法を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る中間電気コ
ネクタは、板状のハウジングと、これによって保持され
る接触子とを有している。ハウジングはその厚み方向に
貫通せる複数の孔部が形成されている。一方、接触子は
素材たる金属シートを加工して形成され上記孔部の径方
向にて該孔部の範囲内に位置する接触部と孔部周縁で保
持される被保持部とを有している。上記接触部は上記ハ
ウジングの厚みの範囲から突出しかつ該厚みの方向に弾
性変位可能となっており、使用時には、ハウジングの両
面側にそれぞれ相手接続体を配した際に該相手接続体の
対応せる接続部が上記接触部に弾圧接触し、両方の相手
接続体を接続せしめることとなる。
【0007】かかる形式の中間電気コネクタにおいて、
本発明によると、接触子は複数の曲部をもった一つの連
続せる帯状路を形成し、該帯状路の両端部が被保持部を
なしている。該接触子は中間部の二つの部位がハウジン
グの板厚の範囲外に位置するように該板厚の方向で互に
逆方向に塑性変形されてそれぞれ接触部を形成し、二つ
の接触部の間で伝送路を形成している。
【0008】かかる構成の本発明にあっては、二つの接
触部が帯状路の中間部に設けられるためこの二つの接触
部間の距離が短くなり、又、接触部が接触子の中心に位
置しないために接触時に弾性変形した際に、接触部位が
摺接するように変位し、いわゆるワイピング効果をもた
らす。又、伝送路も一つとなり、信号の遅延ということ
も生じない。
【0009】接触子の伝送路は短いものとなるが、これ
をほぼ直線的とすることがさらに好ましい。
【0010】本発明において、被保持部は孔部の径方向
で孔部の範囲外に位置しているようにすることができ
る。
【0011】接触子の保持に関しては、ハウジングが二
層をなし、接触子の被保持部が両層の間で保持されてい
るようにすることができる。
【0012】このようなコネクタ製造方法は、本発明に
よると、ハウジングのための第一及び第二の絶縁シート
に対応位置で複数の孔部を形成し、第一の絶縁シートの
一方の面上に該孔部を覆うようにして金属シートを取り
つけ、エッチングにより金属シートを接触子の平面形状
に加工して半加工接触子を形成し、第二の絶縁シートを
第一の絶縁シートの孔部と位置が一致するようにして上
記半加工接触子上に配した後、両絶縁シートを互に固定
することにより、孔部の範囲外に位置する接触子の被保
持部を両絶縁シートの孔部周縁で挟圧保持し、しかる
後、半加工接触子の孔部内の二つの部位を絶縁シートの
板厚方向で互逆方向に塑性変形して接触部を形成するこ
とにより達成できる。
【0013】又、ハウジングのための第一及び第二の絶
縁シートに対応位置で複数の孔部を形成し、金属シート
を加工して複数の接触子が接合部分を有して連続してい
る形態の平面形状を有する半加工接触子列を形成し、該
半加工接触子列を第一の絶縁シート上に取りつけ、隣接
せる接触子間の接合部分を除去して独立せる複数の半加
工接触子を形成し、該半加工接触子上に第二の絶縁シー
トを配した後、両絶縁シートを互に固定することによ
り、孔部の範囲外に位置する接触子の被保持部を両絶縁
シートの孔部周縁で挟圧保持し、しかる後、半加工接触
子の孔部内の二つの部位を絶縁シートの板厚方向で互逆
方向に塑性変形して接触部を形成することによっても達
成可能である。
【0014】
【発明実施の形態】以下、添付図面の図1ないし図8に
もとづき、本発明の中間電気コネクタについての実施の
形態を説明する。
【0015】図1において、平板状のハウジング1は絶
縁材で作られた二枚の絶縁シート2,3から成ってい
る。該絶縁シート2,3は複数の円形の孔部2A,3Aが
板厚方向に貫通して形成されていて、対応する各孔部が
一致する位置で互に固定されている。
【0016】接触子4は金属シートを形取って作られて
おり、本実施形態の場合、平面形状が略S字状に作られ
た一つの帯状路を形成していて、両端部が上記孔部2
A,3Aの範囲外に位置する被保持部5を形成し、孔部
2A,3A内に在る部分では二つの曲部がハウジング1
の板厚の範囲外に達するようにそれぞれ上方そして下方
へ塑性変形を受けていて接触部6A,6Bを形成してい
る。上記被保持部5は、互に固定された絶縁シート2,
3の孔部2A,3Aの周縁にて挟圧保持されている。
【0017】上記接触子4は、上下に突出せる二つの曲
部にて接触部6A,6Bを形成しているが、両接触部6
A,6Bの間は絶縁シートに対して傾斜せる平面でほぼ
直線的に延びる電気信号の伝送路7をなす。被保持部5
と接触部6Aそして6Bとの間は絶縁シートとほぼ平行
な面にあって、上下方向での弾性撓み変形可能なばね部
8を形成している。
【0018】かかる、本発明の中間電気コネクタは次の
要領で使用される。
【0019】図2(A),(B)は、図1の中間電気コ
ネクタを、ハウジングのみの断面として示す図である。 図2(A)において、ハウジング1の絶縁シート
2,3により被保持部5で保持された接触子4は、回路
基板等の相手接続体10,11の接続回路部10A,11
Aと接続開始した状態にあり、接触部6A,6Bが上記
ハウジング1の板厚の範囲外に在る。 次に、両相手接続体10,11を上記ハウジング1
の面に近接せしめ、上記接続回路部10A,11Aにて
接触部6A,6Bを押圧する。 その結果、図2(B)のごとく、接触部6A,6B
はハウジング1の板厚方向にて孔部の内方に向け弾性変
形し、これによって所定の接触圧を保ちながら上記接続
回路部10A,11Aとそれぞれ接触し、該接続回路部
10A,11Aは伝送部8を介して電気的に接続され
る。上記接触部6A,6Bは上記の弾性変形の際、ハウ
ジングの面と平行な方向にも変位し、いわゆるワイピン
グ効果をもたらし、接続回路部との間の接触面を清掃す
る。
【0020】次に、本実施形態の中間電気コネクタの製
造方法について説明する。 先ず、図3(A)のごとく、複数の孔部2Aが板厚
方向に貫通して形成された第一の絶縁シート2を用意す
る。この絶縁シート2は絶縁材から成り、その材料とし
ては、例えば、ポリイミド、アラミド、エンジニアリン
グプラスチック等の樹脂が用いられる。又、孔明け方法
は、パンチング、エッチング、削り加工等が可能であ
る。 次に、図3(B)のごとく、上記第一の絶縁シート
2の上に、孔部2Aを覆うようにして金属シート14を
配置し、この金属シート14を絶縁シート2に対し接着
剤により固定する。金属シートとしてはベリリウム銅合
金、ニッケル銅合金等の銅合金シートが使用可能であ
る。このシートの厚さは、接触子のばね部の幅、長さ等
の諸寸法そして必要接触圧等によって決定される。又、
接着材としては、エポキン系、フェノール系、シリコン
系等の樹脂が使用可能である。あるいは金属シートをフ
ィルムに熱圧着してもよい。 しかる後に、図3(C)に示される接触子の平面パ
ターンとなるように金属シート14をエッチング処理に
より形取り、半加工接触子4Aを得る。 次に、上記絶縁シート2と同様の第二の絶縁シート
3を、互いの孔部2A,3Aの位置が一致した状態で、
図3(D)のごとく、上記パターンに形取られた半加工
接触子4Aの上に配置し、絶縁シート2,3同士を接着
等により固着する。こうすることにより、半加工接触子
4Aはその被保持部5が絶縁シート2,3の孔部2A,
3Aの周縁で挟圧されて、より確実に保持される。その
状況は、拡大して図示すると、図4のごとくである。 図4の半加工接触子4Aの一方の曲部(6A)を上
方にそして他方の曲部(6B)を下方に向け塑性変形さ
せる。この変形は曲部がハウジング1の板厚の範囲外に
位置するようにしてプレス工程等により行なわれる。か
くして、曲部が接触部6A,6Bを形成し、図1の中間
電気コネクタを得る。
【0021】本発明において、上記第二の絶縁シート3
は、シートを用いずとも可能である。例えば、絶縁シー
ト3に代えて、ポリイミド等の樹脂を図3(C)の半加
工接触子4Aの上に塗布し、該樹脂が固化する前にアル
カリエッチングをして孔部を形成するようにしてもよ
い。
【0022】さらに、金属シートをエッチングによって
形取りしなくとも、プレス抜きによっても形取りが可能
である。例えば、先ず複数の平坦な接触子が連続形成さ
れているものを金属シートをプレス抜きすることにより
形成し複数の半加工接触子が接合部でつながった半加工
接触子列を作り、これを、第一の絶縁シートに接着等に
より固定し、しかる後に、隣接せる各列について半加工
接触子同士間の接合部を除去して、互に独立せる半加工
接触子とした後に、第二絶縁シートを取りつけあるいは
塗布形成するようにしてもよい。上記接合部の除去は、
エッチング、レーザ、そして絶縁シートと一緒に部分プ
レス抜きすることにより可能である。
【0023】又、接触子のハウジングの保持は、接触子
の被保持部がハウジングの孔部内にあっても可能であ
る。例えば、孔部の内周面に段部を設け、ここに被保持
部の端縁が係止しているようにすればよい。
【0024】本発明では、接触子は種々の平面形状とす
ることが可能である。図5のものは、図1のものを示し
ているが、これを図6ないし図8のものとすることがで
きる。
【0025】図6のものにあっては、一方の接触部16
Bの近傍を長円部とし、ここに図9に示した相手接続体
の球状の接触部を収めることができる。球状の接触部は
上記長円部の長手方向に変位できるので、ワイピング効
果も確保できる。
【0026】図7のものでは、二つの接触部17A,1
7Bの間の伝送路が一つの直線路をなしていることは図
1の例とは同じであるが、接触部17Aと端部18Aと
の間、そして接触部17Bと端部18Bとの間のばね部
19A,19Bはそれぞれ曲部を有していて、図1のば
ね部よりも長く形成されている。したがって、ばね性が
軟らかくなっている。このような観点からは、図8のも
のは、平面形状は図のものと異なるが、接触部20Aと
端部21Aとの間、接触部20Bと端部21Bとの間の
ばね部22A,22Bは図7のものと同様に曲部を有し
同様の効果をもたらす。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本発明の中間電気コネク
タは、金属シートを加工して複数の曲部をもつ連続した
一つの帯状路とし、二つの部位を板厚方向に塑性変形せ
しめて接触部を形成するようにしたので、二つの接触部
間を短くして伝送路長を小さく形成しインダクタンスそ
して導体抵抗を小さくすることができ、しかもその伝送
路は一つですみ信号の遅延も防止でき、さらには、二つ
の接触部はワイピング効果をもたらし、接触部位の清掃
により接触状態の安定化を得る。
【0028】又、上記中間電気コネクタの製造方法にあ
っては、孔部が形成された第一の絶縁シートに金属シー
トを取付けた後、これをエッチング等により接触子の平
面形状に形取って半加工接触子と、あるいは半加工接触
子を第一の絶縁シートに取付けそして固定した後に第二
の絶縁シートを取りつけて半加工接触子を固定し、この
半加工接触子の曲部を板厚方向に塑性変形させて接触部
を形成することとしたので、きわめて簡単な方法で接触
子を得ることができる。中間電気コネクタの接触子の数
が多くなっても、その工程数は増えることなく、繁瑣と
なることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の中間電気コネクタの一実施形態を示す
斜視図である。
【図2】図1のコネクタの使用状態を示す図で、図2
(A)は相手接続体の接続開始時、図2(B)は接続完
了後を示す。
【図3】図1のコネクタの製造過程を示す図で、図3
(A)は一方の絶縁シート、図3(B)は金属シートが
第一の絶縁シート上に配設された状態、図3(C)は金
属シートを形取り加工した半加工接触子の状態、図3
(D)は第二の絶縁シートを取りつけた状態をそれぞれ
示す。
【図4】図3(D)を拡大して示す斜視図である。
【図5】図4のものの平面図である。
【図6】本発明の他の実施形態の平面図である。
【図7】本発明のさらに他の実施形態の平面図である。
【図8】本発明のさらに他の実施形態の平面図である。
【図9】従来の中間電気コネクタを示し、図9(A)は
平面図、図9(B)は断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 絶縁シート 2A 孔部 3 絶縁シート 3A 孔部 4 接触子 4A 半加工接触子 5 被保持部 6A 接触部 6B 接触部 7 伝送路 10 相手接続体 11 相手接続体 14 金属シート 16A 接触部 16B 接触部 17A 接触部 17B 接触部 18A 被保持部 18B 被保持部 20A 接触部 20B 接触部 21 被保持部
フロントページの続き (72)発明者 永渡 享 東京都品川区大崎5丁目5番23号 ヒロセ 電機株式会社内 Fターム(参考) 5E077 BB31 CC02 DD17 FF26 GG30 JJ15 JJ25

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状のハウジングにその厚み方向に貫通
    せる複数の孔部が形成され、接触子は素材たる金属シー
    トを加工して形成され上記孔部の径方向にて該孔部の範
    囲内に位置する接触部と孔部周縁で保持される被保持部
    とを有し、上記接触部は上記ハウジングの厚みの範囲か
    ら突出しかつ該厚みの方向に弾性変位可能となってお
    り、ハウジングの両面側にそれぞれ相手接続体を配した
    際に該相手接続体の対応せる接続部が上記接触部に弾圧
    接触し、両方の相手接続体を接続せしめることとする中
    間電気コネクタにおいて、接触子は複数の曲部をもった
    一つの連続せる帯状路を形成し、該帯状路の両端部が被
    保持部をなしており、該接触子の中間部の二つの部位が
    ハウジングの板厚の範囲外に位置するように該板厚の方
    向で互に逆方向に塑性変形されてそれぞれ接触部を形成
    し、二つの接触部の間で伝送路を形成していることを特
    徴とする中間電気コネクタ。
  2. 【請求項2】 被保持部は孔部の径方向で孔部の範囲外
    に位置していることとする請求項1に記載の中間電気コ
    ネクタ。
  3. 【請求項3】 接触子は伝送路がほぼ直線的となってい
    ることとする請求項1に記載の中間電気コネクタ。
  4. 【請求項4】 ハウジングは二層をなし、接触子の被保
    持部は両層の間で保持されていることとする請求項1又
    は請求項2に記載の中間電気コネクタ。
  5. 【請求項5】 板状のハウジングにその厚み方向に貫通
    せる複数の孔部が形成され、接触子は素材たる金属シー
    トを加工して形成され上記孔部の径方向にて該孔部の範
    囲内に位置する接触部と孔部の範囲外に位置して孔部周
    縁で保持される被保持部とを有し、上記接触部は上記ハ
    ウジングの厚みの範囲から突出しかつ該厚みの方向に弾
    性変位可能となっており、ハウジングの両面側にそれぞ
    れ相手接続体を配した際に該相手接続体の対応せる接続
    部が上記接触部に弾圧接触し、両方の相手接続体を接続
    せしめることとする中間電気コネクタの製造方法におい
    て、ハウジングのための第一及び第二の絶縁シートに対
    応位置で複数の孔部を形成し、第一の絶縁シートの一方
    の面上に該孔部を覆うようにして金属シートを取りつ
    け、エッチングにより金属シートを接触子の平面形状に
    加工して半加工接触子を形成し、第二の絶縁シートを第
    一の絶縁シートの孔部と位置が一致するようにして上記
    半加工接触子上に配した後、両絶縁シートを互に固定
    し、しかる後、半加工接触子の孔部内の二つの部位を絶
    縁シートの板厚方向で互逆方向に塑性変形して接触部を
    形成することを特徴とする中間電気コネクタの製造方
    法。
  6. 【請求項6】 板状のハウジングにその厚み方向に貫通
    せる複数の孔部が形成され、接触子は素材たる金属シー
    トを加工して形成され上記孔部の径方向にて該孔部の範
    囲内に位置する接触部と孔部の範囲外に位置して孔部周
    縁で保持される被保持部とを有し、上記接触部は上記ハ
    ウジングの厚みの範囲から突出しかつ該厚みの方向に弾
    性変位可能となっており、ハウジングの両面側にそれぞ
    れ相手接続体を配した際に該相手接続体の対応せる接続
    部が上記接触部に弾圧接触し、両方の相手接続体を接続
    せしめることとする中間電気コネクタの製造方法におい
    て、ハウジングのための第一及び第二の絶縁シートに対
    応位置で複数の孔部を形成し、金属シートを加工して複
    数の接触子が接合部分を有して連続している形態の平面
    形状を有する半加工接触子列を形成し、該半加工接触子
    列を第一の絶縁シート上に取りつけ、隣接せる接触子間
    の接合部分を除去して独立せる複数の半加工接触子を形
    成し、該半加工接触子上に第二の絶縁シートを配した
    後、両絶縁シートを互に固定し、しかる後、半加工接触
    子の孔部内の二つの部位を絶縁シートの板厚方向で互逆
    方向に塑性変形して接触部を形成することを特徴とする
    中間電気コネクタの製造方法。
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