JP2000220349A - 建物開口部材 - Google Patents

建物開口部材

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JP2000220349A JP11024394A JP2439499A JP2000220349A JP 2000220349 A JP2000220349 A JP 2000220349A JP 11024394 A JP11024394 A JP 11024394A JP 2439499 A JP2439499 A JP 2439499A JP 2000220349 A JP2000220349 A JP 2000220349A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】メーカーおよび施工業者にとって製造、価格、
管理、運用上有利となる建物開口部材を提供する。 【解決手段】上枠、下枠、左右の縦枠5の躯体への取付
け面側に、それぞれ外方向に突出する取付け片19を備
える。各取付け片は室内外方向の中心よりずれた位置に
設けられる。左右の縦枠5と上枠は、前記取付け片を除
いた部分の室内外の断面形状が室内外方向の中心線を挟
んでほぼ対称形をなす。縦枠5や上枠を反転させること
により、取付け片19の室外側の面からの距離を変えて
現場の状況に合わせることにより、外装材16からの縦
枠5等の出幅をなるべく一定化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、比較的簡易に施工
される嵌め殺し窓、引き違い戸あるいは窓等として構成
される半外付け式の建物開口部材に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばコンビニエンスストア等の店舗等
のように、比較的簡易、迅速に施工される建物開口部材
は、アルミニウム合金製等の押出形材でなる上下枠、左
右の縦枠を鉄骨等で組まれた建物開口部形成部(躯体)
に固定し、これらの枠内に嵌め殺し窓を構成するパネル
や引き違い障子や戸を取付けて構成される。
【0003】前記上下枠や縦枠は、これらの枠の障子取
付け側と反対側の取付け面(見込み面)に突出させた取
付け片を鉄骨等の躯体部材にねじ等の固定具により固定
し、前記取付け片の室外側の面に金属サイディング等の
外装材を固定して取付けられる。この外装材を施工する
場合、現場の状況、例えば前記躯体と外装材との間に断
熱材を介在させるか否かあるいは外装材の幅等により、
建物開口部材の枠の室外側面が外装材の室外側の面から
突出する幅が異なることになる。
【0004】従来はこのような現場における施工構造の
相違にかかわらず、前記各枠の前記取付け片の室内外方
向の位置を一定に設定した構造とするか、あるいは外装
材の室外側の面からの枠の室外側面の突出幅(出幅)を
なるべく小さくして美観の劣化を防止するために、前記
取付け片の室内外方向の位置が異なる2種類の枠を準備
したものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、現場に
おける施工構造の相違にかかわらず、枠の取付け片の室
内外方向の位置を一定に設定して共通に使用するもの
は、鉄骨等でなる躯体と外装材の室外側の面との間隔が
最大となるものを想定して取付け片の位置が設定されて
いるため、この間隔が狭い施工現場においては、枠が室
外側に突出しすぎて美観上好ましくない場合が生じてく
る。
【0006】一方、枠に設ける取付け片の室内外方向の
位置が異なる2種類の枠を準備し、現場の状況に応じて
枠を選択して施工する構造のものは、メーカーとして2
種類の枠の製造設備を備え、管理しなければならないた
めに価格の上昇を招き、また、施工業者は、2種類の枠
のいずれかを買い入れて施工しなければならず、やはり
管理が煩雑になるという問題点があった。
【0007】本発明は、上述のように比較的簡易、迅速
に施工される建物開口部材として、部品の兼用が可能と
なり、もって製造設備の簡略化、価格低減、管理の容易
化の面で有利となるものを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の建物開口部材
は、建物の開口部に取付ける上枠、下枠、左右の縦枠を
有し、上枠、下枠、左右の縦枠の躯体への取付け面側
に、それぞれ外方向に突出する取付け片を備え、各取付
け片は室内外方向の中心よりずれた位置に設けられ、左
右の縦枠と上枠は、前記取付け片を除いた部分の室内外
の断面形状が室内外方向の中心線を挟んでほぼ対称形を
なし、下枠には、室内外方向の下枠の出幅に合わせた異
なる位置に取付け片を有する複数種類の下枠を備えたこ
とを特徴とする。
【0009】請求項2の建物開口部材は、建物の開口部
に取付けるホロー枠からなる上枠、下枠、左右の縦枠を
有し、上枠、下枠、左右の縦枠の躯体への取付け面側
に、それぞれ外方向に突出する取付け片を備え、各取付
け片は室内外方向の中心よりずれた位置に設けられ、少
なくとも上枠および縦枠にパネルののみ込み部を有し、
上枠および左右の縦枠は、前記取付け片を除いた部分の
室内外の断面形状が室内外方向の中心線を挟んでほぼ対
称形をなし、前記パネルののみ込み部にパネルが嵌め込
まれてなることを特徴とする。
【0010】請求項3の建物開口部材は、建物の開口部
に取付ける上枠、下枠、左右の縦枠を有し、上枠、下
枠、左右の縦枠の躯体への取付け面側に、それぞれ外方
向に突出する取付け片を備え、各取付け片は室内外方向
の中心よりずれた位置に設けられ、上枠および左右の縦
枠は、前記取付け片を除いた部分の室内外の断面形状が
室内外方向の中心線を挟んでほぼ対称形をなし、上枠、
下枠、左右の縦枠により組まれた枠内に、障子または戸
が開閉自在に組み込まれてなることを特徴とする。
【0011】請求項4の建物開口部材は、建物の開口部
に取付ける上枠、下枠、左右の縦枠を有し、上枠、下
枠、左右の縦枠の躯体への取付け面側に、それぞれ外方
向に突出する取付け片を備え、左右の縦枠と上枠の取付
け片は、室内外方向の中心よりずれた位置に設けられ、
左右の縦枠と上枠は、前記取付け片を除いた部分の室内
外の断面形状が室内外方向の中心線を挟んでほぼ対称形
をなし、下枠には、前記取付け片を室内外方向の中心よ
りずれた位置に切断可能に設け、該取付け片と異なる位
置に、切断された取付け片を固定具により固定する取付
け部を設けたことを特徴とする。
【0012】請求項5の建物開口部材は、建物の開口部
に取付ける上枠、下枠、左右の縦枠を有し、上枠、下
枠、左右の縦枠の躯体への取付け面側に、それぞれ外方
向に突出する取付け片を備え、左右の縦枠と上枠の取付
け片は、室内外方向の中心よりずれた位置に設けられ、
左右の縦枠と上枠は、前記取付け片を除いた部分の室内
外の断面形状が室内外方向の中心線を挟んでほぼ対称形
をなし、下枠には、前記取付け片を室内外方向の中心よ
り室内外方向にそれぞれずれた位置に取付け片を設け、
各取付け片は切断可能としたことを特徴とする。
【0013】請求項6の建物開口部材は、建物の開口部
に取付ける上枠、下枠、左右の縦枠を有し、上枠、下
枠、左右の縦枠の躯体への取付け面側に、それぞれ外方
向に突出する取付け片を備え、左右の縦枠と上枠の取付
け片は、室内外方向の中心よりずれた位置に設けられ、
左右の縦枠と上枠は、前記取付け片を除いた部分の室内
外の断面形状が室内外方向の中心線を挟んでほぼ対称形
をなし、下枠には、別体として躯体への取付け金具を有
し、該取付け金具を室内外方向の異なる位置に取付け可
能としたことを特徴とする。
【0014】請求項7の建物開口部材は、建物の開口部
に取付ける上枠、下枠、左右の縦枠を有し、上枠、下
枠、左右の縦枠の躯体への取付け面側に、それぞれ外方
向に突出する取付け片を備え、左右の縦枠と上枠の取付
け片は、室内外方向の中心よりずれた位置に設けられ、
左右の縦枠と上枠は、前記取付け片を除いた部分の室内
外の断面形状が室内外方向の中心線を挟んでほぼ対称形
をなし、前記左右の縦枠の端部に嵌合するキャップは、
縦枠と上枠または下枠の取付け片の端部に一部を当てる
鍔部と、縦枠端部の室内外のホロー部に嵌合する2つの
嵌合部とを有することを特徴とする。
【0015】請求項8の建物開口部材は、建物の開口部
に取付ける上枠、下枠、左右の縦枠を有し、上枠、下
枠、左右の縦枠の躯体への取付け面側に、それぞれ外方
向に突出する取付け片を備え、左右の縦枠と上枠の取付
け片は、室内外方向の中心よりずれた位置に設けられ、
左右の縦枠と上枠は、前記取付け片を除いた部分の室内
外の断面形状が室内外方向の中心線を挟んでほぼ対称形
をなし、前記左右の縦枠の端部に嵌合するキャップは、
縦枠と上枠または下枠の取付け片の端部に一部を当てる
鍔部と、縦枠端部の室外側ホロー部に嵌合する2つの嵌
合部と、2つの嵌合部の間に設けられた切断溝とを有
し、縦枠、上枠、下枠の取付け片から室外側面までの出
幅が大である場合は該キャップをそのまま使用し、該出
幅が小さい場合は前記切断溝で切断して使用する構造を
有することを特徴とする請求項1ないし3の建物開口部
材においては、上枠、縦枠は、現場で要求される枠の鉄
骨からの出幅に応じて、室内外の面を反転させることに
より、要求される出幅に近いあるいはほぼ等しい出幅が
得られる。これら上枠、縦枠の室内外面を反転させて
も、断面形状が対称形であるので、組み立てることがで
きる。
【0016】請求項4〜8の建物開口部材においては、
上枠、縦枠については請求項1〜3と同様である。請求
項4〜6はさらに下枠に関する構造に特徴がある。請求
項4の場合、下枠については、躯体と枠の室外側面との
間の出幅を大きく設定する必要がある場合は、下枠の取
付け片をそのまま使用する。躯体の枠の室外側面との間
の出幅を狭く設定する場合は、前記取付け片を切断して
その取付け位置より室外側に設けられている取付け部に
固定具により取付け、その移した取付け片を利用して固
定具により下枠を躯体に取付ける。
【0017】請求項5の建物開口部材においては、躯体
と枠の室外側面との間の出幅を大きく設定する必要があ
る場合は、下枠の室内側取付け片をそのまま使用し、室
外側取付け片は切断する。躯体の枠の室外側面との間の
出幅を狭く設定する場合は、室内側取付け片を切断して
その取付け位置より室外側に設けられている取付け片を
利用して固定具により下枠を躯体に取付ける。
【0018】請求項6の建物開口部材においては、躯体
と枠の室外側面との間の出幅の大小に応じて、取付け金
具の位置を室内外方向に変えて固定具により取付け、そ
の取付け金具を利用して固定具により下枠を躯体に取付
ける。
【0019】請求項7、8はさらに縦枠の上部に取付け
る雨水浸入防止や通気防止等のためのキャップに関する
構造に特徴がある。請求項7においては、前記出幅の大
小に応じて、鍔部が室内外方向の中心より室外側あるい
は室内側となるように左右反転させて使用することによ
り、上枠、縦枠の取付け片の位置にキャップの鍔部を合
わせることができる。
【0020】請求項8の場合は、躯体と枠の室外側面と
の間の出幅が大きく設定される場合は、キャップをその
まま使用する。躯体の枠の室外側面との間の出幅が狭く
設定される場合は、キャップを溝の部分で切断してサイ
ズをその出幅に応じたサイズとして用いる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は本発明による建物開口部材
の一実施の形態である嵌め殺し窓を示す横断面図、図2
はその縦断面図である。図1、図2において、1は鉄骨
でなる左右の縦材、2、3はそれぞれ鉄骨でなる上材、
下材であり、これらにより建物開口部の躯体を構成す
る。4は建物開口部材である嵌め殺し窓であり、5はそ
の左右の縦枠、6、7はそれぞれその上枠、下枠であ
る。これらの枠5〜7はアルミニウム合金製押出形材で
なる。縦枠5および上枠6にはパネル9ののみ込み部1
0、11を有し、パネル9の両端がこののみ込み部10
に嵌め込まれて装着される。下枠7は、パネル9をスペ
ーサ12上に載せ、室外側から取付ける押縁13により
パネル9の下端を固定する。
【0022】14は内装材、15は嵌め殺し窓4と内装
材14との間を塞ぐ化粧パネル、16は外装材、17は
外装材16と枠5〜7との間の隙間を塞ぐコーキング材
である。
【0023】押縁13は通常の建物開口部材においては
室内側に設けられるが、コンビニエンスストア等におい
ては、嵌め殺し窓4の室内側に販売品等の棚を設置する
ことが多いため、棚等がパネル9の交換の邪魔になるの
で、室外側から交換しやすくするため、また、雨水を室
外側に流下させる構造を押縁13に採用するため、この
種の嵌め殺し窓の押縁13は室外側に設ける。
【0024】しかして、縦枠5、上枠6、下枠7の躯体
1〜3への取付け面側に、それぞれ外方向に突出する取
付け片19、20、21をそれぞれ備える。縦枠5およ
び上枠6は、その取付け片19、20を室内外方向の中
心ののみ込み部10、11、すなわち室内外方向の中心
(Sは中心線である)よりずれた位置に設けられる。ま
た、下枠7は、室内側に突出して設けた取付け片22を
除いた部分の室内外方向の中心部にパネル9の支持部が
設けられる。左右の縦枠5と上枠6は、前記取付け片1
9、20を除いた部分の室内外の断面形状が、室内外方
向の中心線Sを挟んでほぼ対称形をなす。下枠7は押縁
13を有する関係上、前述した理由で室内外方向に対称
形とはしない。
【0025】この嵌め殺し窓4は、取付け片19〜20
を固定具23によって鉄骨でなる躯体1〜3に固定する
ことにより取付けられる。図1、図2の場合は、取付け
片19〜20に金属サイディング等の外装材16を直接
取付ける例について示している。この場合は、取付け片
19〜21から外装材16の表面までの距離t1(図1
参照)は小さいので、縦枠5、上枠6は取付け片19、
20が縦枠5、上枠6の室内外方向の中心線より室外側
に位置するような向きにして組み、また、下枠7はその
取付け片21がこれらの取付け片19、20の対応位置
にあるものを選択する。そして取付け片21、22を躯
体3に固定具23により固定する。
【0026】一方、図3の横断面図および図4の縦断面
図に示すように、内装材14と外装材16との間に断熱
材を入れる等のために間隔を必要とする等のため、取付
け片19〜21と外装材16との間にスペーサ24を入
れる必要がある場合、あるいは外装材16の厚みが大で
ある場合、取付け片19〜21と外装材16の室外側面
との間の距離t2は大となる。この場合は、縦枠5の上
下の向きと、上枠6の左右の向きを反転させることによ
り、取付け片19、20はこれらの室内外方向の中心よ
り室内側に位置することになり、この場合にも、縦枠
5、上枠6は室内外方向の中心を挟んで対称形をなすの
で、互いに上枠6に設けるタッピングホール61、62
を利用して組み立てることができる。また、下枠7は、
取付け片26がこれらの取付け片19、20に対応した
位置、すなわち室内側よりに設けられたものを選択す
る。
【0027】この構成によれば、縦枠5、上枠6に共通
のものを使用し、施工現場に合わせて上下、左右反転す
ることで、外装材16の室外側までの出幅a(図1の場
合)と出幅b(図3の場合)を常に小さくすることがで
き、美観の劣化を損ねることはない。また、部材の種類
を少なくすることができ、メーカーおよび施工業者にと
って製造、価格、管理、運用上有利となる。
【0028】図5、図6は本発明を建物開口部材として
の引き違い窓に適用した他の実施の形態をそれぞれ示す
横断面図、縦断面図である。この建物開口部材は、前述
と同様に縦枠5A、上枠6A、下枠7Aの躯体への取付
け面側に、それぞれ外方向に突出する取付け片19A、
20A、21Aを備える。各取付け片19A、20A、
21Aは室内外方向の中心よりずれた位置に設けられ
る。また、縦枠5A、6A、7Aは前記取付け片19A
〜21Aを除いた部分の室内外の断面形状が室内外方向
の中心線を挟んでほぼ対称形をなす。また、左右の縦枠
5A、上枠6A、下枠7Aにより組まれた枠内に、引き
違い障子(または戸)27、28が開閉自在に組み込ま
れてなる。
【0029】このような構成とすれば、躯体1〜3から
枠5A〜7Aの室外側面までの出幅に応じて、縦枠5A
は上下反転し、上枠6A、下枠7Aは左右の向きを反転
することにより、前述と同様に取付け片19A〜21A
の室内外方向の位置を変え、これにより外装材16の室
外側面から枠5A〜7Aの室外側面までの出幅を小さく
することができ、美観の劣化を防止することができる。
また、この例の場合は、縦枠5Aや上枠6Aのみなら
ず、下枠7Aも兼用できるから、製造、価格、管理、運
用の面でさらに有利となる。
【0030】図7、図8、図9はそれぞれ図1ないし図
4に示した嵌め殺し窓4の下枠7において、取付け片の
みの位置を変えることにより、下枠7の兼用化を図り、
経済化を達成したものである。
【0031】図7(A)、(B)の例は、下枠7の取付
け片22を除いた部分について、室内外方向の中心より
室内側に取付け片29を下方に突出させて一体に設け、
この取付け片29のコーナー部に切断溝30を設け、ま
た、下枠7の下面の室外側に、取付け片29固定のため
の取付け部31を形成しておき、前記躯体1〜3から外
装材16の室外側面までの出幅が大きい場合は、この取
付け片29を切断することなく使用し、前記出幅が小さ
い場合は、図7(A)の二点鎖線に示すように、この取
付け片29を切断溝30の部分からL字形に切断して前
記取付け部31に固定具32により固定してこの取付け
片29を躯体3に固定するようにしたものである。
【0032】図8(A)、(B)の例は、下枠7の取付
け片22を除いた部分の室内外方向の中心より室内外方
向にそれぞれずれた位置に取付け片33、34を設け、
各取付け片33、34にはその根元部に切断溝35、3
6を設けて切断可能としたものである。この場合、前記
躯体3と下枠7の室外側面との間の出幅を大きく設定す
る必要がある場合は、下枠3の室内側取付け片33をそ
のまま使用し、室外側取付け片34は邪魔になれば必要
に応じて切断する。躯体3の下枠3の室外側面との間の
出幅を狭く設定する場合は、室内側取付け片33を溝3
5の部分で切断してその取付け位置より室外側に設けら
れている取付け片34を利用して固定具37により下枠
7を躯体3に取付ける。
【0033】図9の例は、下枠7の下面に、取付け片2
2を除いた部分の室内外方向の中心より室内外方向にそ
れぞれずれた位置に取付け金具38の取付け部39、4
0を設け、取付け金具38の固定具41による取付け位
置を、実線で示すように、取付け部39とするか、ある
いは二点鎖線で示すように、室外側取付け部40とする
かにより、該取付け金具38を室内外方向の異なる位置
に取付け可能とし、この取付け金具38を利用して躯体
3への取付けを行うことにより、躯体3から下枠7の室
外側面までの出幅に応じた下枠取付けの位置調整が行え
るようにしたものである。
【0034】図10ないし図12は本発明を実施する場
合の縦枠5の上端、下端に設ける雨水浸入や通気防止等
のためのキャップ44、45の好ましい形態を示すもの
である。図3および図11に示すように、縦枠5には室
内外の同形をなすホロー部5a、5bにはそれぞれタッ
ピングホール52、53を有する。該キャップ44、4
5は、図10に示すように、左右の縦枠5の上端、下端
にそれぞれ取付けられる。これらのキャップ44、45
は合成樹脂製のもので、図11に示すように、縦枠5の
室内外の同形をなすホロー部5a、5bにそれぞれ嵌ま
る同形の嵌合部44a、44bを有し、かつ室内外方向
の中心部49より室内外方向にずれた位置、すなわち縦
枠5の取付け片19の上端や上枠6の取付け片20の端
部に重なる位置に、鍔部44cを設けたものである。鍔
部44cにはそれぞれ取付け片19との重なり部44d
と取付け片20または21との重なり部44eとを有す
る。また、キャップ44、45を縦枠5に嵌合させた際
の雨水浸入や通気をより良好に防止するために、キャッ
プ44、45と縦枠5とが嵌合する部分や重なり部44
d、44eには軟質の発泡体等を材料とした防水シーラ
ー57〜59が貼られている。図10に示すキャップ4
5はキャップ44と対称形をなす。
【0035】これらのキャップ44、45は、図10に
示すように、取付け片19、20から縦枠5、上枠6の
室外側の面までの出幅が大きい場合、図11、図12
(A)に示すように、キャップ44は嵌合部44a、4
4bをそれぞれホロー部5a、5bに嵌合して取付け片
19、20の室外側から取付け、タッピングねじ50、
51をキャップ44の孔44f、44gに通してタッピ
ングホール52、53にねじ込むことにより固定する。
図10の右下にも同形のキャップ44を下側から同様に
取付け片19、21の室外側よりこれらに鍔部44cを
重ねて取付ける。キャップ44と対称形をなす他のキャ
ップ45は、図10の右上、左下に示すように、取付け
片19、20、21の室外側から同様に取付ける。
【0036】一方、取付け片19、20、21から縦枠
5〜7の取付け面までの出幅が小さい場合は、図10に
示すキャップ44、45は、縦枠5、上枠6を含めて全
体を反転させればよい。図12(B)はその反転させた
構造の一部を室外側から見た図であり、キャップ45は
室内側から取付け片19、20に重なるように取付けら
れる。
【0037】このようなキャップ44、45の構造とす
ることにより、キャップ44、45を出幅の大きい場合
と小さい場合とで兼用することができる。
【0038】図13は本発明によるキャップの他の例を
示すもので、本例のキャップ55は、取付け片19、2
0からの縦枠5、6の出幅の長い寸法に合わせて形成さ
れ、かつ出幅の短い場合に切断して縦枠5に取付けるた
めの切断溝55aを有する。また、該キャップ55は、
室内側、室外側に設けたホロー部5aまたは5bに嵌合
する嵌合部55b、55cを下面に突出させて設けてい
る。また、キャップ55の鍔部55dは、該鍔部55d
からキャップ55の室外側の端部55cまでの距離が、
このキャップ55を図示実線で示すように、取付け片1
9から縦枠5の室外側の面5cまでの出幅にほぼ等しく
なるように設定される。鍔部55dには、取付け片1
9、20または19、21に重なる部分55e、55f
を有する。
【0039】このキャップ55は、実線で示すように、
取付け片19から縦枠5の室外側の面5cまでの出幅が
大きい状態で取付ける場合は、キャップ55は切断溝5
5aで切断せず、嵌合部55cをホロー部5bに嵌合
し、タッピングねじ(固定具)56をキャップ55の孔
55gに通してタッピングホール53に螺合することに
より取付ける。また、縦枠5の上下反転あるいは左右付
け替えにより、取付け片19が二点鎖線で示すように縦
枠5の中心より室外側に位置する場合は、切断溝55a
で切断し、嵌合部55bをホロー部5bに嵌合し、タッ
ピングねじ56をキャップ55の孔55hに通してタッ
ピングホール53にねじ込むことによって取付ける。
【0040】このようなキャップ55の構造とすること
により、キャップ55を出幅の大きい場合と小さい場合
とで兼用することができる。
【0041】以上本発明を実施の形態により説明した
が、本発明を実施する場合、躯体1〜3、縦枠5、上枠
6、下枠7、取付け片19〜20、19A〜21A、取
付け金具37、キャップ44、45、55等の具体的な
形状、構造は上記実施の実施の形態以外に種々に変更で
きる。
【0042】
【発明の効果】請求項1、2によれば、躯体から枠の室
外側面までの出幅が異なるものについて、縦枠、上枠を
兼用することができる。従って、従来のように縦枠や上
枠について2種の断面構造のものを容易する場合に比較
して、製造設備の簡略化、価格低減、管理の容易化の面
で有利となる。
【0043】請求項3によれば、引き違い窓や戸におい
て、縦枠、上枠、下枠の全部について、躯体から枠の室
外側面までの出幅が異なるものについて、兼用すること
ができる。従って、請求項1に比べ、製造設備の簡略
化、価格低減、管理の容易化の面でさらに有利となる。
【0044】請求項4〜6によれば、前記出幅が異なっ
ても、下枠の取付け片の取付け位置の選択、付け替えや
削除等により、縦枠、上枠のみならず、下枠も兼用する
ことができるので、請求項1に比べ、製造設備の簡略
化、価格低減、管理の容易化の面でさらに有利となる。
【0045】請求項7、8によれば、前記出幅が異なっ
ても、縦枠に設けるキャップ兼用できるので、製造設備
の簡略化、価格低減、管理の容易化の面でさらに有利と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による建物開口部材の一実施の形態であ
る嵌め殺し窓を示す横断面図である。
【図2】図1の縦断面図である。
【図3】図1、図2の嵌め殺し窓を出幅が異なる場合に
ついて示す横断面図である。
【図4】図3の縦断面図である。
【図5】本発明による建物開口部材の一実施の形態であ
る引き違い窓を示す横断面図である。
【図6】図5の縦断面図である。
【図7】(A)は本発明による下枠の一例を示す端面
図、(B)はその部分拡大図である。
【図8】(A)は本発明による下枠の他の例を示す端面
図、(B)はその部分拡大図である。
【図9】本発明による下枠の他の例を示す端面図であ
る。
【図10】本発明によるキャップの取付け構造の一例を
示す斜視図である。
【図11】図10のキャップの取付け構造を拡大して示
す分解斜視図である。
【図12】(A)、(B)は図10、図11のキャップ
の取付け構造を出幅を異ならせて示す斜視図である。
【図13】本発明によるキャップの取付け構造の他の例
を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1〜3:躯体、4:嵌め殺し窓、5、5A:縦枠、5
a、5b:ホロー部、6、6A:上枠、6a、6b:ホ
ロー部、7、7A:下枠、7a、7b:ホロー部、9:
パネル、10、11:のみ込み部、12:スペーサ、1
3:押縁、14:内装材、16:外装材、19〜21、
19A〜21A、22、26:取付け片、23:固定
具、27、28:引き違い障子、29:取付け片、3
0:切断溝、31:取付け部、32:固定具、33、3
4:取付け片、35、36:切断溝、38:取付け金
具、39、40:取付け部、44、45:キャップ、4
4a、44b:嵌合部、44c:鍔部、44d、44
e:重なり部、50、51:タッピングねじ、52、5
3:タッピングホール、55:キャップ、55a:切断
溝、55b、55c:嵌合部、55d:鍔部、56:タ
ッピングねじ、57〜59:防水シーラー
フロントページの続き (72)発明者 森井 英雄 東京都江東区大島2丁目1番1号 トステ ム株式会社内 Fターム(参考) 2E011 KA05 KB02 KC02 KC03 KC04 KC09 KD14 KE03 KE07 KF01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物の開口部に取付ける上枠、下枠、左右
    の縦枠を有し、 上枠、下枠、左右の縦枠の躯体への取付け面側に、それ
    ぞれ外方向に突出する取付け片を備え、 各取付け片は室内外方向の中心よりずれた位置に設けら
    れ、 左右の縦枠と上枠は、前記取付け片を除いた部分の室内
    外の断面形状が室内外方向の中心線を挟んでほぼ対称形
    をなし、 下枠には、室内外方向の下枠の出幅に合わせた異なる位
    置に取付け片を有する複数種類の下枠を備えたことを特
    徴とする建物開口部材。
  2. 【請求項2】建物の開口部に取付けるホロー枠からなる
    上枠、下枠、左右の縦枠を有し、 上枠、下枠、左右の縦枠の躯体への取付け面側に、それ
    ぞれ外方向に突出する取付け片を備え、 各取付け片は室内外方向の中心よりずれた位置に設けら
    れ、 少なくとも上枠および縦枠にパネルののみ込み部を有
    し、 上枠および左右の縦枠は、前記取付け片を除いた部分の
    室内外の断面形状が室内外方向の中心線を挟んでほぼ対
    称形をなし、 前記パネルののみ込み部にパネルが嵌め込まれてなるこ
    とを特徴とする建物開口部材。
  3. 【請求項3】建物の開口部に取付ける上枠、下枠、左右
    の縦枠を有し、 上枠、下枠、左右の縦枠の躯体への取付け面側に、それ
    ぞれ外方向に突出する取付け片を備え、 各取付け片は室内外方向の中心よりずれた位置に設けら
    れ、 上枠および左右の縦枠は、前記取付け片を除いた部分の
    室内外の断面形状が室内外方向の中心線を挟んでほぼ対
    称形をなし、 上枠、下枠、左右の縦枠により組まれた枠内に、障子ま
    たは戸が開閉自在に組み込まれてなることを特徴とする
    建物開口部材。
  4. 【請求項4】建物の開口部に取付ける上枠、下枠、左右
    の縦枠を有し、 上枠、下枠、左右の縦枠の躯体への取付け面側に、それ
    ぞれ外方向に突出する取付け片を備え、 左右の縦枠と上枠の取付け片は、室内外方向の中心より
    ずれた位置に設けられ、 左右の縦枠と上枠は、前記取付け片を除いた部分の室内
    外の断面形状が室内外方向の中心線を挟んでほぼ対称形
    をなし、 下枠には、前記取付け片を室内外方向の中心よりずれた
    位置に切断可能に設け、該取付け片と異なる位置に、切
    断された取付け片を固定具により固定する取付け部を設
    けたことを特徴とする建物開口部材。
  5. 【請求項5】建物の開口部に取付ける上枠、下枠、左右
    の縦枠を有し、 上枠、下枠、左右の縦枠の躯体への取付け面側に、それ
    ぞれ外方向に突出する取付け片を備え、 左右の縦枠と上枠の取付け片は、室内外方向の中心より
    ずれた位置に設けられ、 左右の縦枠と上枠は、前記取付け片を除いた部分の室内
    外の断面形状が室内外方向の中心線を挟んでほぼ対称形
    をなし、 下枠には、前記取付け片を室内外方向の中心より室内外
    方向にそれぞれずれた位置に取付け片を設け、各取付け
    片は切断可能としたことを特徴とする建物開口部材。
  6. 【請求項6】建物の開口部に取付ける上枠、下枠、左右
    の縦枠を有し、 上枠、下枠、左右の縦枠の躯体への取付け面側に、それ
    ぞれ外方向に突出する取付け片を備え、 左右の縦枠と上枠の取付け片は、室内外方向の中心より
    ずれた位置に設けられ、 左右の縦枠と上枠は、前記取付け片を除いた部分の室内
    外の断面形状が室内外方向の中心線を挟んでほぼ対称形
    をなし、 下枠には、別体として躯体への取付け金具を有し、該取
    付け金具を室内外方向の異なる位置に取付け可能とした
    ことを特徴とする建物開口部材。
  7. 【請求項7】建物の開口部に取付ける上枠、下枠、左右
    の縦枠を有し、 上枠、下枠、左右の縦枠の躯体への取付け面側に、それ
    ぞれ外方向に突出する取付け片を備え、 左右の縦枠と上枠の取付け片は、室内外方向の中心より
    ずれた位置に設けられ、 左右の縦枠と上枠は、前記取付け片を除いた部分の室内
    外の断面形状が室内外方向の中心線を挟んでほぼ対称形
    をなし、 前記左右の縦枠の端部に嵌合するキャップは、縦枠と上
    枠または下枠の取付け片の端部に一部を当てる鍔部と、
    縦枠端部の室内外のホロー部に嵌合する2つの嵌合部と
    を有することを特徴とする建物開口部材。
  8. 【請求項8】建物の開口部に取付ける上枠、下枠、左右
    の縦枠を有し、 上枠、下枠、左右の縦枠の躯体への取付け面側に、それ
    ぞれ外方向に突出する取付け片を備え、 左右の縦枠と上枠の取付け片は、室内外方向の中心より
    ずれた位置に設けられ、 左右の縦枠と上枠は、前記取付け片を除いた部分の室内
    外の断面形状が室内外方向の中心線を挟んでほぼ対称形
    をなし、 前記左右の縦枠の端部に嵌合するキャップは、縦枠と上
    枠または下枠の取付け片の端部に一部を当てる鍔部と、
    縦枠端部の室外側ホロー部に嵌合する2つの嵌合部と、
    2つの嵌合部の間に設けられた切断溝とを有し、 縦枠、上枠、下枠の取付け片から室外側面までの出幅が
    大である場合は該キャップをそのまま使用し、該出幅が
    小さい場合は前記切断溝で切断して使用する構造を有す
    ることを特徴とする建物開口部材。
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