JP2000220050A - カーペット用捲縮糸、カーペットおよびその製造方法 - Google Patents

カーペット用捲縮糸、カーペットおよびその製造方法

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JP2000220050A
JP2000220050A JP11020862A JP2086299A JP2000220050A JP 2000220050 A JP2000220050 A JP 2000220050A JP 11020862 A JP11020862 A JP 11020862A JP 2086299 A JP2086299 A JP 2086299A JP 2000220050 A JP2000220050 A JP 2000220050A
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yarn
crimped
crimped yarn
denier
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English (en)
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Tatsuro Mizuki
水木  達郎
Shozo Inoue
正三 井上
Motokatsu Nishimura
元克 西村
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】柔らかな風合いで肌触りが良く、かつ腰が強い
と共に耐久性に優れたカーペットを与え得るカーペット
用捲縮糸、素肌に接触して使用する家庭用ラグカーペッ
トとして好適なカーペット、およびその製造方法を提供
する。 【解決手段】単繊維繊度が3.5〜8.0デニール、単
繊維の扁平度が3.0〜5.0、沸騰水処理後の捲縮伸
長率が5.0〜20.0%のポリアミドマルチフィラメ
ントからなることを特徴とするカーペット用捲縮糸。カ
ットパイルである表糸と、この表糸をタフトした基布
と、この基布の裏に貼りつけたバッキング材とから構成
されたカーペットであって、表糸が、上記カーペット用
捲縮糸を含むことを特徴とするカーペットおよびその製
造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カーペット用捲縮
糸、この捲縮糸を用いてなるカーペットおよびその製造
方法に関するものである。さらに詳しくは、柔らかな風
合いで肌触りが良く、かつ腰が強いと共に耐久性に優れ
たカーペットを与え得るカーペット用捲縮糸、特に素肌
に接触して使用する家庭用ラグカーペットとして好適な
カーペットおよびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カーペットの主な使用目的は、インテリ
アとしての用途によく適応した雰囲気を提供することで
あり、色や柄はもちろん、風合いやタッチ、ボリューム
感などの種々の特性が、用途に合わせて要求されてい
る。
【0003】特に家庭で使用するラグカーペットにおい
ては、そのクッション性や、インテリアとしての空間の
演出が優れること以外に、保温性に優れ、しかも直接肌
がカーペットに接触することから、肌触りが良く、柔ら
かな風合いのカーペットが好まれている。
【0004】家庭用ラグカーペットに上記の要求特性を
付与することを目的として、近年ではポリエステル繊維
やポリプロピレン繊維を主原料とする捲縮糸を使用した
カーペットが作製されている。
【0005】すなわち、ポリエステル繊維やポリプロピ
レン繊維の捲縮糸からなるカーペットは、その風合いが
柔らかく、原着糸を使用することで鮮やかな色調を発現
することができる。しかし、これらの繊維素材からなる
カーペットは、確かにカーペットを製造した直後の未使
用のときには、風合いが柔らかく肌触りが優れている
が、捲縮糸の捲縮耐久性が劣るため、すぐに捲縮がへた
り、カーペットとしての品質や高級感が低下してしまう
という問題があった。
【0006】また、これらのなかでも特にポリエステル
繊維からなる捲縮糸においては、短繊維を使用する場合
が多く、このためにカーペットの遊び毛が発生して汚く
なると共に、ボリューム感も低下してしまうという問題
があった。
【0007】一方、家庭用としての風合が柔らかで肌触
りのすぐれたカーペットを作製するために、ポリアミド
捲縮糸を使用し、この捲縮糸の繊度を細くしたり、また
は断面を異形にすることについても従来からも数多く提
案されている。しかし、単繊維繊度を細くすると、確か
にカーペットの風合いは柔らかくなるものの、カーペッ
ト用捲縮糸として汎用的である田型中空糸やY型断面糸
を用いる場合には、単に単繊維繊度を細くするのみで、
カーペットの風合いを柔らかくして十分な肌触りを確保
するには限界があった。
【0008】また、カーペット用捲縮糸の単繊維の断面
を扁平にする試みについても、従来から数多くなされて
はいる。
【0009】例えば、特開昭57−66134号公報に
は、扁平度が1.2以上で捲縮率が4.0%以上の捲縮
糸を芯部に、この捲縮糸より小さい扁平度と捲縮率を有
する捲縮糸を鞘部に配置したカーペット用複合捲縮糸の
提案がなされている。しかし、この提案では2種の捲縮
糸を混繊することにより、ある程度のスパンタッチの風
合いを達成することが可能であるが、具体的な記載例に
おいても捲縮糸の断面扁平度が1.2程度と小さいため
に、肌触りの良い柔軟なタッチのカーペットを得ること
は困難であった。
【0010】また、特開昭62−117505号公報に
は、断面の長軸が50μ以上、長軸と短軸の長さの比が
15:1〜3:1の扁平形状であり、かつ実質的に捩れ
のないパイル糸を用いたカーペットが提案されている。
この提案によるカーペットは確かにベロア感、ソフト感
が従来品よりも改良されたものではあるが、長軸の長さ
が50μ以上と単繊維繊度が太くいため、柔らかい風合
いには限界があり、直接肌が接触する家庭用のラグカー
ペットとしては不適当なものであった。
【0011】さらに、特開平4−272268号公報に
も、光沢改善を主目的とした扁平糸使いのカーペットの
提案がなされているが、この提案においても、扁平糸の
単繊維繊度については何ら考慮が払われていないため、
カーペットの光沢こそは改善されるものの、その触感は
十分に柔らかいといえるものではなかった。
【0012】つまり、上記ポリアミド捲縮糸を用いる従
来の提案は、いずれも家庭用の直接肌の触れる肌触りの
優しいカーペットを意識したものではなく、またこれら
の提案に記載されている扁平糸の単繊維繊度はいずれも
10デニール以上と太いものであった。
【0013】このように、従来のカーペットにおいて
は、直接肌が接触する家庭用のカーぺットにふさわしい
耐久性があり、かつ柔らかな風合いで肌触りが良いとい
うタッチ感を有するカーペットは実現されていなかっ
た。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した従
来技術における問題点の解決を課題として検討した結
果、達成されたものである。
【0015】したがって、本発明の課題は、柔らかな風
合いで肌触りが良く、かつ腰が強いと共に耐久性に優れ
たカーペットを与え得るカーペット用捲縮糸、および特
に素肌に接触して使用する家庭用ラグカーペットとして
好適なカーペットおよびその製造方法を提供することに
ある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のカーペット用捲縮糸は、主として次の構成
を有する。すなわち、単繊維繊度が3.5〜8.0デニ
ール、単繊維の扁平度が3.0〜5.0、沸騰水処理後
の捲縮伸長率が5.0〜20%のポリアミドマルチフィ
ラメントからなることを特徴とするカーペット用捲縮糸
である。
【0017】また、本発明のカーペットは、主として次
の構成を有する。すなわち、カットパイルである表糸
と、この表糸をタフトした基布と、この基布の裏に貼り
つけたバッキング材とから構成されたカーペットであっ
て、表糸が、上記カーペット用捲縮糸を含むことを特徴
とするカーペットである。
【0018】また、本発明のカーペットの製造方法は、
主として次のいずれかの構成を有する。すなわち、上記
のカーペット用捲縮糸に20〜60t/mの片撚りを施
し、基布にタフトし、バッキングした後、パイルカット
することを特徴とするカーペットの製造方法、または、
上記カーペット用捲縮糸を2本または3本合糸し、10
0〜200t/mの下撚と上撚からなる諸撚りを施し、
基布にタフトし、バッキングした後、パイルカットする
ことを特徴とするカーペットの製造方法である。
【0019】本発明のカーペット用捲縮糸においては、
前記偏平断面糸の単繊維繊度が4.5〜6.5デニール
であること、ポリアミドマルチフィラメントを構成する
ポリアミドの硫酸相対粘度が2.5〜3.5であるこ
と、およびポリアミドマルチフィラメントの総繊度が6
00〜3000デニールであることが望ましく、これら
の条件の適用によって、一層優れた効果の取得を期待す
ることができる。
【0020】また、本発明のカーペットは、カーペット
用捲縮糸が、表糸の40重量%以上であること、カーペ
ット用捲縮糸が無撚りであることがそれぞれ望ましい。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、本発明についてさらに詳
細に説明する。
【0022】本発明のカーペット用捲縮糸は、ポリアミ
ドマルチフィラメントにより構成されるが、このマルチ
フィラメントを構成する単繊維は、扁平度が3.0〜
5.0の扁平断面糸であることが重要であり、扁平断面
糸を用いることにより屈曲性に優れ柔らかな風合いとす
ることができる。
【0023】本発明における扁平断面糸とは、特開昭6
2−117505号公報に記載されるものに代表される
単繊維断面が扁平形状をした糸をいう。すなわち、断面
を外接する長方形に近似させた場合のタテとヨコの長さ
の比で扁平度を算出する。なお、その扁平断面糸として
の特性を損ねない範囲であれば、光沢や製糸性改善のた
めに断面に突起やくぼみが存在していても何ら差し支え
ない。そして、扁平断面糸とすることによって、単繊維
の屈曲性が三角断面、丸断面、および四角断面などに比
較して高まり、カーペットとした場合に柔軟性の優れた
風合いと、肌触りの良いタッチを与える。
【0024】本発明のカーペット用捲縮糸を構成するポ
リアミドマルチフィラメントは、単繊維の扁平度が3.
0〜5.0、好ましくは、3.5〜4.5とするもので
ある。3.0より小さい扁平度であると、柔らかなタッ
チが得られず、また5.0を越える扁平度の糸である
と、逆に風合いが損なわれるばかりか、製糸が困難で安
定な形状が得られなくなる。
【0025】本発明のカーペット用捲縮糸を構成するポ
リアミドマルチフィラメントは、単繊維繊度が3.5〜
8.0デニール、好ましくは4.5〜6.5デニールと
するものである。3.5デニールより細い単繊維繊度で
あると、パイルとした際に柔らかすぎて腰がなく毛倒れ
が著しいものとなってしまい、耐久性の点でも摩耗の点
で弱くなるばかりか、断面が扁平であることもあって安
定製糸が困難となるため好ましくない。一方、単繊維繊
度が8.0デニールを越えると、本発明の最大の特徴で
ある柔らかな風合いが達成できなくなる。
【0026】さらに、本発明のカーペット用捲縮糸は、
沸騰水処理後の捲縮伸長率が5.0〜20%、好ましく
は7.0〜15.0%とするものである。
【0027】本発明における沸騰水処理後の捲縮伸長率
とは、扁平断面糸を無荷重状態で30分間沸騰水で浸漬
処理した後、平衡水分率まで乾燥し、次式により算出し
た値であり、捲縮発現の程度を表す指標である。 捲縮伸長率(%)=[(L2−L1)/L2]×100 ここで、L1、L2とは、 L1:試料糸に2mg/dの初荷重をかけ30秒経過し
た後に試料長50cmにマーキングしたその長さ、 L2:同試料に100mg/dの定荷重をかけて30秒
経過後に伸びた試料長をそれぞれ意味する。
【0028】沸騰水処理後の捲縮伸長率が5.0%に満
たないと、捲縮発現が不足して柔らかな風合いが得られ
なくなる。一方、沸騰水処理後の捲縮伸長率が20%を
越えると、染色・バッキングを経てカーペットに仕上が
った際に捲縮の発現が大きいことから、単繊維の先端の
屈曲が著しく、風合いが堅くなったり、フェルト調のカ
ーペット表面になってしまう。
【0029】捲縮付与された捲縮糸において、沸騰水処
理後の伸長率が20%を越える場合であっても、例え
ば、特公昭60−47949号公報に記載されるごと
く、捲縮原糸を別工程にて解舒しながら低張力下で熱処
理したり、チーズの状態で熱処理を施して、沸騰水処理
後の捲縮率を20%以下に下げることにより、本発明に
用いることができるようになる。この低張力下での熱処
理は、チーズやボビンの状態で行ってもよいし、一旦巻
き取った捲縮糸を解除しながらセットしてもよい。ここ
で付与する張力は、細かな微捲縮を残しつつ、捲縮を適
度におとすためのものであり、捲縮糸の捲縮レベルや断
面構造にもよるが、通常0.01g/d〜0.15g/
dの張力が選択される。熱処理の温度は80〜130℃
が好ましい。熱処理は、該当温度での浴中処理や、乾熱
・スチーム中の雰囲気内での処理、あるいはこれらの雰
囲気を通過させることなどの方法が採用される。
【0030】さらには、沸騰水処理後の伸長率を本発明
の規定範囲にするための別の手段として、後述する撚糸
セット処理を施してもよい。本発明においては、要は、
タフトに供する前の時点においてカーペット用捲縮糸の
沸騰水処理後の捲縮率が5.0〜20%であればよい。
【0031】本発明のカーペット用捲縮糸は、ポリアミ
ドマルチフィラメントからなり、これにより捲縮を安定
に付与でき、かつその耐久性を優れたものとすることが
できる。
【0032】ポリアミドとしては、具体的にはポリカプ
ラミド(ナイロン6)やポリヘキサメチレンアジパミド
(ナイロン66)などが挙げられる。また、本発明の効
果を損なわない程度に共重合成分を含むポリアミドのコ
ポリマーであってもよい。さらには、製糸性改善や最終
製品の品質改善のために、共重合成分を添加したり、そ
の他顔料などの粒子を添加したポリアミドであっても何
ら差し支えない。具体的な共重合成分としては、ε−カ
プロアミド、テトラメチレンアジパミド、ヘキサメチレ
ンセバカミド、ヘキサメチレンイソフタラミド、テトラ
メチレンテレフタラミド、およびキシリレンフタラミド
などが挙げられる。また、汚染性を改善するために、特
開平3ー137221号公報に記載されるようなアルカ
リ金属塩を含有するスルホン化した共重合ポリアミドを
使用してもよい。
【0033】なお、顔料としては、有機物および無機物
のどらちでも差し支えないが、一般には、カーボンブラ
ックやベンガラ、フタロシアニン系の顔料が好ましく用
いられる。原料ポリアミド中には、必要に応じて艶消し
剤、例えば酸化チタン、上記着色用顔料などに加えて、
染料、耐候剤、耐熱剤、および酸化防止剤などの添加剤
を併用添加してもよい。
【0034】本発明のカーペットは、カットパイルであ
る表糸と、この表糸をタフトした基布と、この基布の裏
に貼りつけたバッキング材とから構成されたカーペット
であって、表糸が、上記カーペット用捲縮糸を含むこと
を特徴とするものである。
【0035】そして、本発明のカーペットは、表糸とし
てのカットパイル中に、上記ポリアミドマルチフィラメ
ント捲縮糸を40重量%以上、さらには60重量%以上
用いるのが好ましい。上記した本発明のカーペット用捲
縮糸をカットパイルとして40重量%以上使用すること
で、きわめて柔軟で肌触りが良く、特に家庭用ラグカー
ペットとして好適なカーペットを得ることができる。
【0036】上記した本発明のカーペット用捲縮糸をカ
ットパイルとして100重量%使う場合においても、も
ちろんカーペットの風合いは非常に柔らかいものとなる
が、少なくとも40重量%使用することで本発明の効果
を得ることが十分に可能である。
【0037】また、上記した本発明のカーペット用捲縮
糸に、扁平度3.0〜5.0の範囲を外れる他の断面形
状の単繊維からなるマルチフィラメントや、単繊維繊度
3.5〜8.0デニールの範囲を外れる単繊維からなる
マルチフィラメント糸を組み合わせて使用することで、
カーペットとして総合的により高い品質のものを得るこ
とも可能である。この場合の他の糸との組合わせとして
は、例えば防汚性に優れた田型断面糸との組み合わせ、
バルキー性を出すために三葉断面糸やY断面糸との組合
わせ、さらにはY型中空断面糸との組合わせなどが考え
られる。
【0038】本発明のカーペットにおいては、カーペッ
トに表面の柔らかなタッチを十分引き出すために、上記
扁平カーペット用捲縮糸を含むパイル糸としての表糸を
カットパイルとして用いるものである。
【0039】特に柔軟性を求める用途、すなわちムート
ン調、あるいはベロア調のようなカーペットにおいて
は、本発明のカーペット用捲縮糸は、無撚りのままタフ
トするのが良い。
【0040】一方、柔軟性とともにややパイルに腰を持
たせる用途に使用するカーペットの場合には、本発明の
カーペット用捲縮糸に片撚りを施し、タフトしてカーペ
ットとするのが良い。この場合、ポリアミドマルチフィ
ラメントを単独で片撚りを施しても良く、2本または3
本引き揃えて合糸したものを片撚りして使用しても良
い。片撚りの撚り数は特に制限がなく、目的とする柔軟
性と腰に合わせればよいが、通常20〜60t/m、よ
り好ましくは30〜50t/mの条件が採用される。
【0041】さらにまた、カーペットによりしっかりし
た腰が要求される用途や、より高い耐久性が要求される
用途においては、本発明のカーペット用捲縮糸を諸撚り
して使用するのが良い。これにより、従来にない柔軟な
サキソニー調カーペットが得られる。この場合、扁平断
面の単繊維からなるポリアミドマルチフィラメントを常
法により2プライもしくは3プライの諸撚りとすればよ
い。諸撚りの撚り数は特に制限はなく、目的とする柔軟
性と腰に合わせればよいが、通常上撚り数、下撚り数と
も100〜200t/m、さらには120〜180t/
mの条件とするが好ましく採用される。
【0042】上記片撚り、諸撚りを実施するに際して
は、撚りを固定させるために公知の熱処理を組合わせる
ことが可能である。これは上述の微細捲縮を残しつつ捲
縮をある程度弱くする熱処理の場合と同様の効果を引き
出すことにもなることから、好ましい手法であるといえ
る。
【0043】いずれにせよ、目的とするカーペットの風
合いや腰、耐久性などに応じて、ポリアミドマルチフィ
ラメント捲縮糸に無撚り、片撚り、諸撚りの手法を適宜
に使い分ければよい。
【0044】本発明のカーペットのカットパイルを構成
するカーペット用捲縮糸の総繊度は、600〜3000
デニール、好ましくは800〜2000とするものであ
る。600デニールより低い総繊度であると、カーペッ
トの目付を保つために必要以上の合糸工程を要したり、
ゲージやステッチを上げる必要が出てくるために、タフ
ト時の単繊維切れやパイル抜けなどが多発し、工程安定
性に欠けるものとなり易い。また、3000デニールを
越えても、太過ぎてタフトが困難になり、タフト条件を
工夫する必要を生じる。
【0045】もちろん、前述のように用途によって無撚
りの形態であったり、2プライあるいは3プライの撚糸
セット糸として構成されるので、最終的なタフト時の糸
構成を考慮して原糸設計をすればよい。
【0046】本発明におけるカーペットは、特に家庭用
のラグ用途に好ましく用いられるが、通常のロールカー
ペットやオプションカーペット、さらにはレンタル用の
カーペットなど種々のカーペットにも用途展開が可能で
ある。
【0047】次に、本発明の柔らかな風合いで肌触りが
良く、かつ腰が強いと共に耐久性に優れたカーペットの
代表的な製造方法について説明する。まず、扁平断面を
有する捲縮糸は、基本的に公知の溶融紡糸、冷却、給
油、延伸、捲縮付与の各工程からなる通常の方法によっ
て製造される。そして、扁平断面糸の糸断面を本発明の
変形度と単繊維繊度を有するものにするためには、溶融
吐出する際の口金の吐出孔形状と吐出量、引取り速度な
どの紡糸条件を目的に合わせて調節すればよい。
【0048】本発明で用いる溶融紡糸装置は、エクスト
ルーダー型紡糸機およびプレッシャー型紡糸機のどちら
も使用可能であるが、製品の均一性および製糸工程にお
ける収率の点から前者が好ましい。特に原着ポリマーを
用いる場合はエクストルーダー型紡糸機が有利である。
【0049】溶融紡糸された糸条は、冷却、給油の後、
必要に応じて延伸、熱固定が施される。延伸に際して
は、補助的に延伸点を固定するなどの目的でスチーム処
理装置などを併用してもよい。ポリアミドの場合、後の
工程で高い捲縮を付与するためには、ある程度の配向と
結晶化が必要であるので、通常2倍から4倍の延伸を行
うことが好ましい。次いで、それぞれの延伸糸につい
て、別々に捲縮付与装置によって個別に捲縮を付与す
る。捲縮は通常の加熱流体加工処理により付与すればよ
く、例えば、ジェットノズルタイプ、ジェットスタッフ
ァタイプ、さらにはギヤ方式など各種の捲縮付与方法が
採用されうるが、高い捲縮付与とその顕在化を達成する
ためにはジェットノズル方式が好ましい。なかでも米国
特許第3,781,949号明細書に記載の捲縮のノズ
ルなどが好ましく使用される。さらには、捲縮を固定す
る目的から、特開平5−321058号公報に記載の冷
却装置や、さらにはロータリーフィルタを組み合わせて
もよい。
【0050】上記の溶融紡糸、延伸および捲縮付与は、
糸条を途中で巻取らずに連続して行ってもよいし、未延
伸糸段階あるいは延伸糸段階で一旦巻取ってもよい。ま
た、扁平捲縮糸を製造する場合に、その工程通過性や捲
縮特性をコントロールする目的のために、捲縮ノズルに
導入する糸条に予め原糸交絡を付与しても差し支えな
い。得られた扁平断面の単繊維からなるポリアミドマル
チフィラメント捲縮糸には、目的に応じて撚りおよび熱
処理が施されるが、いずれも公知の方法を採りうる。
【0051】タフティングは公知の方法で行うことが可
能である。上述のように、本発明のカーペット用捲縮糸
はカットパイルとしてタフトされた時に効果を発現する
ため、カットが可能なタフトマシンを使用する。本発明
のカーペット用捲縮糸以外の糸をその他の目的で混繊す
る場合には、カットアンドループなどの規格とすること
もできる。本発明のカーペットのパイル高さは、用途に
より適宜設定すればよいが、3mmから30mm、好ま
しくは10mmから20mmの範囲が通常選択される。
【0052】続いて、公知の方法により、染色・バッキ
ングが施される。染色方法は、連続染色、ウィンス染
色、さらにはロープ染色などが、特に制限なく使用可能
である。もちろん、原着糸を使用している場合や、タフ
ト前にチーズ染色を施している場合などには、タフト後
の染色は省略することができ、直接バッキングが実施さ
れる。この場合に、必要に応じシャーリングや、毛割り
を実施することは、より好ましい手法として推奨され
る。
【0053】本発明のカーペットには、静電気抑制のた
めなどの目的で、上記した本発明のカーペット用捲縮糸
以外の他の糸を混繊しても何ら差し支えない。特に好ま
しくは、比抵抗の低い導電性繊維などが混繊され得る。
また、防汚性を高めるために、防汚剤を塗布することも
好ましい。
【0054】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説
明する。上述の説明中、および以下に述べる実施例にお
ける各物性値は、具体的には下記の方法で測定した値で
ある。 [硫酸相対粘度]ポリマ試料を98%硫酸に1重量%の
濃度で溶解し、オストワルド粘度計を用いて25℃で測
定した。 [総繊度]JIS L 1090により測定した。 [単繊維繊度]JIS L 1090により測定した総
繊度を、単繊維数で除して求めた。 [沸騰水処理後の捲縮伸長率]室温(25〜35℃)、
相対湿度50〜75%の雰囲気中に20時間以上放置さ
れていたパッケージから解舒した捲縮扁平糸を、無荷重
状態で30分間沸騰水で浸漬処理した後、平衡水分率ま
で乾燥し、これを沸騰水処理後捲縮糸の試料とする。こ
の試料糸に2mg/dの初荷重をかけ30秒経過した後
に、試料長50cm(L1)にマーキングをする。次い
で、同試料に100mg/dの定荷重をかけて30秒経
過後に、伸びた試料長(L2)を測定する。次いで、下
記式により、捲縮伸長率(%)を求める。 捲縮伸長率(%)=[(L2−L1)/L2]×100 なお、沸騰水処理前に糸条を放置する際の雰囲気条件
は、実際のカーペット製造工程において使用される時の
捲縮糸状態、つまり吸湿により捲縮特性が平衡状態に達
した状態とするためのものであり、平衡状態に達するの
に時間がかかり過ぎず、かつ結露を生じないという点か
ら選定したものである。 [扁平断面糸の変形度]単繊維断面を長方形に近似さ
せ、そのタテとヨコの比から扁平度を算出した。単繊維
5本の測定の平均値とする。 [カーペットの腰]カーペットを静置し、素手による触
感によった官能評価で、その弾力性、反発性を家庭用ラ
グという用途を意識して、相対的に下記のように評価し
た。 ◎…弾力性、反発性が高く、腰がきわめて強い ○…弾力性、反発性が優れ、腰が強い △…弾力性、反発性がやや低く、腰が弱い ×…弾力性、反発性が低く、腰がきわめて弱い。 [カーペットの柔軟性]カーペットを静置し、素手によ
る触感によった官能評価で、その柔らかさ、肌触りなど
を家庭用ラグという用途を意識して、相対的に下記のよ
うに評価した。 ◎…きわめて柔らかく、肌触りがきわめてよい ○…柔らかく、肌触りがきわめてよい △…やや柔らかさに劣り、肌触りは普通 ×…柔らかさに劣り、肌触りが悪い。 [製糸性]糸切れの回数から相対的に下記のように評価
した。 ◎…糸切れが発生しない ○…糸切れがほとんど発生しない △…糸切れがやや発生する ×…糸切れが頻発する。 [カーペットの総合評価]家庭用ラグカーペットとして
の適合性を相対的に下記のように総合評価した。 ◎…適合性きわめて良好 ○…適合性良好 △…適合性やや不良 ×…適合性不良。
【0055】[実施例1]硫酸相対粘度2.8のナイロ
ン6のチップを、エクストルーダータイプの紡糸機によ
り溶融紡糸し、扁平度4.0の断面が楕円扁平の扁平断
面糸を溶融紡糸した。紡糸に連続して冷却し、給油し、
延伸し、引き続き巻き取ることなく特公昭58−121
4号公報に記載のジェットノズル(JN)を用いて捲縮
を付与してから巻取り、総繊度1050デニール、18
0フィラメントのポリアミドマルチフィラメント捲縮糸
を得た。このとき単繊維繊度は5.8デニールと計算さ
れた。この捲縮糸の沸騰水処理後の捲縮伸長率は13.
5%であった。上記の捲縮糸をプラスチック製の円筒状
の管に巻き取り、90℃で20分間湯浴中で熱処理を行
い、低捲縮処理を実施した。このときのプラスチック管
への巻き取り張力は約0.032g/dであった。次い
で、通常のレベルカットにて、ゲージ、目付が1300
g/m2 となるようにステッチを調節してタフトした。
その後、常法に従い染色、バッキングを実施した。この
ようにして得られたカーペットの「腰」、「柔軟性」、
「製糸性」について評価した結果を表1に示す。
【0056】
【表1】 表1の結果から明らかなように、本発明の実施例におい
ては、いずれもカーペットの腰、柔軟性が共に家庭用の
ラグとして満足できるレベルであり、かつ扁平断面糸を
得るに際しての製糸性も問題のないレベルであった。
【0057】[実施例2]実施例1で得られた扁平度
4.0、総繊度1050デニール、180フィラメント
のポリアミドマルチフィラメント捲縮糸を2本引き揃
え、片撚り50t/mを施した後、熱処理を行い熱固定
を実施した。得られたセット糸の沸騰水処理後の捲縮伸
長率は10.9%であった。次いで、実施例1と同様に
通常のレベルカットにて、1/10ゲージ、目付が13
00g/m2 となるようにステッチを調節してタフト
し、続いて染色、バッキングを実施した。得られたカー
ペットの「腰」、「柔軟性」、「製糸性」について評価
した結果を表1に併記する。
【0058】[実施例3]実施例1で得られた扁平度
4.0、総繊度1050デニール、180フィラメント
のポリアミドマルチフィラメント捲縮糸を2本用い、上
撚り数、下撚り数とも150t/mの諸撚りを施した
後、熱処理を行い、熱固定を実施した。得られたセット
糸の沸騰水処理後の捲縮伸長率は7.4%であった。次
いで、実施例2と同様に通常のレベルカットにて、1/
10ゲージ、目付が目付が1300g/m2 となるよう
にステッチを調節してタフトし、続いて染色、バッキン
グを実施した。得られたカーペットの「腰」、「柔軟
性」、「製糸性」について評価した結果を表1に併記す
る。
【0059】[実施例4]実施例1において用いた扁平
断面糸を、パイル糸全体の80%に用い、残りの20%
の糸として、総繊度1100デニール、80フィラメン
トで田型中空断面を有するポリアミドフィラメントを組
み合わせて用い、実施例1と同様にしてタフト、染色を
実施した。得られたカーペットの「腰」、「柔軟性」、
「製糸性」について評価した結果を表1に併記する。
【0060】[実施例5]実施例1で得られた扁平捲縮
糸を、チーズに張力0.1g/dで巻き返し、その後9
5℃の浴中に20分間チーズを浸漬した。該熱処理後の
捲縮糸の捲縮伸長率は10.0%であった。次いで実施
例1と同様にタフトし、カーペット評価を実施し、評価
結果を表1に併記した。
【0061】[比較例1〜6]実施例1において、扁平
断面糸の扁平率を2.0とした場合を比較例1、扁平断
面糸の扁平率を5.5と大きくした場合を比較例2、フ
ィラメント数を変更して単繊維繊度を11.7デニール
と太くした場合を比較例3、逆に総繊度とフィラメント
数を変更することで単繊維繊度を3.3デニールと細く
した場合を比較例4、捲縮付与時の熱処理を強化し、沸
騰水処理後の捲縮伸長率を24.0%と高くした場合を
比較例5、実施例4における田型中空糸の混繊比率を6
7%と高くした場合を比較例6とし、それぞれ実施例と
同様にタフト・染色・バッキングを実施して得られたカ
ーペットについて、「腰」、「風合い」。「製糸性」を
評価した結果を表2に示す。
【0062】
【表2】 比較例1においては扁平断面糸の扁平度が低いため、カ
ーペットとしての柔軟性はあるものの、手触りなどの感
触においてやや反発性が感じられ、風合いとして問題が
残る結果となった。また、比較例2は、逆に扁平断面糸
の扁平度が大きすぎるため、カーペットとしての性能は
優れているものの、製糸性が悪い結果となった。比較例
3は、扁平断面糸の単繊維繊度が太いため、カーペット
の柔軟性に劣る結果となった。また、比較例4において
は、扁平断面糸の単繊維繊度が3.3デニールと細いた
め、比較例2と同様に製糸性が悪い結果となった。一
方、比較例5は、沸騰水処理後の捲縮伸長率が高い糸を
そのままタフトしたため、染色、バッキング工程での捲
縮の発現が大きすぎ、カーペットがフェルトライクの風
合いとなってしまった。さらに、比較例6においては、
田型中空糸の混繊率が67%と大すぎたため、カーペッ
トの柔軟性が十分でなく、本発明の特徴が十分に発現し
ない結果となった。
【0063】
【発明の効果】本発明のカーペット用捲縮糸は、柔らか
な風合いで肌触りが良く、かつ腰が強いと共に耐久性に
優れたカーペットを与えることができる。また、本発明
のカーペットは、上記カーペット用捲縮糸の特性をその
まま生かしたものであり、特に素肌に接触して使用する
家庭用ラグカーペットとして好適である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) D05C 17/02 D05C 17/02 Fターム(参考) 3B120 AA15 AA35 BA30 EA20 EB16 EB30 4L035 BB31 BB36 CC20 DD02 EE20 FF04 HH10 4L036 MA06 MA33 PA20 PA21 PA41 PA46 RA04 UA01 4L044 CA06

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単繊維繊度が3.5〜8.0デニール、
    単繊維の扁平度が3.0〜5.0、沸騰水処理後の捲縮
    伸長率が5.0〜20%のポリアミドマルチフィラメン
    トからなることを特徴とするカーペット用捲縮糸。
  2. 【請求項2】 ポリアミドマルチフィラメントの単繊維
    繊度が4.5〜6.5デニールであることを特徴とする
    請求項1に記載のカーペット用捲縮糸。
  3. 【請求項3】 ポリアミドマルチフィラメントを構成す
    るポリアミドの硫酸相対粘度が2.5〜3.5であるこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載のカーペット用
    捲縮糸。
  4. 【請求項4】 ポリアミドマルチフィラメントの総繊度
    が600〜3000デニールであることを特徴とする請
    求項1〜3のいずれかに記載のカーペット用捲縮糸。
  5. 【請求項5】 カットパイルである表糸と、この表糸を
    タフトした基布と、この基布の裏に貼りつけたバッキン
    グ材とから構成されたカーペットであって、表糸が、請
    求項1〜4のいずれかに記載のカーペット用捲縮糸を含
    むことを特徴とするカーペット。
  6. 【請求項6】 請求項1〜4のいずれかに記載のカーペ
    ット用捲縮糸が、表糸の40重量%以上であることを特
    徴とする請求項5に記載のカーペット。
  7. 【請求項7】 カーペット用捲縮糸が無撚りであること
    を特徴とする請求項5または6記載のカーペット。
  8. 【請求項8】 請求項1〜4に記載のカーペット用捲縮
    糸に20〜60t/mの片撚りを施し、基布にタフト
    し、バッキングした後、パイルカットすることを特徴と
    するカーペットの製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項1〜4に記載のカーペット用捲縮
    糸を2本または3本合糸し、100〜200t/mの下
    撚と上撚からなる諸撚りを施し、基布にタフトし、バッ
    キングした後、パイルカットすることを特徴とするカー
    ペットの製造方法。
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