JP2000219273A - 板状緩衝材 - Google Patents

板状緩衝材

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JP2000219273A
JP2000219273A JP2000069554A JP2000069554A JP2000219273A JP 2000219273 A JP2000219273 A JP 2000219273A JP 2000069554 A JP2000069554 A JP 2000069554A JP 2000069554 A JP2000069554 A JP 2000069554A JP 2000219273 A JP2000219273 A JP 2000219273A
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tubular container
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チューブ容器を箱体に簡便にがたつき無く固
定でき、かつ、箱体に対するチューブ容器の大きさが変
更された場合にも容易にその変更に対応することができ
るチューブ容器の包装用の緩衝材を提供する。 【解決手段】 チューブ容器10を箱体30に収納する
ための緩衝材1Aが、チューブ容器10のシール部11
側からチューブ容器10を狭持する複数の舌片2a、2
b、2cが一枚の板状片に連設されたものからなる。舌
片2a、2b、2cと反対側の板状緩衝材1Aの縁辺3
から舌片2a、2b、2cの基部4までの長さL1は、
チューブ容器10を箱体30に収納した際のチューブ容
器10の高さ方向の余剰空間の長さL11に応じて定め
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チューブ容器を、
その包装用の箱体にがたつき無く収納するために用いる
板状緩衝材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、チューブ容器をその包装用の箱体
にがたつき無く収納するためには、がたつき原因となる
余剰空間を埋める種々の繊維状又はチップ状の緩衝材が
使用されている。また、チューブ容器を収納する箱体そ
のものを特殊な展開図のものとし、箱体に組み立てた際
に、チューブ容器のがたつきを無くす押さえが同時に組
み立てられるようにしたものも使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】繊維状又はチップ状の
緩衝材は、その包装体の開封時に散らかりやすいという
問題がある。また、押さえが組み立てられるようにした
特殊な展開図からなる箱体は組立作業が繁雑であり、さ
らに、その箱体に収容するチューブ容器の大きさが変更
になった場合には容易に対応できないという問題もあ
る。
【0004】これに対し、本発明は、チューブ容器を箱
体にがたつき無く収納する際の緩衝材として簡便に使用
でき、かつ、箱体に対するチューブ容器の大きさが変更
された場合にも容易に対応できる新たな緩衝材を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、板状片に
切れ目を入れること等により板状片に複数の舌片を連設
し、その舌片でチューブ容器のシール部を狭持すること
により板状片をチューブ容器に掛止できるようにし、か
つ板状片の大きさを調整すると、この板状片はチューブ
容器を箱体にがたつき無く収容するための緩衝材として
有用となることを見出した。
【0006】即ち、本発明は、チューブ容器を箱体に収
納するための緩衝材であって、チューブ容器のシール部
側からチューブ容器を狭持する複数の舌片が一枚の板状
片に連設されてなり、舌片と反対側の板状緩衝材の縁辺
から舌片の基部までの長さが、チューブ容器を箱体に収
納した際のチューブ容器の高さ方向の余剰空間の長さに
応じて定められている板状緩衝材を提供する。
【0007】また、本発明は、チューブ容器が箱体に収
納されてなるチューブ容器の包装体であって、チューブ
容器が、そのシール部が上述の板状緩衝材の舌片で狭持
されることにより箱体内で固定されているチューブ容器
の包装体を提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を参照しつつ
詳細に説明する。なお、各図中、同一符号は、同一又は
同等の構成要素を表している。
【0009】図2は、本発明の一態様の板状緩衝材1A
の平面図であり、図1は、この板状緩衝材1Aを用いて
チューブ容器10を箱状被包装物20と共に箱体30に
収容した本発明の包装体の斜視図(同図(a))及び上
面図(同図(b))である。
【0010】この板状緩衝材1Aは、3枚の舌片2a、
2b、2cを一枚の板状片に連設させたものからなって
いる。3枚の舌片2a、2b、2cは、チューブ容器1
0のシール部11側からチューブ容器10の対向する側
面12、13を交互に狭持し、板状緩衝材1Aをチュー
ブ容器10に掛止させている。
【0011】ここで、舌片2a、2b、2cと反対側の
板状緩衝材1Aの縁辺3から舌片の基部4までの長さL
1は、チューブ容器10を箱体30に収納した際のチュ
ーブ容器10の高さ方向の余剰空間の長さL11に応じて
定められている。また、板状緩衝材1Aの幅L4は、チ
ューブ容器10を箱体30に収納した際のチューブ容器
10のシール部11の方向の余剰空間の長さL12に応じ
て定められている。したがって、図1に示すように、こ
の板状緩衝材1Aを用いてチューブ容器10を箱体30
に収容すると、がたつき無く、確実にチューブ容器10
を箱体30内に固定できる。
【0012】なお、板状緩衝材1Aは、上述のようにチ
ューブ容器10を箱状被包装物20と共に箱体30に収
容する場合だけでなく、図3に示したようにチューブ容
器10を単独で箱体30に収容する場合の緩衝材として
も勿論有用であり、かかる包装体も本発明は包含する。
ただし、チューブ容器10を単体で箱体30に収容する
場合には、一般に当該チューブ容器10に適した大きさ
の箱体30が予め作製されるが、チューブ容器10を任
意の他の被包装物と組み合わせて既存の箱体30に収容
する場合、箱体30がチューブ容器10に丁度適合した
大きさとならず、箱体30に収容したチューブ容器10
にがたつきが生じる場合が多い。そこで、このような場
合の緩衝材として、板状緩衝材1Aは特に有用となる。
【0013】板状緩衝材1Aは、その舌片2a、2b、
2cをチューブ容器10のシール部11に狭持させるだ
けで簡単にチューブ容器10に掛止させることができる
ので、この板状緩衝材1Aを用いたチューブ容器10の
箱体30への包装は、極めて容易である。特に、この板
状緩衝材1Aは、3枚の舌片2a、2b、2c中、中央
部の舌片2bの長さL2が両端部の舌片2a、2cの長
さL3に比して長いので、中央部の舌片2bをチューブ
容器10のシール部11側からチューブ容器10の側面
12に沿わせるようにして移動させることにより、より
いっそう容易に板状緩衝材1Aをチューブ容器10のシ
ール部11に掛止させることができる。
【0014】また、板状緩衝材1Aを用いてチューブ容
器10を箱体30に包装した包装体からチューブ容器1
0を取り出して使用する場合、板状緩衝材1Aは簡単に
チューブ容器10から摘み取ることができる。したがっ
て、この板状緩衝材1Aは包装体の開封時の取り扱いも
極めて容易である。
【0015】板状緩衝材1Aは、チューブ容器10を矩
形の箱体30に収容する場合だけでなく、図4に示した
ように、曲面を有する箱体31にチューブ容器10を箱
状被包装物20と共に収容する場合にも使用できる。こ
の場合にも、舌片2a、2b、2cと反対側の板状緩衝
材1Aの縁辺3から舌片の基部4までの長さL1は、チ
ューブ容器10を箱体31に収納した際のチューブ容器
10の高さ方向の余剰空間の長さL11に応じて定めら
れ、また、板状緩衝材1Aの幅L4は、チューブ容器1
0を箱体31に収納した際のチューブ容器10のシール
部11の方向の余剰空間の長さL12に応じて定められ
る。
【0016】板状緩衝材1Aは、板紙、透明又は非透明
のプラスチック板等を所定形状に切断し、切込を入れる
ことなどにより僅かの板状材料から容易に低コストに製
造できる。
【0017】また、板状緩衝材1Aは、チューブ容器1
0を箱体30に収容した際の余剰空間の大きさ、チュー
ブ容器10に必要とされる固定の程度等に応じて形状、
材料等を容易に変更することができる。例えば、図5
(a)、(b)にそれぞれ示したように、収容するチュ
ーブ容器10p、10qの高さH1、H2が箱体30に対
して、比較的高い場合又は低い場合、使用する板状緩衝
材1B、1Cは、図2に示した板状緩衝材1Aにおいて
その縁辺3から舌片の基部4までの長さL1を適宜短く
又は長く形成したものとすることができ、これによりチ
ューブ容器10p、10qをがたつき無く箱体30内に
固定することができる。
【0018】箱体30内においてチューブ容器10をよ
り堅固に固定し、チューブ容器10の包装体の輸送時等
のゆれ等によって板状緩衝材1Aがチューブ容器10か
らはずれることを確実に防止するためには、中央部の舌
片2bの長さL2や両端部の舌片2a、2cの長さL3
それぞれ長くすることができる。
【0019】この他、本発明の板状緩衝材は種々の態様
をとることができる。例えば、図1の板状緩衝材1Aに
おいて、3枚の舌片の長さは必ずしも中央部を長くする
必要はない。図6に示した板状緩衝材1Dのように、3
枚の舌片2a、2b、2cを全て同じ長さにしてもよ
い。また、本発明の板状緩衝材において、舌片の数は必
ずしも3枚に限られない。
【0020】なお、本発明の板状緩衝材を用いてチュー
ブ容器を箱体に収容した本発明の包装体において、収容
するチューブ容器自体については特に制限はなく、箱体
の構造や素材は、収容するチューブ容器の種類等に応じ
て適宜選択できる。例えば、チューブ容器がその外観に
特徴のある化粧品である場合、箱体及び板状緩衝材をそ
れぞれ透明プラスチック板から形成すると、チューブ容
器を包装体の外部から良好に観察できるので好ましい。
また、図示した包装体では、板状緩衝材が箱体の上方に
ある場合を説明したが、板状緩衝材の位置が下方で、チ
ューブ容器が上方でも、或いは、板状緩衝材とチューブ
容器とが水平でも良い。
【0021】
【発明の効果】本発明の板状緩衝材によれば、チューブ
容器を箱体に簡便にがたつき無く固定でき、かつ、箱体
に対するチューブ容器の大きさが変更された場合にも容
易にその変更に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の包装体の斜視図(同図(a))及び
上面図(同図(b))である。
【図2】 本発明の板状緩衝材の平面図である。
【図3】 本発明の包装体の斜視図である。
【図4】 本発明の包装体の斜視図である。
【図5】 本発明の包装体の斜視図である。
【図6】 本発明の板状緩衝材の平面図である。
【符号の説明】
1A 板状緩衝材 2a、2b、2c 舌片 3 縁辺 4 舌片の基部 10 チューブ容器 11 シール部 12 側面 13 側面 20 箱状被包装物 30 箱体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チューブ容器を箱体に収納するための緩
    衝材であって、チューブ容器のシール部側からチューブ
    容器を狭持する複数の舌片が一枚の板状片に連設されて
    なり、舌片と反対側の板状緩衝材の縁辺から舌片の基部
    までの長さが、チューブ容器を箱体に収納した際のチュ
    ーブ容器の高さ方向の余剰空間の長さに応じて定められ
    ている板状緩衝材。
  2. 【請求項2】 3枚の舌片が連設され、そのうちの中央
    部の舌片が両端部の舌片よりも長い請求項1記載の板状
    緩衝材。
  3. 【請求項3】 チューブ容器が箱体に収納されてなるチ
    ューブ容器の包装体であって、チューブ容器が、そのシ
    ール部が請求項1又は2記載の板状緩衝材の舌片で狭持
    されることにより箱体内で固定されているチューブ容器
    の包装体。
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