JPH0315457Y2 - - Google Patents

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JPH0315457Y2
JPH0315457Y2 JP1986041140U JP4114086U JPH0315457Y2 JP H0315457 Y2 JPH0315457 Y2 JP H0315457Y2 JP 1986041140 U JP1986041140 U JP 1986041140U JP 4114086 U JP4114086 U JP 4114086U JP H0315457 Y2 JPH0315457 Y2 JP H0315457Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は段ボール箱等の収納ケースに複数本の
壜詰め製品を区分けして収納するとともに、これ
ら製品の内容物を計量するための計量カツプ、計
量スプーン、キヤツプあるいは栓抜き等の付属物
品を収納することのできる収壜仕切枠(以下単に
仕切枠という)に関する。
(従来技術) 収納ケースに収納される壜詰め製品について
は、例えば調味料の壜詰め製品にはこれの内容物
を計量する計量カツプ、薬品の壜詰め製品には計
量スプーン、調味料、食用酢、ワイン等の壜詰め
製品には計量カツプ、栓抜き等と、これらの壜詰
め製品と密接な関連をもつた付属物品があげられ
る。これら付属物品は、壜詰め製品の収納ケース
といつしよに収納して運搬できれば便利である。
従来、このような壜詰め製品とは別に小箱等の
品物をいつしよに収納できる収納ケースとしては
実開昭54−30666号公報に記載されたボトル類用
包装箱がある。このものは、複数枚の仕切板によ
つて仕切り枠が形成されるものであつて仕切板の
上部に切欠きを形成し、この切欠き部に別の小箱
等を懸架収納するようにしたものである。しかし
ながら、このものは二枚以上の仕切板が組み合わ
されて仕切り枠が形成されるものであるから、壜
詰め製品であるボトル類が包装箱内から数本取出
されると仕切板が支持されず、切欠き部が所定形
状に維持されず、品物を収納することが困難とな
るという問題があつた。
また、上記仕切り枠と形態を異にし、例えば実
開昭60−106912号公報に記載されるように、一枚
の合成樹脂製シートの一体成形によつて作製され
たもので、折り曲げによつて仕切りが形成される
ものがある。かかる形態の仕切り枠にあつては壜
詰め製品を区分けするにとどまり、計量カツプ等
の付属物品を収容できる機能を備えたものは知ら
れていない。このため、このような仕切り枠を使
用して、付属物品を壜とともに収納ケースに収納
する場合には、壜と壜のすき間に充めたりする
か、付属物品だけ別に運搬するようにしていた。
(考案が解決しようとする課題) このように付属物品のみ別に運搬するのは手間
であるし、梱包等も必要となつてコスト高とな
る。又、付属物品を壜と壜のすき間に充めて収め
た場合には、付属物品はすき間におかれるのみで
あるから運搬時に壜とこすれ合つて傷ついたり破
損したりする問題がある。
本考案はこのような事情に鑑みなされたもので
あり、付属物品を複数本の壜とともに収納ケース
は収まる際に、壜相互の区分けを行なうとともに
付属物品を確実に保持し収納することができ、組
立ての容易な仕切枠を提供しようとするものであ
る。
(課題を解決するための手段) すなわち、本考案に係る仕切枠は、一枚の合成
樹脂製シートにより一体的に成形され、底壁及び
側壁にほぼ山形な仕切壁を垂設し、かつ側壁頂部
を折目にして組立てられる仕切枠であつて、前記
側壁頂部の一部を開口させ、仕切枠を組立てたと
き前記開口より側壁どうしの間に形成される空間
内に計量具等の付属物品を収容する収容部を設け
たことを特徴としている。なお、ここでいう開口
とは、切込みによる場合に限らず、側壁頂部の一
部をへこませることによつて形成される開口を含
んでいる。
(作用) このように仕切枠の側壁どうしの間に形成され
る空間内に収容部を設けることによつて、複数本
の壜を区分けして収納するとともに付属物品を収
容部に収容して収納ケースを運搬できる。また、
かかる収容部は一体的に形成された一枚の合成樹
脂シートを折り曲げて形成した側壁頂部の一部を
開口させて形成されているため、付属物品ががた
ついたりこぼれ落ちたりすることがなく、壜取り
出し後も仕切枠が型くずれすることがない。
(実施例) 以下、図面を参照して本考案の実施例を具体的
に説明する。
第1図は本考案の一実施例の組立てた状態を示
し、第2図は組立て前の状態を示している。仕切
枠1は発泡性の合成樹脂等を素材とする一枚のシ
ートから真空成形により製造されている。この仕
切枠1は第2図に示す折目Xに沿つて折り曲げる
ことにより第1図に示すように組立てられ、底壁
2及び側壁3を形成するようになつている。この
底壁2及び側壁3には仕切壁4を有し、底壁2と
側壁3と仕切壁4とにより壜を個別に仕切つて収
納する収納部Aが設けられる。仕切壁4は第3図
に示すように山形をなし仕切枠1の組立て状態に
おいては側壁3より突設する仕切壁4どおしが、
丁度底壁2の中央部上方で当接するようになつて
いる。また、実施例については底壁2に形成され
た仕切壁4と側壁3に形成された仕切壁4とは側
縁部4aが45゜の角度で傾斜した形状をなしてい
る。したがつて仕切枠1の組立状態では両者の仕
切壁4相互の側縁部4aが当接し側壁3が内側へ
曲折するのを防止するとともに仕切枠1の組立て
を容易にしている。つまり、第2図に示す折目X
に沿つてシートを折り曲げれば前記底壁2の仕切
壁4と側壁3の仕切壁4との側縁部4aが当接
し、所定の組立状態に仕切枠1が組立てられるよ
うになつている。さらに仕切壁4の断面は第4図
に示すように、その頂点において巾をもつた形状
に形成されており、これによつて緩衝性を良くし
ている。
さて、この実施例については、第1図に示すよ
うに側壁3頂部にその一部を切欠いた切欠5から
なる収容部が設けられている。このような切欠5
に対しては例えば第5図に示すように計量カツプ
10が収容される。計量カツプ10は通常取手1
1を有するが、この例の場合には前記のような切
欠5の中央が空隙となつているからこれに前記計
量カツプ10の取手11を挿入して収容でき、収
容スペースをとらない。さらに計量カツプ10の
取手11が切欠5内に深く嵌まり込むので保持性
も良いという利点がある。又、一時に収納物を取
出す場合、前記切欠5内に指等を挿し入れて、仕
切枠1を少し引き上げれば収納物の取出しも容易
となる利点もある。
又、この実施例については、切欠5を設ける範
囲を第6図に示すように計量カツプ10の高さと
同一にすれば計量カツプ10の上下端を切欠5の
両側縁5a,5bで挟持できるので計量カツプ1
0の保持性はさらに良くなる。なお、切欠5へは
計量カツプ10を横にして収容する構造の他、縦
にして収容する構造としてもよい。
第7図は収容部についての別例を示したのであ
り、側壁3の頂部の巾を広く形成し、この頂部を
内側にくぼませて凹部6を設け、これに計量カツ
プ10を収容するようにしたものである。この凹
部6は計量カツプ10の外形状に合う内形状とし
てもよいし、又、第8図に示すように凹部6内周
面に指圧でへこませることのできる出張り7を設
けて、凹部6内周面と出張り7との範囲内で大き
さの異なる計量カツプ10を収容できるようにし
てもよい。又凹部6は側壁3の頂部に沿つて溝形
状に形成してもよく、あるいは個々に計量カツプ
10を収容するくぼみに形成してもよい。このよ
うな凹部6を設けた収容部については薬品の計量
等に使用される取手のない小型の計量カツプの収
容に適している。もちろん凹部6の大きさにより
通常の計量カツプ10の収容も可能である。
第9図は収容部のさらに別例を示したものであ
り、側壁3頂部を平坦に形成し、その頂部に沿つ
て両端をV字形に切込んだ切込8を設けている。
この切込8の長さは計量カツプ10の高さに合わ
せて形成し、計量カツプ10は第10図に示すよ
うに計量カツプ10の取手11側を切込8内側へ
収め、上下端を切込8によつて形成されて舌片8
aで挟持して収容されるようになつている。
さらに第11図は収容部の別例を示したもので
あり、この例の場合には側壁3の頂部から側壁3
に向かつて斜めにスリツト9を設けている。この
場合計量カツプ10はその開口側から嵌め込ま
れ、スリツト9内に計量カツプ10の周壁を挟持
させることによつて収容されるようになつてい
る。
なお、収容部については、側壁3頂部のどこに
設けられていてもよいが、壜を収納する収納部A
によつて囲まれた部分に設けた方が収納密度を高
め得る。
されに収容部について、実施例では計量カツプ
10を収容した例について説明したが、本考案に
ついては、前記計量カツプ10に限らず、計量ス
プーンや栓抜き等の付属物品を収容してもよく、
その場合にはこれら付属物品の形状等に適する収
容部を形成する。このため実施例第1図に記載し
た切欠5からなる収容部の他に、第7図に開示し
た凹部6形状を有する収容部のいずれであつても
よい。
(考案の効果) 本考案は仕切枠の側壁どうしの間に形成される
空間内に計量具を収容できる収容部を設けたか
ら、複数本の壜とともに付属物品を収納ケース内
に収めることができる。また、仕切枠は一枚の合
成樹脂製シートにより一体的に成形されたもので
あり、収容部は側壁頂部の一部を開口させる形態
であるから収容部の形状がくずれることはない。
このため収容部に収められた付属物品ががたつい
たりすることがなく壜取り出し後も仕切枠が型く
ずれすることもない。
又、この仕切枠は一枚のシートより成形され、
折目に沿つて折り曲げることにより容易に組立て
できる。
又、実施例に示すような収容部の構造とした場
合には、いずれも簡単な構造であり、その製造も
容易で仕切枠を安価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第5図までは本考案の一実施例を示
し第1図は組立てた状態の全体の斜視図、第2図
は組立て前の状態の平面図、第3図は第1図に示
す例の側面図、第4図は仕切壁の断面図、第5図
は計量カツプを収容した状態の側面図、第6図か
ら第11図までは収容部についての他の実施例を
示し第6図及び第11図は各別例の正面図、第7
図及び第8図は各別例の断面図、第9図は別例の
平面図、第10図は第9図に示す例の計量カツプ
を収容した状態での正面図である。 図中、1は仕切枠、2は底壁、3は側壁、4は
仕切壁である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一枚の合成樹脂製シートにより一体的に成形さ
    れ、底壁及び側壁にほぼ山形な仕切壁を垂設し、
    かつ側壁頂部を折目にして組立てられる仕切枠で
    あつて、前記側壁頂部の一部を開口させ、仕切枠
    を組立てたとき前記開口より側壁どうしの間に形
    成される空間内に計量具等の付属物品を収容する
    収容部を設けたことを特徴とする収壜仕切枠。
JP1986041140U 1986-03-20 1986-03-20 Expired JPH0315457Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986041140U JPH0315457Y2 (ja) 1986-03-20 1986-03-20

Applications Claiming Priority (1)

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JP1986041140U JPH0315457Y2 (ja) 1986-03-20 1986-03-20

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Publication Number Publication Date
JPS62152914U JPS62152914U (ja) 1987-09-28
JPH0315457Y2 true JPH0315457Y2 (ja) 1991-04-04

Family

ID=30855864

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986041140U Expired JPH0315457Y2 (ja) 1986-03-20 1986-03-20

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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0734820Y2 (ja) * 1989-03-15 1995-08-09 ライオン株式会社

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5430666B2 (ja) * 1975-10-14 1979-10-02
JPS566718B2 (ja) * 1976-06-02 1981-02-13

Family Cites Families (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5430666U (ja) * 1977-07-30 1979-02-28
JPS566718U (ja) * 1979-06-26 1981-01-21
JPS60106912U (ja) * 1983-12-26 1985-07-20 株式会社東芝 仕切り材

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JPS62152914U (ja) 1987-09-28

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