JP2000218593A - ワーク先端位置検出装置およびワーク切断装置 - Google Patents

ワーク先端位置検出装置およびワーク切断装置

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JP2000218593A
JP2000218593A JP11022991A JP2299199A JP2000218593A JP 2000218593 A JP2000218593 A JP 2000218593A JP 11022991 A JP11022991 A JP 11022991A JP 2299199 A JP2299199 A JP 2299199A JP 2000218593 A JP2000218593 A JP 2000218593A
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cutting
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moving
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Masahiro Takai
雅博 高井
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ワークの先端位置を正確に検出することがで
きるワーク先端位置検出装置を備え、連続的に搬送され
るワークを所定の長さに正確に切断する。 【解決手段】 移動当接部4とともに移動しつつワーク
Wの所定の部位を切断する切断機5とを備え、移動当接
部4が、搬送路上3を移動可能な移動部6と、ワークW
の先端部に当接する当接部7とを備え、この当接部7
が、ワークWの搬送方向と直交する当接面7aを有し、
この当接面7aにワークWの先端面が当接して、ワーク
Wによって押圧された際に、ワークWの先端面が当接し
た状態で所定長さだけワークWの搬送方向に移動する移
動部6を設け、移動当接部4に、ワークWによって当接
部7が押圧されて所定距離移動した際に、これを検出し
て切断刃5aをワークWの所定の部位を切断するように
作動するとともに、移動当接部4をワークWとともに搬
送路3上を移動するセンサ部を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送路上を一定の
速度で搬送されくるワークの先端を検出するワーク先端
検出装置およびこのワーク先端検出装置を備え、押出機
によって押出されて、連続的に搬送される成形品(ワー
ク)を所定の長さに切断するワーク切断装置に関するも
のである。
【0002】
【背景の技術】上述したようなワーク切断装置の一例と
して、例えば、特開平7−164385号公報に記載さ
れたものが知られている。このワーク切断装置は、押出
成形品(ワーク)の搬送方向に沿って移動自在な移動裁断
台と、この移動裁断台に設けられた裁断刃と、移動裁断
台と連動し、裁断刃よりも所定の寸法分だけ成形品の搬
送方向に沿って下流側に設けられた成形品端部検出用セ
ンサと、このセンサからの出力信号に基づき、移動裁断
台の移動動作および裁断刃の裁断動作を制御するコント
ローラとを備え、該コントローラによる操作によって、
センサが成形品の端部位置に到達するまで移動裁断台が
移動して、裁断刃により成形品が裁断されるように構成
されたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なワーク切断装置では、押出成形品(ワーク)の先端位置
をセンサが検出した際に、裁断刃によって成形品を裁断
(切断)するようにしているが、押出機から押出されてく
る押出成形品は、必ずしも真っ直ぐに搬送されてくるの
ではなく、搬送路上において搬送方向に対して若干傾い
て搬送される場合があり、この場合、前記センサが検出
したワークの先端位置は該ワークが傾いている分正確に
検出されていないという課題があった。このように、ワ
ークの先端位置が正確に検出されていないと、切断刃に
よって成形品を切断した場合、切断された成形品が所定
の長さ寸法より長くなったり、成形品の切断端部が斜め
になるなど、切断精度が悪くなるという課題があった。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、搬送路上を一定の速度で搬送されくるワークの先端
位置を正確に検出することができるワーク先端位置検出
装置およびこのワーク先端位置検出装置を備え、押出機
によって押出されて、連続的に搬送される成形品(ワー
ク)を所定の長さに正確に切断することができるワーク
切断装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1のワーク先端位置検出装置は、例
えば図1〜図3に示すように、搬送路3上を一定の速度
で搬送されるワークWの先端部に当接して、該ワークW
とともに搬送路3上を移動可能な移動当接部4を備え、
前記移動当接部4は、前記搬送路3上を移動可能な移動
部6と、この移動部6に設けられて、前記ワークWの先
端部に当接する当接部7とを備え、前記当接部7は、ワ
ークWの搬送方向と直交する当接面7aを有し、この当
接面7aに前記ワークWの先端面が当接して、該ワーク
Wによって押圧された際に、該ワークWの先端面が当接
した状態で所定長さだけワークWの搬送方向に移動可能
となるようにして前記移動部6に設けられ、前記移動当
接部4には、前記当接部7の当接面7aに前記ワークW
の先端面が当接して、該ワークWによって前記当接部7
が押圧されて所定距離移動した際に、これを検出するこ
とで、ワークWの先端位置を検出するセンサ部13が設
けられているものである。
【0006】前記搬送路3としては、例えば、図1およ
び図2に示すように、切断装置のフレームの上面に、多
数のローラ3a…を所定間隔で互いに平行に設けてなる
ローラコンベアで構成してもよいし、ベルトコンベアで
構成してもよいし、さらには単に表面が平らな搬送面で
構成してもよい。
【0007】前記当接部7の当接面7aに前記ワークW
の先端面が当接して、該ワークWによって押圧された際
に、該ワークWの先端面が当接した状態で所定長さだけ
ワークWの搬送方向に移動可能とするには、例えば、当
接部7を移動部6に、コイルバネや板バネ等のバネ部材
を介して設け、当接部7の当接面7aに前記ワークWの
先端面が当接して、該ワークWによって当接部7が押圧
された際に前記バネ部材が弾性的に圧縮されることで、
当接部7が移動するように構成してもよいし、当接部7
を移動部6にエアシリンダ装置を介して設け、当接部7
の当接面7aに前記ワークWの先端面が当接して、該ワ
ークWによって当接部7が押圧された際に前記エアシリ
ンダ装置が圧縮されることで、当接部7が移動するよう
に構成してもよい。
【0008】前記センサ部13は、接触式のセンサや非
接触式のセンサのいずれを使用してもよい。接触式のセ
ンサとしては、例えば、物体に接触したことを検出する
タッチセンサが好適に使用され、非接触式のセンサとし
ては、物体が近接したことを検出する近接センサが好適
に使用される。
【0009】請求項1のワーク先端位置検出装置Sにお
いては、ワークWが搬送路3上を一定の速度で搬送され
てくると、該ワークWの先端が移動当接部4を構成する
当接部7の当接面7aに当接する。すると、該当接部7
がワークWによって押圧されて、ワークWの搬送方向に
移動するが、この際、ワークWが搬送方向に対して若干
傾いて搬送されてきた場合、前記当接面7aがワークW
の搬送方向と直交する平面であるので、ワークWの先端
面が当接面に完全に当接することで、ワークWはその向
きを搬送方向と平行に矯正されつつ移動していく。そし
て、ワークWによって前記当接部7が押圧されて所定距
離移動すると、これを前記センサ部13が検出すること
により、ワークWの先端位置を検出する。このように、
ワークWが搬送路3上において搬送方向に対して若干傾
いて搬送されても、ワークWはその向きを搬送方向と平
行に矯正されつつ移動していくので、前記センサ部13
によってワークWの先端位置が正確に検出される。
【0010】請求項2のワーク切断装置は、請求項1記
載のワーク先端位置検出装置Sを備え、押出機2によっ
て連続的に押出成形されて、搬送路3上を一定の速度で
搬送されるワークWを、所定長さに切断する装置であっ
て、前記ワーク先端位置検出装置Sと、このワーク先端
位置検出装置Sを構成する移動当接部4との間の距離を
一定に保持しながら、該移動当接部4とともに移動しつ
つワークWの所定の部位を切断する切断刃5aを有する
切断機5とを備えてなり、前記ワーク先端位置検出装置
Sを構成するセンサ部13が、前記ワークWによって前
記当接部7が押圧されて所定距離移動した際に、これを
検出して前記切断刃5aをワークWの所定の部位を切断
するように作動するとともに、前記移動当接部4をワー
クWとともに搬送路3上を移動するように作動するもの
であることを特徴としている。
【0011】前記押出機2によって押出成形されるワー
クWとしては、例えば、木粉等からなるセルロース系微
粉末と、樹脂と、顔料とを混合し、この混合材料を溶融
したものを押出したものや、通常の樹脂などが挙げられ
るが、これに限ることなく、セラミックスの原料粉末や
焼結金属の原料粉末と樹脂とを混合した混合材料を押出
したものや、モルタル等であってもよい。
【0012】前記切断刃5aは、円盤状をなし外周に切
刃を有する回転する刃物で構成してもよいし、上下に往
復動可能な帯鋸状の刃物で構成してもよい。回転する刃
物の場合、これを搬送路3の下方に配置し、ワークWを
切断する際に、上昇させて搬送路3上に突出するように
すればよい。また、帯鋸状の刃物の場合、これを搬送路
の側方に配置し、ワークを切断する際に、横方向に移動
させて搬送路上に進入するようにすればよい。
【0013】前記切断機5を、前記移動当接部4との間
の距離を一定に保持しながら、該移動当接部4とともに
移動させる場合、例えば、搬送路3の側方に、ワークW
の搬送速度と同一速度で移動可能な移動フレーム8を設
け、この移動フレーム8の基端部に前記切断機5を取付
固定し、該移動フレーム8の先端部に前記移動当接部4
を取付固定してもよいし、前記切断機5の移動を、前記
移動当接部4の移動と電気的に同期させ、かつ同速度で
移動するように構成してもよい。
【0014】請求項2のワーク切断装置においては、押
出機2によってワークWが連続的に押出成形されて、搬
送路3上を一定の速度で搬送されてくると、該ワークW
の先端が移動当接部4を構成する当接部7の当接面7a
に当接する。すると、該当接部7がワークWによって押
圧されて、ワークWの搬送方向に移動するが、この際、
ワークWが搬送方向に対して若干傾いて搬送されてきた
場合、前記当接面7aがワークWの搬送方向と直交する
平面であるので、ワークWの先端面が当接面に完全に当
接することで、ワークWはその向きを搬送方向と平行に
矯正されつつ移動していく。そして、ワークWによって
前記当接部7が押圧されて所定距離移動すると、これを
前記センサ部13が検出して、前記切断刃5aが作動し
て、ワークWの所定の部位を切断するとともに、この切
断中において、前記移動当接部4がワークWとともに搬
送路3上を移動する。このようにして、切断刃5aによ
ってワークWを切断することで、該ワークWは所定の長
さに切断されるとともに、ワークWの断端部が斜めにな
ることがなく、よって、ワークWを所定の長さに正確に
切断することができる。
【0015】請求項3のワーク切断装置は、請求項2に
おいて、前記当接部6が、付勢部材10によって前記ワ
ークWをその搬送方向と逆方向に付勢した状態で、所定
長さだけワークWの搬送方向に移動可能とされたもので
ある。
【0016】前記付勢部材10は、例えば、上述したよ
うに、コイルバネや板バネ等のバネ部材であり、このバ
ネ部材を前記当接部7と移動部6との間に介装すること
で、当接部7の当接面7aに前記ワークWの先端面が当
接して、該ワークWによって当接部7が押圧された際に
前記バネ部材が弾性的に圧縮されることで、当接部7が
移動可能となる。
【0017】請求項3のワーク切断装置においては、当
接部7の当接面7aに前記ワークWの先端面が当接し
て、該ワークWによって当接部7が押圧された際に、該
当接部7が付勢部材10によって前記ワークWをその搬
送方向と逆方向に付勢するので、ワークWの先端面が当
接部7の当接面7aに確実に密接しつつ、該当接部7が
ワークWの搬送方向に移動するので、より確実にワーク
Wの向きを真っ直ぐに矯正でき、ワークWの切断精度が
向上する。
【0018】請求項4のワーク切断装置は、請求項2ま
たは3において、前記切断機5の切断刃5aを、ワーク
Wの搬送路3の下方に、搬送路3上に出没可能に設けた
ものである。
【0019】切断刃5aを搬送路3上に出没可能に設け
るには、例えば、切断刃5aを切断機のフレームに昇降
自在に取付け、該切断刃5aをエアシリンダ装置16等
の駆動手段によって、上下に移動させるようにすればよ
い。
【0020】請求項4のワーク切断装置においては、押
出機2によってワークWが連続的に押出成形されて、搬
送路3上を一定の速度で搬送されているときは、切断刃
5aが搬送路3の下方に待機していることで、ワークW
がスムーズに搬送され、該ワークWが当接部7の当接面
7aに当接して、該ワークWによって当接部7が押圧さ
れて所定距離移動した際に、これを前記センサ部13が
検出して、前記切断刃5aが上昇してきて搬送路3上に
突出して、ワークWの所定の部位を切断するので、切断
刃5aの昇降動作を制御することによって、ワークWを
搬送路3上で容易かつ確実に切断し、また、搬送するこ
とができるという利点がある。
【0021】請求項5のワーク切断装置は、請求項2〜
4のいずれかにおいて、前記切断機5に、その切断刃5
aによってワークWを切断する際に、ワークWの切断位
置近傍において、該ワークWを上方から押さえるワーク
押え部17を設けたものである。
【0022】前記ワーク押え部17は、搬送路3の上方
位置に配置するが、この場合、エアシリンダ装置18,
19を切断機に取付け、該エアシリンダ装置18,19
のピストンロッドに押え板20,21を取付けるような
構成とすればよい。また、ワーク押え部17では、ワー
クWの切断位置を挟むようにしてワークWを押さえるよ
うに構成するのが望ましい。
【0023】請求項5のワーク切断装置においては、ワ
ークWを切断機5の切断刃5aによって切断する際にお
いて、ワーク押え部17がワークWの切断位置近傍にお
いて、該ワークWを上方から押さえるので、ワークWは
切断中に搬送路3上で躍ることなく固定されるので、該
ワークWを確実に切断することができるという利点があ
る。
【0024】請求項6のワーク切断装置は、請求項2〜
5のいずれかにおいて、前記搬送路3の一方の側方に、
前記切断機5の切断刃5aによって切断されたワークW
を、搬送路3の他方の側方に向けて押出す押出し部2
2,23を設け、前記搬送路3の他方の側方に、前記押
出し部22,23によって押出されたワークWを、搬送
路3の他方の側方に排出する排出シュート24,25を
設けたものである。
【0025】前記押出し部22,23としては、例え
ば、搬送路3の一方の側方に、エアシリンダ装置22
a,23aを設置し、このエアシリンダ装置22a,23
aによって、押出板22b,23bを搬送路3を横切る
方向に移動させるような構成とすればよい。また、前記
排出シュート24,25は、前記搬送路3の他方の側方
に、該搬送路3から斜め下方に傾斜するように設置する
のが望ましい。
【0026】請求項6のワーク切断装置においては、前
記切断刃5aによって、ワークWが所定の長さに切断さ
れると、該切断されたワークWが押出し部22,23に
よって、搬送路3の他方の側方に押出され、排出シュー
ト24,25から排出されるので、押出機2によって連
続的に押出成形されて搬送路3上を搬送されてくるワー
クWを、次々に所定の長さに切断して排出することがで
きるという利点がある。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明のワ
ーク先端位置検出装置およびワーク切断装置の実施の形
態の一例について説明する。図1および図2は本発明に
係るワーク切断装置の一例を示すもので、図1はワーク
切断装置の平面図、図2は同側面図である。これらの図
に示すワーク切断装置1は、ワーク先端位置検出装置S
を備えており、押出機2によって連続的に押出成形され
て、搬送路3上を一定の速度で搬送されるワークWを、
所定長さに切断するものであって、前記搬送路3上を一
定の速度で搬送されるワークWの先端部に当接して、該
ワークWとともに搬送路3上を移動可能な移動当接部4
と、この移動当接部4との間の距離を一定に保持しなが
ら、該移動当接部4とともに移動しつつワークWの所定
の部位を切断する切断刃5aを有する切断機5とを備え
て概略構成されている。なお、前記ワーク先端位置検出
装置Sは、前記移動当接部4と後述するセンサ部13と
を備えて構成されているものである。
【0028】前記押出機2は、木粉等からなるセルロー
ス系微粉末と、樹脂と、顔料とを混合し、この混合材料
を溶融したものを押出成形するものであり、前記ワーク
切断装置1の上流側に設置され、該押出機2によって押
出成形されたワークWがワーク切断装置1に搬送される
ようになっている。前記搬送路3は、ワーク切断装置1
のフレームの上面に設けられた多数のローラ3a…によ
って構成されたローラコンベアであり、多数のローラ3
a…はワークWの搬送方向に所定間隔で平行に設置され
ている。
【0029】前記移動当接部4は、前記搬送路3上を移
動可能な移動部6と、この移動部6に設けられて、前記
ワークWの先端部に当接する当接部7とを備えて概略構
成されている。前記移動部6は、搬送路3の側方に設け
られた左右に長尺な移動フレーム8の先端部に取付けら
れており、該移動フレーム8は、図示しない駆動手段に
よって、図1および図2において左右に移動できるよう
になっている。この移動フレーム8の右側への移動速度
は、ワークの搬送速度と等しく設定されている。また、
移動部6は、移動フレーム8にその左右方向における所
望の位置に取付け固定できるようになっており、該移動
部6の取付け位置を調整することで、ワークWの切断長
さを調整するようになっている。
【0030】また、前記移動フレーム8の基端部(左端
部)には、前記切断機5が取付けられている。したがっ
て、移動フレーム8が移動することで、前記切断機5が
移動するとともに、移動フレーム8の先端部に取付けら
れた移動部6が移動し、これによって、切断機5は前記
移動当接部4との間の距離を一定に保持しながら、該移
動当接部4とともに移動するようになっている。
【0031】前記当接部7は、図3に示すように、長方
形板状のものであり、その正面側の面はワークWの先端
面が当接される当接面7aとされ、この当接面7aはワ
ークWの搬送方向と直交する面とされている。また、前
記移動部6には取付プレート9が固定されており、この
取付プレート9の下端部には付勢部材10,10が取付
けられている。この付勢部材10は内部にコイルバネが
設けられた筒体10aと、この筒体10aに進退可能に
挿入されたロッド10bとを備えて構成されており、該
ロッド10bは、これを筒体10aに押込むと、前記コ
イルバネが圧縮されて、その弾性復帰力で突出する方向
に付勢されるようになっている。そして、前記付勢部材
10,10のロッド10b,10bの先端部には、前記当
接部7が取付けられており、該当接部7は、付勢部材1
0,10によって前記ワークWをその搬送方向と逆方向
に付勢した状態で、所定長さだけワークの搬送方向に移
動可能とされている。
【0032】また、前記取付プレート9の下端部には、
検出ロッド11が左右に摺動自在に挿通されており、該
検出ロッド11の先端部(左端部)は前記当接部7に連結
され、基端部(右端部)には、検出プレート12が固定さ
れている。一方、前記取付プレート9の裏側には、セン
サ部13が前記検出プレート12に対向して設けられて
いる。そして、前記センサ部13では、当接部7の当接
面7aにワークWの先端面が当接して、該ワークWによ
って当接部7が右側に押圧されて所定距離移動した際
に、これを検出して前記切断機5の切断刃5aをワーク
Wの所定の部位を切断するように作動するとともに、前
記移動フレーム8を右側に移動させることで、移動当接
部4をワークWとともに搬送路3上を移動するように作
動するようになっている。
【0033】前記切断機5は、図2に示すように、ワー
ク切断装置1のフレーム上を前記搬送路3に沿って左右
に移動自在に設けられており、前記移動フレーム8が移
動することで、該移動フレーム8とともに移動するよう
になっている。前記切断機5は取付部15を備えてお
り、この取付部15には、前記切断刃5aが昇降自在に
取付けられ、さらに、該切断刃5aは前記取付部15に
固定されたエアシリンダ装置16のピストンロッド16
aに連結されている。そして、前記切断刃5aはピスト
ンロッド16aを伸ばすことによって、上昇して搬送路
3上に突出し、一方、ピストンロッド16aを引込むこ
とによって、下降して搬送路3から没するようになって
いる。
【0034】また、前記エアシリンダ装置16は、前記
当接部7の当接面7aにワークWの先端面が当接して、
該ワークWによって当接部7が右側に押圧されて所定距
離移動した際に、これを前記センサ部13が検出して、
このセンサ部13の検出信号によって、ピストンロッド
16aが上昇して、切断刃5aによってワークWを切断
し、その後、ピストンロッド16bが下降して、搬送路
下に戻るように制御されている。さらに、前記移動フレ
ーム8は、前記当接部7の当接面7aにワークWの先端
面が当接して、該ワークWによって当接部7が右側に押
圧されて所定距離移動した際に、これを前記センサ部1
3が検出して、このセンサ部13の検出信号によって、
右側に移動して、移動当接部4がワークWとともに搬送
路3上を移動するように制御されている。
【0035】また、前記切断機5には、その切断刃5a
によってワークWを切断する際に、ワークWの切断位置
近傍において、該ワークWを上方から押さえるワーク押
え部17が設けられている。すなわち、前記切断機5の
上部フレームには、エアシリンダ装置18,19が左右
に所定間隔離間して設けられており、該エアシリンダ装
置18,19のピストンロッド18a,19aの下端部に
は、押え板20,21が取付けられている。該押え板2
0,21は略水平に配置された長方形状の板であり、ワ
ークWの切断位置、すなわち、前記切断刃5aを挟むよ
うな位置に配置されている。
【0036】そして、上記構成のワーク押え部17で
は、前記切断刃5aによってワークWを切断する直前
に、ピストンロッド18a,19aが下方に伸びること
で、押さえ板20,21が下降して、該押え板20,21
でワークWの切断位置を挟むようにしてワークを押さえ
るようになっており、切断終了後、ピストンロッド18
a,19aが上方に引込まれることで、押え板20,21
が上昇して、ワークWの押えを解除するようになってい
る。
【0037】また、前記搬送路3の一方の側方には、図
1に示すように、前記切断機5の切断刃5aによって切
断されたワークWを搬送路3の他方の側方に向けて押出
す押出し部22,23が左右に離間して設けられてい
る。前記押出し部22は、前記移動フレーム8の中途部
に取付けられたエアシリンダ装置22aと、このエアシ
リンダ装置22aによって前記搬送路3を横切る方向に
移動される押出板22bとから構成されており、該押出
板22bがエアシリンダ装置22aによって、搬送路3
の一方の側方から他方の側方に向けて移動することで、
切断されたワークWを搬送路3の他方の側方に向けて押
出すようになっている。また、前記押出し部23は、前
記切断機5の前面側に設けられたエアシリンダ装置23
aと、このエアシリンダ装置23aによって前記搬送路
3を横切る方向に移動される押出板23bとから構成さ
れており、該押出板23bがエアシリンダ装置23aに
よって、搬送路3の一方の側方から他方の側方に向けて
移動することで、切断されたワークWを搬送路3の他方
の側方に向けて押出すようになっている。
【0038】さらに、前記搬送路3の他方の側方には、
前記押出し部22によって押出されたワークWを、搬送
路3の他方の側方に排出する排出シュート24が設けら
れている。この排出シュート24は、前記搬送路3に沿
って配設されており、該搬送路3から斜め下方に傾斜し
て設けられている。また、前記搬送路3の基端部側の他
方の側方には、前記押出し部23によって押出されたワ
ークWを、搬送路3の他方の側方に排出する排出シュー
ト25が前記切断機5に取付けられた状態で設けられて
いる。この排出シュート25は、前記搬送路3に沿って
配設されており、該搬送路3から斜め下方に傾斜して設
けられている。前記排出シュート25は前記切断機5と
ともに移動可能となっており、移動する際には前記排出
シュート24の上側に重なるようにして移動するように
なっている。なお、前記排出シュート24,25の先端
側には、図示しないストックヤードが設けられており、
前記搬送路3から排出シュート24,25に押出された
ワークWは、排出シュート24,25上を滑り落ちて前
記ストックヤードに貯留されるようになっている。
【0039】次に、上記構成のワーク切断装置によって
ワークを所定長さに切断する方法について説明する。ま
ず、前記押出機2によってワークWが連続的に押出成形
されて、図4(a)に示すように、搬送路3上を搬送さ
れ、該ワークWの先端が移動当接部4を構成する当接部
7の当接面7aに当接する。
【0040】すると、図4(b)に示すように、前記当接
部7がワークWによって右側に押圧されて、ワークWの
搬送方向に移動するが、この際、ワークWが搬送方向に
対して若干傾いて搬送されてきた場合、前記当接面7a
がワークWの搬送方向と直交する平面であり、該当接面
7aに前記ワークWの先端面が当接して、該ワークWに
よって当接部7が押圧された際に、該当接部7が前記付
勢部材10によって前記ワークWをその搬送方向と逆方
向に付勢するので、ワークWの先端面が当接部7の当接
面7aに確実に密接しつつ、該当接部7がワークWの搬
送方向に移動するので、ワークWの先端面は当接面7a
に完全に当接することになり、よって、ワークWはその
向きを搬送方向と平行に矯正されつつ移動していく。
【0041】そして、ワークWによって前記当接部7が
押圧されて所定距離移動すると、これを前記センサ部1
3が検出して、前記ワーク押え部17のエアシリンダ装
置18,19が作動して、押え板20,21が下降してき
て、ワークWをその切断位置を挟むようにして上方から
押さえる。また、ワークWによって前記当接部7が押圧
されて所定距離移動すると、これを前記センサ部13が
検出することにより、ワークWの先端位置が検出され
る。このように、ワークWが搬送路3上において搬送方
向に対して若干傾いて搬送されても、ワークWはその向
きを搬送方向と平行に矯正されつつ移動していくので、
前記センサ部13によってワークWの先端位置が正確に
検出される。
【0042】一方、ワークWによって前記当接部7が押
圧されて所定距離移動したことを、前記センサ部13が
検出して、ワークWの先端位置が正確に検出されるとと
もに、前記ワークWがワーク押え部17によって押さえ
られたならば、図4(c)に示すように、前記エアシリン
ダ装置16が作動して切断刃5aが上昇して、ワークW
を切断していく。なお、ワークWを切断する際には、切
断刃5aが回転しているが、切断刃5aを回転させるタ
イミングは、切断刃5aがワークWを切断する前であれ
ば、どのタイミングでもよい。
【0043】また、ワークWによって前記当接部7が押
圧されて所定距離移動したことを、前記センサ部13が
検出したならば、前記移動フレーム8がワークWと等速
度でワークWの搬送方向(右方)に移動していき、これに
よって、前記当接部7と切断機7(切断刃7a)とが同期
して搬送路上を移動し、この移動している最中に、図4
(d)に示すように、前記切断刃5aがさらに上昇して、
ワークWを完全に切断する。このようにして、切断刃5
aによってワークWを切断することで、該ワークWは所
定の長さに切断されるとともに、ワークWの断端部が斜
めになることがなく、よって、ワークWを所定の長さに
正確に切断することができる。
【0044】また、ワークWを切断刃5aによって切断
する際において、前記ワーク押え部17の押え板20,
21が下降してきて、ワークWをその切断位置を挟むよ
うにして上方から押さえるので、ワークWは切断中に搬
送路3上で躍ることなく固定されるので、該ワークWを
確実に切断することができる。
【0045】上記のようにして、ワークWが所定の長さ
に切断されたならば、前記切断刃5aが下降して搬送路
3より下方に没するとともに、図5(a)に示すように、
前記押出し部22,23のエアシリンダ装置22a,23
aが作動して、押出板22b,23bが排出シュート2
4,25側に移動する。すると、該押出板22b,23b
によって、切断されたワークWが搬送路3から排出シュ
ート24,25側に押出され、図5(b)に示すように、
排出シュート24,25に押出されたワークWは、排出
シュート24,25上を滑り落ちて図示しないストック
ヤードに貯留される。そして、前記押出板22b,23
bが元の位置に戻った後、前記移動フレーム8が元の位
置に戻ることで、切断機5および移動当接部4が元の位
置に戻り次の切断に備える。
【0046】このように、押出機2によってワークWが
連続的に押出成形されて、搬送路3上を一定の速度で搬
送されているときは、切断刃5aが搬送路3の下方に待
機していることで、ワークWをスムーズに搬送すること
ができ、該ワークWが当接部7の当接面7aに当接し
て、該ワークWによって当接部7が押圧されて所定距離
移動した際に、これを前記センサ部13が検出して、前
記切断刃5aが上昇してきて搬送路3上に突出して、ワ
ークWの所定の部位を切断するので、切断刃5aの昇降
動作を制御することによって、ワークWを搬送路上で容
易かつ確実に切断し、また、搬送することができる。ま
た、前記切断刃5aによって、ワークWが所定の長さに
切断されると、該切断されたワークWが押出し部22,
23によって、排出シュート24,25側に押出され、
該排出シュート24,25から排出されるストックヤー
ドに貯留されるので、押出機2によって連続的に押出成
形されて搬送路3上を搬送されてくるワークWを、次々
に所定の長さに切断して排出することができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
のワーク先端位置検出装置によれば、搬送路上を一定の
速度で搬送されるワークの先端部に当接して、該ワーク
とともに搬送路上を移動可能な移動当接部を備え、この
移動当接部が、前記搬送路上を移動可能な移動部と、こ
の移動部に設けられて、前記ワークの先端部に当接する
当接部とを備え、この当接部が、ワークの搬送方向と直
交する当接面を有し、この当接面に前記ワークの先端面
が当接して、該ワークによって押圧された際に、該ワー
クの先端面が当接した状態で所定長さだけワークの搬送
方向に移動可能となるようにして前記移動部に設けら
れ、前記移動当接部に、前記当接部の当接面に前記ワー
クの先端面が当接して、該ワークによって前記当接部が
押圧されて所定距離移動した際に、これを検出すること
で、ワークの先端位置を検出するセンサ部を設けたの
で、ワークの先端が移動当接部を構成する当接部の当接
面に当接し、該当接部がワークによって押圧されて、ワ
ークの搬送方向に移動する際において、ワークが搬送方
向に対して若干傾いて搬送されてきた場合、前記当接面
がワークの搬送方向と直交する平面であるので、ワーク
の先端面が当接面に完全に当接することで、ワークはそ
の向きを搬送方向と平行に矯正されつつ移動していき、
さらに、ワークによって前記当接部が押圧されて所定距
離移動すると、これを前記センサ部が検出することによ
り、ワークの先端位置を検出するので、該ワークの先端
位置を正確に検出することができる。
【0048】請求項2のワーク切断装置によれば、請求
項1記載のワーク先端位置検出装置と、このワーク先端
位置検出装置を構成する移動当接部との間の距離を一定
に保持しながら、該移動当接部とともに移動しつつワー
クの所定の部位を切断する切断刃を有する切断機とを備
え、前記ワーク先端位置検出装置を構成するセンサ部
が、前記ワークによって前記当接部が押圧されて所定距
離移動した際に、これを検出して前記切断刃をワークW
の所定の部位を切断するように作動するとともに、前記
移動当接部をワークWとともに搬送路上を移動するよう
に作動するものであるので、ワークの先端が移動当接部
を構成する当接部の当接面に当接し、該当接部がワーク
によって押圧されて、ワークの搬送方向に移動する際に
おいて、ワークが搬送方向に対して若干傾いて搬送され
てきた場合、前記当接面がワークの搬送方向と直交する
平面であるので、ワークの先端面が当接面に完全に当接
することで、ワークはその向きを搬送方向と平行に矯正
されつつ移動していき、さらに、ワークによって前記当
接部が押圧されて所定距離移動すると、これを前記セン
サ部が検出して、前記切断刃が作動して、ワークの所定
の部位を切断するとともに、この切断中において、前記
移動当接部がワークとともに搬送路上を移動するので、
ワークを所定の長さに正確に切断することができる。
【0049】請求項3のワーク切断装置によれば、請求
項2と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、
前記当接部が、付勢部材によってワークをその搬送方向
と逆方向に付勢した状態で、所定長さだけワークの搬送
方向に移動可能とされているので、ワークの先端面が当
接部の当接面に確実に密接しつつ、該当接部がワークの
搬送方向に移動するので、より確実にワークの向きを真
っ直ぐに矯正でき、ワークの切断精度を向上させること
ができる。
【0050】請求項4のワーク切断装置によれば、請求
項2または3と同様の効果を得ることができるのは勿論
のこと、前記切断機の切断刃を、ワークの搬送路の下方
に、搬送路上に出没可能に設けたので、押出機によって
ワークが連続的に押出成形されて、搬送路上を一定の速
度で搬送されているときは、切断刃を搬送路の下方に待
機させることで、ワークをスムーズに搬送でき、該ワー
クが当接部の当接面に当接して、該ワークによって当接
部が押圧されて所定距離移動した際に、これを前記セン
サ部が検出して、前記切断刃が上昇してきて搬送路上に
突出して、ワークの所定の部位を切断するとができるの
で、切断刃の昇降動作を制御することによって、ワーク
を搬送路上で容易かつ確実に切断し、また、搬送するこ
とができる。
【0051】請求項5のワーク切断装置によれば、請求
項2〜4のいずれかと同様の効果を得ることができるの
は勿論のこと、前記切断機に、その切断刃によってワー
クを切断する際に、ワークの切断位置近傍において、該
ワークを上方から押さえるワーク押え部を設けたので、
ワークを切断機の切断刃によって切断する際において、
ワーク押え部がワークの切断位置近傍において、該ワー
クを上方から押さえることで、ワークを切断中に搬送路
上で躍ることなく固定することができ、よって、該ワー
クを確実に切断することができる。
【0052】請求項6のワーク切断装置によれば、請求
項2〜5のいずれかと同様の効果を得ることができるの
は勿論のこと、前記搬送路の一方の側方に、前記切断機
の切断刃によって切断されたワークを、搬送路の他方の
側方に向けて押出す押出し部を設け、前記搬送路の他方
の側方に、前記押出し部によって押出されたワークを、
搬送路の他方の側方に排出する排出シュートを設けたの
で、切断刃によって切断されたワークを押出し部によっ
て、搬送路の他方の側方に押出し、排出シュートから排
出することができるので、押出機によって連続的に押出
成形されて搬送路上を搬送されてくるワークを、次々に
所定の長さに切断して排出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のワーク切断装置の一例を示すもので、
該ワーク切断装置の平面図である。
【図2】同、ワーク切断装置の側面図である。
【図3】本発明のワーク先端位置検出装置の一例を示す
斜視図である。
【図4】本発明のワーク切断装置によってワークを所定
長さに切断する方法を説明するための工程図であって、
(a)はワークが当接部に当接する前の状態を示す概略側
面図、(b)はワークが当接部に当接して、該当接部が所
定距離移動した状態を示す概略側面図、(c)はワークを
切断している状態を示す概略側面図、(d)はワークを切
断した状態を示す概略側面図である。
【図5】本発明のワーク切断装置によってワークを所定
長さに切断する方法を説明するための工程図であって、
(a)は切断されたワークを排出シュート側に押出してい
る状態を示す概略平面図、(b)切断されたワークが排出
シュートに排出された状態を示す概略平面図である。
【符号の説明】
S ワーク先端位置検出装置 1 ワーク切断装置 2 押出機 3 搬送路 4 移動当接部 5 切断機 5a 切断刃 6 移動部 7 当接部 7a 当接面 10 付勢部材 13 センサ部 17 ワーク押え部 22,23 押出し部 24,25 排出シュート

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送路上を一定の速度で搬送されくるワ
    ークの先端位置を検出するワーク先端検出装置であっ
    て、 前記搬送路上を一定の速度で搬送されるワークの先端部
    に当接して、該ワークとともに搬送路上を移動可能な移
    動当接部を備え、 前記移動当接部は、前記搬送路上を移動可能な移動部
    と、この移動部に設けられて、前記ワークの先端部に当
    接する当接部とを備え、 前記当接部は、ワークの搬送方向と直交する当接面を有
    し、この当接面に前記ワークの先端面が当接して、該ワ
    ークによって押圧された際に、該ワークの先端面が当接
    した状態で所定長さだけワークの搬送方向に移動可能と
    なるようにして前記移動部に設けられ、 前記移動当接部には、前記当接部の当接面に前記ワーク
    の先端面が当接して、該ワークによって前記当接部が押
    圧されて所定距離移動した際に、これを検出すること
    で、ワークの先端位置を検出するセンサ部が設けられて
    いることを特徴とするワーク先端位置検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のワーク先端位置検出装置
    を備え、押出機によって連続的に押出成形されて、搬送
    路上を一定の速度で搬送されるワークを、所定長さに切
    断するワーク切断装置であって、 前記ワーク先端位置検出装置と、 このワーク先端位置検出装置を構成する移動当接部との
    間の距離を一定に保持しながら、該移動当接部とともに
    移動しつつワークの所定の部位を切断する切断刃を有す
    る切断機とを備えてなり、 前記ワーク先端位置検出装置を構成するセンサ部が、前
    記ワークによって前記当接部が押圧されて所定距離移動
    した際に、これを検出して前記切断刃をワークの所定の
    部位を切断するように作動するとともに、前記移動当接
    部をワークとともに搬送路上を移動するように作動する
    ものであることを特徴とするワーク切断装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のワーク切断装置におい
    て、 前記当接部は、付勢部材によって前記ワークをその搬送
    方向と逆方向に付勢した状態で、所定長さだけワークの
    搬送方向に移動可能とされていることを特徴とするワー
    ク切断装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3記載のワーク切断装置
    において、 前記切断機の切断刃はワークの搬送路の下方に、搬送路
    上に出没可能に設けられていることを特徴とするワーク
    切断装置。
  5. 【請求項5】 請求項2〜4のいずれかに記載のワーク
    切断装置おいて、 前記切断機には、その切断刃によってワークを切断する
    際に、ワークの切断位置近傍において、該ワークを上方
    から押さえるワーク押え部が設けられていることを特徴
    とするワーク切断装置。
  6. 【請求項6】 請求項2〜5のいずれかに記載のワーク
    切断装置において、前記搬送路の一方の側方には、前記
    切断機の切断刃によって切断されたワークを、搬送路の
    他方の側方に向けて押出す押出し部が設けられ、前記搬
    送路の他方の側方には、前記押出し部によって押出され
    たワークを、搬送路の他方の側方に排出する排出シュー
    トが設けられていることを特徴とするワーク切断装置。
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