JP2000218464A - 脱油式切粉クリーナ - Google Patents

脱油式切粉クリーナ

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JP2000218464A JP11020167A JP2016799A JP2000218464A JP 2000218464 A JP2000218464 A JP 2000218464A JP 11020167 A JP11020167 A JP 11020167A JP 2016799 A JP2016799 A JP 2016799A JP 2000218464 A JP2000218464 A JP 2000218464A
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    • B04B3/00Centrifuges with rotary bowls in which solid particles or bodies become separated by centrifugal force and simultaneous sifting or filtering
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
  • Centrifugal Separators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課 題】 工作機械から切粉を吸引除去するとき、
油と切粉を、自動的かつ強制的に分離し、しかも、夫々
を専用の容器等に自動的に振り分けて収容するようにし
た、移動型の脱油式切粉クリーナを提供すること。 【解決手段】 台車1と、この台車1に搭載されて外部
から吸引力が作用させられ、かつ、切粉吸引パイプ7が
接続された開閉自在の蓋5aを有する密閉容器5であっ
て、内部に切粉収容容器11の支持部10を回転自在に具備
すると共にこの密閉容器5内に流出される切削油の排出
部19を具備した密閉容器5と、該密閉容器5に出入自在
に収容されて前記支持部10に保持されると共に前記切粉
吸引パイプ7が通気口13aを残して結合される閉じられ
た容器であって、内部に油切り壁15を具備した切削油を
含む切粉の収容容器11とを具備して成り、前記切粉収容
容器11に、回転を与えつつ吸引した切粉を吸引パイプ7
から供給することにより、切粉をこの収容容器11に残す
と共にその切粉に含まれた油を遠心力により密閉容器5
の油溜め側へ排出するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は工作機械による切削
時に削り出される切粉と、その切削時に使用される切削
液とを一緒に吸引収集すると同時に、吸引した切粉と切
削液とを分離して回収するようにした脱油式の切粉クリ
ーナに関する。
【0002】
【従来の技術】工作機械による切削,旋削加工では、切
削液を多量に含んだ切粉がワークや工具の周囲に堆積さ
れるので、これが作業の邪魔になることなどを避けるた
め、吸引式クリーナで切削液を含む切粉を吸引して除去
し、クリーナ内に溜まった油を含んだ切粉を、メッシュ
フィルタ等で油を分離できるようにしたチップバケット
に移し替え、このバケット内で油の自然落下によって油
を切粉から分離し、分離された切粉と切削油を、それぞ
れに切粉置場や油置場に保管したり、或は、切粉を回収
業者に出したり、切削油を再利用に供したりしている。
【0003】上記形態での切粉処理は、切粉に付着して
いる切削油の分離を十分にできないため、切粉の保管場
所で油が浸出して、保管場所やその周囲を油で汚染する
という問題があった。この点に対処するため、最近で
は、切粉を工作機械から吸引クリーナにより吸引して取
出し、クリーナ内に溜った切粉を脱油機に移し替えて切
粉に付着している切削油を強制的に切粉から分離した上
で、切粉を保管する形態をとることが多くなった。ここ
でも、分離された油は脱油機から人手により取出し、所
定場所に保管したり、再利用している。
【0004】しかし乍ら、上記のような従来形態の切粉
の取扱いでは、吸引クリーナによって、工作機械から吸
引除去した切削油を含んだ切粉を、チップバケットや脱
油機に移載することが不可欠ため、人手がかかって非省
力的であるのみならず、移載時に油や油を含んだ切粉が
周囲にタレ落ちたり飛散することが多いため、環境面で
も好ましいものではなかった。更に、脱油機で分離した
切粉と切削油は、作業者が手で取出して保管場所に運ん
だり、再利用のため工作機械まで運搬する必要があっ
て、いずれも省力的とはいい難い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、切削油を含
んだ切粉の取扱いの上記現状に鑑み、工作機械から切粉
を吸引除去するとき、油と切粉を、自動的かつ強制的に
分離し、しかも、夫々を専用の容器等に自動的に振り分
けて収容するようにした、移動型の脱油式切粉クリーナ
を提供することを、その課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すること
を目的としてなされた本発明による切粉の脱油式吸引ク
リーナの構成は、台車と、この台車に搭載されて外部か
ら吸引力が作用させられ、かつ、切粉吸引パイプが接続
された開閉自在の蓋を有する密閉容器であって、内部に
切粉収容容器の支持部を回転自在に具備すると共にこの
密閉容器内に流出される切削油の排出部を具備した密閉
容器と、該密閉容器に出入自在に収容されて前記支持部
に保持されると共に前記切粉吸引パイプが通気口を残し
て結合される閉じられた容器であって、内部に油切り壁
を具備した切削油を含む切粉の収容容器とを具備して成
り、前記切粉収容容器に、回転を与えつつ吸引した切粉
を吸引パイプから供給することにより、切粉をこの収容
容器に残すと共にその切粉に含まれた油を遠心力により
密閉容器の油溜め側へ排出するようにしたことを特徴と
するものであり、より具体的な構成は、台車の上に、真
空ブロアー等による吸引手段と、該吸引手段の吸引側が
接続され、かつ、開閉自在の蓋を有する密閉容器とを設
けると共に、前記蓋にホースを介して前記吸引手段に接
続された吸引ノズルを接続する一方、前記密閉容器の内
部に、周壁内面に油切り用のフィルタ材を具備し、か
つ、周壁上部に油流出口を形成した容器であって、該容
器の開口部には、前記ホースの端末を回転自在に支持し
た通気口を有する押え蓋が脱着自在に施着されていると
共に、当該容器の支持台と一体の回転軸が前記密閉容器
に気密に支持され外部動力によって回転されるようにし
た切粉収容容器を、前記支持台に支持させて密閉容器に
出入自在に配備して成り、前記切粉収容容器を回転させ
つつ前記吸引手段に吸引動作をさせることにより、前記
ノズルから切削油を含んだ切粉をその収容容器内に吸引
すると共に、当該容器の回転によって切粉に含まれた油
分をその容器内で遠心分離し油流出口からこの容器外に
流出させ、切粉はこの容器内に残して回収し、切粉から
分離されて容器外に流出した油は、前記密閉容器内か、
又は、この密閉容器の外部に導出して別の容器に回収す
るようにしたことを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態例につい
て、図を参照しつつ説明する。図1は本発明クリーナの
一例の正面中央横断面図、図2は図1のクリーナの平面
図、図3は本発明クリーナの別例の要部の正面中央横断
面図である。
【0008】図1,図2においては、1は、下面側に少
なくとも3個のキャスタ2を具備すると共に、後部又は
前後両部(図の例では後部のみ)にハンドル3を設けた
台車、4はこの台車1の後部(図の右方)に搭載した切
粉の吸引手段の一例としての真空ブロア、5は前記台車
1の略中央上面に、防振性乃至は吸振性の台座6を介在
して配置した、ここでは円筒状をなす中空の密閉容器
で、上部に開閉自在の蓋5aを具備している。
【0009】上記の密閉容器5は、図示した例では、真
空ブロア4の吸引側4aがフレキシブルな接続ホース7を
介して、蓋5aの側面からこの密閉容器5に接続されてい
る。7aは前記ホース7と容器5の接続部分に設けた切粉
除けネットである。また、この密閉容器5の内部には、
その底部5bの中心に設けた水密,気密の軸受け8に支持
された回転軸9と、この軸9と一体の回転台座10が後述
する切粉容器の支持台として設けられ、この回転台座10
の上に、切粉収容容器の一例として用いたペール缶11が
着脱自在に固定して搭載されている。12は前記軸9に回
転を付与するモータで、ここでは、入,出力プーリ12
a,12bとベルト12cにより、回転軸9に連結されてい
る。
【0010】上記ペール缶11には、前記回転軸9と同軸
上において、当該ペール缶11と一緒に回転する押え蓋13
が、前記密閉容器5における蓋5aの中心に支持させて設
けた吸引パイプを兼用する中空支持軸14に、ベアリング
14aを介して回転自在、かつ、開閉自在に設けられてい
る。なお、押え蓋13の開閉は、蓋5aの開閉動作と一体で
あるが、両蓋5a,13の開閉を別個になすように形成する
こともある。13aは押え蓋13に設けた通気口で、切粉の
飛散を防ぐネット13bが取付けられている。
【0011】上記ペール缶11は、図1に示した例では、
その内部に、金属メッシュ材による内側容器15を着脱自
在に具備すると共に、この缶11の周壁の上部周辺には油
排出口11aが複数個形成されているが、本発明ではメッ
シュ材の内側容器15を設けない場合もある。この缶11の
周壁は上拡がりのテーパ状をなし、遠心力により油滴が
この缶11の内壁面を油排出口11aに向けて上昇流動でき
るように形成されている。
【0012】16は上記支持軸14にスイベル継手16aを介
して接続した吸引ホース、17は該ホース16の先端に取付
けた切粉の吸引ノズルである。
【0013】18は上記密閉容器5の内部周壁において、
回転台座10の上に搭載されるペール缶11に形成した油排
出口11aの下方に対応する位置に、周設した油溜め樋、1
9はこの溜め樋18に流出して来て溜まる切削油を、この
容器5の外部に導出するバルブ19a付きの油導出管、20
は油導出管19の下に配置した缶状の油溜め容器で、図示
した例では油導出管19と容器20は2系統が併設(図2参
照)されており、以上の台車1から油溜め容器20によ
り、本発明脱油式切粉クリーナ(以下、本発明クリーナ
という)の一例を形成する。
【0014】次に、上記の本発明クリーナの動作態様に
ついて説明する。本発明クリーナは、蓋5aを閉じ、か
つ、バルブ19aを閉じた状態においてハンドル3を持っ
て切粉の除去処理をしたい工作機械の脇まで台車1ごと
運搬し、そこでモータ12を起動してペール缶11を回転さ
せると共に、切粉の吸引手段たる真空ブロア4を起動さ
せて、工作機械のワークや工具の周囲にある切削油を含
んだ切粉を、ペール缶11の中にその油ごと吸引する。こ
の吸引初期には、ペール缶11の中に吸引収容される切粉
がこの缶内に均等に分布するように、ペール缶11の回転
は緩速運転である。
【0015】ここで、上記真空ブロア4の吸引力は、密
閉容器5の内部全体に作用するが、この容器5の中に
は、通気口13aを有する押え蓋13を具備してモータ12に
より前記緩速運転のあと高速回転(例えば1000〜2000rp
m程度)させられているペール缶11が搭載されているの
で、前記吸引力は前記の通気口13aと油排出口11aを経由
してペール缶11の内部から吸引ホース16,吸引ノズル17
に作用する。
【0016】上記のように作用するブロア4の吸引力に
よって、ノズル17から吸込まれる切削油を含んだ切粉
は、ペール缶11の中に一気に収集される。ここで図1の
ペール缶11は、メッシュ製の篭状をなす内部容器15を具
備しかつ高速回転させられているので、缶11の中に入る
切粉に含まれている油は、遠心力の作用によって、メッ
シュの目から内部容器15の外側に流出し、更に、上拡き
テーパ状のペール缶11の周壁内面を上昇流動し、油排出
口11aからこの缶11の外に飛散放出される。缶11から飛
散放出される油は、密閉容器5の内周壁面に形成した油
溜め樋18に自然落下して溜まる。溜まった油は、前記切
粉の吸引を止めてからバルブ19aを開けることにより、
油導出管19を通って油溜め容器20に溜められることとな
る。
【0017】一方、ペール缶11の中には、油が切られた
切粉が残るので、このペール缶11と油溜め容器20を、台
車1ごと所定場所まで、例えば、切粉置場や切削油置場
に運搬したり、油溜め容器20の切削油を必要に応じ再度
使用する。この場合、切粉は、基本的にペール缶11から
流出する切削油の中に混入することはないので、前記容
器20の油は、そのまま切削油として再利用可能であが、
念のためには油に含まれている微細切粉を沈殿させて上
澄みを使用することが好ましい。
【0018】一方、ペール缶11の密閉容器5から取出し
は、まず蓋5aを開ける。蓋5が開けられると、この蓋5a
の開動作と一体に、押え蓋13が軸14に支持されて持上げ
られるので、ペール缶11を、その台座10から外して密閉
容器5の外部へ持出し、新たなペール缶11を台座10の上
にセットし、蓋5aを閉じると、再び図1の状態になるの
で、この状態で脱油式切粉クリーナとしての利用が可能
になる。
【0019】上記に説明した本発明クリーナと同等の作
用効果をもたらす脱油式切粉クリーナは、図3に要部を
例示する形態にも形成することもできるので、次に図3
の例について説明する。なお、図3において、図1,図
2と同一符号は同一部材,同一部分を示すものとする。
【0020】図3に例示した本発明クリーナの別例にお
いて、図1,図2に拠り先に説明した本発明クリーナと
異なる点は、まず密閉容器5における蓋5aの上に、真空
ブロア4に代わる吸引ファン41を3〜4個設け、このフ
ァン41の作用により密閉容器5の内部に負圧を生じさせ
る点である。なお、41aはファン41の吸引口側に設けた
切粉除けネットである。
【0021】次に、図3の本発明クリーナでは、図1,
図2のペール缶11の回転台座10を、図3に示す台座10′
のように立上り壁10aを少し深く形成して、ペール缶11
が安定に保持されるようにし形成している。また、ペー
ル缶11の内部にメッシュ材による内側容器を具備してい
ない。
【0022】更に、図3の本発明クリーナにおいては、
図1,図2おける油溜め樋18に代え、密閉容器5の内部
に、この容器5の内側形状に沿った形状の大形の油溜め
容器18′を配置し、油溜め容器18′の底に、例えば電磁
バルブ19a′を具備した油導出管19′を設け、自然落下
によりこの容器18′の排出口に溜まる油を、例えばポン
プ21を利用して、外部の油溜め容器(図示せず)や、工
作機械の切削油タンクに供給できるようにしている。こ
の場合、電磁弁19a′の開閉制御やポンプ21の駆動制御
は、一例として、モータ12や吸引ファン41の駆動制御に
シーケンシャルに連動させ自動的に制御すると、分離し
た油の排出を省力的になし得ることとなる。この場合に
おいて、台座10′には、ペール缶11の油排出口11aから
飛散したり、流下する油がこの容器18′の側に抜けるよ
うに油抜き孔10bを設ける。この点は、台座10′全体を
メッシュ材のような液体透過性の部材を主体にして形成
することでもよい。
【0023】
【発明の効果】従来技術では、切粉をメッシュ容器に入
れ、重力の作用で切粉に含まれた切削油のみを流下させ
てその油を別の容器に取ったり、或は、遠心分離作用の
脱油機の容器に切削油を含む切粉を入れて切粉と切削油
を強制分離する態様であったため、切削油を含んだ切粉
を収集することと、収集した切粉を切削油と切粉に分離
することと、分離した油と切粉を夫々の所定の場所など
に運搬することは、夫々に独立した作業形態を採ってい
た。このため、一連の作業の繋がりや個々の作業が非効
率的,非省力的、かつ、非環境保全的であった。この
点、本発明クリーナを使用すれば、切粉の収集作業が、
同時に切粉と切削液の分離作業を実行するので、きわめ
て効率が良い。また、本発明クリーナの吸引作用による
切粉の収集は、台車を移動させるだけで所望の工作機械
等の脇で実行できるのみならず、強制分離された切粉と
切削油は、夫々の保管場所に台車ごと運搬したり、或
は、工作機械に切削油として再利用できるように供給す
ることもできるなど、従来の手動的切粉処理では実現で
きない作業効率と省力性、並びに、環境保全性を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明クリーナの一例の正面中央横断面図。
【図2】図1のクリーナの平面図。
【図3】本発明クリーナの別例の要部の正面中央横断面
図。
【符号の説明】
1 台車 2 キャスタ 3 ハンドル 4 真空ブロア 5 中空の密閉容器 5a 蓋 5b 底部 6 吸振台座 7 フレキシブル接続ホース 8 軸受 9 回転軸 10 台座 11 ペール缶 11a 油排出口 12 モータ 12a,12b 入,出力プーリ 12c ベルト 13 押え蓋 13a 通気口 14 支持軸 14a ベアリング 15 内側容器 16 吸引ホース 17 吸引ノズル 18 油溜め樋 19 油導出管 20 油溜め容器
【手続補正書】
【提出日】平成11年1月28日(1999.1.2
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 脱油式切粉クリーナ
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は工作機械による切削
時に削り出される切粉と、その切削時に使用される切削
液とを一緒に吸引収集すると同時に、吸引した切粉と切
削液とを分離して回収するようにした脱油式の切粉クリ
ーナに関する。
【0002】
【従来の技術】工作機械による切削,旋削加工では、切
削液を多量に含んだ切粉がワークや工具の周囲に堆積さ
れるので、これが作業の邪魔になることなどを避けるた
め、吸引式クリーナで切削液を含む切粉を吸引して除去
し、クリーナ内に溜まった油を含んだ切粉を、メッシュ
フィルタ等で油を分離できるようにしたチップバケット
に移し替え、このバケット内で油の自然落下によって油
を切粉から分離し、分離された切粉と切削油を、それぞ
れに切粉置場や油置場に保管したり、或は、切粉を回収
業者に出したり、切削油を再利用に供したりしている。
【0003】上記形態での切粉処理は、切粉に付着して
いる切削油の分離を十分にできないため、切粉の保管場
所で油が浸出して、保管場所やその周囲を油で汚染する
という問題があった。この点に対処するため、最近で
は、切粉を工作機械から吸引クリーナにより吸引して取
出し、クリーナ内に溜った切粉を脱油機に移し替えて切
粉に付着している切削油を強制的に切粉から分離した上
で、切粉を保管する形態をとることが多くなった。ここ
でも、分離された油は脱油機から人手により取出し、所
定場所に保管したり、再利用している。
【0004】しかし乍ら、上記のような従来形態の切粉
の取扱いでは、吸引クリーナによって、工作機械から吸
引除去した切削油を含んだ切粉を、チップバケットや脱
油機に移載することが不可欠ため、人手がかかって非省
力的であるのみならず、移載時に油や油を含んだ切粉が
周囲にタレ落ちたり飛散することが多いため、環境面で
も好ましいものではなかった。更に、脱油機で分離した
切粉と切削油は、作業者が手で取出して保管場所に運ん
だり、再利用のため工作機械まで運搬する必要があっ
て、いずれも省力的とはいい難い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、切削油を含
んだ切粉の取扱いの上記現状に鑑み、工作機械から切粉
を吸引除去するとき、油と切粉を、自動的かつ強制的に
分離し、しかも、夫々を専用の容器等に自動的に振り分
けて収容するようにした、移動型の脱油式切粉クリーナ
を提供することを、その課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すること
を目的としてなされた本発明による切粉の脱油式吸引ク
リーナの構成は、台車と、この台車に搭載されて外部か
ら吸引力が作用させられ、かつ、切粉吸引パイプが接続
された開閉自在の蓋を有する密閉容器であって、内部に
切粉収容容器の支持部を回転自在に具備すると共にこの
密閉容器内に流出される切削油の排出部を具備した密閉
容器と、該密閉容器に出入自在に収容されて前記支持部
に保持されると共に前記切粉吸引パイプが通気口を残し
て結合される閉じられた容器であって、内部に油切り壁
を具備した切削油を含む切粉の収容容器とを具備して成
り、前記切粉収容容器に、回転を与えつつ吸引した切粉
を吸引パイプから供給することにより、切粉をこの収容
容器に残すと共にその切粉に含まれた油を遠心力により
密閉容器の油溜め側へ排出するようにしたことを特徴と
するものであり、より具体的な構成は、台車の上に、真
空ブロアー等による吸引手段と、該吸引手段の吸引側が
接続され、かつ、開閉自在の蓋を有する密閉容器とを設
けると共に、前記蓋にホースを介して前記吸引手段に接
続された吸引ノズルを接続する一方、前記密閉容器の内
部に、周壁内面に油切り用のフィルタ材を具備し、か
つ、周壁上部に油流出口を形成した容器であって、該容
器の開口部には、前記ホースの端末を回転自在に支持し
た通気口を有する押え蓋が脱着自在に施着されていると
共に、当該容器の支持台と一体の回転軸が前記密閉容器
に気密に支持され外部動力によって回転されるようにし
た切粉収容容器を、前記支持台に支持させて密閉容器に
出入自在に配備して成り、前記切粉収容容器を回転させ
つつ前記吸引手段に吸引動作をさせることにより、前記
ノズルから切削油を含んだ切粉をその収容容器内に吸引
すると共に、当該容器の回転によって切粉に含まれた油
分をその容器内で遠心分離し油流出口からこの容器外に
流出させ、切粉はこの容器内に残して回収し、切粉から
分離されて容器外に流出した油は、前記密閉容器内か、
又は、この密閉容器の外部に導出して別の容器に回収す
るようにしたことを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態例につい
て、図を参照しつつ説明する。図1は本発明クリーナの
一例の正面中央横断面図、図2は図1のクリーナの平面
図、図3は本発明クリーナの別例の要部の正面中央横断
面図である。
【0008】図1,図2においては、1は、下面側に少
なくとも3個のキャスタ2を具備すると共に、後部又は
前後両部(図の例では後部のみ)にハンドル3を設けた
台車、4はこの台車1の後部(図の右方)に搭載した切
粉の吸引手段の一例としての真空ブロア、5は前記台車
1の略中央上面に、防振性乃至は吸振性の台座6を介在
して配置した、ここでは円筒状をなす中空の密閉容器
で、上部に開閉自在の蓋5aを具備している。
【0009】上記の密閉容器5は、図示した例では、真
空ブロア4の吸引側4aがフレキシブルな接続ホース7を
介して、蓋5aの側面からこの密閉容器5に接続されてい
る。7aは前記ホース7と容器5の接続部分に設けた切粉
除けネットである。また、この密閉容器5の内部には、
その底部5bの中心に設けた水密,気密の軸受け8に支持
された回転軸9と、この軸9と一体の回転台座10が後述
する切粉容器の支持台として設けられ、この回転台座10
の上に、切粉収容容器の一例として用いたペール缶11が
着脱自在に固定して搭載されている。12は前記軸9に回
転を付与するモータで、ここでは、入,出力プーリ12
a,12bとベルト12cにより、回転軸9に連結されてい
る。
【0010】上記ペール缶11には、前記回転軸9と同軸
上において、当該ペール缶11と一緒に回転する押え蓋13
が、前記密閉容器5における蓋5aの中心に支持させて設
けた吸引パイプを兼用する中空支持軸14に、ベアリング
14aを介して回転自在、かつ、開閉自在に設けられてい
る。なお、押え蓋13の開閉は、蓋5aの開閉動作と一体で
あるが、両蓋5a,13の開閉を別個になすように形成する
こともある。13aは押え蓋13に設けた通気口で、切粉の
飛散を防ぐネット13bが取付けられている。
【0011】上記ペール缶11は、図1に示した例では、
その内部に、金属メッシュ材による内側容器15を着脱自
在に具備すると共に、この缶11の周壁の上部周辺には油
排出口11aが複数個形成されているが、本発明ではメッ
シュ材の内側容器15を設けない場合もある。この缶11の
周壁は上拡がりのテーパ状をなし、遠心力により油滴が
この缶11の内壁面を油排出口11aに向けて上昇流動でき
るように形成されている。
【0012】16は上記支持軸14にスイベル継手16aを介
して接続した吸引ホース、17は該ホース16の先端に取付
けた切粉の吸引ノズルである。
【0013】18は上記密閉容器5の内部周壁において、
回転台座10の上に搭載されるペール缶11に形成した油排
出口11aの下方に対応する位置に、周設した油溜め樋、1
9はこの溜め樋18に流出して来て溜まる切削油を、この
容器5の外部に導出するバルブ19a付きの油導出管、20
は油導出管19の下に配置した缶状の油溜め容器で、図示
した例では油導出管19と容器20は2系統が併設(図2参
照)されており、以上の台車1から油溜め容器20によ
り、本発明脱油式切粉クリーナ(以下、本発明クリーナ
という)の一例を形成する。
【0014】次に、上記の本発明クリーナの動作態様に
ついて説明する。本発明クリーナは、蓋5aを閉じ、か
つ、バルブ19aを閉じた状態においてハンドル3を持っ
て切粉の除去処理をしたい工作機械の脇まで台車1ごと
運搬し、そこでモータ12を起動してペール缶11を回転さ
せると共に、切粉の吸引手段たる真空ブロア4を起動さ
せて、工作機械のワークや工具の周囲にある切削油を含
んだ切粉を、ペール缶11の中にその油ごと吸引する。こ
の吸引初期には、ペール缶11の中に吸引収容される切粉
がこの缶内に均等に分布するように、ペール缶11の回転
は緩速運転である。
【0015】ここで、上記真空ブロア4の吸引力は、密
閉容器5の内部全体に作用するが、この容器5の中に
は、通気口13aを有する押え蓋13を具備してモータ12に
より前記緩速運転のあと高速回転(例えば1000〜2000rp
m程度)させられているペール缶11が搭載されているの
で、前記吸引力は前記の通気口13aと油排出口11aを経由
してペール缶11の内部から吸引ホース16,吸引ノズル17
に作用する。
【0016】上記のように作用するブロア4の吸引力に
よって、ノズル17から吸込まれる切削油を含んだ切粉
は、ペール缶11の中に一気に収集される。ここで図1の
ペール缶11は、メッシュ製の篭状をなす内部容器15を具
備しかつ高速回転させられているので、缶11の中に入る
切粉に含まれている油は、遠心力の作用によって、メッ
シュの目から内部容器15の外側に流出し、更に、上拡き
テーパ状のペール缶11の周壁内面を上昇流動し、油排出
口11aからこの缶11の外に飛散放出される。缶11から飛
散放出される油は、密閉容器5の内周壁面に形成した油
溜め樋18に自然落下して溜まる。溜まった油は、前記切
粉の吸引を止めてからバルブ19aを開けることにより、
油導出管19を通って油溜め容器20に溜められることとな
る。
【0017】一方、ペール缶11の中には、油が切られた
切粉が残るので、このペール缶11と油溜め容器20を、台
車1ごと所定場所まで、例えば、切粉置場や切削油置場
に運搬したり、油溜め容器20の切削油を必要に応じ再度
使用する。この場合、切粉は、基本的にペール缶11から
流出する切削油の中に混入することはないので、前記容
器20の油は、そのまま切削油として再利用可能であが、
念のためには油に含まれている微細切粉を沈殿させて上
澄みを使用することが好ましい。
【0018】一方、ペール缶11の密閉容器5から取出し
は、まず蓋5aを開ける。蓋5が開けられると、この蓋5a
の開動作と一体に、押え蓋13が軸14に支持されて持上げ
られるので、ペール缶11を、その台座10から外して密閉
容器5の外部へ持出し、新たなペール缶11を台座10の上
にセットし、蓋5aを閉じると、再び図1の状態になるの
で、この状態で脱油式切粉クリーナとしての利用が可能
になる。
【0019】上記に説明した本発明クリーナと同等の作
用効果をもたらす脱油式切粉クリーナは、図3に要部を
例示する形態にも形成することもできるので、次に図3
の例について説明する。なお、図3において、図1,図
2と同一符号は同一部材,同一部分を示すものとする。
【0020】図3に例示した本発明クリーナの別例にお
いて、図1,図2に拠り先に説明した本発明クリーナと
異なる点は、まず密閉容器5における蓋5aの上に、真空
ブロア4に代わる吸引ファン41を3〜4個設け、このフ
ァン41の作用により密閉容器5の内部に負圧を生じさせ
る点である。なお、41aはファン41の吸引口側に設けた
切粉除けネットである。
【0021】次に、図3の本発明クリーナでは、図1,
図2のペール缶11の回転台座10を、図3に示す台座10′
のように立上り壁10aを少し深く形成して、ペール缶11
が安定に保持されるようにし形成している。また、ペー
ル缶11の内部にメッシュ材による内側容器を具備してい
ない。
【0022】更に、図3の本発明クリーナにおいては、
図1,図2おける油溜め樋18に代え、密閉容器5の内部
に、この容器5の内側形状に沿った形状の大形の油溜め
容器18′を配置し、油溜め容器18′の底に、例えば電磁
バルブ19a′を具備した油導出管19′を設け、自然落下
によりこの容器18′の排出口に溜まる油を、例えばポン
プ21を利用して、外部の油溜め容器(図示せず)や、工
作機械の切削油タンクに供給できるようにしている。こ
の場合、電磁弁19a′の開閉制御やポンプ21の駆動制御
は、一例として、モータ12や吸引ファン41の駆動制御に
シーケンシャルに連動させ自動的に制御すると、分離し
た油の排出を省力的になし得ることとなる。この場合に
おいて、台座10′には、ペール缶11の油排出口11aから
飛散したり、流下する油がこの容器18′の側に抜けるよ
うに油抜き孔10bを設ける。この点は、台座10′全体を
メッシュ材のような液体透過性の部材を主体にして形成
することでもよい。
【0023】
【発明の効果】従来技術では、切粉をメッシュ容器に入
れ、重力の作用で切粉に含まれた切削油のみを流下させ
てその油を別の容器に取ったり、或は、遠心分離作用の
脱油機の容器に切削油を含む切粉を入れて切粉と切削油
を強制分離する態様であったため、切削油を含んだ切粉
を収集することと、収集した切粉を切削油と切粉に分離
することと、分離した油と切粉を夫々の所定の場所など
に運搬することは、夫々に独立した作業形態を採ってい
た。このため、一連の作業の繋がりや個々の作業が非効
率的,非省力的、かつ、非環境保全的であった。この
点、本発明クリーナを使用すれば、切粉の収集作業が、
同時に切粉と切削液の分離作業を実行するので、きわめ
て効率が良い。また、本発明クリーナの吸引作用による
切粉の収集は、台車を移動させるだけで所望の工作機械
等の脇で実行できるのみならず、強制分離された切粉と
切削油は、夫々の保管場所に台車ごと運搬したり、或
は、工作機械に切削油として再利用できるように供給す
ることもできるなど、従来の手動的切粉処理では実現で
きない作業効率と省力性、並びに、環境保全性を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明クリーナの一例の正面中央横断面図。
【図2】図1のクリーナの平面図。
【図3】本発明クリーナの別例の要部の正面中央横断面
図。
【符号の説明】 1 台車 2 キャスタ 3 ハンドル 4 真空ブロア 5 中空の密閉容器 5a 蓋 5b 底部 6 吸振台座 7 フレキシブル接続ホース 8 軸受 9 回転軸 10 台座 11 ペール缶 11a 油排出口 12 モータ 12a,12b 入,出力プーリ 12c ベルト 13 押え蓋 13a 通気口 14 支持軸 14a ベアリング 15 内側容器 16 吸引ホース 17 吸引ノズル 18 油溜め樋 19 油導出管 20 油溜め容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3C011 BB32 4D057 AA09 AB01 AC01 AC02 AC05 AD01 AE02 AF01 AF05 BA17 BC11

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台車と、 この台車に搭載されて外部から吸引力が作用させられ、
    かつ、切粉吸引パイプが接続された開閉自在の蓋を有す
    る密閉容器であって、内部に切粉収容容器の支持部を回
    転自在に具備すると共にこの密閉容器内に流出される切
    削油の排出部を具備した密閉容器と、 該密閉容器に出入自在に収容されて前記支持部に保持さ
    れると共に前記切粉吸引パイプが通気口を残して結合さ
    れる閉じられた容器であって、内部に油切り壁を具備し
    た切削油を含む切粉の収容容器とを具備して成り、 前記切粉収容容器に、回転を与え吸引した切粉を吸引パ
    イプから供給することにより、切粉をこの収容容器に残
    すと共にその切粉に含まれた油を遠心力により密閉容器
    の油溜め側へ排出するようにしたことを特徴とする脱油
    式切粉クリーナ。台車の上に、真空ブロアー等による吸
    引手段と、該吸引手段の吸引側が接続され、かつ、開閉
    自在の蓋を有する密閉容器とを設けると共に、前記蓋に
    ホースを介して前記吸引手段に接続された吸引ノズルを
    接続する一方、前記密閉容器の内部に、周壁内面に油切
    り用のフィルタ材を具備し、かつ、周壁上部に油流出口
    を形成した容器であって、該容器の開口部には、前記ホ
    ースの端末を回転自在に支持した通気口を有する押え蓋
    が脱着自在に施着されていると共に、当該容器の支持台
    と一体の回転軸が前記密閉容器に気密に支持され外部動
    力によって回転されるようにした切粉収容容器を、前記
    支持台に支持させて密閉容器に出入自在に配備して成
    り、前記切粉収容容器を回転させつつ前記吸引手段に吸
    引動作をさせることにより、前記ノズルから切削油を含
    んだ切粉をその収容容器内に吸引すると共に、当該容器
    の回転によって切粉に含まれた油分をその容器内で遠心
    分離し油流出口からこの容器外に流出させ、切粉はこの
    容器内に残して回収し、切粉から分離されて容器外に流
    出した油は、前記密閉容器内か、又は、この密閉容器の
    外部に導出して別の容器に回収するようにしたことを特
    徴とする脱油式切粉クリーナ。
  2. 【請求項2】 吸引パイプから切粉を容器内に吸引する
    とき、吸引し始めの暫時は切粉収容容器を緩速回転する
    ことにより、吸引される切粉の前記容器内での荷重分布
    を均等化させるようにした請求項1又は2の脱油式切粉
    クリーナ。
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