JP2000217352A - スイッチング電源 - Google Patents

スイッチング電源

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JP2000217352A
JP2000217352A JP11010955A JP1095599A JP2000217352A JP 2000217352 A JP2000217352 A JP 2000217352A JP 11010955 A JP11010955 A JP 11010955A JP 1095599 A JP1095599 A JP 1095599A JP 2000217352 A JP2000217352 A JP 2000217352A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】トランスの発振音が可聴帯域となるときにも、
トランスの発振音を聞こえないようにする。 【課題解決手段】スイッチングトランジスタQ1が間欠
スイッチングを行うときには、一次コイルL1に流れる
電流32の最大値を、誤差検出回路3の出力に対応して
定まる電流の最大値より少ない電流値に制限する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直流出力の電圧誤
差に従ってスイッチングトランジスタのスイッチングを
制御することにより、直流出力の電圧を安定化するスイ
ッチング電源に係り、詳細には、スイッチングトランジ
スタが間欠スイッチングを行うときには、スイッチング
トランジスタの電流の最大値を、誤差検出回路の出力に
よって定まる電流値より少ない電流値に制限するスイッ
チング電源に関するものである。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受信機等の電源部に使用さ
れるスイッチング電源の1つに、RCC方式のスイッチ
ング電源がある。しかし、RCC方式のスイッチング電
源では、負荷が極めて軽くなったことから、一次側が供
給する電力より、二次側が消費する電力が少なくなる場
合、数mS〜数100μSの周期でもって、スイッチン
グが停止するという、間欠スイッチングが生じる。この
ため、トランスからは、可聴帯域の不快な発振音が発生
するという不具合を生じる。
【0003】このような不具合を解消するための従来技
術が、特開平7−163143号として提案されてい
る。すなわち、この技術では、負荷への電力の供給が停
止されたことを示すスタンバイ信号が送出されると、可
聴範囲外の設定周期でスイッチング回路を間欠駆動する
第2の発振停止指令部を設けている。従って、スイッチ
ング回路は、第2の発振停止指令部の出力に従い、周期
が強制された間欠的なスイッチング動作を行う。このた
め、間欠の周期は、可聴帯域外の周期となるので、トラ
ンスから生じる発振音も可聴帯域外の周波数となり、不
快な発振音の発生が防止されることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記構成
を用いた場合では、以下に示す問題が生じていた。すな
わち、第2の発振停止指令部がスイッチング回路を間欠
駆動するときの周期は、平滑用コンデンサと、時定数用
の抵抗とからなる時定数回路によって設定される。従っ
て、間欠駆動の周期を可聴帯域外とするためには、時定
数を小さくする必要がある。一方、時定数を小さくする
方法には、平滑用コンデンサの容量を小さくする方法
と、抵抗値を小さくする方法との2種がある。しかし、
平滑用コンデンサの容量を小さくする場合では、負荷に
所定値の電流を供給するときでは、容量不足となり、リ
ップルの多い直流出力が負荷に供給されることになる。
一方、抵抗値を小さくする場合では、抵抗に流れる電流
値が多くなるため、損失が増加するという問題を招く。
【0005】本発明は上記課題を解決するため創案され
たものであって、請求項1記載の発明の目的は、スイッ
チングトランジスタが間欠スイッチングを行うときに
は、一次コイルの電流の最大値を、電圧誤差に対応した
値より少ない値とすることにより、トランスの発振音が
可聴帯域となるときにも、トランスの発振音を聞こえな
いものとすることのできるスイッチング電源を提供する
ことにある。
【0006】また請求項2記載の発明の目的は、上記目
的に加え、制御トランジスタの入力端子に補助制御信号
を与えることによって、制御トランジスタが、スイッチ
ングトランジスタをオフ状態に移行させるタイミング
を、電圧誤差に基づくタイミングより速いタイミングと
することにより、一次コイルの電流の最大値を少なくす
るための制御回路を簡単化することのできるスイッチン
グ電源を提供することにある。
【0007】また請求項3記載の発明の目的は、上記目
的に加え、スイッチングトランジスタが間欠スイッチン
グを行うときには、補助コイルから送出される出力を、
抵抗を介して、制御トランジスタの入力端子に導くこと
により、制御トランジスタがオンとなるタイミングを速
めるための制御回路を簡単化することのできるスイッチ
ング電源を提供することにある。
【0008】また請求項4記載の発明の目的は、上記目
的に加え、スイッチングトランジスタが間欠スイッチン
グを行っているかどうかを検出するための回路の構成を
簡単なものとすることのできるスイッチング電源を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1記載の発明に係るスイッチング電源は、トラン
スに巻回された一次コイルに流れる電流をスイッチング
するスイッチングトランジスタと、前記トランスに巻回
された二次コイルの出力を整流平滑する整流平滑回路
と、前記整流平滑回路より送出される直流出力の電圧誤
差を検出する誤差検出回路とを備え、前記誤差検出回路
の出力に基づいて前記スイッチングトランジスタのスイ
ッチングを制御することにより、前記直流出力の電圧を
安定化するスイッチング電源に適用し、前記スイッチン
グトランジスタが間欠スイッチングを行うときには、前
記一次コイルに流れる電流の最大値を、前記誤差検出回
路の出力に対応して定まる電流の最大値より少ない電流
値に制限する構成としている。
【0010】すなわち、一次コイルに流れる電流の最大
値が減少するときには、トランスを振動させようとする
力が減少する。このため、トランスから発生する発振音
の音量が減少する。
【0011】また請求項2記載の発明に係るスイッチン
グ電源は、上記構成に加え、前記スイッチングトランジ
スタの入力端子に与えられる入力信号を、前記誤差検出
回路の出力が導かれた制御トランジスタを用いて制御す
ることにより、前記直流出力の電圧を安定化するスイッ
チング電源に適用し、前記間欠スイッチング時には、前
記制御トランジスタの入力端子に補助制御信号を送出す
る補助制御回路を備え、前記制御トランジスタは、前記
誤差検出回路の出力が導かれた入力端子に前記補助制御
信号が与えられたときには、前記スイッチングトランジ
スタをオフ状態に移行させるタイミングを、前記誤差検
出回路の出力に対応して定まるタイミングより速いタイ
ミングに変える構成としている。
【0012】すなわち、制御トランジスタの入力端子に
与えるレベルを、誤差検出回路の出力変化に対応して変
化すると共に、誤差検出回路の出力に対応したレベルよ
り高いレベルとすれば、制御トランジスタは、スイッチ
ングトランジスタをオフ状態に移行させるタイミング
を、誤差検出回路の出力に対応して定まるタイミングよ
り速いタイミングに変える。従って、誤差検出回路の出
力と補助制御信号とを合成(例えば加算による合成)し
た信号を制御トランジスタの入力端子に印加すればよ
い。
【0013】また請求項3記載の発明に係るスイッチン
グ電源は、上記構成に加え、トランスには、前記スイッ
チングトランジスタに正帰還を与える補助コイルが巻回
され、前記制御トランジスタの入力端子にはコンデンサ
が接続されたスイッチング電源に適用し、前記補助制御
回路は、一方の端子が前記補助コイルに接続された抵抗
を備えると共に、前記間欠スイッチングを行っているこ
とを示す間欠信号が与えられたときには、前記抵抗の他
方の端子から送出される出力を、前記補助制御信号とし
て、前記制御トランジスタの入力端子に送出する構成と
している。
【0014】すなわち、制御トランジスタがオンとなる
タイミングを速めるための補助制御回路は、1つの抵抗
と、間欠信号が与えられたとき接続を閉じるスイッチ素
子とでもって構成することができる。
【0015】また請求項4記載の発明に係るスイッチン
グ電源は、上記構成に加え、前記スイッチングトランジ
スタがオフとなるとき前記補助コイルに発生する電圧に
基づいて前記間欠スイッチングを検出すると共に、検出
結果を前記間欠信号として前記補助制御回路に送出する
間欠検出回路を備えた構成としている。
【0016】すなわち、スイッチングトランジスタがオ
フとなるとき、補助コイルに発生する電圧は、出力電圧
にのみ依存して変化する。また、間欠スイッチング時で
は、スイッチングが行われる期間の割合は、例えば、4
0%等のように、少ない割合となる。従って、スイッチ
ングトランジスタがオフとなるとき、補助コイルに発生
する電圧を平均化すれば、平均化された電圧の変化によ
り、間欠スイッチングの生じたことが示される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例の形態を、
図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明に係るスイ
ッチング電源の第1の実施形態の電気的接続を示す回路
図である。
【0018】本実施形態は、RCC方式のスイッチング
電源となっていて、トランス1には、スイッチングトラ
ンジスタQ1に正帰還を与える補助コイルL3が巻回さ
れている。そして、直流出力12の電圧誤差を検出する
誤差検出回路3の出力に基づいて、スイッチングトラン
ジスタQ1のスイッチングを制御することにより、直流
出力12の電圧を安定化する構成となっている。このた
め、スイッチングトランジスタQ1のベース(請求項記
載の入力端子)に導かれる入力信号(補助コイルL3か
らの正帰還出力)を制御する制御トランジスタQ2を備
えている。また、制御トランジスタQ2のベース(請求
項記載の入力端子)には、誤差検出回路3の出力が導か
れている。
【0019】ダイオードD7とコンデンサC6とからな
るブロック2は、トランス1の一次コイルL1に流れる
電流をスイッチングするとき、二次コイルL2から送出
される出力を整流平滑する整流平滑回路となっている。
また、トランジスタQ6、発光ダイオードD8、ツェナ
ーダイオードD9、および、3つの抵抗R15〜R17
からなるブロックは、直流出力12の電圧誤差を検出す
る誤差検出回路となっている。そして、検出した電圧誤
差を、フォトトランジスタQ3を介して、制御トランジ
スタQ2のベースに送出する。
【0020】トランジスタQ7、ダイオードD10、お
よび、3つの抵抗R18〜R20からなるブロック4
は、負荷装置(例えばテレビ等)の動作を停止させると
きには、直流出力12の電圧を、約1/3の電圧に低下
させる降圧指示回路となっている。このため、降圧指示
回路4は、負荷装置を制御するマイクロコンピュータか
らの出力13が、動作停止(待機状態)を示すLレベル
となるときには、誤差検出回路3内に設けられた分圧回
路の分圧比を変更する。
【0021】トランジスタQ4、ダイオードD4、およ
び、3つの抵抗R9〜R11からなるブロック5は、補
助制御回路となっており、間欠スイッチング時には、ス
イッチングトランジスタQ1がオフ状態に移行するタイ
ミングを、フォトカプラ7の出力(誤差検出回路3の出
力)に対応したタイミングより速いタイミングに変え
る。すなわち、補助制御回路5は、間欠検出回路6から
間欠信号22が与えられたときには、制御トランジスタ
Q2のベースに補助制御信号23を送出し、制御トラン
ジスタQ2がオンとなるタイミングを速める。従って、
制御トランジスタQ2は、スイッチングトランジスタQ
1がオフに移行するタイミングを速めることになる。
【0022】トランジスタQ5、ダイオードD5,D
6、コンデンサC5、および、3つの抵抗R12〜R1
4からなるブロックは、スイッチングトランジスタQ1
がオフとなるとき、補助コイルL3に発生する電圧に基
づいて、スイッチングトランジスタQ1が間欠スイッチ
ングを行っているかどうかを検出する間欠検出回路6と
なっている。そして、スイッチングトランジスタQ1が
間欠スイッチングを行っていることを検出したときに
は、間欠信号22を補助制御回路5に送出する。
【0023】上記構成からなる実施形態をより詳細に説
明すると、直流入力P+と直流入力P−とは、商用電源
を整流平滑することにより得られた直流源となってい
る。このため、直流入力P+は、一次コイルL1の一方
の端子に導かれている。また、一次コイルL1の他方の
端子は、スイッチングトランジスタQ1のコレクタに接
続されている。また、スイッチングトランジスタQ1の
エミッタは、エミッタ電流を電圧として検出するための
抵抗R5を介して、直流入力P−に接続されている。
【0024】一方の端子が直流入力P+に接続された抵
抗R1は、スイッチングトランジスタQ1に起動電流を
供給する素子となっている。このため抵抗R1の他方の
端子は、スイッチングトランジスタQ1のベースに接続
されている。また、スイッチングトランジスタQ1のベ
ースとエミッタとの間には、負荷が極めて軽くなると
き、間欠スイッチングを生じ易くさせるため、コンデン
サC3と抵抗R4とからなる直列回路が接続されてい
る。
【0025】制御トランジスタQ2は、誤差検出回路3
から送出され、電圧誤差を示す出力に従ったタイミング
でもって、スイッチングトランジスタQ1をオン状態か
らオフ状態に移行させることにより、直流出力12の電
圧を安定化するための素子となっている。このため、制
御トランジスタQ2のコレクタは、スイッチングトラン
ジスタQ1のベースに接続されている。また、制御トラ
ンジスタQ2のベースには、フォトトランジスタQ3の
エミッタが接続されている。
【0026】また、制御トランジスタQ2のベースと直
流入力P−との間には、ベース電位の上昇を遅らせるた
めのコンデンサC2が接続されている。そして、コンデ
ンサC2には、コンデンサC2の電荷を放電させるた
め、抵抗R6が並列に接続されている。また、電源投入
時にスイッチングトランジスタQ1に流れる電流を制限
するため、抵抗R5により検出された電圧が、ダイオー
ドD2を介して、制御トランジスタQ2のベースに与え
られている。また、制御トランジスタQ2のエミッタは
直流入力P−に接続されている。
【0027】一方の端子が直流入力P−に接続された補
助コイルL3は、スイッチングトランジスタQ1に正帰
還を与えるためのコイルとなっている。このため、補助
コイルL3の他方の端子は、ダイオードD1と、ベース
電流を制限する抵抗R2とを介して、スイッチングトラ
ンジスタQ1のベースに導かれている。また、ダイオー
ドD1には、スイッチングトランジスタQ1のターンオ
フを速めるため、コンデンサC1が並列に接続されてい
る。また、補助コイルL3の他方の端子は、抵抗R3を
介して、制御トランジスタQ2のベースに接続されてい
る。
【0028】また、補助コイルL3の他方の端子は、コ
ンデンサC4と抵抗R7とからなる直列回路と、抵抗R
8とを介して、フォトトランジスタQ3のコレクタに接
続されている。そして、抵抗R7と抵抗R8との接続点
と直流入力P−との間には、コンデンサC4に蓄積され
た電荷を放電させるための電流経路となるダイオードD
3が接続されている。
【0029】抵抗R9は、間欠スイッチングが行われる
ときには、制御トランジスタQ2のベースに供給される
電流を増加させるための素子となっている。すなわち、
制御トランジスタQ2のベースに補助制御信号23を送
出する素子となっている。このため、抵抗R9の一方の
端子は、補助コイルL3の他方の端子に接続されてい
る。また、トランジスタQ4は、間欠スイッチング時に
は接続が閉じられるスイッチ素子となっている。このた
め、抵抗R9の他方の端子は、トランジスタQ4のエミ
ッタに接続されている。そして、トランジスタQ4のコ
レクタは、補助制御信号23として、制御トランジスタ
Q2のベースに導かれている。
【0030】また、トランジスタQ4のエミッタとベー
スとの間には、ベース電位をエミッタ電位に引き上げる
ため、抵抗R10とダイオードD4とからなる直列回路
が接続されている。また、トランジスタQ4のベースに
は、抵抗R11を介して、間欠信号22が導かれてい
る。このため、トランジスタQ4がオンとなるときに
は、抵抗R9の他方の端子から送出される電流が、補助
制御信号23として、制御トランジスタQ2のベースに
流れることになる。
【0031】抵抗R12と抵抗R13とからなり、直流
入力P+と直流入力P−との間に接続された直列回路
は、直流入力P+の電圧を分圧する分圧回路となってい
る。そして、抵抗R12と抵抗R13との接続点は、ト
ランジスタQ5のベースに導かれている。また、ダイオ
ードD5は、補助コイルL3の出力を整流することによ
り、マイナス電圧を取り出すための素子となっている。
このため、ダイオードD5のカソードは、補助コイルL
3の他方の端子に接続されている。
【0032】一方、コンデンサC5は、ダイオードD5
の出力を平均化するための素子となっている。このた
め、ダイオードD5のアノードは、抵抗R14を介し
て、コンデンサC5の一方の端子に接続されている。ま
た、コンデンサC5の他方の端子は、直流入力P−に接
続されている。また、抵抗R14とコンデンサC5との
接続点は、トランジスタQ5のベースに接続されてい
る。また、トランジスタQ5のエミッタは、ダイオード
D6を介して、直流入力P−に接続されている。
【0033】間欠検出回路6は、上記した構成となって
いる。このため、トランジスタQ5のベースには、抵抗
R12と抵抗R13との接続点から送出される電圧と、
スイッチングトランジスタQ1のオフ時に補助コイルL
3から出力され、コンデンサC5により平均化された出
力との加算値が印加される。従って、トランジスタQ5
のベースに印加される電圧は、補助コイルL3の他方の
端子(経路21)に生じるマイナスレベルの電圧が低い
ときでは、プラスレベルとなり、トランジスタQ5はオ
ンとなる。一方、経路21に生じるマイナスレベルの電
圧が、マイナス方向に高いときでは、トランジスタQ5
のベース電位はマイナスとなり、トランジスタQ5はオ
フとなる。
【0034】二次コイルL2の一方の端子には、ダイオ
ードD7のアノードが接続され、ダイオードD7のカソ
ードには 一方の端子が接地されたコンデンサC6の他
方の端子が接続されている。また、二次コイルL2の他
方の端子は接地されている。なお、整流平滑回路2から
送出される直流出力12の電圧は約120Vとなってい
て、テレビの水平出力回路の動作電源となっている。
【0035】トランジスタQ6は、直流出力12の電圧
誤差を検出し、検出した電圧誤差に対応する電流でもっ
て、発光ダイオードD8を駆動する素子となっている。
このため、トランジスタQ6のエミッタには、ツェナー
ダイオードD9が発生する基準電圧が与えられている。
また、トランジスタQ6のベースには、抵抗R16と抵
抗R17とからなり、直流出力12の電圧を分圧する分
圧回路の出力が与えられている。また、トランジスタQ
6のコレクタには、発光ダイオードD8のカソードが接
続され、発光ダイオードD8のアノードは、抵抗R15
を介して、直流出力12に接続されている。
【0036】抵抗R18は、誤差検出回路3に設けら
れ、抵抗R16,R17からなる分圧回路の分圧比を変
更するための素子となっている。このため、抵抗R18
の一方の端子は、直流出力12に接続されている。ま
た、抵抗R18の他方の端子は、ダイオードD10を介
して、抵抗R16と抵抗R17との接続点に導かれてい
る。また、トランジスタQ7は、分圧比を変更するとき
には接続が開かれ、分圧比を変更しないときには、接続
が閉じられるスイッチ素子となっている。このため、ト
ランジスタQ7のコレクタは、抵抗R18の他方の端子
に接続されている。また、エミッタは接地されている。
そして、トランジスタQ7のベースには、抵抗R20を
介して、テレビの動作を制御するマイクロコンピュータ
の出力13が導かれている(抵抗R19は、トランジス
タQ7のベースが開放となることを防止する)。
【0037】なお、本実施形態は、複数種の電圧の直流
出力を送出する構成となっている。このため、トランス
1には、その他の直流出力のための二次コイルが巻回さ
れると共に、各二次コイルには整流平滑回路が接続され
ているが、これらの二次コイルと整流平滑回路とは、図
示が省略されている。
【0038】図2は、補助コイルL3の他方の端子(経
路21)のレベルと、トランジスタQ5のベース電位と
の変化を示す説明図である。また、図3は、実施形態の
主要点の状態を示す説明図である。必要に応じて同図を
参照しつつ、実施形態の動作を説明する。
【0039】負荷に所定の動作を行わせるとき(通常動
作時)には、マイクロコンピュータの出力13はHレベ
ルに設定される。従って、トランジスタQ7はオンとな
り、トランジスタQ7のコレクタ電位は、トランジスタ
Q6のベース電位より低くなる。このため、抵抗R18
は、トランジスタQ6のベースから切り離される。従っ
て、トランジスタQ6のベースには、抵抗R16,R1
7により分圧された電圧が印加される。その結果、発光
ダイオードD8は、定格値(約120V)に対する直流
出力12の電圧誤差に対応した電流でもって駆動され
る。このとき、補助コイルL3の他方の端子から送出さ
れる電圧の変化を、図2の41によって示す。
【0040】一方、テレビの動作を待機状態とするとき
には、出力13はLレベルに設定される。このため、ト
ランジスタQ7はオフになる。その結果、トランジスタ
Q6のベースには、抵抗R16と抵抗R18との並列回
路の抵抗値と、抵抗R17の抵抗値とにより分圧された
電圧が印加される。その結果、直流出力12の電圧が、
定格値(約120V)の約1/3の電圧(約40V)と
なるように、スイッチングトランジスタQ1のスイッチ
ングが制御される。このときでは、その他の直流出力
(図示を省略)の電圧も1/3となるため、水平発振が
停止し、直流出力12の負荷電流は0近傍となる。そし
て、直流出力12の電圧が1/3となり、負荷電流が0
近傍となるときには、二次側が消費する電力より、一次
側から供給される電力が多くなる。その結果、間欠スイ
ッチングが生じる。
【0041】すなわち、負荷電流が0近傍になった結果
として、発光ダイオードD8の電流が極めて多くなり、
フォトトランジスタQ3の出力電流も、極めて多くな
る。従って、制御トランジスタQ2のベース電流も極め
て多くなるので、スイッチングの1周期を過ぎたときに
も、コンデンサC2に蓄積された電荷の影響により、制
御トランジスタQ2はオン状態を続ける。このため、ス
イッチングの1周期を過ぎたときにも、スイッチングト
ランジスタQ1はオン状態に移行しない。その結果、ス
イッチング動作が停止する。
【0042】スイッチング動作が停止すると、経路21
の電圧が0Vとなり、フォトトランジスタQ3の出力電
流が0となるので、制御トランジスタQ2は、短時間の
うちに、オフ状態に移行する。しかし、スイッチングト
ランジスタQ1は、制御トランジスタQ2がオフに移行
したときにも、経路21の電圧が0Vとなっているの
で、直ちにオン状態に移行することができない。そし
て、起動抵抗R1を流れる電流がコンデンサC3を充電
し、スイッチングトランジスタQ1のベース電位が、ス
イッチングトランジスタQ1に電流を流すことが可能と
なるレベルまで上昇したとき、スイッチングトランジス
タQ1は、オフ状態からオン状態に移行し、スイッチン
グが再開される。そして、複数回のスイッチングが行わ
れたときには、上記と同様に、制御トランジスタQ2が
オン状態を続けることになり、スイッチングが停止す
る。つまり、間欠スイッチングとなる。
【0043】上記した間欠スイッチング時には、直流出
力12の電圧は、定格値の1/3に安定化されている。
また、経路21に生じるマイナスレベルの電圧は、直流
出力12の電圧に対応する。このため、補助コイルL3
の他方の端子に生じる電圧の変化は、42に示すような
変化とする。すなわち、間欠スイッチング時の経路21
のマイナスレベルは、通常動作時のマイナスレベルの1
/3となる。従って、ダイオードD5とコンデンサC5
とからなる回路の出力電圧は、マイナス値が1/3以下
の値になる(スイッチング時の電圧が1/3であり、か
つ、スイッチング停止時では0Vとなる。従って平均値
は1/3より少ない)。一方、抵抗R12,R13の分
圧電圧は、通常動作時と待機状態時とで変化しない。従
って、トランジスタQ5のベース電位は、通常動作時で
は、43に示すようにマイナスレベルとなるので、トラ
ンジスタQ5はオフとなる。一方、待機状態時では、ベ
ース電位は、44に示すようにプラスレベルとなるの
で、トランジスタQ5はオンとなる。
【0044】トランジスタQ5がオン状態となるときで
は、トランジスタQ4がオンとなる。このため、制御ト
ランジスタQ2のベースに、経路23を介して、抵抗R
9からの電流が流れる。その結果、制御トランジスタQ
2のベース電位の上昇速度が速くなる。従って、制御ト
ランジスタQ2がオフ状態からオン状態に移行するタイ
ミングは、抵抗R9の経路を設けない場合のタイミング
(誤差検出回路3の出力に基づくタイミングであり、T
2により示す)に比したときには、速いタイミング(図
3のT1により示す)となる。
【0045】一方、スイッチングトランジスタQ1は、
制御トランジスタQ2がオフからオンに移行したとき、
オン状態からオフ状態に移行する。従って、スイッチン
グトランジスタQ1は、抵抗R9の経路が形成される場
合では、タイミングT1において、オン状態からオフ状
態に移行する。一方、一次コイルL1に流れる電流は、
一次的な増加を示す。従って、タイミングT1において
スイッチングトランジスタQ1がオフ状態に移行する場
合、一次コイルL1に流れる電流の最大値i1は、タイ
ミングT2においてオフ状態に移行する場合の最大値i
2に比すると、減少した値となる。
【0046】図4の32bは、一次コイルL1の電流の
最大値がi1となるときの、一次コイルL1の電流変化
を概略的に示している。すなわち、補助制御信号23が
送出されないときの間欠スイッチング時の電流変化(最
大値がi2となるときの電流変化)32aと比較する
と、電流の最大値が制限されている。また、間欠の1周
期のそれぞれにおいて、スイッチングの回数が増加して
いる。
【0047】一次コイルL1に流れる電流の最大値が減
少するときには、トランス1を振動させようとする力が
減少するので、トランス1から発生する発振音の音量が
減少する。従って、タイミングT1においてスイッチン
グトランジスタQ1がオフ状態に移行する場合の音量
は、タイミングT2においてスイッチングトランジスタ
Q1がオフ状態に移行する場合の音量に比したときに
は、抑制された音量となる。従って、通常の使用状態に
おける距離から聴く場合では、トランス1から発生する
発振音は、聞き取ることが困難な音量となる。つまり、
トランス1からの発振音が聞こえなくなる。
【0048】以下に、本発明に係るスイッチング電源の
第2の実施形態について説明する。なお、第2の実施形
態は、図1に示す第1の実施形態から、降圧指示回路4
を省略した構成となっている。また、間欠検出回路の構
成を、図5に示す構成に変更している。なお、その他の
部分については、回路図として示すときには、第1の実
施形態の構成と第2の実施形態の構成とは、同一となっ
ている。従って、本実施形態は、通常動作時と待機状態
時との双方において、直流出力12の電圧が同一となる
ように制御される。
【0049】以下に、第2の実施形態の間欠検出回路の
構成について説明するが、第1の実施形態の間欠検出回
路6との対応関係を分かりやすいものとするため、構成
または機能が同一となる素子については、図1における
符号と同一符号を付与している。
【0050】本実施形態の間欠検出回路の構成は、図1
に示す間欠検出回路6に、ツェナーダイオードD14を
追加した構成となっている。すなわち、抵抗R14とコ
ンデンサC5との接続点27には、ツェナーダイオード
D14のアノードが接続されている。また、抵抗R12
と抵抗R13との接続点28には、ツェナーダイオード
D14のカソードが接続されている。従って、ツェナー
ダイオードD14にツェナー電流が流れる場合では、接
続点28の電圧は、接続点27の電圧に対し、ツェナー
電圧分だけ高い電圧に維持される。
【0051】図6は、本実施形態の主要点のレベル変化
を示す説明図である。必要に応じて同図を参照しつつ、
実施形態の動作を説明する。
【0052】待機状態となり、直流出力12の電流が0
近傍となるときには、既に述べた理由と同一の理由によ
り、スイッチングトランジスタQ1は、間欠スイッチン
グを行う。一方、接続点27の電圧は、ダイオードD5
のカソードの電圧を平均化した電圧となる。このため、
接続点27の電圧は、経路21がマイナスレベルになる
時間的比率が変化すると、レベルが変化する。一方、連
続的なスイッチング動作が行われているときには、経路
21がマイナスレベルとなる時間的比率が大きく、間欠
スイッチングとなるときには、経路21がマイナスレベ
ルとなる時間的比率が小さい。従って、通常動作時の連
続的なスイッチング動作が行われているときには、接続
点27の電圧は、51に示すように、マイナスレベルの
大きい電圧となるが、間欠スイッチングとなるときに
は、接続点27の電圧は、52に示すように、マイナス
レベルの小さい電圧となる。
【0053】接続点28の電圧は、接続点27の電圧
を、ツェナーダイオードD14のツェナー電圧分だけ、
プラス側にシフトさせた電圧となる。従って、連続的な
スイッチング動作時では、接続点28の電圧は、接続点
27の電圧(51により示す)を、ツェナー電圧分だけ
シフトさせた電圧(破線53により示す)となる。ま
た、間欠スイッチング時では、接続点28の電圧は、接
続点27の電圧(52により示す)を、ツェナー電圧分
だけシフトさせた電圧(破線54により示す)となる。
【0054】破線53により示す電圧は、マイナスレベ
ルの電圧となっている。従って、トランジスタQ5はオ
フに設定される。従って、トランジスタQ4はオフとな
るので、補助制御信号23は送出されない。しかし、破
線54により示す電圧は、0.6Vを越える電圧となっ
ている。従って、トランジスタQ5はオンに設定され
る。従って、トランジスタQ4がオンとなるので、補助
制御信号23が送出されることになる。
【0055】すなわち、連続的なスイッチング時では、
補助制御信号23は送出されず、間欠スイッチングが生
じたときにのみ、補助制御信号23が送出されることに
なる。従って、補助制御信号23が送出される場合、制
御トランジスタQ2がオフからオンに移行するタイミン
グは、誤差検出回路3の出力に基づくタイミングT2よ
り速いタイミングT1となる。このため、一次コイルL
1に流れる電流の最大値はi1となり、誤差検出回路3
の出力に基づく最大値i2より減少する。そして、一次
コイルL1に流れる電流の最大値が減少するときには、
トランス1を振動させようとする力が減少するので、ト
ランス1から発生する発振音の音量が減少する。その結
果、トランス1からの発振音は聞こえなくなる。
【0056】以上説明したように、第2の実施形態を用
いる場合では、補助コイルL3の他方の端子に発生する
電圧を平均化した値が、連続的なスイッチング時と間欠
スイッチング時とで、変化幅が狭くなるときにも、トラ
ンジスタQ5のオンオフを制御することが可能となって
いる。
【0057】なお、本発明は上記実施形態に限定され
ず、トランジスタQ4のオンオフの制御については、間
欠検出回路6から送出される間欠信号22によって行う
構成とした場合について説明したが、その他の構成とし
て、例えば、負荷装置を制御するマイクロコンピュータ
の出力を、フォトカプラ等の絶縁素子を介して、トラン
ジスタQ4のベースに導くことにより、マイクロコンピ
ュータを用いて、トランジスタQ4のオンオフを制御す
る構成、等とすることが可能である。
【0058】
【発明の効果】請求項1記載の発明に係るスイッチング
電源は、スイッチングトランジスタが間欠スイッチング
を行うときには、一次コイルに流れる電流の最大値を、
誤差検出回路の出力に対応して定まる電流の最大値より
少ない電流値に制限する構成としている。このため、間
欠スイッチング時には、一次コイルに流れる電流の最大
値が減少するので、トランスを振動させようとする力が
減少する。その結果、トランスから発生する発振音の音
量が減少するので、トランスの発振音が可聴帯域となる
ときにも、トランスの発振音を聞こえないものとするこ
とが可能になっている。
【0059】また請求項2記載の発明に係るスイッチン
グ電源は、間欠スイッチング時には、制御トランジスタ
の入力端子に補助制御信号を送出する補助制御回路を備
え、前記制御トランジスタは、前記誤差検出回路の出力
が導かれた入力端子に前記補助制御信号が与えられたと
きには、前記スイッチングトランジスタをオフ状態に移
行させるタイミングを、前記誤差検出回路の出力に対応
して定まるタイミングより速いタイミングに変える構成
としている。すなわち、制御トランジスタの入力端子に
与えるレベルを、誤差検出回路の出力変化に対応して変
化すると共に、誤差検出回路の出力に対応したレベルよ
り高いレベルとすれば、制御トランジスタは、スイッチ
ングトランジスタをオフ状態に移行させるタイミング
を、誤差検出回路の出力に対応して定まるタイミングよ
り速いタイミングに変える。従って、誤差検出回路の出
力と補助制御信号とを合成した信号を制御トランジスタ
の入力端子に印加すればよいので、一次コイルの電流の
最大値を少なくするための制御回路を簡単化することが
可能になっている。
【0060】また請求項3記載の発明に係るスイッチン
グ電源は、前記制御トランジスタの入力端子にはコンデ
ンサが接続されたスイッチング電源に適用し、前記補助
制御回路は、一方の端子が補助コイルに接続された抵抗
を備えると共に、前記間欠スイッチングを行っているこ
とを示す間欠信号が与えられたときには、前記抵抗の他
方の端子から送出される出力を、前記補助制御信号とし
て、前記制御トランジスタの入力端子に送出する構成と
している。従って、補助制御回路は、1つの抵抗と、間
欠信号が与えられたとき接続を閉じるスイッチ素子とで
もって構成することができるので、制御トランジスタが
オンとなるタイミングを速めるための制御回路を簡単化
することが可能になっている。
【0061】また請求項4記載の発明に係るスイッチン
グ電源は、前記スイッチングトランジスタがオフとなる
とき前記補助コイルに発生する電圧に基づいて前記間欠
スイッチングを検出すると共に、検出結果を前記間欠信
号として前記補助制御回路に送出する間欠検出回路を備
えた構成としている。すなわち、スイッチングトランジ
スタがオフとなるとき、補助コイルに発生する電圧を平
均化すれば、平均化された電圧の変化により、間欠スイ
ッチングの生じたことが示される。このため、スイッチ
ングトランジスタが間欠スイッチングを行っているかど
うかを検出する検出回路の構成を簡単なものとすること
が可能になっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスイッチング電源の第1の実施形
態の電気的接続を示す回路図である。
【図2】補助コイルの出力レベルと接続点24のレベル
との変化を示す説明図である。
【図3】主要点の状態を示す説明図である。
【図4】間欠スイッチング時の一次コイルの電流変化を
示す説明図である。
【図5】第2の実施形態の間欠検出回路の電気的接続を
示す回路図である。
【図6】補助コイルの出力および接続点27,28のレ
ベル変化を示す説明図である。
【符号の説明】
2 整流平滑回路 3 誤差検出回路 4 降圧指示回路 5 補助制御回路 6 間欠検出回路 12 直流出力 22 間欠信号 23 補助制御信号 i1 補助制御信号が送出されるときの一次コイルの電
流の最大値 i2 補助制御信号が送出されないときの一次コイルの
電流の最大値 L1 一次コイル L2 二次コイル L3 補助コイル Q1 スイッチングトランジスタ Q2 制御トランジスタ T1 補助制御信号によって速められたタイミング T2 誤差検出回路の出力により定まるタイミング

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランスに巻回された一次コイルに流れ
    る電流をスイッチングするスイッチングトランジスタ
    と、前記トランスに巻回された二次コイルの出力を整流
    平滑する整流平滑回路と、前記整流平滑回路より送出さ
    れる直流出力の電圧誤差を検出する誤差検出回路とを備
    え、前記誤差検出回路の出力に基づいて前記スイッチン
    グトランジスタのスイッチングを制御することにより、
    前記直流出力の電圧を安定化するスイッチング電源にお
    いて、 前記スイッチングトランジスタが間欠スイッチングを行
    うときには、前記一次コイルに流れる電流の最大値を、
    前記誤差検出回路の出力に対応して定まる電流の最大値
    より少ない電流値に制限することを特徴とするスイッチ
    ング電源。
  2. 【請求項2】 前記スイッチングトランジスタの入力端
    子に与えられる入力信号を、前記誤差検出回路の出力が
    導かれた制御トランジスタを用いて制御することによ
    り、前記直流出力の電圧を安定化するスイッチング電源
    において、 前記間欠スイッチング時には、前記制御トランジスタの
    入力端子に補助制御信号を送出する補助制御回路を備
    え、 前記制御トランジスタは、前記誤差検出回路の出力が導
    かれた入力端子に前記補助制御信号が与えられたときに
    は、前記スイッチングトランジスタをオフ状態に移行さ
    せるタイミングを、前記誤差検出回路の出力に対応して
    定まるタイミングより速いタイミングに変えることを特
    徴とする請求項1記載のスイッチング電源。
  3. 【請求項3】 前記トランスには、前記スイッチングト
    ランジスタに正帰還を与える補助コイルが巻回され、前
    記制御トランジスタの入力端子にはコンデンサが接続さ
    れたスイッチング電源において、 前記補助制御回路は、 一方の端子が前記補助コイルに接続された抵抗を備える
    と共に、前記間欠スイッチングを行っていることを示す
    間欠信号が与えられたときには、前記抵抗の他方の端子
    から送出される出力を、前記補助制御信号として、前記
    制御トランジスタの入力端子に送出することを特徴とす
    る請求項2記載のスイッチング電源。
  4. 【請求項4】 前記スイッチングトランジスタがオフと
    なるとき前記補助コイルに発生する電圧に基づいて前記
    間欠スイッチングを検出すると共に、検出結果を前記間
    欠信号として前記補助制御回路に送出する間欠検出回路
    を備えたことを特徴とする請求項3記載のスイッチング
    電源。
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