JP2000216617A - 衛星搭載用追尾系センサ - Google Patents

衛星搭載用追尾系センサ

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JP2000216617A
JP2000216617A JP11014185A JP1418599A JP2000216617A JP 2000216617 A JP2000216617 A JP 2000216617A JP 11014185 A JP11014185 A JP 11014185A JP 1418599 A JP1418599 A JP 1418599A JP 2000216617 A JP2000216617 A JP 2000216617A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンテナの視野確保等、搭載上の制約から給
電部と追尾受信機の間の接続長が長くなった場合でも、
給電部から追尾受信機に至る和信号と差信号の経路差お
よび温度変化によって生じる位相誤差を補償することを
目的とする。 【解決手段】 IF信号と同等の周波数を発生する基準
IF信号発振器30を用い、この基準IF信号とLO信
号から基準RF信号を作り、この基準RF信号を校正用
和信号結合器39および校正用差信号結合器40を用い
て給電部3の和信号出力端、差信号出力端に入力すると
ともに、仰角誤差信号モニタ49と温度モニタ信号52
をもとに移相器コントローラ50の移相量を制御するメ
モリ51を付加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、衛星間または地
球局との通信を行う衛星搭載用の追尾系センサに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の校正装置を備えた衛星搭載
用の追尾系センサを示す図である。1は受信信号、2は
アンテナ、3は給電部(RF(RADIO FREQU
ENCY)センサを含む)、4は追尾受信機、5はアン
テナ駆動電子回路、6はアンテナ駆動機構である。校正
装置を備えた追尾受信機の構成を以下に示す。7は和信
号、9は第1の和信号系RF増幅器、10は第1の分配
器、11は通信信号、12は和信号系追尾信号、13は
合波器、14は差信号、16は第1の差信号系RF増幅
器、17はPSK(PHASE SHIFT KEYI
NG)変調器、18は移相器、19は第1の周波数変換
部、20はAGC(AUTOMATICGAIN CO
NTROL)回路、21は検波器、22は第2の分配
器、23は0°/90°分配器、24は方位角(Az)
誤差信号検出器、25は仰角誤差(El)信号検出器、
26は方位角誤差信号復調器、27は仰角誤差信号復調
器、28はCLK(CLOCK)信号発生器、29は方
位角誤差信号増幅器、30は仰角誤差信号増幅器、31
は方位角誤差信号、32は仰角誤差信号、33は局部発
振信号源、34は校正用IF(INTERMEDIAT
E FREQUENCY)信号発振器、35は校正信号
用周波数変換部、36は校正信号用分配器、37は減衰
器、38は方位角/仰角駆動信号、39は校正用和信号
結合器、40は校正用差信号結合器、41は第2の和信
号系RF(RADIO FREQUENCY)増幅器、
42は第2の差信号系RF増幅器、49は仰角誤差信号
モニタ、50は移相器コントローラである。
【0003】まず追尾系センサの動作について説明す
る。通信対象である衛星または地球局からの受信信号1
をアンテナ2で受信し、通信対象である衛星または地球
局とアンテナ2の主ビーム軸とのずれに応じた和信号7
と差信号14を、給電部3で分離する。追尾受信機4
は、和信号7を第1の分配器10で通信信号11と和信
号系追尾信号12に分離する。さらに追尾受信機4は、
前記和信号系追尾信号12と通信対象である衛星または
地球局との相対角度ずれ情報を含む差信号14をもとに
方位角誤差信号31および方位角誤差信号32を検出す
る。上記の誤差信号はアンテナ駆動電子回路5に入力さ
れ、上記の誤差信号をもとに方位角/仰角駆動信号38
を算出し、アンテナ駆動機構6を制御することによっ
て、アンテナ2を通信対象衛星または地球局の方向に駆
動する。
【0004】以上で述べた追尾系センサの動作によって
通信対象衛星または地球局を追尾するとともに通信を行
うものである。本構成による追尾系センサでは和信号系
および差信号系の増幅器等の位相差ならびに位相の温度
変動によって、同相信号を入れた場合でも仰角誤差信号
32の出力が0Vにならない、いわゆるクロストーク成
分が発生することが知られている。従来の追尾系センサ
は、給電部3と追尾受信機4の間の和信号系と差信号系
に配置された増幅器ならびに追尾受信機4の能動素子で
発生する和信号系と差信号系の経路差による位相誤差の
校正を任意の温度1点のみでしか行えなかった。また搭
載パネルの熱制御等によって機器のさらされる温度環境
が急激に変化しないよう、さらには機器のさらされる温
度範囲が広くならないような設計配慮がなされていた。
このため機器の性能保証温度範囲内でのクロストーク成
分は許容できたが、機器の搭載温度環境がより厳しくな
る場合には、温度変動に伴うクロストーク成分を補償す
る手段が必要となる。
【0005】次に従来の校正装置を備えた追尾系センサ
の校正法(動作)について説明する。まず局部発振信号
源33は校正用信号と周波数変換用信号に分配され、校
正用の局部発振(LO)信号は校正信号用周波数変換部
35に入力される。校正用IF信号発振器34より出力
される校正用IF信号は前記の校正信号用周波数変換部
35に入力され、校正用の局部発振(LO)信号と合成
されて校正の基準となる校正用RF信号を生成する。生
成された校正用RF信号は校正信号用分配器36によっ
て分離され、校正用和信号結合器39及び減衰器37に
よって減衰され校正用差信号結合器40に同相信号とし
て入力される。校正用和信号結合器39及び校正用差信
号結合器40に入力された校正信号は、給電部3と追尾
受信機4の間の接続損失を補償するために置かれた、第
2の和信号系RF増幅器41、第2の差信号系RF増幅
器42によって増幅されて、追尾受信機4に入力され
る。前記追尾受信機4に入力された和信号および差信号
は各々第1の和信号RF増幅器9、差信号RF増幅器1
6で増幅される。前記第1の和信号RF増幅器9で増幅
された校正用和信号は、第1の分配器10によって和信
号系追尾信号12を分離し、合波器13に入力される。
【0006】差信号RF増幅器16により増幅された校
正用差信号はPSK変調器17に入力され、CLK信号
発生器28より出力されるCLK信号を用いて変調され
たのち、移相器18に入力される。移相器18では移相
器コントローラ50により差信号の位相を変動させる。
移相器18で位相を制御された差信号14は合波器13
に入力され、和信号7と合成される。合成されたRF追
尾信号は、第1の周波数変換部19に入力され、局部発
振信号源33より出力されるLO信号によって周波数変
換される。周波数変換されたIF信号はAGC回路20
に入力される。IF信号は検波器21によって検波さ
れ、AGC回路20によって和信号レベルを一定にする
ことにより差信号14は和信号7によって正規化され
る。
【0007】AGC回路20より出力されたIF信号は
第2の分配器22によって分配され、0°/90°分配
器23、方位角誤差検出器24および仰角誤差検出器2
5に入力される。0°/90°分配器23は0°分配さ
れたIF信号を方位角誤差検出器24に、90°分配さ
れたIF信号を仰角誤差検出器25に出力する。方位角
誤差検出器24は、0°分配されたIF信号と第2の分
配器22によって分配されたIF信号によってPSK変
調された方位角(Az)の誤差信号を検出する。また、
仰角誤差検出器25は、90°分配されたIF信号と第
2の分配器22によって分配されたIF信号によってP
SK変調された仰角の誤差信号を検出する。ここでは和
信号と同相成分の差信号が方位角誤差検出器24によっ
て検出され、90°位相差をもった差信号成分が仰角誤
差検出器25によって検出されることになる。前記方位
角誤差検出器24、仰角誤差検出器25によって検出さ
れた変調誤差信号は各々CLK信号発生器28より出力
されるCLK信号を用いて、方位角誤差信号復調器2
6、仰角誤差信号復調器27で復調される。復調された
前記誤差信号は、各々方位角誤差信号増幅器29、仰角
誤差信号増幅器30で増幅され、方位角誤差信号31、
仰角誤差信号32として出力され地上モニタされる。校
正信号用和信号結合器39、校正信号用差信号結合器4
0には局部発振信号源33からの同相の信号が入力され
ており、和信号系と差信号系の経路差が無い場合は仰角
誤差検出器25に入力される90°分配されたIF信号
と基準IF信号の位相差は90°に保たれるため出力は
0Vとなる。ところが、和信号と差信号に位相差がある
場合、校正用和信号結合器39と校正用差信号結合器4
0に同相の信号が入力されても仰角誤差検出器25に入
力される90°分配されたIF信号と基準IF信号の位
相差は90°とならず出力は0Vとならない。そこで、
仰角誤差信号モニタ49は仰角誤差信号32をモニタ
し、移相器コントローラ50へモニタ信号を出力する。
移相器コントローラ50は、仰角誤差信号モニタ49か
ら出力される信号をもとに仰角誤差信号32が0Vにな
るように移相器18を制御する信号を出力することによ
って、校正を行う特定の温度における和信号系と差信号
系の位相誤差を校正する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の校正装置を備え
た追尾系センサは、給電部3と追尾受信機4の間の和信
号系と差信号系に配置された増幅器ならびに追尾受信機
4の能動素子で発生する位相誤差を校正を行う温度1点
のみでしか最適化が行えず、温度変動があると直交軸が
基準軸からずれてしまっていた。このため機器の性能を
保証する特定の温度範囲内ではクロストーク成分を許容
できても、さらに広範囲にわたる温度変動に対してはク
ロストーク成分を補償する手段がとられてないため誤差
成分として無視できなくなる。また搭載パネルの熱制御
によって機器のさらされる温度環境が急激に変化しない
よう、さらには機器のさらされる温度範囲が特定の温度
範囲内になるような設計配慮がなされていた。このため
和信号系と差信号系の機器の搭載環境が制限されるとい
った問題があった。
【0009】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたものであり、アンテナの視野確保等、
搭載上の制約から給電部と追尾受信機の間の接続長が長
くなることによる損失を改善するために能動素子である
第2のRF増幅器を付加した場合でも、給電部から追尾
受信機に至る和信号と差信号の経路差ならびに温度環境
によって生じる位相差をアクティブに補償することがで
き、さらに前記の補償機能を有することにより、追尾系
センサの機器レイアウト、熱環境の制約が緩和され、機
器配置の自由度を増すことができる衛星搭載用追尾系セ
ンサを提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明による追尾系
センサは、温度モニタ信号と、仰角誤差信号モニタ信号
を用いて移相器コントローラの移相補償量を制御するメ
モリを付加することにより、校正用和信号結合器および
校正用差信号結合器を用いて給電部の和信号出力端、差
信号出力端に同相の基準RF信号を入力したときに、給
電部から追尾受信機の出力に至る和信号と差信号の位相
差の温度依存性を補償することができる。また温度モニ
タ信号によってメモリに記憶された移相量を参照し移相
器コントローラを介して移相器を制御できるようにした
ものである。
【0011】また、第2の発明による追尾系センサは、
追尾受信機の受信方式として和信号と差信号の増幅、周
波数変換、AGC検波を2系統で行う2チャンネル方式
の追尾受信機においても、第2の周波数変換部の前段で
位相差を補償することにより給電部から追尾受信機の出
力に至る和信号と差信号の位相差の温度依存性を補償す
ることができるようにしたものである。
【0012】また、第3の発明による追尾系センサは、
位相補償精度を向上させるために方位角誤差信号検出器
と仰角誤差信号検出器に入力される0°、90°に位相
分配された信号を生成する分配器の前段でIF移相器を
制御できるようにしたものである。なお、前記IF移相
器は差信号系統から方位角誤差信号検出器と仰角誤差信
号検出器に差信号を分配する分配器の前段に配置した場
合でも、同様な機能を有する。
【0013】また、第4の発明による追尾系センサは、
単一チャンネル方式または2チャンネル方式の追尾受信
機で構成される追尾系センサに、クロストーク成分を補
償するように座標変換を行う座標変換処理回路(メモリ
を含む)を付加することによって、給電部から追尾受信
機の出力に至る和信号と差信号の位相差の温度依存性を
補償することができる。
【0014】また、第5の発明による追尾系センサは、
単一チャンネル方式または2チャンネル方式の追尾受信
機で構成される追尾系センサに、LO信号を供給する局
部発振信号源として、複数の通信対象衛星または地球局
との衛星間通信に対応できるように任意のLO信号を合
成可能なシンセサイザを有することによって、校正を行
うたびに使用周波数の異なる通信対象衛星または地球局
の捕捉追尾およびクロストークの温度補償を可能とした
ものである。
【0015】また、第6の発明による追尾系センサは、
校正信号源として通信対象衛星または地球局の送信信号
を用いて校正ならびにクロストークの温度補償ができる
ように、スイッチ切替え信号によって受信モードから校
正モードに切り替えられるスイッチを付加したものであ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の実施の形態1を示す図である。図において、1〜50
は図7と同等である。51はメモリ、52は温度モニタ
信号である。
【0017】次に、この発明の実施の形態1の詳細な動
作説明を行う。基本的な校正法は従来と同様である。図
7にクロストーク発生の原理を示す。和信号と同相の差
信号成分が方位角誤差信号検出器24で検出される。温
度T1で同相信号入力時に仰角誤差信号モニタ49が0
Vとなるよう校正をすれば方位角誤差信号31と仰角誤
差信号32は基準直交軸と一致する。温度環境の変化に
よって温度T2で位相差Δθが付くと誤差信号の直交軸
が回転し、同相信号を入力しても仰角誤差信号モニタ4
9の電圧は0Vとならずクロストーク成分が発生するこ
とになる。このクロストーク成分を補償する方法を説明
する。
【0018】まず同相の校正用RF信号を校正用和信号
結合器39および校正用差信号結合器40を用いて給電
部3の和信号出力端、差信号出力端に入力することによ
って、給電部3から追尾受信機4の出力に至る和信号と
差信号の温度T1における位相差を校正する。校正完了
後、メモリ51は予め地上試験で作成された図8に示す
機器の予想温度範囲T1からT2における移相量の関数
θ(T)をもとに仰角誤差信号モニタ49の出力と温度
モニタ信号52を参照し移相器18の移相量を制御する
ことによって、軌道上での追尾系センサの和信号と差信
号の温度による位相差を補償しクロストーク成分をなく
すことが可能となる。
【0019】メモリ51は地上試験で作成された温度に
よる移相量の関数θ(T)だけでなく、実際の軌道上で
も校正参照用に移相量の関数θ(T)を作成することが
できる。校正モードにて追尾系センサの各温度における
移相器の実際の移相量を複数点モニタすることによって
関数θ(T)を作成し、運用モードにて軌道上で取得し
た移相器制御関数θ(T)を参照することで実際の方位
角および仰角の誤差信号はクロストーク成分を含まない
真の値をアンテナ駆動電子回路5に出力可能となる。
【0020】実施の形態2.図2は、この発明の実施の
形態2を示す図である。図において、1〜52は図1と
同等である。43は第3の分配器、44は第2の周波数
変換部、45は差信号系AGC回路、46は第4の分配
器である。
【0021】次に、この発明の実施の形態2の詳細な動
作説明を行う。追尾系センサを構成する追尾受信機4の
受信方式を2チャンネル方式とした場合においても、発
明の実施の形態1の詳細な動作説明で述べたと同様の校
正法によって、追尾系センサの給電部3から追尾受信機
4の出力に至る和信号7と差信号14の経路差から生じ
る位相差の校正および温度補償を行うことができる。た
だし、この場合、追尾受信機4に入力された和信号7は
実施の形態1に述べた場合と同様に処理されるが、差信
号14は和信号7と合波されることなく独立に処理され
る。第1の差信号系RF増幅器16より出力された校正
用差信号は、差信号系周波数変換部44に入力され、局
部発振信号源33より出力され第3の分配器43によっ
て分配された校正用LO信号を用いて差系IF信号に周
波数変換される。周波数変換された差系IF信号は検波
器21で検波された和信号7を用いて差信号系AGC回
路45で正規化される。
【0022】差信号系AGC回路45より出力された差
信号は第4の分配器46で分配され、方位角誤差信号検
出器24と仰角誤差信号検出器25に入力される。校正
用和信号結合器39、校正用差信号結合器40より入力
された校正信号である和信号7と差信号14は同相であ
り、位相差が無いときは、仰角誤差信号検出器25に入
力される第4の分配器46の出力信号と、仰角誤差信号
検出器25に入力される0°/90°分配器23によっ
て90°分配された校正用和信号の位相差は90°とな
り、仰角誤差信号検出器25の出力は0Vとなる。とこ
ろが、和信号系と差信号系の経路差がある場合、上記の
位相差は90°とならず、出力は0Vとならない。そこ
で、仰角誤差信号モニタ49は仰角誤差信号32をモニ
タし、メモリ51を介し移相器コントローラ50へモニ
タ信号を出力する。メモリ51は実施の形態1と同様に
各温度における移相量の関数θ(T)を呼び出すか、新
たに作成することによって移相器18の移相量の校正を
行う。またメモリ51は温度モニタ信号52を参照する
ことにより動作温度範囲における和信号系と差信号系の
位相変動を温度補償することができる。
【0023】実施の形態3.図3は、この発明の実施の
形態3を示す図である。図において、1〜52は図2と
同等である。53はIF移相器である。
【0024】次に、この発明の実施の形態3の動作説明
を行う。基本的な動作は図2の実施の形態2と同じであ
る。位相制御をIF周波数帯で行えるよう移相器53を
方位角誤差信号検出器24と仰角誤差信号検出器25に
入力される0°、90°に位相分配する分配器23の前
段に配置することによって位相補償精度を向上させたも
のである。なお、前記IF移相器53は差信号系統から
方位角誤差信号検出器24と仰角誤差信号検出器25に
差信号を分配する分配器46の前段に配置した場合で
も、同様な機能を有する。
【0025】実施の形態4.図4は、この発明の実施の
形態4を示す図である。図において、1〜52は図3と
同等である。54は座標変換処理回路(メモリ)、55
は補正方位角誤差信号、56は補正仰角信号である。
【0026】次に、この発明の実施の形態4の動作説明
を行う。基本的な動作は図3の実施の形態3と同じであ
る。ただし位相制御の手段としてIF移相器の替わりに
メモリ機能を有する座標変換処理回路54を用いること
で位相の校正および温度補償を行うものである。実施の
形態3と同様に予め地上試験で作成した、または校正モ
ードにて軌道上で作成した温度と移相量の関数θ(T)
を座標変換処理回路54のメモリに記憶させておき、温
度モニタ信号52を参照することで基準温度からの移相
量Δθを算出する。運用モードでは座標変換処理回路5
4は温度モニタ信号52を参照しながら温度によるクロ
ストーク成分を含む方位角誤差信号(ΔAz)と仰角誤
差信号(ΔEl)を数1に従って座標変換することで補
正方位角誤差信号55と補正仰角信号56をアンテナ駆
動電子回路に出力することで位相差の温度補償を行うこ
とができる。
【0027】
【数1】
【0028】実施の形態5.図5は、この発明の実施の
形態5を示す図である。図において、1〜56は図4と
同等である。57はシンセサイザーである。
【0029】次に、この発明の実施の形態5の動作説明
を行う。基本的な動作は図4の実施の形態4と同じであ
る。局部発振信号源33としてシンセサイザー57を用
いることによって、任意のLO信号を生成し、基準IF
信号と任意のLO信号から、複数の衛星または地球局か
らの異なる周波数の受信信号に対して追尾系センサを校
正し、クロストークの温度補償を行うことができる。
【0030】実施の形態6.図6は、この発明の実施の
形態6を示す図である。図において、1〜56は図4と
同等である。58はスイッチ、59はスイッチ切替え信
号である。
【0031】次に、この発明の実施の形態6の動作説明
を行う。基本的な動作は図5の実施の形態5と同じであ
る。給電部3と校正用和信号結合器39の間にスイッチ
58を付加し、校正モードと運用モードの切り替えを地
上コマンドまたはアンテナ駆動電子回路5からのスイッ
チ切り替え信号59で行う。スイッチ58を校正モード
に設定し、プログラム追尾によって予めアンテナ2を通
信対象衛星または地球局の方向に指向させた上で校正を
行う。このように通信対象衛星または地球局の送信信号
を校正信号源として用いることによって、複数の衛星ま
たは地球局からの異なる周波数の受信信号に対して追尾
系センサを校正し、クロストークの温度補償を行うこと
ができる。
【0032】
【発明の効果】第1の発明によれば、校正用のRF信号
を校正用和信号結合器および校正用差信号結合器を用い
て給電部の和信号出力端、差信号出力端に入力すること
によって、アンテナの視野確保等搭載上の制約から給電
部と追尾受信機の間の接続長が長くなった場合でも、給
電部から追尾受信機に至る和信号と差信号の経路差およ
び温度変動によって生じる位相差を校正し、かつクロス
トーク成分の温度補償を行うことができる。またクロス
トーク成分が補償されると、捕捉追尾での捕捉時間が短
縮できることから、衛星の可視領域における限られた通
信時間を有効に確保することができる。さらに、温度補
償量の校正を軌道上で行えることから、追尾系センサの
和信号ならびに差信号経路の増幅器等の位相特性に経年
変化が生じても位相補償を行うことが可能となる。ま
た、温度変動に伴う誤差信号のクロストーク成分をアク
ティブに補償する機能を有することから機器のレイアウ
ト設計、熱環境の制約が緩和され機器配置の自由度、動
作温度範囲等の自由度が増す。
【0033】第2の発明によれば、第1の発明と同様の
効果があるだけでなく追尾受信機の受信方式を2チャン
ネル方式とした場合には、単一チャンネル方式との比較
においてより複雑であった追尾受信機単体での和差間の
位相調整が削減され、製造段階での試験時間が短縮され
る。
【0034】第3の発明によれば、第2の発明と比べ、
周波数の低いIF周波数帯で位相の校正および補償を行
えるため、移相器の製造が容易となる。また波長に対す
る寸法公差、設定誤差が小さくてすむことから補償精度
が向上する。
【0035】第4の発明によれば、移相器による位相補
償の替わりに、座標変換計算処理回路を用いることで、
方位角および仰角誤差信号に重畳されるクロストーク成
分の校正および温度補償が可能となる。また移相器を用
いないで済むことから、移相器で発生する設定誤差がな
くなり、補償精度が向上する。
【0036】第5の発明によれば、複数の校正用IF信
号発振器を用意することなく、複数の通信対象衛星また
は地球局からの異なる周波数の受信信号に対して追尾系
センサを校正することができる。
【0037】第6の発明によれば、任意の校正用IF信
号源を発生するシンセサイザーを用意することなく、複
数の通信対象衛星または地球局からの異なる周波数の受
信信号に対して追尾系センサを校正することができる。
このため、追尾系センサを構成する機器が削減でき装置
のコストを安価にできるとともに、衛星の軽量化が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による衛星搭載用追尾系センサの実
施の形態1を示す図である。
【図2】 この発明による衛星搭載用追尾系センサの実
施の形態2を示す図である。
【図3】 この発明による衛星搭載用追尾系センサの実
施の形態3を示す図である。
【図4】 この発明による衛星搭載用追尾系センサの実
施の形態4を示す図である。
【図5】 この発明による衛星搭載用追尾系センサの実
施の形態5を示す図である。
【図6】 この発明による衛星搭載用追尾系センサの実
施の形態6を示す図である。
【図7】 位相の温度変化によって発生するクロストー
ク成分を示す図である。
【図8】 位相の温度変化によって発生する移相量を示
す図である。
【図9】 従来の校正装置を備えた衛星搭載用追尾系セ
ンサを示す図である。
【符号の説明】
1 受信信号、2 アンテナ、3 給電部、4 追尾受
信機、5 アンテナ駆動電子回路、6 アンテナ駆動機
構、7 和信号、9 第1の和信号系RF増幅器、10
第1の分配器、11 通信信号、12 和信号系追尾
信号、13 合波器、14 差信号系追尾信号、16
第1の差信号系RF増幅器、17 PSK変調器、18
移相器、19 第1の周波数変換部、20 AGC回
路、21検波器、22 第2の分配器、23 0°/9
0°分配器、24 方位角誤差信号検出器、25 仰角
誤差信号検出器、26 方位角誤差信号復調器、27仰
角誤差信号復調器、28 CLK信号発生器、29 方
位角誤差信号増幅器、30 仰角誤差信号増幅器、31
方位角誤差信号、32 仰角誤差信号、33局部発振
信号源、34 校正用IF信号発振器、35 校正信号
用周波数変換部、36 校正信号用分配器、37 減衰
器、38 方位角/仰角駆動信号、39 校正信号用和
信号結合器、40 校正信号用差信号結合器、41 第
2の和信号系RF増幅器、42 第2の差信号系RF増
幅器、43 第3の分配器、44 第2の周波数変換
部、45 差信号系AGC回路、46 第4の分配器、
49 仰角誤差信号モニタ、50 移相器コントロー
ラ、51 メモリ、52 温度モニタ信号、53 IF
移相器、54 座標変換処理回路(メモリ)、55補正
方位角誤差信号、56 補正仰角誤差信号、57 シン
セサイザー、58スイッチ、59 スイッチ切替え信
号。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 追尾系センサに入力される受信信号を受
    けるアンテナと、受信信号を和信号と差信号に分離する
    給電部と、前記和信号と差信号を各々増幅する第1の和
    信号系RF(RADIO FREQUENCY)増幅器
    および第1の差信号系RF増幅器、前記第1の和信号系
    RF増幅器の和信号を通信信号と和信号系追尾信号とに
    分離する第1の分配器、前記第1の差信号系RF増幅器
    で増幅された差信号にPSK(PHASE SHIFT
    KEYING)変調をかけるPSK変調器と、上記P
    SK変調器と、方位角誤差信号復調器および仰角誤差信
    号復調器にCLK(CLOCK)信号を供給するCLK
    信号発生器、前記PSK変調器より出力された差信号の
    位相を制御する移相器、仰角誤差信号をモニターする仰
    角誤差信号モニタと、前記仰角誤差信号が0Vになるよ
    うに移相器を制御する移相器コントローラと、前記RF
    増幅器で増幅された和信号系追尾信号と差信号を合成す
    る合波器と、合成された和信号系追尾信号および差信号
    を局部発振信号源でつくられるLO(LOCAL)信号
    を用いてIF(INTERMEDIATE FREQU
    ENCY)信号を生成する第1の周波数変換部、前記I
    F信号のレベルを一定にするAGC(AUTOMATI
    C GAIN CONTROL)回路、前記AGC回路
    より出力されるIF信号を検波しAGC回路に検波信号
    を出力する検波器、前記AGC回路より出力されるIF
    信号を分配する第2の分配器、前記第2の分配器で分配
    されたIF信号の位相を0°、90°に分配する0°/
    90°分配器、前記0°/90°分配器で0°分配され
    たIF信号と上記第2の分配器で分配されたIF信号か
    ら方位角に対応する変調方位角誤差信号を検出する方位
    角誤差信号検出器、前記変調方位角誤差信号をCLK信
    号を用いて復調する方位角誤差信号復調器、前記で復調
    された方位角に対応する方位角誤差信号を増幅する方位
    角誤差信号増幅器、前記0°/90°分配器で90°分
    配されたIF信号と前記第2の分配器で分配されたIF
    信号から仰角に対応する変調仰角誤差信号を検出する仰
    角誤差信号検出器、前記変調仰角誤差信号をCLK信号
    を用いて復調する仰角誤差信号復調器、前記復調器で復
    調された仰角に対応する仰角誤差信号を増幅する仰角誤
    差信号増幅器とを有する追尾受信機と、前記方位角と仰
    角誤差信号をもとに方位角/仰角駆動信号を算出し、駆
    動制御信号を出力するアンテナ駆動電子回路と、前記駆
    動制御信号によってアンテナを通信対象衛星または地球
    局の方向に駆動するアンテナ駆動機構と、校正信号用周
    波数変換部および追尾受信機に入力されるLO信号を供
    給する局部発振信号源と、前記追尾受信機のIF信号と
    同等の周波数を発生する校正用IF信号発振器と、前記
    校正用IF信号発振器より出力される校正用IF信号と
    前記局部発振信号源から供給されるLO信号より追尾系
    センサ受信信号と同等の周波数を生成する校正用周波数
    変換部と、前記校正用周波数変換部から出力される校正
    信号を校正用和信号結合器、校正用和信号結合器に分配
    する校正信号用分配器と、前記校正信号用分配器より出
    力され校正信号用差信号結合器に入力される校正用差信
    号を減衰させる減衰器と、前記給電部の和信号出力端、
    差信号出力端に校正信号を入力する校正用和信号結合器
    および校正用差信号結合器と、前記給電部で分離された
    和信号、差信号を増幅する第2の和信号系RF増幅器お
    よび第2の差信号系RF増幅器とから構成される追尾系
    センサにおいて、追尾系センサの温度モニタ信号と、仰
    角誤差信号モニタ信号を用いて移相器コントローラの移
    相補償量を制御するメモリを備えたことを特徴とする衛
    星搭載用追尾系センサ。
  2. 【請求項2】 追尾系センサに入力される受信信号を受
    けるアンテナと、前記受信信号を和信号と差信号に分離
    する給電部と、前記和信号と差信号を各々増幅する第1
    の和信号系RF増幅器および第1の差信号系RF(RA
    DIO FREQUENCY)増幅器、前記和信号を通
    信信号と和信号系追尾信号とに分離する第1の分配器
    と、前記第1の差信号系RF増幅器で増幅された差信号
    にPSK(PHASE SHIFT KEYING)変
    調をかけるPSK変調器、前記PSK変調器と方位角誤
    差信号復調器および仰角誤差信号復調器にCLK(CL
    OCK)信号を供給するCLK信号発生器、前記PSK
    変調器より出力された差信号の位相を制御する移相器、
    局部発振信号源でつくられるLO(LOCAL)信号を
    第1の周波数変換部と第2の周波数変換部に分配する第
    3の分配器、前記和信号系追尾信号、PSK変調された
    差信号を前記第3の分配器で分配されたLO信号を用い
    て和系IF(INTERMEDIATE FREQUE
    NCY)信号、差系IF信号を生成する第1の周波数変
    換部および第2の周波数変換部、前記和系IF信号のレ
    ベルを一定にするAGC(AUTOMATIC GAI
    N CONTROL)回路、上記差系IF信号を和系I
    F信号により正規化する差信号系AGC回路、前記和系
    IF信号を検波しAGC回路と差信号系AGC回路に検
    波信号を出力する検波器、AGC回路より出力される和
    系IF信号の位相を0°、90°に分配する0°/90
    °分配器、前記差系IF信号を分配し方位角誤差信号検
    出器と仰角誤差信号検出器に出力する第4の分配器、前
    記0°/90°分配器で0°分配された和系IF信号と
    前記第4の分配器で分配された差系IF信号から方位角
    に対応する変調方位角誤差信号を検出する方位角誤差信
    号検出器、前記変調方位角誤差信号をCLK信号を用い
    て復調する方位角誤差信号復調器、前記復調器で復調さ
    れた方位角に対応する方位角誤差信号を増幅する方位角
    誤差信号増幅器、前記0°/90°分配器で90°分配
    された和系IF信号と前記第4の分配器で分配された差
    系IF信号から仰角に対応する変調仰角誤差信号を検出
    する仰角誤差信号検出器、前記変調仰角誤差信号をCL
    K信号を用いて復調する仰角誤差信号復調器と、前記復
    調器で復調された仰角に対応する仰角誤差信号を増幅す
    る仰角誤差信号増幅器、とを有する2チャンネル受信方
    式の追尾受信機と、前記方位角と仰角誤差信号をもとに
    方位角/仰角駆動信号を算出し、駆動制御信号を出力す
    るアンテナ駆動電子回路と、前記駆動制御信号によって
    アンテナを通信対象衛星または地球局の方向に駆動する
    アンテナ駆動機構と、校正信号用周波数変換部および追
    尾受信機に入力されるLO信号を供給する局部発振信号
    源と、前記追尾受信機のIF信号と同等の周波数を発生
    する校正用IF信号発振器と、前記校正用IF信号発振
    器より出力される校正用IF信号と上記局部発振信号源
    から供給されるLO信号より追尾系センサ受信信号と同
    等の周波数を生成する校正用周波数変換部と、前記校正
    用周波数変換部から出力される校正信号を校正用和信号
    結合器および校正用和信号結合器に分配する校正信号用
    分配器と、前記校正信号用分配器より出力され校正用差
    信号結合器に入力される校正用差信号を減衰させる減衰
    器と、前記給電部の和信号出力端、差信号出力端に校正
    信号を入力する校正用和信号結合器および校正用差信号
    結合器と、前記給電部で分離された和信号、差信号を増
    幅する第2の和信号系RF増幅器および第2の差信号系
    RF増幅器とから構成される追尾系センサにおいて、追
    尾系センサの温度モニタ信号と、仰角誤差信号モニタ信
    号を用いて移相器コントローラの移相補償量を制御する
    メモリを備えたことを特徴とする衛星搭載用追尾系セン
    サ。
  3. 【請求項3】 位相差を高精度に補償するために、移相
    器をIF周波数帯に配置したことを特徴とする請求項2
    記載の衛星搭載用追尾系センサ。
  4. 【請求項4】 誤差信号のクロストーク成分の温度補償
    を行う手段として座標変換処理回路を付加したことを特
    徴とする請求項1から3いずれか記載の衛星搭載用追尾
    系センサ。
  5. 【請求項5】 校正用RF信号のLO信号を供給する局
    部発振信号源として複数の通信対象衛星または地球局と
    の通信に対応できるように任意のLO信号を合成可能な
    シンセサイザを付加したことを特徴とする請求項1から
    4いずれか記載の衛星搭載用追尾系センサ。
  6. 【請求項6】 校正信号源としてスイッチ切替え信号に
    よって受信モードから校正モードに切替えるスイッチを
    付加したことを特徴とする請求項1から5いずれか記載
    の衛星搭載用追尾系センサ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005337765A (ja) * 2004-05-25 2005-12-08 Nec Engineering Ltd モノパルス追尾方式
JP2006226722A (ja) * 2005-02-15 2006-08-31 Mitsubishi Electric Corp 追尾受信機及び誤差情報生成方法及び通信装置
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CN115022142A (zh) * 2022-04-18 2022-09-06 王举思 一种单通道四相调制跟踪接收机

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