JP2000215041A - 電子装置のソフトウェア自動修正システム - Google Patents

電子装置のソフトウェア自動修正システム

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JP2000215041A
JP2000215041A JP11017217A JP1721799A JP2000215041A JP 2000215041 A JP2000215041 A JP 2000215041A JP 11017217 A JP11017217 A JP 11017217A JP 1721799 A JP1721799 A JP 1721799A JP 2000215041 A JP2000215041 A JP 2000215041A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
correction
data
timing
electronic device
software
Prior art date
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Pending
Application number
JP11017217A
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English (en)
Inventor
Yukio Masuda
行央 枡田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の修正システムでは、ファームウェアの
更新時の動作切り替えのタイミングを生産前に決定する
必要があり、動作の安定性を保証するためにはリセット
動作が必要であった。このような更新作業に伴う装置の
稼動中断は、時間やコスト面での損失につながり、大き
な課題となっている。 【解決手段】 電子装置のソフトウェアを自動修正する
とき修正を開始するタイミングを修正制御ブロック2に
指示するための修正タイミング指示データを修正用デー
タに含むようにし、修正タイミング指示データをもとに
修正のタイミングを指示する修正タイミング指示ブロッ
ク6を設けた。このことにより、電子装置3の機能を変
更する際に、装置を稼動させたままでも動作に支障のな
い時点で修正をすることを可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生産後に必要にな
った回路の機能修正が可能な修正制御手段と、この修正
制御手段を制御可能な外部通信システムとを具備した電
子装置に対して生産後にその内部のファームウェアを更
新可能なソフトウェア自動修正システムに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の電子装置のソフトウェア修正シス
テムは、通信システムやCD−ROMのような取り外し
可能な記憶媒体を用いてファームウェアの修正データを
不揮発性メモリに対して格納し、動作を初期状態にした
りリセット動作を行ってから、修正を反映させている。
例えば、特開平6−89558号公報で提案されている
電子装置の修正システムでは電源投入時に修正を反映さ
せている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の修
正システムでは、ファームウェアの更新時の動作切り替
えのタイミングを生産前に決定する必要があり、動作の
安定性を保証するためには電源の投入時のような動作初
期状態や非動作時にせざるを得なかった。このため、ユ
ーザはファームウェアの更新を反映させるために、電源
のON/OFFのような操作をする必要がある。このよ
うな更新作業による装置の稼動中断は、例えば工業用プ
ラントの監視制御装置のような場合、時間やコスト面で
の損失につながり、大きな問題となっている。
【0004】本発明は、上記問題を解決し、動作中にフ
ァームウェアを更新し、動作に支障のない範囲で即座に
機能の変更を行うことができる電子装置のソフトウェア
自動修正システムを提供することを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため生産後に必要になった回路の機能修正が可能な
修正制御手段と、前記修正制御手段を制御可能な外部通
信システムとを具備した電子装置において、周辺機器か
ら伝送され受信される、前記修正制御手段を制御するた
めの修正用データを格納するソフトウェア格納用メモリ
手段を具備し、前記ソフトウェア格納用メモリ手段から
読み出された前記修正用データによって、前記修正制御
手段は自分自身の動作を変更することで前記回路の機能
修正を行い、かつ前記修正用データは、修正を開始する
タイミングを前記修正制御手段に指示するための修正タ
イミング指示データを含み、前記修正タイミング指示デ
ータを元に修正のタイミングを指示する修正タイミング
指示手段を具備することを特徴とする。
【0006】本発明によれば、外部通信システムは修正
制御手段に修正用データを伝送する。修正制御手段はソ
フトウェア格納用メモリ手段に修正用データを格納す
る。修正タイミング指示手段は修正用データの中の修正
を開始するタイミングの指示をする修正タイミング指示
データを参照し、修正用データへの切り替えを修正制御
手段に指示する。修正制御手段は修正タイミング指示手
段からの修正開始の指示を受けて、自分自身の動作を変
更する。以上の作用により、電子装置の機能を変更する
際に、動作時でも動作に支障のない時点で修正をするこ
とが可能である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0008】(実施の形態)図1は、本発明の実施の形
態における電子装置のソフトウェア自動修正システムの
構成図である。図1の回路1での機能修正について修正
制御ブロック2で修正処理を行う電子装置3は、修正用
データを周辺機器4から受け取る。修正制御ブロック2
は修正内容をソフトウェア格納用メモリ5に格納し、修
正タイミング指示ブロック6に修正用データに含まれる
修正タイミング指示データを伝送する。修正タイミング
指示ブロック6は修正タイミング指示データを解析し、
修正タイミング指示データが指示する修正タイミングに
なったときに修正制御ブロック2に修正開始を指示す
る。修正制御ブロック2は修正タイミング指示ブロック
6より修正開始を指示された時点で、ソフトウェア格納
用メモリ5の修正内容に応じて自分自身を変更すること
で、回路1の機能修正を行う。
【0009】この実施の形態では山間部や離島のような
遠隔地に設置された無人の観測装置を考える。このよう
な観測装置のなかには地震計のように常時動作を使用の
前提としたものがあり、本発明の効果が期待できる。
【0010】図2は図1のソフトウェア自動修正システ
ムを用いた遠隔地の観測システムのシステム構成図を示
すものである。破線で示す部分が修正の対象である観測
装置7を示す。この観測装置7に対して、外部バスを介
して外部の通信装置8が接続される。観測装置7には、
外部バスと接続された通信処理部9が設けられる。外部
バスは有線あるいは無線のいずれでも良い。マイコン1
0には、ソフトウェア格納用メモリであるメモリ12を
管理するマイコン、修正データに基づいてROM11を
修正するためのマイコン、修正タイミングを判定するマ
イコンが含まれる。
【0011】外部バス上の通信プロトコルとしては、観
測装置7の通常動作に関するもののほかに観測装置内部
の処理ブロックであるROM11を変更するプロトコル
が用意されている。装置内部の通信処理部9は、外部バ
スから入力されるデータを解析する。その内容が修正制
御ブロックであるマイコン10に対する変更内容であっ
たら、マイコン10に変更を加えるとともに、ソフトウ
ェア格納用メモリであるメモリ12にそのデータを書き
込む。メモリ12に書き込まれたデータは修正タイミン
グ指示ブロックとして機能するマイコン10で修正タイ
ミング指示データの解析を行い、修正タイミング指示デ
ータが指示する修正タイミングになったときに修正制御
ブロックであるマイコン10の動作を変更する。
【0012】装置の内部処理の修正データのデータ構成
の一例を表1に示す。
【0013】
【表1】 この(表1)は修正データのデータ長を示す総容量デー
タ、修正すべき回路を制御しているマイコンを示すデー
タ、修正内容を示すデータ、修正タイミングを示すデー
タ、修正データの転送エラーを検出するチェックサムデ
ータから構成されている。
【0014】修正内容を示すデータとして、ROM11
における修正部分のアドレスまたはスタートアドレス
(すなわち、修正アドレス)と、修正部分にパッチした
い内容や、パッチ後に復帰するROM11上のアドレス
(すなわち、修正内容)で構成される。この修正内容を
示すデータがメモリ12に書き込まれる。修正アドレス
や修正内容は観測装置7の内部に修正処理が可能な状態
で常駐する。そして、修正タイミングになったら、RO
M11の修正アドレスが修正内容に変更される。例え
ば、メモリ12の修正レジスタに蓄えられている修正内
容が修正アドレスに関して、ROM11の出力の代わり
にデータバスに出力される。
【0015】修正タイミングを示すデータのより具体的
な例は、特定ブロックの動作状態を示すものである。例
えば、マイコン10内蔵クロックによる時間経過、観測
センサ13による観測データ、印刷装置14の稼動状態
などが考えられる。このように修正タイミングを用いる
ことにより、意図したタイミングで修正を行うことがで
きる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、動作中に
ファームウェアを更新し、動作に支障のない範囲で即座
に機能の変更を行うことができる修正システムである。
このような修正システムを用いることで電子装置の機能
動作を中断することなく、機能を更新することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における電子装置のソフト
ウェア自動修正システムの構成図
【図2】図1のソフトウェア自動修正システムを用いた
観測システムの構成図
【符号の説明】
1 回路 2 修正制御ブロック 3 電子装置 4 周辺機器 5 ソフトウェア格納用メモリ 6 修正タイミング指示ブロック 7 観測装置 8 通信装置 9 通信処理部 10 マイコン 11 ROM 12 メモリ 13 観測センサ 14 印刷装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生産後に必要になった回路の機能修正が
    可能な修正制御手段と、前記修正制御手段を制御可能な
    外部通信システムとを具備した電子装置において、周辺
    機器から伝送され受信される前記修正制御手段を制御す
    るための修正用データを格納するソフトウェア格納用メ
    モリ手段を具備し、前記ソフトウェア格納用メモリ手段
    から読み出された前記修正用データによって、前記修正
    制御手段は自分自身の動作を変更することで前記回路の
    機能修正を行い、かつ前記修正用データは修正を開始す
    るタイミングを前記修正制御手段に指示するための修正
    タイミング指示データを含み、前記修正タイミング指示
    データをもとに修正のタイミングを指示する修正タイミ
    ング指示手段を具備したこととを特徴とする電子装置の
    ソフトウェア自動修正システム。
JP11017217A 1999-01-26 1999-01-26 電子装置のソフトウェア自動修正システム Pending JP2000215041A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012150725A (ja) * 2011-01-20 2012-08-09 Mitsubishi Electric Corp データ更新装置、データ更新システム、データ更新プログラム、及びデータ更新方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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