JP3437321B2 - ファクシミリ装置の制御方法 - Google Patents

ファクシミリ装置の制御方法

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JP3437321B2
JP3437321B2 JP07716195A JP7716195A JP3437321B2 JP 3437321 B2 JP3437321 B2 JP 3437321B2 JP 07716195 A JP07716195 A JP 07716195A JP 7716195 A JP7716195 A JP 7716195A JP 3437321 B2 JP3437321 B2 JP 3437321B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、装置固有のパラメータ
データを記憶するパラメータメモリ装置を備えたファク
シミリ装置の制御方法、および、装置の動作制御プログ
ラムを記憶したプログラムメモリ装置を備え、制御手段
が、上記プログラムメモリ装置に記憶されている動作制
御プログラムを実行して所定の装置機能を実現するファ
クシミリ装置の制御方法、および、装置の動作制御プロ
グラムを記憶したフラッシュROM装置を備え、制御手
段が、上記プログラムメモリ手段に記憶されている動作
制御プログラムを実行して所定の装置機能を実現するフ
ァクシミリ装置の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ファクシミリ装置では、例え
ば、短縮ダイアル機能への登録データなどの自端末に固
有な種々の情報(以下、パラメータデータという)を、
パラメータメモリに多数記憶しており、それぞれのファ
クシミリ装置のユーザの使い勝手を良くしている。
【0003】また、近年では、動作制御プログラムなど
のプログラムデータを書き換え可能なフラッシュROM
(リード・オンリ・メモリ)装置に保存して、ファクシ
ミリ装置単体で動作制御プログラムのバージョンアップ
や、装置に障害が発生したときの動作制御プログラムの
変更などの処置ができるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来装置には、次のような不都合を生じていた。
【0005】すなわち、例えば、ユーザがファクシミリ
装置を同一メーカーの他の機種に交換しようとするとき
など、パラメータメモリに多数記憶していたパラメータ
データを、再度、新しいファクシミリ装置に手作業で登
録する必要があり、非常に煩雑な作業を必要としてい
た。
【0006】また、フラッシュROM装置は、その特性
上、一旦全ての記憶内容を消去した後に、新たなデータ
を記憶する必要があるため、例えば、動作制御プログラ
ムのバージョンアップの処理中に、電源断などの障害が
発生すると、フラッシュROM装置の内容が不完全なも
のとなり、それ以降、そのファクシミリ装置は正常な動
作ができなくなるなどの不都合を生じるおそれがある。
【0007】本発明は、かかる実状に鑑みてなされたも
のであり、ファクシミリ装置のパラメータデータの移動
や動作制御プログラムのバージョンアップなどを適切に
行うことができるファクシミリ装置の制御方法を提供す
ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、装置固有のパ
ラメータデータを記憶するパラメータメモリ装置を備え
たファクシミリ装置の制御方法において、ファクシミリ
装置には、外部メモリユニットを着脱自在に取り付ける
ためのインタフェース手段を備え、2つの上記ファクシ
ミリ装置を、上記インタフェース手段に取り付けられる
連結手段により連結して、それぞれの内部バスを相互に
接続するとともに、上記連結手段から上記第1のファク
シミリ装置にはスリープ信号を出力し、その第1のファ
クシミリ装置の制御手段は、上記内部バスの入出力端を
ハイインピーダンスに設定する一方、上記第2のファク
シミリ装置の制御手段は、上記第2のファクシミリ装置
のパラメータメモリ装置から読み出したパラメータデー
タを、上記第1のファクシミリ装置のパラメータメモリ
装置に保存するようにしたものである。
【0009】また、装置固有のパラメータデータを記憶
するパラメータメモリ装置を備えたファクシミリ装置の
制御方法において、ファクシミリ装置には、外部メモリ
ユニットを着脱自在に取り付けるためのインタフェース
手段を備え、2つの上記ファクシミリ装置を、上記イン
タフェース手段に取り付けられる連結手段により連結し
て、それぞれの内部バスを相互に接続するとともに、上
記連結手段から上記第1のファクシミリ装置にはスリー
プ信号を出力し、その第1のファクシミリ装置の制御手
段は、上記内部バスの入出力端をハイインピーダンスに
設定する一方、上記連結手段から上記第2のファクシミ
リ装置には制御信号交換信号を出力し、その第2のファ
クシミリ装置の制御手段が上記第2のパラメータメモリ
装置をアクセスするために出力する第1の選択信号と、
上記第2のファクシミリ装置の制御手段が上記インタフ
ェース手段を介して上記外部メモリユニットをアクセス
するために出力する第2の選択信号を交換させ、上記連
結手段により、上記第2のファクシミリ装置の制御手段
が上記インタフェース手段に出力する上記第2の選択信
号を、上記第1のファクシミリ装置の制御手段から上記
第1のファクシミリ装置のパラメータメモリ装置をアク
セスするために出力する第1の選択信号に代えて上記第
1のファクシミリ装置のパラメータメモリ装置に加え、
上記第2のファクシミリ装置が上記外部メモリユニット
からデータを読み出して上記第2のパラメータメモリ装
置に保存する動作を行うことで、上記第2のファクシミ
リ装置のパラメータメモリ装置から読み出したパラメー
タデータを、上記第1のファクシミリ装置のパラメータ
メモリ装置に保存するようにしたものである。
【0010】また、装置固有のパラメータデータを記憶
するパラメータメモリ装置を備えたファクシミリ装置の
制御方法において、ファクシミリ装置には、外部メモリ
ユニットを着脱自在に取り付けるためのインタフェース
手段を備え、2つの上記ファクシミリ装置を、上記イン
タフェース手段に取り付けられる連結手段により連結し
て、それぞれの内部バスを相互に接続するとともに、上
記連結手段から上記第1のファクシミリ装置にはスリー
プ信号を出力し、その第1のファクシミリ装置の制御手
段は、上記内部バスの入出力端をハイインピーダンスに
設定する一方、上記第2のファクシミリ装置の制御手段
は、上記第1のファクシミリ装置のパラメータメモリ装
置から読み出したパラメータデータを、上記第2のファ
クシミリ装置のパラメータメモリ装置に保存するように
したものである。
【0011】また、装置の動作制御プログラムを記憶し
たプログラムメモリ装置を備え、制御手段が、上記プロ
グラムメモリ装置に記憶されている動作制御プログラム
を実行して所定の装置機能を実現するファクシミリ装置
の制御方法において、ファクシミリ装置には、外部メモ
リユニットを着脱自在に取り付けるためのインタフェー
ス手段を備え、2つの上記ファクシミリ装置を、上記イ
ンタフェース手段に取り付けられる連結手段により連結
して、それぞれの内部バスを相互に接続するとともに、
上記連結手段から上記第1のファクシミリ装置にはスリ
ープ信号を出力し、その第1のファクシミリ装置の制御
手段は、上記内部バスの入出力端をハイインピーダンス
に設定する一方、上記連結手段から上記第2のファクシ
ミリ装置には制御信号交換信号を出力し、その第2のフ
ァクシミリ装置の制御手段が上記第2のプログラムメモ
リ装置をアクセスするために出力する第1の選択信号
と、上記第2のファクシミリ装置の制御手段が上記イン
タフェース手段を介して上記外部メモリユニットをアク
セスするために出力する第2の選択信号を交換させ、上
記連結手段により、上記第2のファクシミリ装置の制御
手段が上記インタフェース手段に出力する上記第2の選
択信号を、上記第1のファクシミリ装置の制御手段から
上記第1のファクシミリ装置のプログラムメモリ装置を
アクセスするために出力する第1の選択信号に代えて、
上記第1のファクシミリ装置のプログラム装置に加え、
上記第2のファクシミリ装置の制御手段が、上記第1の
ファクシミリ装置のプログラムメモリ装置に記憶された
動作制御プログラムを実行するようにしたものである。
【0012】また、装置の動作制御プログラムを記憶し
たフラッシュROM装置を備え、制御手段が、上記プロ
グラムメモリ手段に記憶されている動作制御プログラム
を実行して所定の装置機能を実現するファクシミリ装置
の制御方法において、ファクシミリ装置には、外部メモ
リユニットを着脱自在に取り付けるためのインタフェー
ス手段を備え、2つの上記ファクシミリ装置を、上記イ
ンタフェース手段に取り付けられる連結手段により連結
して、それぞれの内部バスを相互に接続するとともに、
上記連結手段から上記第1のファクシミリ装置にはスリ
ープ信号を出力し、その第1のファクシミリ装置の制御
手段は、上記内部バスの入出力端をハイインピーダンス
に設定する一方、上記第2のファクシミリ装置の制御手
段は、上記第1のファクシミリ装置のフラッシュROM
装置に記憶された動作制御プログラムを読み出し、上記
第2のファクシミリ装置のフラッシュROM装置の記憶
内容を、その読み出した動作制御プログラムにより書き
換えるようにしたものである。
【0013】また、装置の動作制御プログラムを記憶し
たフラッシュROM装置を備え、制御手段が、上記プロ
グラムメモリ手段に記憶されている動作制御プログラム
を実行して所定の装置機能を実現するファクシミリ装置
の制御方法において、ファクシミリ装置には、外部メモ
リユニットを着脱自在に取り付けるためのインタフェー
ス手段を備え、2つの上記ファクシミリ装置を、上記イ
ンタフェース手段に取り付けられる連結手段により連結
して、それぞれの内部バスを相互に接続するとともに、
上記連結手段から上記第1のファクシミリ装置にはスリ
ープ信号を出力し、その第1のファクシミリ装置の制御
手段は、上記内部バスの入出力端をハイインピーダンス
に設定する一方、上記第2のファクシミリ装置の制御手
段は、上記第2のファクシミリ装置のフラッシュROM
装置に記憶された動作制御プログラムを読み出し、上記
第1のファクシミリ装置のフラッシュROM装置の記憶
内容を、その読み出した動作制御プログラムにより書き
換えるようにしたものである。
【0014】また、装置の動作制御プログラムを記憶し
たフラッシュROM装置を備え、制御手段が、上記プロ
グラムメモリ手段に記憶されている動作制御プログラム
を実行して所定の装置機能を実現するファクシミリ装置
の制御方法において、ファクシミリ装置には、外部メモ
リユニットを着脱自在に取り付けるためのインタフェー
ス手段を備え、2つの上記ファクシミリ装置を、上記イ
ンタフェース手段に取り付けられる連結手段により連結
して、それぞれの内部バスを相互に接続するとともに、
上記連結手段から上記第1のファクシミリ装置にはスリ
ープ信号を出力し、その第1のファクシミリ装置の制御
手段は、上記内部バスの入出力端をハイインピーダンス
に設定する一方、上記連結手段により、上記第2のファ
クシミリ装置の制御手段が上記インタフェース手段に出
力する上記第2の選択信号を、上記第1のファクシミリ
装置の制御手段から上記第1のファクシミリ装置のフラ
ッシュROM装置をアクセスするために出力する第1の
選択信号に代えて、上記第1のファクシミリ装置のフラ
ッシュROM装置に加え、上記連結手段から上記第2の
ファクシミリ装置に制御信号交換信号が出力されている
ときには、その第2のファクシミリ装置の制御手段は、
上記第2のフラッシュROM装置をアクセスするために
出力する第1の選択信号と、上記第2のファクシミリ装
置の制御手段が上記インタフェース手段を介して上記第
1のファクシミリ装置の上記第1のフラッシュROM装
置をアクセスするために出力する第2の選択信号を交換
するとともに、上記第2のファクシミリ装置の制御手段
は、上記第1のファクシミリ装置のフラッシュROM装
置に記憶された動作制御プログラムを読み出し、上記第
2のファクシミリ装置のフラッシュROM装置の記憶内
容を、その読み出した動作制御プログラムにより書き換
える動作の指令のみを受け付ける一方、上記第2のファ
クシミリ装置のフラッシュROM装置に記憶された動作
制御プログラムを読み出し、上記第1のファクシミリ装
置のフラッシュROM装置の記憶内容を、その読み出し
た動作制御プログラムにより書き換える動作の指令を受
け付けず、そのときに受け付けた指令動作を実行する一
方、上記連結手段から上記第2のファクシミリ装置に制
御信号交換信号が出力されていないときには、上記第2
のファクシミリ装置の制御手段は、上記第2のファクシ
ミリ装置のフラッシュROM装置に記憶された動作制御
プログラムを読み出し、上記第1のファクシミリ装置の
フラッシュROM装置の記憶内容を、その読み出した動
作制御プログラムにより書き換える動作の指令のみを受
け付ける一方、上記第1のファクシミリ装置のフラッシ
ュROM装置に記憶された動作制御プログラムを読み出
し、上記第2のファクシミリ装置のフラッシュROM装
置の記憶内容を、その読み出した動作制御プログラムに
より書き換える動作の指令を受け付けず、そのときに受
け付けた指令動作を実行するようにしたものである。
【0015】また、前記第1のファクシミリ装置は、当
該ファクシミリ装置の制御手段ユニットのみからなるシ
ステム制御基板を用いることができる。
【0016】
【作用】したがって、第2のファクシミリ装置のパラメ
ータメモリ装置の内容を第1のファクシミリ装置のパラ
メータメモリ装置に簡単に移動することができるので、
ファクシミリ装置の買い換えや、修理のための一時的な
交換などにも容易に対処することができる。
【0017】また、第2のファクシミリ装置の制御手段
が、第1のファクシミリ装置の制御手段のプログラムメ
モリ装置の内容によって動作し、結果的に、第2のファ
クシミリ装置を第1のファクシミリ装置のプログラムメ
モリ装置の内容で動作させることができるので、例え
ば、第2のファクシミリ装置に障害が発生してその動作
が異常な状態になった場合でも、他のファクシミリ装置
あるいはそのシステム制御基板を用いて、正常動作させ
ることができるので、第2のファクシミリ装置の障害発
生時の影響を小さく抑えることができる。
【0018】また、第2のファクシミリ装置のフラッシ
ュROM装置の内容を、外付けした第1のファクシミリ
装置またはシステム制御基板のフラッシュROM装置の
内容で書き換えることができるので、動作制御プログラ
ムのバージョンアップなどを容易に行うことができる。
【0019】また、第2のファクシミリ装置のフラッシ
ュROM装置の内容で、外付けした第1のファクシミリ
装置またはシステム制御基板のフラッシュROM装置の
内容を書き換えることができるので、第2のファクシミ
リ装置の障害をサポートセンターなどで解析するとき
に、第2のファクシミリ装置を運搬する必要がないの
で、非常に便利である。
【0020】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0021】図1は、本発明の一実施例にかかるグルー
プ3ファクシミリ装置を示している。
【0022】同図において、制御部1は、このファクシ
ミリ装置の各部の制御処理、および、ファクシミリ伝送
制御手順処理を行うものであり、また、制御部1は、そ
のワークエリアを構成するRAM(ランダム・アクセス
・メモリ)も備えている。フラッシュROM装置2は、
制御部1が実行する制御処理プログラム、および、処理
プログラムを実行するときに必要な各種データなどを記
憶するものであり、SRAM3は、このグループ3ファ
クシミリ装置に固有な各種の情報を記憶するためのもの
である。また、SRAM3は、バッテリ4により、バッ
テリバックアップされていて、不揮発性メモリ装置を構
成している。
【0023】スキャナ5は、所定の解像度で原稿画像を
読み取るためのものであり、プロッタ6は、所定の解像
度で画像を記録出力するためのものであり、操作表示部
7は、このファクシミリ装置を操作するためのもので、
各種の操作キー、および、各種の表示器からなる。
【0024】符号化復号化部8は、画信号を符号化圧縮
するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信
号に復号化するためのものであり、画像蓄積装置9は、
符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶するためのも
のである。
【0025】グループ3ファクシミリモデム10は、グ
ループ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのも
のであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデ
ム機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をや
りとりするための高速モデム機能(V.33モデム、
V.17モデム、V.29モデム、V.27terモデ
ムなど)を備えている。
【0026】網制御装置11は、このファクシミリ装置
を公衆電話回線網に接続するためのものであり、自動発
着信機能を備えている。
【0027】これらの、制御部1、フラッシュROM装
置2、SRAM3、スキャナ5、プロッタ6、操作表示
部7、符号化復号化部8、画像蓄積装置9、グループ3
ファクシミリモデム10、および、網制御装置11は、
システムバス(内部バス)12に接続されており、これ
らの各要素間でのデータのやりとりは、主としてこのシ
ステムバス12を介して行われている。
【0028】また、網制御装置11とグループ3ファク
シミリモデム9との間のデータのやりとりは、直接行な
われている。
【0029】また、このファクシミリ装置は、図2に示
すように、複数の回路基板から構成されている。
【0030】同図において、システム制御基板BD1
は、システム制御にかかる装置要素が搭載された回路基
板であり、操作表示部基板BD2は、操作表示部7にか
かる装置要素が搭載された回路基板であり、SAF基板
BD3は、画像蓄積装置9にかかる装置要素が搭載され
た回路基板であり、スキャナ/プロッタインターフェー
ス基板BD4は、スキャナ5およびプロッタ6との間で
データをやりとりするためのインターフェース機能要素
が搭載された回路基板であり、NCU基板BD5は、網
制御装置11にかかる装置要素が搭載された回路基板で
ある。また、システム制御基板BD1には、外付けのメ
モリユニットを接続するための外付けメモリコネクタI
CNが設けられている。
【0031】これらのシステム制御基板BD1、操作表
示部基板BD2、SAF基板BD3、スキャナ/プロッ
タインターフェース基板BD4、および、NCU基板B
D5は、それぞれシステムバス基板BD6に、コネクタ
CN1,CN2,CN3,CN4,CN5,CN6を介
して接続されており、それらの回路基板の間のデータの
やりとりは、このシステムバス基板BD6を介して行わ
れる。
【0032】図3は、システム制御基板BD1の構成の
一例を示している。
【0033】同図において、システム制御基板BD1に
は、制御部1、フラッシュROM装置2、SRAM3、
バッテリ4、符号化複号化部8、および、フラッシュR
OM装置2にデータを書き込むときに必要な電源電圧を
発生する書込電源制御部15が設けられている。
【0034】また、制御部1のバスラインSBには、フ
ラッシュROM装置2、SRAM3、符号化複号化部
8、コネクタCN1c、および、外付けメモリコネクタ
ICNが接続されている。
【0035】また、外付けメモリコネクタICNには、
制御部1がフラッシュROM装置2を選択するために出
力する選択信号CSRM、制御部1がSRAM3を選択
するために出力する選択信号CSMEM、制御部1が外
付けメモリユニットを選択するための2つの選択信号C
SCRD1,CSCRD2、制御部1が外付けメモリコ
ネクタICNを介して接続される他のファクシミリ装置
等(後述)に対してフラッシュROM装置の書込電源制
御部を制御するための制御信号VPCNToがそれぞれ
制御部1から加えられている。
【0036】また、外付けメモリコネクタICNから
は、制御部1のCPU(中央処理装置;後述)の動作を
停止させるとともに、バスラインSBの出力端をハイイ
ンピーダンスに設定させるための制御信号SLEEP
(スリープ信号)、内部的に選択信号CSRMと選択信
号CSCRD2を交換させとともに、選択信号CSME
Mと選択信号CSCRD1を交換させるための制御信号
CSCHG(制御信号交換信号)、および、外付けメモ
リコネクタICNを介して接続された他のファクシミリ
装置から加えられる書込電源制御部15の制御信号VP
CNTiが入力される。また、制御信号VPCNTi
は、制御部1から書込電源制御のために出力される信号
(この信号も、制御信号VPCNTiという)ととも
に、書込電源制御部15に加えられている。
【0037】図4は、制御部1の構成の一例を示してい
る。
【0038】同図において、制御信号CSCHGは、C
PU1pとアドレスデコーダ1dに加えられているとと
もに、制御信号SLEEPは、CPU1pと3ステート
双方向バッファ1tに加えられている。
【0039】CPU1pは、フラッシュROM装置2の
動作制御プログラムを実行してこのファクシミリ装置の
動作を制御するものであり、RAMを内蔵している。C
PU1pのアドレスバスABは、アドレスデコーダ1d
および3ステート双方向バッファ1tに接続され、CP
U1pのデータバスDBおよびコントロールバスCB
は、3ステート双方向バッファ1tに接続されている。
【0040】アドレスデコーダ1dは、制御信号CSC
HGの値がデータ「0」になっている場合、CPU1p
から出力されるアドレスバスABのデータが、それぞれ
選択信号CSRM,CSCRD1,CSCRD2,CS
MEMおよび制御信号VPCNToに対応した値になっ
ているときには、それぞれ信号S1,S2,S3,S
4,S5をアクティブ出力するとともに、制御信号CS
CHGの値がデータ「1」になっている場合、CPU1
pから出力されるアドレスバスABのデータが、それぞ
れ選択信号CSRM,CSCRD1,CSCRD2,C
SMEMおよび制御信号VPCNToに対応した値にな
っているときには、それぞれ信号S3,S1,S1,S
4,S3,S5をアクティブ出力する。これらの信号S
1,S2,S3,S4,S5は、3ステート双方向バッ
ファ1tに加えられている。
【0041】3ステート双方向バッファ1tは、制御信
号SLEEPがデータ「0」になっている場合、信号S
1,S2,S3,S4,S5がアクティブ値になってい
るときには、それぞれ選択信号CSRM,CSCRD
1,CSCRD2,CSMEMおよび制御信号VPCN
Toの値をアクティブ出力するとともに、アドレスバス
AB、データバスDB、および、コントロールバスCB
をバスラインに対して接続状態にする。
【0042】また、3ステート双方向バッファ1tは、
制御信号SLEEPがデータ「1」になっている場合に
は、選択信号CSRM,CSCRD1,CSCRD2,
CSMEM、制御信号VPCNTo、アドレスバスA
B、データバスDB、および、コントロールバスCBの
出力端をハイインピーダンス状態に設定する。
【0043】また、この状態では、CPU1pの状態が
スリープ状態に移行するので、CPU1pの動作が停止
しており、また、3ステート双方向バッファ1tの出力
端がハイインピーダンスにセットされているので、制御
部1の出力端とバスラインSBとは、切り離された状態
になる。
【0044】また、制御信号CSCHGがデータ「1」
にされている状態では、CPU1pが制御信号CSR
M,CSCRD1,CSCRD2,CSMEMをアクテ
ィブ出力するためのアドレスデータを出力すると、それ
ぞれ、制御信号CSCRD2,CSMEM,CSRM,
CSCRD1がアクティブ出力される。
【0045】すなわち、この場合には、CPU1pから
見ると、選択信号CSRMと選択信号CSCRD2が相
互に交換されるとともに、選択信号CSCRD1と選択
信号CSMEMが相互に交換された状態となる。
【0046】以上の構成で、例えば、ファクシミリ装置
FXa(第2のファクシミリ装置)のパラメータデータ
を、交換先のファクシミリ装置FXb(第1のファクシ
ミリ装置)に移す場合には、図5に示すように、ファク
シミリ装置FXaとファクシミリ装置FXbを、連結部
材RRを介して相互に連絡する。連結部材RRは、両端
のコネクタRRCa,RRCbにより、それぞれファク
シミリ装置FXaおよびファクシミリ装置FXbの外付
けメモリコネクタICNa,ICNbに接続される。
【0047】これにより、図6に示すように、ファクシ
ミリ装置FXaのシステム制御基板BD1aのバスライ
ンSBa(内部バス)と、ファクシミリ装置FXbのシ
ステム制御基板BD1bのバスラインSBb(内部バ
ス)とが、連結部材RRを介して相互に接続される。そ
れとともに、この場合、ファクシミリ装置FXaのシス
テム制御基板BD1aから出力される選択信号CSCR
D1が、ファクシミリ装置FXbのシステム制御基板B
D1bに選択信号CSMEMとして加えられる。また、
連結部材RRからファクシミリ装置FXbのシステム制
御基板BD1bに加えられる制御信号SLEEPは、デ
ータ「1」にされる。
【0048】それにより、上述したように、ファクシミ
リ装置FXbのシステム制御基板BD1bのCPU1p
がスリープ状態になるとともに、システム制御基板BD
1bの制御部1bとバスラインSBbとが切り離され
る。
【0049】この状態で、ファクシミリ装置FXaのC
PU1pは、ユーザからパラメータの書き出しが指示さ
れると、図7に示した処理を実行する。
【0050】まず、制御部1aのCPU1pは、選択信
号CSMEMをオン(アクティブ)状態にセットする
(処理101)。これにより、SRAM3aが選択状態
になり、その状態で、制御部1aのCPU1pは、所定
のデータ単位分のデータを読み込む読み込み処理を実行
する(処理102)。それにより、SRAM3aから、
所定のデータ単位分のデータが制御部1aのCPU1p
に読み込まれる。そのデータの読み込みを終了すると、
制御部1aのCPU1pは、選択信号CSMEMをオフ
(非アクティブ)状態にセットする(処理103)。
【0051】次いで、制御部1aのCPU1pは、選択
信号CSCRD1をオン状態にセットする(処理10
4)。これにより、連結部材RRを介し、ファクシミリ
装置FXbの制御基板BD1bにおける選択信号CSM
EMがオン状態になるので、SRAM3bが選択状態に
なる。その状態で、制御部1aのCPU1pは、読み込
んでいる所定のデータ単位分のデータを書き込む書込処
理を実行する(処理105)。それにより、SRAM3
bに、その所定のデータ単位分のデータが書き込まれ
る。そのデータの書込を終了すると、制御部1aのCP
U1pは、選択信号CSCRD1をオフ状態にセットす
る(処理106)。
【0052】そして、SRAM3aの全てのデータの移
動が終了したかどうかを調べ(判断107)、判断10
7の結果がNOになるときには、処理101に戻り、残
りのデータの移動を行う。
【0053】また、判断107の結果がYESになると
きには、この処理を終了する。
【0054】このようにして、本実施例では、ファクシ
ミリ装置FXaとファクシミリ装置FXbを連結装置R
Rで接続し、ファクシミリ装置FXaの制御部1aでS
RAM3aのデータを外付けメモリにコピーする処理を
実行することで、SRAM3aの内容を、ファクシミリ
装置FXbのSRAM3bにコピーすることができるの
で、ファクシミリ装置FXaからファクシミリ装置FX
bにパラメータデータなどを移動する作業が非常に簡単
なものとなる。
【0055】図8は、本発明の他の実施例にかかる装置
を示している。なお、同図において、図6と同一部分お
よび相当する部分には、同一符号を付している。
【0056】同図において、ファクシミリ装置FXaの
システム制御基板BD1aのバスラインSBaと、シス
テム制御基板BD1bのバスラインSBbとが、連結部
材RRaを介して相互に接続される。
【0057】それとともに、この場合、ファクシミリ装
置FXaのシステム制御基板BD1aから出力される選
択信号CSCRD1が、システム制御基板BD1bに選
択信号CSMEMとして加えられ、システム制御基板B
D1aから出力される選択信号CSCRD2が、システ
ム制御基板BD1bに選択信号CSRMとして加えられ
る。また、連結部材RRaからファクシミリ装置FXa
のシステム制御基板BD1aに加えられる制御信号CS
CHG、および、システム制御基板BD1bに加えられ
る制御信号SLEEPは、データ「1」にされる。
【0058】それにより、上述したように、ファクシミ
リ装置FXaのシステム制御基板BD1aの制御部1で
は、CPU1pが出力する選択信号CSRMが選択信号
CSCRD2と相互に交換されるとともに、選択信号C
SCRD1が選択信号CSMEMと相互に交換された状
態となる。それとともに、システム制御基板BD1bの
CPU1pがスリープ状態になるとともに、システム制
御基板BD1bの制御部1bとバスラインSBbとが切
り離される。
【0059】したがって、この状態では、ファクシミリ
装置FXaのシステム制御基板BD1aの制御部1aの
CPU1pがフラッシュROM装置2aを指定するため
のアドレスデータを出力すると、制御部1aからは、選
択信号CSCRD2がアクティブ出力され、その信号
は、連結部材RRaを介し、選択信号CSRMとして、
システム制御基板BD1bに加えられ、フラッシュRO
M装置2bが選択状態になる。
【0060】それによって、それ以降は、制御部1aの
CPU1pがフラッシュROM装置2aに対してデータ
をフェッチする動作を行うと、システム制御基板BD1
bのフラッシュROM装置2bのデータが読み出され、
連結部材RRaを介し、システム制御基板BD1aの制
御部1aのCPU1pに取り込まれる。
【0061】このようにして、本実施例では、ファクシ
ミリ装置FXaとシステム制御基板BD1bを、連結部
材RRaを介して連結することで、ファクシミリ装置F
Xaを、システム制御基板BD1bのフラッシュROM
装置2bの内容で動作させることができる。
【0062】したがって、例えば、ファクシミリ装置F
Xaに異常な事態を生じた場合でも、サービスマンが備
蓄しているシステム制御基板BD1bと連結部材RRa
を持参し、ファクシミリ装置FXaとシステム制御基板
BD1bを連結部材RRaによって連結することで、フ
ァクシミリ装置FXaをとりあえず動作させることがで
きるので、ファクシミリ装置FXaの障害などの細かな
診断も行うことができる。
【0063】また、この状態で、ファクシミリ装置FX
aでは、ユーザからパラメータの読み込みが指示される
と、図7と同様の処理を実行する。
【0064】この場合、上述したように、制御部1aで
は、CPU1pが出力する選択信号CSRMと選択信号
CSCRD2が交換されるとともに、選択信号CSME
Mと選択信号CSCRD1が交換されるので、図7の動
作は、次のようなものに変換される。
【0065】まず、制御部1aのCPU1pは、選択信
号CSMEMをオン(アクティブ)状態にセットする
(処理101)。これにより、制御部1aから出力され
る選択信号CSCRD1がオンされるので、システム制
御基板BD1bのSRAM3bが選択状態になり、その
状態で、制御部1aのCPU1pは、所定のデータ単位
分のデータを読み込む読み込み処理を実行する(処理1
02)。それにより、SRAM3bから、所定のデータ
単位分のデータが制御部1aのCPU1pに読み込まれ
る。そのデータの読み込みを終了すると、制御部1aの
CPU1pは、選択信号CSMEMをオフ(非アクティ
ブ)状態にセットする(処理103)。
【0066】次いで、制御部1aのCPU1pは、選択
信号CSCRD1をオン状態にセットする(処理10
4)。これにより、制御部1aから出力される選択信号
CSMEMがオン状態になるので、SRAM3aが選択
状態になる。その状態で、制御部1aのCPU1pは、
読み込んでいる所定のデータ単位分のデータを書き込む
書込処理を実行する(処理105)。それにより、SR
AM3aに、その所定のデータ単位分のデータが書き込
まれる。そのデータの書込を終了すると、制御部1a
は、選択信号CSCRD1をオフ状態にセットする(処
理106)。
【0067】そして、SRAM3bの全てのデータの移
動が終了したかどうかを調べ(判断107)、判断10
7の結果がNOになるときには、処理101に戻り、残
りのデータの移動を行う。
【0068】また、判断107の結果がYESになると
きには、この処理を終了する。
【0069】このようにして、システム制御基板BD1
bのSRAM3bの記憶内容が、ファクシミリ装置FX
aのシステム制御基板BD1aのSRAM3aにコピー
される。
【0070】また、ファクシミリ装置FXaでは、ユー
ザからパラメータの書き出しが指示されると、図9に示
した処理を実行する。
【0071】まず、制御部1aのCPU1pは、選択信
号CSCRD1をオン(アクティブ)状態にセットする
(処理201)。これにより、制御部1aから出力され
る選択信号CSMEMがオン状態になるので、SRAM
3aが選択状態になり、その状態で、制御部1aのCP
U1pは、所定のデータ単位分のデータを読み込む読み
込み処理を実行する(処理202)。それにより、SR
AM3aから、所定のデータ単位分のデータが制御部1
aのCPU1pに読み込まれる。そのデータの読み込み
を終了すると、制御部1aのCPU1pは、選択信号C
SCRD1をオフ(非アクティブ)状態にセットする
(処理203)。
【0072】次いで、制御部1aのCPU1pは、選択
信号CSMEMをオン状態にセットする(処理20
4)。これにより、制御部1aから出力される選択信号
CSCRD1がオン状態になるので、連結部材RRaを
介し、ファクシミリ装置FXbの制御基板BD1bにお
ける選択信号CSMEMがオン状態になるので、SRA
M3bが選択状態になる。その状態で、制御部1aのC
PU1pは、読み込んでいる所定のデータ単位分のデー
タを書き込む書込処理を実行する(処理205)。それ
により、SRAM3bに、その所定のデータ単位分のデ
ータが書き込まれる。そのデータの書込を終了すると、
制御部1aのCPU1pは、選択信号CSMEMをオフ
状態にセットする(処理206)。
【0073】そして、SRAM3aの全てのデータの移
動が終了したかどうかを調べ(判断207)、判断20
7の結果がNOになるときには、処理201に戻り、残
りのデータの移動を行う。
【0074】また、判断207の結果がYESになると
きには、この処理を終了する。
【0075】このようにして、ファクシミリ装置FXa
のシステム制御基板BD1aのSRAM3aの記憶内容
が、システム制御基板BD1bのSRAM3bにコピー
される。
【0076】したがって、例えば、ファクシミリ装置F
Xaを保守するサービスマンがファクシミリ装置FXa
のパラメータデータを退避するときには、この図9の処
理を実行させるようにするとよい。
【0077】また、ファクシミリ装置FXaのフラッシ
ュROM装置2aの記憶内容を、正常な状態に戻した
り、あるいは、制御プログラムなどをバージョンアップ
する場合、ファクシミリ装置FXaでは、図10に示し
た処理を実行する。この処理は、ユーザにより、フラッ
シュROM装置2aのデータを外付けメモリユニットに
書き出すことが指令されることで、実行される。
【0078】まず、制御部1aのCPU1pは、外付け
メモリユニットを選択するために選択信号CSCRD2
をオン(アクティブ)状態にセットする(処理30
1)。これにより、上述したように、制御部1aから出
力される選択信号CSRMがオン状態になるので、フラ
ッシュROM装置2aが選択状態になる。この状態で、
制御部1aのCPU1pは、外付けメモリユニットに対
してフラッシュROM装置の内容を消去する処理(処理
302)を実行する。
【0079】これにより、そのときに選択されているフ
ラッシュROM装置2aの記憶内容が消去される。次い
で、制御部1aのCPU1pは、選択信号CSCRD2
をオフ(非アクティブ)状態にセットする(処理30
3)。
【0080】そして、制御部1aのCPU1pは、制御
信号VPCNTiをオン状態にセットし(処理30
4)、フラッシュROM装置2aに書込電源を供給する
書込電源制御部15aを有効動作状態にセットする。
【0081】その状態で、制御部1aのCPU1pは、
装置内部のフラッシュROM装置2aを選択するため
に、選択信号CSRMをオン状態にセットする(処理3
05)。これにより、制御部1aから出力される選択信
号CSCRD2がオン状態になり、連結部材RRaを介
して、ファクシミリ制御基板BD1bの選択信号CSR
Mがオン状態になるので、ファクシミリ制御基板BD1
bのフラッシュROM装置2bが選択状態になり、その
その状態で、制御部1aのCPU1pは、所定のデータ
単位分のデータを読み込む読み込み処理を実行する(処
理302)。それにより、フラッシュROM装置2bか
ら、所定のデータ単位分のデータが制御部1aのCPU
1pに読み込まれる。そのデータの読み込みを終了する
と、制御部1aのCPU1pは、選択信号CSRMをオ
フ(非アクティブ)状態にセットする(処理307)。
【0082】次いで、制御部1aのCPU1pは、選択
信号CSCRD2をオン状態にセットする(処理30
8)。これにより、制御部1aから出力される選択信号
CSMRMがオン状態になるので、フラッシュROM装
置2aが選択状態になる。その状態で、制御部1aのC
PU1pは、読み込んでいる所定のデータ単位分のデー
タをフラッシュROM装置に書き込む書込処理を実行す
る(処理309)。それにより、フラッシュROM装置
2aに、その所定のデータ単位分のデータが書き込まれ
る。そのデータの書込を終了すると、制御部1aは、選
択信号CSCRD2をオフ状態にセットする(処理31
0)。
【0083】そして、フラッシュROM装置の全てのデ
ータの書き換えが終了したかどうかを調べ(判断31
1)、判断311の結果がNOになるときには、処理3
05に戻り、残りのデータの移動を行う。
【0084】また、判断311の結果がYESになると
きには、制御信号VPCNTiをオフ状態にセットして
(処理312)、この処理を終了する。それにより、書
込電源制御部15aの有効動作状態が解除される。
【0085】このようにして、ファクシミリ装置FXa
のフラッシュROM装置2aの記憶内容を、ファクシミ
リ制御基板BD1bのフラッシュROM装置2bの記憶
内容に置き換えることができるので、フラッシュROM
装置2aの記憶内容を正常な状態に戻したり、あるい
は、フラッシュROM装置2aに記憶している制御プロ
グラムなどをバージョンアップするときの保守作業を、
きわめて容易なものにすることができる。
【0086】図11は、本発明の他の実施例にかかる装
置を示している。なお、同図において、図6および図8
と同一部分および相当する部分には、同一符号を付して
いる。
【0087】同図において、ファクシミリ装置FXaの
システム制御基板BD1aのバスラインSBaと、シス
テム制御基板BD1bのバスラインSBbとが、連結部
材RRbを介して相互に接続される。
【0088】それとともに、この場合、ファクシミリ装
置FXaのシステム制御基板BD1aから出力される選
択信号CSCRD1が、システム制御基板BD1bに選
択信号CSMEMとして加えられ、システム制御基板B
D1aから出力される選択信号CSCRD2が、システ
ム制御基板BD1bに選択信号CSRMとして加えられ
る。また、システム制御基板BD1bに加えられる制御
信号SLEEPは、データ「1」にされる。また、ファ
クシミリ装置FXaの制御部1aから出力される制御信
号VPCNToは、連結部材RRbを介し、システム制
御基板BD1bに制御信号VPCNTiとして加えられ
ている。
【0089】また、連結部材RRbには、切換スイッチ
SWが設けられており、この切換スイッチSWの一方の
切換入力端SWaにはデータ「0」が、また、他方の切
換入力端SWbにはデータ「1」が加えられているとと
もに、この切換スイッチSWの共通接点端SWcの出力
が、制御信号CSCHGとして、ファクシミリ装置FX
aのシステム制御基板BD1aに加えられている。
【0090】それにより、切換スイッチSWにより、切
換入力端SWbが選択されたときには、制御信号CSC
HGがデータ「1」になるので、上述したように、ファ
クシミリ装置FXaのシステム制御基板BD1aの制御
部1では、CPU1pが出力する選択信号CSRMが選
択信号CSCRD2と相互に交換されるとともに、選択
信号CSCRD1が選択信号CSMEMと相互に交換さ
れた状態となる。
【0091】また、切換スイッチSWにより、切換入力
端SWaが選択されたときには、制御信号CSCHGが
データ「0」になるので、上述したように、ファクシミ
リ装置FXaのシステム制御基板BD1aの制御部1で
は、CPU1pが出力する選択信号CSRM,CSCR
D2,CSCRD1,CSMEMは、そのままの状態で
出力される。
【0092】また、連結部材RRbを介して、ファクシ
ミリ装置FXaと接続された時点で、システム制御基板
BD1bのCPU1pがスリープ状態になるとともに、
システム制御基板BD1bの制御部1bとバスラインS
Bbとが切り離される。
【0093】したがって、切換スイッチSWにより、切
換入力端SWbが選択された状態では、制御信号CSC
HGがデータ「1」になるので、ファクシミリ装置FX
aのシステム制御基板BD1aの制御部1aのCPU1
pがフラッシュROM装置2aを指定するためのアドレ
スデータを出力すると、制御部1aからは、選択信号C
SCRD2がアクティブ出力され、その信号は、連結部
材RRaを介し、選択信号CSRMとして、システム制
御基板BD1bに加えられ、フラッシュROM装置2b
が選択状態になる。
【0094】それによって、それ以降は、制御部1aの
CPU1pがフラッシュROM装置2aに対してデータ
をフェッチする動作を行うと、システム制御基板BD1
bのフラッシュROM装置2bのデータが読み出され、
連結部材RRaを介し、システム制御基板BD1aの制
御部1aのCPU1pに取り込まれる。
【0095】したがって、この場合には、ファクシミリ
装置FXaとシステム制御基板BD1bを、連結部材R
Raを介して連結することで、ファクシミリ装置FXa
を、システム制御基板BD1bのフラッシュROM装置
2bの内容で動作させることができる。
【0096】したがって、例えば、ファクシミリ装置F
Xaに異常な事態を生じた場合でも、サービスマンが備
蓄しているシステム制御基板BD1bと連結部材RRa
を持参し、ファクシミリ装置FXaとシステム制御基板
BD1bを連結部材RRaによって連結することで、フ
ァクシミリ装置FXaをとりあえず動作させることがで
きるので、ファクシミリ装置FXaの障害などの細かな
診断も行うことができる。
【0097】一方、切換スイッチSWにより、切換入力
端SWaが選択された状態では、制御信号CSCHGが
データ「0」になるので、ファクシミリ装置FXaのシ
ステム制御基板BD1aの制御部1aのCPU1pがフ
ラッシュROM装置2aを指定するためのアドレスデー
タを出力すると、制御部1aからは、選択信号CSRM
がアクティブ出力され、それにより、フラッシュROM
装置2aが選択状態になる。
【0098】それによって、それ以降は、制御部1aの
CPU1pがフラッシュROM装置2aに対してデータ
をフェッチする動作を行うと、フラッシュROM装置2
aのデータが読み出されて、制御部1aのCPU1pに
取り込まれる。
【0099】したがって、この場合には、ファクシミリ
装置FXaは、内部のフラッシュROM装置2aの内容
で動作する。
【0100】すなわち、例えば、サービスマンがファク
シミリ装置FXaの状態を調べるとき、まず、連結部材
RRbによりファクシミリ装置FXaにファクシミリ制
御基板BD1bを接続し、切換スイッチSWにより切換
入力端SWaを選択した状態で、ファクシミリ装置FX
aを作動させると、この場合には、ファクシミリ装置F
XaのフラッシュROM装置2aの内容でファクシミリ
装置FXaが動作するので、サービスマンは、その時点
でのファクシミリ装置FXaに生じている障害などをあ
る程度は知ることができる。
【0101】その後に、切換スイッチSWにより切換入
力端SWbを選択した状態で、ファクシミリ装置FXa
を作動させると、この場合には、システム制御基板BD
1bのフラッシュROM装置2bの内容でファクシミリ
装置FXaが動作するので、サービスマンは、フラッシ
ュROM装置2aの異常以外の障害が、ファクシミリ装
置FXaに生じているかどうかを調べることができる。
【0102】さて、この場合、ファクシミリ装置FXa
では、ユーザからフラッシュROM装置2aに対するプ
ログラムデータのダウンロード(書き込み)およびアッ
プロード(読み出し)が指示されると、図12および図
13に示した処理を実行する。
【0103】まず、そのときの制御信号CSCHGがデ
ータ「1」になっているかどうかを調べ(判断40
1)、判断401の結果がYESになるときには、ユー
ザから指示された内容がデータのダウンロードであるか
アップロードであるかを調べ(判断402,403)、
データのアップロードが指示された場合で、判断403
の結果がYESになるときには、例えば、「現在の状態
では、プログラムのアップロードを行えません。」等の
エラーメッセージを表示して(処理404)、この処理
を終了する。
【0104】また、データのダウンロードが指示された
場合で、判断402の結果がYESになるときには、ま
ず、制御部1aのCPU1pは、外付けメモリユニット
を選択するために選択信号CSCRD2をオン(アクテ
ィブ)状態にセットする(処理403)。
【0105】このときには、制御信号CSCHGがデー
タ「1」になっているので、上述したように、制御部1
aから出力される選択信号CSRMがオン状態になるの
で、フラッシュROM装置2aが選択状態になる。この
状態で、制御部1aのCPU1pは、外付けメモリユニ
ットに対してフラッシュROM装置の内容を消去する処
理(処理411)を実行する。
【0106】これにより、そのときに選択されているフ
ラッシュROM装置2aの記憶内容が消去される。次い
で、制御部1aのCPU1pは、選択信号CSCRD2
をオフ(非アクティブ)状態にセットする(処理41
2)。
【0107】そして、制御部1aのCPU1pは、制御
信号VPCNTiをオン状態にセットし(処理41
3)、フラッシュROM装置2aに書込電源を供給する
書込電源制御部15aを有効動作状態にセットする。
【0108】その状態で、制御部1aのCPU1pは、
装置内部のフラッシュROM装置2aを選択するため
に、選択信号CSRMをオン状態にセットする(処理4
14)。これにより、制御部1aから出力される選択信
号CSCRD2がオン状態になり、連結部材RRbを介
して、ファクシミリ制御基板BD1bの選択信号CSR
Mがオン状態になるので、ファクシミリ制御基板BD1
bのフラッシュROM装置2bが選択状態になり、その
その状態で、制御部1aのCPU1pは、所定のデータ
単位分のデータを読み込む読み込み処理を実行する(処
理415)。それにより、フラッシュROM装置2bか
ら、所定のデータ単位分のデータが制御部1aのCPU
1pに読み込まれる。そのデータの読み込みを終了する
と、制御部1aのCPU1pは、選択信号CSRMをオ
フ(非アクティブ)状態にセットする(処理416)。
【0109】次いで、制御部1aのCPU1pは、選択
信号CSCRD2をオン状態にセットする(処理41
7)。これにより、制御部1aから出力される選択信号
CSMRMがオン状態になるので、フラッシュROM装
置2aが選択状態になる。その状態で、制御部1aのC
PU1pは、読み込んでいる所定のデータ単位分のデー
タをフラッシュROM装置に書き込む書込処理を実行す
る(処理418)。それにより、フラッシュROM装置
2aに、その所定のデータ単位分のデータが書き込まれ
る。そのデータの書込を終了すると、制御部1aは、選
択信号CSCRD2をオフ状態にセットする(処理41
9)。
【0110】そして、フラッシュROM装置の全てのデ
ータの書き換えが終了したかどうかを調べ(判断42
0)、判断420の結果がNOになるときには、処理4
14に戻り、残りのデータの移動を行う。
【0111】また、判断420の結果がYESになると
きには、制御信号VPCNTi,VPCNToをオフ状
態にセットして(処理421)、この処理を終了する。
それにより、書込電源制御部15a(,15b)の有効
動作状態が解除される。
【0112】また、判断401の結果がNOになるとき
には、ユーザから指示された内容がデータのアップロー
ドであるかダウンロードであるかを調べ(判断425,
426)、データのダウンロードが指示された場合で、
判断426の結果がYESになるときには、例えば、
「現在の状態では、プログラムのダウンロードを行えま
せん。」等のエラーメッセージを表示して(処理42
7)、この処理を終了する。
【0113】また、データのアップロードが指示された
場合で、判断425の結果がYESになるときには、ま
ず、制御部1aのCPU1pは、外付けメモリユニット
を選択するために選択信号CSCRD2をオン(アクテ
ィブ)状態にセットする(処理430)。
【0114】このときには、制御信号CSCHGがデー
タ「0」になっているので、上述したように、制御部1
aから出力される選択信号CSCRD2がオン状態にな
り、それにより、連結部材RRbを介し、システム制御
基板BD1bの選択信号CSRMがオン状態になり、そ
れによって、システム制御基板BD1bのフラッシュR
OM装置2bが選択状態になる。この状態で、制御部1
aのCPU1pは、外付けメモリユニットに対してフラ
ッシュROM装置の内容を消去する処理(処理431)
を実行する。
【0115】これにより、そのときに選択されているフ
ラッシュROM装置2bの記憶内容が消去される。次い
で、制御部1aのCPU1pは、選択信号CSCRD2
をオフ(非アクティブ)状態にセットする(処理43
2)。
【0116】そして、制御部1aのCPU1pは、制御
信号VPCNToをオン状態にセットする(処理43
3)。この場合、制御信号VPCNToは、システム制
御基板BD1bに制御信号VPCNTiとして加えられ
るので、システム制御基板BD1bのフラッシュROM
装置2bに書込電源を供給する書込電源制御部15bが
有効動作状態にセットされる。
【0117】この後は、制御部1aは、処理414に移
行し、それ以降の処理を実行する。すなわち、この場合
には、制御部1aのCPU1pは、装置内部のフラッシ
ュROM装置2aを選択するために、選択信号CSRM
をオン状態にセットする(処理414)。これにより、
制御部1aから出力される選択信号CSRMがオン状態
になり、フラッシュROM装置2aが選択状態になる。
その状態で、制御部1aのCPU1pは、所定のデータ
単位分のデータを読み込む読み込み処理を実行する(処
理415)。それにより、フラッシュROM装置2aか
ら、所定のデータ単位分のデータが制御部1aのCPU
1pに読み込まれる。そのデータの読み込みを終了する
と、制御部1aのCPU1pは、選択信号CSRMをオ
フ(非アクティブ)状態にセットする(処理416)。
【0118】次いで、制御部1aのCPU1pは、選択
信号CSCRD2をオン状態にセットする(処理41
7)。これにより、制御部1aから出力される選択信号
CSCRD2がオン状態になり、連結部材RRbを介
し、システム制御基板BD1bの選択信号CSRMがオ
ン状態になるので、システム制御基板BD1bのフラッ
シュROM装置2aが選択状態になる。その状態で、制
御部1aのCPU1pは、読み込んでいる所定のデータ
単位分のデータをフラッシュROM装置に書き込む書込
処理を実行する(処理418)。それにより、システム
制御基板BD1bのフラッシュROM装置2bに、その
所定のデータ単位分のデータが書き込まれる。そのデー
タの書込を終了すると、制御部1aは、選択信号CSC
RD2をオフ状態にセットする(処理419)。
【0119】そして、フラッシュROM装置の全てのデ
ータの書き換えが終了したかどうかを調べ(判断42
0)、判断420の結果がNOになるときには、処理4
14に戻り、残りのデータの移動(コピー)を行う。
【0120】また、判断420の結果がYESになると
きには、制御信号VPCNTi,VPCNToをオフ状
態にセットして(処理421)、この処理を終了する。
それにより、書込電源制御部(15a,)15bの有効
動作状態が解除される。
【0121】このようにして、この場合には、フラッシ
ュROM装置2a,2bのデータのダウンロード/アッ
プロードについては、切換スイッチSWにより制御信号
CSCHGをデータ「1」に設定すると、ファクシミリ
装置FXaのフラッシュROM装置2aに、外付けした
システム制御基板BD1bのフラッシュROM装置2b
の記憶内容をダウンロードする動作のみが行えるととも
に、切換スイッチSWにより制御信号CSCHGをデー
タ「0」に設定すると、ファクシミリ装置FXaのフラ
ッシュROM装置2aの記憶内容を、外付けしたシステ
ム制御基板BD1bのフラッシュROM装置2bにアッ
プロードする動作のみが行えるので、誤ったデータを書
き込むなどの不測の事態が発生することを回避すること
ができる。
【0122】また、この場合、フラッシュRAM装置2
aのプログラムデータのアップロード処理とダウンロー
ド処理で、一部の処理ステップを共通化できるので、プ
ログラムデータが肥大化することをある程度は抑制する
ことができる。
【0123】一方、この場合、ファクシミリ装置FXa
のSRAM3aの内容を、システム制御基板BD1bの
SRAM3bに移す場合には、まず、切換スイッチSW
により切換入力端SWbを選択して、制御信号CSCH
Gをデータ「1」にする。これにより、ファクシミリ装
置FXaのシステム制御基板BD1aの制御部1では、
CPU1pが出力する選択信号CSRMが選択信号CS
CRD2と相互に交換されるとともに、選択信号CSC
RD1が選択信号CSMEMと相互に交換された状態と
なる。
【0124】その状態で、ユーザは、パラメータの読み
出しを指示する。これにより、制御部1aのCPU1p
は、図9の処理を実行する。この場合の動作は、次のよ
うなものとなる。
【0125】まず、制御部1aのCPU1pは、選択信
号CSCRD1をオン(アクティブ)状態にセットする
(処理201)。これにより、制御部1aから出力され
る選択信号CSMEMがオン状態になるので、SRAM
3aが選択状態になり、その状態で、制御部1aのCP
U1pは、所定のデータ単位分のデータを読み込む読み
込み処理を実行する(処理202)。それにより、SR
AM3aから、所定のデータ単位分のデータが制御部1
aのCPU1pに読み込まれる。そのデータの読み込み
を終了すると、制御部1aのCPU1pは、選択信号C
SCRD1をオフ(非アクティブ)状態にセットする
(処理203)。
【0126】次いで、制御部1aのCPU1pは、選択
信号CSMEMをオン状態にセットする(処理20
4)。これにより、制御部1aから出力される選択信号
CSCRD1がオン状態になるので、連結部材RRaを
介し、ファクシミリ装置FXbの制御基板BD1bにお
ける選択信号CSMEMがオン状態になるので、SRA
M3bが選択状態になる。その状態で、制御部1aのC
PU1pは、読み込んでいる所定のデータ単位分のデー
タを書き込む書込処理を実行する(処理205)。それ
により、SRAM3bに、その所定のデータ単位分のデ
ータが書き込まれる。そのデータの書込を終了すると、
制御部1aのCPU1pは、選択信号CSMEMをオフ
状態にセットする(処理206)。
【0127】そして、SRAM3aの全てのデータの移
動が終了したかどうかを調べ(判断207)、判断20
7の結果がNOになるときには、処理201に戻り、残
りのデータの移動を行う。
【0128】また、判断207の結果がYESになると
きには、この処理を終了する。
【0129】このようにして、ファクシミリ装置FXa
のシステム制御基板BD1aのSRAM3aの記憶内容
が、システム制御基板BD1bのSRAM3bにコピー
される。
【0130】また、システム制御基板BDbのSRAM
3bの内容を、ファクシミリ装置FXaのSRAM3a
にコピーする場合、切換スイッチSWにより切換入力端
SWaを選択し、制御信号CSCHGをデータ「0」に
する。これにより、上述したように、ファクシミリ装置
FXaのシステム制御基板BD1aの制御部1では、C
PU1pが出力する選択信号CSRM,CSCRD2,
CSCRD1,CSMEMは、そのままの状態で出力さ
れる。
【0131】その状態で、ユーザは、パラメータの読み
込みを指示する。これにより、制御部1aのCPU1p
は、図9の処理を実行する。この場合の動作は、次のよ
うなものとなる。
【0132】まず、制御部1aのCPU1pは、選択信
号CSCRD1をオン(アクティブ)状態にセットする
(処理201)。これにより、制御部1aから出力され
る選択信号CSCRD1がオン状態になるので、連結部
材RRbを介し、システム制御部BD1bの選択信号C
SMEMがオン状態になり、それによって、SRAM3
aが選択状態になる。その状態で、制御部1aのCPU
1pは、所定のデータ単位分のデータを読み込む読み込
み処理を実行する(処理202)。それにより、SRA
M3bから、所定のデータ単位分のデータが制御部1a
のCPU1pに読み込まれる。そのデータの読み込みを
終了すると、制御部1aのCPU1pは、選択信号CS
CRD1をオフ(非アクティブ)状態にセットする(処
理203)。
【0133】次いで、制御部1aのCPU1pは、選択
信号CSMEMをオン状態にセットする(処理20
4)。これにより、SRAM3bが選択状態になる。そ
の状態で、制御部1aのCPU1pは、読み込んでいる
所定のデータ単位分のデータを書き込む書込処理を実行
する(処理205)。それにより、SRAM3aに、そ
の所定のデータ単位分のデータが書き込まれる。そのデ
ータの書込を終了すると、制御部1aのCPU1pは、
選択信号CSMEMをオフ状態にセットする(処理20
6)。
【0134】そして、SRAM3bの全てのデータの移
動が終了したかどうかを調べ(判断207)、判断20
7の結果がNOになるときには、処理201に戻り、残
りのデータの移動を行う。
【0135】また、判断207の結果がYESになると
きには、この処理を終了する。
【0136】このようにして、ファクシミリ装置FXa
のシステム制御基板BD1aのSRAM3aに、システ
ム制御基板BD1bのSRAM3bの記憶内容がコピー
される。
【0137】このようにして、ファクシミリ装置FXa
のシステム制御基板BD1aのSRAM3aの記憶内容
をシステム制御基板BD1bのSRAM3bにコピーす
る処理動作と、ファクシミリ装置FXaのシステム制御
基板BD1aのSRAM3aに、システム制御基板BD
1bのSRAM3bの記憶内容をコピーする処理動作が
全く同じ処理プログラムによって実現できるので、制御
プログラムのステップ数を低減することができる。
【0138】ところで、上述した実施例では、図9の処
理を用いて、ファクシミリ装置FXaのシステム制御基
板BD1aのSRAM3aの記憶内容をシステム制御基
板BD1bのSRAM3bにコピーする処理動作と、フ
ァクシミリ装置FXaのシステム制御基板BD1aのS
RAM3aに、システム制御基板BD1bのSRAM3
bの記憶内容をコピーする処理動作をともに実現してい
るが、これらの処理動作は、図7に示した処理でも実現
することができる。
【0139】この場合には、切換スイッチSWにより切
換入力端SWaを選択して、制御信号CSCHGをデー
タ「0」にセットした状態で、図7の処理を実行する
と、ファクシミリ装置FXaのシステム制御基板BD1
aのSRAM3aの記憶内容をシステム制御基板BD1
bのSRAM3bにコピーする処理動作が行える。
【0140】すなわち、この場合に図7の処理を実行す
ると、次のような動作が実行される。
【0141】まず、制御部1aのCPU1pは、選択信
号CSMEMをオン(アクティブ)状態にセットする
(処理101)。これにより、SRAM3aが選択状態
になり、その状態で、制御部1aのCPU1pは、所定
のデータ単位分のデータを読み込む読み込み処理を実行
する(処理102)。それにより、SRAM3aから、
所定のデータ単位分のデータが制御部1aのCPU1p
に読み込まれる。そのデータの読み込みを終了すると、
制御部1aのCPU1pは、選択信号CSMEMをオフ
(非アクティブ)状態にセットする(処理103)。
【0142】次いで、制御部1aのCPU1pは、選択
信号CSCRD1をオン状態にセットする(処理10
4)。これにより、制御部1aから出力される選択信号
CSCRD1がオンされるので、連結部材RRbを介
し、システム制御基板BD1bの選択信号CSMEMが
オン状態になるので、SRAM3bが選択状態になる。
その状態で、制御部1aのCPU1pは、読み込んでい
る所定のデータ単位分のデータを書き込む書込処理を実
行する(処理105)。それにより、SRAM3bに、
その所定のデータ単位分のデータが書き込まれる。その
データの書込を終了すると、制御部1aは、選択信号C
SCRD1をオフ状態にセットする(処理106)。
【0143】そして、SRAM3aの全てのデータの移
動が終了したかどうかを調べ(判断107)、判断10
7の結果がNOになるときには、処理101に戻り、残
りのデータの移動を行う。
【0144】また、判断107の結果がYESになると
きには、この処理を終了する。
【0145】また、この場合には、切換スイッチSWに
より切換入力端SWbを選択して、制御信号CSCHG
をデータ「1」にセットした状態で、図7の処理を実行
すると、ファクシミリ装置FXaのシステム制御基板B
D1aのSRAM3aに、システム制御基板BD1bの
SRAM3の記憶内容をコピーする処理動作が行える。
【0146】すなわち、この場合に図7の処理を実行す
ると、次のような動作が実行される。
【0147】まず、制御部1aのCPU1pは、選択信
号CSMEMをオン(アクティブ)状態にセットする
(処理101)。これにより、制御部1aから出力され
る選択信号CSCRD1がオンされるので、システム制
御基板BD1bのSRAM3bが選択状態になり、その
状態で、制御部1aのCPU1pは、所定のデータ単位
分のデータを読み込む読み込み処理を実行する(処理1
02)。それにより、SRAM3bから、所定のデータ
単位分のデータが制御部1aのCPU1pに読み込まれ
る。そのデータの読み込みを終了すると、制御部1aの
CPU1pは、選択信号CSMEMをオフ(非アクティ
ブ)状態にセットする(処理103)。
【0148】次いで、制御部1aのCPU1pは、選択
信号CSCRD1をオン状態にセットする(処理10
4)。これにより、制御部1aから出力される選択信号
CSMEMがオン状態になるので、SRAM3aが選択
状態になる。その状態で、制御部1aのCPU1pは、
読み込んでいる所定のデータ単位分のデータを書き込む
書込処理を実行する(処理105)。それにより、SR
AM3aに、その所定のデータ単位分のデータが書き込
まれる。そのデータの書込を終了すると、制御部1a
は、選択信号CSCRD1をオフ状態にセットする(処
理106)。
【0149】そして、SRAM3bの全てのデータの移
動が終了したかどうかを調べ(判断107)、判断10
7の結果がNOになるときには、処理101に戻り、残
りのデータの移動を行う。
【0150】また、判断107の結果がYESになると
きには、この処理を終了する。
【0151】このようにして、システム制御基板BD1
bのSRAM3bの記憶内容が、ファクシミリ装置FX
aのシステム制御基板BD1aのSRAM3aにコピー
される。
【0152】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第2のファクシミリ装置のパラメータメモリ装置の内容
を第1のファクシミリ装置のパラメータメモリ装置に簡
単に移動することができるので、ファクシミリ装置の買
い換えや、修理のための一時的な交換などにも容易に対
処することができるという効果を得る。
【0153】また、第2のファクシミリ装置の制御手段
が、第1のファクシミリ装置の制御手段のプログラムメ
モリ装置の内容によって動作し、結果的に、第2のファ
クシミリ装置を第1のファクシミリ装置のプログラムメ
モリ装置の内容で動作させることができるので、例え
ば、第2のファクシミリ装置に障害が発生してその動作
が異常な状態になった場合でも、他のファクシミリ装置
あるいはそのシステム制御基板を用いて、正常動作させ
ることができるので、第2のファクシミリ装置の障害発
生時の影響を小さく抑えることができるという効果も得
る。
【0154】また、第2のファクシミリ装置のフラッシ
ュROM装置の内容を、外付けした第1のファクシミリ
装置またはシステム制御基板のフラッシュROM装置の
内容で書き換えることができるので、動作制御プログラ
ムのバージョンアップなどを容易に行うことができると
いう効果も得る。
【0155】また、第2のファクシミリ装置のフラッシ
ュROM装置の内容で、外付けした第1のファクシミリ
装置またはシステム制御基板のフラッシュROM装置の
内容を書き換えることができるので、第2のファクシミ
リ装置の障害をサポートセンターなどで解析するとき
に、第2のファクシミリ装置を運搬する必要がないの
で、非常に便利であるという効果も得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるファクシミリ装置を
示したブロック図。
【図2】図1の装置の構成の一例を示した概略図。
【図3】システム制御基板の構成例を示したブロック
図。
【図4】制御部の構成例を示したブロック図。
【図5】2つのファクシミリ装置を連結部材を用いて接
続した態様を示した概略図。
【図6】図5の接続様子を示したブロック図。
【図7】SRAMのデータをコピーするときの処理例を
示したフローチャート。
【図8】ファクシミリ装置とシステム制御基板を接続し
た他の例を示した概略ブロック図。
【図9】SRAMのデータをコピーするときの他の処理
例を示したフローチャート。
【図10】フラッシュROM装置のデータを書き換える
ときの処理例を示したフローチャート。
【図11】ファクシミリ装置とシステム制御基板を接続
したさらに他の例を示した概略ブロック図。
【図12】フラッシュROM装置のデータを書き換える
ときの他の処理例の一部を示したフローチャート。
【図13】フラッシュROM装置のデータを書き換える
ときの他の処理例の残りの部分を示したフローチャー
ト。

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置固有のパラメータデータを記憶する
    パラメータメモリ装置を備えたファクシミリ装置の制御
    方法において、 ファクシミリ装置には、外部メモリユニットを着脱自在
    に取り付けるためのインタフェース手段を備え、 2つの上記ファクシミリ装置を、上記インタフェース手
    段に取り付けられる連結手段により連結して、それぞれ
    の内部バスを相互に接続するとともに、 上記連結手段から上記第1のファクシミリ装置にはスリ
    ープ信号を出力し、その第1のファクシミリ装置の制御
    手段は、上記内部バスの入出力端をハイインピーダンス
    に設定する一方、 上記第2のファクシミリ装置の制御手段は、上記第2の
    ファクシミリ装置のパラメータメモリ装置から読み出し
    たパラメータデータを、上記第1のファクシミリ装置の
    パラメータメモリ装置に保存することを特徴とするファ
    クシミリ装置の制御方法。
  2. 【請求項2】 装置固有のパラメータデータを記憶する
    パラメータメモリ装置を備えたファクシミリ装置の制御
    方法において、 ファクシミリ装置には、外部メモリユニットを着脱自在
    に取り付けるためのインタフェース手段を備え、 2つの上記ファクシミリ装置を、上記インタフェース手
    段に取り付けられる連結手段により連結して、それぞれ
    の内部バスを相互に接続するとともに、 上記連結手段から上記第1のファクシミリ装置にはスリ
    ープ信号を出力し、その第1のファクシミリ装置の制御
    手段は、上記内部バスの入出力端をハイインピーダンス
    に設定する一方、 上記連結手段から上記第2のファクシミリ装置には制御
    信号交換信号を出力し、その第2のファクシミリ装置の
    制御手段が上記第2のパラメータメモリ装置をアクセス
    するために出力する第1の選択信号と、上記第2のファ
    クシミリ装置の制御手段が上記インタフェース手段を介
    して上記外部メモリユニットをアクセスするために出力
    する第2の選択信号を交換させ、 上記連結手段により、上記第2のファクシミリ装置の制
    御手段が上記インタフェース手段に出力する上記第2の
    選択信号を、上記第1のファクシミリ装置の制御手段か
    ら上記第1のファクシミリ装置のパラメータメモリ装置
    をアクセスするために出力する第1の選択信号に代え
    て、上記第1のファクシミリ装置のパラメータメモリ装
    置に加え、 上記第2のファクシミリ装置が上記外部メモリユニット
    からデータを読み出して上記第2のパラメータメモリ装
    置に保存する動作を行うことで、上記第2のファクシミ
    リ装置のパラメータメモリ装置から読み出したパラメー
    タデータを、上記第1のファクシミリ装置のパラメータ
    メモリ装置に保存することを特徴とするファクシミリ装
    置の制御方法。
  3. 【請求項3】 装置固有のパラメータデータを記憶する
    パラメータメモリ装置を備えたファクシミリ装置の制御
    方法において、 ファクシミリ装置には、外部メモリユニットを着脱自在
    に取り付けるためのインタフェース手段を備え、 2つの上記ファクシミリ装置を、上記インタフェース手
    段に取り付けられる連結手段により連結して、それぞれ
    の内部バスを相互に接続するとともに、 上記連結手段から上記第1のファクシミリ装置にはスリ
    ープ信号を出力し、その第1のファクシミリ装置の制御
    手段は、上記内部バスの入出力端をハイインピーダンス
    に設定する一方、 上記第2のファクシミリ装置の制御手段は、上記第1の
    ファクシミリ装置のパラメータメモリ装置から読み出し
    たパラメータデータを、上記第2のファクシミリ装置の
    パラメータメモリ装置に保存することを特徴とするファ
    クシミリ装置の制御方法。
  4. 【請求項4】 装置の動作制御プログラムを記憶したプ
    ログラムメモリ装置を備え、制御手段が、上記プログラ
    ムメモリ装置に記憶されている動作制御プログラムを実
    行して所定の装置機能を実現するファクシミリ装置の制
    御方法において、 ファクシミリ装置には、外部メモリユニットを着脱自在
    に取り付けるためのインタフェース手段を備え、 2つの上記ファクシミリ装置を、上記インタフェース手
    段に取り付けられる連結手段により連結して、それぞれ
    の内部バスを相互に接続するとともに、 上記連結手段から上記第1のファクシミリ装置にはスリ
    ープ信号を出力し、その第1のファクシミリ装置の制御
    手段は、上記内部バスの入出力端をハイインピーダンス
    に設定する一方、 上記連結手段から上記第2のファクシミリ装置には制御
    信号交換信号を出力し、その第2のファクシミリ装置の
    制御手段が上記第2のプログラムメモリ装置をアクセス
    するために出力する第1の選択信号と、上記第2のファ
    クシミリ装置の制御手段が上記インタフェース手段を介
    して上記外部メモリユニットをアクセスするために出力
    する第2の選択信号を交換させ、 上記連結手段により、上記第2のファクシミリ装置の制
    御手段が上記インタフェース手段に出力する上記第2の
    選択信号を、上記第1のファクシミリ装置の制御手段か
    ら上記第1のファクシミリ装置のプログラムメモリ装置
    をアクセスするために出力する第1の選択信号に代え
    て、上記第1のファクシミリ装置のプログラム装置に加
    え、 上記第2のファクシミリ装置の制御手段が、上記第1の
    ファクシミリ装置のプログラムメモリ装置に記憶された
    動作制御プログラムを実行することを特徴とするファク
    シミリ装置の制御方法。
  5. 【請求項5】 装置の動作制御プログラムを記憶したフ
    ラッシュROM装置を備え、制御手段が、上記プログラ
    ムメモリ手段に記憶されている動作制御プログラムを実
    行して所定の装置機能を実現するファクシミリ装置の制
    御方法において、 ファクシミリ装置には、外部メモリユニットを着脱自在
    に取り付けるためのインタフェース手段を備え、 2つの上記ファクシミリ装置を、上記インタフェース手
    段に取り付けられる連結手段により連結して、それぞれ
    の内部バスを相互に接続するとともに、 上記連結手段から上記第1のファクシミリ装置にはスリ
    ープ信号を出力し、その第1のファクシミリ装置の制御
    手段は、上記内部バスの入出力端をハイインピーダンス
    に設定する一方、 上記第2のファクシミリ装置の制御手段は、上記第1の
    ファクシミリ装置のフラッシュROM装置に記憶された
    動作制御プログラムを読み出し、上記第2のファクシミ
    リ装置のフラッシュROM装置の記憶内容を、その読み
    出した動作制御プログラムにより書き換えることを特徴
    とするファクシミリ装置の制御方法。
  6. 【請求項6】 装置の動作制御プログラムを記憶したフ
    ラッシュROM装置を備え、制御手段が、上記プログラ
    ムメモリ手段に記憶されている動作制御プログラムを実
    行して所定の装置機能を実現するファクシミリ装置の制
    御方法において、 ファクシミリ装置には、外部メモリユニットを着脱自在
    に取り付けるためのインタフェース手段を備え、 2つの上記ファクシミリ装置を、上記インタフェース手
    段に取り付けられる連結手段により連結して、それぞれ
    の内部バスを相互に接続するとともに、 上記連結手段から上記第1のファクシミリ装置にはスリ
    ープ信号を出力し、その第1のファクシミリ装置の制御
    手段は、上記内部バスの入出力端をハイインピーダンス
    に設定する一方、 上記第2のファクシミリ装置の制御手段は、上記第2の
    ファクシミリ装置のフラッシュROM装置に記憶された
    動作制御プログラムを読み出し、上記第1のファクシミ
    リ装置のフラッシュROM装置の記憶内容を、その読み
    出した動作制御プログラムにより書き換えることを特徴
    とするファクシミリ装置の制御方法。
  7. 【請求項7】 装置の動作制御プログラムを記憶したフ
    ラッシュROM装置を備え、制御手段が、上記プログラ
    ムメモリ手段に記憶されている動作制御プログラムを実
    行して所定の装置機能を実現するファクシミリ装置の制
    御方法において、 ファクシミリ装置には、外部メモリユニットを着脱自在
    に取り付けるためのインタフェース手段を備え、 2つの上記ファクシミリ装置を、上記インタフェース手
    段に取り付けられる連結手段により連結して、それぞれ
    の内部バスを相互に接続するとともに、 上記連結手段から上記第1のファクシミリ装置にはスリ
    ープ信号を出力し、その第1のファクシミリ装置の制御
    手段は、上記内部バスの入出力端をハイインピーダンス
    に設定する一方、 上記連結手段により、上記第2のファクシミリ装置の制
    御手段が上記インタフェース手段に出力する上記第2の
    選択信号を、上記第1のファクシミリ装置の制御手段か
    ら上記第1のファクシミリ装置のフラッシュROM装置
    をアクセスするために出力する第1の選択信号に代え
    て、上記第1のファクシミリ装置のフラッシュROM装
    置に加え、 上記連結手段から上記第2のファクシミリ装置に制御信
    号交換信号が出力されているときには、その第2のファ
    クシミリ装置の制御手段は、上記第2のフラッシュRO
    M装置をアクセスするために出力する第1の選択信号
    と、上記第2のファクシミリ装置の制御手段が上記イン
    タフェース手段を介して上記第1のファクシミリ装置の
    上記第1のフラッシュROM装置をアクセスするために
    出力する第2の選択信号を交換するとともに、上記第2
    のファクシミリ装置の制御手段は、上記第1のファクシ
    ミリ装置のフラッシュROM装置に記憶された動作制御
    プログラムを読み出し、上記第2のファクシミリ装置の
    フラッシュROM装置の記憶内容を、その読み出した動
    作制御プログラムにより書き換える動作の指令のみを受
    け付ける一方、上記第2のファクシミリ装置のフラッシ
    ュROM装置に記憶された動作制御プログラムを読み出
    し、上記第1のファクシミリ装置のフラッシュROM装
    置の記憶内容を、その読み出した動作制御プログラムに
    より書き換える動作の指令を受け付けず、そのときに受
    け付けた指令動作を実行する一方、 上記連結手段から上記第2のファクシミリ装置に制御信
    号交換信号が出力されていないときには、上記第2のフ
    ァクシミリ装置の制御手段は、上記第2のファクシミリ
    装置のフラッシュROM装置に記憶された動作制御プロ
    グラムを読み出し、上記第1のファクシミリ装置のフラ
    ッシュROM装置の記憶内容を、その読み出した動作制
    御プログラムにより書き換える動作の指令のみを受け付
    ける一方、上記第1のファクシミリ装置のフラッシュR
    OM装置に記憶された動作制御プログラムを読み出し、
    上記第2のファクシミリ装置のフラッシュROM装置の
    記憶内容を、その読み出した動作制御プログラムにより
    書き換える動作の指令を受け付けず、そのときに受け付
    けた指令動作を実行するようにしたことを特徴とするフ
    ァクシミリ装置の制御方法。
  8. 【請求項8】 前記第1のファクシミリ装置は、当該フ
    ァクシミリ装置の制御手段ユニットのみからなるシステ
    ム制御基板であることを特徴とする請求項1または請求
    項2または請求項3または請求項4または請求項5また
    は請求項6または請求項7記載のファクシミリ装置の制
    御方法。
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