JP2000089939A - 制御プログラム更新方式 - Google Patents

制御プログラム更新方式

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JP2000089939A
JP2000089939A JP10254325A JP25432598A JP2000089939A JP 2000089939 A JP2000089939 A JP 2000089939A JP 10254325 A JP10254325 A JP 10254325A JP 25432598 A JP25432598 A JP 25432598A JP 2000089939 A JP2000089939 A JP 2000089939A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不慮の装置再開があっても再度制御プログラ
ムをダウンロードする必要がない制御プログラム更新方
式およびそのシステムを提供する。 【解決手段】 ダウンロードした制御プログラムを記憶
する2系統の記憶手段、2系統の記憶手段のダウンロー
ド開始後運用前を示す2系統のフラグ、装置全体につい
てのダウンロード開始後運用前を示すフラグ、制御部を
有し、制御部は、待機系記憶手段にダウンロードした新
制御プログラムを書き込み、運用前に装置再開したとき
には現用系記憶手段内の旧制御プログラムを稼働させ、
運用開始時又は運用開始後に装置再開したときにはかつ
て待機系記憶手段であった新たな現用系記憶手段内の新
制御プログラムを稼働させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御プログラム更
新方式に関し、特に無線制御局から制御プログラムをダ
ウンロードしてから、更新指示があったときに新たにダ
ウンロードした制御プログラムの実行を開始する制御プ
ログラム更新方式に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば移動体通信システムでは良く知ら
れているように、無線制御局に複数の無線基地局が接続
されており、各無線基地局は無線制御局で制御されてい
る。この無線基地局の制御は、上位局である無線制御局
から制御プログラムをダウンロードして行われるが、無
線制御局が無線基地局の制御内容を変更する場合には、
各無線基地局の制御プログラムを一斉に変更する必要が
ある。そしてプログラムのダウンロードは時間がかかる
ので、例えば昼間にそれぞれの無線基地局へ新たな制御
プログラムをダウンロードしておき、夜間の通話量の少
ない時間に、無線制御局から各無線基地局へ同時に更新
指示を出し、各無線基地局はこの更新指示により装置立
ち上げ時に制御プログラムを切り替えている。
【0003】然しながら無線基地局に新しい制御プログ
ラムをダウンロードした状態で、無線制御局からの制御
プログラム更新指示がくる前に、無線基地局で不慮にリ
セットされた場合、この無線基地局だけ制御プログラム
が更新されてしまい、他の無線基地局と同期が取れなく
なってしまう。
【0004】この問題を解決する方式として、例えば本
願発明者による特開平9−325891号公報に記載の
「制御プログラム更新制御方式」がある。この方式は、
複数の無線基地局が無線制御局から新制御プログラムを
運用メモリにダウンロードする場合、運用中の旧制御プ
ログラムを一旦運用メモリからバックアップメモリへ保
存してからダウンロードを行い、ダウンロードが終了す
る前に無線基地局がリセットされてしまい再スタートす
る場合に、ダウンロードの開始を示すダウンロード実行
フラグと更新指示を示す切り替えフラグとを参照して、
更新指示前にリセットがかかったことを検出した場合に
は、バックアップメモリへ保存しておいた旧制御プログ
ラムを運用メモリに戻してから実行することにより、他
の無線基地局と制御プログラムを合わせると共に、再度
のダウンロードを無線制御局に要求する方式である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術には以
下に示す問題点がある。
【0006】第一の問題点は、上述した様にプログラム
更新指示待ちの状態で不慮のリセットにより無線基地局
の装置運用が再開された場合、再度、新制御プログラム
をダウンロードしなければならないことである。その理
由は、バックアップメモリに保存した制御プログラムを
運用メモリへ戻すため、新制御プログラムが破棄されて
しまう事である。
【0007】第二の問題点は、保守者が新制御プログラ
ムへの更新を行う際に新制御プログラムが各無線基地局
の運用メモリにダウンロードされているかどうかを、全
無線基地局分の版数を調べることにより確認しなければ
ならないことである。
【0008】本発明は、保守者からのプログラム更新指
示待ちの状態で不慮の装置の動作再開が行われても、再
度、新制御プログラムをダウンロードする事なくプログ
ラム更新が行える無線基地局のための不慮の動作再開に
よる再ダウンロード防止方法を提供することを目的とす
る。
【0009】本発明は、不慮の装置再開があっても再度
制御プログラムをダウンロードする必要がない制御プロ
グラム更新方式およびそのシステムを提供することを目
的とする。
【0010】また、本発明は、更新指示する前に保守者
がダウンロードされている制御プログラムの版数を確認
する必要をなくした制御プログラム更新方式およびその
システムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による制御プログ
ラム更新方式は、上位局から新制御プログラムをダウン
ロードし、ダウンロード後に前記上位局から更新指示を
受けたときに旧制御プログラムによる運用を中止し、前
記新制御プログラムによる運用を開始する制御プログラ
ム更新方式において、ダウンロードした新制御プログラ
ム又は旧制御プログラムを記憶し一方が現用系に他方が
待機系に割り当てられる2系統の記憶手段と、該2系統
の記憶手段の内容のダウンロード開始後運用前を示す2
系統のフラグと、装置全体についてのダウンロード開始
後運用前を示すフラグと、制御部とを有し、前記制御部
は、前記各フラグを操作、判定することにより、ダウン
ロードした新制御プログラムを待機系記憶手段に書き込
み、運用前に装置再開したときには現用系記憶手段内の
旧制御プログラムを稼働させ、運用開始時又は運用開始
後に装置再開したときにはかつて待機系記憶手段であっ
た新たな現用系記憶手段内の新制御プログラムを稼働さ
せることを特徴とする。
【0012】また、本発明による制御プログラム更新方
式は、上位局から新制御プログラムをダウンロードし、
ダウンロード後に前記上位局から更新指示を受けたとき
に旧制御プログラムによる運用を中止し、前記新制御プ
ログラムによる運用を開始する制御プログラム更新方式
において、前記上位局と通信をする回線監視制御部と、
前記新制御プログラム又は前記旧プログラムを記憶し一
方が現用系に他方が待機系に割り当てられる2系統の第
1の記憶部と、第2の記憶部と、更新フラグと、前記2
系統の第1の記憶部に対応した2系統のダウンロード実
行フラグと、中央制御部と、該中央制御部が、前記上位
局から前記回線監視制御部がダウンロード開始要求を受
信したときに、前記更新フラグをリセットし、待機系の
ダウンロード実行フラグをセットし、前記上位局から前
記回線監視制御部が前記新制御プログラムを受信したと
きに、該新制御プログラムを待機系の第1の記憶部に書
き込み、前記上位局から前記回線監視制御部が更新要求
を受信したときに、前記更新フラグをセットして現用系
と待機系との割り当てを切り替え動作を再開し、動作再
開時に、前記更新フラグを判定し、該更新フラグがセッ
トされていれば、現在の現用系の第1の記憶部に記憶さ
れている新制御プログラムを前記第2の記憶部に転送
し、現用系のダウンロード実行フラグをリセットし、前
記第2の記憶部に転送された新制御プログラムを実行
し、前記更新フラグがリセットされていれば、現在の現
用系のダウンロード実行フラグを判定し、該現用系のダ
ウンロード実行フラグがセットされていれば、現在の待
機系の第1の記憶部に記憶されている旧制御プログラム
を前記第2の記憶部に転送して、現用系と待機系との割
り当てを切り替え、前記第2の記憶部に転送された旧制
御プログラムを実行し、前記現用系のダウンロード実行
フラグがリセットされていれば、現在の現用系の第1の
記憶部に記憶されている旧制御プログラムを前記第2の
記憶部に転送して、該第2の記憶部に転送された旧制御
プログラムを実行するためのシステムプログラムを記録
した記録媒体と、を備えることを特徴とする。
【0013】本発明による制御プログラム更新方式は、
上記の制御プログラム方式を有する下位局と、該基地局
に前記制御プログラムを送出し、前記更新指示を送出す
る上位局とを有することを特徴とする。
【0014】また、本発明による制御プログラム更新方
式は、上記の制御プログラム更新方式において、前記シ
ステムプログラムは、前記中央制御部が、前記上位局か
らダウンロード終了要求を受信したときに、ダウンロー
ドが正常に終了しているときにのみ、前記上位局にダウ
ンロード終了応答を返信するための追加部を有すること
を特徴とする。
【0015】更に、本発明による制御プログラム更新方
式は、上記の制御プログラム更新方式において、前記シ
ステムプログラムは、前記中央制御部が、前記上位局か
らダウンロード終了要求を受信したときに、ダウンロー
ドが正常に終了しているときに、前記上位局にエラー値
を有しないダウンロード終了応答を返信し、ダウンロー
ドが正常に終了していないときに、前記上位局にエラー
値を有するダウンロード終了応答を返信するための追加
部を有することを特徴とする。
【0016】また、本発明による制御プログラム更新方
式は、上記の制御プログラム方式を有する下位局と、該
基地局に前記制御プログラムを送出し、前記更新指示を
送出し、ダウンロードが正常に終了していないことを検
出したときに前記制御プログラムの送出を再開する上位
局とを有することを特徴とする。
【0017】更に、本発明による制御プログラム更新方
式は、上記の制御プログラム更新方式において、前記シ
ステムプログラムは、前記中央制御部が、上位局から前
記回線監視制御部がバックアップ要求を受信したとき
に、運用系の第1の記憶部の内容を待機系の第1の記憶
部にコピーするための追加部を有することを特徴とす
る。
【0018】更に、本発明による制御プログラム更新方
式は、上記の制御プログラム方式を有する下位局と、該
基地局に前記制御プログラムを送出し、前記更新指示を
送出し、ダウンロードが正常に終了していないことを検
出したときに前記制御プログラムの送出を再開し、前記
新制御プログラムでの運用が正常であると判定したとき
に、前記バックアップ要求を送出する上位局とを有する
ことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0020】図1は本発明の実施形態による無線基地局
の構成及び無線制御局を示すブロック図、図2は本発明
の実施形態による無線基地局のシステム立ち上げ時の動
作の一例を示すフロチャート、図3、4は本発明の実施
形態による無線基地局の制御プログラムをダウンロード
する時の動作の一例を示すフロチャートである。
【0021】図1を参照すると無線基地局10は、全体
を制御する中央監視制御部11と、ネットワークを介し
て無線制御局30と通信を行う回線監視制御部12と、
ダウンロートされた新制御プログラムで立ち上がるの
か、それともダウンロード前の旧制御プログラムで立ち
上がるのかを判断するための更新フラグ13と、制御プ
ログラムを格納し、且つ合わせて2重化構成となってい
る現用系SDM(Semiconductor Dynamic Memory)部(現
用系運用メモリ)14と待機系SDM部(待機系運用メ
モリ)16と、現用系SDM部14のダウンロード実行
状態を示す現用系ダウンロード実行フラグ15と、待機
系SDM部16のダウンロード実行状態を示す待機系ダ
ウンロード実行フラグ17と、IPL(Initial Program
Loader)を予め格納するROM20と、現用系SDM部
14,または待機系SDM部17に格納されている制御
プログラムを実行するためのプログラムエリア21を備
える。
【0022】次に図1、図2、図3及び図4を参照して
本実施形態の動作について詳細に説明する。
【0023】システムのサービス開始前に予め現用系S
DM部14と待機系SDM部17には外部より書き込み
治具を使い同じ版数の制御プログラムを書き込んでお
く。無線基地局10を監視制御する中央制御部11は予
めROM21に格納されているIPLを起動し(S20
1)、更新フラグ13を読み込み(S202)、更新フ
ラグ13がセットされているかどうかを判定する(S2
03)。
【0024】更新フラグ13がセットされていれば、現
用系SDM部14に書き込まれている制御プログラムを
プログラムエリア21に転送して現用系SDM14に書
き込まれている制御プログラムで無線基地局10の運用
を開始する(S208)。
【0025】更新フラグ13がリセットされていれば、
先ず現用系ダウンロード実行フラグ15を読み出し(S
204)、現用系ダウンロード実行フラグ15がセット
されているかどうかを判定し(S205)、現用系ダウ
ンロード実行フラグ15がリセットされていれば、現用
系SDM部14に書き込まれている制御プログラムをプ
ログラムエリアに21に転送して現用系SDM14に書
き込まれている制御プログラムで無線基地局10の運用
を開始する(S206)。
【0026】現用系ダウンロード実行フラグ15がセッ
トされていれば、待機系SDM部16に書き込まれてい
る制御プログラムをプログラムエリア21に転送して待
機系SDM部16に書き込まれている制御プログラムで
無線基地局10の運用を開始する(S207)。
【0027】システム運用中に無線基地局10を運用し
ている制御プログラムの変更が必要になった場合、無線
制御局30はネットワーク31を介して無線基地局10
に新制御プログラムのダウンロード開始要求を送信する
(S301)。ネットワーク31を介して無線基地局1
0に送信されたダウンロード開始要求は回線監視制御部
12が受信し、この時、中央制御部11は更新フラグ1
3をリセットし(S302)、更に、待機系ダウンロー
ド実行フラグ18をセットし(S303)、無線制御局
30にダウンロード開始応答を返す(S304)。
【0028】無線制御局30はダウンロード開始応答を
受信後、新制御プログラムをある決まったデータ長のブ
ロックに分割し、分割したブロックを無線基地局10へ
送出する。無線基地局10では回線監視制御部12が新
制御プログラムのブロックを受信し(S305、S30
7)、受信したデータを中央制御部11が待機系SDM
部16に格納する(S306、S308)。
【0029】無線制御局30は新制御プログラムの全て
のブロックの転送を終えたならば無線基地局10にダウ
ンロード終了要求を送出する(S309)。無線基地局
10は、ダウンロード終了要求を受信するとダウンロー
ド終了応答を無線制御局30に返す。
【0030】その後、無線制御局30よりプログラム更
新指示を受け付けた場合(S311)、更新フラグ13
をセットした後(S312)、無線制御局30にプログ
ラム更新指示応答を返して(S313)、現用系SDM
部14と待機系SDM部17の現用系と待機系の系切替
を行ってから装置再開を行い(S314)、ステップS
315に進む。なお、系切替を行ってから装置再開を行
うまでの間に切替後の現用系SDM部14から切替後の
待機系SDM部16の新制御プログラムをコピーして、
新制御プログラムにより運用が始まった後の不慮の装置
再開時の系の不確定性に備える。即ち、新制御プログラ
ムにより運用が始まった後に不慮の装置再開時にどちら
の系が運用系になっても良いようにする。このコピーは
新制御プログラムでテスト運用した後に無線制御局30
が問題無しと判断した時点で無線基地局10に送出する
バックアップ要求により開始される。
【0031】無線基地局10では、装置再開が始まる
と、中央制御部11で実行されるROM20に予め格納
されているIPLが更新フラグ13を読み込み(S31
5)、更新フラグ13がセットされているかどうかを判
定し(S316)、セットされていれば(切替後の)現
用系SDM部14から新制御プログラムをプログラムエ
リア21へ転送し(S317)、現用系ダウンロード実
行フラグ15をリセットし(S318)、新制御プログ
ラムで無線基地局10の運用を開始する。これが正常な
プログラム更新指示による装置再開があった場合の動作
である。また、正常なプログラム更新指示による装置再
開があった後に不慮の装置再開があった場合の動作でも
ある。但し、後者の場合は既に現用系ダウンロード実行
フラグは既にリセットされている。
【0032】次に、ダウンロードを開始してから無線制
御局30よりプログラム更新指示が来るまでの間に不慮
の装置再開があった場合の動作を説明する。
【0033】ダウンロードを開始してから無線制御局3
0よりプログラム更新指示(S311)が来るまでの間
に不慮の装置再開が発生した場合、更新フラグ13はリ
セットされたままである。この場合、S316の判定か
らS319に進む。不慮の装置再開後は2つの系のうち
どちらが現用系となりどちらが待機系となるかは不確定
となる。不慮の装置再開時後の現用系が再開前の待機系
である場合には、そこにはダウンロードの途中の或いは
ダウンロードが終了した後の新制御プログラムが記憶さ
れているので、そこにある新制御プログラムを読み込む
ことを避けなくてはならない。従って、装置再開後の現
用系ダウンロード実行フラグを読み込み(S319)、
現用系ダウンロード実行フラグがセットされているか否
かを判定し(S320)、セットされていれば待機系S
DM16から旧制御プログラムをプログラムエリア21
に転送してから(S322)、運用を開始し、セットさ
れていなければ現用系SDM14から旧制御プログラム
をプログラムエリア21に転送してから(S321)、
運用をする。
【0034】ダウンロードが終了してから不慮の装置再
開があった場合には、現用系ダウンロード実行フラグが
セットされている場合には現用系SDM14に新制御プ
ログラムが保存されていて、リセットされている場合に
は待機系SDM16に新制御プログラムが保存されてい
る。
【0035】ダウンロードの最中に不慮の装置再開があ
った場合には、無線基地局10は、無線制御局30から
のダウンロード終了要求(S309)の後のダウンロー
ド終了応答(S310)を返信しなくなる、或いはダウ
ンロード終了応答にエラー値を入れるので、無線制御局
30は、これを検出し、再度ダウンロード開始要求を送
出し(S301)、無線基地局10は、ステップ301
からステップS310の動作を再開する。
【0036】なお、ステップS322に進んだときに
は、運用を開始する前に現用系と待機系を切り替える
(S323)。こうすることにより、再ダウンロードが
開始された場合に、旧制御プログラムが破壊されるのを
防ぐことができ、再度不慮の装置再開があった場合に備
えることができる、また、こうすることにより、ステッ
プS314での系の切替を行った後の現用系を新制御プ
ログラムの入った系とすることができる。
【0037】以上の動作により、ダウンロードが終了し
た後に、不慮の装置再開があっても新制御プログラムを
破棄することなく無線基地局10を運用し、無線制御局
30より新制御プログラムを再度ダウンロードする必要
が無くなる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば以
下の効果が奏される。
【0039】第1の効果は、無線制御局からプログラム
更新指示が来る前に無線基地局に不慮の装置再開が発生
しても、ダウンロードした新制御プログラムを破棄する
ことなく、今まで運用していた制御プログラムで運用を
開始する事ができるので、再度、無線制御局より新制御
プログラムをダウンロードする必要が無くなる。
【0040】何故ならば、SDM部を2系統設け、今ま
で運用していた旧制御プログラムを片側の系のSDM部
に保存したまま、もう一方の系のSDM部に新制御プロ
グラムをダウンロードするからである。
【0041】第2の効果は、無線制御局側から全無線基
地局に一斉にプログラム更新指示を出して、全無線基地
局にダウンロードされている新制御プログラムを実行さ
せる時に、保守者は事前に無線基地局全数分のプログラ
ム版数を確認する必要が無くなる。
【0042】何故ならば、プログラム更新指示を出す前
に無線基地局に無線基地局で不慮の装置再開が発生して
も、確実に新制御プログラムが実行されるためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による無線基地局の構成と無
線基地局と通信をする無線制御局を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の実施形態による無線基地局のシステム
立ち上げ時の動作のフロチャートである。
【図3】本発明の実施形態による無線基地局のシステム
立ち上げ後の動作のフロチャートである。
【図4】本発明の実施形態による無線基地局のシステム
立ち上げ後の動作のフロチャートである。
【符号の説明】
10 無線基地局 11 中央制御部 12 回線監視制御部 13 更新フラグ 14 現用系SDM部 15 現用系ダウンロード実行フラグ 16 待機系SDM部 17 待機系ダウンロード実行フラグ 20 ROM 21 プログラムエリア 30 無線制御局 31 ネットワーク
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年7月6日(1999.7.6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 制御プログラム更新方式
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項】 請求項3又は4に記載の制御プログラム
更新方式において、前記上位局は、ダウンロードが正常
に終了していないことを検出したときに前記制御プログ
ラムの送出を再開する手段を備えたことを特徴とする制
御プログラム更新方式
【請求項】 請求項5に記載の制御プログラム更新方
式において、前記上位局は、ダウンロードが正常に終了
していないことを検出したときに前記制御プログラムの
送出を再開し、前記新制御プログラムでの運用が正常で
あると判定したときに、前記バックアップ要求を送出す
手段を備えたことを特徴とする制御プログラム更新

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位局から新制御プログラムをダウンロ
    ードし、ダウンロード後に前記上位局から更新指示を受
    けたときに旧制御プログラムによる運用を中止し、前記
    新制御プログラムによる運用を開始する制御プログラム
    更新方式において、 ダウンロードした新制御プログラム又は旧制御プログラ
    ムを記憶し一方が現用系に他方が待機系に割り当てられ
    る2系統の記憶手段と、該2系統の記憶手段の内容のダ
    ウンロード開始後運用前を示す2系統のフラグと、装置
    全体についてのダウンロード開始後運用前を示すフラグ
    と、制御部とを有し、前記制御部は、前記各フラグを操
    作、判定することにより、ダウンロードした新制御プロ
    グラムを待機系記憶手段に書き込み、運用前に装置再開
    したときには現用系記憶手段内の旧制御プログラムを稼
    働させ、運用開始時又は運用開始後に装置再開したとき
    にはかつて待機系記憶手段であった新たな現用系記憶手
    段内の新制御プログラムを稼働させることを特徴とする
    制御プログラム更新方式。
  2. 【請求項2】 上位局から新制御プログラムをダウンロ
    ードし、ダウンロード後に前記上位局から更新指示を受
    けたときに旧制御プログラムによる運用を中止し、前記
    新制御プログラムによる運用を開始する制御プログラム
    更新方式において、 前記上位局と通信をする回線監視制御部と、 前記新制御プログラム又は前記旧プログラムを記憶し一
    方が現用系に他方が待機系に割り当てられる2系統の第
    1の記憶部と、 第2の記憶部と、 更新フラグと、 前記2系統の第1の記憶部に対応した2系統のダウンロ
    ード実行フラグと、 中央制御部と、 該中央制御部が、前記上位局から前記回線監視制御部が
    ダウンロード開始要求を受信したときに、前記更新フラ
    グをリセットし、待機系のダウンロード実行フラグをセ
    ットし、前記上位局から前記回線監視制御部が前記新制
    御プログラムを受信したときに、該新制御プログラムを
    待機系の第1の記憶部に書き込み、前記上位局から前記
    回線監視制御部が更新要求を受信したときに、前記更新
    フラグをセットして現用系と待機系との割り当てを切り
    替え動作を再開し、動作再開時に、前記更新フラグを判
    定し、該更新フラグがセットされていれば、現在の現用
    系の第1の記憶部に記憶されている新制御プログラムを
    前記第2の記憶部に転送し、現用系のダウンロード実行
    フラグをリセットし、前記第2の記憶部に転送された新
    制御プログラムを実行し、前記更新フラグがリセットさ
    れていれば、現在の現用系のダウンロード実行フラグを
    判定し、該現用系のダウンロード実行フラグがセットさ
    れていれば、現在の待機系の第1の記憶部に記憶されて
    いる旧制御プログラムを前記第2の記憶部に転送して、
    現用系と待機系との割り当てを切り替え、前記第2の記
    憶部に転送された旧制御プログラムを実行し、前記現用
    系のダウンロード実行フラグがリセットされていれば、
    現在の現用系の第1の記憶部に記憶されている旧制御プ
    ログラムを前記第2の記憶部に転送して、該第2の記憶
    部に転送された旧制御プログラムを実行するためのシス
    テムプログラムを記録した記録媒体と、 を備えることを特徴とする制御プログラム更新方式。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の制御プログラム更新方
    式において、 前記システムプログラムは、前記中央制御部が、前記上
    位局からダウンロード終了要求を受信したときに、ダウ
    ンロードが正常に終了しているときにのみ、前記上位局
    にダウンロード終了応答を返信するための追加部を有す
    ることを特徴とする制御プログラム更新方式。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3に記載の制御プログラム
    更新方式において、 前記システムプログラムは、前記中央制御部が、前記上
    位局からダウンロード終了要求を受信したときに、ダウ
    ンロードが正常に終了しているときに、前記上位局にエ
    ラー値を有しないダウンロード終了応答を返信し、ダウ
    ンロードが正常に終了していないときに、前記上位局に
    エラー値を有するダウンロード終了応答を返信するため
    の追加部を有することを特徴とする制御プログラム更新
    方式。
  5. 【請求項5】 請求項2乃至4に記載の制御プログラム
    更新方式において、 前記システムプログラムは、前記中央制御部が、上位局
    から前記回線監視制御部がバックアップ要求を受信した
    ときに、運用系の第1の記憶部の内容を待機系の第1の
    記憶部にコピーするための追加部を有することを特徴と
    する制御プログラム更新方式。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載の制御プログラム方式を
    有する下位局と、該基地局に前記制御プログラムを送出
    し、前記更新指示を送出する上位局とを有することを特
    徴とする制御プログラム更新システム。
  7. 【請求項7】 請求項3又は4に記載の制御プログラム
    方式を有する下位局と、該基地局に前記制御プログラム
    を送出し、前記更新指示を送出し、ダウンロードが正常
    に終了していないことを検出したときに前記制御プログ
    ラムの送出を再開する上位局とを有することを特徴とす
    る制御プログラム更新システム。
  8. 【請求項8】 請求項5に記載の制御プログラム方式を
    有する下位局と、該基地局に前記制御プログラムを送出
    し、前記更新指示を送出し、ダウンロードが正常に終了
    していないことを検出したときに前記制御プログラムの
    送出を再開し、前記新制御プログラムでの運用が正常で
    あると判定したときに、前記バックアップ要求を送出す
    る上位局とを有することを特徴とする制御プログラム更
    新システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100418320C (zh) * 2006-10-20 2008-09-10 清华大学 基于移动存储设备的互联网络数据主动获取方法
JP2010218274A (ja) * 2009-03-17 2010-09-30 Mitsubishi Electric Corp 無線基地局および無線通信方式切り替え方法
JP2018055593A (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 ソフトバンク株式会社 無線装置のソフトウェア更新方法及ソフトウェア更新サーバ

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