JP2012150725A - データ更新装置、データ更新システム、データ更新プログラム、及びデータ更新方法 - Google Patents

データ更新装置、データ更新システム、データ更新プログラム、及びデータ更新方法 Download PDF

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Abstract

【課題】コンピュータの動作に用いられるデータに対する更新の確実性を向上できるデータ更新装置、データ更新システム、データ更新プログラム、及びデータ更新方法を提供する。
【解決手段】データロガー500は、コンピュータの動作に用いられるデータの更新を命じるコマンドを表すコマンド情報と、太陽光発電装置が設置された地域における気象を表す気象情報とを取得する情報取得部520を備える。また、データロガー500は、取得された気象情報で表される気象に基づいて、データの更新が行われる更新期間において太陽光発電装置の発電状態が安定しているか否かを予測する状態予測部570をさらに備える。また、データロガー500は、発電状態が安定していると予測された場合に、太陽光発電装置により発電された電力を用いて、コマンド情報で表されるコマンドに従ったデータの更新を行うデータ更新部580をさらに備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、コンピュータの動作に用いられるデータを更新するデータ更新装置、データ更新システム、データ更新プログラム、及びデータ更新方法に関する。
この種の技術として、例えば、特許文献1には、マイクロコンピュータ(以下、マイコンという)のBIOS(Basic Input/Output System)プログラムの更新に必要な主電源による電力の供給を、内蔵電池でバックアップする技術が開示されている。
特開2003−15781号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術では、内蔵電池などのバックアップ電源を有しなければ、プログラムの更新中に主電源による電力の供給が不安定になると、プログラムが正常に更新されないおそれがあるという問題があった。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、コンピュータの動作に用いられるデータに対する更新の確実性を向上できるデータ更新装置、データ更新システム、データ更新プログラム、及びデータ更新方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係るデータ更新装置は、
コンピュータの動作に用いられるデータの更新を命じるコマンドを表すコマンド情報と、太陽光又は風力を用いて発電を行う発電装置が設置された地域における気象を表す気象情報とを取得する情報取得手段と、
前記情報取得手段で取得された気象情報で表される気象に基づいて、前記データの更新が行われる更新期間において前記発電装置の発電状態が安定しているか否かを予測する状態予測手段と、
前記状態予測手段によって前記発電状態が安定していると予測された場合に、前記発電装置により発電された電力を用いて、前記コマンド情報で表されるコマンドに従った前記データの更新を行うデータ更新手段と、を備える。
また、本発明の第2の観点に係るデータ更新システムは、
コンピュータの動作に用いられるデータの更新を命じるコマンドを送信するサーバ装置と、
太陽光又は風力を用いて発電を行う発電装置が設置された地域における気象を計測する計測手段と、
前記計測手段で計測された気象に基づいて、前記データの更新が行われる更新期間において前記発電装置の発電状態が安定しているか否かを予測する状態予測手段と、
前記状態予測手段によって前記発電状態が安定していると予測された場合に、前記発電装置により発電された電力を用いて、前記コマンドに従った前記データの更新を行うデータ更新手段と、を備える。
また、本発明の第3の観点に係るデータ更新プログラムは、
コンピュータを、
前記コンピュータの動作に用いられるデータの更新を命じるコマンドを表すコマンド情報と、太陽光又は風力を用いて発電を行う発電装置が設置された地域における気象を表す気象情報とを取得する情報取得手段、
前記情報取得手段で取得された気象情報で表される気象に基づいて、前記データの更新が行われる更新期間において前記発電装置の発電状態が安定しているか否かを予測する状態予測手段、
前記状態予測手段によって前記発電状態が安定していると予測された場合に、前記発電装置により発電された電力を用いて、前記コマンド情報で表されるコマンドに従った前記データの更新を行うデータ更新手段、として機能させる。
また、本発明の第4の観点に係るデータ更新方法は、
コンピュータの動作に用いられるデータの更新を命じるコマンドを表すコマンド情報と、太陽光又は風力を用いて発電を行う発電装置が設置された地域における気象を表す気象情報とを取得する情報取得ステップと、
前記情報取得ステップで取得された気象情報で表される気象に基づいて、前記データの更新が行われる更新期間において前記発電装置の発電状態が安定しているか否かを予測する状態予測ステップと、
前記状態予測ステップによって前記発電状態が安定していると予測された場合に、前記発電装置により発電された電力を用いて、前記コマンド情報で表されるコマンドに従った前記データの更新を行うデータ更新ステップと、を有する。
本発明のデータ更新装置、データ更新システム、データ更新プログラム、及びデータ更新方法によれば、コンピュータの動作に用いられるデータに対する更新の確実性を向上できる。
本発明の実施形態1に係るデータ更新システムの構成を示す概略図である。 本発明の実施形態1に係るデータ更新装置の一例であるデータロガーの構成を示すハードウェア構成図である。 データ更新システムで実行される情報収集処理の処理シーケンスの一例を表すシーケンス図である。 データロガーが有する機能の一例を表す機能ブロック図である。 ログファイルの一例を表す図である。 日没情報テーブルの一例を表す図である。 データロガーが実行するメンテナンス処理の一例を表すフローチャートである。 メンテナンスファイルの一例を表す図である。 データロガーが実行する電源状態判定処理の一例を表すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態に係るデータ更新システム1について、添付図面を参照しつつ説明する。
本発明の実施形態に係るデータ更新システム1は、図1に示すように、住宅Hに設置される。データ更新システム1は、データロガー500の動作に用いられるデータを、太陽光発電モジュール100で発電された電力を用いて更新する。
尚、データロガーの動作に用いられるデータは、例えば、データロガーが実行するファームウェアなどのプログラムや、動作プログラムの実行に用いる設定ファイルなどのデータを含む。また、更新された後のデータは、工場出荷時にデータロガーに搭載された機能を拡張した機能、若しくは工場出荷時にデータロガーに搭載された機能とは異なる新たな追加機能の実現に用いられるプログラム若しくはバグが修正されたプログラム、又はこれらのプログラムが使用するデータを含む。
データ更新システム1は、外部通信網10wと、太陽光発電モジュール100と、パワーコンディショナ200と、気温センサ310、湿度センサ320、及び風速センサ330と、サーバ装置400と、データロガー500とで構成される。
外部通信網10wは、例えば、インターネットで構成され、住宅Hの内部に設置されたデータロガー500と、住宅Hの外部に設置されたサーバ装置400とを通信可能に接続する。
太陽光発電モジュール100は、光エネルギーを電力に変換する太陽光発電装置である。太陽光発電モジュール100で発電された電力は、電力線LGを介してパワーコンディショナ200へ供給される。
パワーコンディショナ200は、太陽光発電モジュール100の運転状態を制御する。また、パワーコンディショナ200は、不図示の電力センサを備え、電力線LGを介して太陽光発電モジュール100から供給された電力を、当該電力センサを用いて計測する。その後、パワーコンディショナ200は、計測された電力(つまり、太陽光発電モジュール100の発電量)を表す電力情報と、太陽光発電モジュール100の運転状態を表す情報(以下、運転状態情報という)とを、シリアル回線を介してデータロガー500へ送信する。パワーコンディショナ200は、データロガー500に対して太陽光発電モジュール100で発電された電力を供給する。
気温センサ310、湿度センサ320、及び風速センサ330は、太陽光発電モジュール100が設置された地域と同じ地域に設置されている。気温センサ310、湿度センサ320、及び風速センサ330は、データロガー500を介して供給される電力を用いて、それぞれのセンサ310から330が設置された地域の気温、湿度、及び風速をそれぞれ測定する。気温センサ310、湿度センサ320、及び風速センサ330は、測定された気温を表す気温情報、測定された湿度を表す湿度情報、及び測定された風速を表す風速情報を、それぞれシリアル回線を介してデータロガー500へ送信する。尚、気温情報、湿度情報、及び風速情報は、太陽光発電モジュール100が設置された地域の環境を表す環境情報に含まれる。このため、気温センサ310、湿度センサ320、及び風速センサ330は、環境を測定する環境センサとも称される。また、本明細書において、環境センサ310から330がそれぞれ設置された地域は、例えば、住宅Hの屋根など太陽光発電モジュール100が設置された場所を少なくとも含む。
サーバ装置400は、太陽光発電モジュール100の発電量を表す情報と、発電時刻を表す情報とを対応付けた複数の情報であるログ情報を、データロガー500から受信する。サーバ装置400は、受信したログ情報に基づいて、データロガー500の保守(つまり、メンテナンス)を行う。
データロガー500は、本発明の実施形態に係るデータ更新装置の一例である。データロガー500は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)500a、ROM(Read Only Memory)500b、RAM(Random Access Memory)500c、ハードディスク500d、第1通信回路500f、第2通信回路500g、7SEG(SEGment)表示部品500i、及び操作ボタン500jで構成される。
CPU500aは、ROM500b又はハードディスク500dに保存されたプログラムに従ってソフトウェア処理を実行することで、データロガー500の全体制御を行う。RAM500cは、CPU500aによるプログラムの実行時において、処理対象とする情報(つまり、データ)を一時的に記憶する。
ハードディスク500dは、各種の情報(つまり、データ)を保存した表(つまり、テーブル)を記憶する。尚、データロガー500は、ハードディスク500dの代わりに、フラッシュメモリを備えても良い。
第1通信回路500fは、シリアル回線を介して接続する気温センサ310、湿度センサ320、風速センサ330、及びパワーコンディショナ200との間でデータをシリアル通信する。第2通信回路500gは、外部通信網10wを介して接続するサーバ装置400とデータを通信する。
7SEG表示部品500iは、CPU500aから出力された信号に応じて、例えば、エラーコードなどの各種コードを表示する。操作ボタン500jは、ユーザの操作に応じた信号を入力する。
データロガー500は、パワーコンディショナ200に接続するが、例えば、電力会社から電力を供給される電力線LSと接続したり、電力を蓄電する蓄電池を有したりしていない。このため、データロガー500は、太陽光発電モジュール100が発電した電力をパワーコンディショナ200から供給される場合にのみ動作する。つまり、通常、データロガー500は、夜明けから動作を開始し、日没後に動作を停止する。
データロガー500のCPU500aは、図3にシーケンスを示すような情報取得処理を、図2のハードウェアを用いて実行する。この情報取得処理は、電力情報及び環境情報(つまり、気温情報、湿度情報、及び風速情報)の送信を要求し、要求に応じて送信された情報を取得する処理である。CPU500aは、情報取得処理を実行することで、図4の情報取得部520、情報保存部530、情報検索部560、及び情報出力部550として機能する。また、CPU500aは、ハードディスク500dと協働して、情報記憶部510として機能する。
情報記憶部510は、図5に示すようなログファイルを記憶している。このログファイルには、電力情報と、気温情報と、湿度情報と、風速情報と、これらの情報でそれぞれ表される電力(つまり、発電量)、気温、湿度、及び風速が計測された計測日時を表す情報と、計測時刻を表す情報とが対応付けられたログ情報(つまり、レコード)が複数保存されている。また、ログファイルでは、ログ情報と、当該ログ情報がサーバ装置400へアップロード(つまり、送信)されたか否かを表すアップロード情報とが対応付けられている。
情報収集処理を開始すると、図4の情報検索部560は、電力情報及び環境情報を収集する時間間隔である情報収集間隔を記述した設定ファイルを情報記憶部510から検索する。その後、情報検索部560は、検索された設定ファイルに記述された情報収集間隔を、情報収集処理で用いられる所定の変数に代入する。
その後、情報出力部550は、情報を送信するように求めるリクエスト(以下、送信要求という)を第1通信回路500fへ出力し、第1通信回路500fは、送信要求をパワーコンデョショナ200へ送信する。尚、送信要求は、例えば、「0x01」のような1バイトの固定値を表すデータであるとして説明するが、これに限定される訳ではない。
その後、データロガー500の第1通信回路500fは、パワーコンデョショナ200から運転状態情報と電力情報とを受信し、情報取得部520は、第1通信回路500fが受信したこれらの情報を取得する。尚、パワーコンデョショナ200が送信する運転状態情報と電力情報とは、それぞれ4バイトのデータと1バイトのデータとで表される。
その後、情報保存部530は、電力情報の受信日付(つまり、年月日)と受信時刻とを当該電力情報で表される電力が計測された計測日付と計測時刻とする。その後に、情報保存部530は、取得された運転状態情報と、電力情報と、計測日付を表す日付情報と計測時刻を表す時刻情報とを対応付けたログ情報を、図5のログファイルへ保存する。
次に、情報出力部550は、上記と同様に、送信要求を第1通信回路500fへ出力し、第1通信回路500fは、送信要求を気温センサ310、湿度センサ320、及び風速センサ330へそれぞれ送信する。その後、情報取得部520は、気温センサ310、湿度センサ320、及び風速センサ330から第1通信回路500fが受信した気温情報、湿度情報、及び風速情報をそれぞれ取得する。尚、気温情報、湿度情報、及び風速情報は、それぞれ2バイトのデータで表される。
その後、情報保存部530は、気温情報、湿度情報、及び風速情報がそれぞれ受信された受信時刻を、当該気温情報、湿度情報、及び風速情報でそれぞれ表される気温、湿度、及び風速が計測された計測時刻とした後に、受信された気温情報、湿度情報、及び風速情報と、計測時刻を表す時刻情報とを対応付けたログ情報を、図5のログファイルへ保存する。その後、上記所定の変数の値で表される情報収集間隔だけ経過すると、送信要求をパワーコンディショナ200へ送信する処理から上記処理が繰り返される。
データロガー500のCPU500aは、図2のハードウェアを用いて、図7に示すようなメンテナンス処理を実行することで、コマンド解析部540、状態予測部570、及びデータ更新部580としてさらに機能する。尚、メンテナンス処理は、データロガー500の動作に用いられるデータを更新するなど、データロガー500のメンテナンスを行う処理をいう。
尚、情報記憶部510は、図6に示すような、日付を表す情報と、太陽光発電モジュール100が設置された地域における当該日付の日没時刻を表す情報とが対応付けて保存されたレコードを複数有する日没情報テーブルを記憶している。
図7のメンテナンス処理を開始すると、図4の情報検索部560は、データロガー500のメンテナンスを行う時間間隔であるメンテナンス間隔を記述した設定ファイルを情報記憶部510から検索する。その後、情報検索部560は、検索された設定ファイルに記述されたメンテナンス間隔を、メンテナンス処理で用いられる所定の変数に代入することで、メンテナンス間隔を設定する(ステップS01)。
次に、情報出力部550は、メンテナンスの内容を指定するメンテナンスファイルを送信するように求める要求(以下、メンテナンス要求という)を、図2の第2通信回路500gへ出力する。具体的には、第2通信回路500gは、例えば、HTTP(HyperText Transfer Protocol)のGETコマンドのようなメンテナンス要求をサーバ装置400へ送信する(ステップS02)。次に、第2通信回路500gは、サーバからメンテナンスファイルを受信し、情報取得部520は、メンテナンスファイルを第2通信回路500gから取得する(ステップS03)。
ここで、メンテナンスファイルは、図8に示すような1バイトのデータである。メンテナンスファイルは、値が「1」であるビット値の位によって、データロガー500に対して更新を命じるデータが異なる。具体的には、第7ビット(つまり、最上位)のビットデータが値「1」であるメンテナンスファイルは、ログ情報のアップロードを命じるログアップロードコマンドである。また、第6ビットのビットデータが値「1」であるメンテナンスファイルは、電力情報及び環境情報(つまり、気温情報、温度情報、及び風速情報)の収集間隔を再設定するように命じる情報収集間隔設定コマンドである。さらに、第5ビットのビットデータが値「1」であるメンテナンスファイルは、メンテナンスの行われる間隔を再設定するように命じるメンテナンス間隔設定コマンドである。またさらに、第4ビットのビットデータが値「1」であるメンテナンスファイルは、データロガー500の動作に用いられるデータを更新するように命じるデータ更新コマンドである。尚、本実施形態において、サーバ装置400は、メンテナンスファイルを構成する第4ビットから第7ビットのビットデータの2つ以上を値「1」とすることが無いとして説明を行う。
図7のステップS03の後に、コマンド解析部540は、メンテナンスファイルの第7ビットのビットデータに基づいて、メンテナンスファイルがデータアップロードコマンドであるか否かを判別する(ステップS04)。具体的には、コマンド解析部540は、第7ビットのビットデータの値が「1」である場合に、サーバ装置400の要求がデータアップロードコマンドであると判別する。
ステップS04において、メンテナンスファイルがデータアップロードコマンドであるとコマンド解析部540が判別すると(ステップS04;Yes)、図4の情報検索部560は、図5のログファイルから、アップロードがされていないことを表すアップロード情報に対応付けられたログ情報(つまり、レコード)を1又は複数検索する。次に、情報出力部550は、検索された1又は複数のログ情報を、図2の第2通信回路500gへ出力し、第2通信回路500gは、出力された1又は複数のログ情報を、例えば、HTTP(HyperText Transfer Protocol)のPUTコマンドを用いてサーバ装置400へ送信(つまり、アップロード)する(ステップS05)。その後、情報保存部530は、送信されたログ情報に対応付けられたアップロード情報を、アップロード済みを表す情報に更新する。
ステップS04において、コマンド解析部540は、メンテナンスファイルがデータアップロードコマンドでないと判別すると(ステップS04;No)、ステップS04と同様に、コマンド解析部540は、メンテナンスファイルの第6ビットのビットデータに基づいて、メンテナンスファイルが情報収集間隔設定コマンドであるか否かを判別する(ステップS06)。このとき、メンテナンスファイルが情報収集間隔設定コマンドであるとコマンド解析部540が判別すると(ステップS06;Yes)、図2の第2通信回路500gは、新たに設定する情報収集間隔を記述する設定ファイルを、例えば、GETコマンドを用いてサーバ装置400から受信し、図4の情報取得部520は、第2通信回路500gから設定ファイルを取得する(ステップS07)。その後、データ更新部580は、情報記憶部510に記憶された設定ファイルの内容を、情報取得部520で取得された設定ファイルが記述する情報収集間隔を表す内容に更新する。また、データ更新部580は、情報取得処理で使用される上記所定の変数の値を、取得された設定ファイルが記述する情報収集間隔に更新する(ステップS08)。
ステップS06において、コマンド解析部540は、メンテナンスファイルが情報収集間隔設定コマンドでないと判別すると(ステップS06;No)、ステップS04と同様に、コマンド解析部540は、メンテナンスファイルの第5ビットのビットデータに基づいて、メンテナンスファイルがメンテナンス間隔設定コマンドであるか否かを判別する(ステップS09)。このとき、メンテナンスファイルがメンテナンス間隔設定コマンドであるとコマンド解析部540が判別すると(ステップS09;Yes)、図2の第2通信回路500gは、ステップS07と同様に、新たに設定するメンテナンス間隔を記述する設定ファイルを、例えば、GETコマンドを用いてサーバ装置400から受信し、図4の情報取得部520は、第2通信回路500gから設定ファイルを取得する(ステップS10)。その後、データ更新部580は、情報記憶部510に記憶された設定ファイルの内容を、情報取得部520で取得された設定ファイルが記述するメンテナンス間隔を表す内容に更新する。また、データ更新部580は、メンテナンス処理で使用される上記所定の変数の値を、取得された設定ファイルが記述するメンテナンス間隔に更新する(ステップS11)。
ステップS09において、コマンド解析部540は、メンテナンスファイルがメンテナンス間隔設定コマンドでないと判別すると(ステップS06;No)、ステップS04と同様に、コマンド解析部540は、メンテナンスファイルの第4ビットのビットデータに基づいて、メンテナンスファイルがデータ更新コマンドであるか否かを判別する(ステップS12)。このとき、メンテナンスファイルがデータ更新コマンドであるとコマンド解析部540が判別すると(ステップS12;Yes)、電源である太陽光発電モジュール100の発電状態(以下、電源状態という)が安定しているか否かを判定する、図9の電源状態判定処理が実行される。
図9の電源状態判定処理が開始されると、図4の情報検索部560は、データの更新が行われる更新期間の開始時刻を現在時刻とする。次に、情報検索部560は、現在時刻から30分前の時刻から現在時刻までの期間(以下、電力安定性判定期間という)に含まれる時刻を表す情報と対応付けられた複数の電力情報を、図5のログファイルから検索する。その後、状態予測部570は、電力安定性判定期間における、当該複数の電力情報でそれぞれ表される電力の値(つまり、発電量)の変化量が「20%」以上であるか否かを判別する(ステップS21)。過去30分における発電量の変化量が「20%」を超える場合には、太陽光発電モジュール100の発電状態が未だ安定しておらず、太陽光発電モジュール100が更新期間においても安定した電力を供給できない可能性が高いためである。
具体例としては、状態予測部570は、電力安定性判定期間における最小の発電量と、最大の発電量との差異を算出し、算出された差異の当該最大の発電量に対する割合が「20%」を以上であるか否かを判別する。尚、電力安定性判定期間は、現在時刻より30分前の時刻から現在時刻までの期間に限定される訳ではない。また、状態予測部570は、発電量の変化量が「20%」以上であるか否かを判別することに限定される訳ではない。より好適な電力安定性判定期間及び変化量の閾値は、当業者が実験により定めることができる。
ステップS21において、発電量の変化量が「20%」より少ないと判別されると(ステップS21;No)、情報検索部560は、現在時刻から30分前の時刻から現在時刻までの期間(以下、気温安定性判定期間という)に含まれる時刻を表す情報と対応付けられた複数の気温情報を、図5のログファイルから検索する。その後、状態予測部570は、気温安定性判定期間における、当該複数の気温情報でそれぞれ表される気温の変化量が「摂氏2度(以下単に、2度という)」以上であるか否かを判別する(ステップS22)。過去30分における気温の変化量が「2度」以上である場合には、例えば、寒冷前線の通過などに伴い、更新期間において天気が急変し、日光が雲により遮られる可能性が高いためである。つまり、太陽光発電モジュール100が更新期間において安定した電力を供給できない可能性が高いためである。
具体例としては、状態予測部570は、気温安定性判定期間における最低気温と、最高気温との差異を算出し、算出された差異が「2度」以上であるか否かを判別する。尚、気温安定性判定期間は、現在時刻より30分前の時刻から現在時刻までの期間に限定される訳ではない。また、状態予測部570は、気温の変化量が「2度」以上であるか否かを判別することに限定される訳ではない。より好適な気温安定性判定期間及び気温の変化量の閾値は、当業者が実験により定めることができる。
ステップS22において、気温の変化量が「2度」より小さいと判別すると(ステップS22;No)、情報検索部560は、最新の時刻を表す情報と対応付けられた湿度情報と風速情報とを、図5のログファイルから検索する。その後、状態予測部570は、検索された湿度情報で表される湿度が「70%」以上であり、かつ検索された風速情報で表される風速が「10m/s」以上であるか否かを判別する(ステップS23)。湿度が「70%」以上であり、かつ風速が「10m/s」以上である場合には、例えば、台風の接近などに伴い、更新期間において天気が急変する可能性が高いためである。尚、状態予測部570は、湿度が「70%」以上であり、かつ風速が「10m/s」以上であるか否かを判別することに限定される訳ではない。より好適な湿度の閾値及び風速の閾値は、当業者が実験により定めることができる。
ステップS23において、湿度が「70%」より低い、又は風速が「10m/s」より遅いと判別すると(ステップS23;No)、情報取得部520は、例えば、OS(Operating System)が使用する変数から、データロガー500の起動時間を計時する変数の値を取得する。また、情報検索部560は、データの更新が行われる更新日付(つまり、本日)を表す情報と対応付けられた日没時刻を表す情報を、図6の日没情報テーブルから検索する。その後、状態予測部570は、更新期間の終了時刻を、更新期間の開始時刻から所定の時間αだけ後の時刻であるとした後に、更新終了時刻から、更新日付における日没時刻までの時間を算出する。
その後、状態予測部570は、取得された変数の値で表されるデータロガー500の起動時間が1時間以下であるか、又は算出された日没時刻までの時間が1時間以下であるかを判別する(ステップS24)。データロガー500は、日の出とともに起動するため、データロガー500の起動時間が1時間以下である場合には、例えば、太陽高度が十分に高くないので、太陽光発電モジュール100が更新期間において安定した電力を供給できない可能性が高いためである。また、日没時刻までの時間が1時間以下である場合も同様である。
尚、状態予測部570は、データロガー500の起動時間が1時間以下であり、かつ日没時刻までの時間が1時間以上であるかを判別することに限定される訳ではない。より好適な起動時間の閾値及び日没時刻までの時間の閾値は、当業者が実験により定めることができる。
ステップS24において、状態予測部570は、データロガー500の起動時間が1時間より長く、かつ日没時刻までの時間が1時間より長いと判別すると(ステップS24;No)、図4の情報検索部560は、ステップS21で検索された複数の電力情報(つまり、過去30分以内に計測された電力を表す情報)でそれぞれ表される電力の値(つまり、発電量)の全てが「100W」以上であるか否かを判別する(ステップS25)。過去30分における発電量が一度でも「100W」を下回る場合には、更新期間においても発電量が「100W」を下回る可能性が高く、一時的又は瞬間的に発電量が「100W」を下回ると、データロガー500に対してデータの更新を行うのに十分な電力が一時的又は瞬間的に供給されなくなる可能性が高いためである。
尚、状態予測部570は、過去30分間における発電量が常に「100W」以上であるか否かを判別することに限定される訳ではない。より好適な期間及び変化量の閾値は、当業者が実験により定めることができる。
ステップS25において、状態予測部570は、過去30分において発電量が常に「100W」以上であったと判別する場合には(ステップS25;Yes)、更新期間において太陽光発電モジュール100の発電状態が安定していると予測する(ステップS26)。よって、状態予測部570は、プログラムなどのデータを更新することができる(以下、データ更新可能という)と判定した後に(ステップS27)、電源状態判定処理の実行を終了する。
ステップS21において、発電量の変化量が「20%」以上であると判別した場合(ステップS21;Yes)、ステップS22において、気温の変化量が「2度」以上であると判別した場合(ステップS22;Yes)、ステップS23において、湿度が「70%」以上であり、かつ風速が「10m/s」以上であると判別した場合(ステップS23;Yes)、ステップS24において、データロガー500の起動時間が1時間以下である、又は日没時刻までの時間が1時間以下であると判別した場合(ステップS24;Yes)、又はステップS25において、過去30分において発電量が常に「100W」以上であった訳ではないと判別した場合には(ステップS25;No)、状態予測部570は、更新期間において太陽光発電モジュール100の発電状態が安定していないと予測する(ステップS28)。よって、状態予測部570は、プログラムなどのデータを更新することができない(以下、データ更新不能という)と判定した後に(ステップS29)、電源状態判定処理の実行を終了する。
図7のステップS14において、更新期間において電源状態が不安定であると予測されるために、データ更新不能であると判別されると(ステップS14;No)、図4の情報出力部550は、データの更新を行わない旨を記載した電子メールを作成し、作成したメールを、図2の第2通信回路500gへ出力する。その後、第2通信回路500gは、例えば、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)などのプロトコルに従って、出力されたメールをサーバ装置400へ送信する。
尚、データロガー500の管理者又は保守担当者によって使用される端末装置は、サーバ装置400から当該メールを受信し、受信したメールに記載された内容を端末装置が備える表示部に表示させる。
この構成によれば、データロガー500がデータを更新しなかったことをデータロガー500の管理者又は保守担当者へ通知するため、データロガー500に対する管理や保守の負担を軽減できる。
図7のステップS13において、更新期間において電源状態が安定していると予測されるために、データ更新可能であると判別されると(ステップS14;Yes)、図2の第2通信回路500gは、更新プログラムなどの更新データを、例えば、GETコマンドを用いてサーバ装置400から受信(つまり、ダウンロード)し、図4の情報取得部520は、第2通信回路500gから更新データを取得する(ステップS16)。その後、情報保存部530は、取得された更新データを、情報記憶部510の所定の記憶領域に一時的に保存する。データ更新部580は、情報記憶部510に記憶されたデータロガー500の動作に用いられるデータを、記憶領域に一時的に保存されたデータ(つまり、情報取得部520で取得された更新データ)に更新する(ステップS17)。
ステップS05の後、ステップS08の後、ステップS11の後、ステップS15の後、若しくはステップS17の後、又はテップS12において、メンテナンスファイルがデータ更新コマンドでないと判別された場合に(ステップS12;No)、上記所定の変数で表されるメンテナンス間隔だけ待機した後に、ステップS02から上記処理が繰り返される。
これらの構成によれば、太陽光発電モジュール100の設置された地域における気象に基づいて、当該太陽光発電モジュール100の発電状態が更新期間において安定していると予測すると、当該太陽光発電モジュール100により発電された電力を用いてデータロガー500の動作に用いられるデータの更新を行う。このため、更新期間において安定して発電される電力を用いて、データの更新を開始すると当該データを従来より確実に更新できる。特に、プログラムデータを更新する場合には、プログラムの更新中に電力が十分に供給されなくなることでコンピュータのプログラム領域が破壊されるということを従来より確実に防止できる。このため、更新の失敗によりデータロガー500が正常に起動しなくなることを従来より確実に防止できる。
またこれらの構成によれば、更新期間よりも前の電力安定性判定期間における電力の時間推移に基づいて、更新期間における太陽光発電モジュール100の発電状態が安定しているか否かを予測し、更新期間において安定して電力が発電されると予測される場合にデータを更新するので、データを従来より確実に更新できる。
ここで、天気が悪化する前兆として気温が変化することが多い。よって、これらの構成によれば、更新期間よりも前の気温安定性判定期間における気温の変化に基づいて、更新期間における太陽光発電モジュール100の発電状態が安定しているか否かを精度良く予測できる。
また、天気が悪化する前兆として風速及び湿度の組み合わせが所定の組合せとなることが多い。よって、これらの構成によれば、風速と湿度との組合せに基づいて、更新期間における太陽光発電モジュール100の発電状態が安定しているか否かを精度良く予測できる。
ここで、正午から日没時刻へ時間が進むにつれて太陽高度が低くなり、太陽光発電モジュール100の発電量が低下する。よって、これらの構成によれば、日没時刻と更新時刻との差異に基づいて、更新期間における太陽光発電モジュール100の発電状態が安定しているか否かを精度良く予測できる。
通常、太陽光発電モジュール100は、夜が明けると発電を開始する。また、夜明けの時間帯において、太陽光発電モジュール100が十分な電力を発電できる程、太陽高度は十分に高くなっていない。よって、これらの構成によれば、太陽光発電モジュール100が継続的に発電を行っている発電時間に基づいて、更新期間において太陽光発電モジュール100の発電状態が安定しているか否かを精度良く予測できる。
尚、データロガー500は、コマンドを表すメンテナンスファイルをサーバ装置400から受信し、受信したコマンドに従って情報収集間隔及びメンテナンス間隔の設定を変更したり、データを更新したりする。このため、特に、遠隔地からでもデータロガー500を保守(メンテナンス)できる。
またこれらの構成によれば、データロガー500が当該データロガー500の設置された地域における気象の変化を予測し、気象の変化が少ないために更新期間において電力が安定して供給されると判別した場合に、サーバ装置400から送信されたコマンドに従ってデータを更新する。このため、サーバ装置400が、データ更新コマンドを送信する前に、データロガー500の設置された地域における気象の変化を予測しなくとも、データの更新途中でデータロガー500に電力が供給されなくなり、データの更新が途中で中断するということを防止できる。このため、データの更新が途中で中断したデータロガー500が正常に起動しなくなり、遠隔地からの保守が不可能になることを防止できる。さらに、遠隔地からの保守が不可能になったデータロガー500を保守するために、メンテナンススタッフがデータロガー500の設置場所まで赴く回数を減少させることができる。
本実施形態では、データ更新システム1は、太陽光発電モジュール100を備え、データロガー500は、太陽光発電モジュール100で発電された電力を用いて動作するとして説明した。しかし、これに限定される訳ではなく、データ更新システム1は、風力発電装置などの自然エネルギーを用いて発電を行う発電装置を備え、データロガー500は、当該発電装置で発電された電力を用いて動作する構成を採用できる。
この構成において、発電装置が風力発電装置であり、風力発電装置の設置地域が沿岸部である場合には、日没時刻までの時間が、例えば、1時間などの所定時間より短い場合に、更新期間において発電状態が安定していると予測する構成を採用できる。沿岸部は、日没時刻より所定時間前から日没時刻までの間に、海から内陸へ向かう風が吹くことが多いためである。同様に、日の出の時刻からのデータの更新開始まで時間が、例えば、1時間などの所定時間より短い場合に、更新期間において発電状態が安定していると予測する構成を採用できる。沿岸部は、日の出時刻から所定時間経過するまでの時間に、内陸から海へ向かう風が吹くことが多いためである。
本実施形態では、データ更新システム1は、図1の住宅Hに設置されるとして説明したが、これに限定される訳ではない。例えば、データ更新システム1は、太陽光が照射される間において、照射された太陽光を用いて発電した電力を供給し、太陽光が照射されなくなると、発電動作が中断して電力の供給を停止する発電所、又は風が吹いている間において、風力を用いて発電した電力を供給し、風が吹かなくなると、発電動作が中断して電力の供給を停止する発電所に設置されても良い。
尚、本実施形態に係る機能を実現するための構成を予め備えたデータロガー500として提供できることはもとより、プログラムの適用により、既存のデータロガーを本実施形態に係るデータロガー500として機能させることもできる。すなわち、本実施形態に係るデータロガー500の各機能構成を実現させるためのデータ更新プログラムを、既存のデータロガーを制御するコンピューター(CPUなど)が実行できるように適用することで、本実施形態に係るデータロガー500として機能させることができる。
このようなプログラムの配布方法は任意であり、例えば、メモリカード、CD−ROM、又はDVD−ROMなどの記録媒体に格納して配布できる他、インターネットなどの通信媒体を介して配布することもできる。尚、本発明のデータ更新方法は、データロガー500を用いて実施できる。
また、本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。つまり、本発明の範囲は、実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、本発明の範囲内とみなされる。
1 データ更新システム
10w 外部通信網
100 太陽光発電モジュール
200 パワーコンディショナ
310 気温センサ
320 湿度センサ
330 風速センサ
400 サーバ装置
500 データロガー
500a:CPU
500b:ROM
500c:RAM
500d:ハードディスク
500f:第1通信回路
500g:第2通信回路
500i:7SEG表示部品
500j:操作ボタン
510:情報記憶部
520:情報取得部
530:情報保存部
540:コマンド解析部
550:情報出力部
560:情報検索部
570:状態予測部
580:データ更新部

Claims (9)

  1. コンピュータの動作に用いられるデータの更新を命じるコマンドを表すコマンド情報と、太陽光又は風力を用いて発電を行う発電装置が設置された地域における気象を表す気象情報とを取得する情報取得手段と、
    前記情報取得手段で取得された気象情報で表される気象に基づいて、前記データの更新が行われる更新期間において前記発電装置の発電状態が安定しているか否かを予測する状態予測手段と、
    前記状態予測手段によって前記発電状態が安定していると予測された場合に、前記発電装置により発電された電力を用いて、前記コマンド情報で表されるコマンドに従った前記データの更新を行うデータ更新手段と、を備える、
    ことを特徴とするデータ更新装置。
  2. 前記情報取得手段は、前記発電装置が発電した電力を表す電力情報を、さらに取得し、
    前記情報取得手段で取得された電力情報と、前記発電装置が前記電力情報で表される電力を発電した時刻を表す時刻情報とを対応付けて複数記憶する情報記憶手段と、
    前記更新期間の開始時刻である更新時刻よりも第1の時間だけ前の時刻から前記更新時刻までの時刻を表す時刻情報と対応付けて前記情報記憶手段に記憶された複数の電力情報を検索する情報検索手段と、をさらに備え、
    前記状態予測手段は、前記情報検索手段で検索された複数の電力情報で表される電力の時間推移にさらに基づいて、前記発電装置の発電状態が安定しているか否かを予測する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ更新装置。
  3. 前記情報取得手段が取得する気象情報は、前記発電装置が設置された地域における気温を表す気温情報を含み、
    前記情報記憶手段は、前記情報取得手段で取得された気温情報と、前記気温が観測された時刻を表す時刻情報とを対応付けて複数記憶し、
    前記情報検索手段は、前記更新時刻よりも第2の時間だけ前の時刻から前記更新時刻までの時刻を表す時刻情報と対応付けて前記情報記憶手段に記憶された複数の気温情報を検索し、
    前記状態予測手段は、前記情報検索手段で検索された複数の気温情報で表される気温の変化にさらに基づいて、前記発電装置の発電状態が安定しているか否かを予測する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のデータ更新装置。
  4. 前記情報取得手段が取得する気象情報は、前記発電装置が設置された地域における風速を表す風速情報と、湿度を表す湿度情報とを含み、
    前記状態予測手段は、前記情報取得手段で取得された前記風速情報で表される風速と、前記湿度情報で表される湿度との組合せにさらに基づいて、前記発電装置の発電状態が安定しているか否かを予測する、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のデータ更新装置。
  5. 前記情報記憶手段は、日付を表す情報と、前記発電装置が設置された地域における前記日付の日没時刻を表す情報とを複数対応付けて記憶し、
    前記情報検索手段は、前記データの更新が行われる更新日付を表す情報と対応付けて前記情報記憶手段が記憶する日没時刻を表す情報を検索し、
    前記状態予測手段は、前記情報検索手段で検索された情報で表される日没時刻と前記更新時刻との差異にさらに基づいて、前記発電装置の発電状態が安定しているか否かを予測する、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載のデータ更新装置。
  6. 前記情報取得手段は、前記発電装置が継続的に発電を行っている発電時間を表す情報を、さらに取得し、
    前記状態予測手段は、前記情報取得手段で取得された情報で表される発電時間にさらに基づいて、前記発電装置の発電状態が安定しているか否かを予測する、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のデータ更新装置。
  7. コンピュータの動作に用いられるデータの更新を命じるコマンドを送信するサーバ装置と、
    太陽光又は風力を用いて発電を行う発電装置が設置された地域における気象を計測する計測手段と、
    前記計測手段で計測された気象に基づいて、前記データの更新が行われる更新期間において前記発電装置の発電状態が安定しているか否かを予測する状態予測手段と、
    前記状態予測手段によって前記発電状態が安定していると予測された場合に、前記発電装置により発電された電力を用いて、前記コマンドに従った前記データの更新を行うデータ更新手段と、を備える、
    ことを特徴とするデータ更新システム。
  8. コンピュータを、
    前記コンピュータの動作に用いられるデータの更新を命じるコマンドを表すコマンド情報と、太陽光又は風力を用いて発電を行う発電装置が設置された地域における気象を表す気象情報とを取得する情報取得手段、
    前記情報取得手段で取得された気象情報で表される気象に基づいて、前記データの更新が行われる更新期間において前記発電装置の発電状態が安定しているか否かを予測する状態予測手段、
    前記状態予測手段によって前記発電状態が安定していると予測された場合に、前記発電装置により発電された電力を用いて、前記コマンド情報で表されるコマンドに従った前記データの更新を行うデータ更新手段、として機能させる、
    ことを特徴とするデータ更新プログラム。
  9. コンピュータの動作に用いられるデータの更新を命じるコマンドを表すコマンド情報と、太陽光又は風力を用いて発電を行う発電装置が設置された地域における気象を表す気象情報とを取得する情報取得ステップと、
    前記情報取得ステップで取得された気象情報で表される気象に基づいて、前記データの更新が行われる更新期間において前記発電装置の発電状態が安定しているか否かを予測する状態予測ステップと、
    前記状態予測ステップによって前記発電状態が安定していると予測された場合に、前記発電装置により発電された電力を用いて、前記コマンド情報で表されるコマンドに従った前記データの更新を行うデータ更新ステップと、を有する、
    ことを特徴とするデータ更新方法。
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