JP6696365B2 - 管理装置、管理システムおよび管理プログラム - Google Patents

管理装置、管理システムおよび管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、管理装置、管理システムおよび管理プログラムに関する。
たとえば、経済産業省、”エネルギー・リソース・アグリゲーション・ビジネスの課題について”、[online]、平成28年1月29日、エネルギー・リソース・アグリゲーション・ビジネス検討会(第1回)配布資料6、[平成28年8月3日検索]、インターネット〈URL:http://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/energy_environment/energy_resource/pdf/001_06_00.pdf〉(非特許文献1)には、工場、オフィスまたは一般家庭などの電力需要施設における発電装置、蓄電池または負荷装置などのエネルギーリソースを遠隔から統合的に制御するための課題が記載されている。
このように、エネルギーリソースを遠隔から統合的に制御することにより、創エネルギー、蓄エネルギーおよび省エネルギーを最適に組み合わせて、再生可能エネルギーの導入の拡大、消費電力量の更なる抑制および電力負荷の平準化などが期待されている。また、エネルギーリソースを遠隔から統合的に制御する仕組みの導入により、電力需要施設におけるエネルギーリソースを有効に活用することが期待されている。
経済産業省、"エネルギー・リソース・アグリゲーション・ビジネスの課題について"、[online]、平成28年1月29日、エネルギー・リソース・アグリゲーション・ビジネス検討会(第1回)配布資料6、[平成28年8月3日検索]、インターネット〈URL:http://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/energy_environment/energy_resource/pdf/001_06_00.pdf〉
ところで、発電装置、蓄電池または負荷装置などの装置に対する制御指示が通知された場合であっても、装置の故障などの原因により、当該制御指示に沿った結果が得られないことがある。そして、このように、制御指示に沿った結果が得られなかったことを、たとえば管理者側のサーバが検出できない場合、その原因を取り除くまでに長期間経過してしまうことがある。
また、当該制御指示に沿った結果が得られなかったことを上記サーバが検出できた場合であっても、装置の周辺の環境、制御のレベル、装置の故障または外部サーバからの不正なアクセスなど種々の原因が考えられるため、適切な対応ができないことがある。
この発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、装置の異常をより正確に判断することのできる管理装置、管理システムおよび管理プログラムを提供することである。
(1)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係わる管理装置は、施設の環境に関する環境情報、および前記施設に設けられた施設側装置による発電、電力消費または蓄電の実績量を示す実績量情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された、過去の前記環境情報、過去の前記実績量情報および現在の前記環境情報に基づいて、前記施設側装置の発電、電力消費または蓄電の想定量を算出する想定量算出部と、前記取得部により取得された現在の前記実績量情報の示す前記実績量と、前記想定量算出部により算出された前記想定量とを比較し、比較結果に基づいて前記施設側装置の異常の判断を行う異常判断部とを備える。
(7)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係わる管理システムは、発電、電力消費または蓄電を行う施設側装置と、前記施設側装置の管理を行う管理装置とを備え、前記管理装置は、前記施設側装置が設けられた施設の環境に関する環境情報、および前記施設側装置による発電、電力消費または蓄電の実績量を示す実績量情報を前記施設側装置から取得し、前記施設側装置から取得した過去の前記環境情報、過去の前記実績量情報および現在の前記環境情報に基づいて、前記施設側装置の発電、電力消費または蓄電の想定量を算出し、前記施設側装置から取得した現在の前記実績量情報の示す前記実績量と、算出した前記想定量とを比較し、比較結果に基づいて前記施設側装置の異常の判断を行う。
(8)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係わる管理プログラムは、施設側装置の管理を行う管理装置において用いられる管理プログラムであって、コンピュータを、前記施設側装置が設けられた施設の環境に関する環境情報、および前記施設側装置による発電、電力消費または蓄電の実績量を示す実績量情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された過去の前記環境情報、過去の前記実績量情報および現在の前記環境情報に基づいて、前記施設側装置の発電、電力消費または蓄電の想定量を算出する想定量算出部と、前記取得部により取得された現在の前記実績量情報の示す前記実績量と、前記想定量算出部により算出された前記想定量とを比較し、比較結果に基づいて前記施設側装置の異常の判断を行う異常判断部と、として機能させるためのプログラムである。
本発明は、このような特徴的な処理部を備える管理装置として実現することができるだけでなく、かかる特徴的な処理をステップとする管理方法として実現することができる。また、管理装置の一部または全部を実現する半導体集積回路として実現することができる。
また、本発明は、このような特徴的な処理部を備える管理システムとして実現できるだけでなく、かかる特徴的な処理をステップとする管理方法として実現したり、かかるステップをコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現したりすることができる。
本発明によれば、装置の異常をより正確に判断することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る管理システムの構成を示す図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る管理装置の想定量算出部により算出される想定量の一例(その1)を示す図である。 図3は、本発明の実施の形態に係る管理装置の想定量算出部により算出される想定量の一例(その2)を示す図である。 図4は、本発明の実施の形態に係る管理装置の想定量算出部により算出される想定量の一例(その3)を示す図である。 図5は、本発明の実施の形態に係る管理装置の想定量算出部により算出される想定量の一例(その4)を示す図である。 図6は、本発明の実施の形態に係る管理装置の異常判断部により算出されるしきい値の一例を示す図である。 図7は、本発明の実施の形態に係る管理装置による全体の動作手順を定めたフローチャートである。 図8は、本発明の実施の形態に係る管理装置による異常判断処理の動作手順を定めたフローチャートである。
最初に、本発明の実施形態の内容を列記して説明する。
(1)本発明の実施の形態に係る管理装置は、施設の環境に関する環境情報、および前記施設に設けられた施設側装置による発電、電力消費または蓄電の実績量を示す実績量情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された、過去の前記環境情報、過去の前記実績量情報および現在の前記環境情報に基づいて、前記施設側装置の発電、電力消費または蓄電の想定量を算出する想定量算出部と、前記取得部により取得された現在の前記実績量情報の示す前記実績量と、前記想定量算出部により算出された前記想定量とを比較し、比較結果に基づいて前記施設側装置の異常の判断を行う異常判断部とを備える。
ここで、環境を考慮せずに施設側装置の異常を判断する場合、施設側装置に異常が生じていないにも関わらず、日射量などの環境が測定値に大きく影響して、施設側装置に異常が生じていると判断されてしまう可能性がある。これに対して、上記のような構成により、たとえば環境による影響は異常として判断しないことで、施設側装置の故障または外部サーバからの不正なアクセスなどの異常をより正確に判断することができる。
(2)好ましくは、前記異常判断部は、現在の前記実績量情報の示す前記実績量と、前記想定量との差がしきい値以上である場合、前記施設側装置が異常であると判断し、前記しきい値は、過去の前記実績量情報の示す前記実績量に基づく値である。
このような構成により、たとえば、過去の実績量と想定量との差を基準とした適切な値を、しきい値とすることができる。
(3)好ましくは、前記しきい値は、現在時刻が含まれる時間帯ごとに設定される。
このような構成により、時間帯により変化する環境を考慮した、より正確な異常判断を行うことができる。
(4)好ましくは、前記管理装置は、さらに、前記施設側装置による発電、電力消費または蓄電の制御に関する制御情報を作成する制御情報処理部を備え、前記しきい値は、前記制御情報処理部により作成された前記制御情報の示す制御レベルごとに設定される。
このような構成により、たとえば制御レベルによる影響は異常として判断しないことで、施設側装置の異常をより正確に判断することができる。
(5)好ましくは、前記想定量は、現在時刻が含まれる時間帯に応じた値に算出される。
このような構成により、時間帯により変化する環境を考慮した適切な値を、想定量として算出することができる。
(6)好ましくは、前記管理装置は、さらに、前記施設側装置による発電、電力消費または蓄電の制御に関する制御情報を作成する制御情報処理部を備え、前記想定量は、前記制御情報処理部により作成された前記制御情報の示す制御レベルに応じた値に算出される。
このような構成により、制御レベルを考慮した適切な値を、想定量として算出することができる。
(7)本発明の実施の形態に係る管理システムは、発電、電力消費または蓄電を行う施設側装置と、前記施設側装置の管理を行う管理装置とを備え、前記管理装置は、前記施設側装置が設けられた施設の環境に関する環境情報、および前記施設側装置による発電、電力消費または蓄電の実績量を示す実績量情報を前記施設側装置から取得し、前記施設側装置から取得した過去の前記環境情報、過去の前記実績量情報および現在の前記環境情報に基づいて、前記施設側装置の発電、電力消費または蓄電の想定量を算出し、前記施設側装置から取得した現在の前記実績量情報の示す前記実績量と、算出した前記想定量とを比較し、比較結果に基づいて前記施設側装置の異常の判断を行う。
ここで、環境を考慮せずに施設側装置の異常を判断する場合、施設側装置に異常が生じていないにも関わらず、日射量などの環境が測定値に大きく影響して、施設側装置に異常が生じていると判断されてしまう可能性がある。これに対して、上記のような構成により、たとえば環境による影響は異常として判断しないことで、施設側装置の故障または外部サーバからの不正なアクセスなどの異常をより正確に判断することができる。
(8)本発明の実施の形態に係る管理プログラムは、施設側装置の管理を行う管理装置において用いられる管理プログラムであって、コンピュータを、前記施設側装置が設けられた施設の環境に関する環境情報、および前記施設側装置による発電、電力消費または蓄電の実績量を示す実績量情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された過去の前記環境情報、過去の前記実績量情報および現在の前記環境情報に基づいて、前記施設側装置の発電、電力消費または蓄電の想定量を算出する想定量算出部と、前記取得部により取得された現在の前記実績量情報の示す前記実績量と、前記想定量算出部により算出された前記想定量とを比較し、比較結果に基づいて前記施設側装置の異常の判断を行う異常判断部と、として機能させるためのプログラムである。
ここで、環境を考慮せずに施設側装置の異常を判断する場合、施設側装置に異常が生じていないにも関わらず、日射量などの環境が測定値に大きく影響して、施設側装置に異常が生じていると判断されてしまう可能性がある。これに対して、上記のような構成により、たとえば環境による影響は異常として判断しないことで、施設側装置の故障または外部サーバからの不正なアクセスなどの異常をより正確に判断することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。また、以下に記載する実施の形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
<構成および基本動作>
[管理システム]
図1は、本発明の実施の形態に係る管理システムの構成を示す図である。
図1を参照して、管理システム201は、管理装置101と、施設側装置102とを備える。
施設側装置102は、たとえば、太陽光発電所および風力発電所等の発電施設に設けられた発電装置であり、発電事業者により運用される。また、施設側装置102は、たとえば、再生可能エネルギーから電気を生成する太陽光発電装置または風力発電装置である。
また、施設側装置102は、たとえば、ビル、工場および一般家庭等の電力需要施設に設けられた空調機などの負荷装置または蓄電装置であってもよい。
管理装置101は、たとえばアグリゲータ等の配信事業者によって運用され、1または複数の施設側装置102と通信を行なうことにより、施設側装置102による発電、電力消費または蓄電を管理する。
具体的には、管理装置101は、たとえば、管理者による制御指示の入力を受け付け、受け付けた制御指示に基づいて、施設側装置102の動作を制御するための制御情報を作成する。そして、管理装置101は、作成した制御情報を、通信網103経由で施設側装置102へ送信する。
管理装置101により作成される制御情報には、施設側装置102の動作を制御する期間である制御期間の開始タイミングおよび長さ、施設側装置102の発電容量、消費電力量または蓄電容量を基準とした制御レベル等が含まれる。また、制御情報には、制御期間の長さの代わりに制御期間の終了タイミングが含まれてもよい。
施設側装置102は、管理装置101から受信した制御情報の内容に基づいて動作することにより、自己の発電、電力消費または蓄電を制御する。
[管理装置]
管理装置101は、制御情報処理部11と、記憶部12と、制御情報送信部13と、情報取得部14と、想定量算出部15と、異常判断部16と、通知部17とを含む。
制御情報処理部11は、たとえば管理者による制御指示の入力を受け付け、受け付けた制御指示に基づいて制御情報を作成する。そして、制御情報処理部11は、作成した制御情報を、記憶部12に保存する。また、制御情報処理部11は、作成した制御情報を、制御情報送信部13へ出力する。
制御情報送信部13は、制御情報処理部11から制御情報を受けると、当該制御情報を、通信網103経由で施設側装置102へ送信する。
情報取得部14は、施設側装置102による発電、電力消費または蓄電の実績量を示す実績量情報、および、施設側装置102が設けられた施設の環境に関する環境情報を、通信網103経由で施設側装置102から取得する。
環境情報は、たとえば、施設側装置102の周辺の温度、湿度、日射量および天候のうちの少なくとも1つを示す。なお、温度、湿度、日射量および天候の各々を、「環境」とも称する。
具体的には、情報取得部14は、施設側装置102から1時間ごとに送信される実績量情報および環境情報を受信する。実績量情報には、たとえば、施設側装置102により発電、電力消費または蓄電された電力の1分ごとの計測結果が1時間分含まれる。環境情報には、たとえば、日射量の1分ごとの計測結果が1時間分含まれる。
そして、情報取得部14は、たとえば、施設側装置102から取得した実績量情報および環境情報、ならびに、これらの情報を施設側装置102から取得した時刻を示す時刻情報の組を、記憶部12に保存する。
なお、情報取得部14は、施設側装置102から環境情報を取得する代わりに、たとえば、インターネット上のウェブサイトから、施設側装置102の設けられた施設の周辺の環境に関する環境情報を取得してもよい。
しかしながら、インターネット上のウェブサイトから得られる環境情報よりも、施設側装置102から得られる環境情報の方が、施設側装置102の周辺の環境をより正確に示している可能性が高い。このため、情報取得部14は、施設側装置102から環境情報を取得する構成であることが好ましい。
記憶部12には、データベースが保存され、当該データベースに、制御情報処理部11から受けた制御情報、ならびに、情報取得部14から受けた実績量情報、環境情報および時刻情報が登録されている。
ここで、たとえば、施設側装置102が発電装置であるとすると、発電装置の周辺の日射量が多い場合と少ない場合とでは、発電の実績量に差が生じる。
また、たとえば、施設側装置102が空調機であるとすると、空調機の周辺の温度と当該空調機の設定温度との差が大きい場合と小さい場合とでは、電力消費の実績量に差が生じる。
また、たとえば、施設側装置102が蓄電装置であるとすると、蓄電装置のバッテリーの温度が高い場合と低い場合とでは、蓄電の実績量に差が生じる。
このように、施設側装置102の周辺の環境と、施設側装置102による発電、電力消費または蓄電の実績量とは相関がある。このため、想定量算出部15は、たとえば、過去に計測された環境および実績量に基づいて、環境および実績量の相関を示す相関情報を作成し、作成した相関情報および現在の環境に基づいて、施設側装置102による現在の発電、電力消費または蓄電の想定量を算出することができる。
具体的には、想定量算出部15は、たとえば、記憶部12に保存されている情報のうち、過去のある期間に取得された環境情報、実績量情報および時刻情報の複数の組を読み出す。
なお、ある期間は、たとえば1週間または1ヶ月である。以下、当該期間を「学習期間」と称する。
そして、想定量算出部15は、読み出したこれらの情報のうち、たとえば環境情報および実績量情報を用いて、環境と実績量との相関係数を相関情報として算出する。
また、想定量算出部15は、たとえば、記憶部12に保存されている現在の環境情報、実績量情報および時刻情報の組を読み出す。
ここで、現在の環境情報は、日射量などの環境の現在の計測結果を示す情報であり、たとえば、記憶部12に保存されている最新の環境情報である。また、現在の実績量情報は、施設側装置102による発電、電力消費または蓄電された電力の現在の計測結果を示す情報であり、たとえば、記憶部12に保存されている最新の実績量情報である。また、現在の時刻情報は、現在時刻を示す情報であり、たとえば、記憶部12に保存されている最新の時刻情報である。
なお、記憶部12に保存されている最新の環境情報、最新の実績量情報および最新の時刻情報を、それぞれ、「現在環境情報」、「現在実績量情報」および「現在時刻情報」とも称する。
そして、想定量算出部15は、たとえば、算出した相関係数と、読み出した情報のうちの現在環境情報とに基づいて、施設側装置102による現在の発電、電力消費または蓄電の想定量を算出する。
そして、想定量算出部15は、算出した想定量を示す想定量情報を、異常判断部16へ出力する。
また、想定量算出部15は、たとえば、読み出した情報のうちの現在実績量情報および現在時刻情報を、異常判断部16へ出力する。
異常判断部16は、想定量算出部15から受けた想定量情報の示す想定量と、現在実績量情報の示す実績量とを比較し、比較結果に基づいて施設側装置102の異常の判断を行う。たとえば、異常判断部16は、想定量情報の示す想定量と現在実績量情報の示す実績量との差がしきい値Th以上である場合、施設側装置102は異常であると判断する。
なお、異常判断部16は、たとえば、記憶部12に環境情報、実績量情報および時刻情報の組が新たに保存される度に、施設側装置102の異常の判断を行う。
異常判断部16は、想定量と現在実績量情報の示す実績量との差が、n回連続してしきい値Th以上であった場合に、施設側装置102は異常であると判断する構成であってもよい。
また、異常判断部16は、たとえば、施設側装置102の異常の判断を行った直近のm回のうちのn回以上、想定量と現在実績量情報の示す実績量との差がしきい値Th以上であった場合に、施設側装置102は異常であると判断する構成であってもよい。
そして、異常判断部16は、施設側装置102が異常であると判断した場合、たとえば、施設側装置102が異常である旨の判断結果、想定量情報、現在実績量情報および現在時刻情報を、通知部17へ出力する。
通知部17は、たとえば、施設側装置102が異常である旨の判断結果、想定量情報、現在実績量情報および現在時刻情報を受けると、異常であると判断された施設側装置102の識別情報、想定量情報の示す想定量、現在実績量情報の示す実績量、および、現在時刻情報の示す時刻を、メール、ファクシミリまたは電話を用いて管理者へ通知する。
(想定量の算出)
(a)その1
図2は、本発明の実施の形態に係る管理装置の想定量算出部により算出される想定量の一例(その1)を示す図である。
図2を算出して、想定量算出部15は、たとえば、記憶部12に保存されている情報のうち、学習期間に取得された複数の環境情報を用いて、学習期間における日射量の平均(以下、「過去日射量」とも称する)Spを算出する。
また、想定量算出部15は、たとえば、記憶部12に保存されている情報のうち、学習期間に取得された複数の実績量情報を用いて、学習期間における実績量の平均(以下、「過去実績量」とも称する)Vpを算出する。
そして、想定量算出部15は、算出した過去日射量Spと過去実績量Vpとの相関係数、たとえば「0.7」を算出する。
そして、想定量算出部15は、たとえば、記憶部12に保存されている現在環境情報の示す日射量Snと、算出した相関係数「0.7」とを用いて、施設側装置102による現在の発電、電力消費または蓄電の想定量Vsを算出する。
(b)その2
図3は、本発明の実施の形態に係る管理装置の想定量算出部により算出される想定量の一例(その2)を示す図である。
想定量算出部15は、「(a)その1」において説明した想定量の代わりに、たとえば、現在時刻が含まれる時間帯ごとに想定量を算出してもよい。
具体的には、想定量算出部15は、たとえば、記憶部12に保存されている最新の制御情報(以下、「現在制御情報」とも称する)を読み出し、読み出した現在制御情報の示す制御期間を、複数の期間に区分けする。
たとえば、想定量算出部15は、制御期間が「9:00〜18:00」である場合、当該制御期間を「9:00〜12:00」、「12:00〜15:00」および「15:00〜18:00」の期間に区分けする。
そして、想定量算出部15は、記憶部12に保存されている情報のうち、学習期間に取得された環境情報および時刻情報を用いて、たとえば、学習期間における「9:00〜12:00」の日射量の平均を、朝の時間帯の過去日射量Sp11として算出する。
また、想定量算出部15は、学習期間における「12:00〜15:00」の日射量の平均を、昼の時間帯の過去日射量Sp12として算出する。また、想定量算出部15は、学習期間における「15:00〜18:00」の日射量の平均を、夕方の時間帯の過去日射量Sp13として算出する。
また、想定量算出部15は、記憶部12に保存されている情報のうち、学習期間に取得された実績量情報および時刻情報を用いて、たとえば、学習期間における「9:00〜12:00」の実績量の平均を、朝の時間帯の過去実績量Vp11として算出する。
また、想定量算出部15は、学習期間における「12:00〜15:00」の実績量の平均を、昼の時間帯の過去実績量Vp12として算出する。また、想定量算出部15は、学習期間における「15:00〜18:00」の実績量の平均を、夕方の時間帯の過去実績量Vp13として算出する。
そして、想定量算出部15は、算出した過去日射量Sp11,Sp12,Sp13および過去実績量Vp11,Vp12,Vp13を用いて、各時間帯の過去日射量と過去実績量との相関係数を算出する。たとえば、算出された各時間帯の相関係数は、「0.5」、「0.55」および「0.6」である。
また、想定量算出部15は、記憶部12に保存されている現在環境情報の示す日射量Snと、算出した相関係数とを用いて、たとえば、現在時刻が含まれる時間帯ごとに想定量を算出する。
たとえば、想定量算出部15は、現在時刻が朝の時間帯である「9:00〜12:00」に含まれる場合、相関係数「0.5」および現在の日射量Snを用いて、想定量Vs11を算出する。また、想定量算出部15は、現在時刻が昼の時間帯である「12:00〜15:00」に含まれる場合、相関係数「0.55」および現在の日射量Snを用いて、想定量Vs12を算出する。また、想定量算出部15は、現在時刻が夕方の時間帯である「15:00〜18:00」に含まれる場合、相関係数「0.6」および現在の日射量Snを用いて、想定量Vs13を算出する。
(c)その3
図4は、本発明の実施の形態に係る管理装置の想定量算出部により算出される想定量の一例(その3)を示す図である。
想定量算出部15は、「(a)その1」および「(b)その2」において説明した想定量の代わりに、たとえば、制御情報の示す制御レベルごとに想定量を算出してもよい。
具体的には、想定量算出部15は、たとえば、記憶部12に保存されている情報のうち、学習期間に取得された制御情報を読み出し、読み出した制御情報の示す学習期間における制御期間および制御レベルを確認する。ここでは、たとえば、学習期間における制御期間が複数あり、各制御期間の制御レベルが「75%」、「50%」または「25%」のいずれかであったとする。
また、想定量算出部15は、記憶部12に保存されている情報のうち、学習期間に取得された環境情報、実績量情報および時刻情報の組を読み出す。
そして、想定量算出部15は、たとえば、読み出した組の時刻情報の示す時刻が、学習期間におけるいずれかの制御期間に含まれる場合、当該制御期間の制御レベルを、読み出した組に対応づける。
具体的には、学習期間における制御期間がT1,T2,・・・であり、各制御期間の制御レベルが、たとえば、「25%」,「50%」,・・・であるとする。
このような場合であって、想定量算出部15は、読み出した組G1の時刻情報の時刻が制御期間T1に含まれる場合、組G1に制御レベル「25%」を対応づける。また、想定量算出部15は、読み出した組G2の時刻情報の時刻が制御期間T2に含まれる場合、組G2に制御レベル「50%」を対応づける。このようにして、読み出された組には、それぞれ、制御レベルが対応づけられる。
そして、想定量算出部15は、このようにして制御レベルと対応づけた複数の組を、対応する制御レベルごとに分類する。
そして、想定量算出部15は、たとえば、制御レベル「75%」に対応する複数の組にそれぞれ含まれる環境情報を用いて、各環境情報の示す日射量の平均を、制御レベル「75%」に対応する過去日射量Sp21として算出する。具体的には、制御レベル「75%」に対応する組として組G3,G4,G5がある場合、組G3に含まれる環境情報の示す日射量と、組G4に含まれる環境情報の示す日射量と、組G5に含まれる環境情報の示す日射量との平均を、過去日射量Sp21として算出する。
また、想定量算出部15は、たとえば、制御レベル「75%」の場合と同様に、制御レベル「50%」に対応する複数の組にそれぞれ含まれる環境情報を用いて、各環境情報の示す日射量の平均を、制御レベル「50%」に対応する過去日射量Sp22として算出する。
また、想定量算出部15は、たとえば、制御レベル「75%」の場合と同様に、制御レベル「25%」に対応する複数の組にそれぞれ含まれる環境情報を用いて、各環境情報の示す日射量の平均を、制御レベル「25%」に対応する過去日射量Sp23として算出する。
また、想定量算出部15は、たとえば、制御レベル「75%」に対応する複数の組にそれぞれ含まれる実績量情報を用いて、各実績量情報の示す実績量の平均を、制御レベル「75%」に対応する過去実績量Vp21として算出する。具体的には、制御レベル「75%」に対応する組として組G3,G4,G5がある場合、組G3に含まれる実績量情報の示す実績量と、組G4に含まれる実績量情報の示す日射量と、組G5に含まれる実績量情報の示す実績量との平均を、過去実績量Vp21として算出する。
また、想定量算出部15は、たとえば、制御レベル「75%」の場合と同様に、制御レベル「50%」に対応する複数の組にそれぞれ含まれる実績量情報を用いて、各実績量情報の示す実績量の平均を、制御レベル「50%」に対応する過去実績量Vp22として算出する。
また、想定量算出部15は、たとえば、制御レベル「75%」の場合と同様に、制御レベル「25%」に対応する複数の組にそれぞれ含まれる実績量情報を用いて、各実績量情報の示す実績量の平均を、制御レベル「25%」に対応する過去実績量Vp23として算出する。
そして、想定量算出部15は、算出した過去日射量Sp21,Sp22,Sp23および過去実績量Vp21,Vp22,Vp23を用いて、たとえば、過去日射量と過去実績量との相関係数を制御レベルごとに算出する。たとえば、算出された相関係数は、制御レベル「75%」に対しては「0.5」であり、制御レベル「50%」に対しては「0.8」であり、制御レベル「25%」に対しては「0.9」である。
また、想定量算出部15は、記憶部12に保存されている現在環境情報の示す現在の日射量Snと、記憶部12に保存されている現在制御情報の示す制御レベルと、算出した相関係数とを用いて、たとえば、現在の制御期間の制御レベルごとに想定量を算出する。
すなわち、想定量算出部15は、現在の制御期間の制御レベルが「75%」である場合、相関係数「0.5」および現在の日射量Snを用いて、想定量Vs21を算出する。また、想定量算出部15は、現在の制御期間の制御レベルが「50%」である場合、相関係数「0.8」および現在の日射量Snを用いて、想定量Vs22を算出する。また、想定量算出部15は、現在の制御期間の制御レベルが「25%」である場合、相関係数「0.9」および現在の日射量Snを用いて、想定量Vs23を算出する。
(d)その4
図5は、本発明の実施の形態に係る管理装置の想定量算出部により算出される想定量の一例(その4)を示す図である。
想定量算出部15は、「(a)その1」、「(b)その2」および「(c)その3」において説明した想定量の代わりに、たとえば、制御対象である施設側装置102に設けられたPCS(Power Conditioning System)のソフトウェアのバージョン(以下、単に「施設側装置102のソフトウェアのバージョン」と称する。)ごとに想定量を算出してもよい。
ここでは、管理装置101は、複数の施設側装置102の管理を行うこととする。また、記憶部12に保存されている制御情報には、制御対象である施設側装置102の各々のソフトウェアのバージョンを示す情報が含まれているとする。
具体的には、想定量算出部15は、記憶部12に保存されている情報のうち、学習期間に取得された制御情報を読み出し、読み出した制御情報の示す学習期間における制御期間および施設側装置102のソフトウェアのバージョンを確認する。ここでは、たとえば、学習期間において制御が行われた施設側装置102のソフトウェアのバージョンは、「1」または「2」のいずれかであったとする。
また、想定量算出部15は、記憶部12に保存されている情報のうち、学習期間に取得された環境情報、実績量情報および時刻情報の組を読み出す。
そして、想定量算出部15は、たとえば、読み出した組の時刻情報の示す時刻が、学習期間における制御期間に含まれる場合、当該制御期間の制御対象である施設側装置102のソフトウェアのバージョンを、読み出した組に対応づける。
具体的には、学習期間における制御期間がT1,T2,・・・であり、各制御期間の制御対象である施設側装置102のソフトウェアのバージョンが、たとえば、「1」,「2」,・・・であるとする。
このような場合であって、想定量算出部15は、読み出した組G1の時刻情報の時刻が制御期間T1に含まれる場合、組G1にソフトウェアのバージョン「1」を対応づける。また、想定量算出部15は、読み出した組G2の時刻情報の時刻が制御期間T2に含まれる場合、組G2にソフトウェアのバージョン「2」を対応づける。このようにして、読み出された組には、それぞれ、ソフトウェアのバージョンが対応づけられる。
そして、想定量算出部15は、このようにしてソフトウェアのバージョンと対応づけた複数の組を、対応するソフトウェアのバージョンごとに分類する。
そして、想定量算出部15は、たとえば、ソフトウェアのバージョン「1」に対応する複数の環境情報を用いて、各環境情報の示す日射量の平均を、ソフトウェアのバージョン「1」に対応する過去日射量Sp31として算出する。
また、想定量算出部15は、たとえば、ソフトウェアのバージョン「2」に対応する複数の環境情報を用いて、各環境情報の示す日射量の平均を、ソフトウェアのバージョン「2」に対応する過去日射量Sp32として算出する。
また、想定量算出部15は、たとえば、ソフトウェアのバージョン「1」に対応する複数の実績量情報を用いて、各実績量情報の示す実績量の平均を、ソフトウェアのバージョン「1」に対応する過去実績量Vp31として算出する。
また、想定量算出部15は、たとえば、ソフトウェアのバージョン「2」に対応する複数の実績量情報を用いて、各実績量情報の示す実績量の平均を、ソフトウェアのバージョン「2」に対応する過去実績量Vp32として算出する。
そして、想定量算出部15は、算出した過去日射量Sp41,Sp42および過去実績量Vp41,Vp42を用いて、たとえば、過去日射量と過去実績量との相関係数をソフトウェアのバージョンごとに算出する。たとえば、算出された相関係数は、ソフトウェアのバージョン「1」に対しては「0.6」であり、ソフトウェアのバージョン「2」に対しては「0.7」である。
また、想定量算出部15は、記憶部12に保存されている現在制御情報を読み出して、現在の制御対象である施設側装置102のソフトウェアのバージョンを確認する。
そして、想定量算出部15は、記憶部12に保存されている現在環境情報の示す現在の日射量Snと、現在の制御対象のソフトウェアのバージョンとを用いて、ソフトウェアのバージョンごとに想定量を算出する。
すなわち、想定量算出部15は、現在の制御対象のソフトウェアのバージョンが「1」である場合、相関係数「0.6」および現在の日射量Snを用いて、想定量Vs31を算出する。また、想定量算出部15は、現在の制御対象のソフトウェアのバージョンが「2」である場合、相関係数「0.7」および現在の日射量Snを用いて、想定量Vs32を算出する。
なお、想定量算出部15は、「(a)その1」、「(b)その2」、「(c)その3」および「(d)その4」においてそれぞれ説明した算出方法を組み合わせて、想定量を算出してもよい。たとえば、想定量算出部15は、現在の制御期間の制御レベルごとの想定量であって、現在時刻の含まれる時間帯ごとの想定量を算出してもよい。
(しきい値の算出)
図6は、本発明の実施の形態に係る管理装置の異常判断部により算出されるしきい値の一例を示す図である。
図6を参照して、異常判断部16は、たとえば、記憶部12に保存されている情報のうち、学習期間に取得された実績量情報および時刻情報を用いて、学習期間における各日にちの朝の時間帯「9:00〜12:00」、昼の時間帯「12:00〜15:00」、および、夕方の時間帯「15:00〜18:00」のそれぞれの実績量の平均を算出する。
たとえば、学習期間の1日目では、「9:00〜12:00」における実績量の平均が「Vp111」であり、「12:00〜15:00」における実績量の平均が「Vp112」であり、「15:00〜18:00」における実績量の平均が「Vp113」である。
また、学習期間の2日目では、「9:00〜12:00」における実績量の平均が「Vp121」であり、「12:00〜15:00」における実績量の平均が「Vp122」であり、「15:00〜18:00」における実績量の平均が「Vp123」である。
また、異常判断部16は、たとえば、想定量算出部15から想定量情報を受けると、当該想定量情報の示す想定量と、算出した時間帯ごとの実績量の平均との差を算出する。
具体的には、現在時刻が朝の時間帯である「9:00〜12:00」に含まれ、当該時間帯における想定量が「Vs111」である場合、異常判断部16は、各日にちの「9:00〜12:00」における実績量の平均Vp111,Vp121,Vp131,・・・と、想定量Vs111との差をそれぞれ算出する。そして、異常判断部16は、算出した複数の差のうちの最大値D1を特定する。
また、たとえば、現在時刻が昼の時間帯である「12:00〜15:00」に含まれ、当該時間帯における想定量が「Vs112」である場合、異常判断部16は、各日にちの「12:00〜15:00」における実績量の平均Vp112,Vp122,Vp132,・・・と、想定量Vs112との差をそれぞれ算出する。そして、異常判断部16は、算出した複数の差のうちの最大値D2を特定する。
そして、異常判断部16は、たとえば、特定した最大値「D1」または「D2」のX倍を、しきい値Thとして算出する。Xは、管理装置101の設定パラメータであり、たとえば、3である。このようにして、異常判断部16は、たとえば現在時刻が含まれる時間帯ごとのしきい値Thを算出する。
なお、異常判断部16は、現在時刻が含まれる時間帯ごとのしきい値Thの代わりに、たとえば、施設側装置102の制御レベルごとのしきい値Th、または、制御対象である施設側装置102のソフトウェアのバージョンごとのしきい値Thを算出してもよい。また、異常判断部16は、環境情報の取得元が施設側装置102であるかインターネット上のウェブサイトであるかによって、異なるしきい値Thを算出してもよい。
また、異常判断部16は、たとえば、現在時刻が含まれる時間帯、施設側装置102の制御レベル、制御対象である施設側装置102のソフトウェアのバージョン、または、環境情報の取得元が施設側装置102であるかインターネット上のウェブサイトであるかに応じて、Xを異なる値にしてもよい。
[施設側装置]
再び図1を参照して、施設側装置102は、制御情報受信部21と、制御部22と、動作部23と、電力入出力部24と、計測情報送信部25と、計測情報収集部26と、環境情報計測部27とを含む。
制御情報受信部21は、管理装置101から通信網103経由で制御情報を受信し、受信した制御情報を制御部22へ出力する。
制御部22は、制御情報受信部21から制御情報を受けると、当該制御情報の内容に基づいて動作部23を制御する。
動作部23は、たとえば、施設側装置102が発電装置である場合は発電部であり、制御部22による制御に従って発電した電力を電力入出力部24経由で電力網へ出力する。
また、動作部23は、たとえば、施設側装置102が負荷装置である場合は負荷部であり、電力入出力部24経由で電力網から受けた電力を用いて動作する。
また、動作部23は、たとえば、施設側装置102が蓄電装置である場合は蓄電部であり、電力入出力部24経由で電力網から受けた電力を蓄電する。
電力入出力部24は、たとえば、動作部23から出力された電力または動作部23へ出力された電力を計測する。
環境情報計測部27は、たとえば、施設側装置102の周辺の温度、湿度、日射量および天候などの環境を計測する。
計測情報収集部26は、たとえば1分ごとに、電力入出力部24による電力の計測結果および環境情報計測部27による環境の計測結果を取得し、取得したこれらの計測結果を対応づける。そして、計測情報収集部26は、たとえば、1分ごとに取得したこれらの計測結果を1時間分まとめて、計測情報送信部25へ出力する。
計測情報送信部25は、計測情報収集部26から、たとえば1時間分の計測結果を受けると、当該計測結果を示す情報、すなわち、電力の計測結果を示す実績量情報および環境の計測結果を示す環境情報を、通信網103経由で管理装置101へ送信する。
<動作>
次に、本発明の実施の形態に係る管理装置101の動作について説明する。
管理システム201における各装置は、コンピュータを備え、当該コンピュータにおけるCPU等の演算処理部は、以下のフローチャートの各ステップの一部または全部を含むプログラムを図示しないメモリから読み出して実行する。これら複数の装置のプログラムは、それぞれ、外部からインストールすることができる。これら複数の装置のプログラムは、それぞれ、記録媒体に格納された状態で流通する。
[全体の動作手順]
図7は、本発明の実施の形態に係る管理装置による全体の動作手順を定めたフローチャートである。
ここでは、管理装置101は、事前の学習期間において、実績量情報、環境情報、時刻情報および制御情報を取得していることとする。
図7を参照して、まず、管理装置101は、たとえば管理者による制御指示の入力を受け付け、受け付けた制御指示に基づいて制御情報を作成する(ステップS11)。
次に、管理装置101は、作成した制御情報を施設側装置102へ送信する(ステップS12)。これにより、当該制御情報の示す制御期間において、施設側装置102による発電、電力消費または蓄電の制御が行われる。そして、施設側装置102は、制御期間において、たとえば定期的に環境情報および実績量情報を管理装置101へ送信する。
次に、管理装置101は、たとえば、施設側装置102から実績量情報および環境情報を受信する度に施設側装置102の異常を判断する、異常判断処理を行う(ステップS13)。
[異常判断処理の動作手順]
図8は、本発明の実施の形態に係る管理装置による異常判断処理の動作手順を定めたフローチャートである。
まず、管理装置101は、施設側装置102から実績量情報および環境情報を受信する(ステップS21)。
次に、管理装置101は、学習期間に取得された実績量情報および環境情報を用いて、実績量と環境との相関係数を算出する(ステップS22)。なお、管理装置101は、異常判断処理を行う前に相関係数を算出してもよい。
次に、管理装置101は、算出した相関係数と、ステップS21において施設側装置102から受信した環境情報の示す環境とに基づいて、施設側装置102による発電、電力消費または蓄電の想定量を算出する(ステップS23)。
次に、管理装置101は、たとえば、学習期間に取得された複数の実績量情報のそれぞれが示す実績量と、算出した想定量との差をそれぞれ算出し、算出した複数の差のうちの最大値を特定する。そして、管理装置101は、特定した最大値のX倍をしきい値Thとして算出する(ステップS24)。
次に、管理装置101は、算出した想定量と、ステップS21において施設側装置102から受信した実績量情報の示す実績量との差がしきい値Th以上であるか否かを確認する(ステップS25)。
そして、管理装置101は、想定量と実績量との差がしきい値Th未満である場合(ステップS25において「NO」)、管理者への通知を行わない。
一方、管理装置101は、想定量と実績量との差がしきい値Th以上である場合(ステップS25において「YES」)、たとえば、管理者へ施設側装置102が異常である旨の通知を行う(ステップS26)。
<変形例>
上述した本発明の実施の形態に係る管理システム201の管理装置101は、制御期間における施設側装置102の異常の判断を行う。しかしながら、このような構成に限定されず、管理装置101は、たとえば、制御期間および制御期間以外の期間の少なくともいずれか一方の期間において、施設側装置102の異常の判断を行う構成であってもよい。
また、施設側装置102は、制御期間であるか否かに関わらず、たとえば定期的に環境情報および実績量情報を管理装置101へ送信し、管理装置101は、施設側装置102から環境情報および実績量情報を受信する度に、施設側装置102の異常の判断を行ってもよい。また、施設側装置102は、制御期間であるか否かに関わらず、任意の期間において、施設側装置102の異常の判断を行う構成であってもよい。
また、管理装置101は、環境情報および実績量情報に基づいて施設側装置102の異常の判断を行う装置であればよく、たとえば、制御情報の作成および送信を行わない構成であってもよい。
ところで、発電装置、蓄電池または負荷装置などの装置に対する制御指示が通知された場合であっても、装置の故障などの原因により、当該制御指示に沿った結果が得られないことがある。そして、このように、制御指示に沿った結果が得られなかったことを、たとえば管理者側のサーバが検出できない場合、その原因を取り除くまでに長期間経過してしまうことがある。
また、当該制御指示に沿った結果が得られなかったことを上記サーバが検出できた場合であっても、装置の周辺の環境、制御のレベル、装置の故障または外部サーバからの不正なアクセスなど種々の原因が考えられるため、適切な対応ができないことがある。
これに対して、本発明の実施の形態に係る管理装置101では、情報取得部14は、施設の環境に関する環境情報、および施設に設けられた施設側装置102による発電、電力消費または蓄電の実績量を示す実績量情報を取得する。また、想定量算出部15は、情報取得部14により取得された過去の環境情報、過去の実績量情報および現在の環境情報に基づいて、施設側装置102の発電、電力消費または蓄電の想定量を算出する。また、異常判断部16は、情報取得部14により取得された現在の実績量情報の示す実績量と、想定量算出部15により算出された想定量とを比較し、比較結果に基づいて施設側装置102の異常の判断を行う。
ここで、環境を考慮せずに施設側装置102の異常を判断する場合、施設側装置102に異常が生じていないにも関わらず、日射量などの環境が測定値に大きく影響して、施設側装置102に異常が生じていると判断されてしまう可能性がある。これに対して、上記のような構成により、たとえば環境による影響は異常として判断しないことで、施設側装置の故障または外部サーバからの不正なアクセスなどの異常をより正確に判断することができる。
また、本発明の実施の形態に係る管理装置101では、異常判断部16は、現在実績量情報の示す実績量と、想定量との差がしきい値Th以上である場合、施設側装置102が異常であると判断する。また、しきい値Thは、過去の実績量情報の示す実績量に基づく値である。
このような構成により、たとえば、過去の実績量と想定量との差を基準とした適切な値を、しきい値Thとすることができる。
また、本発明の実施の形態に係る管理装置101では、しきい値Thは、現在時刻が含まれる時間帯ごとに設定される。
このような構成により、時間帯により変化する環境を考慮した、より正確な異常判断を行うことができる。
また、本発明の実施の形態に係る管理装置101では、制御情報処理部11は、施設側装置102による発電、電力消費または蓄電の制御に関する制御情報を作成する。また、しきい値Thは、制御情報処理部11により作成された制御情報の示す制御レベルごとに設定される。
このような構成により、たとえば制御レベルによる影響は異常として判断しないことで、施設側装置102の異常をより正確に判断することができる。
また、本発明の実施の形態に係る管理装置101では、想定量は、現在時刻が含まれる時間帯に応じた値に算出される。
このような構成により、時間帯により変化する環境を考慮した適切な値を、想定量として算出することができる。
また、本発明の実施の形態に係る管理装置101では、想定量は、制御情報処理部11により作成された制御情報の示す制御レベルに応じた値に算出される。
このような構成により、制御レベルを考慮した適切な値を、想定量として算出することができる。
上記実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
以上の説明は、以下に付記する特徴を含む。
[付記1]
施設の環境に関する環境情報、および前記施設に設けられた施設側装置による発電、電力消費または蓄電の実績量を示す実績量情報を取得する取得部と、
前記取得部により取得された、過去の前記環境情報、過去の前記実績量情報および現在の前記環境情報に基づいて、前記施設側装置の発電、電力消費または蓄電の想定量を算出する想定量算出部と、
前記取得部により取得された現在の前記実績量情報の示す前記実績量と、前記想定量算出部により算出された前記想定量とを比較し、比較結果に基づいて前記施設側装置の異常の判断を行う異常判断部とを備える管理装置であって、
前記環境情報は、前記施設側装置の周辺の温度、湿度、日射量および天候のうちの少なくとも1つを示し、
前記施設側装置は、発電装置、負荷装置または蓄電装置であり、
前記管理装置は、さらに、
前記施設側装置による発電、電力消費または蓄電の制御に関する制御情報を作成し、作成した前記制御情報を前記施設側装置へ送信し、
前記制御情報は、前記施設側装置の前記制御が行われる期間である制御期間を示し、
前記取得部は、前記制御期間および前記制御期間以外の期間の少なくともいずれか一方の期間に、前記環境情報および前記実績量情報を定期的に取得し、
前記想定量算出部は、前記取得部により取得された過去の前記環境情報および過去の前記実績量情報に基づいて、前記環境と前記実績量との相関を示す相関情報を作成し、作成した前記相関情報および現在の前記環境情報に基づいて、前記想定量を算出し、
前記異常判断部は、前記取得部により前記環境情報および前記実績量情報が取得される度に、前記異常の判断を行う、管理装置。
11 制御情報処理部
12 記憶部
13 制御情報送信部
14 情報取得部
15 想定量算出部
16 異常判断部
17 通知部
21 制御情報受信部
22 制御部
23 動作部
24 電力入出力部
25 計測情報送信部
26 計測情報収集部
27 環境情報計測部
101 管理装置

Claims (8)

  1. 施設の環境に関する環境情報、および前記施設に設けられた施設側装置による発電、電力消費または蓄電の実績量を示す実績量情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された、過去の前記環境情報、過去の前記実績量情報および現在の前記環境情報に基づいて、前記施設側装置の発電、電力消費または蓄電の想定量を算出する想定量算出部と、
    前記取得部により取得された現在の前記実績量情報の示す前記実績量と、前記想定量算出部により算出された前記想定量とを比較し、比較結果に基づいて前記施設側装置の異常の判断を行う異常判断部とを備える、管理装置。
  2. 前記異常判断部は、現在の前記実績量情報の示す前記実績量と、前記想定量との差がしきい値以上である場合、前記施設側装置が異常であると判断し、
    前記しきい値は、過去の前記実績量情報の示す前記実績量に基づく値である、請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記しきい値は、現在時刻が含まれる時間帯ごとに設定される、請求項2に記載の管理装置。
  4. 前記管理装置は、さらに、
    前記施設側装置における発電容量消費電力量または蓄電容量段階的な制御に関する制御情報を作成する制御情報処理部を備え、
    前記しきい値は、前記制御情報処理部により作成された前記制御情報の示す制御レベルに対応する段階ごとに設定される、請求項2または請求項3に記載の管理装置。
  5. 前記想定量は、現在時刻が含まれる時間帯に応じた値に算出される、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の管理装置。
  6. 前記管理装置は、さらに、
    前記施設側装置における発電容量消費電力量または蓄電容量段階的な制御に関する制御情報を作成する制御情報処理部を備え、
    前記想定量は、前記制御情報処理部により作成された前記制御情報の示す制御レベルに対応する段階に応じた値に算出される、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の管理装置。
  7. 発電、電力消費または蓄電を行う施設側装置と、
    前記施設側装置の管理を行う管理装置とを備え、
    前記管理装置は、前記施設側装置が設けられた施設の環境に関する環境情報、および前記施設側装置による発電、電力消費または蓄電の実績量を示す実績量情報を前記施設側装置から取得し、前記施設側装置から取得した過去の前記環境情報、過去の前記実績量情報および現在の前記環境情報に基づいて、前記施設側装置の発電、電力消費または蓄電の想定量を算出し、前記施設側装置から取得した現在の前記実績量情報の示す前記実績量と、算出した前記想定量とを比較し、比較結果に基づいて前記施設側装置の異常の判断を行う、管理システム。
  8. 施設側装置の管理を行う管理装置において用いられる管理プログラムであって、
    コンピュータを、
    前記施設側装置が設けられた施設の環境に関する環境情報、および前記施設側装置による発電、電力消費または蓄電の実績量を示す実績量情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された過去の前記環境情報、過去の前記実績量情報および現在の前記環境情報に基づいて、前記施設側装置の発電、電力消費または蓄電の想定量を算出する想定量算出部と、
    前記取得部により取得された現在の前記実績量情報の示す前記実績量と、前記想定量算出部により算出された前記想定量とを比較し、比較結果に基づいて前記施設側装置の異常の判断を行う異常判断部と、
    として機能させるための、管理プログラム。
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