JP2016066148A - 画像形成装置及びシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】更新(アップデート)に伴い、更新対象の装置環境に応じて生じる余分な時間を抑制する。
【解決手段】画像形成システムは、プリンタ14の稼動履歴から稼動量を予測する稼動予測手段と、プリンタ14の更新に伴う装置の内部環境の環境悪化量を算出する算出手段と、稼動量と環境悪化量から更新の不適時間帯又は適切時間帯を設定する制御手段とを備える管理サーバ16と、管理サーバ16で設定された更新の不適時間帯又は適切時間帯を受信する受信手段と、指示された更新時間と、不適時間帯又は適切時間帯に基づいてプリンタ14の更新の実行を制御する更新制御手段とを備えるコントローラ12とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置及びシステムに関する。
グローバル化の進展に伴い、プリンタ及びコントローラも種々の国や地域に設置される場合が多くなっており、極寒地域や乾燥地域、高温多湿地域、粉塵地域など種々の地域の環境特性を考慮する必要性が増大している。また、インクジェットプリンタ等は低温や乾燥に比較的弱いため、一定の温度及び湿度に維持された環境下で運用できればよいが、国や地域によっては必ずしもかかる条件が満たされる保証はなく、一定の品質を維持するためにプリンタを取り巻く外的環境に応じてプリンタの内的環境を制御する必要もある。
品質を維持する観点からは、製品リリース後に発生したバグを修正したパッチを適用するためのアップデート作業が重要となるが、アップデート作業には時間を要するため、どのタイミングでアップデート作業を実行するかが問題となる。
特許文献1には、顧客システムのソフトウェアに対する予防保守サービスにおいて、顧客システムの稼動環境に応じたパッチ情報を提供し、更に適用する時間帯を提供することで顧客の負担を低減することが記載されている。パッチ情報DB、パッチ適用時間見積DB、顧客運用情報DB、及び顧客別ログDBから、顧客システムの稼動環境に応じた推奨パッチを判断してパッチ適用に必要な時間を見積した情報を保持する。また、顧客システムの未稼働時間を予測し、パッチ適用に適切な時間帯の提示を行う。
特許文献2には、情報ダウンロード又はアップロードを自動的に行なえるようにすることが記載されている。 ダウンロードは、管理装置が、複写機(画像形成装置)が非作動状態にあることを判別して、画像形成に関する情報を通信コントロールユニット、交換機及び電話回線を介して複写機へ自動送信する。アップロードは、複写機が自動調整中や使用中あるいは使用される可能性が高い時を除いた最適時期に、管理装置が各複写機の記憶手段に記憶されている画像形成に関する情報を自動的に送信させて集信する。
特開2010−128581号公報 特開2003−264648号公報
システムの未稼働時間を予測し、あるいは非作動状態を判別してアップデートを実行したとしても、それが必ずしも最適なタイミングとは言えない場合がある。すなわち、システムの制御部をアップデートする際には、その内部環境の制御も非作動状態となるため、外部環境がシステムにとって好ましくない環境である場合にはその影響を受けてシステムの内部環境が劣化してしまう。システムの内部環境が劣化した場合には、その内部環境を本来あるべき範囲内に復帰させるまでに余分な時間を要してしまう結果となる。
本発明の目的は、更新(アップデート)に伴って装置の環境により生じ得る余分な時間を抑制する装置及びシステムを提供することにある。
請求項1記載の発明は、装置の稼動履歴から稼動量を予測する稼動予測手段と、装置の更新に伴う装置の内部環境の環境悪化量を算出する算出手段と、前記稼動量と前記環境悪化量から前記更新の不適時間帯又は適切時間帯を設定する制御手段とを備える画像形成装置である。
請求項2記載の発明は、前記更新の不適時間帯に前記更新を実行する場合に、前記不適時間帯に前記更新を実行した場合と前記適切時間帯で前記更新を実行した場合の差分であるダウンタイム量を算出するダウンタイム量算出手段とを備える請求項1記載の画像形成装置である。
請求項3記載の発明は、前記更新に要する更新時間を予測する更新時間予測手段とを備え、前記ダウンタイム量算出手段は、前記更新時間に基づき算出する請求項2記載の画像形成装置である。
請求項4記載の発明は、前記更新時間予測手段は、前記更新後の前記装置の再起動に要する時間に基づき予測する請求項3記載の画像形成装置である。
請求項5記載の発明は、前記算出手段は、気温、湿度、粉塵量、瞬断の有無の少なくともいずれかに基づき、気温が低く、湿度が低く、粉塵量が多く、瞬断が有るほど環境悪化量が増大するように算出する請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置である。
請求項6記載の発明は、装置を制御するコントローラと、前記コントローラとネットワークを介して接続される管理サーバコンピュータとを備え、前記コントローラと前記管理サーバコンピュータのいずれかに、前記装置の稼動履歴から稼動量を予測する稼動予測手段と、前記装置の更新に伴う装置の内部環境の環境悪化量を算出する算出手段と、前記稼動量と前記環境悪化量から前記更新の不適時間帯又は適切時間帯を設定する制御手段と、指示された更新時間と、前記不適時間帯又は適切時間帯に基づいて前記装置の更新の実行を制御する更新制御手段とを備える画像形成システムである。
請求項7記載の発明は、前記コントローラと前記管理サーバコンピュータのいずれかに、前記更新の不適時間帯に前記更新を実行する場合に、前記不適時間帯に前記更新を実行した場合と前記適切時間帯で前記更新を実行した場合の差分であるダウンタイム量を算出するダウンタイム量算出手段とをさらに備える請求項6記載の画像形成システムである。
請求項1,6記載の発明によれば、更新(アップデート)に伴って装置の環境により生じ得る余分な時間を抑制できる。
請求項2,7記載の発明によれば、さらに、ダウンタイム量を考慮した更新(アップデート)が実行できる。
請求項3、4記載の発明によれば、さらに、ダウンタイム量を正確に算出できる。
請求項5記載の発明によれば、さらに、環境悪化量を正確に算出できる。
実施形態のシステム構成図である。 管理サーバの構成図である。 コントローラの構成図である。 実施形態の処理フローチャート(その1)である。 実施形態の処理フローチャート(その2)である。 実施形態の処理フローチャート(その3)である。 実施形態の処理フローチャート(その4)である。 実施形態の処理フローチャート(その5)である。 実施形態の処理フローチャート(その6)である。 アップデート履歴の一例を示す図である。 アップデート予測時間の一例を示す図である。 環境変動及び稼動履歴の一例を示すグラフ図である。 アップデート不適指数を示す図である。 ダウンタイム量算出説明図である。 環境変動及び稼動履歴の他の例を示すグラフ図である。 アップデート不適指数を示す図である。 ダウンタイム量算出説明図である。 環境変動の他の例を示すグラフ図である。 瞬断及び稼動履歴の一例を示すグラフ図である。 アップデート不適指数を示す図である。
以下、図面に基づき本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態の画像形成システムの全体構成図である。画像形成システムは、クライアント(クライアントコンピュータ)10、コントローラ12、プリンタ14及び管理サーバ(管理サーバコンピュータ)16を備える。
クライアント10は、LAN経由でコントローラ12に接続され、ユーザ操作に応じてコントローラ12に対してプリント指示等の各種指令を出力する。
コントローラ12は、プリンタ14に接続され、プリンタ14の動作を制御する。コントローラ12は、LAN経由でクライアント10からの各種指令を受信し、指令に基づいてプリンタ14の動作を制御する。コントローラ12には各種情報を出力表示するモニタ121、及びプリンタ14の更新(アップデート)指示を含む各種情報を入力するための入力部122が接続される。コントローラ12、モニタ121、及び入力部122は、プリンタ14を制御する画像形成装置として機能する。
プリンタ14は、大量の文書を印刷可能な例えばインクジェットプリンタであり、コントローラ12の制御下で文書を印刷して出力する。
管理サーバ16は、インターネット18経由でクライアント10及びコントローラ12と接続され、プリンタ14の稼動履歴やプリンタ14の環境変動履歴を記憶して管理する。
プリンタ14の稼動履歴は、例えば時間毎の印刷枚数であり、プリンタ14の環境変動履歴は、例えば時間毎のプリンタ14周囲の気温、湿度等である。これらのデータはコントローラ12で検知され、管理サーバ16はコントローラ12から送信されたこれらのデータを記憶・管理する。また、管理サーバ16は、プリンタ14の制御プログラムのアップデートを管理し、特にアップデートの実行タイミングを管理する。すなわち、プリンタ14のアップデートは、基本的にはプリンタ14の保守管理者が実行タイミングを決定し、コントローラ12を用いて管理サーバ16から提供されたアップデータをプリンタ14にインストールすることで実行されるが、本実施形態では、管理サーバ16がアップデートの実行に不適切な時間帯をプリンタ14の稼動履歴や環境変動に基づいて決定してコントローラ12に提供することで、アップデートの実行タイミングを最適化する。
図2は、管理サーバ16の機能ブロック図である。管理サーバ16は、ネットワークインタフェース(I/F)161、データ送受信部162、稼動履歴記憶部163、環境変動履歴記憶部164、アップデート作業時間算出部165、高稼働予測部166、環境悪化量算出部167、アップデータ記憶部168、アップデート不適時間帯算出部169を備える。
データ送受信部162は、ネットワークI/F161を介してコントローラ12との間で各種データを送受信する。
稼動履歴記憶部163は、コントローラ12から送信された、プリンタ14の稼動履歴を順次記憶する。
環境変動履歴記憶部164は、コントローラ12から送信された、プリンタ14の外的環境の変動履歴を順次記憶する。
アップデート作業時間算出部165は、稼動履歴記憶部164に記憶された履歴と、アップデータ記憶部168に記憶されたアップデータに基づき、アップデート作業に要するであろう予測時間を算出する。より具体的には、アップデート作業時間算出部165は、アップデート作業の対象となるプリンタ14用のアップデータが存在する場合に、そのアップデータのデータサイズと、過去のアップデート履歴に基づいて今回のアップデート作業に要する予測時間を算出する。アップデート作業時間算出部165は、算出した予測時間をデータ送受信部162及びネットワークI/F161を介してコントローラ12に送信する。
高稼動予測部166は、稼動履歴記憶部163に記憶された稼動履歴に基づいて、特定日、すなわちアップデートを実行する日の各時間帯のプリンタ14の時間単位稼動量を算出する。具体的には、高稼働予測部166は、複数の方法のいずれかで時間単位稼動量を算出し、どの方法を用いるかは予めメモリに記憶して設定される。本実施形態では、直近の稼動の平均値として算出する方法と、同一曜日の稼動の平均値として算出する方法のいずれかで算出する。高稼働予測部166は、算出した時間単位の稼動量をアップデート不適時間帯算出部169に供給する。
環境悪化量算出部167は、環境変動履歴記憶部164に記憶された環境変動履歴に基づいて、特定日、すなわちアップデートを実行する日の各時間単位の環境悪化量、すなわちアップデート作業によってプリンタ14の内部環境維持が不能になった場合の環境悪化量を算出する。具体的には、プリンタ14の内部環境を所定の状態に維持する手段がアップデート作業に伴って動作不能になると、プリンタ14の内部環境はプリンタ14の外部環境(気温や湿度等)とほぼ同一になるものと想定されるから、環境悪化量算出部167は、アップデートを実行する日の環境に近似する履歴を記憶部164から取得し、これらの履歴を用いて時間単位の環境悪化量を算出する。アップデートを実行する日の環境に近似する履歴は、通常は直近の日の環境変動履歴であるが、これに限定されない。環境悪化量算出部167は、算出した時間単位の環境悪化量をアップデート不適時間帯算出部169に供給する。
アップデータ記憶部168は、アップデート作業に用いるアップデータを対象毎に記憶する。アップデータは、プリンタ14の各部の制御プログラムであり、例えばプリンタ14の乾燥機ヒーター制御ファームウェア、インクヒーター制御ファームウェア、加湿装置ファームウェア、ヘッドノズルヒーター制御ファームウェア等である。例えばインクヒーター制御ファームウェアをアップデートする場合、その作業中はインクヒーターが動作不能であるためインクの温度は周囲環境の気温に影響され、低温の場合には本来あるべきインク温度まで加熱するのに時間を要することになる。また、アップデータ記憶部168は、過去にアップデートされた対象についてそのアップデートの履歴を記憶する。アップデートの履歴には、アップデートの日付、アップデート対象の名称あるいはID、アップデータのサイズ、アップデートに要した時間、及びアップデート後の再起動に要した時間が含まれる。アップデート作業時間算出部165は、アップデート履歴に含まれるこれらのデータに基づいて今回のアップデート作業に要する予測時間を算出する。なお、本実施形態では、アップデート履歴をアップデータ記憶部168に記憶しているが、これに代えて、稼動履歴記憶部163にアップデート履歴を記憶するようにしてもよい。この場合、アップデート作業時間算出部165は、稼動履歴記憶部163に記憶されたアップデート履歴に基づいてアップデート作業時間を算出する。
アップデート不適時間帯算出部169は、高稼働予測部166で算出された時間単位の稼動量と、環境悪化量算出部167で算出された時間単位の環境悪化量に基づいてアップデートを実行するのに不適切な不適時間帯を算出する。具体的には、時間単位の稼動量と時間単位の環境悪化量をそれぞれ数値化し、これらを用いて、稼動量が増大するほど、あるいは環境悪化量が増大するほどその値が増大するようなアップテート不適指数を算出する。すなわち、アップデート不適指数をUNC(t)、稼動量をPV(t)、環境悪化量をENV(t)とすると、
UNC(t)=f(PV(t),ENV(t))
df/dPV>0
df/dENV>0
となるように特定の関数fを用いてアップデート不適指数UNCを算出する。ここで、PV(t)、ENV(t)は時間単位の物理量であるため時間tの関数としたものであり、必然的にアップデート不適指数UNC(t)も時間単位の関数である。また、この時間tは、特定日、すなわちアップデートを実行する日の関数でもある。そして、アップデート不適指数を所定のしきい値と大小比較し、所定のしきい値を超える時間帯を不適時間帯として決定する。アップデート不適時間帯算出部169は、算出したアップデート不適時間帯をデータ送受信部162、ネットワークI/F161を介してコントローラ12に送信する。
管理サーバ16は、一般のコンピュータが備えるハードウェア構成、すなわちCPU、メモリ、入出力装置、入出力インタフェースを備え、プログラムメモリに記憶された処理プログラムをCPUが実行することで図2の各機能ブロックを実現できる。具体的には、ネットワークI/F161及びデータ送受信部162は入出力インタフェース、稼動履歴記憶部163、環境変動履歴記憶部164及びアップデータ記憶部168はメモリ、アップデート作業時間算出部165、高稼働予測部166、環境悪化量算出部167は1つ又は複数のCPU又はASICで実現され得る。
図3は、コントローラ12の機能ブロック図である。コントローラ12は、稼動状況計測部1201、瞬断検知部1202、外部環境検知部1203、内部環境検知部1204、環境維持部1205、稼動履歴記憶部1206、環境変動履歴記憶部1207、制御部1208、ネットワークインタフェース(I/F)1209、データ送受信部1210、不適時間帯解析部1211、ダウンタイム量計算部1212、制御部1213、自動アップデート実行部1214、時計部1215、ユーザインタフェース(UI)表示内容生成部1216、ビデオインタフェース(I/F)1217、入力内容解析部1218、入力インタフェース(I/F)1219を備える。コントローラ12には、モニタ121及びユーザが設定情報を入力するための入力部122が接続されることは上記の通りである。
稼働状況計測部1201、瞬断検知部1202、外部環境検知部1203、内部環境検知部1204は、それぞれプリンタ14の稼動状況、瞬断の有無、外部環境、内部環境を検出する。ここで、稼動状況は例えばプリンタ14の時間毎の印刷枚数(PV:Print Volume)であり、瞬断はプリンタ14の電源電力の突発的・偶発的な停止である。いくつかの新興国では瞬断が少なくない頻度で起こることが知られている。外部環境は、プリンタ14周囲の気温や湿度等であり、内部環境はプリンタ14内部の気温や湿度等である。プリンタ14の周囲及び内部がほぼ同一環境であり、あるいは両者の間に一定の関係があり一方を検知すれば他方も自動的に検知できる関係にある場合には、外部環境あるいは内部環境のいずれかを検知する構成としてもよい。
環境維持部1205は、プリンタ14の内部と外部の少なくともいずれかを所望の状態に維持する。環境維持部1205は、例えばプリンタ14内外の気温や湿度を一定に維持する。環境維持部1205は、制御部1208でその動作が制御される。従って、アップデート作業に伴い、制御部1208による環境維持部1205の制御が不能となると、プリンタ14内外の環境が悪化し得る。
稼動履歴記憶部1206は、稼動状況計測部1201で検出されたプリンタ14の稼動状況を順次記憶する。稼動状況にアップデート作業履歴を含めてもよいのは上記した通りである。
環境変動履歴記憶部1207は、瞬断検知部1202、外部環境検知部1203、内部環境検知部1204で検知された瞬断の有無、プリンタ14内外の気温や湿度等を順次記憶する。
データ送受信部1210は、ネットワークI/F1209を介して各種データを管理サーバ16に送信する。送信データには、稼動履歴記憶部1206に記憶された稼動履歴、環境変動履歴が含まれる。受信データには、アップデータ、管理サーバ16で算出されたアップデート作業予測時間及びアップデート不適時間帯が含まれる。
不適時間帯解析部1211は、制御部1213からの指令に基づき、管理サーバ16から受信した不適時間帯とアップデートを行う時間とを照合し、アップデートを行う時間が不適時間帯に該当するか否かを判定する。
ダウンタイム量計算部1212は、制御部1213からの指令に基づき、ユーザが不適時間帯におけるアップデートを許容した場合に、それに伴うダウンタイム、すなわち不適時間帯にアップデートを行う場合の損失を算出する。ここで、本実施形態における「ダウンタイム」は、アップデート不適時間帯にアップデートを実行した場合と、アップデート適切時間帯にアップデートを実行した場合の、時間次元での差分量を意味し、より特定的には、アップデート不適時間帯にアップデートを実行した場合の、アップデート適切時間帯にアップデートを実行した場合に対する余分な時間を意味する。
自動アップデート実行部1214は、管理サーバ16から受信したアップデータを用いてプリンタ14のアップデートを実行する。
入力内容解析部1218は、入力I/F1219を介して入力部122から入力されたユーザの設定情報を解析して制御部1213に供給する。ユーザの設定情報には、アップデートの実行指示が含まれる。
ユーザインタフェース(UI)表示内容生成部1216は、不適時間帯解析部1211から出力された不適時間帯の情報、及びダウンタイム量計算部1212で算出されたダウンタイム量をユーザに通知する表示形態に変換し、ビデオI/F1217を介してモニタ121に出力する。
時計部1215は、現在時間を制御部1213に供給する。
制御部1213は、不適時間帯解析部1211、ダウンタイム量計算部1212、及び自動アップデータ実行部1214の動作を制御する。具体的には、不適時間帯解析部1211に指令することでユーザから指示されたアップデートの実行時間が管理サーバ16で算出されたアップデート不適時間帯に該当するか否かを判定し、不適時間帯に該当しない場合に自動アップデート実行部1214に指令して管理サーバ16から受信したアップデータを用いてプリンタ14のアップデートを行う。また、不適時間帯に該当する場合には基本的にはアップデートを実行しないが、ユーザが不適時間帯でのアップデートを許容する場合には、ダウンタイム量計算部1212に指令して不適時間帯にアップデートを行う場合のダウンタイムをアップデート作業予測時間に基づき計算し、モニタ121に出力する。
コントローラ12は、一般のコンピュータが備えるハードウェア構成、すなわちCPU、メモリ、入出力装置、入出力インタフェースを備え、プログラムメモリに記憶された処理プログラムをCPUが実行することで図3の各機能ブロックを実現できる。具体的には、ネットワークI/F1209、データ送受信部1210、ビデオI/F1217、入力I/F1219は入出力インタフェース、稼動履歴記憶部1206、環境変動履歴記憶部1207はメモリ、制御部1208,1213、不適時間帯解析部1211、ダウンタイム量計算部1212、自動アップデート実行部1214、UI表示内容生成部1216及び入力内容解析部1218は1つ又は複数のCPU又はASICで実現され得る。
以下、フローチャートを用いて管理サーバ16及びコントローラ12の各処理について詳細に説明する。
まず、管理サーバ16の処理について説明する。
図4は、管理サーバ16の処理フローチャートであり、管理対象のプリンタ14のアップデータが存在するか否かを判定する処理フローチャートである。
管理サーバ16は、定期的あるいは不定期的にアップデータ情報を取得し、アップデータ記憶部168に記憶する(S101)。アップデータには、管理対象の装置(プリンタ14を含む)の制御プログラム(制御ファームウェア)が含まれる。
管理サーバ16のアップデート作業時間算出部165は、所定の制御タイミングでアップデータ記憶部168にアクセスし、アップデータが存在するか否かを判定する(S102)。
アップデータが存在する場合(S102でYES)、次に、アップデート作業時間算出部165は、存在するアップデータの対象がプリンタ14であるか否かを判定する(S103)。
アップデータの対象がプリンタ14である場合(S103でYES)、さらに、アップデート作業時間算出部165は、プリンタ14の現在の制御プログラム(制御ファームウェア)のバージョンがアップデータのバージョンよりも古いか否かを判定する(S104)。
プリンタ14の制御プログラムのバージョンがアップデータのバージョンよりも古い場合(S104でYES)、アップデート作業時間算出部165は、アップデータ有りと設定する(S105)。他方、アップデータが存在しない場合(S102でNO)、対象がプリンタ14でない場合(S103でNO)、あるいはアップデータよりも古くない場合(S104でNO)、いずれもアップデータ無しと設定する(S106)。
図5は、管理サーバ16の処理フローチャートであり、アップデータ有りと設定された場合の処理フローチャートである。
管理サーバ16のアップデート作業時間算出部165は、アップデータ記憶部168に記憶されているプリンタ14用のアップデータサイズ(Sz)を取得する(S201)。
次に、プリンタ14についてアップデート履歴があるか否かを判定する(S202)。アップデータ記憶部168に履歴が記憶されている場合、アップデータ記憶部168にアクセスして履歴の有無を判定する。稼動履歴記憶部163に履歴が記憶されている場合、稼動履歴記憶部163にアクセスして履歴の有無を判定する。
アップデート履歴がある場合(S202でYES)、アップデート作業時間算出部165は、アップデート履歴からそのときのアップデータサイズ(Szold)、アップデート時間(Told)、及び再起動時間(ReT)を取得する(S203)。再起動時間は、アップデータをインストールした後にプリンタ14を再起動できるまでに要する時間(ウオームアップ時間)である。一般に、装置を部分的に再起動する場合には短く、装置全体を再起動する場合には長くなる。そして、取得したこれらの履歴から、今回実行しようとするアップデートに要する予測時間を算出する(S204)。
例えば、
予測時間T=Told×(Sz/Szold)+ReT
により算出する。この式は、アップデータサイズに比例してアップデートに要する時間が増大するとの事実に基づく。
他方、初めてのアップデート等の事情により、プリンタ14のアップデート履歴がない場合(S202でNO)、アップデート作業時間算出部165は、アップデート時間算出初期値として、アップデータサイズ単位時間当たりの時間(TperSz)及びアップデート対象再起動時間(ReTDef)を取得する(S205)。これらの時間データは、予めアップデート作業時間算出部165のメモリに記憶しておけばよく、あるいはアップデータ記憶部168に記憶してもよい。そして、取得したこれらのデータから、今回実行しようとするアップデートに要するであろう予測時間を算出する(S206)。
例えば、
予測時間T=Sz×TperSz+ReT
により算出する。アップデート作業時間算出部165は、算出した予測時間Tをデータ送受信部162及びネットワークI/F161を介してコントローラ12に送信する。なお、後述するように、この予測時間Tは、コントローラ12においてダウンタイム量を算出する際に用いられる。
図6は、管理サーバ16の処理フローチャートであり、特定日のアップデートに伴って生じる環境悪化量を算出する処理である。
管理サーバ16の環境悪化量算出部167は、アップデートを行う日として指示・通知された日の環境パラメータを取得する(S301)。環境パラメータは、年月日、気温、湿度、瞬断の有無等である。
次に、環境悪化量算出部167は、環境変動履歴記憶部164にアクセスして、直近の環境変動履歴の中に近似する環境パラメータ履歴が存在するか否かを判定する(S302)。存在しない場合(S302でNO)、直近よりもさらに遡った環境変動履歴の中に近似する環境パラメータ履歴が存在するか否かを判定する(S303)。直近、及びさらに遡った履歴の中に近似する履歴が存在しない場合(S303でNO)、直近の環境変動履歴の平均値を算出する(S304)。
他方、直近の環境変動履歴の中に近似する履歴が存在する場合(S302でYES)、あるいは遡った環境変動履歴の中に近似する履歴が存在する場合(S303でYES)、これらの近似する環境変動履歴を取得して算出用履歴として設定する(S305)。例えば、アップデートを行う日として指示・通知された日が2014年8月22日であり、その日の9時の気温が30℃、湿度50%である場合、これに近似する気温及び湿度を有する2014年8月21日の環境変動履歴を取得して算出用履歴として設定する。なお、S304で平均値を算出した場合には、この平均値を算出用履歴として設定する。
次に、時間のパラメータtを0時にセットし(S306)、t時の時間単位環境悪化量を履歴のt時のパラメータから算出してメモリに保存する(S307)。この処理を、0時から24時まで繰り返し実行して各時の時間単位環境悪化量を算出する(S308,S309)。
これにより、例えば、
0時:気温15度、湿度30%
1時:気温15度、湿度30%
・・・
9時:気温30℃、湿度50%
10時:気温31度、湿度51%
・・・
23時:気温20度、湿度25%
24時:気温19度、湿度25%
等が得られる。ここで、「0時」は、午前0時から午前0時59分までを意味し、「1時」は、午前1時から午前1時59分までを意味する。他の時間についても同様である。近似する履歴が存在しない場合には、直近の環境変動履歴の平均値としてこれらの値が得られる。平均値の母数は任意であるが、例えば直近の10日間とすることができる。
図7は、管理サーバ16の処理フローチャートであり、特定日のプリンタ14の稼動予測を算出する処理である。
管理サーバ16の高稼働予測部166は、アップデートを行う日として指示・通知された日を取得する(S401)。そして、予測算出方法設定を取得する(S402)。予測算出方法には、稼動履歴に基づいて算出する際に、直近の稼動履歴の平均を用いる方法と、同一曜日の履歴を用いる方法がある(S403)。直近稼動平均予測の場合、直近N日分の履歴を稼動履歴記憶部163から読み出して算出用履歴として設定する(S404)。同一曜日予測の場合、直近の同一曜日稼動履歴が所定のN日以上存在するか否かを確認し、N日以上存在して十分に信頼性がある場合には(S405でYES)、同一曜日のN日分の履歴を稼動履歴記憶部163から読み出して算出用履歴として設定する(S406)。予測算出方法は、予めメモリに設定値として保持しておく。また、N日も同様に予めメモリに設定値として保持しておく。
次に、時間のパラメータtを0時にセットし(S407)、t時の時間単位稼動量を履歴のt時の稼動量の平均から算出してメモリに保存する(S408)。この処理を、0時から24時まで繰り返し実行して各時の時間単位稼動量を算出する(S409,S410)。
これにより、例えば、稼動量をPVとして、
0時:0
1時:0
・・・
9時:100
10時:120
・・・
23時:0
24時:0
等が得られる。ここで、「0時」は、午前0時から午前0時59分までを意味し、「1時」は、午前1時から午前1時59分までを意味するのは環境悪化量の場合と同様である。
図8は、管理サーバ16の処理フローチャートであり、不適時間帯を算出する処理である。
管理サーバ16のアップデート不適時間帯算出部169は、環境悪化量算出部167で算出された時間単位環境悪化量を取得するとともに(S501)、高稼働予測部166で算出された時間単位稼動量を取得する(S502)。
次に、時間のパラメータtを0時にセットし(S503)、t時の時間単位環境悪化量及び稼動量を用いてアップデートの不適の度合いを指数化(スコア化)する(S504)。具体的には、稼動量としてのPV、環境悪化量としての気温、湿度を、低温低湿度ほど環境悪化量が増大することを考慮して数値化し、稼動量が増大するほど、あるいは環境悪化量が増大するほど増大するようにアップデート不適指数を算出する。
例えば、アップデート不適指数=PV指数+気温指数+湿度指数
で算出する。勿論、この式は、上記の
UNC(t)=f(PV(t),ENV(t))
を満たす関数fの一例にすぎないことは容易に理解されよう。そして、算出したスコアが所定の不適しきい値より高いか否かを判定し(S505)、算出したスコアが不適しきい値より高ければ(S505でYES)、そのときのt時を不適時間帯として設定してメモリに保存する(S508)。以上の処理を0時から24時まで繰り返し実行して、不適時間帯を算出する(S506,S507)。アップデート不適時間帯算出部169は、算出した不適時間帯をデータ送受信部162及びネットワークI/F161を介してコントローラ12に送信する。
管理サーバ16からコントローラ12に送信される情報を要約すると、以下の通りである。
・プリンタ14のアップデータ
・アップデート作業予測時間
・アップデート不適時間帯
次に、コントローラ12の処理について説明する。
図9は、コントローラ12の処理フローチャートであり、管理サーバ16で算出された不適時間帯に基づいてプリンタ14のアップデートを実行する処理である。
まず、制御部1213は、クライアント10あるいは入力部122からアップデート実行指示を受信すると(S601)、時計部1215から今の時間Tnowを取得するとともに不適時間帯解析部1211に指令し、今の時間Tnowが管理サーバ16で算出されたアップデート不適時間帯に該当するか否かを判定する(S602)。具体的には、管理サーバ16から受信した不適時間帯の情報は不適時間帯解析部1211のメモリに記憶し、不適時間帯解析部1211は、今の時間Tnowとメモリに記憶された不適時間帯とを照合し、両者が一致するか否かを判定する。例えば、今の時間Tnowが9時であり、不適時間帯が9時〜12時であれば、不適時間帯に該当すると判定する。今の時間Tnowがアップデート不適時間帯に該当しない場合(S602でNO)、制御部1213は、自動アップデート実行部1214に指令してプリンタ14のアップデートを実行する(S610)。
すなわち、管理サーバ16から受信したアップデータをプリンタ14にインストールする。
他方、今の時間Tnowがアップデート不適時間帯に該当する場合(S602でYES)、次に、制御部1213は、不適時間帯アップデート許可モードか否かを判定する(S603)。不適時間帯アップデート許可モードは、ユーザが予め設定しておくモードであり、たとえ不適時間帯であってもあえてアップデートの実行を許可するモードである。予めユーザが設定して制御部1213のメモリに記憶しておいてもよく、モニタ121の表示を見てその都度許可モードを入力してもよい。不適時間帯アップデート許可モードでない場合(S603でNO)、アップデートは実行しない。何らかの理由により不適時間帯であってもアップデートを行う必要があるため不適時間帯アップデート許可モードに設定されている場合(S603でYES)、制御部1213は、管理サーバ16から受信したアップデート作業予測時間Tを取得し(S604)、また、今の時間tnow以降で、かつ直近のアップデート適切時間Tgoodを取得する(S605)。ここで、アップデート適切時間Tgoodは、アップデート不適時間として設定されていない時間帯を意味する。
例えば、今の時間Tnowが9時で、不適時間帯が9時〜12時の場合、直近のアップデート適切時間Tgoodは13時である。さらに、制御部1213は、ダウンタイム量計算部1212に指令する。ダウンタイム量計算部1212は、Tnowの時間単位環境悪化量Bnowと、Tgoodの時間単位環境悪化量Bgoodをそれぞれ取得し(S606)、これらの量に基づいてダウンタイム発生量Dを算出する(S607)。
例えば、
D=Bnow×T−Bgood×T
により算出する。ここで、Bnow、Bgoodは、アップデート不適指数を算出する際に用いられる気温指数と湿度指数の和として算出される。Tnowはアップデート不適時間帯に該当し、Tgoodはアップデート適切時間帯に該当するから、通常、(Bnow×T)>(Bgood×T)であり、両者の差分は、今のタイミングTnowでアップデートした場合に、より適切な時間帯でアップデートした場合に比べてどの程度余分に時間を要するかの指標となる。ダウンタイム量Dは、管理サーバ16で算出されたアップデート予測時間Tと、環境悪化量を用いて算出される点に留意されたい。ダウンタイム量計算部1212は、算出したダウンタイム量Dをモニタ121に表示してユーザに通知する(S608)。
例えば、
「今の時間は不適時間帯であり、適切時間帯にアップデートする場合に比べてダウンタイム量Dだけ余分に時間がかかります。アップデートしますか。」
等である。ユーザは、モニタ121に表示されたダウンタイム量Dを視認してアップデートを実行するか否かを判断する(S609)。アップデートを実行するのであれば、入力部122からその旨を指示し、制御部1213はこの指示に応じて自動アップデート実行部1214に指令してプリンタ14のアップデートを実行する(S610)。ダウンタイム量Dが許容範囲外であれば、ユーザはアップデートを許可せず(S609でNO)、制御部1213はアップデートを実行しない。
以上のように、コントローラ12は、管理サーバ16からプリンタ14のアップデータ、アップデート作業予測時間T、及びアップデート不適時間帯の各情報を受信し、アップデートを行うべきとしてユーザから指示された時間が不適時間帯に該当しない場合にアップデータを用いてプリンタ14のアップデートを実行し、不適時間帯に該当する場合にはアップデート作業予測時間Tを用いてダウンタイム量を算出し、このダウンタイム量Dを用いてユーザにアップデートを行うべきか否かを通知するので、結果として最適なタイミングでアップデートを実行し得る。本実施形態において、最適なアップデートタイミングは、単にプリンタ14の稼動状況だけでなく、アップデート作業中に予想される環境悪化の度合いも考慮して決定されている点に留意すべきである。
次に、本実施形態の処理について、より具体的に説明する。
図10は、管理サーバ16のアップデータ記憶部168あるいは稼動履歴記憶部163に記憶されるアップデート履歴の一例である。アップデート履歴は、開始日時、アップデート対象、アップデータ量、アップデート時間、及び再起動時間を含む。例えば、2013年10月12日18時15分22秒に乾燥機ヒーター制御ファームウェアのアップデートを行い、このときのアップデータ量は125MB、アップデート時間は10分、再起動時間は5分である。また、2013年12月20日20時05分21秒にインクヒーター制御ファームウェアのアップデートを行い、このときのアップデータ量は205MB、アップデート時間は25分、再起動時間は20分である。
図11は、管理サーバ16のアップデート作業時間算出部165で算出されるアップデート作業予測時間の一例である。既述したように、アップデート履歴がある場合にはアップデート履歴に基づき算出し、アップデート履歴がない場合には予め設定された初期値に基づき算出する。アップデート対象がインクヒーター制御ファームウェアの場合、図10に示すようにアップデート履歴があるので、これに基づき算出する。具体的には、図5の処理フローチャートのS204で示すように、
アップデート作業予測時間T=Told×(Sz/Szold)+ReT
であり、図10のアップデート履歴から、
Told=25分
Szold=205MB
ReT=20分
であるから、
T=25分×(Sz/205MB)+20分
となる。なお、図11では一例としてインクヒーター制御ファームウェアのアップデータ量を350MB、アップデート時間=37分としている。
他方、アップデート対象がヘッドノズルヒーター制御ファームウェアの場合、図10に示すアップデート履歴がないので予め設定された初期値に基づき算出する。初期値を10MB当たり1分とすると、アップデータ量が500MBであれば、図5の処理フローチャートのS206で示すように、
アップデート作業予測時間T=Sz×TperSz+ReT
であるから、
T=500×1分/10MB+ReT
=50分+ReT
となる。図では、起動時間の初期値をReT=20分(全体再起動)としている。
図12は、環境変動履歴、環境悪化量、及び稼動履歴の一例である。図12(a)は気温及び湿度の変動履歴であり、横軸は時間、左縦軸は気温、右縦軸は湿度である。
図12(b)は環境悪化量であり、横軸は時間、縦軸は悪化量を一定の基準で数値化したものである。プリンタ14がインクジェットプリンタの場合、高温及び高湿度の方がインクジェットプリンタにとって好ましく、逆に、低温低湿度の場合には好ましくなく、環境が「悪化」しているといえる。従って、例えば環境悪化量=(C1/気温)+(C2/湿度)と定義すると(但し、C1、C2は定数)、低温低湿度ほど環境悪化量の値は増大し、高温高湿度ほど環境悪化量は減少する。図12(b)において、6時〜10時に気温・湿度ともに相対的に低いため、環境悪化量は増大している。
図12(c)は稼動履歴であり、横軸は時間、縦軸はPV(Print Volume)である。21時〜7時の夜間に稼動がなく、昼間に稼動がある状況である。
図13は、ある特定日の時間毎のアップデート不適指数の一例である。図8のフローチャートのS504で示すように、管理サーバ16では環境悪化量と稼動量に基づいて不適の度合いをスコア(指数化)する。図13において、稼動量としてのPV、環境悪化量としての気温、湿度がそれぞれ数値化して示されている。なお、既述したように、低温低湿度ほど環境悪化量は増大するので、気温及び湿度はこの点を考慮して数値化している。アップデート不適指数は、稼動量が増大するほど、あるいは環境悪化量が増大するほど増大するように算出され、
アップデート不適指数=PV指数+気温指数+湿度指数
と定義される。これによれば、0時ではPV=0、気温=3、湿度=1であるから不適指数=4となる。同様に、9時ではPV=5、気温=2、湿度=4であるから不適指数=11となる。アップデート不適指数は、図8のフローチャートのS505、S508で示すように所定のしきい値と大小比較され、アップデート不適指数がしきい値よりも高い場合に不適時間帯として設定される。図13において、しきい値を例えば「5」とすると、アップデート不適指数が6以上の時間帯は不適時間帯として設定される。図13において、6時〜11時
13時〜18時
が不適時間帯として設定される。
図14は、環境悪化量とアップデート不適時間帯を併せて示したものである。横軸は時間、縦軸は環境悪化量であり、斜線で示す時間帯がアップデート不適時間帯である。プリンタ14での印刷業務の空きが14時に生じた場合(図においてaで示す時間帯)、ユーザはプリンタ14のアップデートを指示するが、この時間帯はアップデート不適時間帯であるため、基本的にはアップデートは実行されない(図9のフローチャートのS602でYES)。但し、ユーザが不適時間帯でもアップデートを許可するように入力部122から入力した場合(図9のフローチャートのS603でYES)、コントローラ12はダウンタイム量を算出する(図9のフローチャートのS604〜S608)。すなわち、アップデートしようとしている時間帯aよりも後で、直近のアップデート適切時間Tgoodを取得する。図14において、アップデート不適時間帯は13時〜18時であるため、直近のアップデート適切時間帯は19時である(図においてbで示す時間帯)。コントローラ12は、aで示す時間帯の環境悪化量と、bで示す時間帯の環境悪化量を算出し、その差分を演算してダウンタイム量としてモニタ121に出力する。
例えば、14時の環境悪化指数が5であり、19時の環境悪化指数が4であるから、アップデート作業予測時間をTとして、
ダウンタイム量D=(5−4)×T
をモニタ121に出力する。ユーザは、このダウンタイム量Dをモニタ121で視認することで、アップデート不適時間帯(図においてaで示す時間帯)でアップデートを行った場合の損失を定量的に把握することができ、この時間帯でアップデートを行うべきか否かの判断を下す際の情報が得られる。
図15は、他の環境変動履歴、環境悪化量、及び稼動履歴の例である。図15(a)は気温及び湿度の変動履歴であり、横軸は時間、左縦軸は気温、右縦軸は湿度である。
図15(b)は環境悪化量であり、横軸は時間、縦軸は悪化量を一定の基準で数値化したものである。
図15(c)は稼動履歴であり、横軸は時間、縦軸はPV(Print Volume)である。稼動状況に山谷が少なく終夜運転状態の場合である。
図16は、ある特定日の時間毎のアップデート不適指数の一例である。図16において、稼動量としてのPV、環境悪化量としての気温、湿度がそれぞれ数値化して示されている。アップデート不適指数は、同様に、
アップデート不適指数=PV指数+気温指数+湿度指数
と定義される。図16において、しきい値を例えば「5」とすると、アップデート不適指数が6以上の時間帯は不適時間帯として設定され、
1時〜18時
21時、23時
が不適時間帯として設定される。
図17は、環境悪化量とアップデート不適時間帯を併せて示したものである。横軸は時間、縦軸は環境悪化量であり、斜線で示す時間帯がアップデート不適時間帯である。プリンタ14での印刷業務の空きが14時に生じた場合(図においてaで示す時間帯)、ユーザはプリンタ14のアップデートを指示するが、この時間帯はアップデート不適時間帯であるため、基本的にはアップデートは実行されない。但し、ユーザが不適時間帯でもアップデートを許可するように入力部122から入力した場合、コントローラ12はダウンタイム量を算出する。すなわち、アップデートしようとしている時間帯aよりも後で、直近のアップデート適切時間Tgoodを取得する。図17において、アップデート不適時間帯は1時〜18時であるため、直近のアップデート適切時間帯は19時である(図においてbで示す時間帯)。コントローラ12は、aで示す時間帯の環境悪化量と、bで示す時間帯の環境悪化量を算出し、その差分を演算してダウンタイム量としてモニタ121に出力する。ユーザは、このダウンタイム量Dをモニタ121で視認することで、アップデート不適時間帯(図においてaで示す時間帯)でアップデートを行った場合の損失を定量的に把握することができ、この時間帯でアップデートを行うべきか否かの判断を下す際の情報が得られる。
図18は、さらに他の環境変動履歴、環境悪化量の例である。図18(a)は気温及び湿度の変動履歴であり、横軸は時間、左縦軸は気温、右縦軸は湿度である。図18(b)は環境悪化量であり、横軸は時間、縦軸は悪化量を一定の基準で数値化したものである。
図19は、瞬断及び稼動量の履歴の例である。図19(a)は瞬断であり、横軸は時間、縦軸は瞬断の発生確率である。図19(b)は稼動量であり、横軸は時間、縦軸はPVである。稼動状況に山谷がある場合である。
図20は、図18及び図19を考慮したある特定日の時間毎のアップデート不適指数である。図20において、稼動量としてのPV、環境悪化量としての気温、湿度がそれぞれ数値化して示されており、さらに瞬断の確率が数値化して示されている。瞬断の確率が高いほど、瞬断の数値は増大する。アップデート不適指数は、稼動量が増大するほど、あるいは環境悪化量が増大するほど、あるいは瞬断の確率が増大するほど増大するように算出される。
例えば、アップデート不適指数は、
アップデート不適指数=PV指数+気温指数+湿度指数+瞬断指数
と定義される。これによれば、0時ではPV=0、気温=3、湿度=1、瞬断=0であるから不適指数=4となる。同様に、9時ではPV=5、気温=2、湿度=4、瞬断=8であるから不適指数=19となる。図20において、しきい値を例えば「5」とすると、アップデート不適指数が6以上の時間帯は不適時間帯として設定され、
6時〜11時
13時〜18時
が不適時間帯として設定される。瞬断は、環境悪化量の一つのパラメータとして把握することもできる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
例えば、本実施形態では管理サーバ16がアップデート不適時間帯を算出しているが、逆に、アップデート適切時間帯を算出してもよい。アップデート不適時間帯とアップデート適切時間帯は表裏の関係にあり、アップデート不適時間帯を算出することと、アップデート適切時間帯を算出することは実質的に同一であるといえる。アップデート適切時間帯を算出するためには、例えば図8のフローチャートのS505において、スコアが不適しきい値よりも低い時間帯を抽出すればよい。
また、本実施形態では、アップデート不適時間帯にユーザがアップデートを指示する場合に、直近のアップデート適切時間帯とのダウンタイム量Dを算出してモニタ121に表示し、ユーザが視認して判断可能な構成としているが、ダウンタイム量Dを算出することなく、直近のアップデート適切時間帯において自動的にアップデートを実行してもよい。あるいは、ダウンタイム量Dを所定のしきい値と比較し、ダウンタイム量Dが所定のしきい値以下であって直近のアップデート適切時間帯にアップデートを実行した場合と比べて大きな相違がない場合に自動的にユーザから指示された時間帯においてアップデートを実行するように構成してもよい。
また、本実施形態では、ダウンタイム量Dを、不適時間帯の環境悪化量と、適切時間帯の環境悪化量の差分を用いて算出しているが、これに代えて、不適時間帯の環境悪化量及び稼動量と、適切時間帯の環境悪化量及び稼動量を用いて算出してもよい。図に即して説明すると、例えば図13に示される不適時間帯におけるアップデート不適指数と、適切時間帯におけるアップデート不適指数を用いて、
ダウンタイム量D=UNCnow×T−UNCgood×T
により算出してもよい。ここで、UNCnow、UNCgoodは、それぞれ不適時間帯におけるアップデート不適指数、適切時間帯におけるアップデート不適指数であり、Tはアップデート作業予測時間である。
また、本実施形態では、コントローラ12は管理サーバ16で決定されたアップデート不適時間帯をモニタ121に出力してユーザに通知するようにしているが、不適時間帯をユーザに通知することなく、指示されたアップデート時間帯が不適時間帯か否かを判定し、不適時間帯である場合に不適時間帯である旨をモニタ121に出力してもよい。
また、本実施形態では、管理サーバ16が稼動履歴記憶部163及び環境変動履歴記憶部164に記憶された稼動履歴と環境変動履歴に基づいてアップデート不適時間帯を算出しているが、コントローラ12にも稼動履歴記憶部1206及び環境変動履歴部1207が存在しているので、コントローラ12においてこれらの履歴に基づいてアップデート不適時間帯を算出してもよい。要するに、アップデート不適時間帯は、コントローラ12あるいは管理サーバ16のいずれかで算出すればよい。同様に、本実施形態では管理サーバ16がアップデート作業予測時間を算出しているが、コントローラ12においてアップデータ及び過去のアップデート履歴に基づいてアップデート作業予測時間を算出してもよい。
本実施形態のシステムにおいて、可能な組み合わせを例示すると以下の通りである。
<パターン1>
管理サーバ16でアップデート作業予測時間の算出、アップデート不適(又は適切)時間の設定。
コントローラ12でアップデート不適(又は適切)時間に基づくアップデータの実行制御、ダウンタイム量の算出。
<パターン2>
コントローラ12でアップデート作業予測時間の算出、アップデート不適(又は適切)時間の設定、アップデート不適(又は適切)時間に基づくアップデータの実行制御、ダウンタイム量の算出。
<パターン3>
管理サーバ16でアップデート作業予測時間の算出、アップデート不適(又は適切)時間の設定、アップデート不適(又は適切)時間に基づくアップデータの実行の可否決定、ダウンタイム量の算出。
コントローラ12でアップデータの実行の可否決定に基づくアップデータの実行制御
本発明は、これらのいずれのパターンも排除するものではない。なお、本実施形態におけるコントローラ12は、既述したように画像形成装置として機能するが、管理サーバ12もコントローラ12の動作を管理してプリンタ14の印刷動作を(間接的に)制御するため、コントローラ12と同様に画像形成装置として機能し得る。従って、本実施形態において、「画像形成装置」には、コントローラ12のみならず管理サーバ16を含むものとする。
また、本実施形態では、環境変動パラメータとして気温及び湿度、さらには瞬断の有無を例示したが、これらに加えて粉塵量を用いてもよい。この場合、粉塵量が増大するほどアップデート不適指数が増大するようにアップデート不適指数を算出すればよい。
また、本実施形態において、気温がほぼ一定の場合には湿度のみ、湿度がほぼ一定の場合には気温のみ、気温及び湿度がほぼ一定の場合には瞬断の有無のみに基づいて環境悪化量を算出してもよく、プリンタ14が設置されている国あるいは地域に応じて適応的に算出することができる。すなわち、気温、湿度、粉塵量、瞬断の有無の少なくともいずれかに基づき、気温が低く、湿度が低く、粉塵量が多く、瞬断が有るほど環境悪化量が増大するように算出すればよい。
さらに、本実施形態では、アップデートの対象となる装置としてプリンタ、特にインクジェットプリンタを例示したが、これに限定されず、アップデート作業に伴って内部環境を所望の状態に維持できず、外部環境の影響を受けてその性能が影響され得る任意の装置(複合機、複写機、スキャナ等)に適用し得る。
10 クライアント(クライアントコンピュータ)、12 コントローラ、14 プリンタ、16 管理サーバ(管理サーバコンピュータ)、18 インターネット、121 モニタ、122 入力部。

Claims (7)

  1. 装置の稼動履歴から稼動量を予測する稼動予測手段と、
    装置の更新に伴う装置の内部環境の環境悪化量を算出する算出手段と、
    前記稼動量と前記環境悪化量から前記更新の不適時間帯又は適切時間帯を設定する制御手段と、
    を備える画像形成装置。
  2. 前記更新の不適時間帯に前記更新を実行する場合に、前記不適時間帯に前記更新を実行した場合と前記適切時間帯で前記更新を実行した場合の差分であるダウンタイム量を算出するダウンタイム量算出手段と、
    を備える請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記更新に要する更新時間を予測する更新時間予測手段と、
    を備え、前記ダウンタイム量算出手段は、前記更新時間に基づき算出する請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記更新時間予測手段は、前記更新後の前記装置の再起動に要する時間に基づき予測する請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記算出手段は、気温、湿度、粉塵量、瞬断の有無の少なくともいずれかに基づき、気温が低く、湿度が低く、粉塵量が多く、瞬断が有るほど環境悪化量が増大するように算出する請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 装置を制御するコントローラと、
    前記コントローラとネットワークを介して接続される管理サーバコンピュータと、
    を備え、前記コントローラと前記管理サーバコンピュータのいずれかに、
    前記装置の稼動履歴から稼動量を予測する稼動予測手段と、
    前記装置の更新に伴う装置の内部環境の環境悪化量を算出する算出手段と、
    前記稼動量と前記環境悪化量から前記更新の不適時間帯又は適切時間帯を設定する制御手段と、
    指示された更新時間と、前記不適時間帯又は適切時間帯に基づいて前記装置の更新の実行を制御する更新制御手段と、
    を備える画像形成システム。
  7. 前記コントローラと前記管理サーバコンピュータのいずれかに、
    前記更新の不適時間帯に前記更新を実行する場合に、前記不適時間帯に前記更新を実行した場合と前記適切時間帯で前記更新を実行した場合の差分であるダウンタイム量を算出するダウンタイム量算出手段と、
    をさらに備える請求項6記載の画像形成システム。
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