JP2000213573A - ベンチレ―テッドロ―タ - Google Patents

ベンチレ―テッドロ―タ

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JP2000213573A
JP2000213573A JP11019374A JP1937499A JP2000213573A JP 2000213573 A JP2000213573 A JP 2000213573A JP 11019374 A JP11019374 A JP 11019374A JP 1937499 A JP1937499 A JP 1937499A JP 2000213573 A JP2000213573 A JP 2000213573A
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ribs
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rib
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ventilated rotor
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Masayuki Fukuda
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Abstract

(57)【要約】 【課題】振動特性を改善でき、ブレーキ鳴きを低減した
い。 【解決手段】36個のリブR1 〜R36のうち9個置きの
リブR1 、R10、R19、R28のそれぞれをグループのコ
アとする。それらコアのうち、周方向に180度離隔し
たリブR1 、R19は、ひょうたん型リブの基本的な形状
であるリブR3 等と比べて、径方向内端部から外端部に
渡って太くしてその質量を増加する。同じく周方向に1
80度離隔したリブR10、R28も、短めのリブの基本的
な形状であるリブR4 等と比べて、径方向内端部から外
端部に渡って太くしてその質量を増加する。さらに、グ
ループG2 、G4 内の二つのリブR9 、R11、R27、R
29のリブR10、R28側の辺が真っ直ぐになるように、ひ
ょうたん型リブの頭部の膨らみの片側部分を除去してそ
の質量を減少している。これにより、第1〜4のグルー
プG1 〜G4 の軸方向の曲げ剛性を等しくしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車輪とともに回
転し且つブレーキパッドとの摩擦面を構成するディスク
ブレーキ用のロータのうち、内周面側から外周面側に通
じるベンチレーション孔を形成して冷却効果の向上を図
るようになっているベンチレーテッドロータに関し、特
に、振動特性を改善できて、所謂ブレーキ鳴きを低減で
きるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】ブレーキ鳴きの低減を図った従来のベン
チレーテッドロータとしては、例えば特開昭58−20
0827号公報に開示されたものがある。かかる公報の
特に第1図及び第2図に開示された従来のベンチレーテ
ッドロータにあっては、ブレーキパッドとの摩擦面を形
成する環状摺動板部の間に30個の冷却フィンが設けら
れていて、それら冷却フィンの間が通気孔となってい
る。そして、冷却フィンは、5個を1群として6群に分
けられていて、各群間並びに各群における冷却フィン同
士の間隔が、群の端側からθ2 −θ1 −θ0 −θ1 −θ
2 (θ2 >θ1 >θ0 )となっており、また、それら5
個の冷却フィンのそれぞれの幅が、同じく群の端側から
2 −a1 −a0 −a1 −a2 (a2 >a1 >a0 )と
なっている。つまり、ベンチレーテッドロータ全体で
は、環状摺動板部の内部の構成が周方向に6回周期的に
反復する形状となっており、これにより、3の倍数の直
径節の定常な振動モードの発生を防止することができ
る、というものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に開示されたような従来のベンチレーテッドロータで
は、理論的には任意の直径節の振動モードの発生を防止
してブレーキ鳴きを低減することが可能となっている
が、実際の車両に適用することを考えると、ブレーキ鳴
きの低減代は未だ不十分であった。
【0004】一方、本出願人は、さらにブレーキ鳴きを
低減できる技術として、特願平9−253491号とい
う先願(本件出願時点では未公開)を提案している。即
ち、上記先願によれば、所定個数のリブの配設位置をず
らす、所定個数のリブを半径方向に分割する、若しくは
その両方を採用したベンチレーテッドロータとしている
ため、摺動板の軸方向の曲げ剛性(たわみ剛性)の大幅
な低下を招くことなく、任意の次数の直径節モードの重
根を分離してブレーキ鳴きを低減できるという効果を奏
することができる。
【0005】確かに、上記先願によれば上記のような効
果を奏することができるが、ベンチレーテッドロータの
具体的構造と低減したい直径節モードとの関係によって
は、対処が困難な場合があることが判った。そもそも、
ブレーキ鳴きは、ブレーキ全系の自励共振であり、特に
ディスクロータの回転方向固有値と軸方向(回転軸に沿
った方向)固有値とが連成することにより、回転方向固
有値の1次、2次の周波数で発散することにより生じる
現象である。
【0006】そして、例えば、あるディスクロータは、
リブの個数が36であり、回転方向固有値の2次と軸方
向固有値の4次、8次とが連成してブレーキ鳴きが発生
し易くなっていると仮定すると、ブレーキ鳴きを低減す
るためには、4次、8次の直径節モードの重根を分離す
ればよいことが判る。かかるディスクロータで4次の直
径節モードの重根を分離するために上記先願を適用しよ
うとすると、具体的には、9個(=36/4)置きの計
4個リブに対して上記先願のような対処を講じることに
なるが、その36個のリブが二種類のリブ(例えば、長
めのリブと短めのリブとからなる二種類のリブ、或い
は、径方向外端側が太い“ひょうたん型リブ”であって
長めのリブと全体的に細めで且つ短めのリブとからなる
二種類のリブ)から構成されており、その二種類のリブ
を交互に配置したようなベンチレーテッドロータである
と、上記9個置きの計4個のリブのうち、周方向で隣り
合った二つのリブ同士は形状が異なることになるため、
上記先願をそのまま適用することは困難であった。
【0007】本発明は、このような従来の技術における
解決すべき課題に着目してなされたものであって、上記
先願を適用できない場合にも適用可能で、ブレーキ鳴き
をさらに低減することができるベンチレーテッドロータ
を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明は、対向する一対の摺動板の間
に、放射状に延びるように複数N個のリブを介在させる
ことによりベンチレーション孔を形成したディスクブレ
ーキ用のベンチレーテッドロータであって、前記複数N
個のリブのうち周方向に所定角度(360/n度)離隔
した任意のn個のリブのそれぞれをコアとし、各コアと
そのコアを中心としてその両側に並ぶリブとからなるk
個(3≦k≦N/n)のリブを一つのグループとしてn
個のグループを想定した場合に、周方向で隣り合った前
記コア同士は質量が異なり且つこのベンチレーテッドロ
ータの回転軸に沿った方向の前記各グループの曲げ剛性
が等しくなるように、前記グループに含まれるリブの質
量を増減した。
【0009】上記目的を達成するために、請求項2に係
る発明は、対向する一対の摺動板の間に、放射状に延び
るように36個のリブを介在させることによりベンチレ
ーション孔を形成しており、前記36個のリブは、長さ
の異なる二種類のリブで構成され、それら二種類のリブ
を交互に且つ等間隔に配置しているディスクブレーキ用
のベンチレーテッドロータであって、前記36個のリブ
のうち周方向に90度離隔した任意の4個のリブのそれ
ぞれをコアとし、各コアとそのコアの両側のリブとから
なる3個のリブを一つのグループとして4個のグループ
を想定した場合に、このベンチレーテッドロータの回転
軸に沿った方向の前記各グループの曲げ剛性が等しくな
るように、前記グループに含まれるリブの質量を増減し
た。
【0010】そして、請求項3に係る発明は、上記請求
項2に係る発明であるベンチレーテッドロータにおい
て、前記コア同士が周方向に180度離隔した二つの前
記グループを、同一構成とした。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、任意の個数のリブとそ
の両側にあるリブとから構成されるグループを想定し、
グループ毎に回転軸に沿った方向の曲げ剛性を考え、そ
の各グループの曲げ剛性が等しくなるようにグループに
含まれるリブの質量を適宜増減するようにしたため、n
次の直径節モードの重根を分離する場合、n個置きのリ
ブの形状が同一でなくても容易に対処でき、ブレーキ鳴
きを低減できるという効果を得ることができる。
【0012】特に、請求項3に係る発明であれば、ベン
チレーテッドロータとしての回転バランスを損なう可能
性を確実に低減できるという効果もある。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1及び図2は本発明の第1の
実施の形態を示す図であって、図1は本発明に係るベン
チレーテッドロータ1の一部破断正面図、図2は図1の
A−A線断面図である。
【0014】即ち、このベンチレーテッドロータ1は、
車両幅方向外側に配設されるアウタ側の摺動板2と、こ
の摺動板2に平行に対向して車両幅方向内側に配設され
るインナ側の摺動板3と、を有していて、これら摺動板
2及び3の中央部は大きく開口しており、アウタ側の摺
動板2の内周部には、車軸への取付の際に利用される円
筒部4が同軸に固定されている。円筒部4の底部4Aに
は、ボルト挿通用の複数の孔4a等が形成されている。
【0015】そして、一対の摺動板2及び3間には、3
6(N)個のリブR1 、R2 、…、R35、R36が、半径
方向に沿って放射状に延びるように介在していて、それ
らリブR1 〜R36のそれぞれの間がベンチレーション孔
6,…,6となっている。リブR1 〜R36は、周方向に
等間隔(360/36=10度)離隔して配置されてい
て、長さの異なる二種類のリブで構成されている。具体
的には、径方向内端側に比べて外端側の幅が広いひょう
たん型で長めのリブR1 、R 3、…、R35と、内端から
外端まで幅は均一の短めのリブR2 、R4 、…、R36
から構成されていて、その長さの異なる二種類のリブが
交互に配置されている。ただし、長さは異なっていて
も、各リブR1 〜R36は、その径方向外端部を同一円上
に揃えて配置されている。
【0016】ベンチレーテッドロータ1の基本構成は以
上の通りである。そして、本実施の形態のベンチレーテ
ッドロータ1は、回転方向固有値と、軸方向固有値の4
次、8次、12次とが連成してブレーキ鳴きが発生し易
くなっていると仮定する。そこで、9個(=N/n=3
6/4)置きの計4個のリブR1 、R10、R19、R28
それぞれをグループのコアとして、4次の直径節モード
の重根を分離するための対策を行なっている。
【0017】即ち、上記コアのうち、周方向に180度
離隔したリブR1 、R19は、本来はひょうたん型リブで
あるが、ひょうたん型リブの基本的な形状であるリブR
3 等と比べて、径方向内端部から外端部に渡って太くし
てその質量を増加するとともに、同じく周方向に180
度離隔したリブR10、R28も、短めのリブの基本的な形
状であるリブR4 等と比べて、径方向内端部から外端部
に渡って太くしてその質量を増加している。
【0018】そして、各リブR1 、R10、R19、R28
中心として、それぞれの両隣のリブを含む計3(k)個
のリブによって、4(n)個のグループG1 、G2 、G
3 及びG4 を形成している。第1グループG1 はリブR
36、R1 、R2 で構成され、第2グループG2 はリブR
9 、R10、R11で構成され、第3グループG3 はリブR
18、R19、R20で構成され、第4グループG4 はリブR
27、R28、R29で構成されている。なお、第1グループ
1 及び第3グループG3 は位置が異なるだけで同一構
成であり、第2グループG2 及び第4グループG4 も位
置が異なるだけで同一構成であるため、以下、第1グル
ープG1 及び第2グループG2 についてその構成を説明
する。
【0019】第1グループG1 の中心にあるリブR
1 は、上述のようにひょうたん型リブを太めにしたもの
であるが、その両隣にあるリブR36、R2 は細めのリブ
のままである。これに対し、第2グループG2 の中心に
あるリブR10は、上述のように短めのリブを太めにした
ものである。そして、リブR10の両隣のリブR9 、R11
は本来ならばリブR3 のようなひょうたん型のリブであ
るが、第1グループG1 及び第2グループG2 単位での
軸方向の曲げ剛性(軸方向及び曲げ剛性の向きは、図2
に示す通りである。)を考えると、このままでは、二つ
のひょうたん型リブの間に太めのリブを配した第2グル
ープG2 の方が、細めのリブR36、R2 を含む第1グル
ープG1 に比べて、曲げ剛性が大きくなる。
【0020】そこで、本実施の形態では、第2グループ
2 内の二つのリブR9 、R11の形状を、他のひょうた
ん型リブとは異ならせている。具体的には、リブR9
11のリブR10側の辺が真っ直ぐになるように、ひょう
たん型リブの頭部の膨らみの片側部分を除去してその質
量を減少している。これにより、第1〜4のグループG
1 〜G4 の軸方向の曲げ剛性を等しくしている。
【0021】このように、本実施の形態のベンチレーテ
ッドロータ1によれば、9個置きのリブR1 、R10、R
19、R28の本来の形状が同一でなくても、それらリブR
1 、R10、R19、R28を含むグループG1 〜G4 の剛性
が等価になるように、グループG1 〜G4 に含まれるリ
ブの質量を増加又は減少しているため、4次の直径節モ
ードの重根を分離でき、回転方向固有値と軸方向固有値
の4次、8次、12次とが連成して発生し易くなってい
たブレーキ鳴きを、低減することができる。この点は、
本発明者等が行った実験によって確認できた。
【0022】また、第1〜第4のグループG1 〜G4
うち、回転中心軸を挟んで対称位置にある(つまり、周
方向に180度離隔した位置にある)グループG1 とG
3 、グループG2 とG4 を同一構成としているから、ベ
ンチレーテッドロータ1の回転バランスが崩れるような
こともない。さらに、本実施の形態では、径方向外端部
が太くなっているひょうたん型リブR1 、R3 、…、R
35を一つ置きに配置したため、マスを付加したことと等
価になり、これによる重根分離作用も得られ、さらに良
好に重根を分離できる。
【0023】図3は本発明の第2の実施の形態を示す図
であって、ベンチレーテッドロータ1の一部破断正面図
である。なお、上記第1の実施の形態と同様の構成には
同じ符号を付し、その重複する説明は省略する。即ち、
本実施の形態の構成は、第1グループのリブR1 、第2
グループのリブR9 、R10、R11、第3グループのリブ
19、第4グループのリブR27、R28、R29の形状が異
なることを除いて、上記第1の実施の形態と同様であ
る。なお、本実施の形態でも、第1グループG1 及び第
3グループG3 は位置が異なるだけで同一構成であり、
第2グループG2 及び第4グループG4 も位置が異なる
だけで同一構成であるため、以下、第1グループG1
び第2グループG2 についてその構成を説明する。
【0024】第1グループG1 の中心にあるリブR
1 は、上記第1の実施の形態では、ひょうたん型リブを
全体的に太くした形状であったが、本実施の形態では、
頭部(径方向外側の膨らんだ部分)のみを、通常のひょ
うたん型リブR3 に比べて大きくしてその質量を増加し
ている。これに対し、第2グループG2 の中心にあるリ
ブR10は、短めのリブR4 と同じ形状のままである。そ
こで、各グループの曲げ剛性を等価にするために、第2
グループG2 のリブR9 、R11の頭部内側(リブR
10側)のみを、通常のひょうたん型リブR3 に比べて大
きくしてその質量を増加している。
【0025】本実施の形態の構成であっても、上記第1
の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
なお、上記各実施の形態では、36個のリブR1 〜R36
を有するベンチレーテッドロータ1に本発明を適用した
場合について説明したが、本発明を適用可能なベンチレ
ーテッドロータ1はこれに限定されるものではなく、リ
ブの個数が36個以外のベンチレーテッドロータ1に対
しても当然に適用可能である。
【0026】また、上記各実施の形態では、4次の直径
節モードの重根を分離するために、9個置きのリブ
1 、R10、R19、R28をコアとしてグループG1 〜G
4 を構成しているが、いずれのリブをグループのコアに
するかは、分離したい直径節モードの次数に基づいて適
宜決定すればよい。そして、上記各実施の形態では、コ
アとしてのリブR1 、R10、R19、R28を中心として3
個のリブで一つのグループを構成しているが、各グルー
プを構成するリブの個数は3以上でもよく、その上限値
は、N/n個(上記実施の形態であれば、9個)であ
る。
【0027】またさらに、上記各実施の形態では、リブ
1 〜R36としてひょうたん型の長めのリブと、細くて
短めのリブとを採用しているが、リブの形状はこれに限
定されるものでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態のベンチレーテッドロータの
一部破断正面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】第2の実施の形態のベンチレーテッドロータの
一部破断正面図である。
【符号の説明】 1 ベンチレーテッドロータ 2、3 摺動板 6 ベンチレーション孔 R1 〜R36 リブ R1 、R10、R19、R28 コア

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する一対の摺動板の間に、放射状に
    延びるように複数N個のリブを介在させることによりベ
    ンチレーション孔を形成したディスクブレーキ用のベン
    チレーテッドロータであって、 前記複数N個のリブのうち周方向に所定角度(360/
    n度)離隔した任意のn個のリブのそれぞれをコアと
    し、各コアとそのコアを中心としてその両側に並ぶリブ
    とからなるk個(3≦k≦N/n)のリブを一つのグル
    ープとしてn個のグループを想定した場合に、周方向で
    隣り合った前記コア同士は質量が異なり且つこのベンチ
    レーテッドロータの回転軸に沿った方向の前記各グルー
    プの曲げ剛性が等しくなるように、前記グループに含ま
    れるリブの質量を増減していることを特徴とするベンチ
    レーテッドロータ。
  2. 【請求項2】 対向する一対の摺動板の間に、放射状に
    延びるように36個のリブを介在させることによりベン
    チレーション孔を形成しており、前記36個のリブは、
    長さの異なる二種類のリブで構成され、それら二種類の
    リブを交互に且つ等間隔に配置しているディスクブレー
    キ用のベンチレーテッドロータであって、 前記36個のリブのうち周方向に90度離隔した任意の
    4個のリブのそれぞれをコアとし、各コアとそのコアの
    両側のリブとからなる3個のリブを一つのグループとし
    て4個のグループを想定した場合に、このベンチレーテ
    ッドロータの回転軸に沿った方向の前記各グループの曲
    げ剛性が等しくなるように、前記グループに含まれるリ
    ブの質量を増減していることを特徴とするベンチレーテ
    ッドロータ。
  3. 【請求項3】 前記コア同士が周方向に180度離隔し
    た二つの前記グループを、同一構成としている請求項2
    記載のベンチレーテッドロータ。
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