JP2004527698A - ディスクブレーキのための制動バンドとディスク - Google Patents

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Abstract

【課題】
【解決手段】ディスクブレーキの冷却効果を高める通常とは異なる能力を有するディスクブレーキディスク(10)の制動バンド(14)は、第1のプレート(20)と、スペース(24)を形成するようにこれと体面して位置された第2のプレート(22)とを有する。第1のプレートと第2のプレートとを接続する一連のスペーサ部材(26〜32)が、制動バンドの同軸状の円の周りに繰り返されたモジュールを構成している。この一連のスペーサ部材は、第1のプレートを第2のプレートに接続して円弧(36)に沿って延びた第1のフィン(26)を有する。一連のスペーサ部材は、更に、第1のプレートを第2のプレートに接続し、2つの隣接した円弧(36)の間に位置された更なる円弧(46)に沿って延びている第2のフィン(28)、第3のフィン(30)及び第4のフィン(32)を有する。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、特に、これに限定はされないが、自動車業界で応用される、放熱性のよいディスクブレーキのための制動バンドとディスクに関する。
【背景技術】
【0002】
知られているように、上述されたタイプのディスクは、2つの同軸状部分から構成されている。第1の部分、支持ベルは、車両のホイールハブに接続するためのもので、残りの周辺部、いわゆる制動バンドは、車両に制働力を働かせるためにディスクブレーキのキャリパーと共働するものである。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
また、知られているのは、ブレーキを作動するとブレーキキャリパのパッドと制動バンドの表面との間に摩擦が起こり、放散されるべき大量の熱が発生することである。実際に、熱が発生されることによって、例えば、制動面に傷ができたり、冷却後に永久的に変形したり、あるいは、振動を招くような局所的な変化が起きたりといった、多くの望ましくないことが起きる。
【0004】
特に、高い制動効果を備えた高性能の自動車の場合は、放散されるべきエネルギーが非常に高く、制動中に発生される熱を放散される必要性が高い。
【0005】
こうして高い冷却効率が求められるが、意図された車両の停止を変えないために、ディスクによって占められるスペースを変えずに残すことも必要である。
【0006】
このため、放熱性のよいディスクは、特に、従来式に通気ダクトを形成するように2つのプレートの間及び2つのプレートを横方向に接続する複数のフィンの間に規定されたいわゆる通気ダクトの数と構成とに関して、絶え間なく改良されてきている。
【0007】
例えば、モジュラー間隔を空けて繰り返された曲線状の壁によって構成されたフィンでは、モジュール自身が長いもの短いものとの2つのフィンによって構成されており、このフィンは米国特許5、427、212号によって知られている。
【0008】
上述されたディスクブレーキディスクの例によっても、上述された欠点を完全に克服するような効果的な冷却を確実にすることはできない。
【0009】
かくして、本発明が有する課題は、上述された要求を満たすと同時に従来技術を参照して示された問題を解決し得るような構造的かつ機能的な特徴を有するディスクブレーキディスクを案出することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
この問題は、請求項1に係る制動バンドと請求項24に係るディスクブレーキディスクとによって解決される。
【0011】
本発明に係るディスクブレーキディスクの更なる特徴と利点とは、非限定的な例として添付図面を参照した、以下の好ましい実施形態の説明によって明らかにされるだろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
図面を参照すると、自動車などの車両のディスクブレーキ(図示されず)で使用するための本発明に係る放熱性のよいディスクが全体に参照符号10で示されている。
【0013】
ディスク10は、ほぼ円形の形状を有し、図1に示された軸Z−Zを中心にして延びている。
【0014】
ディスク10は、支持ベル12と、この支持ベル12と同軸状の制動バンド14とを有する。支持ベル12と制動バンド14とは、堅く、即ち、様々な拡張を可能にする複数の接続部によって、互いに接続され得る。組立てられた状態のベル12と制動バンド14との一例が図7に示されている。制動バンド14は、制動ディスクに通常使用されるタイプの鋳鉄、例えば、炭素含有量が高い鋳鉄で形成されるのが好ましい。
【0015】
支持ベル12は、従来の方法で車両のホイールハブに接続するための中心部16と、軸Z−Zに平行な方向へとこの中心部16から延びた環状の周辺部18とを有する。
【0016】
制動バンド14は、制動力を車両に発生させるようにディスクブレーキのキャリパーと共働することを意図されている。この制働バンド14は、排気スペース24を形成するように互いに対面して配置された第1のプレート20と第2のプレート22とを有する。第1のプレート20は、支持ベル12と同じ側面に配置されており、第2のプレート22は、反対側の側面に配置されている。
【0017】
第2のプレート22は、スペーサ部材、例えば、該実施形態では通気ダクト34を規定するように成形されたフィン26、28、30、32によって、第1のプレート20に固定されている。
【0018】
フィン26、28、30、32は、2つのプレートの間のスペースの周方向に均等に位置された複数の通気ダクト34を形成するように、制動バンド14の周方向に所定の間隔を空けてモジュールを形成する。
【0019】
第1のフィン26は、図4に見られるように、第1のプレート20と第2のプレート22とを連続的に接続する。
【0020】
第1のフィン26の内側端部26aは、“V”字形であり、制動バンド14の中心の方を向いた凹部を有する。第1のフィン26の外側端部26bは、第1のプレート20と第2のプレート22との両方にほぼ直交する断面(profile)を有する。
【0021】
更に詳しくは、“V”字形の端部は、第1のプレート20と第2のプレート22とに対してほぼ45°だけ夫々に傾斜して第1のフィンの中心線の領域につながった2つの直線部を有する。
【0022】
内側端部26aは、中央の円、即ち、未加工かつ未完成の状態(図2)にある制動バンド14の内径と外径の中間の直径を有する円上に位置されている。外側端部26bは、制動バンド14の外周の付近に位置されている。
【0023】
つまり、図2に示されるように、プレート20と22との両方に平行な平面で見ると、第1のフィン26は、円弧36に沿って延び、この円弧に対して第1のフィンの凹面38と凸面40とが規定され得る。
【0024】
ディスク10の原則的な回転方向、即ち、車両が前進する方向に相当する回転方向を示す矢印が符号42で表わされている。
【0025】
第1のフィン26は、この回転方向において、凹面38、凸面40が夫々に円弧36の上流、下流に来るように実質的に位置されている。
【0026】
円弧36は、図2に示されたデカルト軸X、Yを有するシステムを参照して以下に規定されているような2つの円に沿って連続的に延びている。
【0027】
具体的には、第1のフィン26の内側部分、即ち、軸Z−Zに最も近い部分は、半径Rと中心点Aとを有する円の一部分に沿って延びている。他方で、第1のフィン26の外側部分、即ち、軸Z−Zから最も離れた部分は、半径Rと中心点Aとを有する円に沿って延びている。
【0028】
第1のフィン26の内側部分の半径Rは、第1のフィン26の外側部分の半径Rよりも長い。
【0029】
上述された2つの中心点A1、Aの位置は、図2に示されている。特に、中心点Aは、制動バンド14の外側の、半径Rを有する円上に位置され、中心点Aは、未加工かつ未完成の制動バンド14の内径と外径の中間の直径及び半径Rを有する円上に位置されている。
【0030】
かくして、第1のフィン26の外側部分は内側部分よりも曲線が急であり、従って、各通気ダクト34の外側部分はディスク10の回転方向とは逆方向に更にそれている。
【0031】
図2では、寸法調節ステージにおいて、中心点Aは、半径Rを有する円と、軸X及びYを有するシステムの中心を通って延びて軸Xに対して約14°傾斜された直線との交差部に位置されている。同様に、中心点Aは、半径Rを有する円と、軸X及びYを有するシステムの中心を通って延びて軸Xに対して約40°傾斜された直線との交差部に位置されている。
【0032】
第1のフィン26は、凹面38から通気ダクト34内部に向けて突出した2つの突起44a、44bを有する。第1の突起44aは、第1のフィン26の長さのほぼ真中に位置されている。第2の突起44bは、外側端部26bの付近に位置されている。
【0033】
第1のフィン26は、スペース24内で周方向に互いに所定の間隔を空けて繰り返されている。この間隔は、約25〜50個の第1のフィンがディスクに形成されるような間隔である。
【0034】
更なるフィン28、30、32は、説明を簡単にするために、第2のフィン、第3のフィン、第4のフィンとして表わされており、更なる円弧46に沿って位置されている。
【0035】
この更なる円弧46は、円弧36相互の間隔の半分に等しい分だけ円弧36に対してオフセットされている。代わって、第1のフィン26を円弧36に沿って、または、他のフィン28、30、32を更なる円弧46に沿って別の方法で配置させると、ほぼ40〜100個の通気ダクト34を有するディスクを製造することができる。
【0036】
また、更なる円弧46は、図2に示された軸X及びYを有するシステムを参照して以下に規定される2つの円に沿って連続的に延びている。
【0037】
具体的には、円弧46の内側部分、即ち、軸Z−Zに最も近い部分は、半径Rと中心点Bとを有する円の一部分に沿って延びている。他方で、更なる円弧46の外側部分、即ち、軸Z−Zから最も離れた部分は、半径Rと中心点Bとを有する円の一部分に沿って延びている。
【0038】
円弧46の内側部分の半径Rは、外側部分の半径Rよりも長く、特に、これらの半径は、第1のフィン26の円弧36を規定する半径と夫々一致している。
【0039】
かくして、更なる円弧46の外側部分はこれの内側部分よりも曲線が急であり、従って、各通気ダクト34の外側部分はディスク10の回転方向とは逆方向に更にそれている。よって、全ての通気ダクト34は、ディスクの回転方向とは逆方向にそれている。
【0040】
2つの上述された中心点B、Bの位置が図2に示されている。図2に示された好ましい実施形態に関れば、中心点Bは、制動バンド14の外側の半径Rを有する円上に位置しており、中心点Bは、制動バンド14の内径と外径との中間の直径及び半径Rを有する円上に位置している。上述部から容易に推測されるように、中心点Aと中心点Bとは、同じ半径Rを有する円上に位置し、同様に、AとBとは同じ半径Rを有する円上に位置しているのが好ましい。
【0041】
図2では、寸法調節ステージにおいて、中心点Bは、半径Rを有する円と、軸X及びYを有するシステムの中心を通って延びて軸Xに対して約19°傾斜された直線との交差部に位置されている。同様に、中心点Bは、半径Rを有する円と、軸X及びYを有するシステムの中心を通って延びて軸Xに対して約34°傾斜された直線との交差部に位置されている。
【0042】
上述されているように、第2のフィン28、第3のフィン30及び第4のフィン32は、更なる円弧46に沿って位置されている。
【0043】
第2のフィン28は、第1のプレート20と第2のプレート22とを連続的に接続している。更に、第2のフィン28は、未加工かつ未完成の状態の制動バンド14の内径の付近に位置された内側端部28aと、中間の円、即ち、未加工かつ未完成の状態の制動バンド14の内径と外径の中間の直径を有する円の少し上に位置された、出力端部に相当する外側端部28bとを有する。
【0044】
ほぼ完成した状態の制動バンド14では、第2のフィン28は、第1の端部28aに成された機械加工が明らかにされている図5に示された構成を有する。
【0045】
第3のフィン30は、これの内側端部30aが上述された中間の円の少し上に位置付けられ、これの外側端部30bが上述された中間の円と制動バンド14の外周の中間の直径を有する円の付近に位置付けられるように、同じ円弧46に沿って位置されている。
【0046】
内側端部30aと外側端部30bとの両方が、フィンの厚さが大きくなった部分48を有する。
【0047】
図2に示されるように、第3のフィン30は、第1のフィン26の2つの突起44aと44bとの間に環状領域内に実質的に位置されている。
【0048】
第4のフィン32は、更なる円弧46に沿って位置されている。このフィンは、第1のフィン26の第2の突起44bに実質的に対応する円上に位置された内側端部32aと、制動バンド14の外周の付近に位置された外側端部32bとを有する。
【0049】
第4のフィン32は、構造的に第3のフィン30と等しい。どちらの内側端部(32a、32b)も、フィンの厚さが大きくなった部分48を有する。
【0050】
本発明に係るディスクブレーキディスクは、上述された必要性を満たし、従来技術に見られた問題を解決する。具体的には、上述されたように、本発明に係るディスクの構造は、米国特許5、427、212号の教示に従って制御部材として製造されたディスクブレーキディスクと比較して、以下の表に示されたテストの結果に表わされているように冷却効果を高めるものである。
【表1】
Figure 2004527698
2つめの欄は、米国特許5、427、212号に説明された特徴を有するディスク、即ち、従来技術の一部を成し、制御部材として選択された放熱性のよいディスクに関する。3つめの欄は、上述された特徴を有するディスク、かくして、本発明に係るディスクに関する。
【0051】
検討材料とされた個々のパラメータは、以下のような意味を有する。まず第1に、“重量”という項目は、機械加工された完成した制動バンド14(図5)の重量を意味する。
【0052】
ディスクの温度は、テストサイクルにおいてディスクが定常状態に戻された後に制動動作を開始した時に測定された制動バンド14の表面の温度に相当する。
【0053】
パッドの温度は、ディスクの温度が測定されたのと同じときに測定されたパッドの平均温度に相当する。
【0054】
“キャリパーの流体の温度”という用語は、テストサイクルの終わりに測定された、キャリパー内の制動流体の最高温度を意味する。
【0055】
“パッドの摩擦”という用語は、テストサイクルが完了したときのパッドの平均摩擦値を示す。
【0056】
“ディスクの剛性”という表現は、キャリパーピストンが毎ミリメーター移動するごとにポンプが発生させる圧力として評価された、制動ペダルの移動の指標を規定する。
【0057】
上述したような結果は、動力測定ベンチ(dynamometric bench)でのテストサイクルで得られ、テストのパラメータは、検討されたどちらの場合においても一定に維持された。特に、一定に維持されたパラメータは、各制動動作時に放散されるエネルギーと、1制動動作の開始と次の制動動作の開始との間の時間と、各制動動作中に発生されるトルクと、制動動作の回数とであった。
【0058】
前述された説明によって理解されるように、フィンと、かくして、通気ダクトとの新規の構成によってより高い冷却効果があげられ得ることが明らかである。
【0059】
本発明に係るディスクブレーキディスクの更なる利点は、構造的かつ機能的に単純なので製造が安価であり、長期にわたって信頼性の高い動作が確実にされることにある。
【0060】
従って、偶発的な及び特定の要求を満たすために、当業者は、添付請求項に規定された本発明の保護範囲を逸脱することなく本発明に係るディスクブレーキディスクを多くの変形例及び応用例に適用することができる。
【0061】
例えば、突起即ち増大部は、説明された以外の形状とサイズと位置とを有してもよい。
【0062】
同じように、制動面は、平坦でも、穿孔されていても、線形もしくは弓形の溝を有しても、穿孔されて溝を有していてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0063】
【図1】本発明に係るディスクブレーキディスクの斜視図である。
【図2】図1の細部が未加工かつ未完成の状態で示された正面からの断面図である。
【図3】図2の細部をIII−III線に沿って切取った断面である。
【図4】図2の細部をIV−IV線に沿って切取った断面である。
【図5】図1の完成された細部の正面図である。
【図6】図5の細部をVI−VI線に沿って切取った断面である。
【図7】可能な変形例に係るディスクブレーキディスクの斜視図である。

Claims (24)

  1. ディスクブレーキディスク(10)のための制動バンド(14)であって、
    スペース(24)を形成するように対面して配置された第1のプレート(20)及び第2のプレート(22)と、
    第1のプレート(20)と第2のプレートとを接続し、前記制動バンドと同軸状の円に沿って繰り返されたモジュールを構成する一連のスペース部材(26〜32)とを具備し、
    前記一連のスペース部材は、第1のプレート(20)を第2のプレート(22)に接続し、円弧(36)に沿って延びた第1のフィン(26)を有し、
    前記一連のスペース部材は、更に、第1のプレート(20)を第2のプレート(22)に接続し、隣接した2つの円弧(36)の間に位置付けられた更なる円弧(46)に沿って延びた第2のフィン(28)、第3のフィン(30)及び第4のフィン(32)を有する制動バンド。
  2. 前記円弧(36)は、2つの円各々の一部分に沿って延びている請求項1の制動バンド。
  3. 前記円弧(36)の内側部分は、半径Rと中心点Aとを有する円の一部分に沿って延び、円弧(36)の外側部分は、半径Rと中心点Aとを有する円の一部分に沿って延び、RはRより大きい、請求項2の制動バンド。
  4. 前記Aは、Aと比べて制動バンドの中心から更に離れている請求項3の制動バンド。
  5. 前記Aは、制動バンド(14)の外周の外側の半径Rを有する円上に位置し、Aは、未加工かつ未完成の制動バンド(14)の外周と内周との間の半径Rを有する円上に位置している請求項4の制動バンド。
  6. 前記更なる円弧(46)は、2つの円各々の一部分に沿って延びている請求項1乃至5のいずれか1の制動バンド。
  7. 前記更なる円弧(46)の内側部分は、半径Rと中心点Bとを有する円の一部分に沿って延び、更なる円弧(46)の外側部分は、半径Rと中心点Bとを有する円の一部分に沿って延び、RはRよりも大きい、請求項6の制動バンド。
  8. 前記Bは、Bと比べて制動バンドの中心から更に離れている請求項7の制動バンド。
  9. 前記Bは、制動バンド(14)の外周の外側の半径Rを有する円上に位置し、Bは、未加工かつ未完成の制動バンド(14)の外周と内周との間の半径Rを有する円上に位置している請求項8の制動バンド。
  10. 前記円弧(36)と更なる円弧(46)との内側部分が沿って延びる前記複数の円の半径は等しい請求項3もしくは7の制動バンド。
  11. 前記円弧(36)と更なる円弧(46)との外側部分が沿って延びる前記複数の円の半径は等しい請求項3もしくは7の制動バンド。
  12. 前記Bは、中心点Aが位置しているのと同じ、半径Rを有する円上に位置している請求項5もしくは9の制動バンド。
  13. 前記Bは、中心点Aが位置しているのと同じ、半径Rを有する円上に位置している請求項5もしくは9の制動バンド。
  14. 前記第1のフィン(26)は、少なくとも1つの突起(44a、44b)を有する請求項1の制動バンド。
  15. 前記少なくとも1つの突起(44a、44b)は、第1のフィン(26)の凹面(38)に位置されている請求項14の制動バンド。
  16. 前記凹面(38)は、第1のフィン(26)の長さのほぼ中心に位置された第1の突起(44a)と、第1のフィン(26)の外側端部付近に位置された第2の突起(44b)とを有する請求項15の制動バンド。
  17. 前記第1のフィン(26)は、未加工かつ未完成の制動バンド(14)の内径と外径のほぼ中間の直径を有する円上に位置された内側端部(26a)を有する請求項1の制動バンド。
  18. 前記第1のフィン(26)は、“V”字形の内側端部(26a)を有する請求項1の制動バンド。
  19. 前記“V”字形の内側端部(26a)は、制動バンドの中心の方を向いた凹部を有する請求項18の制動バンド。
  20. 前記第2のフィン(28)は、制動バンド(14)の内周付近に位置された内側端部(28a)と、未加工かつ未完成の制動バンド(14)の内径と外径のほぼ中間の直径を有する円の付近に位置された外側端部(28b)とを有する請求項1の制動バンド。
  21. 前記第3のフィン(30)は、未加工かつ未完成の制動バンド(14)の内径と外径のほぼ中間の直径を有する中間の円の付近に位置された内側端部(30a)と、制動バンド(14)の外周と前記中間の円の中間の直径を有する円の付近に位置された外側端部(30b)とを有する請求項1の制動バンド。
  22. 前記第3のフィン(30)は、第3のフィンの厚さに比べて大きくなった部分(48)を有する内側端部(30a)及び外側端部(30b)を有する請求項1の制動バンド。
  23. 前記第4のフィン(32)は、第4のフィンの厚さに比べて大きくなった部分(48)を有する内側端部(32a)及び外側端部(32b)を有する請求項1の制動バンド。
  24. 請求項1乃至23のいずれか1の制動バンド(14)を具備するディスクブレーキディスク(10)。
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