JP2000211537A - 電動式パワ―ステアリング装置 - Google Patents

電動式パワ―ステアリング装置

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JP2000211537A
JP2000211537A JP1609999A JP1609999A JP2000211537A JP 2000211537 A JP2000211537 A JP 2000211537A JP 1609999 A JP1609999 A JP 1609999A JP 1609999 A JP1609999 A JP 1609999A JP 2000211537 A JP2000211537 A JP 2000211537A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 要求される軸剛性の確保と装置の小型化の両
立を図る。 【解決手段】 モータ12のモータ軸28とウォームギ
ヤ機構14のウォームギヤ軸42とは別個独立に構成さ
れているため、両軸に要求される軸剛性は確保される。
また、両軸は第1凹部62及び第2凹部66のテーパ状
の各受部並びにこれらの間に介在されたボール68によ
って調芯された状態で、ジョイント60等によって相互
に安定的に結合されている。従って、この部位には第2
ボールベアリング26を配置するだけでよく、各軸ごと
にベアリングを設置する必要はない。よって、装置の小
型化も図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操舵トルクに応じ
たアシストトルクをモータで発生させ、当該アシストト
ルクをウォームギヤ機構を介してステアリング系に伝達
する電動式パワーステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パワーステアリング装置には、エンジン
動力の一部を油圧に変換することによりアシスト推力を
得る油圧式パワーステアリング装置と、電力を利用して
モータを駆動回転させることによりアシスト推力を得る
電動式パワーステアリング装置とがある。後者の電動式
パワーステアリング装置の開示例としては特開平9−3
0342号公報があり、以下に図9を用いて簡単に説明
する。
【0003】この図に示されるように、前記公報に開示
された電動式パワーステアリング装置100において
は、アシスト推力を発生させるモータ102のモータ軸
104に、ウォームギヤホイール106を回転させるウ
ォームギヤ108が一体に形成されている。また、モー
タ軸104の基端部はケース110の底部軸芯に配設さ
れた第1ボールベアリング112に回転自在に支持され
ており、更にモータ軸104の先端部はハウジング11
4に軸方向移動可能に収容された第2ボールベアリング
116に回転自在に支持されている。なお、第2ボール
ベアリング116には皿ばね118が弾性変形した状態
で当接されており、モータ軸104と同軸上に配置され
た調整ボルト120のナット122への螺合量に応じた
予荷重が付与されるようになっている。
【0004】上記構成によれば、モータ102のモータ
軸104にウォームギヤ108が一体に形成されている
ため、モータ軸にウォームギヤ軸を嵌合させる構造に比
べて、隙間が発生せず、ひいてはステアリングホイール
の回転に余分な遊びが生じて操舵フィーリングが低下す
るのを防止することができるというものである。さら
に、モータ軸にウォームギヤ軸を嵌合させると共に両者
をそれぞれ一対のベアリングで支持する構造に比べて、
ベアリング使用個数が半分で済むので、生産性を向上さ
せることができるというメリットもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成による場合、ウォームギヤ108をモータ軸104に
一体に形成しているため、モータ軸104の全長が長く
なる。かかるモータ軸104をその両端部にて第1ボー
ルベアリング112及び第2ボールベアリング116に
よって支持するため、要求される軸剛性を確保すること
が困難である。
【0006】この問題を解消するためには、前述した如
くモータ軸とウォームギヤ軸とを分割して各々一対のベ
アリングで支持すればよいが、この場合には合計四個の
ベアリングが必要となる。従って、部品点数が増加する
のはもとより、四個のベアリングの設置スペースを確保
しなればならないことから、装置の大型化を招くという
新たな問題が生じる。
【0007】本発明は上記事実を考慮し、要求される軸
剛性の確保と装置の小型化の両立を図ることができる電
動式パワーステアリング装置を得ることが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、操舵トルクに応じたアシストトルクを発生するモー
タと、このモータによって発生したアシストトルクをス
テアリング系に伝達するウォームギヤ機構と、を備えた
電動式パワーステアリング装置であって、両者相まって
モータ軸に対するウォームギヤ軸の調芯作用をなす凹面
と球体又は球状部とを含んで構成された調芯手段と、こ
の調芯手段によってモータ軸とウォームギヤ軸とが調芯
された状態で、当該モータ軸におけるウォームギヤ軸側
の軸端とウォームギヤ軸におけるモータ軸側の軸端とを
結合するトルク伝達手段と、を有することを特徴として
いる。
【0009】請求項2記載の本発明に係る電動式パワー
ステアリング装置は、請求項1に記載の発明において、
前記トルク伝達手段は、モータ軸からウォームギヤ軸へ
伝達されるトルクを所定値以下に制限するトルクリミッ
タとしての機能を兼備している、ことを特徴としてい
る。
【0010】請求項3記載の本発明に係る電動式パワー
ステアリング装置は、請求項2に記載の発明において、
前記トルク伝達手段は、モータ軸におけるウォームギヤ
軸側の軸端及びウォームギヤ軸におけるモータ軸側の軸
端のいずれか一方側に軸方向へ弾性変形可能に装着さ
れ、係合用凸部又は係合用凹部を備えた皿ばね状のジョ
イントと、モータ軸におけるウォームギヤ軸側の軸端及
びウォームギヤ軸におけるモータ軸側の軸端のいずれか
他方側に一体的に設けられ、ジョイントの係合用凸部又
は係合用凹部が係合される被係合用凹部又は被係合用凸
部と、を含んで構成されている、ことを特徴としてい
る。
【0011】請求項1記載の本発明の作用は、以下の通
りである。
【0012】ドライバが操舵すると、その操舵トルクに
応じたアシストトルクがモータによって発生する。モー
タのモータ軸におけるウォームギヤ軸側の軸端とウォー
ムギヤ機構のウォームギヤ軸におけるモータ軸側の軸端
とはトルク伝達手段によって結合されているため、モー
タによって発生したアシストトルクはトルク伝達手段を
介してウォームギヤ機構に伝達され、更にウォームギヤ
機構からステアリング系へと伝達される。このとき、モ
ータのモータ軸とウォームギヤ機構のウォームギヤ軸と
が同軸上にないと、モータ軸からウォームギヤ軸への適
切なトルク伝達がなされない。この点を考慮して本発明
では、両者相まってモータ軸に対するウォームギヤ軸の
調芯作用をなす凹面と球体又は球状部とを含んで構成さ
れた調芯手段を設けており、当該調芯手段によってモー
タ軸に対するウォームギヤ軸の調芯作用が得られる。従
って、モータのモータ軸とウォームギヤ機構のウォーム
ギヤ軸とは同軸上に配置され、適切なトルク伝達がなさ
れる。
【0013】このように本発明では、モータのモータ軸
とウォームギヤ機構のウォームギヤ軸とを別個独立に設
けるという構成を維持したので、両者を一体化した従来
構造に比し、モータ軸及びウォームギヤ軸に要求される
軸剛性は確保される。さらに、モータのモータ軸とウォ
ームギヤ機構のウォームギヤ軸とは調芯手段によって調
芯され、この状態で両軸端同士がトルク伝達手段によっ
て安定的に結合されるため、別の従来構造のようにモー
タ軸におけるウォームギヤ軸側の軸端とウォームギヤ軸
におけるモータ軸側の軸端とを別個独立にベアリングで
支持する必要はなく、いずれか一方の軸端側のみをベア
リングで支持すればよい。このため、この部位に確保す
べきベアリング設置スペースも、ベアリング一個分だけ
でよいことになる。
【0014】請求項2記載の本発明の作用は、以下の通
りである。
【0015】何らかの理由により、モータのモータ軸か
らウォームギヤ機構のウォームギヤ軸へ過大なトルクが
伝達される可能性もある。しかし、本発明では、トルク
伝達手段がトルクリミッタとしての機能を兼備している
ため、モータ軸からウォームギヤ軸へ伝達されるトルク
は所定値以下に制限される。従って、過大トルクがモー
タ軸からウォームギヤ軸へ伝達されることはない。
【0016】請求項3記載の本発明によれば、モータ軸
におけるウォームギヤ軸側の軸端及びウォームギヤ軸に
おけるモータ軸側の軸端のいずれか一方側に軸方向へ弾
性変形可能に装着された皿ばね状のジョイントの係合用
凸部又は係合用凹部が、モータ軸におけるウォームギヤ
軸側の軸端及びウォームギヤ軸におけるモータ軸側の軸
端のいずれか他方側に一体的に設けられた被係合用凹部
又は被係合用凸部に係合されることにより、両軸が結合
されトルク伝達が可能な状態とされる。
【0017】ここで、前述したようにモータ軸からウォ
ームギヤ軸へ過大トルクが伝達されようとした場合に
は、皿ばね状のジョイントの係合用凸部又は係合用凹部
が軸方向へ弾性変形することにより、被係合用凹部又は
被係合用凸部との係合状態が解除される。これにより、
トルク伝達手段が兼備するトルクリミッタとしての機能
が発揮される。
【0018】このように本発明では、皿ばね状のジョイ
ントは必要となるものの、被係合用凹部又は被係合用凸
部については軸端形状として設けることができるため、
簡素な構造でトルク伝達及びトルク制限を実現すること
ができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図8を用いて、本発
明に係る電動式パワーステアリング装置の実施形態につ
いて説明する。
【0020】図1には本実施形態に係る電動式パワース
テアリング装置10のモータ12及びウォームギヤ機構
14の断面図が示されており、又図2には図1と同一方
向から見たモータ12及びウォームギヤ機構14の外観
図が示されており、更に図3には図2の矢印A方向から
見たモータ12及びウォームギヤ機構14の外観図が示
されている。
【0021】これらの図に示されるように、電動式パワ
ーステアリング装置10のモータ12は、モータハウジ
ング16とモータヨーク18とによってその外郭が構成
されている。モータハウジング16は、円板状のハウジ
ング底部16Aと、このハウジング底部16Aから軸方
向に延出された円筒状のハウジング延出部16Bとを備
えている。一方、モータヨーク18は、略円板状のヨー
ク底部18Aと、このヨーク底部18Aの外周から軸方
向に延出された円筒状のヨーク本体18Bとを備えてい
る。そして、ヨーク本体18Bの開口側端部がハウジン
グ延出部16Bの外周部に圧入されて、更に当該開口側
端部の所定部位がハウジング底部16A側へかしめられ
ることにより、モータヨーク18がモータハウジング1
6に固定されている。
【0022】上述したモータヨーク18のヨーク底部1
8Aの軸芯部には、円筒状の膨出部20が一体に形成さ
れており、当該膨出部20内には第1ボールベアリング
22が圧入されている。また、モータハウジング16の
ハウジング底部16Aの軸芯部には段付きのシャフト挿
通孔24が形成されており、当該シャフト挿通孔24内
には第1ボールベアリング22よりも若干大型の第2ボ
ールベアリング26が圧入されている。これらの第1ボ
ールベアリング22及び第2ボールベアリング26は同
軸上に配置されている。第1ボールベアリング22には
モータ軸28の一端部28Aが回転自在に軸支されてお
り、又第2ボールベアリング26にはモータ軸28の他
端部28B側が回転自在に軸支されている。
【0023】モータ軸28の大半を占める中間部28C
にはモータ回転子30が固定されており、これに対応し
てモータヨーク18の内周面にはモータ固定子(マグネ
ット)32が固定されている。なお、モータ回転子30
とモータ固定子32との間には僅かな隙間が設定されて
いる。また、モータ軸28の中間部28Cと他端部28
Bとの間には大径部28Dが一体に形成されており、当
該大径部28Dには整流子34が固定されている。整流
子34の周面には、一対のブラシ36が圧接されてい
る。
【0024】一方、上述したモータハウジング16に
は、ウォームギヤ機構14の外郭を構成するギヤハウジ
ング38がボルト40(図2参照)によって固定されて
いる。ギヤハウジング38は、互いに軸方向が直交する
ように形成されたギヤ収容部38A及びホイール収容部
38Bを備えている。
【0025】小径円筒状のギヤ収容部38Aはモータ軸
28と同軸方向に配置されており、その内部にはウォー
ムギヤ軸42が収容されている。ウォームギヤ軸42の
一端部42Aは、後述するボール68及びジョイント6
0等を介してモータ軸28の他端部28Bと連結されて
いる。また、ウォームギヤ軸42の他端部42Bは、ギ
ヤ収容部38Aの開口端部44側に配設された第3ボー
ルベアリング46に回転自在に軸支されている。なお、
開口端部44における第3ボールベアリング46の隣接
位置には、モータ軸28に対するウォームギヤ軸42の
軸方向へのガタ取りをするためのガタ調節機構48が配
設されている。
【0026】大径円筒状のホイール収容部38Bはその
一部においてギヤ収容部38Aと連通されており、その
軸芯部には「ステアリング系」としてのコラムシャフト
50が配置されている。さらに、コラムシャフト50の
外周側には、樹脂及び金属によって構成されたウォーム
ギヤホイール52がウォームギヤ軸42と噛み合った状
態で配置されている。
【0027】ここで、図4〜図7に示されるように、上
述したモータ軸28の他端部28Bの外周部の所定位置
には所定幅の環状溝54が形成されており、この環状溝
54にはスナップリング56が嵌着されている。また、
モータ軸28の他端部28Bにはその端面から軸線に対
して平行に一対のキー溝58が形成されており、当該一
対のキー溝58を利用して皿ばね状のジョイント60が
取り付けられている。ジョイント60は、リング状に形
成された本体部60Aと、この本体部60Aの内周側の
対向する位置から中心へ向けて延出された一対の矩形状
の突起60Bと、本体部60Aにおける突起形成位置か
ら90度ずれた位置に形成された一対の係合用凸部60
Cとからなる。従って、突起60Bと係合用凸部60C
は90度間隔で交互に配置されている。これらの一対の
突起60Bが一対のキー溝58から挿入されて本体部6
0Aがスナップリング56に当接されることにより、ジ
ョイント60がモータ軸28の他端部28B側に装着さ
れている。
【0028】また、モータ軸28の他端部28Bの軸芯
側には、第1凹部62が形成されている。この第1凹部
62は、モータ軸28の軸方向に見て六角穴形状の底部
62Aと、この底部62Aの外周からモータ軸28の軸
線に沿って円筒状に所定長さ延出された内周部62B
と、この内周部62Bの外端からモータ軸28の他端部
28Bの端面へ向けてテーパ状に広がる受部62Cと、
によって構成されている。
【0029】一方、上述したウォームギヤ軸42の一端
部42Aの端面側には、ジョイント60の一対の係合用
凸部60Cが弾性的に係合される一対の被係合用凹部6
4が形成されている。さらに、ウォームギヤ軸42の一
端部42Aの軸芯側には、第2凹部66が形成されてい
る。この第2凹部66は、ウォームギヤ軸42の軸方向
に見て六角穴形状の底部66Aと、この底部66Aの外
周からウォームギヤ軸42の軸線に沿って円筒状に所定
長さ延出された底部側内周部66Bと、この底部側内周
部66Bの外端からウォームギヤ軸42の一端部42A
の端面へ向けてテーパ状に広がる受部66Cと、この受
部66Cから更に拡径されて円筒状に端面まで延出され
た端部側内周部66Dと、によって構成されている。
【0030】そして、ウォームギヤ軸42の端部側内周
部66D内へモータ軸28の受部62C側が挿入された
状態で、第1凹部62の受部62Cと第2凹部66の受
部66Cとの間にボール68が転動自在に介在されてい
る。
【0031】上記構成により、本実施形態では、モータ
軸28については第1ボールベアリング22と第2ボー
ルベアリング26とによって回転自在に軸支されてお
り、ウォームギヤ軸42については第3ボールベアリン
グ46とボール68、ジョイント60、スナップリング
56、及びモータ軸28の他端部28Bを介して第2ボ
ールベアリング26とによって回転自在に軸支されてい
る。
【0032】なお、上記構成において、各々「凹面」と
しての第1凹部62の受部62C及び第2凹部66の受
部66C並びに「球体」としてのボール68が本発明に
おける「調芯手段」に相当する。また、被係合用凹部6
4、これに弾性的に係合される係合用凸部60Cを備え
た皿ばね状のジョイント60、当該ジョイント60の軸
方向移動を規制している環状溝54及びスナップリング
56(これらは広義には「軸方向移動規制手段」として
把握される要素である)、当該ジョイント60の回り止
めをしているキー溝58及び突起60B(これらは広義
には「周方向移動規制手段」として把握される要素であ
る)が本発明における「トルク伝達手段」に相当する。
【0033】次に、本実施形態の作用並びに効果につい
て説明する。
【0034】本実施形態に係る電動式パワーステアリン
グ装置10の概略的な作動は、以下の通りである。ドラ
イバがステアリングホイールを操舵すると、その際の操
舵トルクに応じたアシストトルクを発生させるべく、図
示しないコントロールユニットからモータ12へ所定電
流が通電される。これにより、モータ軸28は、その一
端部28Aが第1ボールベアリング22に又他端部28
Bが第2ボールベアリング26に支持されながら、その
軸線回りに回転される。モータ軸28が回転すると、こ
れに伴ってウォームギヤ軸42が、その一端部42Aが
ボール68、ジョイント60、スナップリング56、及
びモータ軸28の他端部28Bを介して第2ボールベア
リング26に又他端部42Bが第3ボールベアリング4
6に支持されながら、その軸線回りに回転される。ウォ
ームギヤ軸42が回転すると、これと噛み合っているウ
ォームギヤホイール52が回転され、当該ウォームギヤ
ホイール52と結合されたコラムシャフト50を回転さ
せる。上記の過程で減速作用及びトルクアップ作用が得
られ、ドライバの操舵力がアシストされる。
【0035】このようなトルク伝達が確実かつ円滑にな
されるためには、モータ軸28とウォームギヤ軸42と
が同軸上に調芯されていること、並びに、モータ軸28
の他端部28Bとウォームギヤ軸42の一端部42Aと
が安定的に結合されていることが必要である。
【0036】この点を考慮して、本実施形態では、モー
タ軸28の他端部28Bの軸芯側に第1凹部62を設け
ると共にウォームギヤ軸42の一端部42Aの軸芯側に
第2凹部66を設け、更に当該第1凹部62のテーパ状
の受部62Cと当該第2凹部66のテーパ状の受部66
Cとの間にボール68を転動自在に介在させたので、モ
ータ軸28に対するウォームギヤ軸42の調芯作用が得
られる。従って、モータ軸28とウォームギヤ軸42と
は常に同軸上に保持される。
【0037】加えて、本実施形態では、モータ軸28の
他端部28B側に一対のキー溝58及び突起60Bで回
り止めされかつ環状溝54及びスナップリング56で軸
方向移動が規制された皿ばね状のジョイント60を装着
し、当該ジョイント60に一体的に形成した一対の係合
用凸部60Cをウォームギヤ軸42の一端部42A側に
形成した一対の被係合用凹部64に弾性的に係合させた
ので、モータ軸28の他端部28Bとウォームギヤ軸4
2の一端部42Aとは安定的に結合される。従って、円
滑かつ確実なトルク伝達がなされる。
【0038】以上説明したように、本実施形態では、モ
ータ軸28とウォームギヤ軸42とを別個独立に設ける
という構成を維持したので、両者を一体化した従来構造
に比べて、モータ軸28及びウォームギヤ軸42に要求
される軸剛性を確保することができる。さらに、本実施
形態では、ボール68と第1凹部62の受部62C及び
第2凹部66の受部66Cとでモータ軸28に対するウ
ォームギヤ軸42の調芯を行い、当該調芯された状態で
皿ばね状のジョイント60の係合用凸部60C及び被係
合用凹部64とで双方の軸端同士を安定的に結合させた
ので、別の従来構造のようにモータ軸におけるウォーム
ギヤ軸側の軸端とウォームギヤ軸におけるモータ軸側の
軸端とを別個独立にベアリングで支持する必要がなくな
り、この部分におけるベアリングの使用個数を減らすこ
とができると共にベアリング設置スペースも削減するこ
とができる。換言すれば、モータ軸28とウォームギヤ
軸42とを別個独立に有しながら相互の軸端結合部位を
一個のベアリング(第2ボールベアリング26)で支持
することが可能となる。その結果、本実施形態によれ
ば、要求される軸剛性の確保と装置の小型化の両立を図
ることができる。
【0039】さらに、本実施形態では、皿ばね状のジョ
イント60を使用してモータ軸28の他端部28Bとウ
ォームギヤ軸42の一端部42Aとを弾性的に結合した
ので、モータ軸28からウォームギヤ軸42へ過大トル
クが伝達されるのを防止することができる。具体的に説
明すると、何らかの理由により、モータ軸28からウォ
ームギヤ軸42へ過大なトルクが伝達される可能性もあ
る。このような場合、本実施形態では、スナップリング
56で軸方向移動が規制された皿ばね状のジョイント6
0の係合用凸部60Cがウォームギヤ軸42側の被係合
用凹部64から抜ける方向へ弾性変形する。従って、本
実施形態によれば、モータ軸28からウォームギヤ軸4
2へ伝達されるトルクは所定値以下に制限され、過大ト
ルクが伝達されるのを防止することができる。すなわ
ち、ジョイント60はトルクリミッタとしての機能も兼
備している。その結果、本実施形態によれば、ウォーム
ギヤ軸42の歯やウォームギヤホイール52の歯などが
損傷を受けるのを防止することができる。このことから
判るように、請求項2記載の本発明において「モータ軸
からウォームギヤ軸へ伝達されるトルクを所定値以下に
制限する」というところの「所定値」とはウォームギヤ
軸42の歯やウォームギヤホイール52の歯などが損傷
を受けない程度のトルクを意味する。
【0040】また、本実施形態では、前記の如く、モー
タ軸28からウォームギヤ軸42へ過大なトルクが伝達
されようとすると、皿ばね状のジョイント60の係合用
凸部60Cがウォームギヤ軸42側の被係合用凹部64
から抜ける方向へ弾性変形することでトルクリミッタと
しての機能を発揮するため、皿ばね状のジョイント60
は必要となるものの、被係合用凹部64についてはウォ
ームギヤ軸42の一端部42Aの軸端形状として設ける
ことができるため、簡素な構造でトルク伝達及びトルク
制限を実現することができる。その結果、本実施形態に
よれば、装置の小型化に資することができる。
【0041】また、上述したベアリングの使用個数の削
減及び装置の小型化といった効果は、部品点数の削減、
組付工数の削減、使用材料の削減等にも繋がるため、コ
スト削減効果も十分にある。
【0042】さらに、本実施形態では、ボール68を間
に介してモータ軸28の他端部28Bとウォームギヤ軸
42の一端部42Aとが相互に連結されているため、両
軸間のバックラッシを低減することができる。
【0043】なお、本実施形態では、モータ軸28の他
端部28B側にジョイント60を設けると共にウォーム
ギヤ軸42の一端部42A側に被係合用凹部64を設け
る構成を採ったが、機能的には逆の構成、即ちモータ軸
28の他端部28B側に被係合用凹部又は被係合用凸部
を設けると共にウォームギヤ軸42の一端部42A側に
ジョイントを設ける構成を採ってもよい。
【0044】また、本実施形態では、ジョイント60側
に係合用凸部60Cを形成すると共にウォームギヤ軸4
2の一端部42側に被係合用凹部66を形成したが、凹
凸関係を逆にして、ジョイント側に係合用凹部を設ける
と共にウォームギヤ軸42の一端部42A側に被係合用
凸部を設けるようにしてもよい。
【0045】さらに、本実施形態では、ボール68とこ
れを挟持する一対のテーパ状の受部62C、66Cとに
よってモータ軸28に対するウォームギヤ軸42の調芯
を行うと共に、主として皿ばね状のジョイント60の一
対の係合用凸部60Cとウォームギヤ軸42側の一対の
被係合用凹部64とによってトルク伝達を成立させた
が、これに限らず、種々の構成を採ることが可能であ
る。
【0046】例えば、図8に示される例では、十字スパ
イダー型のジョイント70が使用されている。具体的に
説明すると、ジョイント70は、ボール部70Aと、こ
のボール部70Aの同一円周上に180度の間隔で立設
された一対の第1係合用凸部70Bと、これらの第1係
合用凸部70Bに対して90度の位相差をもって立設さ
れた一対の第2係合用凸部70Cとによって構成されて
いる。
【0047】これに対応して、モータ軸72の他端部7
2Aの軸芯側にはジョイント70のボール部70Aの片
側を支持するテーパ面を備えた第1凹部74が形成され
ており、又ウォームギヤ軸76の一端部76Aの軸芯側
には当該ボール部70Aの反対側を支持するテーパ面を
備えた図示しない第2凹部が形成されている。さらに、
ウォームギヤ軸76の一端部76A側には第1係合用凸
部70Bが係合される一対の第1被係合用凹部78が形
成されており、又モータ軸72の他端部72A側には第
2係合用凸部70Cが係合される一対の第2被係合用凹
部80が形成されている。
【0048】第1係合用凸部70Bにはモータ軸72側
を向くラウンド面82が形成されており、又第2係合用
凸部70Cにはウォームギヤ軸76側を向くラウンド面
84が形成されている。なお、ラウンド面82、84の
向きが第1係合用凸部70Bと第2係合用凸部70Cと
で異なるのは、モータ軸72の他端部72Aとウォーム
ギヤ軸76の一端部76Aとの間にボール部70Cを介
在させた際に、第1係合用凸部70Bがモータ軸72の
他端部72Aと又第2係合用凸部70Cがウォームギヤ
軸76の一端部76Aと干渉してボール部70Cが宙に
浮いた状態になるのを避けるためである。
【0049】なお、上記構成において、各々「凹面」と
しての第1凹部74のテーパ面及び第2凹部のテーパ面
並びに「球体」としてのボール部70Aが本発明におけ
る「調芯手段」に相当する。また、ジョイント70の第
1係合用凸部70B、第2係合用凸部70C並びに第1
被係合用凹部78、第2被係合用凹部80が本発明にお
ける「トルク伝達手段」に相当する。
【0050】上記構成によっても、ジョイント70のボ
ール部70Aがモータ軸72側の第1凹部74のテーパ
面とウォームギヤ軸76側の第2凹部のテーパ面との間
に挟持されることにより、前述した実施形態と同様に、
モータ軸72に対するウォームギヤ軸76の調芯作用が
得られる。また、一対の第1係合用凸部70Bがウォー
ムギヤ軸76側の一対の第2被係合用凹部80へ係合さ
れ、一対の第2係合用凸部70Cがモータ軸72側の一
対の第1被係合用凹部78へ係合されることにより、ト
ルク伝達がなされる。
【0051】また、本実施形態では、モータ軸28の他
端部28Bとウォームギヤ軸42の一端部42Aとの間
にボール68を介在させたが、これに限らず、当該ボー
ル68をモータ軸28の他端部28B側(又はウォーム
ギヤ軸42の一端部42A側)に溶接等により固着させ
る構成を採ってもよい。このようにボール68を溶接す
ると強度が向上されるメリットがある。
【0052】さらに、前記例の変形例としては、モータ
軸におけるウォームギヤ軸側の軸端或るいはウォームギ
ヤ軸におけるモータ軸側の軸端のいずれかを球面加工し
て一体的に球状部を形成する構成を採ってもよい。
【0053】また、本実施形態では、皿ばね状のジョイ
ント60を利用することによりトルクリミッタとしての
機能も兼備させたが、請求項1に記載された発明との関
係においては、当該機能を兼備している必要はない。す
なわち、トルクリミッタとしての機能を全く備えていな
い構成のみならず、トルク伝達手段とは別個独立の構成
によってトルクリミッタとしての機能を確保したもの
も、請求項1に記載された発明には含まれる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の本発
明に係る電動式パワーステアリング装置は、両者相まっ
てモータ軸に対するウォームギヤ軸の調芯作用をなす凹
面と球体又は球状部とを含んで構成された調芯手段と、
この調芯手段によってモータ軸とウォームギヤ軸とが調
芯された状態で、当該モータ軸におけるウォームギヤ軸
側の軸端とウォームギヤ軸におけるモータ軸側の軸端と
を結合するトルク伝達手段と、を備えているため、モー
タのモータ軸とウォームギヤ機構のウォームギヤ軸とを
別個独立に有しながら相互の軸端結合部位を一個のベア
リングで支持することが可能となり、その結果、要求さ
れる軸剛性の確保と装置の小型化の両立を図ることがで
きるという優れた効果を有する。
【0055】請求項2記載の本発明に係る電動式パワー
ステアリング装置は、請求項1に記載の発明において、
トルク伝達手段がモータ軸からウォームギヤ軸へ伝達さ
れるトルクを所定値以下に制限するトルクリミッタとし
ての機能を兼備しているため、過大トルクがモータ軸か
らウォームギヤ軸へ伝達されることがなく、その結果、
ウォームギヤ機構が損傷を受けるのを防止することがで
きるという優れた効果を有する。
【0056】請求項3記載の本発明に係る電動式パワー
ステアリング装置は、請求項2に記載の発明において、
モータ軸におけるウォームギヤ軸側の軸端及びウォーム
ギヤ軸におけるモータ軸側の軸端のいずれか一方側に軸
方向へ弾性変形可能に装着され、係合用凸部又は係合用
凹部を備えた皿ばね状のジョイントと、モータ軸におけ
るウォームギヤ軸側の軸端及びウォームギヤ軸における
モータ軸側の軸端のいずれか他方側に一体的に設けら
れ、ジョイントの係合用凸部又は係合用凹部が係合され
る被係合用凹部又は被係合用凸部と、を含んで前述した
トルク伝達手段を構成したので、簡素な構造でトルク伝
達及びトルク制限を実現することができ、その結果、装
置の小型化に資することができるという優れた効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る電動式パワーステアリング装
置のモータ及びウォームギヤ機構の断面図である。
【図2】図1と同一方向から見たモータ及びウォームギ
ヤ機構の外観図である。
【図3】図2の矢印A方向から見たモータ及びウォーム
ギヤ機構の外観図である。
【図4】図1に示されるP線矢視部の拡大図である。
【図5】モータ軸の他端部にジョイント及びスナップリ
ングが装着された状態を拡大して示す斜視図である。
【図6】モータ軸の他端部にジョイント及びスナップリ
ングに加えてボールが装着された状態を拡大して示す斜
視図である。
【図7】モータ軸の他端部とウォームギヤ軸の一端部と
が相互に連結された状態を拡大して示す斜視図である。
【図8】皿ばね状のジョイントに替えて十字スパイダー
型のジョイントを使用した実施形態を示す分解斜視図で
ある。
【図9】従来例に係る電動式パワーステアリング装置の
モータ及びウォームギヤ機構を示す図1に対応する断面
図である。
【符号の説明】
10 電動式パワーステアリング装置 12 モータ 14 ウォームギヤ機構 28 モータ軸 42 ウォームギヤ軸 50 コラムシャフト(ステアリング系) 54 環状溝(トルク伝達手段) 56 スナップリング(トルク伝達手段) 58 キー溝(トルク伝達手段) 60 ジョイント(トルク伝達手段) 60B 突起(トルク伝達手段) 60C 係合用凸部 62C 受部(調芯手段) 64 被係合用凹部(トルク伝達手段) 66C 受部(調芯手段) 68 ボール(球体、調芯手段) 70 ジョイント(調芯手段、トルク伝達手段) 70A ボール部(調芯手段) 70B 第1係合用凸部(トルク伝達手段) 70C 第2係合用凸部(トルク伝達手段) 72 モータ軸 76 ウォームギヤ軸 78 第1被係合用凹部(トルク伝達手段) 80 第2被係合用凹部(トルク伝達手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操舵トルクに応じたアシストトルクを発
    生するモータと、 このモータによって発生したアシストトルクをステアリ
    ング系に伝達するウォームギヤ機構と、 を備えた電動式パワーステアリング装置であって、 両者相まってモータ軸に対するウォームギヤ軸の調芯作
    用をなす凹面と球体又は球状部とを含んで構成された調
    芯手段と、 この調芯手段によってモータ軸とウォームギヤ軸とが調
    芯された状態で、当該モータ軸におけるウォームギヤ軸
    側の軸端とウォームギヤ軸におけるモータ軸側の軸端と
    を結合するトルク伝達手段と、 を有することを特徴とする電動式パワーステアリング装
    置。
  2. 【請求項2】 前記トルク伝達手段は、モータ軸からウ
    ォームギヤ軸へ伝達されるトルクを所定値以下に制限す
    るトルクリミッタとしての機能を兼備している、 ことを特徴とする請求項1に記載の電動式パワーステア
    リング装置。
  3. 【請求項3】 前記トルク伝達手段は、 モータ軸におけるウォームギヤ軸側の軸端及びウォーム
    ギヤ軸におけるモータ軸側の軸端のいずれか一方側に軸
    方向へ弾性変形可能に装着され、係合用凸部又は係合用
    凹部を備えた皿ばね状のジョイントと、 モータ軸におけるウォームギヤ軸側の軸端及びウォーム
    ギヤ軸におけるモータ軸側の軸端のいずれか他方側に一
    体的に設けられ、ジョイントの係合用凸部又は係合用凹
    部が係合される被係合用凹部又は被係合用凸部と、 を含んで構成されている、 ことを特徴とする請求項2に記載の電動式パワーステア
    リング装置。
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