JP2000210001A - スピ―ドスプレヤ― - Google Patents
スピ―ドスプレヤ―Info
- Publication number
- JP2000210001A JP2000210001A JP11053076A JP5307699A JP2000210001A JP 2000210001 A JP2000210001 A JP 2000210001A JP 11053076 A JP11053076 A JP 11053076A JP 5307699 A JP5307699 A JP 5307699A JP 2000210001 A JP2000210001 A JP 2000210001A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- nozzle
- chemical solution
- blades
- speed sprayer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課 題】 スピードスプレヤーの散布部における騒音
を低減させる構成 【解決手段】 車輌の後部から回転羽根によってエアを
吸入し、放射方向に静翼を設けた整流筒により、エアを
噴出させる構成である。この整流筒の開口部にノズルを
設けて薬液を噴霧させるスピードスプレヤーの静翼のエ
アの吸込側端縁に凹凸切欠縁を設けた構成あるいは回転
羽根のエアの吸込側端縁に凹凸切欠縁を設けた構成であ
る。
を低減させる構成 【解決手段】 車輌の後部から回転羽根によってエアを
吸入し、放射方向に静翼を設けた整流筒により、エアを
噴出させる構成である。この整流筒の開口部にノズルを
設けて薬液を噴霧させるスピードスプレヤーの静翼のエ
アの吸込側端縁に凹凸切欠縁を設けた構成あるいは回転
羽根のエアの吸込側端縁に凹凸切欠縁を設けた構成であ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、スピードスプレヤーの
車輌の後部から回転羽根によってエアを吸入し、整流筒
より車輌本体の側方に向けてエアを噴出させることによ
ってノズルから薬液を噴霧させる散布部からの発生音を
低減させる構成に関するものである。
車輌の後部から回転羽根によってエアを吸入し、整流筒
より車輌本体の側方に向けてエアを噴出させることによ
ってノズルから薬液を噴霧させる散布部からの発生音を
低減させる構成に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のスピードスプレヤーは車輌の後部
から回転羽根によってエアを吸入し、放射方向に複数個
の静翼を設けた整流筒により車輌本体の側方に向けてエ
アを噴出させるとともに、前記整流筒の開口部に薬液を
供給するノズルを設置して、エア流によりノズルから薬
液を噴霧させる構成である。
から回転羽根によってエアを吸入し、放射方向に複数個
の静翼を設けた整流筒により車輌本体の側方に向けてエ
アを噴出させるとともに、前記整流筒の開口部に薬液を
供給するノズルを設置して、エア流によりノズルから薬
液を噴霧させる構成である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】スピードスプレヤーの
騒音低減に関する研究として、送風機吸込み口に装着す
る消音装置が知られるが、機体の全長が長くなって旋回
半径が大きくなる等の問題がある。そこで、前記した構
成の中で、騒音の発生源として、エアの吸込み用回転羽
根の吸込側端縁が直線的にエアを切る時の騒音を低減さ
せること、及び、回転羽根の吸込エアを直後に受ける静
翼の吸込端縁で発生する騒音を低減させることに着目し
たものである。
騒音低減に関する研究として、送風機吸込み口に装着す
る消音装置が知られるが、機体の全長が長くなって旋回
半径が大きくなる等の問題がある。そこで、前記した構
成の中で、騒音の発生源として、エアの吸込み用回転羽
根の吸込側端縁が直線的にエアを切る時の騒音を低減さ
せること、及び、回転羽根の吸込エアを直後に受ける静
翼の吸込端縁で発生する騒音を低減させることに着目し
たものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、車輌の後部から回転羽根によってエアを吸入
し、整流筒により車輌本体の側方に向けてエアを噴出さ
せるとともに、前記整流筒の開口部に薬液を供給するノ
ズルを設置して、エア流によりノズルから薬液を噴霧さ
せるスピードスプレヤーにおいて、前記回転羽根の吸入
側端縁に凹凸の切欠を設けたことを特徴としたスピード
スプレヤーを提供したものである。又、車輌の後部から
回転羽根によってエアを吸入し、放射方向に複数個の静
翼を設けた整流筒により車輌本体の側方に向けてエアを
噴出させるとともに、前記整流筒の開口部に薬液を供給
するノズルを設置して、エア流によりノズルから薬液を
噴霧させるスピードスプレヤーにおいて前記静翼の吸入
側端縁に凹凸の切欠を設けたことを特徴としたスピード
スプレヤーを提供したものである。
ために、車輌の後部から回転羽根によってエアを吸入
し、整流筒により車輌本体の側方に向けてエアを噴出さ
せるとともに、前記整流筒の開口部に薬液を供給するノ
ズルを設置して、エア流によりノズルから薬液を噴霧さ
せるスピードスプレヤーにおいて、前記回転羽根の吸入
側端縁に凹凸の切欠を設けたことを特徴としたスピード
スプレヤーを提供したものである。又、車輌の後部から
回転羽根によってエアを吸入し、放射方向に複数個の静
翼を設けた整流筒により車輌本体の側方に向けてエアを
噴出させるとともに、前記整流筒の開口部に薬液を供給
するノズルを設置して、エア流によりノズルから薬液を
噴霧させるスピードスプレヤーにおいて前記静翼の吸入
側端縁に凹凸の切欠を設けたことを特徴としたスピード
スプレヤーを提供したものである。
【０００５】
【作用】前記した請求項１の構成においては回転羽根が
高速回転をしてエアを吸込み時に、羽根の吸込み側端縁
に設けた凹凸の形状により、エアを切り込みする時に時
差が発生して騒音が分散されて滑らかに低減させるもの
である。又、請求項２の構成においては、回転羽根の吸
込エアを直後に受ける静翼の吸込側端縁が凹凸形状なの
で回転羽根からの大量の送風を受ける時に発生するエア
の切断音が分散されて滑らかに低減させるものである。
高速回転をしてエアを吸込み時に、羽根の吸込み側端縁
に設けた凹凸の形状により、エアを切り込みする時に時
差が発生して騒音が分散されて滑らかに低減させるもの
である。又、請求項２の構成においては、回転羽根の吸
込エアを直後に受ける静翼の吸込側端縁が凹凸形状なの
で回転羽根からの大量の送風を受ける時に発生するエア
の切断音が分散されて滑らかに低減させるものである。
【０００６】
【実施例】本発明を実施した図面に基づいて構成を説明
する。図１は本発明を実施した外観側面図を示し、図２
の（イ）は静翼を設けた支持ケースの斜視図で、（ロ）
は回転羽根の斜視図である。
する。図１は本発明を実施した外観側面図を示し、図２
の（イ）は静翼を設けた支持ケースの斜視図で、（ロ）
は回転羽根の斜視図である。
【０００７】図１において前後部の車輪を支持したフレ
ーム１５の台車枠上に順次運転１、薬液タンク２、エン
ジンルーム３、及び散布部４を搭載したものである。運
転席１は、ハンドル５、操作レバー１６及び座席から構
成される。薬液タンク２は果樹木等に散布する薬液を貯
留する。エンジンルーム３内はエンジン６とエンジン後
部に連結される分配ケース７が配置されている。分配ケ
ース７の下部は伝動ミッションを経由して走行系を駆動
する。一方分配ケース７の後方部中央には油圧ポンプと
油圧モータを合体した油圧ユニット８が連結される。油
圧ユニット８には回転羽根１２を固着した主軸１７が連
結されて回転させる。さらに油圧ユニット８は運転席１
の側部に設けた操作レバー１６によって可変されて、前
記した回転羽根１２の回転数を調整制御する。
ーム１５の台車枠上に順次運転１、薬液タンク２、エン
ジンルーム３、及び散布部４を搭載したものである。運
転席１は、ハンドル５、操作レバー１６及び座席から構
成される。薬液タンク２は果樹木等に散布する薬液を貯
留する。エンジンルーム３内はエンジン６とエンジン後
部に連結される分配ケース７が配置されている。分配ケ
ース７の下部は伝動ミッションを経由して走行系を駆動
する。一方分配ケース７の後方部中央には油圧ポンプと
油圧モータを合体した油圧ユニット８が連結される。油
圧ユニット８には回転羽根１２を固着した主軸１７が連
結されて回転させる。さらに油圧ユニット８は運転席１
の側部に設けた操作レバー１６によって可変されて、前
記した回転羽根１２の回転数を調整制御する。
【０００８】散布部４は従来公知の整流筒９の後方から
エアを回転羽根１２によって吸込んで開口部に薬液を供
給するノズル９を設置して、エア流によりノズル９から
薬液を噴霧させる。１１は静翼で中心から放射方向に複
数枚設置され、前記した回転羽根１２の直後に接近して
配置されている。静翼１１のエアの吸込み側の端縁には
複数個の凹凸を設けた凹凸切欠縁１４を有している。
エアを回転羽根１２によって吸込んで開口部に薬液を供
給するノズル９を設置して、エア流によりノズル９から
薬液を噴霧させる。１１は静翼で中心から放射方向に複
数枚設置され、前記した回転羽根１２の直後に接近して
配置されている。静翼１１のエアの吸込み側の端縁には
複数個の凹凸を設けた凹凸切欠縁１４を有している。
【０００９】１２の回転羽根のエアの吸込側の端縁には
凹凸の切欠を設けた凹凸切欠縁１４’を有している。
凹凸の切欠を設けた凹凸切欠縁１４’を有している。
【００１０】図２の（イ）は静翼１１を設けた支持ケー
ス１３の斜視図で、本実施例では１０枚の静翼１１を有
し、エアの吸込み側の端縁に複数個のギザギザ状の凹凸
切欠縁１４を設けている。図２の（ロ）は回転羽根１２
の斜視図で、９枚の羽根を有して、エアの吸込み側端縁
に複数個のギザギザ状の凹凸切欠縁１４’を設けてい
る。凹凸切欠は波状であっても本発明の要旨と同一であ
る。
ス１３の斜視図で、本実施例では１０枚の静翼１１を有
し、エアの吸込み側の端縁に複数個のギザギザ状の凹凸
切欠縁１４を設けている。図２の（ロ）は回転羽根１２
の斜視図で、９枚の羽根を有して、エアの吸込み側端縁
に複数個のギザギザ状の凹凸切欠縁１４’を設けてい
る。凹凸切欠は波状であっても本発明の要旨と同一であ
る。
【００１１】
【発明の効果】請求項１の構成においては回転羽根の高
速運転時に吸込側端縁がエアを切り込みする時の発生騒
音を低減させる。又、請求項２においては回転羽根の直
後に接近して設けた静翼に対して送られたエアの切断音
が分散された滑らか低減される。又、前記請求項１と２
を同時に実施した場合は騒音の低減効果がさらに大きく
なる。従って都市近郊の果樹農家においても比較的、静
かな防除作業となる効果がある。
速運転時に吸込側端縁がエアを切り込みする時の発生騒
音を低減させる。又、請求項２においては回転羽根の直
後に接近して設けた静翼に対して送られたエアの切断音
が分散された滑らか低減される。又、前記請求項１と２
を同時に実施した場合は騒音の低減効果がさらに大きく
なる。従って都市近郊の果樹農家においても比較的、静
かな防除作業となる効果がある。
【図１】本発明を実施した外観側面図
【図２】（イ）は静翼を設けた支持ケースの斜視図 （ロ）は回転羽根の斜視図
１ 運転席 ２ 薬液タンク ３ エンジンルーム ４ 散布部 ５ ハンドル ６ エンジン ７ 分配ケース ８ 油圧ユニット ９ 整流筒 １０ ノズル １１ 静翼 １２ 回転羽根 １３ 支持ケース １４、１４’ 凹凸切欠縁 １５ フレーム １６ 操作レバー １７ 主軸
フロントページの続き (72)発明者 蒲田 義明 青森県十和田市大字三本木字里ノ沢１番地 259 株式会社ササキコーポレーション内 Ｆターム(参考） 2B121 AA11 AA20 CB04 CB24 CB33 CB45 CB47 CB61 CB70 EA24 EA26 EA27 FA15
Claims (2)
- 【請求項１】 車輌の後部から回転羽根によってエアを
吸入し、整流筒により車輌本体の側方に向けてエアを噴
出させるとともに、前記整流筒の開口部に薬液を供給す
るノズルを設置して、エア流によりノズルから薬液を噴
霧させるスピードスプレヤーにおいて、前記回転羽根の
吸入側端縁に凹凸の切欠を設けたことを特徴としたスピ
ードスプレヤー。 - 【請求項２】 車輌の後部から回転羽根によってエアを
吸入し、放射方向に複数個の静翼を設けた整流筒により
車輌本体の側方に向けてエアを噴出させるとともに、前
記整流筒の開口部に薬液を供給するノズルを設置して、
エア流によりノズルから薬液を噴霧させるスピードスプ
レヤーにおいて前記静翼の吸入側端縁に凹凸の切欠を設
けたことを特徴としたスピードスプレヤー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11053076A JP2000210001A (ja) | 1999-01-22 | 1999-01-22 | スピ―ドスプレヤ― |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11053076A JP2000210001A (ja) | 1999-01-22 | 1999-01-22 | スピ―ドスプレヤ― |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000210001A true JP2000210001A (ja) | 2000-08-02 |
Family
ID=12932725
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11053076A Pending JP2000210001A (ja) | 1999-01-22 | 1999-01-22 | スピ―ドスプレヤ― |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000210001A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018038297A (ja) * | 2016-09-06 | 2018-03-15 | 株式会社ショーシン | スピードスプレーヤの送風装置 |
-
1999
- 1999-01-22 JP JP11053076A patent/JP2000210001A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018038297A (ja) * | 2016-09-06 | 2018-03-15 | 株式会社ショーシン | スピードスプレーヤの送風装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040524 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060316 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060418 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060815 |