JP2000209903A - コンバイン用自動方向制御のセンサ装置 - Google Patents

コンバイン用自動方向制御のセンサ装置

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JP2000209903A
JP2000209903A JP11012154A JP1215499A JP2000209903A JP 2000209903 A JP2000209903 A JP 2000209903A JP 11012154 A JP11012154 A JP 11012154A JP 1215499 A JP1215499 A JP 1215499A JP 2000209903 A JP2000209903 A JP 2000209903A
Authority
JP
Japan
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sensor
rod
vertical
shaft
raising
Prior art date
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Application number
JP11012154A
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English (en)
Inventor
Hisayuki Satoji
久幸 里路
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の構成は、図3に示すように、ロットc
の前部(センサS側)を高くして、順次後方に至るにし
たがって下方に低く傾斜した構成になっていた。したが
って、従来型のロットcは、後部の地面に接近した部分
に、雑草や藁屑、及び泥土が溜って作動が鈍くなり、検
出情報の正確な伝達ができない課題があった。 【解決手段】 本発明は、上述した課題を解決するため
に、つぎの如き解決手段を講じた。すなわち、走行車体
1の前進方向に突出して、低位置から上方へ回動する穀
稈引起しラグ2を有する縦引起し装置3を前部に配置す
る。該縦引起し装置3の下部から前方側に延長して分草
杆4を設ける。該分草杆4の後方で、かつ、前記縦引起
し装置3の下方位置に軸受された上下方向のセンサ軸5
には、下部に穀稈の株元を検出する方向センサSを軸着
し、上部に連動ロット6を接続して設ける。該連動ロッ
ト6は、後部上方に延長してその後部をセンサスイッチ
ボックス7に接続して構成したコンバイン用自動方向制
御のセンサ装置とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバイン用自動
方向制御のセンサ装置に関し、農業機械の技術分野に属
する。
【0002】
【従来の技術】従来のコンバインにおいて、穀稈引起し
ラグa’を進行方向に突出する縦引起し装置aを装備し
た仕様の場合、自動方向制御のセンサsは、図3に示す
ように、縦引起し装置aの下方に回動自由に取り付け、
後方のセンサスイッチボックスbまで検出情報を伝達す
る連動ロットcを介装して構成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来型は、図
3に示すように、連動ロットcの前部(センサS側)を
高くして、順次後方に至るにしたがって下方に低く傾斜
した構成になっていた。したがって、従来型の連動ロッ
トcは、後部の地面に接近した部分に、雑草や藁屑、或
いは、泥土が溜って作動が鈍くなり、検出情報の正確な
伝達ができない課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を解決するために、次の如き技術手段を講ずるものであ
る。すなわち、走行車体1の前進方向に突出して、低位
置から上方へ回動する穀稈引起しラグ2を設けた縦引起
し装置3が前部に配置され、該縦引起し装置3の下部か
ら前方側に延長して分草杆4が設けられ、該分草杆4の
後方で、かつ、前記縦引起し装置3の下方位置に軸受さ
れた上下方向のセンサ軸5には、下部に穀稈の株元を検
出する方向センサSが軸着され、上部に連動ロット6が
接続して設けられ、該連動ロット6は、後部上方に延長
してその後部をセンサスイッチボックス7に接続して構
成したコンバイン用自動方向制御のセンサ装置とした。
【0005】
【発明の効果】本発明は、上述のように構成されている
から、従来型の課題を解決して、圃場に植っている稲株
を的確に検出できるものでありながら、連動ロットは、
雑草や藁屑はもちろん泥土が溜ることがほとんどなく、
常時円滑に作動して検出情報を正確に伝達できる特徴を
有する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を具体的に
説明する。まず、コンバインは、図4に示すように、ゴ
ムを素材として無端帯状に成型加工した左右一対のクロ
−ラ8を、下部の接地側に装備した走行車体1上に脱穀
装置9を搭載し、その前部に刈取前処理装置10を設
け、刈取脱穀作業ができる構成としている。
【0007】そして、脱穀装置9は、従来から公知のと
おり、上側には扱胴を軸架した扱室を設け、その下側に
は揺動選別棚や圧風唐箕等の選別機能部材を設けた選別
室を配置して、脱穀選別作用を行なう構成としている。
そして、刈取前処理装置10は、前部低位置に刈取装置
11を設け、その刈取装置11から刈取穀稈を脱穀装置
9に搬送する穀稈搬送装置12を設けて構成している。
【0008】そして、縦引起し装置3は、図1および図
4に示すように、刈取前処理装置10の前側に傾斜状態
に設け、縦方向に回動する穀稈引起しラグ2によって倒
伏穀稈を引き起こす構成としている。すなわち、縦引起
し装置3は、穀稈引起しラグ2が、下部の低位置から走
行車体1の進行方向に向かって突出し、更に、上方へ引
き起こし回動をする構成としている。
【0009】そして、分草杆4は、縦引起し装置3の下
部から前方側に突出させ、圃場の穀稈を分草しながら縦
引起し装置3側へ誘導できる構成としている。つぎに、
自動方向制御の方向センサSは、図1および図2に示す
ように、分草杆4の背後の支持枠13に軸受した上下方
向のセンサ軸5の下部に、基部を軸着して左右両側(図
2参照)に突出させ、圃場に植っている稲株を検出する
構成としている。そして、連動ロット6は、前部を揺動
杆14を介して前記センサ軸5の上部に接続し、後方に
延長してその後端部をセンサスイッチボックス7に連結
して構成している。
【0010】この場合、連動ロット6は、図1に示すよ
うに、センサ軸5の上部の比較的高い位置から後方に延
長し、順次高く上方側に傾斜して後方の高い位置にある
センサスイッチボックス7に連結して方向センサSの検
出情報を伝達する構成としている。そして、センサスイ
ッチボックス7は、伝達された検出情報を走行車体1の
制御部に入力する構成としている。
【0011】以上の構成によって、コンバインは、従来
から公知であるように、方向センサSの検出情報に基づ
いて制御部において比較演算しながら制御し、圃場の稲
株に沿った自動方向制御が行われる構成となっている。
15は穀稈引起し装置(引起しラグ15aが横方向に回
動する構成)、16はグレンタンク、17は排出オ−ガ
−を示す。
【0012】別実施例1 別実施例1は、前部搬送装置20の穂先搬送装置20a
を、搬送穀稈の稈長に応じて上下調節して、搬送の安定
化と円滑化を図らんとするものである。まず、前部搬送
装置20は、図5に示すように、穀稈を搬送ラグ21で
係合しながら搬送する穂先搬送装置20aと、穀稈を挟
持状態で搬送する株元搬送装置20bとから構成し、前
側の掻込搬送装置22と後側の扱深さ調節搬送装置23
との間に設けられている。
【0013】そして、株元搬送装置20bは、図5及び
図6に示すように、後部側から回転動力が入力され、前
部側の回転軸24を伝動する構成としている。そして、
回転軸24は、図6に示すように、掻込搬送装置22と
穂先搬送装置20aとを伝動する構成としている。この
場合、穂先搬送装置20aは、上記回転軸24から横軸
25を介して伝動される穂先軸26によって駆動される
構成にして、その横軸25を支点軸にして後部を上下方
向に調節できる構成としている。
【0014】27は調節モ−タであって、穂先搬送装置
20aの後部との間をロット28で連結して上下に調節
する構成としている。そして、調節モ−タ27は、扱深
さ調節搬送装置23の後部に設けたポテンショメ−タ2
9の検出結果に基づいて正逆転駆動される構成としてい
る。すなわち、穂先搬送装置20aは、扱深さ調節搬送
装置23の調節角度をポテンショメ−タ29が検出し、
それに応じて調節モ−タ27が正逆転駆動されることに
より、ロット28を介して上下に調節される構成になっ
ている。
【0015】なお、扱深さ調節搬送装置23は、稈長検
出センサSの検出結果に基づいて扱ぎ深さ制御が行わる
構成としている。図面において、30は分草杆、31は
穀稈引起し装置、32は刈取装置、33はフィ−ドチエ
ンである。別実施例1は、以上のように構成されている
から、掻込搬送装置22によって掻き込まれ刈取装置3
2によって刈り取られた穀稈は、前部搬送装置20に受
継がれて後方上部に搬送される。そのとき、搬送穀稈
は、穂先搬送装置20aが稈長に応じて後部側が上下に
調節されて、穀稈の株元と穂先側とを株元搬送装置20
bと穂先搬送装置20aとによって、安定良く保持しな
がら搬送することができる。
【0016】つぎにその作用について説明する。まず、
コンバインは、エンジンを始動して、脱穀装置9と刈取
前処理装置10の回転各部を伝動しながら前進させて作
業を開始する。すると、圃場の穀稈は、走行車体1の前
進にともなって前部低位置の分草杆4によって分草され
た後、進行方向に向かって回動している穀稈引起しラグ
2によって引き起こされ、それに後続する引起しラグ1
5aが横方向に回動する穀稈引起し装置15によって更
に引き起こされる。このようにして、穀稈は、倒伏状態
から直立状に引き起され、刈取前処理装置10の刈取装
置11に達して刈り取られ、穀稈搬送装置12によって
後方上方に搬送されて脱穀装置9に供給される。
【0017】そして、穀稈は、脱穀装置9によって脱穀
処理される。以上のように、コンバインは、連続的に刈
取脱穀作業を行い、脱穀選別した穀粒を収穫して順次グ
レンタンク16に収集貯留する。さて、このような作業
中において、コンバインは、左右一対の方向センサSが
圃場に植っている稲株を検出して、連動ロット6からセ
ンサスイッチボックス7に情報が伝達される。そして、
図外の制御部は、センサスイッチボックス7から入力さ
れた検出情報と、予め記憶させている基準値とを比較演
算しながら制御信号を出力して自動方向制御を行なうも
のである。
【0018】このような自動制御の工程において、連動
ロット6は、図1に示すように、後ろ上がりに構成して
いるから、雑草や藁屑の絡みつきがなくなり、更に、泥
土が溜ることもほとんどなく、常時円滑に作動して方向
センサSの検出情報を的確にセンサスイッチボックス7
に伝達することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例であって、側面図である。
【図2】本発明の実施例であって、平面図である。
【図3】従来型の側面図である。
【図4】本発明の実施例であって、側面図である。
【図5】本発明の別実施例1であって、側面図である。
【図6】本発明の別実施例1であって、伝動機構を示す
展開した線図である。
【符号の説明】
1 走行車体 2 穀稈引き起しラグ 3
縦引起し装置 4 分草杆 5 センサ軸 6
連動ロット 7 センサスイッチボックス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行車体1の進行方向に突出して、低位
    置から上方へ回動する穀稈引起しラグ2を設けた縦引起
    し装置3が前部に配置され、該縦引起し装置3の下部か
    ら前方側に延長した分草杆4が設けられ、該分草杆4の
    後方で、かつ、前記縦引起し装置3の下方位置に軸受さ
    れた上下方向のセンサ軸5には、下部に穀稈の株元を検
    出する方向センサSが軸着され、上部に連動ロット6が
    接続して設けられ、該連動ロット6は、後部上方に延長
    してその後部をセンサスイッチボックス7に接続して構
    成したコンバイン用自動方向制御のセンサ装置。
JP11012154A 1999-01-20 1999-01-20 コンバイン用自動方向制御のセンサ装置 Pending JP2000209903A (ja)

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