JP2000209089A - A/dコンバ―タテスト方式および方法 - Google Patents

A/dコンバ―タテスト方式および方法

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JP2000209089A
JP2000209089A JP11007405A JP740599A JP2000209089A JP 2000209089 A JP2000209089 A JP 2000209089A JP 11007405 A JP11007405 A JP 11007405A JP 740599 A JP740599 A JP 740599A JP 2000209089 A JP2000209089 A JP 2000209089A
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Yoshikazu Tanaka
良和 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アナログ・デジタル変換に必要な比較の回数
を減らすことによりテスト時間を大幅に短縮するA/D
コンバータテスト方式および方法を提供する。 【解決手段】 外部入力する外部入力アナログ電圧の期
待値xおよび許容範囲mから上限値(x+m)および下
限値(x−m)を記憶する上限レジスタ20および下限
レジスタ22と、上限値(x+m)および下限値(x−
m)を伝達し、外部アナログ入力電圧の比較結果を通知
するA/Dコントローラ24と、上限値(x+m)およ
び下限値(x−m)を書き込まれるSAR26と、SA
R26に書き込まれた上限値(x+m)および下限値
(x−m)をアナログ電圧に変換するデジタル・アナロ
グ変換器28と、アナログ電圧と外部アナログ入力電圧
とを比較し、比較結果をA/Dコントローラ24へ通知
する比較器30とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、A/Dコンバータ
の変換精度のテストでアナログ・デジタル変換に必要な
比較の回数を大幅に減らすことによりテスト時間を短縮
するA/Dコンバータテスト方式および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のA/Dコンバータテスト方法の一
例が、特開昭57−119259号公報に記載されてい
る。この公報に記載されたA/D変換器のテスト方法
は、外部計算機から入力コードが設定可能なD/A変換
器と、D/A変換器と並列に接続され外部計算機から入
力を設定される基準D/A変換器と、D/A変換器から
の出力と基準D/A変換器からの出力とを比較し外部計
算機へ結果を出力する電圧比較器とを備え、D/A変換
器に外部設定された入力信号を入力させるとともに、基
準D/A変換器に設定された入力信号を入力させ、電圧
比較器の出力に基づいてD/A変換器および電圧比較器
の精度を測定する。また外部計算機において誤差を偏差
として求められる。
【0003】この特開昭57−119259号公報のA
/D変換器のテスト方法は、A/Dコンバータの変換結
果が理想の値と比べてどのくらいの偏差があるかを、い
かに短い時間で探すかをおこなうものである。この誤差
の範囲を見つけるには多くの時間がかかっていた。そこ
でこの問題を解決するために誤差範囲を予め入力するこ
とでA/Dコンバータの変換精度を測定する方法の一例
が、実開平4−31835号公報に記載されている。こ
の公報に記載されたADコンバータ検査装置は、アナロ
グ信号ををADコンバータでデジタル変換し、ADコン
バータの直線性を検査するADコンバータ検査装置にお
いて、ADコンバータの特性データによって設定された
上限値,下限値のデータが記憶されているメモリと、A
Dコンバータから出力されるデジタルデータをステップ
ごとにメモリの上限値,下限値とを比較する比較部と、
アナログ信号を発生させる信号発生器とメモリとを制御
し比較部から出力されるデータに基づいてステップごと
にADコンバータの良否を判断するコントローラとを備
える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】実開平4−31835
号公報に記載されているADコンバータ検査装置は、上
限値と下限値とを設定し、外部アナログ入力電圧との比
較をおこなうことにより、検査時間の短縮を行なうもの
である。上限値,下限値の比較動作は、nビット精度で
比較をおこなうときのA/Dコンバータ内部での比較回
数はn回になり、比較回数が大きくなると大幅に時間が
かかっていた。
【0005】さらに、こうしてできたnビットの値を上
限値,下限値と比較しようとするものであるため、さら
に多くの時間がかかりLSIなどのテストに時間がかか
りコスト上昇をさせていた。
【0006】本発明の目的は、アナログ・デジタル変換
に必要な比較の回数を減らすことによりテスト時間を大
幅に短縮するA/Dコンバータテスト方式および方法を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】従来の逐次変換方式を採
用したnビットの分解能をもつA/Dコンバータのテス
ト方法では、1つアナログ入力電圧に対するアナログ・
デジタル変換に必要な比較の回数はn回であり時間がか
かった。さらにA/Dコンバータの分解可能分全ての期
待値について正しく変換出来ることをテストしようとす
ると、n*2n回の変換が必要となる。本発明によるA
/Dコンバータテスト方法では、1回のアナログ・デジ
タル変換に必要な比較の回数は2回であり、さらにすべ
ての期待値についてテストを行うと必要な総変換回数は
n+1 回となる。よって本発明による方法では、従来の
テスト方法より(n−2)*2n 回の変換回数を減らす
ことが出来る。
【0008】本発明のA/Dコンバータテスト方式は、
A/Dコンバータの変換精度をテストするA/Dコンバ
ータテスト方式において、期待される変換値および誤差
とを読み込み、変換値および誤差とから許容誤差の上限
値および下限値とを記憶するレジスタと、前記レジスタ
に記憶されている前記上限値および下限値と、外部から
入力されてくる外部アナログ入力電圧の値とについて判
定をおこなうテスト手段とを有することを特徴とする。
【0009】本発明のA/Dコンバータテスト方法は、
A/Dコンバータの変換精度をテストするA/Dコンバ
ータテスト方法において、期待される変換値および誤差
とを読み込み、変換値および誤差とから上限値および下
限値とを記憶し、前記レジスタに記憶されている前記上
限値および下限値と、外部から入力されてくる外部アナ
ログ入力電圧の値とについて判定することを特徴とす
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施例の構成を図1を参
照して詳細に説明する。図1は、本発明のA/Dコンバ
ータの構成を示すブロック図である。A/Dコンバータ
10は、図1に示すように、A/Dコンバータテストの
開始を指示するテストモード信号を入力する信号路であ
るテストモード信号線12と、A/Dコンバータテスト
のときの比較するアナログ電圧値の期待値であるXと期
待値の許容誤差範囲であるmとをそれぞれデジタル値で
表した信号を入力する信号路であるx,m信号線14
と、比較する外部アナログ入力電圧を入力する入力線1
6と、テスト結果の信号を出力するテスト結果信号線1
8との入出力線を備える。
【0011】さらにA/Dコンバータ10は、x,m信
号線14と接続されx,m信号線14から入力される
x,mより外部アナログ入力電圧の上限値(x+m)を
記憶する上限レジスタ20と、x,m信号線14から入
力されるx,mより外部アナログ入力電圧の下限値(x
−m)を記憶する下限レジスタ22と、テストモード信
号線12からテストモード信号を受信するとテストモー
ドとし、上限レジスタおよび下限レジスタに記憶されて
いる上限値および下限値を伝達し、外部アナログ入力電
圧の比較結果を受信し、比較結果をテスト結果信号線1
8より出力するA/Dコントローラ24と、nビットの
レジスタでありA/Dコントローラ24から伝達された
上限値および下限値を記憶する逐次変換レジスタ(以
下、SAR)26と、SAR26に記憶された上限値お
よび下限値を取得しアナログ電圧に変換し送出するデジ
タル・アナログ変換器28と、デジタル・アナログ変換
器28からのアナログ電圧と入力線16からの外部アナ
ログ入力電圧とを比較し、比較の結果をA/Dコントロ
ーラ24へ通知する比較器30とを備える。
【0012】テストモード信号は、A/Dコンバータ1
0がテストモードに入るか否かを決定する信号であり、
テストモード信号が有効ならば、A/Dコンバータがテ
ストモードに入る。上限レジスタ20,下限レジスタ2
2は、A/Dコンバータ10の外部より入力されるA/
D変換の期待値xと、A/Dコンバータ10のスペック
によって定まる期待値からの許容誤差mを記憶するレジ
スタであり、それぞれ許容範囲の下限値(x−m)と上
限値(x+m)を記憶する。A/Dコントローラ24
は、本テスト時には下限レジスタ22、および上限レジ
スタ20の値を順にSAR26に書き込む働きをする。
SAR26はnビットのレジスタであり、デジタル・ア
ナログ変換器28は、SAR26の値をアナログ電圧に
変換し、比較器30に出力する。比較器30はデジタル
・アナログ変換器28からのアナログ電圧と外部アナロ
グ入力電圧との比較を行い、その結果をA/Dコントロ
ーラ24へ出力する。A/Dコントローラ24はこれら
結果を受けてテスト結果をテスト結果信号へと出力す
る。
【0013】次に、本発明の実施例の動作の説明を図2
を参照して詳細に説明する。図2は、本発明のA/Dコ
ンバータテストの動作のフローチャートを表す図であ
る。本実施例は、nビット分解能を持つA/Dコンバー
タを例にとる。A/Dコンバータ10は、テストモード
信号線12からテストモード信号を受信すると、入力さ
れたテストモード信号が有効か否かを判断する(ステッ
プA1)。判断の結果、有効でない場合は通常モードで
の動作をおこない(ステップA2)、処理を終了する。
判断の結果、有効である場合は、テストモードに入る。
A/Dコンバータがテストモードに入っていることを確
認したら、x,m信号線14から期待される変換値x
と、許容誤差値mとから上限値(x+m)を上限レジス
タ20へ下限値(x−m)を下限レジスタ22へそれぞ
れ読み込む(ステップA3)。A/Dコンバータ10
は、下限レジスタ22の下限値(x−m)をA/Dコン
トローラ24へ伝達する(ステップA4)。A/Dコン
トローラ24は、下限値(x−m)をSAR26に書き
込む(ステップA5)。この下限値をデジタル・アナロ
グ変換器28は、アナログ電圧に変換し比較器30へ送
出する。比較器30は、デジタル・アナログ変換器28
より得られるアナログ電圧と外部アナログ入力電圧とを
比較し(ステップA6)、比較の結果をA/Dコントロ
ーラ24へ通知する。A/Dコントローラ24は比較器
30からの通知結果より、アナログ電圧が外部アナログ
入力電圧より小さいか否かを判断する(ステップA
7)。判断の結果、小さいと判断した場合、ステップA
12へ進む。判断の結果、大きいと判断した場合、A/
Dコンバータ10は、上限レジスタ20の上限値(x+
m)をA/Dコントローラ24へ伝達する(ステップA
8)。A/Dコントローラ24は、SAR26に上限値
(x+m)を書き込む(ステップA9)。デジタル・ア
ナログ変換器28は、上限値をアナログ電圧に変換し比
較器へ送出する。比較器30は、アナログ電圧と外部ア
ナログ入力電圧とを比較し(ステップA10)、結果を
A/Dコントローラ24へ通知する。比較器30からの
通知結果より、デジタル・アナログ変換器28からのア
ナログ電圧が外部アナログ入力電圧より大きいか否かを
判断する(ステップA11)。判断の結果、大きいと判
断した場合、テストをフェイルとし、テスト結果信号線
18に結果を出力し(ステップA12)、テスト終了と
する。判断の結果、小さいと判断した場合、テストはパ
スと判定されテスト結果信号線18に結果を出力する
(ステップA13)。さらに次のテストがあるか否かを
判断する(ステップA14)。判断の結果、次のテスト
がある場合ステップA3へ進み、無い場合テストを終了
する。
【0014】以上の様に、実際に比較器30で比較を行
うのはステップA6とステップA10の2回であり、通
常のn回比較を行う方法に比べてテスト時間を大幅に短
縮することができる。尚、上記実施例は下限レジスタ2
2よりも、上限レジスタ20の値(x+m)との比較を
先に行っても全く同様の結果を得ることができる。
【0015】次に本発明の他の実施例の構成と動作を図
3,図4を参照し詳細に説明する。図3は、本発明のA
/Dコンバータの他の実施例の構成を示すブロック図で
ある。図4は、本発明のA/Dコンバータテストの他の
実施例の動作のフローチャートを表す図である。本実施
例の構成は、図3を参照すると、図1と比べて新たにA
/Dコントローラ24からデジタル・アナログ変換器2
8へ信号線32が加えられている。
【0016】次に本実施例の動作は、図4を参照する
と、図2の動作に対しステップB1およびステップB2
の動作が変更になるものである。すなわち、A/Dコン
バータ10がテストモードに入っているか否かをA/D
コントローラ24が判定し、下限レジスタ22のnビッ
トのデータ(x−m)をA/Dコントローラ24が読み
込むまでの動作については、実施例と同じである(ステ
ップA1〜A3)。次にA/Dコントローラ24は、信
号線32を用いて下限値(x−m)をデジタルアナログ
変換器28に伝達する(ステップB1)。比較動作に関
しては、上述の実施例と同じである(ステップA5,A
6)。さらに、ステップA8の後、A/Dコントローラ
24は、信号線32を用いて上限値(x+m)をデジタ
ルアナログ変換器28に伝達する(ステップB2)。上
述の実施例と異なるだけである。以上の様にして、上述
の実施例と同じ効果を得ることができる。
【0017】尚、本実施例ではSAR26を経由しない
分テスト時間の短縮をはかることができるが、SAR2
6のテストを別途おこなう必要がある。
【0018】
【発明の効果】本発明のA/Dコンバータテスト方式
は、A/Dコンバータの変換精度のテストにおいて、デ
ジタル変換させる外部からのアナログ入力電圧に対し、
A/Dコンバータ内部で作る比較値を、予め許容誤差に
絞り込んで行うことにより、テスト時間の削減を計るこ
とができる。
【0019】つまり外部アナログ入力電圧に対し、期待
値の許容誤差範囲の上限値(x+m)および下限値(x
−m)をそれぞれ比較することにより、外部アナログ入
力電圧のA/D変換値が許容誤差範囲内に収まっている
か否かを判定し、その結果をA/Dコントローラ部24
より外部へ出力する。ただしxは外部アナログ入力電圧
の期待値を、またmは許容誤差範囲をそれぞれデジタル
値で表したものである。以上により1つの外部アナログ
入力電圧に対し、僅か2回のA/D変換を行うだけでA
/Dコンバータの精度をテストすることができる。
【0020】このように比較回数を削減することにより
テスト時間の短縮が実現されコストの低減、安価なLS
Iの提供が可能となる。特に精度の高いA/Dコンバー
タに対してはnが大きいので、比較回数を大幅に減らす
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のA/Dコンバータの構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明のA/Dコンバータテストの動作のフロ
ーチャートを表す図である。
【図3】本発明のA/Dコンバータの他の実施例の構成
を示すブロック図である。
【図4】本発明のA/Dコンバータテストの他の実施例
の動作のフローチャートを表す図である。
【符号の説明】
10 A/Dコンバータ 12 テストモード信号線 14 X,m信号線 16 入力線 18 テスト結果信号線 20 上限レジスタ 22 下限レジスタ 24 A/Dコントローラ 26 SAR 28 デジタル・アナログ変換器 30 比較器 32 信号線

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】A/Dコンバータの変換精度をテストする
    A/Dコンバータテスト方式において、 期待される変換値および誤差とを読み込み、変換値およ
    び誤差とから上限値および下限値とを記憶するレジスタ
    と、 前記レジスタに記憶されている前記上限値および下限値
    と、外部から入力されてくる外部アナログ入力電圧の値
    とについて判定をおこなうテスト手段と、を有すること
    を特徴とするA/Dコンバータテスト方式。
  2. 【請求項2】期待される変換値と許容される誤差とか
    ら、外部から入力され比較される外部アナログ入力電圧
    の上限値を記憶する上限レジスタと、 前記変換値と誤差とから前記外部アナログ入力電圧の下
    限値を記憶する下限レジスタと、 前記上限レジスタおよび前記下限レジスタに記憶されて
    いる前記上限値および前記下限値を伝達し、前記外部ア
    ナログ入力電圧との比較結果を受信し、比較結果を出力
    するA/Dコントローラと、 nビットのレジスタであり前記A/Dコントローラから
    伝達された前記上限値および前記下限値を記憶する逐次
    変換レジスタであるSARと、 前記SARに記憶された前記上限値および前記下限値を
    取得しアナログ電圧に変換し送出するデジタル・アナロ
    グ変換器と、 前記アナログ電圧と前記外部アナログ入力電圧とを比較
    し、比較の結果を前記A/Dコントローラへ通知する比
    較器と、を備えることを特徴とするA/Dコンバータテ
    スト方式。
  3. 【請求項3】期待される変換値と許容される誤差とか
    ら、外部から入力され比較される外部アナログ入力電圧
    の上限値を記憶する上限レジスタと、 前記変換値と誤差とから前記外部アナログ入力電圧の下
    限値を記憶する下限レジスタと、 前記上限レジスタおよび前記下限レジスタに記憶されて
    いる前記上限値および前記下限値を伝達し、前記外部ア
    ナログ入力電圧との比較結果を受信し、比較結果を出力
    するA/Dコントローラと、 前記A/Dコントローラから伝達された前記上限値およ
    び前記下限値をアナログ電圧に変換し送出するデジタル
    ・アナログ変換器と、 前記アナログ電圧と前記外部アナログ入力電圧とを比較
    し、比較の結果を前記A/Dコントローラへ通知する比
    較器と、を備えることを特徴とするA/Dコンバータテ
    スト方式。
  4. 【請求項4】A/Dコンバータの変換精度をテストする
    A/Dコンバータテスト方法において、 期待される変換値および誤差とを読み込み、変換値およ
    び誤差とから上限値および下限値とを記憶し、前記レジ
    スタに記憶されている前記上限値および下限値と、外部
    から入力されてくる外部アナログ入力電圧の値とについ
    て判定することを特徴とするA/Dコンバータテスト方
    法。
  5. 【請求項5】期待される変換値および誤差とを読み込
    み、変換値および誤差とから上限値および下限値とを記
    憶するレジスタと、 前記レジスタに記憶されている前記上限値および前記下
    限値を伝達し、前記外部アナログ入力電圧との比較結果
    を受信し、比較結果を出力するA/Dコントローラと、 nビットのレジスタであり前記A/Dコントローラから
    伝達された前記上限値および前記下限値を記憶する逐次
    変換レジスタであるSARと、 前記SARに記憶された前記上限値および前記下限値を
    取得しアナログ電圧に変換し送出するデジタル・アナロ
    グ変換器と、 前記アナログ電圧と前記外部アナログ入力電圧とを比較
    し、比較の結果を前記A/Dコントローラへ通知する比
    較器と、 を備えるA/Dコンバータテスト方式におけるA/Dコ
    ンバータテスト方法であって、 前記レジスタへ前記変換値および誤差を読み込み、前記
    下限値を前記A/Dコントローラへ伝達し、前記A/D
    コントローラが前記SARへ前記下限値を書き込み、前
    記デジタル・アナログ変換器が前記SARに書き込まれ
    ている前記下限値を取得しアナログ電圧へ変換し前記比
    較器へ送出し、前記比較器で外部から入力されてくる外
    部アナログ入力電圧と前記比較器から送出されてきた前
    記アナログ電圧とを比較し比較結果を前記A/Dコント
    ローラへ通知し、前記A/Dコントローラが前記アナロ
    グ電圧と前記外部アナログ入力電圧との大小を判断し、
    前記アナログ信号が小さいときエラーとして外部へ通知
    し動作を終了し、前記アナログ信号が大きいとき正しい
    として外部へ通知し、前記上限値を前記SARへ書き込
    み、前記デジタル・アナログ変換器が前記SARに書き
    込まれている前記上限値を取得しアナログ電圧へ変換し
    前記比較器へ送出し、前記比較器で外部から入力されて
    くる外部アナログ入力電圧と前記比較器から送出されて
    きた前記アナログ電圧とを比較し比較結果を前記A/D
    コントローラへ通知し、前記A/Dコントローラが前記
    アナログ電圧と前記外部アナログ入力電圧との大小を判
    断し、前記アナログ信号が小さいときエラーとして外部
    へ通知し動作を終了し、前記アナログ信号が大きいとき
    正しいとして外部へ通知し、次にテストするものがある
    かを判断し、あるときははじめから動作を開始し、ない
    ときは動作を終了することを特徴とするA/Dコンバー
    タテスト方法。
  6. 【請求項6】期待される変換値および誤差とを読み込
    み、変換値および誤差とから上限値および下限値とを記
    憶するレジスタと、 前記レジスタに記憶されている前記上限値および前記下
    限値を伝達し、前記外部アナログ入力電圧との比較結果
    を受信し、比較結果を出力するA/Dコントローラと、 前記A/Dコントローラから伝達された前記上限値およ
    び前記下限値をアナログ電圧に変換し送出するデジタル
    ・アナログ変換器と、 前記アナログ電圧と前記外部アナログ入力電圧とを比較
    し、比較の結果を前記A/Dコントローラへ通知する比
    較器と、を備えるA/Dコンバータテスト方式における
    A/Dコンバータテスト方法であって、 前記レジスタへ前記変換値および誤差を読み込み、前記
    下限値を前記A/Dコントローラへ伝達し、前記A/D
    コントローラから前記デジタル・アナログ変換器へ前記
    下限値を伝達し、前記下限値をアナログ電圧へ変換し前
    記比較器へ送出し、前記比較器で外部から入力されてく
    る外部アナログ入力電圧と前記比較器から送出されてき
    た前記アナログ電圧とを比較し比較結果を前記A/Dコ
    ントローラへ通知し、前記A/Dコントローラが前記ア
    ナログ電圧と前記外部アナログ入力電圧との大小を判断
    し、前記アナログ信号が小さいときエラーとして外部へ
    通知し動作を終了し、前記アナログ信号が大きいとき正
    しいとして外部へ通知し、前記上限値を前記前記デジタ
    ル・アナログ変換器へ前記上限値を伝達し、前記上限値
    をアナログ電圧へ変換し前記比較器へ送出し、前記比較
    器で外部から入力されてくる外部アナログ入力電圧と前
    記比較器から送出されてきた前記アナログ電圧とを比較
    し比較結果を前記A/Dコントローラへ通知し、前記A
    /Dコントローラが前記アナログ電圧と前記外部アナロ
    グ入力電圧との大小を判断し、前記アナログ信号が小さ
    いときエラーとして外部へ通知し動作を終了し、前記ア
    ナログ信号が大きいとき正しいとして外部へ通知し、次
    にテストするものがあるかを判断し、あるときははじめ
    から動作を開始し、ないときは動作を終了することを特
    徴とするA/Dコンバータテスト方法。
  7. 【請求項7】前記下限値を上限値に読み替え、前記上限
    値を下限値に読み替え、上限値を先に前記アナログ電圧
    に変換し前記外部アナログ入力電圧と比較し、次に下限
    値を前記アナログ電圧に変換し前記外部アナログ入力電
    圧と比較することを特徴とする請求項5および6記載の
    A/Dコンバータテスト方法。
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JP (1) JP2000209089A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20050041564A (ko) * 2003-10-31 2005-05-04 매그나칩 반도체 유한회사 아날로그 디지털 변환기 및 그를 이용한 오프셋 전압을보정하는 방법
US8610696B2 (en) 2010-02-12 2013-12-17 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor device and display device including the same

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KR20050041564A (ko) * 2003-10-31 2005-05-04 매그나칩 반도체 유한회사 아날로그 디지털 변환기 및 그를 이용한 오프셋 전압을보정하는 방법
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