JP2000208671A - セラミック基板及びこれを用いた半導体装置並びにこれらの製造方法 - Google Patents

セラミック基板及びこれを用いた半導体装置並びにこれらの製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メタルバリの発生のないセラミック基板と該
基板を用いた半導体装置を提供する。 【解決手段】 バイアホール2aと、その中に埋め込ま
れたベースメタルを露出させる溝部2bとからなる複数
のサイドスルー電極2を具備するセラミック基板1aで
あって、溝部2bのセラミック基板1a側面における開
口幅はバイアホール2aまたはこれに接続する配線メタ
ル4が機械的位置ずれによってカッティングライン6に
平行な方向にとりうる全ての範囲以上に大きくなるよう
構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はセラミック基板及び
これを用いた半導体装置並びにこれらの製造方法に関
し、特に小型パッケージに適したものに関する。
【0002】
【従来の技術】セラミック基板の製造方法の1つに、グ
リーンシートの状態でメタルを印刷し、同時焼成させる
方法がある。この方法は、基板単価を安くする方法とし
て広く用いられている。
【0003】また、従来から、量産性を考慮し、一枚の
グリーンシートからセラミック基板を多数個取りするバ
ッチ処理が行われている。この際、グリーンシートを焼
成後複数のセラミック基板に分割する方法として、ダイ
シングやレーザースクライブがある。前者はダイシング
ソーで、後者はレーザーで切断する方法であるが、いず
れもダイシングラインまたはスクライブライン(総称し
てカッテイングラインと呼ぶ)にメタル配線等の金属パ
ターンが延在しているとバリを生じてしまう。従って、
リードレスチップキャリア等、基板側面にスルーホール
等を利用して形成した電極(以下、サイドスルー電極と
呼ぶ)を有するものに採用すると、デバリング工程が必
要となり、製品単価を押し上げてしまうので、チョコレ
ートブレーク法が採用されることが多い。これはグリー
ンシートの状態の時に金属パターン形成面とは反対の面
にV溝を刻んでおき、焼成後そのV溝に応力集中させて
V溝に沿って基板を割る方法である。
【0004】しかしながら、この方法によると、セラミ
ックの脆性が災いして歩留まりを落とすことがある。即
ち、十分な応力集中がなされず、その結果V溝に沿らず
に割れてしまったり、分割面に欠けが生じてしまうので
ある。
【0005】また、このような分割方法を採用する場
合、カッティング前にセラミック基板に半導体素子を搭
載することは、ブレーク治具の挿入スペースがなかった
り半導体素子へ衝撃が加わってしまう等の問題があり、
困難である。特に、半導体素子とセラミック基板の大き
さをほぼ同一とするようなチップサイズパッケージの場
合にはなおさらである。
【0006】そこで、最近ではサイドスルー電極を有す
る基板でもダイシング等の分割方法を採用できるものが
提案されている。図6は、その工程の一例を示してい
る。まず、グリーンシート1上のサイドスルー電極形成
予定の部分に対応して金型(以下、バイアホール形成用
金型と呼ぶ)で貫通孔を空け(図6(a))、その貫通
孔をタングステン等のベースメタルで埋め込み、バイア
ホール2aを形成する(図6(b))。次にカッティン
グライン(後述)を挟んで隣接したバイアホール2a間
を別の金型(以下、溝部形成用金型と呼ぶ)で打ち抜い
て抜き穴3をつくる(図6(c))。次にタングステン
やモリブデン等の配線メタル4をスクリーン印刷にて印
刷し、同時にカッティングする際のカッティング開始位
置やカッティング軸の基準となる画像認識用のメタルパ
ターン9も印刷する。その後全体を焼成し、これら配線
メタル4やバイアホール2a表面にNiメッキやAuメ
ッキ等を施す(図6(d))。最後にカッティングライ
ン6に沿ってダイシングソーを走らせ、ダイシングす
る。
【0007】従来、図示のようにバイアホール径と配線
メタル幅及び抜き穴の幅(ダイシング後の基板側面の溝
部の幅)はほぼ同一としており、その大きさは使用用途
によって異なるが、例えば0.2〜0.4mm幅程度と極
めて小さいものもあった。
【0008】図6(c)の工程は、ダイシング方法など
によって複数の小片(セラミック基板)にカットする
際、メタルバリの発生を防ぐためにカッティングライン
6にメタルがかからないように工夫された工程である。
ダイシング前に予めダイシングソーの通り道にメタルが
無くなるように、グリーンシート1がバイアホール2a
の一部と共に打ち抜かれる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、バイアホール形成用金型と溝部形成用
金型が別金型となっている為、それら金型の相対的な位
置に約±0.05〜±0.1mm程度の機械的な位置ずれ
が生じてしまう。大型のパッケージであればそれほど問
題はないが、前述のようなサイドスルー電極の幅が0.
2mm〜0.4mmとなるような極小のパッケージでは
その影響が顕著になってしまい、外観不良や信頼性上の
問題が出てくる。即ち、図7に示すように、非対称的な
配線メタルが形成され、その結果本来打ち抜かれるはず
の箇所にベースメタルが残ることによって、カッティン
グライン6にメタルが掛かってしまい、重大なメタルバ
リを発生させる。例えばバイアホール2aがφ0.2の
場合、0.1mm幅程度のメタルバリ10を発生させ
る。
【0010】また、溝部形成用金型と配線メタル間の相
対的な位置ずれである約±0.05〜±0.1mm程度
の影響で、図8のような非対称的な配線メタルが形成さ
れる。本来、存在しない箇所に配線メタル4が形成され
ることによって、カッティングライン6に配線メタル4
が掛かってしまい、重大なメタルバリを発生させる。配
線メタル4はバイアホール2aと離れる方向にずれて印
刷されても十分に導通がとれるよう長めに印刷されるの
で、例えば0.1mm長ければ、バイアホールがφ0.
2mmの場合は同図aの箇所まで、即ち正規の位置より
0.1mm程度カッティングライン6に向かって配線メ
タル4が延び、0.1mm幅程度のメタルバリ10を発
生させる。
【0011】また、カッティングする際の位置合わせ用
として、グリーンシート1のセラミック基板が形成され
ない外辺に画像認識用パターン9が形成されているが、
これは配線メタル形成時に同時印刷する場合が多く、バ
イアホール形成用金型と溝部形成用金型間の相対的なず
れとは全く無関係となるので、図9に示すように、バイ
アホール形成用金型に対し、溝部形成用金型が図の左側
にずれ、画像認識用パターン9が図の右側にずれる場合
もあり、深刻なメタルバリ10を発生させる虞がある。
【0012】本発明は上記問題点を解消し、メタルバリ
の発生のないセラミック基板と該基板を用いた半導体装
置を安定して供給することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のセラミック基板は、バイアホールと、側面
に設けられ表裏面を貫通し前記バイアホール内に埋め込
まれたベースメタルを露出させる溝部とからなる複数の
サイドスルー電極を具備するセラミック基板であって、
前記溝部の前記セラミック基板側面における開口幅は、
前記バイアホールまたは該バイアホールに接続する配線
メタルが機械的位置ずれによってカッティングラインに
平行な方向にとりうる全ての範囲以上に大きいことを特
徴とする。
【0014】また、本発明の半導体装置は、前記セラミ
ック基板上に前記配線メタルに電気的に導通するバンプ
を具備するフリップチップを搭載してなることを特徴と
する。
【0015】また、本発明のセラミック基板の製造方法
は、グリーンシート上にカッティングラインと離間させ
てサイドスルー電極に対応した貫通孔をバイアホール形
成用金型で打ち抜く工程と、前記貫通孔にベースメタル
を埋込みバイアホールを形成する工程と、カッティング
ラインを挟んで隣接する2つの前記バイアホールのいず
れの一部も切り落とすように溝部形成用金型で抜き穴を
形成する工程と、前記バイアホールに接続する配線メタ
ルを形成する工程と、前記グリーンシートを焼成する工
程と、該焼成したグリーンシートを前記カッティングラ
インに沿って切断する工程とを具備するセラミック基板
の製造方法であって、前記抜き穴の前記カッティングラ
インに沿った幅を前記バイアホールまたは前記配線メタ
ルが前記バイアホール形成用金型及び前記配線メタル印
刷用のマスクの機械的位置ずれによって前記カッティン
グラインに平行な方向にとりうる全ての範囲以上に大き
くしたことを特徴とする。
【0016】特に、本製造方法では、前記貫通孔を形成
する工程または前記抜き穴を形成する工程において同時
に画像認識用の透孔を前記カッティングラインに対応し
て形成し、前記切断する工程において切断前に前記透孔
近傍の画像をカメラで認識し該画像を基にカッティング
開始位置及びカッティング軸を補正する構成として良好
な結果をもたらす。
【0017】この際、前記画像認識用の透孔を前記グリ
ーンシートの外辺のセラミック基板が形成されない領域
に形成し、前記配線メタルを形成する工程で同時に前記
透孔周縁にメタルパターンを形成する構成として良い。
【0018】さらに、本発明の半導体装置の製造方法
は、前述のセラミック基板の製造方法のいずれかにおい
て、前記グリーンシートを焼成する工程と前記切断する
工程との間に前記配線メタルにバンプを電気的に導通さ
せてフリップチップを搭載する工程を追加してなること
を特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に沿って説明する。なお、複数の図面にわた
り、同一または相当するものには同一の符号を付してい
る。図1は本発明の実施の形態を示す図で、3は抜き
穴、5は画像認識用の透孔を示す。
【0020】図1ではこれまでバイアホール2aの径や
配線メタル4と同じ幅であった抜き穴3の幅をそれらよ
り十分広くとっている。これにより図2に示すようにバ
イアホール形成用金型と溝部形成用金型が相対的な位置
ずれを起こしたとしても、カッティングライン6にメタ
ルが掛かることはない。例えばバイアホール2aがφ
0.2mmの場合、バイアホール形成用金型と溝部形成
用金型の相対的な位置ずれは約±0.05〜±0.1m
m程度である為、抜き穴3の幅は0.3〜0.4mm程
度とする。これによって溝部形成用金型と配線メタルの
ずれ約±0.05〜±0.1mmがあったとしても、同
じくカッティングライン6にメタルが掛かってくること
はない。
【0021】このように、バイアホール形成用金型と溝
部形成用金型の位置ずれによってバイアホール2aまた
は配線メタル4がカッティングライン6に平行な方向に
とりうる範囲を見越して、これ以上に抜き穴3の幅を大
きく形成しておくため、バイアホール2aと配線メタル
4が必ず抜き穴3で寸断されるようになり、カッティン
グライン6にメタルが掛からなくなる。従って、カッテ
ィングライン6に沿ってダイシングやレーザースクライ
ブを行ってもバリが発生しない。
【0022】また、図1に示したとおり、これまで配線
メタル4形成時に同時印刷していた画像認識用パターン
を透孔5で代用している。これは溝部形成用金型で同時
に打ち抜いて形成したもので、この透孔5とその周囲を
カメラで画像認識し、その画像を画像処理装置で光のコ
ントラストを基に2値化し、透孔の外周縁を検出してパ
ターンマッチングするようにしており、これを各カッテ
ィングライン毎もしくは数ラインおきに行い、カッティ
ング開始位置やカッティング軸を補正する。これによっ
て図3に示すように、バイアホール形成用金型に対し、
溝部形成用金型が図の左側にずれた結果抜き穴3がずれ
たとしても、透孔5も同時に図の左側にずれてくれるの
で、カッティングライン6にメタルが掛かってくること
はなく、メタルバリの発生を防止できる。
【0023】このように、透孔を認識させる方法による
と、配線メタルのずれがカッティングラインの位置に影
響を与えないので、非常に高精度なカッティングが可能
となる。なお、この透孔は、カメラで認識し易いように
透孔周囲を配線メタル形成時に同時印刷したメタライズ
5aで囲んでいる。
【0024】図4はこのようにしてできあがったセラミ
ック基板1aを示す図である。図示の基板側面の溝部2
bは図1の焼成済グリーンシート1をカッティングライ
ン6に沿ってダイシングした結果抜き穴3が切断されて
できたものであり、その開口幅は抜き穴3の幅に等し
く、露出したバイアホール2aのベースメタルとともに
サイドスルー電極2を構成している。サイドスルー電極
2にはバリ等の障害物もなく、十分な広さでベースメタ
ルを露出する。従って実装基板との接触が良好で、はん
だ這いあがりを確実にできるため電気的接続の信頼性を
向上できる。
【0025】また、図5は図4のセラミック基板1aを
用いた半導体装置の例を示す。これは焼成後カッティン
グ前のグリーンシート上にフリップチップ7を搭載し配
線メタルとバンプを電気的に接続し、接続部を樹脂8で
保護し、カッティングしたもので、図示のようにセラミ
ック基板1aを十分に小さくすることを可能としてい
る。フリップチップ7の搭載方法としては、例えば超音
波ボンディング、はんだリフロー、異方性導電性樹脂等
による一般的な手法を採用できる。カッティングの際、
ダイシングやレーザースクライブが採用できるので、治
具挿入のための余計なスペースを空けずに済み、半導体
素子搭載ピッチを狭くできる。
【0026】このように、セラミック基板のカッティン
グ歩留まりを高めることが可能なために、これ用いた半
導体装置の製造コストも下げることができる。セラミッ
ク基板のカッティング歩留まりが低いとカッティングし
て良品を選別し、その上で半導体素子を搭載しなければ
ならないが、通常の半導体プロセスのチップマウントと
セパレートのように、2工程をオンライン化することが
できる。
【0027】以上、実施の形態について述べたが、本発
明はこれに限らず種々の変更が可能である。例えば、上
記実施の形態では画像認識用の透孔周縁にメタライズを
行ったが、光のコントラストで穴の形が判れば良く、裏
面から採光をすることによってメタライズを省略するこ
ともできる。また、穴をメタルで埋め込み、認識させる
方法も可能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、サイドスルー電極
溝部のセラミック基板側面の開口幅を電極となるバイア
ホールや配線メタルの幅よりも適度に広くでき、カッテ
ィングラインにそれらが掛からないようにしてメタルバ
リの発生を防ぐことができる。
【0029】また、サイドスルー電極が溝部内のみに形
成されるので、セラミック基板を実装した場合、セラミ
ック基板側面にはんだがはみ出て外観不良が発生するよ
うなことはない。このようなセラミック基板及びこれを
使用した半導体装置を安定して提供することができる。
【0030】また、画像認識用の透孔を溝部形成用金型
で同時に打ち抜いた穴とすることによって、カッティン
グラインの抜き穴に対する位置ずれを無くしメタルバリ
の発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るセラミック基板製造方法の実施の
形態を示す図である。
【図2】本発明の効果を説明する図である。
【図3】本発明の効果を説明する図である。
【図4】本発明に係るセラミック基板の実施の形態を示
す図である。
【図5】本発明に係る半導体装置の実施の形態を示す図
である。
【図6】従来のセラミック基板の製造工程を示す図であ
る。
【図7】従来のメタルバリ発生メカニズムを説明する図
である。
【図8】従来のメタルバリ発生メカニズムを説明する図
である。
【図9】従来のメタルバリ発生メカニズムを説明する図
である。
【符号の説明】
1:グリーンシート、2:サイドスルー電極、2a:バ
イアホール、2b:溝部、3:抜き穴、4:配線メタ
ル、5:画像認識用透孔、6:カッティングライン、
7:フリップチップ、8:樹脂、9:画像認識用メタル
パターン、10:バリ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バイアホールと、側面に設けられ表裏面
    を貫通し前記バイアホール内に埋め込まれたベースメタ
    ルを露出させる溝部とからなる複数のサイドスルー電極
    を具備するセラミック基板であって、 前記溝部の前記セラミック基板側面における開口幅は、
    前記バイアホールまたは該バイアホールに接続する配線
    メタルが機械的位置ずれによってカッティングラインに
    平行な方向にとりうる全ての範囲以上に大きいことを特
    徴とするセラミック基板。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載のセラミック基板上
    に前記配線メタルに電気的に導通するバンプを具備する
    フリップチップを搭載してなることを特徴とする半導体
    装置。
  3. 【請求項3】 グリーンシート上にカッティングライン
    と離間させてサイドスルー電極に対応した貫通孔をバイ
    アホール形成用金型で打ち抜く工程と、前記貫通孔にベ
    ースメタルを埋込みバイアホールを形成する工程と、カ
    ッティングラインを挟んで隣接する2つの前記バイアホ
    ールのいずれの一部も切り落とすように溝部形成用金型
    で抜き穴を形成する工程と、前記バイアホールに接続す
    る配線メタルを形成する工程と、前記グリーンシートを
    焼成する工程と、該焼成したグリーンシートを前記カッ
    ティングラインに沿って切断する工程とを具備するセラ
    ミック基板の製造方法であって、 前記抜き穴の前記カッティングラインに沿った幅を前記
    バイアホールまたは前記配線メタルが前記バイアホール
    形成用金型及び前記配線メタル印刷用のマスクの機械的
    位置ずれによって前記カッティングラインに平行な方向
    にとりうる全ての範囲以上に大きくしたことを特徴とす
    るセラミック基板の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記抜き穴を形成する工程において、同
    時に画像認識用の透孔を前記カッティングラインに対応
    して形成し、前記切断する工程において切断前に前記透
    孔近傍の画像をカメラで認識し該画像を基にカッティン
    グ開始位置及びカッティング軸を補正することを特徴と
    する請求項3に記載のセラミック基板の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記画像認識用の透孔は前記グリーンシ
    ートの外辺のセラミック基板が形成されない領域に形成
    され、前記画像認識用の透孔周縁には前記配線メタルを
    形成する工程において同時にメタルパターンが形成され
    ることを特徴とする請求項4に記載のセラミック基板の
    製造方法。
  6. 【請求項6】 前記請求項3乃至5に記載のセラミック
    基板の製造方法に、前記グリーンシートを焼成する工程
    と前記切断する工程との間に前記配線メタルにバンプを
    電気的に導通させてフリップチップを搭載する工程を追
    加してなることを特徴とする半導体装置の製造方法。
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Cited By (4)

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