JP2000207603A - 抽せん機 - Google Patents

抽せん機

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JP2000207603A JP11007469A JP746999A JP2000207603A JP 2000207603 A JP2000207603 A JP 2000207603A JP 11007469 A JP11007469 A JP 11007469A JP 746999 A JP746999 A JP 746999A JP 2000207603 A JP2000207603 A JP 2000207603A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、複数(多数)個の球体のなかから無作
為に1個乃至特定個を取り出す種類の抽せん器として福
引き用のドラム型の抽せん器があったが、ドラムの中が
見えないという公平さに欠け、また、ショーアップでき
ないという解決すべき課題があった。 【解決手段】 シャッター4が設けられた切り欠き部分
を円周方向の少なくとも1箇所に有し透明または半透明
材料で作られた円筒3と、その円筒3によって囲まれ、
円筒3の中心軸の周りに駆動機構によって回転される床
面1とからなる本体部を具え、数字または記号または文
字をそれぞれ表記した複数の球体2が上記床面1に置か
れ、かつ床面1が上記駆動機構によって回転されると
き、遠心力により円筒3の内壁に押しつけられた複数の
球体2のうち、上記切り欠き部分に位置した球体が上記
シャッター4を開くことによって切り欠き部分から取り
出され得るように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、宝くじの抽せん等
に供し得る抽せん機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、宝くじや年賀状の当り番号の抽せ
ん会では、それぞれが色分けされ、数字が表示されてい
る複数の扇形区域に区分された回転円板を回転させて前
方から矢を射り、その回転円板表面上に矢の刺さった位
置の数字を当り番号とする抽せん機が多く使用されてい
る。
【0003】また、商店会、デパートなどで福引きの抽
せんによく使われる簡単な抽せん機として、何種類かの
色の異なった多数の小球が閉じ込められたドラムをハン
ドルで回転させ、出てきた小球の色によって等級が決ま
るというものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記前者の回転円板を
回転させて前方から矢を射る種類の抽せん機は、矢の刺
さる位置が全くの偶然で決まるため、その公平性の高さ
と、それ自体ショー的要素をもっていることから長年に
わたって使用されてきた。
【0005】また、後者の抽せん機は、出てくる小球は
偶然性で決まるものの、閉じ込められている小球が前も
って示されていないことや、ドラムの中が見えないこと
などから生じる疑念のため宝くじの抽せんには使用でき
ないが、小まわりのきく抽せん機として大へん便利なも
のである。
【0006】本発明の目的は、最近のゲーム機の隆盛の
影響を受けて、やや飽きられてきた回転円板式の抽せん
機に代って、いっそう刺激的で、時代感覚にマッチして
ショーアップ効果が高められ、しかも完全に公平性が確
保できる、宝くじや年賀状等の抽せん会用の抽せん機を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明抽せん機は、ある回転軸の周りに回転してい
る床面の上に球体を置くと、その球体は遠心力により回
転軸から遠ざかる方向に転がっていくということに着目
してなされている。また、本発明抽せん機は、上記説明
した従来の後者の抽せん機と異なり、球体がドラムの中
に閉じ込められていて見えないということがなく、従っ
て、公平性をきわめて高く保つことができるようにした
ものである。
【0008】すなわち、本発明抽せん機は、シャッター
が設けられた切り欠き部分を円周方向の少なくとも1箇
所に有して透明または半透明材料で作られた円筒と、該
円筒によって囲まれ、前記円筒の中心軸の周りに駆動機
構によって回転される床面とからなる本体部を具え、数
字または記号または文字をそれぞれ表記した複数の球体
が前記床面に置かれ、かつ前記床面が前記駆動機構によ
って回転されるとき、遠心力により前記円筒の内壁に押
しつけられた前記複数の球体のうち、前記切り欠き部分
に位置した球体が前記シャッターを開くことによって前
記切り欠き部分から取り出され得るように構成されてい
ることを特徴とするものである。
【0009】また、本発明抽せん機は、該抽せん機がさ
らに、前記本体部の上方に透明または半透明材料で作ら
れた攪拌手段を具え、該攪拌手段によって攪拌された前
記複数の球体が前記本体部の床面に置かれるように構成
されていることを特徴とするものである。
【0010】また、本発明抽せん機は、該抽せん機がさ
らに、前記本体部の下方に前記本体部と同一構造の別の
本体部を少なくとも1個配置し、上方の本体部の前記切
り欠き部分から取り出されなかった複数の球体のうちか
らも下方の本体部の前記切り欠き部分からは取り出され
得るようにしたことを特徴とするものである。
【0011】また、本発明抽せん機は、前記シャッター
が、該シャッターが「開」状態のとき前記円筒の内壁に
押しつけられた前記球体を急激な曲率半径の変化を伴う
ことなく前記円筒の外部に誘導するように、前記床面の
回転方向でない側の前記切り欠き部分の一端を支点とし
て開閉する開閉型のシャッターであることを特徴とする
ものである。
【0012】また、本発明抽せん機は、前記下方に配置
した前記本体部のうち、少なくとも最下方に配置した本
体部を除く本体部の前記床面には外周から前記円筒の中
心軸に近づくに従って低くなるように傾斜が設けられ、
かつ該傾斜が設けられた床面の中心軸の近傍には、シャ
ッター付きのすき間が設けられていることを特徴とする
ものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照し、発明の
実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。図1
は、本発明抽せん機の基本構成を床面が回転していると
きの状態で示し、(a)は上面図、(b)は上面図のX
−X′線で切断して示す断面図である。図1(a),
(b)において、1は中心軸の周りに回転される床面、
2は数字または記号または文字を表記した球体、3は固
定の(回転しない)円筒、4はシャッター(円筒3の切
り欠き部分に設けられる)、および5は球体取り出し口
である。
【0014】上記において、まず、床面1に複数の球体
2が落とされ、かつ床面が静止している場合、床面1は
中心(円筒3の中心軸)に向かうに従って低くなってい
るから、それら球体は床面1の中心軸に近い部分に転が
って集まる。次に、図1(a),(b)に矢印pで示す
ように、床面1が回転を始めてある速度に達すると、各
球体2に、図1(b)に矢印qで示す遠心力が働らき、
全ての球体2は床面1の回転とともに転がりながら逐に
は円筒3の内壁に押しつけられるようになる。図1
(a),(b)は、この状態を示している。また、円筒
3は透明アクリル樹脂や透明強化ガラス等の透明または
半透明材料で作られていて、中の球体2が外部から見え
るようになっている。なお、床面1と円筒3とからなる
部分を特許請求の範囲では、本体部と称している。
【0015】この状態において、円筒3の1箇所に設け
られ、例えば、上下方向に移動するシャッター4を開け
ると、そのシャッター4に押しつけられていた特定の球
体2が遠心力で飛び出して球体取り出し口5に送られ、
球体取り出し口5の下向きの開口から下方に落下するこ
とになる。
【0016】床面1の回転中にシャッター4を開け、円
筒3の内壁に押しつけられていた特定の球体2を取り出
す機械−電気系の一例の構成を図2に示す。図2におい
て、床面1は、モーター6および動力伝達手段7からな
る駆動機構によって駆動される。本例では、動力伝達手
段7としてプーリーとベルトが設けられている。
【0017】次に、シャッター4を上下に移動するため
に、シャッター4の上端下端にそれぞれリードが接続さ
れ、上端に接続されたリードは、常時は、シャッター4
が「閉」の位置に来るようにスプリング9で引っ張られ
ている。また、下端に接続されたリードは、指示があっ
たときシャッター4を下方向に移動させ、シャッター4
を「開」にするためにモーター8(減速機構を含む)で
巻き取られるようになっている。
【0018】動作につき説明する。まず、スイッチSW
1 が閉成されると電源Eから電力が供給されてモーター
6が回転し、従って、床面1も回転させられる。この状
態(床面1の回転中)において、スイッチSW2 が押圧
されるとモーター8が回転してシャッター4の下端に接
続されたリードを巻き取り、これによってシャッター4
は「開」になる。ところが、リードには突起10が設け
られ、これがスイッチSW3 に当たることにより当初閉
であったこのスイッチSW3 を開にし、モーター8に電
力を供給することを停止する。これにより、モーター8
がスプリング9に引っ張られて逆回転するとともに、シ
ャッター4は「閉」になる。なお、一定時間後にスイッ
チSW 3 を閉に復帰させるには、時定数回路を使用する
など適宜の方法が講じられる。
【0019】また、いったん「開」にしたシャッター4
を「閉」にする別の構成として、例えば、飛び出した球
体により球体取り出し口5の球体2の当たる位置に取り
付けたマイクロスイッチの押し釦11(図2参照)を押
圧させるようにして、いったん開かれたシャッター4を
2個目の球体2が飛び出さないうちに直ちに閉じるよう
に構成してもよい。ただし、連続して複数の球体2を取
り出し、それら取り出し順序が明確に判定できるように
抽せん機を構成する場合には、この限りではない。
【0020】上述の本体部の構成例においては、球体2
を取り出すめたの切り欠き部分を、球体2が1個通れる
程度の狭い切り欠き部分とし、シャッター4は上下方向
に移動するものとしたが、本発明抽せん機はこれに限ら
れるものでなく、各種の変形例を含み得るものである。
【0021】上述例は本発明抽せん機の基本構成を説明
するものであるが、この構成では、切り欠き部分が球体
1個通れる程度で、床面の回転の速さや、シャッターを
開にしたときの球体の位置によっては球体が取り出せな
いことが懸念される。この点を改良するため、以下に説
明する別の構成例においては、広幅の切り欠き部分を設
けるものとする。
【0022】図3は、本構成例を上面図で示している。
本構成例では、シャッター付きの切り欠き部分が円周方
向に2箇所設けられているが、それぞれの切り欠き部分
は床面の回転方向に対応させて使用されるものである。
【0023】図3においては、床面1が矢印方向に回転
しているとき、1個の球体がシャッター付きの切り欠き
部分から取り出される状況を示している。この場合、円
筒3には湾曲したシャッター4′の長さにほぼ等しい切
り欠き部分が設けられ、シャッター4′が「開」になる
と、円筒3の切り欠き部分に存在したすべての球体2は
一端(床面の回転方向でない側の切り欠き部分の一端)
を支点として開くシャッター4′に沿って(すなわち、
急激な曲率半径の変化を伴うことなく)外に出ようとす
るが、先頭の1個の球体が球体取り出し口5′に入った
ことをセンサ(図示しない)が確認すると、直ちにシャ
ッター4′を閉じて円筒3からはみ出していた球体2を
もとの円筒3内に押し戻す。
【0024】この構成によれば、シャッター4′を開け
たにもかかわらず、球体が取り出せないなどといった事
態を生ずることもなく、また、1個の球体の取り出しを
確認すると、直ちにシャッター4′を閉じて円筒3から
はみ出していた残りの球体2を円筒3内に押し戻すよう
にしているから、切り欠き部分が広いにもかかわらず、
2個以上の球体が球体取り出し口5′から取り出される
といった事態も生じ得ない。この場合の、シャッター
4′の駆動系は、前述のスプリング9とモーター8(図
2参照)に代えて、支点のバネとバネの力に抗してシャ
ッター4′を開けるための電磁石(いずれも図示しな
い)を使用することでより安定化される。
【0025】以上のようにして、それぞれ数字または記
号または文字が表記されている複数の球体2のうちか
ら、全くの偶然性によって決まる1個の球体2を球体取
り出し口5または5′から取り出し、取り出された球体
2に表記された数字または記号または文字を当選番号
(記号や文字の場合、当りくじ)として認識することが
できる。また、当選番号の桁数が多い場合には、その桁
数に応じ、本発明抽せん機に入れるそれぞれ異なる数字
が表記された球体の数、あるいは抽せん回数を適宜調整
することによって、如何なるケースにも対応し得ること
は明らかである。
【0026】上述した本発明抽せん機は、図1(a)ま
たは図3において、偶々シャッター4または4′の場所
にあった球体2がシャッター4または4′を開けること
により取り出されるのであるから、抽せんに作偽的な要
素が入り込む余地はなく、また、床面1には蓋がされて
いないので全ての球体2は見える状態にあり、十分な公
平性を確保することができる。
【0027】しかし、本発明抽せん機の床面1に落とさ
れた複数の球体2に関して、表記された数字などの片寄
りが心配され、抽せんをより慎重に行わなければならな
い抽せん会に使用される抽せん機においては、上記説明
した抽せん機の上方に複数の球体2の片寄りを防止する
ための攪拌器を設けるのがよい。
【0028】以下に、攪拌器を設けた本発明抽せん機に
ついて説明する。図4は、本発明による攪拌器付き抽せ
ん機を正面上方から見た図で示している。図4におい
て、符号1から5までは図1(a),(b)に付したも
のと同一物を指しているのでその説明は省略する。次
に、符号12は抽せんする全ての球体2をあらかじめ並
べて確認できるようにするカートリッジ、13,16は
シャッター、また、14は球状の、前述の円筒3と同様
透明アクリル樹脂や透明強化ガラス等の透明または半透
明材料を用いて作られ、内部に攪拌フィン15を内蔵し
た攪拌器である。
【0029】攪拌器14においては、球体2に表記され
た数字などを確認するため、球体2を数字順にカートリ
ッジ12に並べた場合であっても、全ての球体2をシャ
ッター13を開けて攪拌器14に入れ(このとき、排出
用シャッター16は閉じているものとする)、攪拌フィ
ン15により攪拌した後には近い数字の球体2が塊とな
って残らないように、透明容器の外部から実際に見なが
ら十分に攪拌する。
【0030】攪拌器14における球体2の攪拌は、本例
では、ミキサー等で使用されている攪拌フィン(図4
に、符号15で示す)でかき混ぜるものとしたが、これ
は、フィンに代えて棒状のものでかき混ぜてもよい。ま
た、球体2がある程度軽い場合には、エアー吹き上げに
よる攪拌も考えられる。さらに、フィンとエアーの両方
によって攪拌すれば一層の攪拌効果が期待できる。
【0031】また、本発明抽せん機においては、図1
(a),(b)または図3に示す抽せん機を上下方向に
複数個配置し、上方の抽せん機の球体取り出し口から取
り出されなかった複数の球体のうちからも下方の抽せん
機の球体取り出し口からは取り出され得るようにするこ
ともできる。
【0032】図5は、上述(図1(a),(b)参照)
の抽せん機を上下方向に3個配置して構成した場合を概
略の断面図で示している。図5は、上方の抽せん機によ
る抽せんが終了し、上方の抽せん機の床面1の回転が遅
くなった状態を示し、上方の抽せん機の球体取り出し口
17から取り出された1個を除いて残りの球体2が、上
方の抽せん機の床面1の中心軸の周りのすき間を通って
中方の抽せん機の床面1に落下する様子を示している。
【0033】本例のように、抽せん機を上下方向に複数
個配置する場合には、上方の抽せん機にある全ての球体
2が下方の抽せん機の床面1に落ちるように、床面1は
円筒3の中心軸に近づくに従って低くなるように傾斜が
設けられるものとする。また、球体2が下方の抽せん機
の床面1に落ちるためには、球体落下用のすき間が必要
であり、このすき間は落下時以外はシャッター18によ
って閉ざされている。図5において、上方の抽せん機の
シャッター18は、斜線で示すように下側にずれた位置
にあり球体2が落下するすき間を形成している。一方、
中方の抽せん機のシャッター18は開かないので、図示
のように、完全にすき間を閉ざしている。なお、符号1
9は上方、中方および下方の中せん機を貫ぬく中心軸を
示し、これはまた、シャッター18の滑り軸ともなって
いる。
【0034】また、図5の構成例では、上方、中方、下
方それぞれの抽せん機の床面1からそれぞれシャッター
4を開くことによって取り出される球体は全て球体取り
出し口17を介して下方に落下するようになっている
が、これは、各抽せん機ごとに球体取り出し口5(図1
(a),(b)参照)を設けるようにしてもよい。ま
た、取り出した球体2に表記されている数字(当選番
号)などを観客に対してどのように呈示するか、および
そのための装置に関しては、本発明の範囲ではないの
で、その説明は省略する。
【0035】
【発明の効果】本発明抽せん機によれば、従来福引き等
で使用されているドラム型の抽せん機のように、複数
(多数)個の球体のなかから無作為に1個乃至特定個を
取り出すという種類の抽せん機を、上述した構成にする
とともに、抽せん機の構成要素である円筒や攪拌器を透
明または半透明材料で作ることによって抽せんの全ての
プロセスが外部から見えるようにし、従って、公平性を
きわめて高く保って、ショー的要素が要求される大規模
な抽せん会に使用するのに最適な抽せん機として実現し
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明抽せん機の基本構成を床面が回転して
いるときの状態で示している。
【図2】 床面の回転中にシャッターを開け、円筒の内
壁に押しつけられていた特定の球体を取り出す機械−電
気系の一例を示している。
【図3】 本発明抽せん機の別の構成例を示している。
【図4】 本発明による攪拌器付き抽せん機を正面上方
から見た図で示している。
【図5】 抽せん機を上下方向に3個配置して構成した
場合を概略の断面図で示している。
【符号の説明】
1 床面 2 球体 3 円筒 4,4′ シャッター 5,5′球体取り出し口 6,8 モーター 7 動力伝達手段 9 スプリング 10 突起 11 マイクロスイッチの押し釦 12 カートリッジ 13,16 シャッター 14 攪拌器 15 攪拌フィン 17 球体取り出し口 18 シャッター 19 中心軸 SW1 ,SW2 ,SW3 スイッチ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年11月5日(1999.11.
5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 抽せん機
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、宝くじの抽せん等
に供し得る抽せん機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、宝くじや年賀状の当り番号の抽せ
ん会では、それぞれが色分けされ、数字が表示されてい
る複数の扇形区域に区分された回転円板を回転させて前
方から矢を射り、その回転円板表面上に矢の刺さった位
置の数字を当り番号とする抽せん機が多く使用されてい
る。
【0003】また、商店会、デパートなどで福引きの抽
せんによく使われる簡単な抽せん機として、何種類かの
色の異なった多数の小球が閉じ込められたドラムをハン
ドルで回転させ、出てきた小球の色によって等級が決ま
るというものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記前者の回転円板を
回転させて前方から矢を射る種類の抽せん機は、矢の刺
さる位置が全くの偶然で決まるため、その公平性の高さ
と、それ自体ショー的要素をもっていることから長年に
わたって使用されてきた。
【0005】また、後者の抽せん機は、出てくる小球は
偶然性で決まるものの、閉じ込められている小球が前も
って示されていないことや、ドラムの中が見えないこと
などから生じる疑念のため宝くじの抽せんには使用でき
ないが、小まわりのきく抽せん機として大へん便利なも
のである。
【0006】本発明の目的は、最近のゲーム機の隆盛の
影響を受けて、やや飽きられてきた回転円板式の抽せん
機に代って、いっそう刺激的で、時代感覚にマッチして
ショーアップ効果が高められ、しかも完全に公平性が確
保できる、宝くじや年賀状等の抽せん会用の抽せん機を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明抽せん機は、ある回転軸の周りに回転してい
る床面の上に球体を置くと、その球体は遠心力により回
転軸から遠ざかる方向に転がっていくということに着目
してなされている。また、本発明抽せん機は、上記説明
した従来の後者の抽せん機と異なり、球体がドラムの中
に閉じ込められていて見えないということがなく、従っ
て、公平性をきわめて高く保つことができるようにした
ものである。
【0008】すなわち、本発明抽せん機は、シャッター
が設けられた切り欠き部分を円周方向の少なくとも1箇
所に有して透明または半透明材料で作られた円筒と、該
円筒によって囲まれ、前記円筒の中心軸の周りに駆動機
構によって回転される床面とからなる本体部を具え、数
字または記号または図形をそれぞれ表記した複数の球体
が前記床面に置かれ、かつ前記床面が前記駆動機構によ
って回転されるとき、遠心力により前記円筒の内壁に押
しつけられた前記複数の球体のうち、前記切り欠き部分
に位置した球体が前記シャッターを開くことによって前
記切り欠き部分から取り出され得るように構成されてい
ることを特徴とするものである。
【0009】また、本発明抽せん機は、該抽せん機がさ
らに、前記本体部の上方に透明または半透明材料で作ら
れた攪拌手段を具え、該攪拌手段によって攪拌された前
記複数の球体が前記本体部の床面に置かれるように構成
されていることを特徴とするものである。
【0010】また、本発明抽せん機は、該抽せん機がさ
らに、前記本体部の下方に別の本体部を少なくとも1個
配置し、該下方に配置した別の本体部は、少なくとも最
下方に配置した別の本体部を除く本体部の前記床面には
外周から前記円筒の中心軸に近づくに従って低くなるよ
うに傾斜が設けられ、かつ該傾斜が設けられた床面の中
心軸の近傍には、シャッター装置付きのすき間が設けら
れ、上方の本体部の前記切り欠き部分から取り出されな
かった複数の球体のうちからも下方の本体部の前記切り
欠き部分からは取り出され得るようにしたことを特徴と
するものである。
【0011】また、本発明抽せん機は、前記シャッター
が、該シャッターが「開」状態のとき前記円筒の内壁に
押しつけられた前記球体を急激な曲率半径の変化を伴う
ことなく前記円筒の外部に誘導するように、前記床面の
回転方向でない側の前記切り欠き部分の一端を支点とし
て開閉する開閉型のシャッターであることを特徴とする
ものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照し、発明の
実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。図1
は、本発明抽せん機の基本構成を床面が回転していると
きの状態で示し、(a)は上面図、(b)は上面図のX
−X′線で切断して示す断面図である。図1(a),
(b)において、1は中心軸の周りに回転される床面、
2は数字または記号または図形を表記した球体、3は固
定の(回転しない)円筒、4はシャッター(円筒3の切
り欠き部分に設けられる)、および5は球体取り出し口
である。
【0013】上記において、まず、床面1に複数の球体
2が落とされ、かつ床面が静止している場合、床面1は
中心(円筒3の中心軸)に向かうに従って低くなってい
るから、それら球体は床面1の中心軸に近い部分に転が
って集まる。次に、図1(a),(b)に矢印pで示す
ように、床面1が回転を始めてある速度に達すると、各
球体2に、図1(b)に矢印qで示す遠心力が働らき、
全ての球体2は床面1の回転とともに転がりながら逐に
は円筒3の内壁に押しつけられるようになる。図1
(a),(b)は、この状態を示している。また、円筒
3は透明アクリル樹脂や透明強化ガラス等の透明または
半透明材料で作られていて、中の球体2が外部から見え
るようになっている。なお、床面1と円筒3とからなる
部分を特許請求の範囲では、本体部と称している。
【0014】この状態において、円筒3の1箇所に設け
られ、例えば、上下方向に移動するシャッター4を開け
ると、そのシャッター4に押しつけられていた特定の球
体2が遠心力で飛び出して球体取り出し口5に送られ、
球体取り出し口5の下向きの開口から下方に落下するこ
とになる。
【0015】床面1の回転中にシャッター4を開け、円
筒3の内壁に押しつけられていた特定の球体2を取り出
す機械−電気系の一例の構成を図2に示す。図2におい
て、床面1は、モーター6および動力伝達手段7からな
る駆動機構によって駆動される。本例では、動力伝達手
段7としてプーリーとベルトが設けられている。
【0016】次に、シャッター4を上下に移動するため
に、シャッター4の上端下端にそれぞれリードが接続さ
れ、上端に接続されたリードは、常時は、シャッター4
が「閉」の位置に来るようにスプリング9で引っ張られ
ている。また、下端に接続されたリードは、指示があっ
たときシャッター4を下方向に移動させ、シャッター4
を「開」にするためにモーター8(減速機構を含む)で
巻き取られるようになっている。
【0017】動作につき説明する。まず、スイッチSW
1 が閉成されると電源Eから電力が供給されてモーター
6が回転し、従って、床面1も回転させられる。この状
態(床面1の回転中)において、スイッチSW2 が押圧
されるとモーター8が回転してシャッター4の下端に接
続されたリードを巻き取り、これによってシャッター4
は「開」になる。ところが、リードには突起10が設け
られ、これがスイッチSW3 に当たることにより当初閉
であったこのスイッチSW3 を開にし、モーター8に電
力を供給することを停止する。これにより、モーター8
がスプリング9に引っ張られて逆回転するとともに、シ
ャッター4は「閉」になる。なお、一定時間後にスイッ
チSW 3 を閉に復帰させるには、時定数回路を使用する
など適宜の方法が講じられる。
【0018】また、いったん「開」にしたシャッター4
を「閉」にする別の構成として、例えば、飛び出した球
体により球体取り出し口5の球体2の当たる位置に取り
付けたマイクロスイッチの押し釦11(図2参照)を押
圧させるようにして、いったん開かれたシャッター4を
2個目の球体2が飛び出さないうちに直ちに閉じるよう
に構成してもよい。ただし、連続して複数の球体2を取
り出し、それら取り出し順序が明確に判定できるように
抽せん機を構成する場合には、この限りではない。
【0019】上述の本体部の構成例においては、球体2
を取り出すめたの切り欠き部分を、球体2が1個通れる
程度の狭い切り欠き部分とし、シャッター4は上下方向
に移動するものとしたが、本発明抽せん機はこれに限ら
れるものでなく、各種の変形例を含み得るものである。
【0020】上述例は本発明抽せん機の基本構成を説明
するものであるが、この構成では、切り欠き部分が球体
1個通れる程度で、床面の回転の速さや、シャッターを
開にしたときの球体の位置によっては球体が取り出せな
いことが懸念される。この点を改良するため、以下に説
明する別の構成例においては、広幅の切り欠き部分を設
けるものとする。
【0021】図3は、本構成例を上面図で示している。
本構成例では、シャッター付きの切り欠き部分が円周方
向に2箇所設けられているが、それぞれの切り欠き部分
は床面の回転方向に対応させて使用されるものである。
【0022】図3においては、床面1が矢印方向に回転
しているとき、1個の球体がシャッター付きの切り欠き
部分から取り出される状況を示している。この場合、円
筒3には湾曲したシャッター4′の長さにほぼ等しい切
り欠き部分が設けられ、シャッター4′が「開」になる
と、円筒3の切り欠き部分に存在したすべての球体2は
一端(床面の回転方向でない側の切り欠き部分の一端)
を支点として開くシャッター4′に沿って(すなわち、
急激な曲率半径の変化を伴うことなく)外に出ようとす
るが、先頭の1個の球体が球体取り出し口5′に入った
ことをセンサ(図示しない)が確認すると、直ちにシャ
ッター4′を閉じて円筒3からはみ出していた球体2を
もとの円筒3内に押し戻す。
【0023】この構成によれば、シャッター4′を開け
たにもかかわらず、球体が取り出せないなどといった事
態を生ずることもなく、また、1個の球体の取り出しを
確認すると、直ちにシャッター4′を閉じて円筒3から
はみ出していた残りの球体2を円筒3内に押し戻すよう
にしているから、切り欠き部分が広いにもかかわらず、
2個以上の球体が球体取り出し口5′から取り出される
といった事態も生じ得ない。この場合の、シャッター
4′の駆動系は、前述のスプリング9とモーター8(図
2参照)に代えて、支点のバネとバネの力に抗してシャ
ッター4′を開けるための電磁石(いずれも図示しな
い)を使用することでより安定化される。
【0024】以上のようにして、それぞれ数字または記
号または図形が表記されている複数の球体2のうちか
ら、全くの偶然性によって決まる1個の球体2を球体取
り出し口5または5′から取り出し、取り出された球体
2に表記された数字または記号または図形を当選番号
(記号や図形の場合、当りくじ)として認識することが
できる。また、当選番号の桁数が多い場合には、その桁
数に応じ、本発明抽せん機に入れるそれぞれ異なる数字
が表記された球体の数、あるいは抽せん回数を適宜調整
することによって、如何なるケースにも対応し得ること
は明らかである。
【0025】上述した本発明抽せん機は、図1(a)ま
たは図3において、偶々シャッター4または4′の場所
にあった球体2がシャッター4または4′を開けること
により取り出されるのであるから、抽せんに作偽的な要
素が入り込む余地はなく、また、床面1には蓋がされて
いないので全ての球体2は見える状態にあり、十分な公
平性を確保することができる。
【0026】しかし、本発明抽せん機の床面1に落とさ
れた複数の球体2に関して、表記された数字などの片寄
りが心配され、抽せんをより慎重に行わなければならな
い抽せん会に使用される抽せん機においては、上記説明
した抽せん機の上方に複数の球体2の片寄りを防止する
ための攪拌器を設けるのがよい。
【0027】以下に、攪拌器を設けた本発明抽せん機に
ついて説明する。図4は、本発明による攪拌器付き抽せ
ん機を正面上方から見た図で示している。図4におい
て、符号1から5までは図1(a),(b)に付したも
のと同一物を指しているのでその説明は省略する。次
に、符号12は抽せんする全ての球体2をあらかじめ並
べて確認できるようにするカートリッジ、13,16は
シャッター、また、14は球状の、前述の円筒3と同様
透明アクリル樹脂や透明強化ガラス等の透明または半透
明材料を用いて作られ、内部に攪拌フィン15を内蔵し
た攪拌器である。
【0028】攪拌器14においては、球体2に表記され
た数字などを確認するため、球体2を数字順にカートリ
ッジ12に並べた場合であっても、全ての球体2をシャ
ッター13を開けて攪拌器14に入れ(このとき、排出
用シャッター16は閉じているものとする)、攪拌フィ
ン15により攪拌した後には近い数字の球体2が塊とな
って残らないように、透明容器の外部から実際に見なが
ら十分に攪拌する。
【0029】攪拌器14における球体2の攪拌は、本例
では、ミキサー等で使用されている攪拌フィン(図4
に、符号15で示す)でかき混ぜるものとしたが、これ
は、フィンに代えて棒状のものでかき混ぜてもよい。ま
た、球体2がある程度軽い場合には、エアー吹き上げに
よる攪拌も考えられる。さらに、フィンとエアーの両方
によって攪拌すれば一層の攪拌効果が期待できる。
【0030】また、本発明抽せん機においては、図1
(a),(b)または図3に示す抽せん機を上下方向に
複数個配置し、上方の抽せん機の球体取り出し口から取
り出されなかった複数の球体のうちからも下方の抽せん
機の球体取り出し口からは取り出され得るようにするこ
ともできる。
【0031】図5は、上述(図1(a),(b)参照)
の抽せん機を上下方向に3個配置して構成した場合を概
略の断面図で示している。図5は、上方の抽せん機によ
る抽せんが終了し、上方の抽せん機の床面1の回転が遅
くなった状態を示し、上方の抽せん機の球体取り出し口
17から取り出された1個を除いて残りの球体2が、上
方の抽せん機の床面1の中心軸の周りのすき間を通って
中方の抽せん機の床面1に落下する様子を示している。
【0032】本例のように、抽せん機を上下方向に複数
個配置する場合には、上方の抽せん機にある全ての球体
2が下方の抽せん機の床面1に落ちるように、床面1は
円筒3の中心軸に近づくに従って低くなるように傾斜が
設けられるものとする。また、球体2が下方の抽せん機
の床面1に落ちるためには、球体落下用のすき間が必要
であり、このすき間は落下時以外はシャッター装置18
によって閉ざされている。図5において、上方の抽せん
機のシャッター装置18は、斜線で示すように下側にず
れた位置にあり球体2が落下するすき間を形成してい
る。一方、中方の抽せん機のシャッター装置18は開か
ないので、図示のように、完全にすき間を閉ざしてい
る。なお、符号19は上方、中方および下方の中せん機
を貫ぬく中心軸を示し、これはまた、シャッター装置1
8の滑り軸ともなっている。
【0033】また、図5の構成例では、上方、中方、下
方それぞれの抽せん機の床面1からそれぞれシャッター
4を開くことによって取り出される球体は全て球体取り
出し口17を介して下方に落下するようになっている
が、これは、各抽せん機ごとに球体取り出し口5(図1
(a),(b)参照)を設けるようにしてもよい。ま
た、取り出した球体2に表記されている数字(当選番
号)などを観客に対してどのように呈示するか、および
そのための装置に関しては、本発明の範囲ではないの
で、その説明は省略する。
【0034】
【発明の効果】本発明抽せん機によれば、従来福引き等
で使用されているドラム型の抽せん機のように、複数
(多数)個の球体のなかから無作為に1個乃至特定個を
取り出すという種類の抽せん機を、上述した構成にする
とともに、抽せん機の構成要素である円筒や攪拌器を透
明または半透明材料で作ることによって抽せんの全ての
プロセスが外部から見えるようにし、従って、公平性を
きわめて高く保って、ショー的要素が要求される大規模
な抽せん会に使用するのに最適な抽せん機として実現し
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明抽せん機の基本構成を床面が回転して
いるときの状態で示している。
【図2】 床面の回転中にシャッターを開け、円筒の内
壁に押しつけられていた特定の球体を取り出す機械−電
気系の一例を示している。
【図3】 本発明抽せん機の別の構成例を示している。
【図4】 本発明による攪拌器付き抽せん機を正面上方
から見た図で示している。
【図5】 抽せん機を上下方向に3個配置して構成した
場合を概略の断面図で示している。
【符号の説明】 1 床面 2 球体 3 円筒 4,4′ シャッター 5,5′球体取り出し口 6,8 モーター 7 動力伝達手段 9 スプリング 10 突起 11 マイクロスイッチの押し釦 12 カートリッジ 13,16 シャッター 14 攪拌器 15 攪拌フィン 17 球体取り出し口 18 シャッター装置 19 中心軸 SW1 ,SW2 ,SW3 スイッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャッターが設けられた切り欠き部分を
    円周方向の少なくとも1箇所に有して透明または半透明
    材料で作られた円筒と、該円筒によって囲まれ、前記円
    筒の中心軸の周りに駆動機構によって回転される床面と
    からなる本体部を具え、 数字または記号または文字をそれぞれ表記した複数の球
    体が前記床面に置かれ、かつ前記床面が前記駆動機構に
    よって回転されるとき、遠心力により前記円筒の内壁に
    押しつけられた前記複数の球体のうち、前記切り欠き部
    分に位置した球体が前記シャッターを開くことによって
    前記切り欠き部分から取り出され得るように構成されて
    いることを特徴とする抽せん機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の抽せん機において、該抽
    せん機はさらに、前記本体部の上方に透明または半透明
    材料で作られた攪拌手段を具え、該攪拌手段によって攪
    拌された前記複数の球体が前記本体部の床面に置かれる
    ように構成されていることを特徴とする抽せん機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の抽せん機におい
    て、該抽せん機はさらに、前記本体部の下方に前記本体
    部と同一構造の別の本体部を少なくとも1個配置し、上
    方の本体部の前記切り欠き部分から取り出されなかった
    複数の球体のうちからも下方の本体部の前記切り欠き部
    分からは取り出され得るようにしたことを特徴とする抽
    せん機。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項記載の抽
    せん機において、前記シャッターは、該シャッターが
    「開」状態のとき前記円筒の内壁に押しつけられた前記
    球体を急激な曲率半径の変化を伴うことなく前記円筒の
    外部に誘導するように、前記床面の回転方向でない側の
    前記切り欠き部分の一端を支点として開閉する開閉型の
    シャッターであることを特徴とする抽せん機。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の抽せん機において、前記
    下方に配置した前記本体部のうち、少なくとも最下方に
    配置した本体部を除く本体部の前記床面には外周から前
    記円筒の中心軸に近づくに従って低くなるように傾斜が
    設けられ、かつ該傾斜が設けられた床面の中心軸の近傍
    には、シャッター付きのすき間が設けられていることを
    特徴とする抽せん機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015036065A (ja) * 2013-08-13 2015-02-23 株式会社コナミデジタルエンタテインメント 物理的抽選機及びゲーム機

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