JP2000205347A - サイレントチェ―ン用リンクプレ―ト - Google Patents

サイレントチェ―ン用リンクプレ―ト

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JP2000205347A
JP2000205347A JP11010471A JP1047199A JP2000205347A JP 2000205347 A JP2000205347 A JP 2000205347A JP 11010471 A JP11010471 A JP 11010471A JP 1047199 A JP1047199 A JP 1047199A JP 2000205347 A JP2000205347 A JP 2000205347A
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JP
Japan
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link plate
crotch portion
shaving
punching
pair
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Application number
JP11010471A
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English (en)
Inventor
Kenichi Matsuura
健一 松浦
Tomoyuki Tani
友幸 谷
Yukio Okude
由紀夫 奥出
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BorgWarner Morse TEC Japan KK
Original Assignee
BorgWarner Automotive KK
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16GBELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
    • F16G13/00Chains
    • F16G13/02Driving-chains
    • F16G13/04Toothed chains
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21LMAKING METAL CHAINS
    • B21L9/00Making chains or chain links, the links being composed of two or more different parts, e.g. drive chains
    • B21L9/02Making chains or chain links, the links being composed of two or more different parts, e.g. drive chains of roller-chain or other plate-link type
    • B21L9/08Combining the chain links with auxiliary parts, e.g. welding-on wear-resistant parts

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Punching Or Piercing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 サイレントチェーン用リンクプレートにおい
て疲労強度を向上させる。 【解決手段】 リンクプレート2において、その外形打
抜き前に、各内側フランク面23を接続するクロッチ部
25にシェービング加工を施す。これにより、クロッチ
部25に局所的な応力集中やヘアクラックが発生するの
を防止でき、その結果、リンクプレート2の疲労強度を
向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一対の歯部および
ピン孔を有するサイレントチェーン用リンクプレートに
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、サイレントチェーンは、各々一
対の歯部およびピン孔を有する多数のリンクプレートを
厚み方向および長手方向に積層するとともに、ピン孔内
に挿入した連結ピンにより各リンクプレートを枢支自在
に連結することにより構成されている。
【0003】このようなサイレントチェーンにおいてリ
ンクプレートを製作する際の典型的な工程としては、ま
ず、帯状のブランク材にポンチで孔開け加工をすること
によりピン孔を形成し、次に、他のポンチを用いてリン
クプレートの輪郭を打ち抜くようにしている。
【0004】図6は、このようなプレス加工により製作
されたリンクプレートの一例を示している。同図におい
て、リンクプレート50は、一対の歯部51およびピン
孔52を有している。各歯部51は、それぞれ内側フラ
ンク面53および外側フランク面54から構成されてお
り、各内側フランク面53はクロッチ部55により接続
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のリンクプレート
50の外周面は、図7に示すように、せん断面a′の長
さ(せん断面長さ)ha′がリンクプレートの板厚tの
20%程度しかなく、外周面の大部分の領域には破断面
c′が形成されているのが実情である。また、プレス加
工にともなって、外周面近傍のリンクプレート50内部
にヘアクラックが生じる場合がある。
【0006】一方、リンクプレート50において、クロ
ッチ部55と各ピン孔52との間で最も肉厚の薄くなる
領域Wの部分が当該リンクプレート50の最弱個所であ
る。したがって、この領域Wの部分にヘアクラックが発
生していると、リンクプレート50の疲労強度が低下
し、その結果、運転時にこのヘアクラックが疲労の起点
となって疲労破壊が生じる場合がある。
【0007】本発明は、このような従来の実情に鑑みて
なされたもので、その目的は、疲労強度を向上させるこ
とができるサイレントチェーン用リンクプレートを提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るサ
イレントチェーン用リンクプレートは、連結ピンを挿入
するための一対のピン孔と、各々内側フランク面および
外側フランク面から構成される一対の歯部と、前記各内
側フランク面を接続するクロッチ部とを有するサイレン
トチェーン用リンクプレートにおいて、リンクプレート
の外形打抜き前に前記クロッチ部に予めシェービング加
工が施されていることを特徴としている。
【0009】なお、ここでいう「シェービング加工」と
は、ブランク材をポンチで打ち抜いて形成した打抜き部
分の内径よりもわずかに大きな外径を有する切削工具を
用いて、ブランク材の打抜き部分の内周面を切削するこ
とにより、ポンチによる打抜き時に打抜き部分の内周面
に生じた粗面やだれを削り取り、打抜き部分の内周面の
表面粗さを向上させる加工法をいう。
【0010】請求項2の発明に係るサイレントチェーン
用リンクプレートは、連結ピンを挿入するための一対の
ピン孔と、各々内側フランク面および外側フランク面か
ら構成される一対の歯部と、前記各内側フランク面を接
続するクロッチ部とを有するサイレントチェーン用リン
クプレートにおいて、リンクプレートの外形打抜き前に
前記クロッチ部に予めバニシ仕上げ加工が施されている
ことを特徴としている。
【0011】なお、ここでいう「バニシ仕上げ加工」と
は、ブランク材をポンチで打ち抜いて形成した打抜き部
分の内径よりもわずかに大きな外径を有するたとえば球
形の工具を打抜き部分に圧入することにより、ポンチに
よる打抜き時に打抜き部分の内周面に生じていた粗面を
押しつぶして、打抜き部分の内周面の表面粗さを向上さ
せるとともに、内周面に圧縮応力を発生させる加工法を
いう。
【0012】請求項3の発明に係るサイレントチェーン
用リンクプレートは、連結ピンを挿入するための一対の
ピン孔と、各々内側フランク面および外側フランク面か
ら構成される一対の歯部と、前記各内側フランク面を接
続するクロッチ部とを有するサイレントチェーン用リン
クプレートにおいて、リンクプレートの外形打抜き前に
前記クロッチ部に予めシェービング加工およびバニシ仕
上げ加工が施されていることを特徴としている。
【0013】請求項4の発明に係るサイレントチェーン
用リンクプレートは、請求項1ないし3のいずれかにお
いて、前記クロッチ部が円弧状面を有していることを特
徴としている。
【0014】請求項5の発明に係るサイレントチェーン
用リンクプレートは、請求項1ないし4のいずれかにお
いて、リンクプレートの外形打抜き前に前記ピン孔の内
面に予めシェービング加工が施されていることを特徴と
している。
【0015】請求項6の発明に係るサイレントチェーン
用リンクプレートは、請求項1ないし4のいずれかにお
いて、リンクプレートの外形打抜き前に前記ピン孔の内
面に予めバニシ仕上げ加工が施されていることを特徴と
している。
【0016】請求項7の発明に係るサイレントチェーン
用リンクプレートは、請求項1ないし4のいずれかにお
いて、リンクプレートの外形打抜き前に前記ピン孔の内
面に予めシェービング加工およびバニシ仕上げ加工が施
されていることを特徴としている。
【0017】請求項1の発明では、リンクプレートの外
形打抜き前において、外形打抜き後にリンクプレートの
各内側フランク面を接続することになるクロッチ部に予
めシェービング加工が施されている。これにより、リン
クプレートのクロッチ部を除くリンクプレート外形部分
を打ち抜いた後に、リンクプレートのクロッチ部から破
断面が除去されて滑らかな面が確保されており、局所的
な応力集中やヘアクラックの発生を防止できる。その結
果、リンクプレートの疲労強度を向上できる。
【0018】請求項2の発明では、リンクプレートの外
形打抜き前において、外形打抜き後にリンクプレートの
各内側フランク面を接続することになるクロッチ部に予
めバニシ仕上げ加工が施されている。これにより、リン
クプレートのクロッチ部を除くリンクプレート外形部分
を打ち抜いた後に、リンクプレートのクロッチ部から破
断面が除去されて滑らかな面が確保されるとともに、ク
ロッチ部に残留応力が発生している。これにより、リン
クプレートの疲労強度を向上できる。
【0019】請求項3の発明では、リンクプレートの外
形打抜き前において、外形打抜き後にリンクプレートの
各内側フランク面を接続することになるクロッチ部に予
めシェービング加工およびバニシ仕上げ加工が施されて
いる。これにより、リンクプレートのクロッチ部を除く
リンクプレート外形部分を打ち抜いた後に、リンクプレ
ートのクロッチ部から破断面が除去されて滑らかな面が
確保されるとともに、クロッチ部に残留応力が発生して
いる。その結果、局所的な応力集中やヘアクラックの発
生を防止でき、リンクプレートの疲労強度を一層向上で
きる。
【0020】請求項4の発明では、請求項1ないし3の
いずれかにおいて、クロッチ部が円弧状面を有してい
る。これにより、クロッチ部のシェービング加工および
(または)バニシ仕上げ加工に先立ってクロッチ部に孔
開け加工をする際に、円形または半円形のポンチを使用
することが可能になり、その結果、加工コストを低減で
きる。
【0021】請求項5の発明では、請求項1ないし4の
いずれかにおいて、リンクプレートの外形打抜き前にピ
ン孔内面に予めシェービング加工が施されている。これ
により、リンクプレートのピン孔内面から破断面が除去
されて滑らかな面が確保されており、局所的な応力集中
やヘアクラックの発生を防止できる。その結果、リンク
プレートの最弱部分である、ピン孔およびクロッチ部間
の領域の疲労強度を一層向上できる。
【0022】請求項6の発明では、請求項1ないし4の
いずれかにおいて、リンクプレートの外形打抜き前にピ
ン孔内面に予めバニシ仕上げ加工が施されている。これ
により、リンクプレートのピン孔内面から破断面が除去
されて滑らかな面が確保されるとともに、ピン孔内面に
残留応力が発生している。その結果、リンクプレートの
最弱部分である、ピン孔およびクロッチ部間の領域の疲
労強度を一層向上できる。
【0023】請求項7の発明では、請求項1ないし4の
いずれかにおいて、リンクプレートの外形打抜き前にピ
ン孔内面に予めシェービング加工およびバニシ仕上げ加
工が施されている。これにより、リンクプレートのピン
孔内面から破断面が除去されて滑らかな面が確保される
とともに、ピン孔内面に残留応力が発生している。その
結果、局所的な応力集中やヘアクラックの発生を防止で
き、リンクプレートの最弱部分である、ピン孔およびク
ロッチ部間の領域の疲労強度を一層向上できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施態様を添付図
面に基づいて説明する。図1ないし図5は本発明の一実
施態様によるリンクプレートを説明するための図であっ
て、図1はリンクプレートを含むサイレントチェーンの
平面部分図、図2はその正面部分図、図3はリンクプレ
ートの拡大図、図4はリンクプレートの製作工程の一例
を説明するための図、図5はリンクプレートのクロッチ
部の断面拡大図である。
【0025】図1および図2において、サイレントチェ
ーン1は、多数のリンクプレート2をその厚み方向およ
び長手方向に積層し、これらを連結ピン3で枢支可能に
連結するとともに、最外側にガイドリンク4を配置する
ことにより構成されている。連結ピン3は、長短一対の
ジョイントピン31およびロッカーピン32から構成さ
れている。
【0026】リンクプレート2は、図3に示すように、
一対の歯部21およびピン孔22を有しており、各歯部
21は、それぞれ内側フランク面23および外側フラン
ク面24から構成されている。各内側フランク面23
は、円弧状のクロッチ部25により接続されている。
【0027】このように構成されるリンクプレート2の
製作工程の一例を図4に示す。同図に示すように、ブラ
ンク材Bを矢印方向に搬送して順次加工位置に移動させ
つつ、まず、第1の工程(a)において、図示しない二
種類のポンチを用い、クロッチ部25の円弧状面を形成
することになる孔dおよび一対のピン孔22を同時に開
ける。なお、孔dは、図示上側に円弧状面を有する半円
状の孔であってもよい。このように、孔dを円形または
半円状の孔にすることにより、加工コストを低減でき
る。
【0028】次に、第2の工程(b)において、図示し
ないシェービング用の工具を用いて孔dにシェービング
加工を施すことにより、孔dの内周面に切削加工を施し
て孔dよりも内径がわずかに大きい孔d′を形成する。
【0029】なお、ここでいう「シェービング加工」と
は、ブランク材をポンチで打ち抜いて形成した打抜き部
分の内径よりもわずかに大きな外径を有する切削工具を
用いて、ブランク材の打抜き部分の内周面を切削するこ
とにより、ポンチによる打抜き時に打抜き部分の内周面
に生じた粗面やだれを削り取り、打抜き部分の内周面の
表面粗さを向上させる加工法をいう。
【0030】次に、第3の工程(c)において、図示し
ないポンチにより、リンクプレート2の輪郭を打ち抜
く。このようにして、ブランク材Bからリンクプレート
2が取り出される。なお、リンクプレート2の輪郭の打
抜き時には、リンクプレート打抜き後にクロッチ部25
を形成することになる孔d′内周面と各内側フランク面
23の外周面とが連続的な曲面を形成するようにする。
【0031】ブランク材Bから取り出されたリンクプレ
ート2は、図3に示すように、そのクロッチ部25が、
図4の第2の工程(b)においてシェービング加工用の
工具Pcによりシェービング加工されている。
【0032】図5はクロッチ部25の断面拡大図であ
る。同図に示すように、リンクプレート2のクロッチ部
25のせん断面aの長さ(せん断面長さ)haは、シェ
ービング加工の結果、リンクプレート2の板厚tの70
%以上確保されている。これにより、ポンチによる孔d
の打抜き時に孔dの内周面に生じていたヘアクラックが
除去されており、その結果、リンクプレート2の疲労強
度が向上している。
【0033】〔他の実施態様1〕前記実施態様では、リ
ンクプレート2の輪郭の打抜き前に、孔d(図4)にシ
ェービング加工を施した例を示したが、本発明の適用は
これに限定されない。シェービング加工のかわりにバニ
シ仕上げ加工を行うようにしてもよく、あるいは、シェ
ービング加工およびバニシ仕上げ加工の双方を行うよう
にしてもよい。
【0034】なお、ここでいう「バニシ仕上げ加工」と
は、ブランク材をポンチで打ち抜いて形成した打抜き部
分の内径よりもわずかに大きな外径を有するたとえば球
形の工具を打抜き部分に圧入することにより、ポンチに
よる打抜き時に打抜き部分の内周面に生じていた粗面を
押しつぶして、打抜き部分の内周面の表面粗さを向上さ
せるとともに、内周面に圧縮応力を発生させる加工法を
いう。
【0035】孔dにバニシ仕上げ加工を施した場合に
は、孔dの内周面から破断面が除去されるとともに、孔
dの内周面に残留応力が発生する。これにより、リンク
プレート2の疲労強度を向上できる。
【0036】孔dにシェービング加工およびバニシ仕上
げ加工の双方を施した場合には、ポンチによる孔dの打
抜き時に孔dの内周面に生じていたヘアクラックが確実
に除去されるとともに、孔dの内周面に残留応力が発生
する。これにより、リンクプレート2の疲労強度を一層
向上できる。
【0037】〔他の実施態様2〕前記実施態様では、リ
ンクプレート2のクロッチ部25にのみシェービング加
工を施した例を示したが、ピン孔22にもシェービング
加工を施すようにしてもよい。
【0038】この場合には、孔開け加工時にピン孔22
に生じていたヘアクラックを除去でき、これにより、リ
ンクプレート2の最弱部分である、ピン孔22およびク
ロッチ部25間の領域W(図3)の疲労強度を一層向上
できる。
【0039】なお、ピン孔22には、シェービング加工
のかわりにバニシ仕上げ加工を施すようにしてもよく、
あるいは、シェービング加工およびバニシ仕上げ加工の
双方を施すようにしてもよい。
【0040】ピン孔22にバニシ仕上げ加工を施した場
合には、ピン孔22の内周面から破断面が除去されると
ともに、ピン孔22の内周面に残留応力が発生する。こ
れにより、リンクプレート2の最弱部分である、ピン孔
22およびクロッチ部25間の領域W(図3)の疲労強
度を一層向上できる。
【0041】ピン孔22にシェービング加工およびバニ
シ仕上げ加工の双方の加工を施した場合には、孔開け加
工時にピン孔22に生じていたヘアクラックが確実に除
去されるとともに、ピン孔22の内周面に残留応力が発
生する。これにより、リンクプレート2の最弱部分であ
る、ピン孔22およびクロッチ部25間の領域W(図
3)の疲労強度をさらに一層向上できる。
【0042】〔他の適用例〕なお、前記実施態様では、
連結ピンがいわゆるロッカージョイントから構成される
サイレントチェーン用のリンクプレートに本発明が適用
された例を示したが、本発明は、連結ピンが断面円形の
丸ピンから構成されたサイレントチェーンにも同様に適
用できる。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明に係るサイレントチ
ェーン用リンクプレートによれば、クロッチ部にシェー
ビング加工および(または)バニシ仕上げ加工を施すよ
うにしたので、疲労強度を向上できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様によるリンクプレートを含
むサイレントチェーンの平面部分図。
【図2】サイレントチェーン(図1)の正面部分図。
【図3】リンクプレート(図1)の拡大図。
【図4】リンクプレート(図3)の製作工程の一例を説
明するための図。
【図5】リンクプレート(図3)のクロッチ部の断面拡
大図。
【図6】従来のリンクプレートの拡大図。
【図7】従来のリンクプレート(図6)の外周面の断面
拡大図。
【符号の説明】
1 サイレントチェーン 2 リンクプレート 21 歯部 22 ピン孔 23 内側フランク面 24 外側フランク面 25 クロッチ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷 友幸 三重県名張市八幡字口入野1300番50 ボー グ・ワーナー・オートモーティブ株式会社 内 (72)発明者 奥出 由紀夫 三重県名張市八幡字口入野1300番50 ボー グ・ワーナー・オートモーティブ株式会社 内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連結ピンを挿入するための一対のピン孔
    と、各々内側フランク面および外側フランク面から構成
    される一対の歯部と、前記各内側フランク面を接続する
    クロッチ部とを有するサイレントチェーン用リンクプレ
    ートにおいて、 前記クロッチ部には、前記リンクプレートの外形打抜き
    前に予めシェービング加工が施されている、ことを特徴
    とするサイレントチェーン用リンクプレート。
  2. 【請求項2】 連結ピンを挿入するための一対のピン孔
    と、各々内側フランク面および外側フランク面から構成
    される一対の歯部と、前記各内側フランク面を接続する
    クロッチ部とを有するサイレントチェーン用リンクプレ
    ートにおいて、 前記クロッチ部には、前記リンクプレートの外形打抜き
    前に予めバニシ仕上げ加工が施されている、ことを特徴
    とするサイレントチェーン用リンクプレート。
  3. 【請求項3】 連結ピンを挿入するための一対のピン孔
    と、各々内側フランク面および外側フランク面から構成
    される一対の歯部と、前記各内側フランク面を接続する
    クロッチ部とを有するサイレントチェーン用リンクプレ
    ートにおいて、 前記クロッチ部には、前記リンクプレートの外形打抜き
    前に予めシェービング加工およびバニシ仕上げ加工が施
    されている、ことを特徴とするサイレントチェーン用リ
    ンクプレート。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
    前記クロッチ部が円弧状面を有している、ことを特徴と
    するサイレントチェーン用リンクプレート。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかにおいて、 前記ピン孔の内面には、前記リンクプレートの外形打抜
    き前に予めシェービング加工が施されている、ことを特
    徴とするサイレントチェーン用リンクプレート。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし4のいずれかにおいて、 前記ピン孔の内面には、前記リンクプレートの外形打抜
    き前に予めバニシ仕上げ加工が施されている、ことを特
    徴とするサイレントチェーン用リンクプレート。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし4のいずれかにおいて、 前記ピン孔の内面には、前記リンクプレートの外形打抜
    き前に予めシェービング加工およびバニシ仕上げ加工が
    施されている、ことを特徴とするサイレントチェーン用
    リンクプレート。
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