JP2000204826A - ドア用ヒンジの組付構造 - Google Patents

ドア用ヒンジの組付構造

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JP2000204826A
JP2000204826A JP11002474A JP247499A JP2000204826A JP 2000204826 A JP2000204826 A JP 2000204826A JP 11002474 A JP11002474 A JP 11002474A JP 247499 A JP247499 A JP 247499A JP 2000204826 A JP2000204826 A JP 2000204826A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
bracket
hinge
hinge piece
fixed
Prior art date
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Pending
Application number
JP11002474A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoichi Yamanaka
良一 山中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Plywood Co Ltd
Original Assignee
Toyo Plywood Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Plywood Co Ltd filed Critical Toyo Plywood Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドア20の加工コストを低減できるドア用ヒ
ンジの組付構造を提供する。 【解決手段】 ドア20の一側にブラケット11を固定
しておき、このブラケット11のガイド用凸片16にヒ
ンジ片12,12Aを左右いずれかから嵌合して固定す
る。従来のヒンジ組付構造のようにドア20を手前側に
開くように取り付ける場合と向こう側へ押して開くよう
に取り付ける場合とでヒンジ片12,12Aの嵌合する
凹部21をどちらか一方に片寄せて設ける必要がなく、
ドア20の加工の工程が簡素化され、コストを低減でき
る。筒状凸部18をドア20の嵌合孔22に嵌合してブ
ラケット11をドア20に位置決めする。ドア20に固
定したブラケット11に対しヒンジ片12,12Aをブ
ラケット11のガイド用凸片16とネジ28で固定す
る。ブラケット11及びヒンジ片12,12Aの組付作
業が簡単で、作業性が向上し施工コストを低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はドア用ヒンジの組付
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ドア用開口部にドアをヒンジで組付ける
場合、図6の(A)に示すようにドアaの一側端面に凹
部bを形成し、該凹部bに第1ヒンジ片cを嵌合して固
定し、第2ヒンジ片dをドア用開口部に固定している。
しかして第1ヒンジ片cが嵌合する凹部bは図6の
(A)に矢印eで示すように、ドアaを手前側に引いて
開く場合には手前側に片寄せて設け、図6(B)に矢印
fで示すように向こう側へ押してドアaを開く場合には
向こう側に片寄せて設けて、ヒンジのシャフトgをドア
aの手前側の縁または向こう側の縁に配置する必要があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のドア用
ヒンジの組付構造では、ドアaを手前に引いて開くよう
に取り付ける場合と、向こう側へ押して開くように取り
付ける場合とで、第1ヒンジ片cが嵌合する凹部bの位
置が異なるため、ドアの加工コストが高くなる。本発明
はかかる点に鑑み、ドアの加工コストを低減できるドア
用ヒンジの組付構造を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明は
ドア用ヒンジの組付構造において、ヒンジ片の上下両端
が左右両側から摺動可能に嵌合するガイド部を設けたブ
ラケットをドアの一側端面に固定し、該ブラケットに前
記ヒンジ片を差し込んで固定することを特徴とする。請
求項2に記載の発明は請求項1に記載のドア用ヒンジの
組付構造において、前記ヒンジ片に貫通孔を形成し、前
記ブラケットに凸部を設けるとともに該凸部にネジ穴を
形成し、前記ドアの一側端面に前記凸部の嵌合する嵌合
孔を形成し、前記貫通孔を通してネジをネジ穴に締め付
けて前記ヒンジ片を前記ブラケットに固定することを特
徴とする。
【0005】
【発明の作用・効果】請求項1に記載の発明によれば、
ドアの一側にブラケットを固定しておき、このブラケッ
トのガイド部にヒンジ片を左右いずれから差し込んで固
定できるので、従来のヒンジ組付構造のようにドアを手
前側に開くように取り付ける場合と向こう側へ開くよう
に取り付ける場合とでヒンジ片の嵌合する凹部をどちら
か一方に片寄せて設ける必要がなく、ドアの加工の工程
が簡素化され、コストを低減できる。請求項2に記載の
発明によれば、凸部をドアの嵌合孔に嵌合してブラケッ
トをドアに位置決めできる。ドアに固定したブラケット
に対しヒンジ片をブラケットのガイド部とネジで固定で
き、ブラケット及びヒンジ片の組付作業が簡単で、作業
性が向上し施工コストを低減できる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図面に基づき説明
するに、図1〜図4には本発明の一実施形態に係るドア
用ヒンジの組付構造が示されている。当該組付構造はブ
ラケット11とドア側ヒンジ片12とドア枠側ヒンジ片
13及び軸ピン14を備えている。
【0007】ブラケット11は上下両端に折曲部15が
形成され、折曲部15の内側にガイド用凸片16が設け
られている。ブラケット11の中間部にはネジ17を通
すための通孔が形成されている。ブラケット11の中間
部の裏面には筒状凸部18が設けられ、筒状凸部18に
ネジ穴19が形成されている。一方、ドア20の端面に
はブラケット11が嵌合する凹部21とブラケット11
の筒状凸部18が嵌合する嵌合孔22が形成されてい
る。ブラケット11は凹部21に嵌め込み、通孔にネジ
17を通してドア20に固定される。
【0008】ドア側ヒンジ片12は表面に突起23と貫
通孔24が設けられ、一側に軸ピン14を挿通する筒軸
部25が一体に設けられている。ドア側ヒンジ片12の
表面には突起23が嵌合する穴とヒンジ片12の貫通孔
24に連通する貫通孔を形成したプラスチック製のカバ
ープレート26が取り付けられている。カバープレート
26の反筒軸25側にはブラケット11の端面を覆うた
めの凸条27が成形されている。ドア側ヒンジ片12は
図1に矢印で示すように上下両端をブラケット11のガ
イド用凸片16に摺動させてブラケット11に差し込
み、貫通孔23と筒状凸部18のネジ穴19にネジ28
を通してブラケット11に固定される。
【0009】ドア枠側ヒンジ片13は表面に貫通孔が形
成されるとともに、表面にプラスチック製のカバープレ
ート29が取り付けられ、一側に軸ピン14を挿通する
筒軸部30が一体に設けられている。ドア枠側ヒンジ片
13は貫通孔にネジ31を通してドア枠32に固定され
る。
【0010】ドア側ヒンジ片12とドア枠側ヒンジ片1
3は両方の筒軸部25,30を一直線に列べ、両筒軸部
25,30に軸ピン14を挿通して連結する。図1〜図
4に示すようにドア枠側ヒンジ片13とドア側ヒンジ片
12を連結することによりドア20がドア枠32に対し
手前側へ引いて開くように取付けられる。
【0011】ドア20をドア枠32に対し向こう側へ押
して開くように取り付けるには、図5に示すように、別
のドア側ヒンジ片12Aをブラケット11に差し込んで
固定し、ドア側ヒンジ片12Aにドア枠側ヒンジ片13
Aを組み付ける。この場合、ドア側ヒンジ片12Aはブ
ラケット11に対し図1に示す差込方向とは逆方向から
差し込んでブラケット11に固定する。
【0012】本実施形態に係るドア用ヒンジの組付構造
によれば、ドア20の一側にブラケット11を固定して
おき、このブラケット11のガイド用凸片16にヒンジ
片12,12Aを左右いずれかから嵌合して固定できる
ので、従来のヒンジ組付構造のようにドア20を手前側
に開くように取り付ける場合と向こう側へ押して開くよ
うに取り付ける場合とでヒンジ片12,12Aの嵌合す
る凹部21をどちらか一方に片寄せて設ける必要がな
く、ドア20の加工の工程が簡素化され、コストを低減
できる。また、筒状凸部18をドア20の嵌合孔22に
嵌合してブラケット11をドア20に位置決めできるほ
か、ドア20に固定したブラケット11に対しヒンジ片
12,12Aをブラケット11のガイド用凸片16とネ
ジ28で固定でき、ブラケット11及びヒンジ片12,
12Aの組付作業が簡単で、作業性が向上し施工コスト
を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るドア用ヒンジの組
付構造の組付手順を示す斜視図である。
【図2】 同ドア用ヒンジの組付構造の組付手順を示す
斜視図である。
【図3】 同ドア用ヒンジの組付構造の組付手順を示す
斜視図である。
【図4】 同ドア用ヒンジの組付構造を示す斜視図であ
る。
【図5】 同ドア用ヒンジの組付構造を示す斜視図であ
る。
【図6】 従来のドア用ヒンジの組付構造を示す分解斜
視図である。
【符号の説明】
11…ブラケット、12…ドア側ヒンジ片、13…ドア
枠側ヒンジ片、14…軸ピン、16…ガイド用凸片、1
8…筒状凸部、19…ネジ穴、22…嵌合孔、20…ド
ア、32…ドア枠。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒンジ片の上下両端が左右両側から摺動
    可能に嵌合するガイド部を設けたブラケットをドアの一
    側端面に固定し、該ブラケットに前記ヒンジ片を差し込
    んで固定することを特徴とするドア用ヒンジの組付構
    造。
  2. 【請求項2】 前記ヒンジ片に貫通孔を形成し、前記ブ
    ラケットに凸部を設けるとともに該凸部にネジ穴を形成
    し、前記ドアの一側端面に前記凸部の嵌合する嵌合孔を
    形成し、前記貫通孔を通してネジをネジ穴に締め付けて
    前記ヒンジ片を前記ブラケットに固定することを特徴と
    する請求項1に記載のドア用ヒンジの組付構造。
JP11002474A 1999-01-08 1999-01-08 ドア用ヒンジの組付構造 Pending JP2000204826A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104533197A (zh) * 2014-11-28 2015-04-22 杭州飞鱼工业设计有限公司 滑轨式铰链

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104533197A (zh) * 2014-11-28 2015-04-22 杭州飞鱼工业设计有限公司 滑轨式铰链
CN104533197B (zh) * 2014-11-28 2016-08-24 杭州飞鱼工业设计有限公司 滑轨式铰链

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Effective date: 20021119