JP2000204798A - ドアノブ遠隔操作装置及びドア構造 - Google Patents

ドアノブ遠隔操作装置及びドア構造

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JP2000204798A
JP2000204798A JP11003030A JP303099A JP2000204798A JP 2000204798 A JP2000204798 A JP 2000204798A JP 11003030 A JP11003030 A JP 11003030A JP 303099 A JP303099 A JP 303099A JP 2000204798 A JP2000204798 A JP 2000204798A
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door
door knob
knob
shaft
door structure
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JP11003030A
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Mikuni Wada
美久仁 和田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドア構造の低い位置でドアノブを遠隔操作で
きるドアノブ遠隔操作装置を得る。 【解決手段】 開口構造部に開閉可能に枢着されたドア
構造2に設けられたドア開閉装置としてのドアノブ1
を、直線往復動を可能に支持したシャフト5の一端側に
回動可能に連結した連結アーム6に対して連結し、シャ
フト5の往復動によりドアノブ1をドア構造2の開閉可
能な位置にまで正逆転できるようにするとともに、シャ
フト5の他端にドア構造2の下部において足踏み操作の
可能な足踏ペダル7を装着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドアノブの操作で
開閉するドア構造に装着して、そのドアノブを遠隔操作
するドアノブ遠隔操作装置及びドア構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に通常のドアは、開口構造部とこれ
に枢着された開閉可能のドア構造とから構成され、ドア
構造はドアノブの操作によって開閉できるようになって
いる。ドアノブの位置は、大人が立って自然に手を差し
出した高さ程度とされている。ドアノブには丸型やハン
ドル型のものがあるが、いずれもドア構造の開き側の縁
部を貫く回転可能の軸を備え、この軸を回すことにより
ドア構造の側面の突子が出没するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のド
ア構造は、ドアノブの高さが幼児や子供には高く開閉操
作が困難である。また、大人であっても両手に荷物を持
っている場合にはドア構造の開放は難しい。さらには、
手が不自由な人や身体が不自由になった高齢者もドア構
造の開閉に苦労する。また、清潔好きの人の中には、公
衆トイレや病院等のドア構造のドアノブを素手で掴むこ
とを嫌う人もいる。
【0004】そこで、本発明は上記した従来の問題点を
解消するためになされたもので、その課題は、ドア構造
の低い位置でドアノブを遠隔操作できるドアノブ遠隔操
作装置を提供することであり、低い位置でドアノブを遠
隔操作できるドア構造を得ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に請求項1の発明は、開口構造部に開閉可能に枢着され
たドア構造に設けられたドア開閉装置としてのドアノブ
を、直線往復動を可能に支持したシャフトの一端側に回
動可能に連結した連結アームに対して連結し、前記シャ
フトの往復動により前記ドアノブをドア構造の開閉可能
な位置にまで正逆転できるようにするとともに、前記シ
ャフトの他端には前記ドア構造の下部において足踏み操
作の可能な足踏ペダルを装着した手段を採用する。
【0006】前記手段を採用することにより、ドアノブ
に触れることなく、ドア構造の低い位置において足踏ペ
ダルの操作によりドアノブを遠隔操作してドア構造の開
閉を行なうことが可能になる。
【0007】前記課題を達成するために請求項2の発明
は、請求項1に係る前記手段におけるシャフトをドア構
造の内部に組込み、足踏ペダルをそのドア構造の下部の
両面からそれぞれドア構造の外部に上下動可能に突出さ
せた手段を採用する。
【0008】前記手段を採用することにより、ドア構造
の低い位置でノブに触れることなくドアノブを足踏ペダ
ルによる遠隔操作によりドア構造の両側から開閉するこ
とが可能になり、ドア構造の外観性も損なわない。
【0009】前記課題を達成するために請求項3の発明
は、一側縁部の高さ方向のほぼ中央に設けられたドア開
閉装置としてのドアノブと、このドアノブを下部におい
て上下動により回動させて遠隔操作する遠隔操作装置を
備えた手段を採用する。
【0010】前記手段を採用することにより、低い位置
でドアノブに触れることなくドアノブを遠隔操作できる
ようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。 実施の形態1.図1〜図4によって示す本実施の形態1
は、ドアノブ1を備えたドア構造2により構成されたド
アのドア構造2に装着して、そのドア構造2のドアノブ
1を遠隔操作できるようにするドアノブ遠隔操作装置に
関するものである。ドア構造2は建物の開口構造に片側
が蝶番によって枢着され、反枢着側の縁部の高さ方向の
ほぼ中央に、ドア構造2を開放しあるいは閉止維持する
ドアノブ1が装着されている。ドアノブ1はドア構造2
の開閉装置であり、操作部3と、角棒により構成された
軸4と、ドア構造2の側面において出没する突子(図示
しない)により構成されている。
【0012】図1に示すように、操作部3は丸型やハン
ドル型(図示しない)に構成され、ドア構造2の片側又
は両側に設けられる。軸4はドア構造2を貫通する状態
に設けられ、操作部3と一体に所定の範囲を正逆転で
き、通常はバネ(図示しない)により逆転側(閉止維持
側)に付勢されている。突子は軸4の正転によってドア
構造2の側面から没入し、逆転によって突出する。突子
の突出によりドア構造2は閉止状態に維持され、没入に
より開放可状態となる。
【0013】図1に示すように、ドアノブ遠隔操作装置
は、ドアノブ1の軸4を直線動操作により正逆転させる
もので、ドア構造2のドアノブ1から下端までの寸法程
度の長さの上下動可能に支持されるシャフト5と、シャ
フト5の上下動を回動運動に変換する連結アーム6と操
作部としての足踏ペダル7とにより構成されている。連
結アーム6は長孔8を介してピン9によりシャフト5の
一端側にその一端側が枢支され、他端側にはドアノブ1
側に固定するための取付構造10が設けられている。足
踏ペダル7はシャフト5の他端側に連結アーム6の方向
に対してほぼ直角となる方向に突出して装着されてい
る。
【0014】シャフト5の足踏ペダル7側にはピン11
により連結アーム6側への移動が規制されたコイルバネ
12が巻装されている。連結アーム6の取付構造10
は、ドアノブ1の丸型の操作部3に対するものでは、図
1に示すように操作部3の背面にビスで固定できる円形
や馬蹄形に構成され、その近傍のアーム部には操作部3
の背面とドア構造2の前面との間隔を吸収するクランク
部13が形成される。また、操作部3がハンドル型等で
その軸4に対して固定するものでは図2に示すように連
結アーム6の取付構造10は軸クランプ型に構成され
る。
【0015】このドアノブ遠隔操作装置は、図1に示す
ようにドア構造2の片面又は両面にドアノブ1に隣接し
て、足踏ペダル7がドア構造2の下部に位置するように
取付けられる。即ち、ドアノブ1の操作部3を外し、そ
の背面に連結アーム6の取付構造10をビスにより固定
する。連結アーム6を取付けた操作部3を付け直してド
アノブ1を組立てておいて、連結アーム6の長孔8の端
部側端にピン9が位置するようにしてシャフト5を上下
の取付金具14により上下方向の直線往復動を可能に支
持させる。下部の取付金具14は、ピン11との間にコ
イルバネ12が保持される位置にする。これにより、シ
ャフト5はドアノブ1に内蔵されているバネとコイルバ
ネ12とにより持ち上げられた状態に支承される。
【0016】この状態ではドアノブ1の突子は突出した
状態にあり、ドア構造2は閉止状態に維持されている。
図1において、足踏ペダル7を踏む(手で押しても良
い。)と、シャフト5が下動し、連結アーム6によって
回動運動に変換されてドアノブ1の操作部3又は軸4に
伝達され、ドアノブ1の軸4が正転して突子が没入す
る。この状態のまま足踏ペダル7にドアを開く方向に力
を掛ければドア構造2を開放することができる。開放し
たドア構造2は通常のドア構造2と同様に押し戻してや
れば自動的に閉止状態に維持され、ドアノブ遠隔操作装
置も初期の状態に復帰する。
【0017】このようにこのドアノブ遠隔操作装置によ
れば、ドア構造2の床面に近い低い位置でのペダル7の
上下操作によりドア構造2の開閉を行なうことができ、
ドアノブ1に手が届かない幼児や子供にもドア構造2の
開閉が可能になる。また、両手に荷物を持っている場
合、あるいは、手が不自由な人や身体が不自由になった
高齢者も容易にドア構造2を開閉することができる。
【0018】なお、連結アーム6とシャフト5との連結
手段としては、図3及び図4に示すようにシャフト5側
に上下方向の空間15を構成し、この空間15に連結ア
ーム6の一端側を遊嵌するようにしても良い。また、コ
イルバネ12はドアノブ1に内蔵されているバネのバネ
力を補完するためのものであり、ドアノブ1に内蔵され
ているバネのバネ力が大きく設定されていれば必ずしも
必要ではない。
【0019】実施の形態2.本実施の形態は、実施の形
態1で示したドアノブ遠隔操作装置をドア構造の内部に
組込むようにしたものであり、これに係る構成以外は基
本的には実施の形態1のものと同じである。従って、実
施の形態1のものと同じ部分は実施の形態1のものと同
じ符号を用い、それらについての説明は省略する。
【0020】この実施の形態2のドアノブ遠隔操作装置
は、図5に示すようにドア構造2の内部に組込まれてい
る。図5において、連結アーム6はドアノブ1の軸4に
ドア構造2の内部で取付構造10により連結されてい
る。シャフト5の下部には足踏ペダル7がドア構造2の
両面に上下動可能に突出して設けられている。二つの足
踏ペダル7は柄部が薄肉に構成され、ドア構造2の下部
に上下方向に設けたスリット16によって上下に動くこ
とが可能である。
【0021】このような構成を採ることにより、ドア構
造2の外観性を損なうことなくドアノブ1の遠隔操作が
でき、ドア構造2を実施の形態1と同様にその下部にお
ける足踏ペダル7の上下動操作により開閉することが可
能になる。この実施の形態2のドアノブ遠隔操作装置
は、組込み式であるので既設のドア構造2には適用が困
難であるが、ドアノブ遠隔操作装置を備えたドア構造2
として新規のドアに採用すれば有効性を発揮できる。こ
れ以外の構成及び機能は実施の形態1のものと同じであ
る。
【0022】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ドア構造の低
い位置でドアノブに触れることなく足踏ペダルの操作で
ドアノブを遠隔操作してドア構造の開閉を行なうことが
できる。
【0023】請求項2の発明によれば、ドア構造の低い
位置でノブに触れることなくドアノブを足踏ペダルによ
る遠隔操作によりドア構造の両側から開閉することが可
能になり、ドア構造の外観性も損なわずにすむ。
【0024】請求項3の発明によれば、低い位置でドア
ノブを遠隔操作できるドア構造が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1のドアノブ遠隔操作装置を取付状
態で示す正面図である。
【図2】実施の形態1のドアノブ遠隔操作装置の他の連
結アームを示す正面図である。
【図3】実施の形態1のドアノブ遠隔操作装置の他の形
態を示す要部の正面図である。
【図4】図3のドアノブ遠隔操作装置の要部の斜視図で
ある。
【図5】実施の形態2のドアノブ遠隔操作装置を示す要
部の断面図である。
【符号の説明】
1 ドアノブ、 2 ドア構造、 4 軸、 5 シャ
フト、 6 連結アーム、 7 足踏ペダル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口構造部に開閉可能に枢着されたドア
    構造に設けられたドア開閉装置としてのドアノブを、直
    線往復動を可能に支持したシャフトの一端側に回動可能
    に連結した連結アームに対して連結し、前記シャフトの
    往復動により前記ドアノブをドア構造の開閉可能な位置
    にまで正逆転できるようにするとともに、前記シャフト
    の他端には前記ドア構造の下部において足踏み操作の可
    能な足踏ペダルを装着したドアノブ遠隔操作装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のドアノブ遠隔操作装置
    であって、シャフトをドア構造の内部に組込み、足踏ペ
    ダルをそのドア構造の下部の両面からそれぞれ同ドア構
    造の外部に上下動可能に突出させたドアノブ遠隔操作装
    置。
  3. 【請求項3】 一側縁部の高さ方向のほぼ中央に設けら
    れたドア開閉装置としてのドアノブと、このドアノブを
    下部において上下動により回動させて遠隔操作する遠隔
    操作装置を備えたドア構造。
JP11003030A 1999-01-08 1999-01-08 ドアノブ遠隔操作装置及びドア構造 Pending JP2000204798A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2797554A1 (es) * 2020-06-07 2020-12-02 Cortes Jose Antonio Gonzalez Mecanismo de accionamiento de manillas de apertura de puertas, mediante presión de pedal
JP2021175850A (ja) * 2020-05-01 2021-11-04 株式会社タキオン 開き戸およびドア開閉装置
JP7135229B1 (ja) * 2022-02-21 2022-09-12 燎佑 前澤 足でドアの開閉及び固定を可能とする補助装置

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