JPH0649806Y2 - 扉の開放装置 - Google Patents

扉の開放装置

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JPH0649806Y2
JPH0649806Y2 JP1988087496U JP8749688U JPH0649806Y2 JP H0649806 Y2 JPH0649806 Y2 JP H0649806Y2 JP 1988087496 U JP1988087496 U JP 1988087496U JP 8749688 U JP8749688 U JP 8749688U JP H0649806 Y2 JPH0649806 Y2 JP H0649806Y2
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JP
Japan
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rotating body
door
opening device
sink
door opening
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JP1988087496U
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JPH029286U (ja
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久志 関口
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久志 関口
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、足踏みペダルを踏むことにより流し台や洗面
ユニット等の扉を開放することが出来る扉の開放装置に
関する。
(従来の技術) 従来、流し台や洗面ユニット等の扉は、取手を手前に引
くなどして、手により開放されていた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、このような流し台や洗面ユニット等の扉
を手で開放する従来の方法では、両手で物を持った場
合、一旦手に持った物を降ろした後、取手をつかんで扉
を開けなければならず、また、手が水でぬれていたり汚
れている時には、手ぬぐい等で水や汚れを拭きとったの
ち、取手をつかんで扉を開放しなければならず、いそが
しい場合等には大変に煩雑である。
本考案は、この様な課題を解決するためになされたもの
であり、その目的とするところは、扉を手で開放するこ
となく、足踏みペダルを踏むことにより、開放自在とす
る扉の開放装置を簡単な構成により提供することにあ
る。
(課題を解決するための手段) 以上の課題を解決するために本考案が取った手段は、 「流し台や洗面ユニット50等の扉を開放する51扉の開放
装置であって、 流し台や洗面ユニット50等の内側壁に軸支された回動体
10と、この回動体10の嵌合穴12に基端が嵌合されて揺動
自在に支持されていると共に、先端が前記内側壁に設け
た拘束孔54を貫通し前記回動体10の回動に伴い進退動し
て扉51の裏面を押圧するようにした押圧棒20と、前記回
動体10の外方にその一端が固定されて前記回動体10を引
張状態に回転させる線状体30と、この線状体30の他端が
固定され前記線状体30を引っ張る足踏みペダル40とを備
えたことを特徴とする扉の開放装置100」 をその要旨とするものである。
(考案の作用) 上記のような構成により、本考案は以下のように作用す
る。即ち、本考案に係る扉の開放装置100は、足踏みペ
ダル40に踏むことにより、足踏みペダル40に固定されて
いる線状体30が引っ張られ、その線状体30の他端に固定
されている回動体10が回動し、この回動体10の回動に伴
い、回動体10の嵌合穴12に基端が嵌合されて揺動自在に
支持されていると共に、先端が前記内側壁に設けた拘束
孔54を貫通する押圧棒20が進退動して、扉51の裏面に押
圧棒20先端全面が当り押圧することにより、扉51を開放
させるよう作用するものであり、また、足踏みペダル40
を離すことにより、バネ体14の復元力により回動体10は
元の場所に戻るよう作用するものである。
(実施例) 以下に、本考案に係る扉の開放装置100を流し台50に適
用した具体例に従って説明する。
本実施例に係る扉の開放装置100は、第1図に示すよう
に主に回動体10、押圧棒20、線状体30、足踏みペダル40
によって構成されている。
回動体10は、第3図に示すように略扇形に形成された回
動板であり、その端部には支管16が上下方向に貫通され
固定されている。第2図に示すように流し台50の下板コ
の字状部分53には、支軸15が前記支管16に嵌挿された状
態に固定されており、回動体10は、この支軸15回りに回
動可能に軸支されている。この回動体10には後述する押
圧棒20基端の嵌合部22が嵌合する嵌合穴12が設けられて
いる。そして、この嵌合穴12に嵌合された押圧棒20は、
嵌合穴12によて揺動自在に支持されるようになってい
る。また、この回動体10の一端には後述する線状体30が
掛装される掛装穴13が設けられ、この掛装穴13に掛装さ
れた線状体30は、回動体10の外周側面に形成された溝11
に沿って引っ張られるようになっている。このため、線
状体30は溝により引っ張り方向が規制されるようになっ
ている。更に、回動体10の一端と、流し台50の下板コの
字状部分53との間にバネ体14が取り付けられており、こ
のバネ体14によって同回動体10は回動後、元の位置に自
動的にもどることができるよう復元力が付与されてい
る。
また、第2図及び第3図に示すように、押圧棒20基端に
は前記回動体10の嵌合穴12に嵌め込まれる嵌合部22が設
けられている。そして、この嵌合穴12によって、押圧棒
20は揺動自在に支持されているが、この押圧棒20が下板
コの字状部分53に開けられた拘束孔54に貫通しているた
め、前記回動体10の回動にともなって、押圧棒は揺動す
る事なく進退動し、扉51を裏面より押し開くようになっ
ている。なお、この押圧棒20の先端には、ゴム等の緩衝
材21が設けられており、下板コの字状部分53に開けられ
た拘束孔54に貫通している押圧棒20が抜けるのを防止し
ており、また、この場合、押圧棒20が扉51の裏面を押圧
する時に生ずる音を小さくし、その衝撃を柔らげること
ができるため好適である。更に、押圧棒20のガイド52を
扉51の裏面に設ければ、押圧棒20の動きを扉51に確実に
伝達できる。
線状体30として使用したワイヤーは、その一端に前記回
動体10の一端に設けられた掛装穴12に嵌めこまれる掛装
部32が設けられている。そして、この掛装部32によっ
て、線状体30が回動体10の一端に取り外し自在に取り付
けられている。また、線状体30の他端はプーリ31を介し
て、後述する足踏みペダル40の先端に固定されている。
足踏みペダル40は、第1図に示すように流し台50の下部
隙間に設置されている。この足踏みペダル40は第4図に
示すように、足踏み板41と支持板42と、これら足踏み板
41と支持板42との間に介されたバネ43を、足踏み板41を
支持板42との開閉自在に軸支する開閉扉44とより構成さ
れている。この足踏みペダル40の足踏み板41には上述し
たように線状体30の他端が固定されている。なお、この
足踏みペダル40は、流し台50や洗面ユニット50等の下部
隙間に設置されているため、歩くときに除邪魔になるこ
とがない。
以上のような構成により、本実施例に係る扉の開放装置
100は、足踏みペダル40を踏むことにより、足踏みペダ
ル40に固定されている線状体30が引っ張られ、その線状
体30の他端に固定されている回動体10が回動するように
なっている。回動体10の回動にともなって回動体10の嵌
合穴12に基端が嵌め込まれていると共に先端が流し台50
の内側壁に設けた拘束孔54に貫通する押圧棒20が進退動
し、扉51の裏面を押し開くことにより、扉51を開放させ
るよう作用するものである。また、足踏みペダル40を放
すことにより、バネ体14の復元力により回動体10は元の
場所に戻るよう作用するものである。
なお、第1図に示すように、両開き扉51a、51bにおい
て、ペダルを設置する場所と開放される扉51が逆になる
ように扉の開放装置100を設置したならば、足等に扉51
が当たらないように安全に扉の開放操作を行うことがで
きる。
更に、線状体30にあっては、ワイヤーに限らず、ピアノ
線、鎖等、引っ張ることにより回動体10を回動させるこ
との出来るものであれば何でも良い。
(考案の効果) このように、本考案に係る扉の開放装置は、 「流し台や洗面ユニット等の扉を開放する扉の開放装置
であって、流し台や洗面ユニット等の内側壁に軸支され
た回動体と、この回動体の嵌合穴に基端が嵌合されて揺
動自在に支持されていると共に、先端が前記内側壁に設
けた拘束孔を貫通し前記回動体の回動に伴い進退動して
扉の裏面を押圧するようにした押圧棒と、前記回動体の
外方にその一端が固定されて前記回動体を引張状態に回
転させる線状体と、この線状体の他端が固定され前記線
状体を引っ張る足踏みペダルとを備えたことを特徴とす
る扉の開放装置」 にその特徴があり、これにより、手で開放することなく
足を使うことによって扉を開放することが出来るため、
両手で物を持っていたり、手が水でぬれている場合等に
非常に便利であり、更に包丁や味噌、醤油等の調味料の
取り出しがスピーディーで便利である。
また、本考案に係る扉の開放装置は、簡単な構成である
ため、現在設置されている流し台や洗面ユニット等にも
簡単に設置することができる。
さらにまた、本考案に係る扉の開放装置は、扉に当接す
るのは押圧棒先端全体であるので、確実な扉の開動作が
なされると共に、度重なる押圧でも押圧棒先端の一部が
欠けるという恐れも少ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る扉の開放装置を流し台に設置した
場合の実施例に係る斜視図、第2図は第1図の実施例に
於ける略扇形の回動体の取付状態を示す拡大断面図、第
3図は第1図の実施例に於ける略扇形の回動体の取付状
態を示す拡大平面図、第4図は第1図の実施例に於ける
足踏みペダルの拡大側面図である。 符号の説明 100……扉の開放装置、10……回動体、20……押圧棒、3
0……線状体、40……足踏みペダル、50……流し台、洗
面ユニット、51……扉。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】流し台や洗面ユニット等の扉を開放する扉
    の開放装置であって、 流し台や洗面ユニット等の内側壁に軸支された回動体
    と、この回動体の嵌合穴に基端が嵌合されて揺動自在に
    支持されていると共に、先端が前記内側壁に設けた拘束
    孔を貫通し前記回動体の回動に伴い進退動して扉の裏面
    を押圧するようにした押圧棒と、前記回動体の外方にそ
    の一端が固定されて前記回動体を引張状態に回転させる
    線状体と、この線状体の他端が固定され前記線状体を引
    っ張る足踏みペダルとを備えたことを特徴とする扉の開
    放装置。
JP1988087496U 1988-06-30 1988-06-30 扉の開放装置 Expired - Lifetime JPH0649806Y2 (ja)

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JP1988087496U JPH0649806Y2 (ja) 1988-06-30 1988-06-30 扉の開放装置

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JP1988087496U JPH0649806Y2 (ja) 1988-06-30 1988-06-30 扉の開放装置

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JPH029286U JPH029286U (ja) 1990-01-22
JPH0649806Y2 true JPH0649806Y2 (ja) 1994-12-14

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01156866U (ja) * 1988-04-18 1989-10-27
JP5874386B2 (ja) * 2011-12-27 2016-03-02 中西金属工業株式会社 操作力軽減装置
JP2020024050A (ja) * 2018-08-06 2020-02-13 フクシマガリレイ株式会社 貯蔵庫

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58156868U (ja) * 1982-04-12 1983-10-19 株式会社鈴鹿サーキットランド 両上肢障害者用ボンネツト開閉装置

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JPH029286U (ja) 1990-01-22

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