JP2000204628A - 便器水槽の排水装置 - Google Patents

便器水槽の排水装置

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JP2000204628A
JP2000204628A JP11005537A JP553799A JP2000204628A JP 2000204628 A JP2000204628 A JP 2000204628A JP 11005537 A JP11005537 A JP 11005537A JP 553799 A JP553799 A JP 553799A JP 2000204628 A JP2000204628 A JP 2000204628A
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JP
Japan
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drain
water
valve
drain valve
float
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Application number
JP11005537A
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English (en)
Inventor
Kokukin O
國▲金▼ 王
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHOBON KIGYO KOFUN YUGENKOSHI
Original Assignee
SHOBON KIGYO KOFUN YUGENKOSHI
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型、かつ簡単な構造で確実に排水の制御が
可能な便器水槽の排水装置を提供する。 【解決手段】 大排水弁6は排水座2の排水口20を開
閉し、小排水弁7は大排水弁6の弁体60に設けられた
中央孔600を開閉する。大量の水を排出するとき、補
助浮き8に設けられた凹み面80と弁体60に設けられ
たかけ合わせ面603とが係合し、大排水弁6の開放状
態が維持される。水槽1の水が流出し終えると、補助浮
き8が自然に落下するとともに大排水弁6が排水口20
を閉塞する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、便器に供給する水を蓄
える便器水槽の排水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来知られている二段式の便器水槽の排
水装置は図1に示すように、2本の排水ハンドルAO、
BOを有し、これらの排水ハンドルは各別に一本のリフ
トチューンで小排水弁Aと大排水弁Bに連結されてい
る。これらの小排水弁Aと大排水弁Bは各別に二個の排
水口A2、B2を開閉し、大量の水と少量の水を別々に
排水させるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の二段式便器水槽の排水装置はその体積が大きく水
槽の中の空間を大きい割合で占めており、またその部品
点数が多く、組み合わせに長時間を要し、コストが高く
なる。
【0004】そこで本発明の目的は、小型、かつ簡単な
構造で確実に排水の制御が可能な便器水槽の排水装置を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
便器水槽の排水装置によると、便器水槽内の底面に付け
ている排水座の上の排水口を開閉可能な大排水弁を設
け、あふれ防止排水管の下部に設けた2本の樞軸と平行
腕を連接している。また、大排水弁は水槽の外側に設け
られている第1排水ボタンと連接している第1テコ棒と
第1鎖を介して連結している。そのため、第1排水ボタ
ンを押せば、第1鎖が引き上げられ大排水弁を斜めに引
き開け、大量の水が排水口から便器へ供給される。
【0006】小排水弁は2本の平行腕を有しており、そ
れぞれ大排水弁の平行腕に連接されている。また、小排
水弁は水槽の外側に設けられている第2排水ボタンと連
接している第2テコ棒と第2鎖を介して連結しており、
大排水弁とは独立して作動する。小排水弁は大排水弁の
中央に設けられた中央孔を閉塞する。第2排水ボタンを
押せば、第2テコ棒が小排水弁を引き上げ、大排水弁の
中央孔から少量の水が便器の中に排出される。また、大
排水弁が操作されるときは小排水弁は一緒に動く。
【0007】したがって、大量の水を排出する場合、第
1排水ボタンを押せば小排水弁と大排水弁と一緒に作動
し大量の水が便器へと排出される。一方、少量の水を排
出する場合、第2排水ボタンを押せば小排水弁だけが作
動し、少量の水が便器へと排出される。
【0008】大排水弁の作動時、大排水弁に設けられた
かけ合わせ面は補助浮きに設けられた凹み面と係合する
ため、大量の水を円滑に便器へと排水可能である。また
水槽内の水が排出されるにしたがって、補助浮きの浮力
が減少するため補助浮きが落下し、これにともない大排
水弁も落下する。そのため、水槽内の水がほとんど全て
排出された後、大排水弁は排水口を確実に閉塞すること
ができ、水槽からの水漏れを防止する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示す
一実施例を図面に基づいて説明する。本発明の一実施例
による便器水槽の排水装置は図2〜4に示すように、水
槽1の中の底部に排水座2と、この排水座2のすぐ傍ら
に垂直のあふれ防止排水管3を有し、このあふれ防止排
水管3の下部に凹み部30を両側に形成し、この両凹み
部30に樞軸31を横向きに設け、大排水弁6を樞軸的
に組み付けて斜めに開放することができる。
【0010】水槽1に流入する水を制御する水入口弁4
を垂直状の水管の上端に設け、連結桿41と連接してい
る。浮き40を水平状の連結桿41の一端に固定し、連
結桿41の他端は水入口弁4と連接している。さらに水
槽1の外側に大量と少量の水を排出させる第1排水ボタ
ン50と第2排水ボタン51を付設し、水槽の中の水平
状の第1テコ棒500と第2テコ棒510とに連接す
る。この第1テコ棒500と第2テコ棒510は、第1
鎖501と第2鎖511とで別々に大排水弁6と小排水
弁7とに連接される。この大排水弁6と小排水弁7はそ
れぞれ弁体60、弁体70を有し、かつガスケット6
1、ガスケット71が取り付けられている。大排水弁の
弁体60は中央孔600を有し、この中央孔600は小
排水弁7の開閉時における排水口となる。
【0011】大排水弁の弁体60は外に伸び出る2本の
平行腕601を有し、この平行腕の先端はあふれ防止排
水管3の下部の樞軸31と樞軸的に連接されている。小
排水弁の弁体70も同様に外に伸び出る2本の平行腕7
00を有し、平行腕700は大排水弁の弁体60の平行
腕601に設けている2本の樞軸602と樞軸的に連接
されている。大排水弁6、小排水弁7は独立して作動可
能であるが、大排水弁6が開かれるときは小排水弁7は
いつも同時に作動する。
【0012】大排水弁6の前端はかけ合わせ面603が
設けられ、このかけ合わせ面603は排水座2と樞軸的
に組み付けている補助浮き8の作動と連動する。補助浮
き8の前端には凹み面80が設けられ、大量の水を排出
させるとき、この凹み面80と大排水弁6のかけ合わせ
面603とが係合し、図6に示すように大排水弁6が開
いた位置で支えられるため、水槽1から便器への水の流
出を円滑に行なうことができる。水槽1の水が全部流出
した後、補助浮き8の水による浮力が減少すると、補助
浮き8はその重量で自動的に落下し、それにともない大
排水弁6は排水口20を閉塞する。
【0013】少量の水を排出させるとき、第2排水ボタ
ン51を押すことにより、第2テコ棒510の前端を上
昇させ、小浮き512を付けている第2鎖511が引き
上げられる。その結果、小排水弁7が斜めに引き上げら
れ、大排水弁6の中央孔600から水が流出する。また
水槽1の中の水の水位が小浮き512の下まで下がる
と、小浮き512の浮力がなくなり小排水弁7は自然に
落下し中央孔600を閉塞する。
【0014】図7に示すように、第1排水ボタン50と
第2排水ボタン51の代わりに水槽の上面壁の外に押し
ボタン11を使用して、二段式に大排水弁6と小排水弁
7を作動させてもよい。また、図8に示すように、第1
排水ボタン120と第2排水ボタン121を第1実施例
の第1排水ボタン50、第2排水ボタン51の代わりに
使用し、またそれらを左側に固定させたもの、第1排水
ボタン120、第2排水ボタン121を右側に固定させ
たものでもよい。
【0015】本案の二段式便器水槽の排水装置は一種の
大量の水と一種の少量の水を必要に応じて使い分けられ
るほか、その二個の排水弁の排水と閉水動作が確実に維
持されるので水の節約の効果が良好である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の二段式の便器水槽の排水装置の斜視図で
ある。
【図2】本発明の一実施例による便器水槽の排水装置の
斜視図である。
【図3】本発明の一実施例による便器水槽の排水装置の
分解斜視図である。
【図4】本発明の一実施例による便器水槽の排水装置に
おいて排水していない状態を示す図である。
【図5】本発明の一実施例による便器水槽の排水装置に
おいて少量の水を排水している状態を示す図である。
【図6】本発明の一実施例による便器水槽の排水装置に
おいて大量の水を排水している状態を示す図である。
【図7】本発明の一実施例による便器水槽の排水装置の
側面図である。
【図8】本発明の一実施例による便器水槽の排水装置の
側面図である。
【図9】本発明の一実施例による便器水槽の排水装置の
側面図である。
【符号の説明】
1 水槽 2 排水座 3 あふれ防止排水管 4 水入り口弁 6 大排水弁 7 小排水弁 8 補助浮き 20 排水口 31 樞軸 40 浮き 41 連結桿 50 第1排水ボタン 51 第2排水ボタン 60 弁体 61 ガスケット 70 弁体 71 ガスケット 80 凹み面 500 第1テコ棒 501 第1鎖 510 第2テコ棒 511 第2鎖 600 中央孔 601 平行腕 603 かけ合わせ面 700 平行腕

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便器に供給するための水を蓄える便器水
    槽の排水装置であって、 前記水槽の底部の排水口に設けられ、凹み面が形成され
    た補助浮きを有する排水座と、 前記排水座の近傍に設けられ、下部に2本の樞軸を有す
    るあふれ防止排水管と、 前記水槽への水の流入を制御する水入口弁と、 前記水槽内の水の水位によって浮沈する浮きと、 一端は前記水入口弁に連接され、他端は前記浮きに接続
    され、前記浮きの浮沈によって前記水入口弁の開閉を操
    作する連結桿と、 前記水槽の外側に設けられる第1排水ボタンおよび第2
    排水ボタンと、 一端は前記第1排水ボタンに連結され、他端は第1鎖に
    接続される第1テコ棒と、 一端は前記第2排水ボタンと連結され、他端は第2鎖に
    接続される第2テコ棒と、 前記樞軸と連接される2本の平行腕、中央孔、およびか
    け合わせ面が設けられた弁体ならびに、ガスケットを有
    し、前記第1鎖と連接される大排水弁と、 前記第2鎖に連接され、前記大排水弁の平行腕に連接さ
    れる2本の平行腕が設けられた弁体、およびガスケット
    を有し、前記大排水弁とは独立して作動し前記中央孔を
    閉塞可能な小排水弁とを備え、 前記大排水弁の作動時、前記かけ合わせ面は前記凹み面
    と係合し、 前記水槽内の水が排出されると、前記大排水弁は前記補
    助浮きの落下に連動して前記排水口を閉塞することを特
    徴とする便器水槽の排水装置。
JP11005537A 1999-01-12 1999-01-12 便器水槽の排水装置 Pending JP2000204628A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102979151A (zh) * 2012-06-26 2013-03-20 虞吉伟 易开排水阀
JP6997835B2 (ja) 2012-11-13 2022-01-18 エイエス アメリカ インコーポレイテッド サイフォン式水洗トイレ便器において使用するための水洗弁

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102979151A (zh) * 2012-06-26 2013-03-20 虞吉伟 易开排水阀
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