JP3079866B2 - 貯水タンクの排水弁 - Google Patents

貯水タンクの排水弁

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JP3079866B2
JP3079866B2 JP05304211A JP30421193A JP3079866B2 JP 3079866 B2 JP3079866 B2 JP 3079866B2 JP 05304211 A JP05304211 A JP 05304211A JP 30421193 A JP30421193 A JP 30421193A JP 3079866 B2 JP3079866 B2 JP 3079866B2
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智一 合田
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東陶機器株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は貯水タンクの排水弁、特
にタンクからの排水量を選択的に大小二段階に切替える
ことができる排水弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の排水弁として、水洗便器
の洗浄系においては、貯水タンクから便器に流す洗浄水
の量を便器から排出すべき汚物の種類、即ち汚物が大便
であるか、小便であるかに応じて選択的に大小二段階に
変更することができる排水弁が種々提供されており、代
表的なものとして例えば特開昭53−87542号公報
のものが知られている。
【0003】上記公報のものについて説明すると、タン
ク底部に固定される排水弁本体に、夫々上方に延びてそ
の上部を開放する第1の導管及び第2の導管を設け、一
方の導管の開放上部の高さ位置を他方の導管の開放上部
の高さ位置より高くなすと共にこれら二つの導管の流路
を下端部において合流させ、上記開放上部にはそれを開
閉するフラッパー弁を設けたもので、排水量の大小を第
1、第2導管の開放上部の高さ位置、即ち弁構成部の高
さの違いにより生じさせている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに大小の水量の差を弁構成部の高さ位置を変えること
により生じさせるものは、その構成上大型のものとなり
タンク内スペースを狭くするばかりでなく、排水弁自体
のコストアップにつながる。
【0005】また、使用水量が異なる便器に使用した場
合、弁構成部の高さ位置が固定されているためタンクの
止水位(貯水される水の高さ)を下げることで排水量を
減らすことができるが、便器によっては少量排水用の弁
構成部がタンクの止水位より上に位置してしまう場合も
有り得、このような場合には少量排水が使用できないこ
とになり、大小二段階の選択的排水という本来の目的が
達成できなくなる。即ち、タンクの止水位を変化するこ
とでしか便器などの使用水量の変化に対応できず、しか
も上記の如く水を減らす場合に限度があるので、便器な
どの節水を行うことに対応できない。
【0006】本発明は従来技術が有する上記問題点に鑑
みてなされたもので、その目的とする処は、簡単な構造
で場所も取らず、便器等の使用水量の変化にもその機能
を損なうことなく十分対応できる貯水タンクの大小切替
式排水弁を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の貯水タンクの排水弁では、タンク本体底部に
設けられたタンク排水開口部と、該タンク排水開口部に
着離座する大量排水用の第1排水弁と、該第1排水弁に
重畳して配設され、その第1排水弁を介して前記タンク
排水開口部に排水する少量排水用の第2排水弁とからな
ることを特徴とする。前記第1排水弁と第2排水弁はフ
ラッパー弁で構成することが出来る。また、前記第1排
水弁は前記タンク排水開口部の開口面積より小さい面積
の開口部を備え、その開口部に第2排水弁が着離座する
ようになすことが望ましい。また、本発明の貯水タンク
の排水弁では、タンク底部に該部を貫通して設けられる
排水弁本体に、夫々フラッパー弁で構成される大量排水
用の第1排水弁と少量排水用の第2排水弁を上下に重ね
て配設し、第2排水弁の弁座を第1排水弁の弁体に形成
すると共に上記第1、第2排水弁の夫々の弁体とタンク
外に設けた操作器具とを引上部材を介して操作器具の操
作力により弁体を引上げ可能に連絡し、少なくとも上記
第2排水弁の弁体と操作器具とを連絡する引上部材の途
中には浮子を取り付けるものである。この場合、操作器
具を一旦操作すれば操作器具を排水状態に保持していな
くても、所定量を排水するまで開弁状態を保持できるよ
うにするためには第2排水弁側のみならず第1排水弁側
にも浮子を設け、更に第1排水弁の弁体の通水孔の径を
第1排水弁の弁座内径より小さくするようになす。ま
た、第2排水弁側の浮子を第2排水弁の弁体と操作具と
を連絡する引上部材に対して、所定高さ位置より下方に
おいてスライド自在にしたり、第2排水弁の弁体に溜水
凹部が設けたり、或いは第1排水弁側の浮子を第1排水
弁の弁体に一体に形成してその浮力部分を第1排水弁の
弁座内側に偏在させることにより、貯水タンクが空の状
態からの給水における貯水を確実にするようになすこと
も可能である。タンク底部に該部を貫通して設けられる
排水弁本体に、夫々フラッパー弁で構成される大量排水
用の第1排水弁と少量排水用の第2排水弁をほぼ同じ高
さで並列状に設け、少なくとも第2排水弁の弁体と操作
器具とを連絡する引上部材の途中に浮子を取り付けるよ
うにしても、上記第1排水弁と少量排水用の第2排水弁
を上下に重ねて配設した場合と同様の効果を期待するこ
とができる。
【0008】
【作用】以上のように構成した排水弁にあっては、構造
が簡単で小型化する。そして、請求項4以下の排水弁で
は、小量排水用の第2排水弁は弁体と浮子の浮力が合わ
さって排水弁の開弁状態を保持し、水位の下降により浮
子が水面より出て上記浮子の浮力が落ちると閉弁するの
で、第2排水弁は浮子の位置より上方の水だけを排水す
る。即ち、第2排水弁は浮子の高さ設定に応じて排水量
が任意に設定される。
【0009】
【実施例】以下、図に基づいて本発明の実施例を説明す
る。図1乃至図4は第1の実施例を示し、大量排水用の
第1排水弁Aと小量排水用の第2排水弁Bを同軸上に上
下に重ねて設けたもので、各排水弁A、Bはフラッパー
弁により構成されている。
【0010】第1排水弁Aの弁座1(以下第1弁座とい
う)は貯水タンク5の底部に該部を貫通する状態に取り
付けられてタンク5外部で排水管6に接続される排水弁
本体7のタンク5内に突出する上端を斜めに開口してそ
の開口縁により構成してある。
【0011】また、上記第1排水弁座1に対応して第1
排水弁Aを構成する弁体3(第1弁体という)は排水弁
本体7に一体に突設されたオーバーフロー管連結部8に
枢着されている。
【0012】一方、第2排水弁Bの弁座2(以下第2弁
座という)は上記第1弁体3に、これが第1弁座1に着
座している状態で第1弁座1と同軸となるように形成さ
れ、この第2弁座2に囲まれて第1弁体3に開設される
通水孔33の径は第1弁座1の内径よりも小さく形成され
る。そして、この第2弁座2に対応して第2排水弁Bを
構成する弁体4(以下第2弁体という)は第1弁体3と
同じ箇所でオーバーフロー管連結部8に枢着されてい
る。
【0013】上記第1、第2弁体3、4には夫々鎖9、
10が連結されており、これらの鎖9、10には夫々その中
途部に浮子11、12が取り付けられている。そして、第1
弁体3に連結した鎖9(以下第1鎖という)は大量排水
用操作ハンドル13に、第2弁体4に連結した鎖10(以下
第2鎖という)は小量排水用操作ハンドル14に夫々作動
レバー15、16を介して連絡している。
【0014】上記大量排水用、小量排水用夫々の操作ハ
ンドル13、14は貯水タンク5の上部外面に設けられ、一
体的に備えた作動レバー15、16をタンク5内に突出し
て、該作動レバー15、16の先端に前記鎖9、10を連結し
ており、回転操作して作動レバー15、16を回動させるこ
とにより鎖9、10を介して弁体3、4を引上げ、弁座
1、2から引き離して排水弁A、Bを開放する。
【0015】一方、第1鎖9に取り付けられる浮子11
(以下第1浮子という)は第1鎖9の低い位置に、第2
鎖10に取り付けられる浮子12(以下第2浮子という)は
第1浮子11より高い位置となるように第2鎖10の高い位
置にとり付けられる。勿論第2浮子12の高さ位置もタン
ク満水時の水位より低くすることは言うまでもない。
【0016】而して、斯る実施例の本発明の排水弁は、
前述のように大量排水用操作ハンドル13を操作すること
により第1排水弁Aが、小量排水用操作ハンドル14を操
作することにより第2排水弁Bが開弁して夫々排水が開
始される。
【0017】少量排水の場合、排水の開始により第2弁
体4に加わる水圧が減少するためハンドル14の操作を保
持して第2弁体4を引き上げておかなくても、第2弁体
4と第2浮子12の浮力により第2弁体4が引き上げられ
た状態、即ち第2排水弁Bの開弁状態が保持され、排水
は継続される。このとき、第1弁座1の内径より第1弁
体3の通水孔33の径が小さく、面積差分の差圧が第1弁
体3に加わるので,第1弁体3の浮力と第1浮子11の浮
力により第1排水弁Aが開弁されることはない。
【0018】そして、排水によりタンク内の水位が第2
浮子12の位置まで下降して第2浮子12が水面から突出す
る状態になると、第2浮子12の浮力が落ちるため第2弁
体4を引上げておくことができなくなり、第2弁体4が
下降し第2排水弁Bが閉弁して排水が停止される。
【0019】また、大量排水の場合、排水の開始により
第1、第2弁体3、4には水圧が殆んどかからなくなる
ためハンドル13の操作を保持して第1弁体3を引き上げ
ておかなくても、第1、第2弁体3、4と第1浮子11の
浮力により第2弁体4を乗せたまま第1弁体3が引き上
げられた状態、即ち第1排水弁Aの開弁状態が保持さ
れ、排水は継続される。
【0020】そして、排水によりタンク内の水位が第1
浮子11の位置まで下降して第1浮子11が水面から突出す
る状態になると、第1浮子11の浮力が落ちるため第1弁
体3を引き上げた状態に保持することができなくなり、
第1弁体3が下降する。このとき、第2弁体4には第2
浮子12の浮力は作用しておらず、これに連結する第2鎖
10も弛んでいるため、第2弁体4も第1弁体3から離れ
ることなく第1弁体3と共に下降する。これにより第1
排水弁Aが閉弁し、排水が停止される。
【0021】従って、少量排水の場合にはタンク5の高
い位置に設けられた第2浮子12の位置より上の分の水し
か排水されないのに対して、大量排水の場合にはタンク
5の低い位置に設けられた第1浮子11の位置より上の分
の水は全て排水されることになる。
【0022】次に図5に示す第2の実施例は、上述せる
第1の実施例と同様、少量排水用の第2排水弁Bを大量
排水用の第1排水弁Aの弁体3上に重ねて配設したもの
ではあるが、第1排水弁A用の浮子、即ち第1浮子11を
第1鎖9の途中というよりはむしろ第1弁体3とほぼ一
体となるように取り付けたものである。
【0023】第1弁体3はオーバーフロー管連結部8へ
の枢着用アーム31が延びる側とは反対側に略アングル状
の鎖取付部32が延びて、その起曲部分32a 上端に第1鎖
9が連結されるようになっており、更にこの起曲部分32
a に第1浮子11が取り付けられるようになっている。
【0024】上記第1浮子11は中空なブロック状のもの
で、その一側縁に近い位置にこれを上下に貫通する孔11
1 が周囲を壁112 で囲まれて形成されており、該孔111
を第1弁体3の鎖取付部32の起曲部分32a に嵌め込んで
第1弁体3に取り付けられている。
【0025】一方、第1鎖9は第1浮子11の孔111 から
上方に延びて大量排水用操作ハンドルの作動レバーに接
続されるようになっており、浮子11の直上部には浮子11
の上部を押さえて浮子11が鎖取付部32の起曲部分32a か
ら浮き上がって第1弁体3から離脱するのを防止するス
トッパー20が取り付けられている。
【0026】また、この実施例においては第2弁座2
が、第1弁体3に開設される開口34の口縁に、外周に設
けた凹溝211 により嵌着したシート部材21により構成さ
れており、該シート部材21はその下面が第1弁体3のシ
ートとして第1弁座1に対応すると共に上面が第2排水
弁Bの弁座2として第2弁体4に対応するようになって
いる。
【0027】そして、第2弁体4は上面の中央部に小量
排水用操作ハンドルの作動レバーから垂下させた第2鎖
10が連結され、下面には環状の突起41が形成されてお
り、閉弁時この環状突起41が上記第2弁座2に密着する
ようになっている。上記第2鎖10の途中には第2浮子12
が取り付けられている。
【0028】この実施例の作動も前述の実施例と全く同
じであるが、第1浮子11が自由に遊動できないように第
1弁体3に一体的に取り付けられているため、第2排水
弁B開弁時に排水される水の力で第2排水弁Bに吸い込
まれてしまい、第2弁体4の下降の邪魔をしてその閉弁
を妨げるような不都合発生の恐れがない。
【0029】次に図6に示す第3の実施例は上記第2実
施例の考え方を更に進めて第1弁体3そのものに浮子と
しての機能を持たせたものである。この実施例におい
て、第1弁体3は中空なリング状に形成されたフロート
35にオーバーフロー管連結部8への枢着用アーム31を取
り付けて構成されており、フロート35の下面が第1弁座
1に対応して第1排水弁Aを構成し、上面が第2排水弁
Bの弁座2として第2弁体4に対応するようになってい
る。
【0030】そして、第1弁体3に連結される第1鎖9
はオーバーフロー管連結部8への枢着用アーム31が延び
る側とは反対側において、該弁体3の端部に連結されて
おり、この第1鎖9には浮子は装着されていない。
【0031】一方、第2弁体4は図5に示した実施例と
実質的に同じ構造を有し、この第2弁体4を小量排水用
操作ハンドルの作動レバーに連絡する第2鎖10の途中に
は浮子12が取り付けられている。
【0032】而して、この実施例においては、第2排水
弁Bは前記各実施例と全く同一の動作を行なうが、第1
排水弁Aは次のような動作を行なう。即ち、大量排水用
操作ハンドルを操作して第1弁体3を引き上げると、第
1弁体3は第2弁体4を乗せたまま引き上げられて、第
1排水弁Aが開弁し、フロート35の浮力によりこの開弁
状態が保持される。
【0033】またこの実施例では、フロート35により構
成される第1弁体3は第1排水弁Aの閉弁時に第1弁座
1より外側の突出部分の面積を上記弁座1より内側に有
る部分の面積より小さくして浮力部分が第1弁座1の内
側に偏在するように形成されている。第1弁体3をこの
ように構成するのはタンク5が空の状態のときから給水
が行なわれても確実な貯水を保証するためである。以
下、このこのことについて説明する。
【0034】即ち、浮子の位置により排水量を規制する
この種の貯水タンク用排水弁では、例えば大量排水の場
合に正常な閉弁水位になった後でも操作ハンドルを操作
すると排水弁が開かれて排水が行なわれる。このような
場合には水位が弁体の下面より下、例えば弁座位置まで
下降してしまうことがある。この状態で給水が行なわ
れ、このときの給水流量が少ないと、給水量と排水量及
び弁体の重量と浮力とが微妙にバランスして排水弁の開
弁状態が維持され、何時までもタンクに水が溜まらない
場合がある。そこで、このような事態が発生するのを回
避するためには、余裕を見て浮子を高い位置に設定する
必要があり、どうしてもデッド・ウォーターの量が多く
なる。
【0035】また、寒冷地では凍結防止のために夜間に
は貯水タンクの水を抜く事が行なわれるが、このような
場合には貯水タンクはほとんど空の状態になる。このよ
うに、貯水タンクが空の状態で給水が行なわれる場合、
弁体には上方からの水圧がかからないため水位がフラッ
パー弁の下面位置まで上昇すると、フラッパー弁に浮力
が働いて弁座から瞬間的に浮き上がる状態が生じる。そ
してこのとき給水量が少なければ、上記同様、排水弁の
開弁状態が維持され、何時までたってもタンクには水が
溜まらない状態が生じることがある。
【0036】斯かる問題を解決するためにはタンクが空
の状態、または、水位が弁座より下にある状態で給水が
開始されても弁体が浮き上がらないようにしなければな
らず、そのためには水を溜めていく間のどの瞬間におい
ても常に弁体の自重と水圧により弁体にかかる下向きの
力の総和を弁体と浮子の浮力より大きくする必要があ
る。
【0037】上記第3実施例は上述したように第1弁体
3の浮力部分を第1弁座1の内側に偏在せしめて、閉弁
時において第1弁座1外方に突出して浮力を受ける部分
を小さくしたので、該弁体3が全没するまでの浮力の増
え方が少なく、弁体3が全没するまで上記関係が保たれ
ることとなり、弁体3が浮き上がって第1排水弁Aが開
いてしまうことがない。従って、タンク5が空の状態か
らの給水でも確実に貯水することができる。これによ
り、デッド・ウォーター・ラインを下げることができ、
タンク内スペースの利用効率が向上する。
【0038】以上のように上記第3実施例は、弁体3が
全没するまでの弁体3の浮力の増え方を少なくすること
により、弁体3及び弁体4の自重と水圧により弁体3に
かかる下向きの力の和が弁体3の浮力より大きくなるよ
うにして、タンク5が空の状態からの給水においても確
実な貯水を実現できるようにしたが、水位が第1排水弁
Aの弁座1の高さと同等若しくはそれより低くなったと
きの第1弁体3の自重を大きくすることによっても同様
の効果を達成することができる。その実施例を図7、図
8に示す第4の実施例、第9図に示す第5の実施例によ
り説明する。
【0039】第4の実施例では、第2浮子12にはこれを
上下に貫通する孔121 が中央に形成されており、第2鎖
10はこの孔121 を挿通して下端が第2弁体4の上面中央
部に連結されているが、上記第2浮子12の孔121 は第2
鎖10の太さに対して十分に大きく形成され、第2浮子12
が第2鎖10にスライドしてその位置を上下に移動できる
ようになっている。第2鎖10には第1浮子11より高い所
定の高さ位置に、上記孔121 の径より大きなストッパー
101 が取り付けられている。従って、上記第2浮子12の
移動範囲は第2鎖10の第2弁体4への連結部からストッ
パー101 までであり、タンク5内の水位がストッパー10
1 の高さ位置以上あるときには、ストッパー101 に引っ
掛かって第1浮子11より高い位置に浮いているが、水位
が下降しストッパー101 の位置より低下すると第2鎖10
にスライドして水位と共に下方に移動する。
【0040】而して、この実施例は通常の使用における
第1排水弁A、第2排水弁Bの作動は前述した各実施例
の作動と同じであるが、大量排水の場合には第1排水弁
Aの閉弁時の水位は第2鎖10のストッパー101 の高さ位
置より当然低くなるので、図7に示すように第2浮子12
が第2鎖10をスライドしてその水位まで下降することに
なる。また、操作ハンドルの連続操作や、貯水タンク5
の水抜きにより水位が第1弁座1より低くなり、タンク
5が空の状態になったときには、図8に示すように第2
浮子12が第2鎖10を更に下方にスライドして、第2弁体
4に載乗する状態となる。この状態では第2浮子12は第
2弁体4を介して錘として第1弁体3に作用し、第1弁
体3は第2浮子12の重量分だけ重くなる。従って、この
状態で給水が行なわれて水位が上昇を開始し、第1弁体
3を浮き上がらせようとする力が働いても、前述のよう
に第1弁体3は重量が増えているため容易には浮き上が
らず、第1排水弁Aの開弁は起こらなので水位の上昇は
継続する。この水位の上昇により第2浮子12は第2鎖10
を上方にスライドして錘の作用を果たさなくなるが、そ
のときには第1弁体3、第2弁体4は完全に水没してお
り、これら両弁体3、4には水圧が作用するため、仮に
給水流量が低くても第1、第2排水弁A、Bの開弁は起
こらず、タンク5への貯水は確実に行なわれる。
【0041】一方、第5の実施例は図9に示すように、
第2弁体4に溜水凹部42を設けることにより、上記第4
の実施例と同様な効果を得るようにしている。即ち、こ
の実施例においては、第2弁体4の中央部上面を裏側に
窪ませて溜水凹部42を形成してあり、この溜水凹部42は
第2弁体4の裏側に突出して第2排水弁B閉弁時には第
1弁体3の第1弁座1内に嵌まり込むようになってい
る。
【0042】而して、この実施例では第2弁体4の溜水
凹部42内に常時水が溜まっており、水位が第1弁座1よ
り低くなるか、タンク5が空の状態になったときにはこ
の溜水凹部内42に溜まった水が第1弁体3に錘として作
用し、給水による水位の上昇に伴う第1弁体3の浮き上
がりを防止する。従って、この実施例も上記第4の実施
例同様水位が第1弁座1より低くなるか、タンク5が空
の状態で給水が行なわれ、そのときの給水流量が少ない
ときでも、第1、第2排水弁A、Bの開弁を防止して、
タンク5への貯水を確実に行なうことが可能になる。
【0043】尚、上記第4実施例を示す図7、図8及び
第5実施例を示す図9において、第1浮子11は第1鎖9
の途中に取り付けられているが、この第1浮子11は第2
実施例に示すように第1弁体3とほぼ一体となるような
構造としてもよく、また第3実施例のように第1弁体3
をフロートで構成することにより第1弁体3自体に第1
浮子11としての機能を持たせることによって省略するこ
とも任意である。
【0044】次に図10に示す第6の実施例は、前記五つ
の実施例とは異なり、大量排水用の第1排水弁Aと小量
排水用の第2排水弁Bをほぼ同じ高さで並列状に排水弁
本体7に設けたもので、第1弁座1と、第2弁座2は排
水本体7の貯水タンク5への取り付け部に近い低い位置
からアーム状に左右に突出して相互に反対方向に斜め上
向きとなるように形成されており、第1、第2両排水弁
A、Bの流路17、18は排水弁本体7の貯水タンクへの取
り付け部で合流している。そして、上記第1排水弁Aの
流路17の終端には逆止弁19が設けられている。
【0045】排水弁本体7には上記第1、第2弁座1、
2の間においてオーバーフロー管連結部8が形成されて
おり、該オーバーフロー管連結部8の同じ箇所に第1弁
体3と、第2弁体4が枢着されて夫々第1、第2弁座
1、2に対応して第1、第2排水弁A、Bをフラッパー
弁に構成している。
【0046】上記、第1弁体3と第2弁体4は前示実施
例と同様、夫々途中に浮子11、12を取り付けた鎖9、10
を介して大量排水用、小量排水用各々の操作ハンドの作
動レバー(図示せず)に連絡して、ハンドルの操作によ
り引き上げられて第1、第2弁座1、2から離れ、第
1、第2排水弁A、Bを開弁するように構成されてい
る。但し、両弁体3、4は前述のように第1、第2排水
弁A、Bが並列に設けられているため夫々の開弁時には
当然それのみが単独で引き上げられることになる。
【0047】そして、第1弁体3と大量排水用操作ハン
ドルを連絡する鎖9に取り付けられる第1浮子11はタン
ク5の低い位置において、第2弁体4と小量排水用操作
ハンドルを連絡する鎖10に取り付けられる第2浮子はタ
ンク5の高い位置において取り付けられている。
【0048】而して、かかる実施例では、小量排水の場
合であれ大量排水の場合であれ、夫々排水の開始により
弁体(以下小量排水の場合は第2弁体4をさし、大量排
水の場合は第1弁体3をさす)に加わる水圧が減少する
ためハンドルの操作を保持して弁体を引き上げておかな
くても、弁体とその浮子(以下小量排水の場合は第2浮
子12をさし、大量排水の場合は第1浮子11をさす)の浮
力により弁体が引き上げられた状態、即ち排水弁の開弁
状態が保持されて排水は継続され、排水によりタンク内
の水位が浮子の位置まで下降して浮子が水面から突出す
る状態になると、浮子の浮力が落ちるため弁体が下降し
て排水弁(少量排水の場合は第2排水弁B、大量排水の
場合は第1排水弁A)が閉弁して排水が停止される。
【0049】従って、この実施例のものも前記各実施例
同様、大量排水の場合にはタンク5の低い位置に設けら
れた第1浮子11の位置より上の分の水を排水し、小量排
水の場合にはタンク5の高い位置に設けられた第2浮子
12より上の分の水しか排水しない。
【0050】尚、以上説明した各実施例はいずれも二つ
の操作ハンドル13、14により夫々の弁体3、4を引き上
げるようにしたが、一つの操作ハンドルの左右の回転で
夫々の弁体3、4を引き上げるようにしてもよい。ま
た、上述した実施例では、第2弁体は勿論、第1弁体も
浮子を装備するか、弁自体をフロートで構成して浮子の
機能を持たせるようにしたが、第2弁体にのみ浮子を装
備し第1弁体自体に浮力を持たせれば、第1排水弁は浮
子を装備する必要は必ずしもない。また、前記第1、第
2鎖は紐、可撓性を備える線材等、操作ハンドルの操作
力により弁体を引き上げることができる適当な材料に変
更可能である。
【0051】
【効果】本発明は以上のように構成したので、下記する
ような効果を奏する。 (1).各請求項の排水弁はいずれも構造が簡単で小型
化することができるが、特に請求項1の排水弁は、大量
排水用、小量排水用の二つの排水弁を上下に重ねて配設
して、少量排水用の排水弁が大量排水用の排水弁を介し
て排水を行うようにしたので、弁を一つしか備えない従
来の排水弁とほぼ同じ大きさとすることが可能で小型化
効果が大きく、しかも、小量排水用排水弁用に小さな弁
体を一つ追加するだけであるのでコストアップも最小限
に押さえることができ、メンテナンスも簡単である。 (2).請求項4以下の排水弁はいずれも、浮子の高さ
設定に応じて少量排水時の排水量が決定されるので、浮
子の取り付け位置を変えることにより少量排水時の使用
水量を増やしたり減らしたり任意に調節することがで
き、使用水量が異なる様々な便器にも簡単に対応するこ
とができる。またその調節も簡単である。 (3).請求項の排水弁は大量排水用の第1排水弁
側、少量排水用の第2排水弁側の双方に浮子を装備した
ので、一旦操作すれば操作器具を排水状態に保持しなく
ても、浮子の浮力により開弁状態を保持することがで
き、しかも、第1排水弁の弁体に形成される通水孔の径
を第1排水弁の弁座内径よりも小さくしたので、第2排
水弁の弁体を引き上げても、第1排水弁の弁体にはその
上面側と下面側受圧面積差分の差圧が加わるため、第1
排水弁の弁体が装備した浮子の浮力により浮き上がって
第1排水弁まで開弁してしまうような恐れがない。従っ
て、大量排水の場合でも、小量排水の場合でも同じよう
に、操作ハンドルを跳ね上げるだけのワンタッチの操作
により確実に所定量の大量排水、小量排水を行うことが
できる。 (4).請求項の排水弁は第2排水弁側の浮子を弁体
と操作具とを連絡する引上部材に対して所定高さ位置よ
り下方においてスライド自在に取付けたので、水位が第
1排水弁の弁座の高さと同等若しくはそれより低くなっ
たときには浮子が第2排水弁の弁体の上に乗り、この第
2排水弁の弁体を介して第1排水弁の弁体に錘として作
用することになり、タンクが空の状態からの給水におい
ても確実な貯水を保証することができる。 (5).請求項の排水弁は第2排水弁の弁体に溜水凹
部を設けて、この溜水凹部には常に水が溜まっているよ
うにしたので、水位が第1排水弁の弁座の高さと同等若
しくはそれより低くなったときには溜水凹部に溜まった
水が第1排水弁の弁体に錘として作用することになり、
上記請求項3の排水弁同様タンクが空の状態からの給水
においても確実な貯水を保証することができる。 (6).請求項の排水弁は第1排水弁側の浮子が第1
排水弁の弁体に一体に形成され、且つその浮力部分が第
1排水弁の弁座内側に偏在するようにしたので、タンク
が空の状態からの給水においても弁体が全没するまでの
弁体の浮力の増え方が少なく、弁体の浮き上がりが防止
されて確実な貯水が実現できる。 (7).請求項乃至の排水弁は操作ハンドルの連続
操作などにより水位が第1弁座位置まで下降してしま
い、このような状態において少ない給水流量で給水が行
なわれても第1排水弁が閉弁できなくなるような事態が
発生する恐れがなく、従ってデッド・ウォーター・ライ
ンを低くしてタンク内スペースを有効に利用することが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す貯水タンクの排水
弁の正面図で、貯水タンクを縦断して示している。
【図2】要部を拡大して示す断面図。
【図3】作動状態を示す正面図で小量排水時の状態を示
している。
【図4】作動状態を示す正面図で大量排水時の状態を示
している。
【図5】第2の実施例を示す断面図。
【図6】第3の実施例を示す断面図。
【図7】第4の実施例を示す断面図で、所定の排水量を
排水して第1排水弁が閉弁したときにおける第2浮子の
状態を示している。
【図8】所定の排水量以上が排水されてタンクが空にな
ったときの第2浮子の状態を示している。
【図9】第5の実施例を示す断面図で、所定の排水量以
上が排水されてタンクが空になったときの状態を示して
いる。
【図10】第6の実施例を示す貯水タンクの排水弁の断面
図。
【符号の説明】
A:第1排水弁 B:第2排水弁 1:第1弁座(第1排水弁の弁座) 2:第2弁座(第
2排水弁の弁座) 3:第1弁体(第1排水弁の弁体) 4:第2弁体(第2排水弁の弁体) 7:排水弁本体 9:第1鎖(第1排水弁の鎖=引上部材) 10:第2鎖(第2排水弁の鎖=引上部材) 12:第2浮子(第2排水弁の浮子) 13:大量排水用操作ハンドル(大量排水用操作器具) 14:小量排水用操作ハンドル(小量排水用操作器具) 33:第1弁体の通水孔 42:溜水凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 吉喜 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番 1号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 草野 孝浩 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番 1号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 栢原 利明 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番 1号 東陶機器株式会社内 (56)参考文献 実開 昭58−94770(JP,U) 実開 昭61−159469(JP,U) 実開 平2−125080(JP,U) 実開 昭62−77260(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E03D 1/34 - 1/35

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タンク本体底部に設けられたタンク排水開
    口部と、該タンク排水開口部に着離座する大量排水用の
    第1排水弁と、該第1排水弁に重畳して配設され、その
    第1排水弁を介して前記タンク排水開口部に排水する少
    量排水用の第2排水弁とからなることを特徴とする貯水
    タンクの排水弁。
  2. 【請求項2】前記第1排水弁と第2排水弁がフラッパー
    弁で構成されていることを特徴とする請求項1記載の貯
    水タンクの排水弁。
  3. 【請求項3】前記第1排水弁が前記タンク排水開口部の
    開口面積より小さい面積の開口部を備え、その開口部に
    第2排水弁が着離座することを特徴とする請求項1記載
    の貯水タンクの排水弁。
  4. 【請求項4】 タンク底部に該部を貫通して設けられる排
    水弁本体に、夫々フラッパー弁で構成される大量排水用
    の第1排水弁と少量排水用の第2排水弁を上下に重ねて
    配設し、第2排水弁の弁座を第1排水弁の弁体に形成す
    ると共に上記第1、第2排水弁の夫々の弁体とタンク外
    に設けた操作器具とを引上部材を介して操作器具の操作
    力により弁体を引上げ可能に連絡し、少なくとも上記第
    2排水弁の弁体と操作器具とを連絡する引上部材の途中
    には浮子を取り付けたことを特徴とする貯水タンクの排
    水弁。
  5. 【請求項5】 第2排水弁側の浮子の位置より低い位置に
    おいて第1排水弁側にも浮子を設けるか若しくは第1排
    水弁の弁体自体に浮力を持たせ、更に第2排水弁の弁座
    に囲まれて第1排水弁の弁体に形成される通水孔の径を
    第1排水弁の弁座の内径より小さくしたことを特徴とす
    る請求項記載の貯水タンクの排水弁。
  6. 【請求項6】 第2排水弁側の浮子が第2排水弁の弁体と
    操作具とを連絡する引上部材に対して、所定高さ位置よ
    り下方においてスライド自在であることを特徴とする請
    求項または記載の貯水タンクの排水弁。
  7. 【請求項7】 第2排水弁の弁体に溜水凹部が設けられて
    いることを特徴とする請求項または記載の貯水タン
    クの排水弁。
  8. 【請求項8】 第1排水弁側の浮子が第1排水弁の弁体に
    一体に形成され、且つその浮力部分が第1排水弁の弁座
    内側に偏在することを特徴とする請求項記載の貯水タ
    ンクの排水弁。
  9. 【請求項9】 タンク底部に該部を貫通して設けられる排
    水弁本体に、夫々フラッパー弁で構成される大量排水用
    の第1排水弁と少量排水用の第2排水弁をほぼ同じ高さ
    で並列状に設け、上記第1、第2排水弁の夫々の弁体と
    タンク外に設けた操作器具とを引上部材を介して操作器
    具の操作力により弁体を引上げ可能に連絡し、少なくと
    も上記第2排水弁の弁体と操作器具とを連絡する引上部
    材の途中には浮子を取り付けてなる貯水タンクの排水
    弁。
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