JP2000204394A - 洗浄剤組成物 - Google Patents
洗浄剤組成物Info
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Abstract
に優るとともに、使用時にマッサージ効果が得られ、肌
が突っ張らずにしっとりそしてつるつるした状態に仕上
げることのできる使用性に優れた洗浄剤組成物を提供す
ること。 【解決手段】米糠と、イオン性界面活性剤と、非溶解状
態にある塩化ナトリウムの結晶を含有し且つ水を含み、
特に、米糠が飽和溶解度以上の塩化ナトリウムにて予め
塩蔵処理されており、塩化ナトリウムの結晶が塩化ナト
リウムによって塩析させたイオン性界面活性剤にてコー
トされているところに特徴がある。
Description
るものであり、更に詳細には、配合成分である米糠から
の異臭発生を防止でき、物理的な洗浄力に優るととも
に、使用時にマッサージ効果が得られ、使用後の肌が突
っ張らずにしっとりした感じや、つるつるした状態に仕
上げることができる使用性に優れた洗浄剤組成物に関す
るものである。
ことを目的として提案された洗浄剤組成物の代表的なも
のとして、スクラブ剤や粘土鉱物を配合したもの(例え
ば特開平1−190622号公報、特開平2−1516
93号公報など)が開示されている。又、洗浄剤には増
粘の目的で塩化ナトリウム等の塩を配合することが公知
であり(例えば特開平1−67235号公報、特開平2
−24398号公報、特開平1−107838号公報な
ど)がこれらはいずれも塩化ナトリウム等の塩が溶解し
た状態である。
非水系とすることにより、非溶解状態の塩化ナトリウム
の結晶を含有する洗浄剤組成物が提案されている(特開
平9−272894号公報)。
抗酸化作用を具有するオリザノール、各種の酵素類(特
にはリパーゼ)、各種のビタミン、フィチン、イノシト
ール等の多糖類、蛋白質、その他の繊維質などを含む有
効天然資源であるため、これを配合した洗浄剤も市販さ
れている。
スクラブ剤や粘土鉱物を、例えば高級脂肪酸塩から成る
洗浄剤に適用すると、これらスクラブ剤や粘土鉱物の沈
殿が生じるとか、つっぱり感があるとともに、肌の滑ら
かさやしっとりとした洗い上がり等の使用感において十
分に満足できるものではなかった。
したものにあっては、非溶解状態の結晶状の塩化ナトリ
ウムを含有していないため、物理的な洗浄力や、使用後
の肌に対して滑らかに(つるつるに)仕上げる等という
作用効果を期待できなかった。
のアルカリ金属塩:石鹸)の系に、塩化ナトリウムの結
晶を均一に分散することは難しく、実用化に当たって重
大な問題であった。その理由は、かかる洗浄剤の系に塩
化ナトリウムの結晶を配合すると、塩化ナトリウムの吸
水、溶解、再結晶化が連続的に起こり、塩化ナトリウム
が大きな結晶に成長したり、溶解して消失するという問
題があり、塩化ナトリウム結晶を安定に配合することが
できないためである。
明は、上述したように、洗浄剤を実質的に水を含まない
非水系とすることにより、非溶解状態の塩化ナトリウム
の結晶を含有せしめたものである。
は、米糠自体が刺激性の悪臭を放つことと、経時的に変
敗(酸敗)して悪臭を放つため、利用者に不快感を与え
るという問題があった。
を原料とする洗浄剤の臭いの改善方法が開示されている
が、この方法は、米糠を鹸化処理するものであり、米糠
そのものを配合したものではない。
のであり、その目的とするところは、物理的な洗浄力に
優るとともに、使用時にマッサージ効果が得られ、使用
後の肌が突っ張らずにしっとりした感じや、つるつるし
た状態に仕上げることができるという使用性に優れた米
糠含有洗浄剤組成物を提供せんとするものである。
め飽和濃度以上の塩化ナトリウムにて処理すると、米糠
組織に存在する水分中に塩化ナトリウムが溶解して飽和
状態となる。すると、この水分中に溶存可能なガス量が
激減するため(例えば、塩化ナトリウム飽和水溶液の溶
存酸素量は、純水の溶存酸素量の半分以下である)、い
わゆるガスバリヤーとして作用するはずである。すなわ
ち、米糠成分(例えば高級脂肪酸等)の空気酸敗が防止
できるとともに、米糠自体の刺激臭、経時的に変敗(酸
敗)して生成する悪臭の放出も防止できると考え、鋭意
検討した結果、本発明を完成したものである。
性界面活性剤と、非溶解状態にある塩化ナトリウムの結
晶を含有し且つ水を含む洗浄剤組成物であって、前記米
糠が、飽和溶解度以上の塩化ナトリウムにて予め塩蔵処
理されていることを特徴とする洗浄剤組成物」をその要
旨とするものである。
洗浄剤組成物によると、米糠が飽和溶解度以上の塩化ナ
トリウムにて予め塩蔵処理されているから、米糠組織の
中に存在する僅かな水分の中に塩化ナトリウムが飽和状
態となるまで溶解し、これにより、この水分層がいわゆ
るガスバリヤーとして作用する。すなわち、米糠組織
(言い換えれば米糠成分)と大気との間に、塩化ナトリ
ウムで飽和された水層を形成でき、これにより、空気
(酸素)による米糠成分(例えば高級脂肪酸等)の酸敗
防止と、米糠からの刺激性若しくは悪臭性のガス放出を
防止できる。
高い浸透圧を示すため、微生物は体内の水分を奪われる
とともに、微生物の栄養源となるエキス分が取り除かれ
ることになり、微生物による米糠の腐敗防止ができる。
が結晶として配合されているので、物理的な洗浄力に優
れ、使用時にマッサージ効果が得られ、これにより、使
用後の肌が突っ張らずにしっとりした感じや、つるつる
した状態に仕上げることができる。
性界面活性剤と、非溶解状態にある塩化ナトリウムの結
晶を含有し且つ水を含む洗浄剤組成物であって、前記塩
化ナトリウムの結晶が、塩化ナトリウムによって塩析さ
せた前記イオン性界面活性剤にてコートされていること
を特徴とする洗浄剤組成物」をその要旨とするものであ
る。
洗浄剤組成物によれば、請求項1記載の洗浄剤組成物が
具有する作用に加えて、特には、例えば高級脂肪酸のア
ルカリ金属塩(石鹸)のような水系であっても、塩化ナ
トリウムの吸水、溶解、再結晶化が起きて、塩化ナトリ
ウムが大きな結晶に成長したり、溶解して消失すること
もない。すなわち、塩化ナトリウムの結晶を非溶解状態
で洗浄剤在中に均一に分散することができる。
性界面活性剤と、非溶解状態にある塩化ナトリウムの結
晶を含有し且つ水を含む洗浄剤組成物であって、前記米
糠が飽和溶解度以上の塩化ナトリウムにて予め塩蔵処理
されており、且つ前記塩化ナトリウムの結晶が塩化ナト
リウムによって塩析させた前記イオン性界面活性剤にて
コートされていることを特徴とする洗浄剤組成物」をそ
の要旨とするものである。
洗浄剤組成物によれば、請求項1記載の洗浄剤組成物が
具有する作用と、請求項2記載の洗浄剤組成物が具有す
る作用の両方が得られる。
説明する。本発明で使用する塩化ナトリウムは、高純度
の精製塩、市販の食塩、或いは塩化ナトリウムを主成分
とする岩塩、食卓塩、天日塩、鉱泉湖水乾燥物、並びに
これらを精製処理したもの等が例示できる。塩化ナトリ
ウムの平均粒径は0.01mm〜10mmのものが好ま
しく、0.01mm未満であると十分なマッサージ効果
が得られない傾向があり、10mmを越えると使用時に
ゴツゴツとした違和を感じたり、時に肌を損傷すること
がある。
る非溶解状態の塩化ナトリウムは、予めその表面を界面
活性剤にてコートされていることが好ましい。
はアニオン性、カチオン性、両性の界面活性剤が使用で
きる。
酸塩(石鹸)、POEアルキルエーテルカルボン酸塩、
α−オレフィンスルホン酸塩、高級脂肪酸エステルスル
フホン酸、ジアルキルスルホコハク酸塩、高級脂肪酸ア
ミドスルホン酸塩、アルキルアリルスルホン酸塩、高級
アルコール硫酸エステル塩、POEアルキルエーテル硫
酸エステル塩、グリセリン脂肪酸エステル硫酸エステル
塩、高級脂肪酸アルキロールアミド硫酸塩、アルキルリ
ン酸エステル塩、アシルグルタミン酸塩、アシルサルコ
シル塩、アシル−β−アラニン塩などのアシルアミノ
酸、コラーゲン加水分解物アシル化合物等が例示でき
る。これらはいずれも、ナトリウム、カリウム、マグネ
シウムなどのアルカリ金属塩、トリエタノールアミン等
の有機アミン塩、L一リジン等のアルカリ性アミノ酸塩
などが使用できる。
ン塩、ポリアミン脂肪酸塩、アルカノールアミン脂肪酸
塩、アルキル四級アンモニウム塩、アルキルトリメチル
アンモニウム塩などが例示できる。
イン型、硫酸エステル型、スルホン酸型、リン酸エステ
ル型両性界面活性剤などが例示できる。
限定するものではないが、1重量%以上が好ましく、更
に好ましくは5重量%以上である。1重量%未満では満
足する洗浄剤としての洗浄力や起泡性を得ることができ
ない場合がある。
の塩化ナトリウムでいわゆる塩蔵処理された米糠と、全
体の水分当たり飽和濃度濃度以上となる塩化ナトリウム
と、イオン性界面活性剤が配合されるが、それらの物質
を溶解するために水分が必要であり、好適な水分量は他
の液状成分とのバランスにより決定されるが、イオン性
界面活性剤を溶解するためには3重量%以上が望まし
い。
向上や適度な粘性を持たせるためにアミンオキサイド、
脂肪酸ジエタノールアミドを用いることも好ましい。ま
た、脂肪酸グリコールジエステル等のパール光沢剤、ヒ
ドロキシエチルセルロース等の増粘剤と併用することに
より塩化ナトリウム結晶の分離や凝集を防止することが
できて経日安定性の向上が向れる。
分、例えば、湿潤剤、着色料、防腐剤、感触向上剤、香
料、殺菌剤、消炎剤、紫外線吸収剤等を、本発明の効果
を損なわない範囲で配合することもできる。
脂糠であってもかまわないが、いずれも予め飽和濃度以
上の塩化ナトリウムにて塩蔵処理しておくと、米糠自体
を刺激性の悪臭を放つことなく長期保存できるから、極
め好適である。米糠の自動酸化を防止できるとともに微
生物による変敗をも防止できるからである。
形石鹸、洗顔料等の皮膚洗浄料に幅広く用いることがで
きる。
説明する。
成分及びその配合割合は以下に示す通りである。
水酸化カリウムで中和してラウリン酸のカリウム塩とな
し、撹拌しながら食塩(塩化ナトリウム)の粒子をゆっ
くり加えると、ラウリン酸カリウム塩が食塩による塩析
によって不溶化して析出して食塩粒子の表面に物理的に
付着される。
コートされると、精製水が食塩で飽和されていなくて
も、付着したラウリン酸カリウム塩が食塩粒子自体の溶
解に対して抵抗性を示すため、食塩の粒として精製水中
に分散させ得るようになる。
加えて混合し、さらにトリエタノールアミンの所定量を
混合し終えると、米糠と食塩の粒子を略均一かつ安定に
分散した洗浄剤組成物が製造できる。
る工程の前で、遠心分離をかけると、その全面がラウリ
ン酸カリウム塩でコートした食塩の粒子として単離でき
る。この粒子は長期保存することができる。このように
して得られた食塩粒子の所望する所定量を、所定量のラ
ウリン酸カリウムを含有し且つ所定の食塩濃度を有する
溶液中に加え、混和(混練)して得られる組成物に、塩
化ナトリウムで塩蔵処理した米糠或いは塩蔵処理されて
いない米糠を加え、混和(混練)することにより、この
実施例の洗浄剤組成物を製造することもできる。この方
法によると、生産調整が極めて容易であるから、好適で
ある。
は、塩析で析出する当該脂肪酸塩がその表面の全面を覆
うように付着させた例えば塩の粒子として配合されてい
るため、高級脂肪酸塩を主たる成分とする洗浄剤組成物
であっても、その中に塩の粒子を略均一でありかつ安定
に分散させることができ、効率的に製造できる。
半年常温下で保存しても性状や臭いに変化がなく、しか
も、米糠成分であるビタミンEやオリザノール等による
抗酸化作用と洗浄剤自身のpH等の化学性状にも変化が
認められなかったことから判断して、本発明となる洗浄
剤の変敗は少なくとも半年間はほとんどないと思われ
た。
素数又はその塩の種類に関係なくいずれも使用できる
が、そのうち特に好ましいものは炭素数が8〜20の高
級脂肪酸のカリウム塩であり、かかる高級脂肪酸のカリ
ウム塩としては、カプリル酸カリウム、カプリン酸カリ
ウム、ラウリン酸カリウム、ミリスチン酸カリウム、パ
ルミチン酸カリウム、ステアリン酸カリウム、アラキジ
ン酸カリウムに代表される飽和直鎖脂肪酸のカリウム
塩、ミリストオレイン酸カリウム、パルミトオレイン酸
カリウム、オレイン酸カリウム、エライジン酸カリウ
ム、エイコセン酸カリウム、リノール酸カリウム、リノ
レン酸カリウム、エイコサジエン酸カリウム、エイコサ
トリエン酸カリウム、アラキドン酸カリウム等に代表さ
れる不飽和直鎖脂肪酸のカリウム塩、ヒドロキシドデカ
ン酸カリウム、ヒドロキシテトラデカン酸カリウム、ヒ
ドロキシヘキサデカン酸カリウム、ヒドロキシエイコ酸
カリウム等に代表される飽和ヒドロキシ脂肪酸のカリウ
ム塩、リシンオレイン酸カリウム等に代表される不飽和
ヒドロキシ脂肪酸のカリウム塩、イソラウリン酸カリウ
ム、イソミリスチン酸カリウム、イソパルミチン酸カリ
ウム、イソステアリン酸カリウム、イソアラキジン酸カ
リウム等に代表されるイソ酸のカリウム塩などがある。
なお、9−メチルウンデカン酸カリウム、11−メチル
トリデカン酸カリウム、11−メチルペンタデカン酸カ
リウム、15−メチルヘプタデカン酸カリウム等に代表
されるアンテイソ酸のカリウム塩も使用することができ
るが、ここではイソ酸のカリウム塩に分類するものとす
る。
該高級脂肪酸のナトリウム塩などのアルカリ金属塩、あ
るいはアンモニウム塩、もしくはトリエタノ−ルアミン
塩などに代表される有機塩などを使用してもよい。
説明する。
に、つぎに示す各被検体の悪臭の有無を判定してもらっ
た。
物 被検体C:なま糠20gとラウリン酸ナトリウム10g
の混練物 被検体D:なま糠20gと塩化ナトリウム20gとラウ
リン酸ナトリウム10gの混練物 各被検体を100mlエーレンマイヤー内に入れて軽く
栓をし、40℃、相対湿度100%にて10日間放置し
た。結果を表1に示す。
単独処理でも、ラウリン酸ナトリウム単独処理でも、そ
して、塩化ナトリウムとラウリン酸ナトリウムの両方に
て処理しても抑制できることが解った。
によると、必須の配合成分である米糠を全部使用したも
のでありながら不快感のある悪臭の発生が防止でき、物
理的な洗浄力に優れるとともに使用時にマッサージ効果
が得られ、使用後の肌が突っ張らずにしっとりした感じ
や、つるつるした状態に仕上げることのできる使用勝手
に優れた洗浄剤組成物として提供できるという、極めて
実効性に優れた作用効果が得られる。
Claims (3)
- 【請求項1】 米糠と、イオン性界面活性剤と、非溶解
状態にある塩化ナトリウムの結晶を含有し且つ水を含む
洗浄剤組成物であって、 前記米糠が、飽和溶解度以上の塩化ナトリウムにて予め
塩蔵処理されていることを特徴とする洗浄剤組成物。 - 【請求項2】 米糠と、イオン性界面活性剤と、非溶解
状態にある塩化ナトリウムの結晶を含有し且つ水を含む
洗浄剤組成物であって、 前記塩化ナトリウムの結晶が、塩化ナトリウムによって
塩析させた前記イオン性界面活性剤にてコートされてい
ることを特徴とする洗浄剤組成物。 - 【請求項3】 米糠と、イオン性界面活性剤と、非溶解
状態にある塩化ナトリウムの結晶を含有し且つ水を含む
洗浄剤組成物であって、 前記米糠が飽和溶解度以上の塩化ナトリウムにて予め塩
蔵処理されており、且つ前記塩化ナトリウムの結晶が塩
化ナトリウムによって塩析させた前記イオン性界面活性
剤にてコートされていることを特徴とする洗浄剤組成
物。
Priority Applications (1)
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JP4178347B2 JP4178347B2 (ja) | 2008-11-12 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002285199A (ja) * | 2001-03-23 | 2002-10-03 | Futaba Kagaku:Kk | 洗浄剤組成物とその製造方法、 |
JP2008525562A (ja) * | 2004-12-23 | 2008-07-17 | ジェイピー ラボラトリーズ ピーヴイティ.エルティーディー. | 洗剤の製造方法 |
KR101138237B1 (ko) | 2010-04-12 | 2012-04-24 | (주)일천 | 미용소금 복합체, 이를 제조하는 방법 및 이를 포함하는 미용용품 |
JP2021042178A (ja) * | 2019-09-13 | 2021-03-18 | 株式会社マンダム | 皮膚洗浄剤組成物 |
-
1999
- 1999-01-14 JP JP00735799A patent/JP4178347B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP4678971B2 (ja) * | 2001-03-23 | 2011-04-27 | 株式会社フタバ化学 | 洗浄剤組成物とその製造方法 |
JP2008525562A (ja) * | 2004-12-23 | 2008-07-17 | ジェイピー ラボラトリーズ ピーヴイティ.エルティーディー. | 洗剤の製造方法 |
KR101138237B1 (ko) | 2010-04-12 | 2012-04-24 | (주)일천 | 미용소금 복합체, 이를 제조하는 방법 및 이를 포함하는 미용용품 |
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