JP2002105488A - 洗浄剤組成物 - Google Patents

洗浄剤組成物

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JP2002105488A
JP2002105488A JP2000301844A JP2000301844A JP2002105488A JP 2002105488 A JP2002105488 A JP 2002105488A JP 2000301844 A JP2000301844 A JP 2000301844A JP 2000301844 A JP2000301844 A JP 2000301844A JP 2002105488 A JP2002105488 A JP 2002105488A
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Tetsuo Shimizu
徹男 志水
Futaba Shimizu
双葉 志水
Hideki Goto
英樹 後藤
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FUTABA KAGAKU KK
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FUTABA CHEMICAL
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Abstract

(57)【要約】 【課題】常温で流動性を保持でき、皮膚に対する刺激性
が少なくしかも優れた洗浄力を有し、また、使用時にマ
ッサージ効果が得られ、使用後の肌が突っ張らずにしっ
とりした感じやつるつるした状態に仕上げることができ
る液状洗浄剤組成物を提供すること。 【解決手段】イオン性界面活性剤と、非溶解状態にある
塩化ナトリウムの粒状体と、尿素とを含有し且つ水を含
んでおり、前記尿素が当該洗浄剤組成物全量中に1〜4
0重量%の割合で配合したところに特徴があり、必要に
応じて、天然体抽出物若しくは天然体微粉砕物がさらに
配合されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は洗浄剤組成物に関す
るものであり、より詳しくは、洗浄力に優れ、洗浄時に
マッサージ効果と良好な感触が得られ、使用後にあって
は肌が突っ張らずにしっとりした感じで且つつるつるし
た状態になる洗浄剤組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりかかる機能や使用感を改良する
ことを目的として提案された洗浄剤組成物の代表的なも
のとして、スクラブ剤や粘土鉱物を配合したものが開示
されている(例えば特開平1−190622号公報、特
開平2−151693号公報など)。また、洗浄剤には
増粘の目的で塩化ナトリウム等の塩を配合することが公
知であるが、これらはいずれも塩化ナトリウム等の塩が
溶解した状態である(例えば特開平1−67235号公
報、特開平2−24398号公報、特開平1−1078
38号公報など)。
【0003】また、洗浄剤の系を実質的に水を含まない
非水系とすることにより、非溶解状態の塩化ナトリウム
の結晶を含有する洗浄剤組成物が提案されている(特開
平9−272894号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
スクラブ剤や粘土鉱物を、例えば高級脂肪酸塩から成る
洗浄剤に適用すると、これらスクラブ剤や粘土鉱物の沈
殿が生じるとか、つっぱり感があるとともに、肌の滑ら
かさやしっとりとした洗い上がり等の使用感において十
分に満足できるものではなかった。
【0005】また、上述した溶解状態の塩化ナトリウム
を配合したものは、非溶解状態の塩化ナトリウム粒子を
含んでいないため、物理的な洗浄力や、使用後の肌に対
して滑らかに(つるつるに)仕上げる等という作用効果
を期待できなかった。
【0006】アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムに
代表される合成界面活性剤は、常温でも液状であり、溶
解し易いことから、台所用洗剤やシャンプーなどとして
広く利用されている。そして、最近では浴用にも石鹸に
代わって合成界面活性剤を主成分とする洗浄剤、所謂ボ
ディーシャンプーが用いられるようになったが、合成界
面活性剤は、水洗して洗い流した後にも、肌がヌル付く
という欠点があった。これに対して、石鹸は、水中のカ
ルシウムあるいはマグネシウムと塩を形成するので、水
洗後は肌がヌル付くことなく、さらっとした肌触りにな
るという利点があり、ヤシ油又はヤシ脂肪酸は、例えば
苛性カリウムにて鹸化することで容易に液状化すること
ができる。
【0007】特開平9−272894号公報記載の発明
は、上述したように、洗浄剤を実質的に水を含まない非
水系とすることにより、非溶解状態の塩化ナトリウムの
結晶を含有させたものである。
【0008】一方、尿素は、皮膚の角質の保湿性を高め
る作用や、角質溶解作用があるので、皮膚科学的疾病用
の外用剤中に配合され、薬物の経皮吸収促進剤として配
合されている。また、保湿効果を高めるため、医薬品を
はじめとして医薬部外品や化粧料中にも配合されてい
る。
【0009】尿素は水の共存下で徐々に加水分解するこ
とが知られており、この分解は酸、アルカリの存在下で
さらに促進される。尿素は分解するとアンモニアを発生
し、系のpHが上昇してしまう。尿素分解に起因するp
Hの上昇は、皮膚のアルカリ中和能に障害を与え、皮膚
の細菌感染を促進する上に、アンモニア臭の発生によ
り、著しく商品価値を低下させてしまう。特に尿素の濃
度が高くなるとこの傾向は増大するためになかなか商品
化し難いという問題があった。
【0010】また、脂肪酸のアルカノールアミン塩に尿
素類、界面活性剤及び酸を添加した酸性液体石鹸が知ら
れている(特公昭51−44525号)。しかし、この
液体石鹸は、界面活性剤を含有するために、前記のよう
に、水洗後は肌がヌル付くという欠点がある。
【0011】本発明はこのような実状に鑑みなされたも
のであり、その目的とするところは、常温で流動性を保
持でき、皮膚に対する刺激性が少なくしかも優れた洗浄
力を有し、また、使用時にマッサージ効果が得られ、使
用後の肌が突っ張らずにしっとりした感じやつるつるし
た状態に仕上げることができる洗浄剤組成物を提供せん
とするものである。
【0012】
【問題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明が採用した手段は、請求項1の発明は、イ
オン性界面活性剤と、非溶解状態にある塩化ナトリウム
の粒状体と、尿素とを含有し且つ水を含む洗浄剤組成物
であって、前記尿素が、当該洗浄剤組成物全量中に1〜
40重量%の割合で配合されている洗浄剤組成物を、そ
の要旨とするものである。
【0013】請求項2の発明は、イオン性界面活性剤
と、非溶解状態にある塩化ナトリウムの粒状体と、天然
体抽出物若しくは天然体微粉砕物と、尿素とを含有し且
つ水を含む洗浄剤であって、前記尿素が、当該洗浄剤組
成物全量中に1〜40重量%の割合で配合されている洗
浄剤組成物を、その要旨とするものである。
【0014】このように構成された各請求項記載の洗浄
剤組成物によると、非溶解状態の塩化ナトリウムが粒状
体として配合されているので、物理的な洗浄力に優れ、
使用時にマッサージ効果が得られ、これにより、使用後
の肌が突っ張らずにしっとりした感じや、つるつるした
状態に仕上げることができる。
【0015】また、尿素が配合されているから、皮膚角
質の保湿性を高める作用や角質溶解作用が得られ、ま
た、尋常性魚鱗癬、老人性乾皮症、アトピー性皮膚炎、
進行性指掌角皮症等の皮膚科学的疾病用の外用剤の経皮
吸収促進作用が得られる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明について更に詳細に
説明する。本発明で使用する塩化ナトリウムは、高純度
の精製塩、市販の食塩、或いは塩化ナトリウムを主成分
とする岩塩、食卓塩、天日塩、鉱泉湖水乾燥物、並びに
これらを精製処理したもの等が例示できる。塩化ナトリ
ウムの平均粒径は0.01mm〜5mm程度のものが好
ましく、0.01mm未満であると十分なマッサージ効
果を得難く、5mmを越えると使用時にゴツゴツとした
違和を感じたり時には肌を傷つける可能性がある。な
お、本発明でいう非溶解状態の塩化ナトリウムとは、塩
化ナトリウムが洗浄剤組成物中の水に溶解する限度以上
を意味し、塩化ナトリウムと水の総重量に対して26.
5重量%以上であることを意味するが、洗浄剤としての
機能を損なわないためには、塩化ナトリウムと水の総重
量に対して90重量%以下であることが好ましく、ま
た、塩化ナトリウム粒状体の表面を予めイオン界面活性
剤にてコートしておくことが好ましい。
【0017】つぎに、本発明に用いるイオン性界面活性
剤としては、アニオン性、カチオン性、両性の界面活性
剤が使用でき、特に限定されない。
【0018】本発明に用いるイオン性界面活性剤のうち
アニオン性界面活性剤としては、高級脂肪酸塩(石
鹸)、POEアルキルエーテルカルボン酸塩、α−オレ
フィンスルホン酸塩、高級脂肪酸エステルスルホン酸、
ジアルキルスルホコハク酸塩、高級脂肪酸アミドスルホ
ン酸塩、アルキルアリルスルホン酸塩、高級アルコール
硫酸エステル塩、POEアルキルエーテル硫酸エステル
塩、グリセリン脂肪酸エステル硫酸エステル塩、高級脂
肪酸アルキロールアミド硫酸塩、アルキルリン酸エステ
ル塩、アシルグルタミン酸塩、アシルサルコシル塩、ア
シル−β−アラニン塩などのアシルアミノ酸、コラーゲ
ン加水分解物アシル化合物等が例示できる。これらはい
ずれも、ナトリウム、カリウム、マグネシウムなどのア
ルカリ金属塩、トリエタノールアミン等の有機アミン
塩、L一リジン等のアルカリ性アミノ酸塩などが使用で
きる。
【0019】例えば、本発明の洗浄剤組成物は、脂肪酸
塩の構成を、炭素数12〜18の脂肪酸塩にすることに
より、皮膚刺激性を抑え、かつ低温安定性に優れた石鹸
(洗浄剤)組成物とすることができる。より低温安定性
に優れた石鹸(洗浄剤)組成物を作るには、炭素数12
及び14の脂肪酸塩を70〜90重量%、炭素数16及
び18の脂肪酸塩70〜10重量%とすることが好まし
い。炭素数12及び14の脂肪酸塩としては、ラウリン
酸塩及びミリスチン酸塩を挙げることができる。さら
に、イソラウリン酸塩及びイソミリスチン酸塩を用いる
こともできる。これらの脂肪酸塩は、単独で用いるか、
又は併用することができる。一方、炭素数16及び18
の脂肪酸塩としては、パルミチン酸塩及びステアリン酸
塩を挙げることができる。さらに、イソパルミチン酸塩
及びイソステアリン酸塩を用いることもできる。これら
の脂肪酸塩は、単独で用いるか、又は併用することがで
きる。
【0020】石鹸(洗浄剤)組成物のpHは7〜9、好
ましくは7〜8.5である。石鹸(洗浄剤)組成物のp
Hは7〜9にすることにより、皮膚刺激性を最小に抑え
ることができる。また、洗浄剤組成物全量中に1〜40
重量%、好ましくは5〜25重量%の尿素を含有させる
ことにより、石鹸(洗浄剤)組成物にさらに優れた低温
安定性を付与することができる。
【0021】本発明で使用する尿素の配合量を特に制限
するものではないが、1重量%以下では、角質の保湿効
果を高めたり、角質を軟化する効果を十分に発揮させ難
く、40重量%以上であると、尿素の分解反応により生
成するアンモニア発生量が多く、洗浄剤組成物のpHを
上昇させる恐れがあり、皮膚に刺激を与えることがある
から皮膚安全性において好ましくないし、洗浄剤組成物
中に尿素を安定に配合するために安定化剤を加える等の
工夫が必要になる。なお、使用するイオン性界面活性剤
が、脂肪酸塩以外の他のアニオン性界面活性剤であって
も、カチオン性界面活性剤であっても、或いは両性界面
活性剤であっても、上記と同様のことが云える。
【0022】つぎに、カチオン界面活性剤としては、ア
ルキルアミン塩、ポリアミン脂肪酸塩、アルカノールア
ミン脂肪酸塩、アルキル四級アンモニウム塩、アルキル
トリメチルアンモニウム塩などが例示できる。
【0023】なお、アルカノールアミン脂肪酸塩に、尿
素、界面活性剤及び酸を添加した酸性液体石鹸が知られ
ている(特公昭51−44525号)が、この液体石鹸
は、水洗後でも肌がヌルヌルになり、使用感に劣る傾向
がある。
【0024】つぎに、両性界面活性剤としては、アミノ
酸型、ベタイン型、硫酸エステル塩型、スルホン酸塩
型、リン酸エステル塩型両性界面活性剤などが例示でき
る。
【0025】これらイオン性界面活性剤の配合量を特に
限定するものではないが、1重量%以上が好ましく、更
に好ましくは5重量%以上である。1重量%未満では満
足する洗浄剤としての洗浄力や起泡性を得ることができ
ない場合がある。
【0026】イオン性界面活性剤の他に起泡性の向上や
適度な粘性を持たせるためにアミンオキサイド、脂肪酸
ジエタノールアミドを用いることも好ましい。また、脂
肪酸グリコールジエステル等のパール光沢剤、ヒドロキ
シエチルセルロース等の増粘剤と併用することにより、
塩化ナトリウム粒状体の分離や凝集を防止することがで
きて経日安定性の向上が向れる。
【0027】本発明の好適な一洗浄剤組成物には、米糠
や茶等の微粉末と、全体の水分当たり飽和濃度以上とな
る塩化ナトリウムと、イオン性界面活性剤が配合される
が、それらの物質を溶解するために水分が必要であり、
好適な水分量は他の液状成分とのバランスにより決定さ
れるが、イオン性界面活性剤を溶解するためには3重量
%以上が望ましい。
【0028】つぎに、天然体抽出物は、例えば茶や柑橘
類、野菜等に代表される植物の一部若しくはその全部か
ら水又はアルコールにて抽出した抽出物のことであり、
天然体微粉砕物は、これらの微粉砕体や米糠等を例示で
きる。カテキン、ポリフェノール、βカロチン、ビタミ
ンCやビタミンE等の各種ビタミン類が多量に含まれて
いる。
【0029】米糠は、いわゆる”なま糠”であっても脱
脂糠であっても構わないが、いずれも予め飽和濃度以上
の塩化ナトリウムにて塩蔵処理しておくことが好まし
い。その理由は、米糠組織に存在する水分中に塩化ナト
リウムが溶解して飽和状態となり水分中に溶存可能なガ
ス量が激減するため一種のガスバリヤー特性を獲得する
ことになるから、米糠成分の例えば高級脂肪酸等のよう
な分子種の自動酸化(空気酸敗)を防止することができ
るとともに、塩化ナトリウム(食塩)飽和溶液は高い浸
透圧を示すため、微生物は体内の水分を奪われ且つ微生
物の栄養源となるエキス分を取り除くことができ、微生
物による米糠の腐敗防止ができるからである。すなわ
ち、米糠自体の刺激臭や、経時的に変敗(酸敗)して生
成する刺激性の悪臭を放出させることなく長期間にわた
って保存できるからである。
【0030】なお、特開平6−330094号公報に
は、米糠を原料とする洗浄剤の臭いの改善方法が開示さ
れているが、この方法は、米糠を鹸化処理するものであ
り、米糠そのものを配合したものではない。
【0031】上記成分の他、洗浄剤に通常用いられる成
分、例えば、湿潤剤、着色料、防腐剤、感触向上剤、香
料、殺菌剤、消炎剤、紫外線吸収剤等を、本発明の効果
を損なわない範囲で配合することもできる。
【0032】本発明の洗浄剤組成物は、全身洗浄料、洗
顔料等の皮膚洗浄剤として幅広く用いることができる。
【0033】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて更に詳細に
説明するが、これらはその代表的なものを例示したに過
ぎず、これらに限定されるものではない。なお、配合量
は、重量%である。 実施例1 (1)ラウリン酸カリウム 15.0 (2)塩化ナトリウム 65.0 (3)尿素 20.0 (4)精製水 10.0 実施例2 (1)ラウリン酸カリウム 15.0 (2)塩化ナトリウム 65.0 (3)尿素 10.0 (4)精製水 10.0 実施例3 (1)ラウリン酸カリウム 15.0 (2)塩化ナトリウム 70.0 (3)尿素 5.0 (4)精製水 10.0 実施例4 (1)ラウリン酸カリウム 5.0 (2)ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン 10.0 (3)塩化ナトリウム 65.0 (4)尿素 10.0 (5)精製水 10.0 実施例5 (1)ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン 15.0 (2)特級精製塩 65.0 (3)尿素 10.0 (4)精製水 10.0 実施例6 (1)ラウリン酸カリウム 5.0 (2)ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン 10.0 (3)特級精製塩 62.0 (4)尿素 10.0 (5)米糠 3.0 (6)精製水 10.0 実施例7 (1)ラウリン酸カリウム 5.0 (2)ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン 10.0 (3)特級精製塩 62.0 (4)尿素 10.0 (5)茶粉末 0.5 (6)精製水 10.0 まず、各実施例の洗浄剤組成物はいずれも良好な洗浄効
果をもっていた。
【0034】つぎに、評価専門美容技術者20名に各実
施例の洗浄剤組成物を使用させ、洗浄後の皮膚のなめら
かさ(スベスベ感)と皮膚のさっぱり感について、表1
の基準に基づいて5点評価判定させ、その平均値を算出
し、平均値を表2の基準により、○、△、×で示した。
【0035】
【表1】
【0036】
【表2】
【0037】
【表3】
【0038】従来の液状洗浄剤を使用すると、皮膚に痒
みを感じる特定パネラー7名に各実施例の洗浄剤組成物
を使用させ、洗浄後の皮膚の痒みについて評価させたと
ころ、全員が皮膚に痒みを感じないと評価した。
【0039】以上のことから、各実施例の液状洗浄剤組
成物は、皮膚刺激性が弱く、かつ低温においても優れた
流動性を有する。そのため、例えば冬期においても、容
易に手、顔及び体に広げて洗浄に供することができる。
洗浄成分は、従来の石鹸と同じであるために、水ですす
いだ後にヌル付くことがなく、サッパリとした仕上がり
が得られることが解った。
【0040】
【発明の効果】本発明の洗浄剤組成物は、物理的な洗浄
力に優れるとともに使用時にマッサージ効果が得られ、
使用後の肌が突っ張らずにしっとりした感じや、つるつ
るした状態に仕上がる等の使用感に優れ、かつ皮膚の痒
みの防止性等の点において、極めて実効性に優れた洗浄
剤組成物として提供できるのである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後藤 英樹 愛知県名古屋市中区栄五丁目8番地28号 株式会社フタバ化学内 Fターム(参考) 4C083 AB051 AB052 AB331 AB332 AC242 AC681 AC682 AC712 BB05 BB22 CC23 DD22 EE06 EE11 4H003 AB03 AB44 BA12 DA02 DC04 EA19 EB18 ED02 FA02 FA21

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】イオン性界面活性剤と、非溶解状態にある
    塩化ナトリウムの粒状体と、尿素とを含有し且つ水を含
    む洗浄剤組成物であって、 前記尿素が、当該洗浄剤組成物全量中に1〜40重量%
    の割合で配合されていることを特徴とする洗浄剤組成
    物。
  2. 【請求項2】イオン性界面活性剤と、非溶解状態にある
    塩化ナトリウムの粒状体と、天然体抽出物若しくは天然
    体微粉砕物と、尿素とを含有し且つ水を含む洗浄剤であ
    って、 前記尿素が、当該洗浄剤組成物全量中に1〜40重量%
    の割合で配合されていることを特徴とする洗浄剤組成
    物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006076999A (ja) * 2004-08-09 2006-03-23 Yamano Shoji Kk 皮膚用洗浄剤組成物
JP2009256252A (ja) * 2008-04-17 2009-11-05 Pola Chem Ind Inc 洗浄料
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