JPH11209799A - 洗浄剤組成物 - Google Patents

洗浄剤組成物

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JPH11209799A
JPH11209799A JP10022620A JP2262098A JPH11209799A JP H11209799 A JPH11209799 A JP H11209799A JP 10022620 A JP10022620 A JP 10022620A JP 2262098 A JP2262098 A JP 2262098A JP H11209799 A JPH11209799 A JP H11209799A
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fatty acid
higher fatty
skin
good
derivative
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JP10022620A
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Fumio Matsumoto
文雄 松本
Tomoyuki Tanida
知之 谷田
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Kose Corp
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Kose Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高級脂肪酸カリウム塩系洗浄剤において、洗浄
中の起泡性、洗浄力、洗い流し後のさっぱり感等の長所
を損なうことなく、クリーミィな泡質を有し、なおかつ
あと肌のつっぱり感がなく、また、ゲル化剤を使用せず
に系の粘度を適度に高くして良好な安定性と使用性が得
られる洗浄剤組成物の開発。 【解決手段】高級脂肪酸のカリウム塩5〜30重量%、
アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン0.1〜10重量
%、植物種子粘質物及び/またはその誘導体0.000
1〜5重量%を含有することを特徴とする洗浄剤組成
物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は洗浄剤組成物に関
し、更に詳細には、安定性と使用性が良く、起泡性、洗
浄力、泡質が良好で、洗い上がりにさっぱり感を有し、
あと肌がつっぱることのない皮膚用の洗浄剤組成物に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、洗浄剤においてはその目的や用途
に応じ、起泡性や洗浄力などを考慮して各種の界面活性
剤を選択したり、またはそれらを組み合わせること等に
より要求品質を満たすことが行われてきた。中でも液状
の皮膚用洗浄剤、とりわけボディー用洗浄剤の主成分と
しては、高級脂肪酸のカリウム塩が起泡性、洗浄力、水
系での溶解性、洗い流し後のさっぱり感等に優れ、処方
の骨格を成す洗浄剤成分として使用されてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、高級脂
肪酸のカリウム塩を主成分とした洗浄剤は、起泡性、洗
浄力、水系での溶解性、洗い流し後のさっぱり感等に関
しては優れた性質を有しているものの、反面、クリーミ
ィな泡質が得られなかったり、洗浄中の過度の脱脂から
使用後に肌がつっぱる等の欠点も有する。また、製品の
安定性や使用性(使い易さ)を確保するためには系の粘
度を適度に高くすることが必要であるが、高級脂肪酸の
カリウム塩の水溶液のみでは粘度を安定に高く保つこと
が難しく、低温でのゲル化や結晶析出も起こり易い。
【0004】上記のような、高級脂肪酸のカリウム塩を
主成分とした洗浄剤の問題点を解決する方法として、従
来よりアシルアルキルタウリン塩系、アシルイセチオン
酸塩系、リン酸エステル塩系、アシルアミノ酸塩系など
の界面活性剤との併用等が検討され、出願もされてい
る。(特開平6−248298号公報など)また、適度
な粘度を得るために脂肪酸アルキロールアミドやセルロ
ース誘導体等のゲル化剤の添加等も検討されてきた。し
かしながら、これらの方法では欠点の改善が不十分であ
ったり、使用時に感触的に好ましくない傾向が出る等、
最終的に液状の皮膚用洗浄剤として優れた品質が得られ
るにいたっていない。従って、これらの点について、よ
り改善された液状の皮膚用洗浄剤の開発が望まれてい
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる実情において、本
発明者らは上記欠点を克服すべく鋭意研究を行った結
果、高級脂肪酸のカリウム塩、特定の両性界面活性剤、
植物種子粘質物及び/またはその誘導体の各々特定量を
組み合わせることにより、洗浄中の起泡性、洗浄力、洗
い流し後のさっぱり感等、高級脂肪酸カリウム塩系洗浄
剤の長所を損なうことなく、クリーミィな泡質を得て、
なおかつあと肌のつっぱり感をなくせること、また、ゲ
ル化剤を使用せずに系の粘度を適度に高くして良好な安
定性と使用性が得られることを見いだし、これらの知見
に基づいて本発明を完成させた。
【0006】すなわち本発明は、次の成分(A)〜
(C)、 (A)高級脂肪酸のカリウム塩 5〜30重量% (B)アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン 0.1〜
10重量% (C)植物種子粘質物及び/またはその誘導体 0.0
001〜5重量% を含有することを特徴とする洗浄剤組成物である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳述する。
本発明に用いられる(A)成分である高級脂肪酸のカリ
ウム塩は、洗浄剤においては汎用のアニオン性界面活性
剤である。高級脂肪酸のカリウム塩は、水に溶けにくい
高級脂肪酸塩類の中では水系での溶解性が良く、起泡
性、洗浄力に優れて洗い流し後にさっぱり感を与えるも
のであるが、一方で硬水に弱い、低温安定性が悪い等の
欠点を有する。本発明においては高い起泡性や洗浄力、
洗い流し後のさっぱり感を付与する処方の骨格成分とし
て必須であり、他の必須成分との併用により、この高級
脂肪酸のカリウム塩のもつ欠点が改善される。
【0008】特に、本発明においては(A)成分の高級
脂肪酸のカリウム塩と後述の(B)成分アルキルジメチ
ルアミノ酢酸ベタインとの相互作用により増粘効果が見
られることを本発明者らは見いだした。この結果、特に
ゲル化剤を用いなくても安定で適度な高粘性の液状物を
得ることができる。しかしながら、同じ高級脂肪酸の塩
でもナトリウム塩、トリエタノールアミン塩などではこ
の増粘傾向を示さない。
【0009】本発明における(A)成分の高級脂肪酸の
カリウム塩の起源については特に制限はなく、従来公知
の方法により製造されたもので、例えば牛脂等に代表さ
れる動物油脂、ヤシ油、パーム油、パーム核油、オリー
ブ油、サフラワー油、大豆油、綿実油等に代表される植
物油脂、あるいはカプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン
酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、ベヘニ
ン酸等高級脂肪酸の中から選ばれた少なくとも1種を水
酸化カリウムでケン化または中和して得られるもの等が
挙げられる。このようにして得られる高級脂肪酸のカリ
ウム塩のうち、ヤシ油脂肪酸のカリウム塩、パーム核油
脂肪酸のカリウム塩、ラウリン酸のカリウム塩、ミリス
チン酸のカリウム塩、パルミチン酸のカリウム塩が特に
好ましい。
【0010】また、(A)成分の高級脂肪酸のカリウム
塩は、処方中に高級脂肪酸カリウムとして配合するのみ
ならず、高級脂肪酸と水酸化カリウム等のアルカリ剤を
別々に配合し、本発明の洗浄剤組成物の製造工程の中で
反応により生成させることもできる。本発明において
は、この方法により生成する高級脂肪酸のカリウム塩も
(A)成分に含まれる。
【0011】本発明において、(A)成分の高級脂肪酸
のカリウム塩の配合量は、全組成中5〜30重量%(以
下、特に記載のあるもの以外は、重量%を単に%で示
す)の範囲であり、好ましくは10〜20%の範囲であ
る。5%未満では十分な起泡性、洗浄力を得ることがで
きず、また30%を超えると液状を呈さず、実質的に液
状洗浄剤としての品質上適さない場合がある。
【0012】本発明に用いられる(B)成分であるアル
キルジメチルアミノ酢酸ベタインは、洗浄剤や毛髪製品
などに汎用の両性の4級アンモニウム塩であり、良好な
洗浄力をもつものであるが、一方で起泡性があまり強く
ない。本発明においては、前述のように(A)成分の高
級脂肪酸のカリウム塩との併用により増粘効果を得るこ
とができ、また、洗浄性と泡質の向上に効果がある。本
発明における(B)成分のアルキルジメチルアミノ酢酸
ベタインの起源について特に制限はなく、従来公知の方
法により製造されたものが使用できる。また、アルキル
基の部分についても特に制限はなく、ヤシ油アルキル
基、パーム核油アルキル基、ラウリル基、ミリスチル基
等のアルキル基が例示できる。これらのうち、ヤシ油ア
ルキル基、ラウリル基、パーム核油アルキル基が好まし
い。アルキルジメチルアミノ酢酸ベタインは、リカビオ
ンA−100(新日本理科社製)、アノンBF(日本油
脂社製)などとして市販されている。
【0013】本発明において、(B)成分のアルキルジ
メチルアミノ酢酸ベタインの配合量は全組成中0.1〜
10%の範囲であり、好ましくは0.3〜3%の範囲で
ある。0.1%未満および10%を超える範囲では十分
で適度な増粘効果が得られず、良好な使用性が得られな
い。また、特に0.1%未満では泡質および洗浄力の向
上が十分でない。
【0014】本発明において使用される(C)成分の植
物種子粘質物及び/またはその誘導体は、増粘効果を補
い、しかも皮膚洗浄時の泡質の改善や、あと肌のつっぱ
り感の抑制に効果がある。(C)成分の植物種子粘質物
及びその誘導体の起源については特に制限はないが、例
えばマメ科植物のグアー、タマリンド、キャロブ、バラ
科植物のマルメロ、コタタビ科のタラガム等の種子から
胚乳部を取り出し、熱湯抽出等の常法により得られる粘
質物及びその誘導体が使用できる。これらのうち、グア
ー、キャロブ、マルメロの種子粘質物及びその誘導体が
特に好ましい。これらの市販品としては、植物種子粘質
物としては、例えばグアーの種子からの抽出物であるグ
アパック(五協産業社製)、キャロブの種子からの抽出
物であるアクアジェルVS−400(永和物産社製)、
マルメロの種子からの抽出物であるマルメロE(香栄興
業社製)等が挙げられる。また、植物種子粘質物誘導体
としては、一般的なものとしてヒドロキシプロピルエー
テル化物等が挙げられるが、例えばグアー種子粘質物の
ヒドロキシプロピルエーテル化物であるJAGUAR
HP−8、同HP−60、同HP−120(共にローヌ
・プーラン社製)等が市販品として挙げられる。これら
の植物種子粘質物及び/またはその誘導体は、一種また
は二種以上を組み合わせて用いることができる。
【0015】本発明において、(C)成分の植物種子粘
質物及び/またはその誘導体の配合量は、全組成中0.
0001〜5%であり、好ましくは0.001〜0.5
%である。0.0001%未満では泡のクリーミィ感な
ど良好な泡質が得られず、逆に5%を超えると、すすぎ
時にぬめり感を残すと共に、あと肌のさっぱり感が得ら
れない。
【0016】本発明の洗浄剤組成物には、上記の必須成
分に加え、目的に応じて本発明の効果を損なわない量
的、質的範囲で、上記以外の高級脂肪酸またはその塩、
脂肪酸アルキロールアミド、ポリアルキレングリコール
脂肪酸エステル等の界面活性剤;アルキレングリコール
脂肪酸エステル等のパール剤;上記以外の水溶性高分
子、水溶性多糖類等の粘度または感触改良剤;多価アル
コール等の水性成分;ラノリン、炭化水素、油脂類、シ
リコーン油等の油性成分;紫外線吸収剤;キレート剤;
色素;防腐剤;pH調製剤;酸化防止剤;塩;粉体;香
料等、通常洗浄剤に用いられる他の成分を配合すること
ができる。
【0017】本発明の洗浄剤組成物は、上記必須成分で
ある高級脂肪酸のカリウム塩、アルキルジメチルアミノ
酢酸ベタイン、植物種子粘質物及び/またはその誘導体
の各々特定量を加熱混合し、場合によっては冷却処理を
行い、必要に応じて上記任意成分を適宜配合することに
より、ボディ用、ハンド用、洗顔用などの皮膚用洗浄剤
として製造することができる。また、本発明の洗浄剤組
成物は、他の成分との併用や容器の機構により、低粘度
〜高粘度の液状、乳液状、クリーム状、ジェル状など、
種々の形態にて実施することができる。
【0018】
【実施例】以下に実施例を挙げて、本発明を更に詳しく
説明する。なお、これらは本発明を何ら限定するもので
はない。
【0019】実施例1〜12および比較例1〜10
液状ボディソープ 表1、表2に示す組成および下記製法にて液状ボディソ
ープを調製し、下記試験方法を用いて起泡性、洗浄力、
洗い流し後のさっぱり感、あと肌のつっぱり感、泡質の
良さ(クリーミィ感)、増粘効果について評価した。結
果を表1、表2に併記する。
【0020】
【表1】
【0021】(注1)JAGUAR HP−120(ロ
ーヌ・プーラン社製) (注2)メトローズ65SH(油化産業社製)
【0022】
【表2】
【0023】(製法) A.成分(1)〜(6)、(13)および(14)を加
熱溶解する。 B.Aに成分(7)〜(9)および(17)を添加して
反応させ、その後冷却する。 C.Bに成分(10)〜(12)を混合する。 D.Cに成分(15)および(16)を添加混合する。 E.Dを容器に充填して液状ボディソープを得る。
【0024】(評価方法) 〈1〉起泡性 実施例1〜12および比較例1〜10の液状ボディソー
プについて、各々の試料の0.5%水溶液を調製し、ロ
スマイルス試験法にて試験を行い、(イ)起泡性評価基
準に従って4段階評価した。 (イ)起泡性評価基準 泡量220ml以上 : ◎ (非常に良好) 泡量200ml以上220ml未満 : ○ (良好) 泡量150ml以上200ml未満 : △ (普通) 泡量150ml未満 : × (不良)
【0025】〈2〉洗浄力 5cm×5cmの綿布に一定量(1.0g)のオリーブ
油を付着させ、乾燥したものを汚染布とする。実施例1
〜12および比較例1〜10の各試料の1%水溶液中に
汚染布を入れ、30℃で30分間振とうした後、洗浄剤
溶液中のオリーブ由来のトリグリセライドの量を測定し
た。測定値と式(1)から除去率を求めて(ロ)洗浄力
評価基準に従い、洗浄力を4段階評価した。
【0026】
【数1】
【0027】 (ロ)洗浄力評価基準 除去率60%以上 : ◎ (非常に良好) 除去率50%以上、60%未満 : ○ (良好) 除去率40%以上、50%未満 : △ (普通) 除去率40%未満 : × (不良)
【0028】〈3〉洗い流し後のさっぱり感 〈4〉あと肌のつっぱり感のなさ 〈5〉泡質の良さ(クリーミィ感) 専門評価パネル10名に実施例1〜12および比較例1
〜10の各試料を分配して使用してもらい、各々に対し
て洗い流し後のさっぱり感、あと肌のつっぱり感のな
さ、泡質の良さ(クリーミィ感)の各評価項目につい
て、下記(ハ)絶対評価基準を用いて5段階評価しても
らった。その後、各試料の評点の平均値を(ニ)4段階
評価基準を用いて評価した。 (ニ)4段階評価基準 (評点) :(評価) 3.0以上 : ◎ (非常に良好) 2.0以上、3.0未満 : ○ (良好) 1.0以上、2.0未満 : △ (やや不良) 1.0未満 : × (不良)
【0029】〈6〉増粘効果 実施例1〜12および比較例1〜10の各試料につい
て、ブルックフィールド型回転粘度計により25℃の粘
度を測定し、(ホ)粘度評価基準に従い、増粘効果を3
段階評価した。 (ホ)粘度評価基準 1000cps以上かつ4000cps未満 : ◎(良好) 4000cps以上かつ10000cps未満、 または、100cps以上かつ1000cps未満 : ○(普通) 10000cps以上、または100cps未満 : ×(不良)
【0030】表1、表2の結果から明らかなように、本
発明の液状ボディソープは起泡性、洗浄力、クリーミィ
な泡質、洗い流し後のさっぱり感において良好な結果を
示した。また、適度な粘度により安定性と使用性も良好
なものであり、あと肌もつっぱり感を感じさせず、肌に
やさしい優れた効果を示すものであることが実証され
た。これに対し、比較例1〜10では全ての項目を満足
するものは得られなかった。
【0031】実施例13 液状セッケン 下記に示す組成および製法で、液状セッケンを調製し
た。 (組成) (成 分) (重量%) (1)パーム核油脂肪酸カリウム 15.5 (2)ヤシ油アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン(30%) 4.0 (3)キャロブ種子粘質物(注3) 0.01 (4)ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 2.0 (5)プロピレングリコール 3.0 (6)食塩 0.5 (7)香料 適量 (8)殺菌剤 適量 (9)精製水 残量 (注3)アクアジェルVS−400(永和物産社製)
【0032】(製法) A.成分(1)〜(6)および(9)を均一に加熱溶解
し、冷却する。 B.Aに成分(7)、(8)を添加し、均一に混合す
る。 C.Bを容器に充填して液状セッケンを得る。
【0033】以上のようにして得られた実施例13の液
状セッケンは、使いやすい粘性を有し、泡立ちが良くク
リーミィな感触で、洗い上がりの手肌がさっぱりとす
る、洗浄剤として優れた効果を示すものであった。
【0034】実施例14 液状ボディソープ 下記に示す組成および製法で、液状ボディソープを調製
した。 (組成) (成 分) (重量%) (1)ラウリン酸 5.4 (2)ミリスチン酸 9.0 (3)パルミチン酸 3.6 (4)ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン(30%) 0.5 (5)水酸化カリウム 5.0 (6)食塩 1.0 (7)ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 4.0 (8)ジステアリン酸エチレングリコール 2.0 (9)マルメロ種子粘質物(注4) 0.01 (10)香料 適量 (11)防腐剤 適量 (12)精製水 残量 (注4)マルメロE(香栄興業社製)
【0035】A.成分(1)〜(4)、(7)および
(8)を加熱溶解する。 B.Aに成分(5)、(6)および(12)を添加して
反応させ、その後冷却する。 C.Bに成分(9)を混合する。 D.Cに成分(10)および(11)を添加混合する。 E.Dを容器に充填して液状ボディソープを得る。
【0036】以上のようにして得られた実施例14の液
状ボディソープは、良好な起泡性、洗浄力、クリーミィ
な泡質、洗い流し後のさっぱり感を有し、また、適度な
粘度により安定性と使用性も良好なものであり、あと肌
もつっぱり感を感じさせず、肌にやさしい優れた効果を
示すものであった。
【0037】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明の洗浄剤組成
物は、ゲル化剤を使用せずに適度な粘度を得ることがで
き、良好な安定性と使用性が得られる。また、使用中は
起泡性、洗浄力および泡質が良好で、しかも洗い上がり
にさっぱり感を有しながらもあと肌につっぱり感を与え
ない優れた効果を示すものであり、皮膚用の洗浄剤組成
物として優れた品質を有するものである。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C11D 3/382 C11D 3/382

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の成分(A)〜(C)、 (A)高級脂肪酸のカリウム塩 5〜30重量% (B)アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン 0.1〜
    10重量% (C)植物種子粘質物及び/またはその誘導体 0.0
    001〜5重量% を含有することを特徴とする洗浄剤組成物。
  2. 【請求項2】 成分(C)の植物種子粘質物及び/また
    はその誘導体がグアー、マルメロ、キャロブの植物種子
    から得られる一種または二種以上のものであることを特
    徴とする請求項1記載の洗浄剤組成物。
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