JPH01502023A - 石鹸をベースとする化粧品 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 石鹸をベースとする化粧品 本発明は、洗浄活性物質として少なくとも一種類の所定の脂肪酸のアルカリ塩（ 石鹸）をベースとし、染料および／または香料および／または皮膚用手入れ物質 および／またはコンデショニング剤を含有する化粧品に関する。

石鹸をベースとする−即ち、特定の脂肪酸のアルカリ金属塩をベースとする一化 粧品にて皮膚を浄化する場合には、皮膚から皮脂沈着物質、汚れおよび予めに塗 布された化粧品の残さ、例えばパウダー、クリーム残さまたはこれらの類似物が 除かれる。

市販の石鹸は特に敏感な皮膚の場合には皮膚生理学に関して重大な欠点を有して いる。例えば、皮膚の自然なヒドロ脂質外皮が石鹸によって攻撃される。

皮膚の酸保護外皮は石鹸のアルカリによって崩壊され、その結果水で激しく後洗 浄した際ですら自然な状態は約１〜１，５時間で初めて回復する。更に石鹸での 洗浄は皮膚を著しく膨張させる。この膨張は健全な皮膚の場合には確かに第二義 的な意味しかない。

湿疹、にきびまたはこれらに類似疾病の場合の如き、敏感なまたは患者の攻撃さ れる皮膚の場合には、この膨張が脱水またはひび割れを発生させる（要するに、 いわゆる”ざらざらな”皮膚が生じる）。

これらの欠点を解決する為に、洗浄活性合成物質、いわゆる合成洗剤も化粧品と して使用されてきた。

これらは良好な泡立ち性および高い洗浄力を有している。この場合に皮膚の膨張 が回避されるので、敏感なまたは患者の攻撃される皮膚を洗浄する為にはこれら の合成洗剤は適している。市販の石鹸に比べてのこれらの長所に対峙して欠点も ある：即ち、皮膚が著しく脱脂される。このこともまた、脱水およびひび割れを 生ぜしめ得る。更に、天然の皮膚フロラ（Ｅａｕｔｆｌｏｒａ）が著しく悪影響 を受ける。それ故に合成洗剤には脂肪を戻す物質を添加しなければならない。

本発明は、本質的に改善された皮膚生理学的性質を示す、石鹸を基礎とする化粧 品、即ち、特定の脂肪酸のアルカリ塩を基礎とする化粧品を開発することを課題 としている。

この課題は、別の洗浄活性物質として少なくとも一種類の合成界面活性剤（合成 洗剤）が石鹸と混合されていることによって解決される。′Ｒくべきことにこの 場合、既に比較的に僅かな量の合成洗剤を添加することによってこれら両成分の 欠点が抑制されそしてより良好な皮膚相客性が達成されることが分かった０本発 明によれば、石鹸と合成洗剤との混合比は９２：３〜６５　：　３０の範囲内に ある。１００χまでの残りは□最初に記載した如き□通例の添加物を化粧品に補 充する。この場合混合比は９０：５〜７０：２５の範囲、特に８５：１０〜７５ 　：　２０の範囲内にあるのが特に有利である。

本発明の一つの実施形態において、液状の適用形態では、しかも液状の粘稠物で は全体の重量を基準として１５〜４０重量％の洗浄活性物質全含有量であり、ペ ースト状粘稠物では３０〜８０重量％の洗浄活性物質含有量である。

別の実施形態においては、塊状適用形態では全体の重量を基準として少なくとも ８０重量％の洗浄活性物質全含有量である。

本発明の特に有利な実施形態は、従属請求項７〜１２に記載しである０合成洗剤 としては特定のエトキシ化脂肪酸アミドまたは一脂肪酸または一脂肪アルコール ののカルボキシメチルエーテル少なくとも一種類のアルカリ塩を石鹸と組み合わ せることができる。この混合物は、これら両方の成分の長所が有利に一緒にされ ている化粧品をもたらす。特にクリーム状で且つ安定な泡であること並びに洗浄 過程それ自体の際にも濯ぎ且つ乾燥した後でも特に好ましい皮膚感覚があること に特徴がある。皮膚の膨張および脱脂が相当に減少されるので、皮膚にあまり負 担が掛からない、全体として使用後に、従来知られていなかった程に卓越したソ フトな怒じで且っ皮ｉ怒応性が優れていると言える快い皮膚感覚が生じる。

更に、特に慣用の純粋な石鹸塊に比較して芳香付けが明らかに優れており、添加 する香料の量を著しく減少させることができることも分かっている。この場合、 本発明の種類の塊状化粧品の場合には使用後の芳香効果が長期間持続する。更に 塊状通用形態によるひび割れが完全に阻止される。洗濯用容器または浴槽の縁部 の汚れの原因に成る石灰石鹸の形成も回避されるかまたは著しく抑制される。

本発明の他の実施形態においては、特定のエトキシル化脂肪酸アミドまたは一脂 肪酸または一脂肪アルコールの少なくとも一種類のカルボキシメチルエーテルの アルカリ塩の替わりに七ノー、ジーまたはトリエタノールアミン塩を使用する。

使用される合成洗剤は２〜２０のエトキシル化度を有しているのが合目的的であ る。本発明の上述の全ての実施形態においては特に脂肪酸あるいは脂肪酸アミド あるいは脂肪アルコールとしては、ラウリン酸、ミリスチン酸、バルミチン酸、 ステアリン酸、オレイン酸あるいはそれらのアミドまたはアルコール並びにそれ らの混合物が適している。

一種類だけの合成洗剤と石鹸との混合物が特に有利である。何故ならばかかる場 合に、各成分の相互のプラスの影響が最高であるからである。二種類以上の異な る合成洗剤を用いると、これらは皮膚生理学的効果に関しても加工性に関しても マイナスの影響を及ぼすことになる。上述の種類の合成洗剤の特別な長所は、一 方では石鹸の影響がそしてもう一方では合成洗剤の作用がプラスの影響を及ぼす ことにある。このことが上述の長所をもたらす。

しかしながら石鹸を慣用の合成洗剤、例えばベンジルスルホナート類、脂肪酸エ ーテルスルホナート類、脂肪酸スルホースクシナート類または化学的に類似の構 成の洗浄活性物質と混合することを試みた場合には、この混合物がその粘性の為 に化粧的に満足な通用形態に加工することができない、更にこのものも所望の良 好な皮膚生理学的効果を示さない。

国際調査軸！ ＥＰ　８８０００１２ ＳＡ　２０２１９ 第１頁の続き ［相］Ｉｎｔ　ｅｌ−’　識別記号　庁内整理番号０発　明　者　ヨルダン・ヨ ーゼフ　ド・ノ１． ０発　明　者　ゾスナ・ライムント　ド・ル イツ連邦共和国、デー−５０１４ケルペン、アウス、ハウゼルバッ、あ イツ連邦共和国、デー−５０００ケルン　４１、ガイレンキルヒエネ・ストラー セ、１

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）洗浄活性物質として少なくとも一種類の所定の脂肪酸のアルカリ塩（石鹸） をベースとし染料および／または香料および／または皮膚手入れ物質および／ま たはコンディショナーを含有する化粧料において、別の洗浄活性物質として少な くとも一種類の界面活性剤（合成洗剤が石鹸 と混合されていることを特徴とする、上記化粧品。 ２）石鹸瞼と合成洗剤との混合比が９２：３〜６５：３０の範囲（重量％）内に ある請求項第１項記載の化粧品。 ３）石鹸と合成洗剤との混合比が９０：５〜７０：２５、特に８５：１０〜７５ ：２０の範囲（重量％）内にある請求項第１項記載の化粧品。 ４）液状の適用形態では洗浄活性物質の全含有量が全体の重量を基準として１５ 〜４０重量％である請求項第１〜３項の何れか一つに記載の化粧品。 ５）ペースト状適用形態では洗浄活性物質の全含有量が全体の重量を基準として ３０〜８０重量％である請求項第１〜３項の何れか一つに記載の化粧品。 ６）塊状適用形態では洗浄活性物質の全含有量が全体の重量を基準として少なく とも８０％である請求項第１〜３項の何れか一つに記載の化粧品。 ７）合成洗剤としてエトキシル化脂肪酸またはそのアルカリ塩の、殊にナトリウ ム塩のカルボキシメチルエーテルを用いる請求項第１〜６項の何れか一つに記載 の化粧品。 ８）合成洗剤としてエトキシル化脂肪酸またはそのアンモニウム塩の、殊にモノ −、ジ−またはトリエタノールアミン塩のカルボキシメチルエーテルを用いる請 求項第第１〜６項の何れか一つに記載の化粧品。 ９）合成洗剤としてエトキシル化脂肪酸アミドまたはそのアルカリ塩の、殊にナ トリウム塩のカルボキシメチルエーテルを用いる請求項第１〜６項の何れか一つ に記載の化粧品。 １０）合成洗剤としてエトキシル化脂肪酸アミドまたはそのアンモニウム塩の、 殊にモノ−、ジ−またはトリエタノールアミン塩のカルボキシメチルエーテルを 用いる請求項第第１〜６項の何れか一つに記載の化粧品。 １１）合成洗剤としてエトキシル化脂肪アルコールまたはそのアルカリ塩の、殊 にナトリウム塩のカルボキシメチルエーテルを用いる請求項第１〜６項の何れか 一つに記載の化粧品。 １２）合成洗剤としてエトキシル化脂肪アルコールまたはそのアンモニウム塩の 、殊にモノ−、ジ−またはトリエタノールアミン塩のカルボキシメチルエーテル を用いる請求項第１〜６項の何れか一つに記載の化粧品。 １３）用いる合成洗剤のエトキシル化度が２〜２０の間にある請求項第１２項記 載の化粧品。 １４）主としてラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸または オレイン酸またはそれらの混合物を基礎となる脂肪酸として準備されいる請求項 第１〜１３項の何れか一つに記載の化粧品。 代理人　江　崎　光　好 代理人　江　崎　光　史