JP2000203703A - 物品収納設備 - Google Patents
物品収納設備Info
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- JP2000203703A JP2000203703A JP11006536A JP653699A JP2000203703A JP 2000203703 A JP2000203703 A JP 2000203703A JP 11006536 A JP11006536 A JP 11006536A JP 653699 A JP653699 A JP 653699A JP 2000203703 A JP2000203703 A JP 2000203703A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 架構の移動を妨げずに物品の入出庫の自動化
を図れる物品収納設備を提供する。 【解決手段】 それぞれ物品保管用の収納区画5を有し
且つ同一の移動経路1を前後に移動し得る複数の架構4
A〜4Eと、架構4A〜4E移動方向に対して略直交す
る方向へ水平移動し得るように架構4A〜4E上方に配
置したガーダ10と、ガーダ10に沿って架構4A〜4
Eと同方向に移動し得るトロリ12と、トロリ12に吊
り下げられ且つ収納区画5に対して物品を授受し得るフ
ォーク機構16とを備え、ガーダ10及びトロリ12の
移動によって、物品授受用のフォーク機構16を、隣接
する架構4A〜4Eの間に形成される通路6内へ進入さ
せる。
を図れる物品収納設備を提供する。 【解決手段】 それぞれ物品保管用の収納区画5を有し
且つ同一の移動経路1を前後に移動し得る複数の架構4
A〜4Eと、架構4A〜4E移動方向に対して略直交す
る方向へ水平移動し得るように架構4A〜4E上方に配
置したガーダ10と、ガーダ10に沿って架構4A〜4
Eと同方向に移動し得るトロリ12と、トロリ12に吊
り下げられ且つ収納区画5に対して物品を授受し得るフ
ォーク機構16とを備え、ガーダ10及びトロリ12の
移動によって、物品授受用のフォーク機構16を、隣接
する架構4A〜4Eの間に形成される通路6内へ進入さ
せる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は物品収納設備に関す
るものである。
るものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の物品収納設備の一例を示す
もので、この物品収納設備は、移動経路1に敷設した左
右のレール2の上面を転動する車輪3を有し且つそれぞ
れが自走可能な架構4A〜4Eを備えている。
もので、この物品収納設備は、移動経路1に敷設した左
右のレール2の上面を転動する車輪3を有し且つそれぞ
れが自走可能な架構4A〜4Eを備えている。
【0003】これらの架構4A〜4Eには、物品を保管
するための収納区画5が、上下、左右に複数形成されて
いる。
するための収納区画5が、上下、左右に複数形成されて
いる。
【0004】また、レール2の全長、架構4A〜4Eの
前後方向の寸法は、架構4A〜4Eの収納区画5に対し
て物品を出し入れするための通路6が1ヶ所だけ形成で
きるように設定されている。
前後方向の寸法は、架構4A〜4Eの収納区画5に対し
て物品を出し入れするための通路6が1ヶ所だけ形成で
きるように設定されている。
【0005】なお、架構4A〜4E、並びにその収納区
画5の数は、収納すべき物品の荷姿や建屋の形態などの
条件に応じて決定される。
画5の数は、収納すべき物品の荷姿や建屋の形態などの
条件に応じて決定される。
【0006】図7に示す物品収納設備において、例え
ば、架構4Dの所定の収納区画5へ物品を収納する際に
は、各架構4A〜4Eを適宜移動させ、架構4Dとそれ
に隣接する架構4Cとの間に通路6を形成し、物品を載
置したパレットを、フォークリフトによって通路6から
架構4Dの収納区画5へ搬入する。
ば、架構4Dの所定の収納区画5へ物品を収納する際に
は、各架構4A〜4Eを適宜移動させ、架構4Dとそれ
に隣接する架構4Cとの間に通路6を形成し、物品を載
置したパレットを、フォークリフトによって通路6から
架構4Dの収納区画5へ搬入する。
【0007】すなわち、図7に示す物品収納設備では、
架構4A〜4Eのそれぞれを移動させることにより、物
品の入出庫に必要な通路6の位置を適宜変更し、設備面
積に対する物品の収納効率の向上を図っている。
架構4A〜4Eのそれぞれを移動させることにより、物
品の入出庫に必要な通路6の位置を適宜変更し、設備面
積に対する物品の収納効率の向上を図っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7に
示す物品収納設備では、架構4A〜4Eのそれぞれが移
動するため、隣接する架構4A〜4Eの間にスタッカー
クレーンなどの物品搬送機械を設けることができず、物
品の入出庫を自動化できない。
示す物品収納設備では、架構4A〜4Eのそれぞれが移
動するため、隣接する架構4A〜4Eの間にスタッカー
クレーンなどの物品搬送機械を設けることができず、物
品の入出庫を自動化できない。
【0009】本発明は上述した実情に鑑みてなしたもの
で、架構の移動を妨げずに物品の入出庫の自動化を図れ
る物品収納設備を提供することを目的としている。
で、架構の移動を妨げずに物品の入出庫の自動化を図れ
る物品収納設備を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1に記載の物品収納設備では、それ
ぞれ物品保管用の収納区画を有し且つ同一の移動経路を
前後に移動し得る複数の架構と、移動経路全長にわたっ
て延び且つ架構移動方向に対して略直交する方向へ水平
移動し得るように架構上方に配置したガーダ、該ガーダ
に沿って架構と同方向に移動し得るトロリと、該トロリ
に吊り下げられ且つ架構の収納区画に対して物品を授受
し得る移載機構と、該移載機構をトロリに対して昇降さ
せ得る昇降機構とを備えている。
め、本発明の請求項1に記載の物品収納設備では、それ
ぞれ物品保管用の収納区画を有し且つ同一の移動経路を
前後に移動し得る複数の架構と、移動経路全長にわたっ
て延び且つ架構移動方向に対して略直交する方向へ水平
移動し得るように架構上方に配置したガーダ、該ガーダ
に沿って架構と同方向に移動し得るトロリと、該トロリ
に吊り下げられ且つ架構の収納区画に対して物品を授受
し得る移載機構と、該移載機構をトロリに対して昇降さ
せ得る昇降機構とを備えている。
【0011】本発明の請求項2に記載の物品収納設備で
は、本発明の請求項1に記載の物品収納設備の構成に加
えて、指令器から出力される入出庫信号に基づき、架
構、ガーダ、トロリ、移載機構及び昇降機構を作動させ
得る制御器を備えている。
は、本発明の請求項1に記載の物品収納設備の構成に加
えて、指令器から出力される入出庫信号に基づき、架
構、ガーダ、トロリ、移載機構及び昇降機構を作動させ
得る制御器を備えている。
【0012】本発明の請求項1あるいは請求項2に記載
の物品収納設備のいずれにおいても、架構の上方に位置
するガーダ及びトロリの移動によって、該トロリに吊り
下げた物品授受用の移載機構が、隣接する架構の間に形
成される通路内へ進入する。
の物品収納設備のいずれにおいても、架構の上方に位置
するガーダ及びトロリの移動によって、該トロリに吊り
下げた物品授受用の移載機構が、隣接する架構の間に形
成される通路内へ進入する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0014】図1乃至図5は本発明の物品収納設備の実
施の形態の一例であり、図中、図7と同一の符号を付し
た部分は同一物を表している。
施の形態の一例であり、図中、図7と同一の符号を付し
た部分は同一物を表している。
【0015】この物品収納設備は、移動経路1をそれぞ
れ前後に自走可能な架構4A〜4Eと、移動経路1に対
して略直交する方向に延び且つ移動経路1の基端側及び
先端側の固定構造物7に支持されて架構4A〜4Eより
も上方に水平に位置するレール8と、該レール8の上面
を転動する車輪9を有し且つ自走可能なガーダ10と、
該ガーダ10の長手方向に沿って転動する車輪11を有
し且つ自走可能なトロリ12と、該トロリ12に搭載し
た昇降機構13から垂下するワイヤロープ14によって
昇降可能に吊り下げられた枠体15と、該枠体15に搭
載され且つ収納区画5に対して物品を授受し得るフォー
ク機構16と、複数の光センサ17〜20、指令器2
1、及び制御器22とを備えており、通常、架構4Aを
移動経路1の基端に位置固定とし、架構4Eを移動経路
1の先端に位置固定としている。
れ前後に自走可能な架構4A〜4Eと、移動経路1に対
して略直交する方向に延び且つ移動経路1の基端側及び
先端側の固定構造物7に支持されて架構4A〜4Eより
も上方に水平に位置するレール8と、該レール8の上面
を転動する車輪9を有し且つ自走可能なガーダ10と、
該ガーダ10の長手方向に沿って転動する車輪11を有
し且つ自走可能なトロリ12と、該トロリ12に搭載し
た昇降機構13から垂下するワイヤロープ14によって
昇降可能に吊り下げられた枠体15と、該枠体15に搭
載され且つ収納区画5に対して物品を授受し得るフォー
ク機構16と、複数の光センサ17〜20、指令器2
1、及び制御器22とを備えており、通常、架構4Aを
移動経路1の基端に位置固定とし、架構4Eを移動経路
1の先端に位置固定としている。
【0016】レール8の一端(図1における右端)は、
架構4A〜4Eの一側部の外方へ突出しており、ガーダ
10がレール8の一端寄り部分に位置している状態で
は、トロリ12に吊り下げられている枠体15が架構4
A〜4Eに干渉しないようになっている。
架構4A〜4Eの一側部の外方へ突出しており、ガーダ
10がレール8の一端寄り部分に位置している状態で
は、トロリ12に吊り下げられている枠体15が架構4
A〜4Eに干渉しないようになっている。
【0017】ガーダ10の駆動装置23には、車輪9の
回転角などに基づき、レール8に対するガーダ10の相
対位置を検知する位置検出手段24が設けられ、トロリ
12の駆動装置25には、車輪11の回転角などに基づ
き、ガーダ10に対するトロリ12の相対位置を検知す
る位置検出手段26が設けられている。
回転角などに基づき、レール8に対するガーダ10の相
対位置を検知する位置検出手段24が設けられ、トロリ
12の駆動装置25には、車輪11の回転角などに基づ
き、ガーダ10に対するトロリ12の相対位置を検知す
る位置検出手段26が設けられている。
【0018】更に、昇降機構13の駆動装置27には、
昇降ドラムの回転角などに基づき、トロリ12に対する
枠体15の相対位置を検出する位置検出手段28が設け
られ、フォーク機構16の駆動装置29には、構成部材
の変位に基づき枠体15に対するフォークの相対位置を
検出する位置検出手段30が設けられている。
昇降ドラムの回転角などに基づき、トロリ12に対する
枠体15の相対位置を検出する位置検出手段28が設け
られ、フォーク機構16の駆動装置29には、構成部材
の変位に基づき枠体15に対するフォークの相対位置を
検出する位置検出手段30が設けられている。
【0019】また、フォーク機構16は、枠体15の前
後両方へ突出し得るように構成されている。
後両方へ突出し得るように構成されている。
【0020】通常、移動経路1を移動する架構4B〜4
Dの他側部には、図3及び図4に示すように、当該他側
部に沿って延びる遮光板31が略水平に突出するアーム
32を介して取り付けられている。
Dの他側部には、図3及び図4に示すように、当該他側
部に沿って延びる遮光板31が略水平に突出するアーム
32を介して取り付けられている。
【0021】光センサ17〜20は、架構4B〜4Dの
移動に伴って遮光板31が通過可能な溝33を有してお
り、該溝33内に進入する遮光板31によって溝33の
一側壁部から他側壁部へ出射されている検出光が遮られ
たときに、検知信号17s〜20sを出力するように構
成されている。
移動に伴って遮光板31が通過可能な溝33を有してお
り、該溝33内に進入する遮光板31によって溝33の
一側壁部から他側壁部へ出射されている検出光が遮られ
たときに、検知信号17s〜20sを出力するように構
成されている。
【0022】これらの光センサ17〜20は、隣接する
架構4A〜4Eの間に形成すべき物品出し入れ用の通路
6の位置に対応して設置されており、検知信号17s〜
20sの有無に基づき、通路6が形成されるべき各位置
に、架構4B〜4Dが存在するか否かが判定できる。
架構4A〜4Eの間に形成すべき物品出し入れ用の通路
6の位置に対応して設置されており、検知信号17s〜
20sの有無に基づき、通路6が形成されるべき各位置
に、架構4B〜4Dが存在するか否かが判定できる。
【0023】すなわち、光センサ19以外の他の光セン
サ17,18,20が検知信号17s,18s,20s
を出力しているときには、隣接する架構4C,4D間に
通路6が形成されていることになる。
サ17,18,20が検知信号17s,18s,20s
を出力しているときには、隣接する架構4C,4D間に
通路6が形成されていることになる。
【0024】指令器21は、手動操作などによって設定
された物品の入庫指示や出庫指示に応じて入出庫信号2
1sを出力するように構成されている。
された物品の入庫指示や出庫指示に応じて入出庫信号2
1sを出力するように構成されている。
【0025】制御器22は、光センサ17〜20からの
検知信号17s〜20s、指令器21からの入出庫信号
21s、並びに位置検出手段24,26,28,30か
らの位置検出信号24s,26s,28s,30sに基
づき、架構4B〜4Dの駆動機構34B〜34Dに対す
る作動信号34Bs〜34Dsと、駆動装置23,2
5,27,29に対する作動信号23s,25s,27
s,29sとを出力して、架構4B〜4D、ガーダ1
0、トロリ12、昇降機構13、及びフォーク機構16
を作動させ、架構4Aの一側方と指令器21に入力設定
された架構4A〜4Eのいずれかの収納区画5との間で
物品を移送するように構成されている。
検知信号17s〜20s、指令器21からの入出庫信号
21s、並びに位置検出手段24,26,28,30か
らの位置検出信号24s,26s,28s,30sに基
づき、架構4B〜4Dの駆動機構34B〜34Dに対す
る作動信号34Bs〜34Dsと、駆動装置23,2
5,27,29に対する作動信号23s,25s,27
s,29sとを出力して、架構4B〜4D、ガーダ1
0、トロリ12、昇降機構13、及びフォーク機構16
を作動させ、架構4Aの一側方と指令器21に入力設定
された架構4A〜4Eのいずれかの収納区画5との間で
物品を移送するように構成されている。
【0026】図1乃至図5に示す物品収納設備におい
て、物品を入庫する際には、当該物品を架構4Aの一側
方に仮置きしたパレットに載置し、物品の入庫位置を、
指令器21に設定すると、制御器22から駆動装置2
3,25,27へ作動信号23s,25s,27sが出
力され、ガーダ10がレール8の一端寄り部分へ移動
し、トロリ12がガーダ10に対して架構4A側へ移動
し、枠体15がトロリ12に対して下降して、物品を載
置したパレットに枠体15が対峙する。
て、物品を入庫する際には、当該物品を架構4Aの一側
方に仮置きしたパレットに載置し、物品の入庫位置を、
指令器21に設定すると、制御器22から駆動装置2
3,25,27へ作動信号23s,25s,27sが出
力され、ガーダ10がレール8の一端寄り部分へ移動
し、トロリ12がガーダ10に対して架構4A側へ移動
し、枠体15がトロリ12に対して下降して、物品を載
置したパレットに枠体15が対峙する。
【0027】位置検出手段24,26,28,30の位
置検出信号24s,26s,28s,30sによって、
枠体15がパレットに対峙したことが確認されると、制
御器22から作動信号29s,27sが出力され、フォ
ーク機構16の前方への突出動作、昇降機構13による
枠体15の上昇、並びにフォーク機構16の枠体15へ
の収納動作が順次行われ、これにより、パレットととも
に物品が枠体15内に引き込まれる。
置検出信号24s,26s,28s,30sによって、
枠体15がパレットに対峙したことが確認されると、制
御器22から作動信号29s,27sが出力され、フォ
ーク機構16の前方への突出動作、昇降機構13による
枠体15の上昇、並びにフォーク機構16の枠体15へ
の収納動作が順次行われ、これにより、パレットととも
に物品が枠体15内に引き込まれる。
【0028】このとき、光センサ17〜20の検知信号
17s〜20sの有無に基づき、制御器22から駆動機
構34B〜34Dへ作動信号34Bs〜34Dsが出力
され、架構4C,4D間に通路6が形成されるように、
架構4B〜4Dが移動する。
17s〜20sの有無に基づき、制御器22から駆動機
構34B〜34Dへ作動信号34Bs〜34Dsが出力
され、架構4C,4D間に通路6が形成されるように、
架構4B〜4Dが移動する。
【0029】次いで、制御器22から駆動装置23,2
5,27へ作動信号23s,25s,27sが出力さ
れ、ガーダ10、トロリ12が移動し且つ枠体15が上
昇して、架構4Dの所定の収納区画5に枠体15が対峙
する。
5,27へ作動信号23s,25s,27sが出力さ
れ、ガーダ10、トロリ12が移動し且つ枠体15が上
昇して、架構4Dの所定の収納区画5に枠体15が対峙
する。
【0030】位置検出手段24,26,28,30の位
置検出信号24s,26s,28s,30sによって、
枠体15が所定の収納区画5に対峙したことが確認され
ると、制御器22から作動信号29s,27sが出力さ
れ、フォーク機構16の前方への突出動作、昇降機構1
3による枠体15の下降、並びにフォーク機構16の枠
体15への収納動作が順次行われ、これにより、パレッ
トとともに物品が架構4Dの収納区画5内へ納められ
る。
置検出信号24s,26s,28s,30sによって、
枠体15が所定の収納区画5に対峙したことが確認され
ると、制御器22から作動信号29s,27sが出力さ
れ、フォーク機構16の前方への突出動作、昇降機構1
3による枠体15の下降、並びにフォーク機構16の枠
体15への収納動作が順次行われ、これにより、パレッ
トとともに物品が架構4Dの収納区画5内へ納められ
る。
【0031】また、物品を出庫する際には、当該物品が
納められている収納区画5位置を、指令器21に設定す
ると、上述した入庫時と逆の手順で物品の出庫作業が行
われる。
納められている収納区画5位置を、指令器21に設定す
ると、上述した入庫時と逆の手順で物品の出庫作業が行
われる。
【0032】このように、図1乃至図5に示す物品収納
設備では、架構4A〜4Eの上方に位置するガーダ10
及びトロリ12の移動によって、該トロリ12に吊り下
げた物品授受用のフォーク機構16を、隣接する架構4
A〜4Eの間に形成される通路6内へ進入させるので、
架構4B〜4Dの移動を妨げることなく物品の入出庫の
自動化を図ることができる。
設備では、架構4A〜4Eの上方に位置するガーダ10
及びトロリ12の移動によって、該トロリ12に吊り下
げた物品授受用のフォーク機構16を、隣接する架構4
A〜4Eの間に形成される通路6内へ進入させるので、
架構4B〜4Dの移動を妨げることなく物品の入出庫の
自動化を図ることができる。
【0033】図6は本発明の物品収納設備の実施の形態
の他の例を示すもので、図中、図2と同一の符号は同一
物を表している。
の他の例を示すもので、図中、図2と同一の符号は同一
物を表している。
【0034】この物品収納設備では、レール8の位置を
上昇させて、架構4A〜4Eの上端とガーダ10との間
隔を拡げ、枠体15が架構4A〜4Eの直上に位置でき
るような構成としている。
上昇させて、架構4A〜4Eの上端とガーダ10との間
隔を拡げ、枠体15が架構4A〜4Eの直上に位置でき
るような構成としている。
【0035】よって、図6に示す物品収納設備では、枠
体15が架構4A〜4Eの上方に位置していれば、枠体
15を架構4A〜4Eの側方へ待避させなくても、架構
4A〜4Eを移動させることができ、物品の入出庫サイ
クルの短縮を図ることが可能になる。
体15が架構4A〜4Eの上方に位置していれば、枠体
15を架構4A〜4Eの側方へ待避させなくても、架構
4A〜4Eを移動させることができ、物品の入出庫サイ
クルの短縮を図ることが可能になる。
【0036】なお、本発明の物品収納設備は上述した実
施の形態のみに限定されるものではなく、架構4A〜4
E、並びに収納区画5の数を、収納すべき物品の荷姿や
建屋の形態などの条件に応じて変更すること、架構4A
〜4Eの移動経路の側方に、フォーク機構16に対して
物品を授受するための入出庫兼用の固定台を設けるこ
と、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲において変
更を加え得ることは勿論である。
施の形態のみに限定されるものではなく、架構4A〜4
E、並びに収納区画5の数を、収納すべき物品の荷姿や
建屋の形態などの条件に応じて変更すること、架構4A
〜4Eの移動経路の側方に、フォーク機構16に対して
物品を授受するための入出庫兼用の固定台を設けるこ
と、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲において変
更を加え得ることは勿論である。
【0037】
【発明の効果】以上述べたように本発明の物品収納設備
によれば、架構の上方に位置するガーダ及びトロリの移
動によって、該トロリに吊り下げた物品授受用の移載機
構を、隣接する架構の間に形成される通路内へ進入させ
るので、架構の移動を妨げることなく物品の入出庫の自
動化を図ることができる、という優れた効果を奏し得
る。
によれば、架構の上方に位置するガーダ及びトロリの移
動によって、該トロリに吊り下げた物品授受用の移載機
構を、隣接する架構の間に形成される通路内へ進入させ
るので、架構の移動を妨げることなく物品の入出庫の自
動化を図ることができる、という優れた効果を奏し得
る。
【図1】本発明の物品収納設備の実施の形態の一例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】本発明の物品収納設備の実施の形態の一例を示
す側面図である。
す側面図である。
【図3】本発明の物品収納設備の実施の形態の一例にお
ける光センサの配置を示す平面図である。
ける光センサの配置を示す平面図である。
【図4】図3における光センサ及びコード板の斜視図で
ある。
ある。
【図5】本発明の物品収納設備の実施の形態の一例にお
ける制御系統を示すブロック図である。
ける制御系統を示すブロック図である。
【図6】本発明の物品収納設備の実施の形態の他の例を
示す側面図である。
示す側面図である。
【図7】従来の物品収納設備の一例を示す斜視図であ
る。
る。
1 移動経路 4A〜4E 架構 5 収納区画 10 ガーダ 12 トロリ 13 昇降機構 16 フォーク機構(移載機構) 21 指令器 21s 入出庫信号 22 制御器
Claims (2)
- 【請求項1】 それぞれ物品保管用の収納区画を有し且
つ同一の移動経路を前後に移動し得る複数の架構と、移
動経路全長にわたって延び且つ架構移動方向に対して略
直交する方向へ水平移動し得るように架構の上方に配置
したガーダと、該ガーダに沿って架構と同方向に移動し
得るトロリと、該トロリに吊り下げられ且つ架構の収納
区画に対して物品を授受し得る移載機構と、該移載機構
をトロリに対して昇降させ得る昇降機構とを備えてなる
ことを特徴とする物品収納設備。 - 【請求項2】 指令器から出力される入出庫信号に基づ
き、架構、ガーダ、トロリ、移載機構及び昇降機構を作
動させ得る制御器を備えた請求項1に記載の物品収納設
備。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP11006536A JP2000203703A (ja) | 1999-01-13 | 1999-01-13 | 物品収納設備 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP11006536A JP2000203703A (ja) | 1999-01-13 | 1999-01-13 | 物品収納設備 |
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ID=11641083
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JP (1) | JP2000203703A (ja) |
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-
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- 1999-01-13 JP JP11006536A patent/JP2000203703A/ja active Pending
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