JP2000203604A - キャップとチュ―ブの口部とのシ―ル構造 - Google Patents

キャップとチュ―ブの口部とのシ―ル構造

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JP2000203604A
JP2000203604A JP11002716A JP271699A JP2000203604A JP 2000203604 A JP2000203604 A JP 2000203604A JP 11002716 A JP11002716 A JP 11002716A JP 271699 A JP271699 A JP 271699A JP 2000203604 A JP2000203604 A JP 2000203604A
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cap
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洋人 麻井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャップとチューブの口部とのシール性の向
上を図ったチューブ。 【解決手段】 チューブ13の口部11に螺合されるキ
ャップ14の天面15に、コンタクトリング16が形成
され、このコンタクトリング16が、チューブ13の口
部11の端面11aの下方に形成された係止部18上
に、当接することを特徴とするキャップとチューブの口
部とのシール構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、キャップとチュ
ーブの口部とのシール構造に関し、さらに詳しくは、チ
ューブの口部の端面の幅が狭いチューブであっても、キ
ャップのコンタクトリングで、十分なシール効果が得ら
れるキャップとチューブの口部とのシール構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としては、例えば図7及び図
8に示すようなものがある。図中50は閉鎖膜付チュー
ブであり、この閉鎖膜付チューブ50の口部51には、
キャップ52が螺合されている。そして、この閉鎖膜付
チューブ50の口部51の端面51aには、キャップ5
2の天面52aに形成されたコンタクトリング53が上
方から当接されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな発明にあっては口部51の端面51aに、コンタク
トリング53が当接されているため、口部51の端面5
1aの幅が狭い場合、若しくは端面51aが水平に成形
されない場合、または端面51aに傷等がある場合は、
キャップ52のコンタクトリング53と、口部51の端
面51aとのシール性が不完全になる欠点があった。
【0004】この発明は、このような従来の課題に着目
してなされたもので、キャップのシール性の向上を図っ
たキャップとチューブの口部とのシール構造を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、口部に閉鎖膜を有するチュ
ーブにおいて、チューブの口部に螺合されるキャップの
天面にコンタクトリングが形成され、このコンタクトリ
ングが口部の端面に連続する閉鎖膜の基幹部の上面に形
成された係止部、または閉鎖膜上に当接されることを特
徴とする。
【0006】この課題を解決するため、請求項2記載の
発明は、チューブの口部に螺合されるキャップの天面に
コンタクトリングが形成され、このコンタクトリングが
チューブの口部の端面の下方に形成された係止部上に当
接されることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1〜図6は、本発明の実施の
形態を示す図面であり、図1及び図2は本発明に係る第
1の実施形態を示す図面である。図中3はチューブであ
りアルミニウム、合成樹脂等の素材で造られている。そ
して、このチューブ3の口部1には閉鎖膜2が設けら
れ、口部1の雄ねじには、キャップ4の雌ねじが螺合さ
れている。また、口部1の端面1aの下方には、閉鎖膜
2を支持する基幹部7が形成され、この基幹部7の上面
には係止部8が形成され、この係止部8の下端部に連続
して、閉鎖膜2が口部1を塞ぐように形成されている。
そして、図2に示すように、この係止部8にはキャップ
4の螺合時に、キャップ4の天面5に形成されたコンタ
クトリング6が当接するように位置付けられている。す
なわち、図2に示すように、口部1の端面1aの内径よ
り、若干小さい外径で形成されたコンタクトリング6が
係止部8に当接するように構成されている。
【0008】図3は、本発明に係る第2の実施形態を示
す図面である。この第2の実施形態の特徴は、コンタク
トリング6の先端部が、第1の実施形態のように、基幹
部7の係止部8に当接されるのではなく、閉鎖膜2の水
平面2a上に当接されるように構成されている点にあ
る。その他の構成は、第1の実施形態と同様である。こ
の係止部8及び閉鎖膜2は、当接面積が広く形成されて
いるから、コンタクトリング6がズレて当接される等の
虞れはなく、十分なシール効果が得られる。
【0009】図4及び図5は、本発明に係る第3の実施
形態を示す図面である。図中13は同様に、アルミニウ
ムまたは合成樹脂製のチューブであり、このチューブ1
3の口部11の雄ねじには、キャップ14の雌ねじが螺
合されている。この第3の実施形態の特徴は、チューブ
13の口部に閉鎖膜が設けられいない通常のチューブで
ある。そして、口部11の端面11aの下方内側には、
湾曲面を有する係止部18が形成され、この係止部18
にはキャップ14の螺合時に、キャップ14の天面15
に形成されたコンタクトリング16が当接するように構
成されている。すなわち、図5に示すように、口部11
の端面11aの内径より、コンタクトリング16の外径
は若干小さく構成され、係止部18上に、コンタクトリ
ング16が当接するように、コンタクトリング16の外
径が決定されている。図6は、本発明の第4の実施形態
を示す図面であり、第3の実施形態と異なる点は、係止
部19が湾曲面でなく切欠いたように凹状に構成されて
いる点である。なお、係止部18,19は端面11aの
下方外側に形成されてもよい。(図示せず)
【0010】次に、この発明の作用について説明する。
まず、第1の実施形態または第2の実施形態において、
口部1の端面1aの幅が狭くなるように成形された場合
のチューブにおいて、閉鎖膜2の基幹部7の上面に形成
された係止部8または閉鎖膜2は、当接面が広く構成さ
れ、かつ係止部8または閉鎖膜2が、口部1の端面1a
より若干低い部位に位置しているので、チューブ3の成
形後、係止部8または閉鎖膜2に傷等が付かない。した
がって、コンタクトリング6の当接によって、確実なシ
ール効果が得られる。
【0011】また、第3の実施形態または第4の実施形
態において、閉鎖膜がチューブの口部に設けられていな
い場合において、端面11aの下方に形成した係止部1
8,19も上記と同様の作用を呈するので、コンタクト
リング16を当接することにより、同様のシール効果を
得ることができる。
【0012】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、キャップのコンタクトリングによるチューブの口
部へのシール性を、完全化できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る第1の実施形態を示す正面断面
図。
【図2】図1のX部の拡大断面図。
【図3】この発明に係る第2の実施形態を示すX部の拡
大断面図。
【図4】この発明に係る第3の実施形態を示す正面断面
図。
【図5】図4のY部の拡大断面図。
【図6】この発明に係る第4の実施形態を示すY部の拡
大断面図。
【図7】従来のシール形態を示す正面断面図。
【図8】図7のZ部の拡大断面図。
【符号の説明】
1 11 口部 1a 11a 端面 2 閉鎖膜 3 13 チューブ 4 14 キャップ 5 15 天面 6 16 コンタクトリング 7 基幹部 8 18 19 係止部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 口部に閉鎖膜を有するチューブにおい
    て、該チューブの口部に螺合されるキャップの天面にコ
    ンタクトリングが形成され、該コンタクトリングが、前
    記口部の端面に連続する閉鎖膜の基幹部の上面に形成さ
    れた係止部、または閉鎖膜上に当接されることを特徴と
    するキャップとチューブの口部とのシール構造。
  2. 【請求項2】 チューブの口部に螺合されるキャップの
    天面に、コンタクトリングが形成され、該コンタクトリ
    ングが、前記チューブの口部の端面の下方に形成された
    係止部上に、当接されることを特徴とするキャップとチ
    ューブの口部とのシール構造。
JP00271699A 1999-01-08 1999-01-08 キャップとチューブの口部とのシール構造 Expired - Lifetime JP4504471B2 (ja)

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