JPH0510484A - リブ付管のパツキン装着構造及びパツキン - Google Patents

リブ付管のパツキン装着構造及びパツキン

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Publication number
JPH0510484A
JPH0510484A JP3154930A JP15493091A JPH0510484A JP H0510484 A JPH0510484 A JP H0510484A JP 3154930 A JP3154930 A JP 3154930A JP 15493091 A JP15493091 A JP 15493091A JP H0510484 A JPH0510484 A JP H0510484A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packing
ribbed
annular rib
hardness
chevron
Prior art date
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Pending
Application number
JP3154930A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Takahashi
信之 高橋
Noboru Umemori
昇 梅森
Hiroki Matsui
弘樹 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Plastics Inc
Original Assignee
Mitsubishi Plastics Inc
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Plastics Inc filed Critical Mitsubishi Plastics Inc
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Publication of JPH0510484A publication Critical patent/JPH0510484A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外周面に多数の環状リブを有するリブ付管同
士を接続する際のパッキンの装着を容易に行うことがで
きるリブ付管の構造及びリブ付管への装着を容易に行う
ことができるパッキンを提供する。 【構成】 リブ付管2のパッキン3を装着する部分より
も管端側の環状リブ1の高さを、後方側の環状リブの高
さよりも低くしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リブ付管のパッキン装
着構造及びリブ付管用のパッキンに関し、詳しくは外周
面に多数の環状リブを有するリブ付管同士を接続する際
のパッキンの装着を容易に行うことができるリブ付管の
構造及びパッキンの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、図3に示すように、管体の外周面
に多数の環状リブ1を突設した、いわゆるリブ付管2が
提案され、地中埋設用配管として採用されつつある。こ
のリブ付管2同士を接続する際には、従来の通常の合成
樹脂管(プレーン管)同士を接続するときと同様に、一
方のリブ付管2の開口部を拡開して受口2aを形成する
とともに、他方のリブ付管2の環状リブ1間にリング状
のパッキン3を装着し、両者を嵌合させる工法により行
われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記方
法では、パッキン3をリブ付管2の環状リブ1間に装着
する際、パッキン3の抜けを防止するために、パッキン
3を引張って幾つかの環状リブ1を乗り越させなければ
ならず、作業性に難点があった。
【0004】また、作業性向上のためにパッキンを形成
するゴムの硬度を低くして伸びを良くすることも考えら
れるが、ゴム硬度を低くすると、ゴムの圧縮永久歪みに
より、長期的な水密性が確保できなくなる。
【0005】そこで本発明は、パッキンの装着を容易に
行うことができるリブ付管の構造、及びリブ付管への装
着を容易に行うことができるパッキンを提供することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明のリブ付管のパッキン装着構造は、パッキ
ン装着部より管端側の環状リブの高さを、後方側の環状
リブの高さよりも低くしたことを特徴としている。
【0007】また、本発明のリブ付管用のパッキンは、
外周側にその最大外径が前記環状リブの最大外径よりも
大きい山形凸部を、内周側に山形空洞部をそれぞれ有す
る中央部とともに、該中央部の両側面に環状リブの側面
に当接する両側部を有する断面形状に形成され、かつ前
記両側部の硬度を、前記山形凸部及び山形空洞部を形成
する中央部の硬度よりも低くしたことを特徴としてい
る。
【0008】
【作 用】上記のように、管端側の環状リブの高さを低
くすることにより、該環状リブを乗り越えさせるときの
パッキンの引伸し量が少なくなり、パッキンの装着を容
易に行える。
【0009】また、上記構成のパッキンは、シール機能
部の硬度を保ったままパッキン全体としての硬度を低く
できるので、伸びを良くすることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明のリブ付管のパッキン装着構造の一
実施例を示す要部断面図、図2は本発明のパッキンの一
実施例を示す要部断面図である。
【0011】図1は、リブ付管2のパッキン3を装着す
る部分よりも管端側の環状リブ1の外周部1aを、リブ
高さ方向の略中央部から切断あるいは切削して低くした
ものである。
【0012】このようにパッキン3を乗り越えさせなけ
ればならない管端側の環状リブ1の外周部1aを切除し
て環状リブ1の高さを低くするか、リブ付管2の製造時
に管端側の環状リブ1の高さを低くしておくことによ
り、装着時のパッキン3の引伸し量を少なくでき、パッ
キン3の装着を容易に行うことができるようになる。
【0013】なお、パッキン装着部よりも管端側の環状
リブを後方側の環状リブよりも低くする場合に、全周に
亙って行うのが好ましいが、一部分のみでもパッキン装
着作業性の向上を図れる。
【0014】図2に示すパッキン10は、硬度が異なる
2種類のゴム系材料により一体に形成されたもので、そ
の最大外径は環状リブ1の最大外径よりも大きく、かつ
その最小内径はリブ付管2の管体外径と略同一又は僅か
に小さく形成されている。
【0015】即ち、上記パッキン10は、外周側に山形
凸部11を有するとともに、内周側に山形空洞部12を
有する中央部Cと、環状リブ1の側面に当接する平面部
13を有する両側部Sとからなるもので、両側部Sに
は、その硬度が中央部Cの硬度より低いものが用いられ
る。
【0016】上記中央部Cの硬度は、十分なシール性を
得るために必要な硬度範囲に設定されるもので、好まし
くは55〜60Hs(D)(ショアーD硬度)程度のも
のが用いられる。また、両側部Sの硬度は、中央部Cを
中央位置に保持できる硬度であって、パッキン10の伸
び性を向上できる範囲に設定される。この両側部Sの硬
度は、中央部Cと両側部Sとの割合によって異なるが、
通常、30〜45Hs(D)のものを用いることが好ま
しい。
【0017】上記構造を有するパッキン10は、中央部
Cにより必要なシール性が得られ、また、硬度の低い両
側部Sによりパッキン全体としての硬度が低くなり、伸
び性が向上する。従って、従来のパッキンと同様のシー
ル性を確保しながら大きな伸び性を有するパッキンが得
られる。これにより、パッキン10をリブ付管2に装着
する際の環状リブ1の乗り越しを容易に行うことができ
る。
【0018】さらに、外周部を山形凸部11としたこと
により、受口への挿入も容易になり、内周部に山形空洞
部12を形成したことにより、十分な弾力性が得られ
る。
【0019】さらに、本パッキン10を用いる際にも、
上記図1に示すように、管端側の環状リブ1の高さを低
くしておくことにより、パッキン10の装着を一層容易
なものにすることができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
リング状のパッキンをリブ付管の環状リブ間に容易に装
着することができ、作業性を大幅に向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のリブ付管のパッキン装着構造の一実
施例を示す要部断面図である。
【図2】 本発明のパッキンの一実施例を示す要部断面
図である。
【図3】 従来のリブ付管の接続状態を示す半断面図で
ある。
【符号の説明】
1…環状リブ 1a…外周部 2…リブ付管 1
0…パッキン 11…山形凸部 12…山形空洞部 13…平面部
C…中央部 S…両側部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周面に多数の環状リブを有するリブ付
    管の環状リブ間にリング状のパッキンを装着するにあた
    り、該パッキン装着部より管端側の環状リブの高さを、
    後方側の環状リブの高さよりも低くして前記パッキン装
    着部にパッキンを装着したことを特徴とするリブ付管の
    パッキン装着構造。
  2. 【請求項2】 外周面に多数の環状リブを有するリブ付
    管の環状リブ間に装着されるリング状のパッキンであっ
    て、該パッキンは、外周側にその最大外径が前記環状リ
    ブの最大外径よりも大きい山形凸部を、内周側に山形空
    洞部をそれぞれ有する中央部とともに、該中央部の両側
    面に環状リブの側面に当接する両側部を有する断面形状
    に形成され、かつ前記両側部の硬度を、前記山形凸部及
    び山形空洞部を形成する中央部の硬度よりも低くしたこ
    とを特徴とするリブ付管用のパッキン。
JP3154930A 1991-06-26 1991-06-26 リブ付管のパツキン装着構造及びパツキン Pending JPH0510484A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0514777U (ja) * 1991-08-13 1993-02-26 積水化学工業株式会社 リブ付管接合シ−ル用ゴム輪
JP2002323134A (ja) * 2001-04-25 2002-11-08 Yamaha Motor Co Ltd シリンダにおけるピストン構造
JP2008280845A (ja) * 2008-08-05 2008-11-20 Kubota Ci Kk ゴム輪接合部の接続方法、リブ付管および下水管路
JP2010230145A (ja) * 2009-03-30 2010-10-14 Mitsubishi Plastics Inc リブ付き管の接続方法、管路及びそれに用いる屈曲防止リング

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