JP4504471B2 - キャップとチューブの口部とのシール構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、キャップとチューブの口部とのシール構造に関し、さらに詳しくは、チューブの口部の端面の幅が狭いチューブであっても、キャップのコンタクトリングで、十分なシール効果が得られるキャップとチューブの口部とのシール構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術としては、例えば図7及び図8に示すようなものがある。図中50は閉鎖膜付チューブであり、この閉鎖膜付チューブ50の口部51には、キャップ52が螺合されている。そして、この閉鎖膜付チューブ50の口部51の端面51aには、キャップ52の天面52aに形成されたコンタクトリング53が上方から当接されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような発明にあっては口部51の端面51aに、コンタクトリング53が当接されているため、口部51の端面51aの幅が狭い場合、若しくは端面51aが水平に成形されない場合、または端面51aに傷等がある場合は、キャップ52のコンタクトリング53と、口部51の端面51aとのシール性が不完全になる欠点があった。
【0004】
この発明は、このような従来の課題に着目してなされたもので、キャップのシール性の向上を図ったキャップとチューブの口部とのシール構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するため、請求項1記載の発明は、閉鎖膜を破った後のチューブの口部と、そのチューブの口部に取り付けられるキャップとをシールする構造であって、該チューブの口部に、その口部の端面の下方に一体に設けられ、該口部の内腔を閉鎖する閉鎖膜と、該閉鎖膜を支持し、かつ口部の一部である基幹部と、前記キャップの天面に形成されたコンタクトリングとを備え、前記基幹部が、口部の閉鎖膜より上側の部位の内径を、閉鎖膜より下方の内容物が充填されている部位の内径より大きくすることにより、該口部の内側に形成された段状の部位であり、その段状の部位の上面が係止部であり、かつ閉鎖膜の上面と連続する水平面とされており、前記閉鎖膜が、その下面側の周縁付近に、半径方向外側に向かって次第に肉厚に形成された部位を有しており、該肉厚に形成された部位の下面と口部の内周面とが連続しており、前記コンタクトリングの先端が、前記係止部または基幹部の近傍の閉鎖膜の上面に当接することを特徴とする。
【0006】
この課題を解決するため、請求項2記載の発明は、前記コンタクトリングの断面形状が下方に凸の略三角形状であることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1〜図は、本発明の実施の形態を示す図面であり、図1及び図2は本発明に係る第1の実施形態を示す図面である。図中3はチューブでありアルミニウム、合成樹脂等の素材で造られている。そして、このチューブ3の口部1には閉鎖膜2が設けられ、口部1の雄ねじには、キャップ4の雌ねじが螺合されている。また、口部1の端面1aの下方には、閉鎖膜2を支持する基幹部7が形成され、この基幹部7の上面には係止部8が形成され、この係止部8の下端部に連続して、閉鎖膜2が口部1を塞ぐように形成されている。そして、図2に示すように、この係止部8にはキャップ4の螺合時に、キャップ4の天面5に形成されたコンタクトリング6が当接するように位置付けられている。すなわち、図2に示すように、口部1の端面1aの内径より、若干小さい外径で形成されたコンタクトリング6が係止部8に当接するように構成されている。
【0008】
図3は、本発明に係る第2の実施形態を示す図面である。この第2の実施形態の特徴は、コンタクトリング6の先端部が、第1の実施形態のように、基幹部7の係止部8に当接されるのではなく、閉鎖膜2の水平面2a上に当接されるように構成されている点にある。その他の構成は、第1の実施形態と同様である。この係止部8及び閉鎖膜2は、当接面積が広く形成されているから、コンタクトリング6がズレて当接される等の虞れはなく、十分なシール効果が得られる。
【0009】
図4及び図5は、本発明の範囲外の例を示す図面である。図中13は同様に、アルミニウムまたは合成樹脂製のチューブであり、このチューブ13の口部11の雄ねじには、キャップ14の雌ねじが螺合されている。この第3の実施形態の特徴は、チューブ13の口部に閉鎖膜が設けられいない通常のチューブである。そして、口部11の端面11aの下方内側には、湾曲面を有する係止部18が形成され、この係止部18にはキャップ14の螺合時に、キャップ14の天面15に形成されたコンタクトリング16が当接するように構成されている。すなわち、図5に示すように、口部11の端面11aの内径より、コンタクトリング16の外径は若干小さく構成され、係止部18上に、コンタクトリング16が当接するように、コンタクトリング16の外径が決定されている。図6は、本発明の範囲外の他の例を示す図面であり、図4に示す例と異なる点は、係止部19が湾曲面でなく切欠いたように凹状に構成されている点である。なお、係止部18,19は端面11aの下方外側に形成されてもよい。(図示せず)
【0010】
次に、この発明の作用について説明する。まず、第1の実施形態または第2の実施形態において、口部1の端面1aの幅が狭くなるように成形された場合のチューブにおいて、閉鎖膜2の基幹部7の上面に形成された係止部8または閉鎖膜2は、当接面が広く構成され、かつ係止部8または閉鎖膜2が、口部1の端面1aより若干低い部位に位置しているので、チューブ3の成形後、係止部8または閉鎖膜2に傷等が付かない。したがって、コンタクトリング6の当接によって、確実なシール効果が得られる。
【0011】
また、図4に示す例または図5に示す他の例において、閉鎖膜がチューブの口部に設けられていない場合において、端面11aの下方に形成した係止部18,19も上記と同様の作用を呈するので、コンタクトリング16を当接することにより、同様のシール効果を得ることができる。
【0012】
【発明の効果】
以上説明してきたように、この発明によれば、キャップのコンタクトリングによるチューブの口部へのシール性を、完全化できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る第1の実施形態を示す正面断面図。
【図2】図1のX部の拡大断面図。
【図3】この発明に係る第2の実施形態を示すX部の拡大断面図。
【図4】発明の範囲外を示す正面断面図。
【図5】図4のY部の拡大断面図。
【図6】発明の範囲外の他を示すY部の拡大断面図。
【図7】従来のシール形態を示す正面断面図。
【図8】図7のZ部の拡大断面図。
【符号の説明】
1 11 口部
1a 11a 端面
2 閉鎖膜
3 13 チューブ
4 14 キャップ
5 15 天面
6 16 コンタクトリング
7 基幹部
8 18 19 係止部

Claims (2)

  1. 閉鎖膜を破った後のチューブの口部と、そのチューブの口部に取り付けられるキャップとをシールする構造であって、
    該チューブの口部に、その口部の端面の下方に一体に設けられ、該口部の内腔を閉鎖する閉鎖膜と、
    該閉鎖膜を支持し、かつ口部の一部である基幹部と、
    前記キャップの天面に形成されたコンタクトリングとを備え、
    前記基幹部が、口部の閉鎖膜より上側の部位の内径を、閉鎖膜より下方の内容物が充填されている部位の内径より大きくすることにより、該口部の内側に形成された段状の部位であり、
    その段状の部位の上面が係止部であり、かつ閉鎖膜の上面と連続する水平面とされており、
    前記閉鎖膜が、その下面側の周縁付近に、半径方向外側に向かって次第に肉厚に形成された部位を有しており、
    該肉厚に形成された部位の下面と口部の内周面とが連続しており、
    前記コンタクトリングの先端が、前記係止部または基幹部の近傍の閉鎖膜の上面に当接することを特徴とするキャップとチューブの口部とのシール構造。
  2. 前記コンタクトリングの断面形状が下方に凸の略三角形状である請求項1記載のキャップとチューブの口部とのシール構造。
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