JP2000200120A - スイッチ状態確認装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部メモリを接続可能なコネクタを備えた電
子装置において、電子装置内のバックアップ電池用スイ
ッチの状態を前記コネクタに接続して確認し、検査時間
を短縮することができる装置を提供する。 【解決手段】 外部メモリを接続可能な電子装置１に接
続して使用するスイッチ状態確認装置８であって、前記
確認装置８内の各部に電力を供給する電源１３と、電子
装置１から受信した信号を蓄積可能な確認装置用の外部
メモリ１０と、外部メモリ１０用の制御信号を監視して
制御信号が適正であるか否かの判断する信号監視部１１
と、信号監視部１１により監視された制御信号の判断結
果を表示する表示部１２とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、外部メモリーカー
ド等の外部メモリを接続可能なコネクタを備えた電子装
置の該コネクタに接続して使用し、電子装置内のバック
アップ電池用スイッチの出力状態を確認する装置に関す
る。

【０００２】

【従来の技術】従来から、ファクシミリ、コンピュータ
等の電子装置には、電子装置についての登録情報やその
電子装置の動作内容を設定した設定情報を保持したり時
間（時計）情報を保持するためにバックアップ用の電池
が内蔵されている。バックアップ電池は、一般的に基板
上のバッテリホルダー等に固定されている。また、基板
に実装された後のバックアップ電池には、出荷前の保存
期間中における放電等を防ぐために、バックアップ電池
の回路に直列に設置したスイッチが設けられている。該
スイッチをオフ状態とすることによりバックアップ電池
の出力回路が遮断され、バックアップ電池の放電が防が
れる。尚、上記スイッチとしては、例えば、バックアッ
プ電池の片方の電極と基板状のバッテリホルダーの電極
との間に絶縁板を挟んだり取り除くことにより通電をオ
ン／オフする等の簡易的なスイッチ手段も含む。上記バ
ックアップ電池は、基板が電子装置に実装される際に、
電源スイッチをオン状態に切り替えることにより通電さ
れて、出力状態となる。ところで、電子装置の製造時に
は、一般的に電子装置の生産工程の最後（出荷前）にそ
の電子装置（製品）本体の品質検査が行われる。また、
通常の製品本体の品質検査は製品本体の電源をオンにし
た状態で行われる。従って、製品に搭載されたメモリ等
は製品本体の電源から電力の供給を受けるため、バック
アップ電池の回路に直列に設置したスイッチ（バックア
ップ電池用スイッチ）のオン／オフに関わらずメモリに
記憶された情報は読み出されて、製品本体の検査が可能
となる。

【０００３】しかし、バックアップ電池用スイッチがオ
ン（出力）状態であることを確認する際に、製品本体の
電源が出力したままの状態では、バックアップ電池用ス
イッチが出力状態であるか否かを検査（確認）すること
ができない。そこで、従来は以下のようにバックアップ
電池用スイッチが出力状態であることの確認作業を行っ
ていた。まず、上記通常の製品本体の検査を終了して製
品本体の電源をオフ状態にした後、例えば、キャッシュ
メモリ等に使用されている記憶素子であるＳＲＡＭ（ス
タティック・ランダム・アクセス・メモリ）に記憶され
た情報が発散するに充分な時間を経過させる。尚、通電
中は維持されるＳＲＡＭに記憶された情報を発散させる
に充分な時間としては、例えば、５分等が必要とされ
る。その後、再び、製品本体の電源をオン状態にして、
登録情報、或いは、時間情報等が発散せずに残っている
ことを確認する。登録情報、或いは、時間情報等が残っ
ていることにより、バックアップ電池用スイッチが出力
状態であることが確認できる。その際に、登録情報、或
いは、時間情報等が発散してしまっている場合には、バ
ックアップ電池用スイッチがオフ状態であると判断され
るので、リワーク等の工程により、バックアップ電池用
スイッチをオン状態にする作業が実施される。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
検査方法では、上記したようにバックアップ電池用スイ
ッチの出力状態を確認するために、通常の検査を終了し
た後に５分程度製品本体の電源をオフ状態にし、再度、
製品本体の電源をオン状態にして登録情報或いは時間情
報が残っているか否かを確認しているため、製品１台当
たりの検査時間が長くなり、全体的な生産性が低下して
いた。ところで、電子装置の中には、ＤＲＡＭ（ダイナ
ミック・ランダム・アクセス・メモリ）等の記憶素子を
内蔵したメモリーカード等を増設用の外部メモリとして
接続できるコネクタを有した装置が知られている。ま
た、外部メモリを接続可能な電子装置においては、その
外部メモリのバックアップも電子装置に内蔵されたバッ
クアップ電池により行われる。本発明は、上述した如き
従来の問題を解決するためになされたものであって、外
部メモリを接続可能なコネクタを備えた電子装置におい
て、バックアップ電池の通電を確認するための煩雑な作
業を要することなく、電子装置内のバックアップ電池用
スイッチの出力状態を前記コネクタに接続して確認し、
検査時間を短縮することができる装置を提供することを
目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、請求項１の本発明のスイッチ状態確認装置は、外部
メモリを接続可能な外部メモリ接続用コネクタを備えた
電子装置の該コネクタに接続して使用し、前記電子装置
に内蔵されたバックアップ電池のスイッチが出力状態で
あるか否かを確認するためのスイッチ状態確認装置であ
って、前記確認装置内の各部に電力を供給する電源部
と、前記電子装置から受信したデータを蓄積可能である
と共に制御信号を受信可能である外部メモリと、前記外
部メモリ用の制御信号を監視して制御信号が適正である
か否かを判断する信号監視部と、該信号監視部による制
御信号の判断結果を表示する表示部とを備えたことを特
徴とする。請求項２の本発明のスイッチ状態確認装置
は、電子装置本体に内蔵されたバックアップ電池と、該
電子装置に内蔵されて前記バックアップ電池の出力をオ
ン・オフ切り替えするスイッチと、前記バックアップ電
池によりバックアップされる外部メモリを接続するため
の外部メモリ接続コネクタと、前記外部メモリへのデー
タの書き込み及び読み出しを管理する制御信号を出力す
るメモリ管理部とを備えた電子装置に接続して使用する
バックアップ電池のスイッチが出力状態であるか否かを
確認するためのスイッチ状態確認装置であって、前記外
部メモリ接続コネクタと接続可能な確認装置側コネクタ
と、前記バックアップ電池用出力スイッチ状態確認装置
内の各部に電力を供給する電源部と、前記電子装置から
受信したデータを蓄積可能であると共に制御信号を受信
可能である外部メモリと、前記メモリ管理部から前記外
部メモリ用に出力される制御信号を監視して該制御信号
が適正であるか否かを判断する信号監視部と、前記信号
監視部の判断結果に応じて前記スイッチの状態を表示す
る表示部とを備えたことを特徴とする。

【０００６】

【発明の実施の形態】以下、本発明を図示した実施形態
に基づいて説明する。図１は、本発明のスイッチ状態確
認装置の第１の実施形態の概略の全体構成を示すブロッ
ク図である。図１には、ファクシミリ装置等の電子装置
である製品本体１と、本実施形態のスイッチ状態確認装
置８が示されている。製品本体１には、バックアップ用
電池３と、バックアップ用電池３を実装する基板２と、
バックアップ電池３の出力をオン／オフするバックアッ
プ電池用出力スイッチ４と、外部メモリに情報を書き込
む際或いは読み込む際のメモリ中のアドレス等を管理す
る制御信号或いはＤＲＡＭ用のリフレッシュ信号を生成
するメモリ管理部５と、制御信号を伝送する制御信号線
６と、汎用の外部メモリを接続するための外部メモリ接
続コネクタ７とを備えている。バックアップ電池用出力
スイッチ４は、バックアップ用電池３を基板２に実装し
た段階（生産工程）では、オフ状態のままで保管され、
基板２が製品本体１に組み込まれる際の生産工程におい
てスイッチがオン状態（出力状態）にされる。スイッチ
状態確認装置８には、製品本体１の外部メモリ接続コネ
クタ７と接続する確認装置側コネクタ９と、ＤＲＡＭ等
の記憶素子にて構成される外部メモリ１０と、ＤＲＡＭ
用のリフレッシュ信号等の制御信号を監視して適正な制
御信号か否かを判断する信号監視部１１と、信号監視部
１１により監視した制御信号が正しい制御信号であると
判断された場合にランプ等を点灯させることにより制御
信号が適正であるか否かを表示する表示部１２と、信号
監視部１１及び表示部１２に電力を供給する電源部１３
とを備えている。

【０００７】本発明のスイッチ状態確認装置８を用い
て、製品本体１に内蔵されたバックアップ電池用出力ス
イッチ４の状態を確認するには、次のように作業を行
う。完成した製品本体１の作動等についての検査を終え
てから、製品本体の電源をオフ状態にし、製品本体１の
外部メモリ接続コネクタ７と、スイッチ状態確認装置８
の確認装置側コネクタ９とを接続する。スイッチ状態確
認装置８の表示部１２を確認し、外部メモリ１０が受信
している制御信号が適正な制御信号であることを示すラ
ンプ等が点灯しているか否かを確認する。その際に、Ｓ
ＲＡＭ等に記憶された情報が発散する時間を待つ必要は
ない。従って、本実施形態では、製品本体１とスイッチ
状態確認装置８とを接続した後に表示部１２のランプ等
の点灯を確認するのみで、待ち時間無くバックアップ電
池用出力スイッチ４の状態を確認することができる。ま
た、外部メモリを接続するだけでバックアップ用電力の
供給を開始する製品本体については、上記のように作業
が行われるが、例えば、外部メモリ１０に情報を蓄積す
ることにより初めてバックアップ電力の供給を開始する
製品については、一旦、製品本体１の電源をオン状態に
して外部メモリ１０に情報の蓄積を行い、再度、製品本
体１の電源をオフ状態にしてから表示部１２のランプ等
の点灯を確認することにより、対応することができる。
例えば、製品本体１がファクシミリ装置であり、製品本
体１の基板２上には標準画質で３頁分の読み取り画像用
のＤＲＡＭメモリを有していることとする。また、信号
監視部１１において制御信号が正しいか否かを判断する
ために、信号監視部１１内には外部メモリ１０のメモリ
情報を保持させておく。ファクシミリ装置の外部メモリ
１０に情報を蓄積する際には、ファクシミリ装置（製品
本体１）の電源をオン状態にして、標準画質のままで読
み取りページ数を３頁よりも増加させるか、読み取り頁
数は３頁のままでも情報量の多い原稿（例えば、白黒変
化点の多い原稿）を読み取るか、或いは情報量の多いモ
ード（例えば、ハーフトーンモード等）により読み取り
を行うことにより、外部メモリ１０に情報の記憶を行
う。外部メモリ１０に情報が蓄積された場合、外部メモ
リ１０内のＤＲＡＭに情報が蓄積されていることを示す
フラグが外部メモリ１０を管理するコントローラからメ
モリ管理部５に対して出力される。メモリ管理部５で
は、そのフラグを受信することにより、外部メモリ１０
に対してリフレッシュ信号の供給を開始する。

【０００８】次に、ファクシミリ装置の電源をオフ状態
にすると、メモリ管理部５では、バックアップ用電池３
からの電力供給により、外部メモリ１０に対してリフレ
ッシュ信号の供給を行う。リフレッシュ信号は、制御信
号線６を経由して外部メモリ１０に供給される。その
際、信号監視部１１では制御信号線６を監視し、リフレ
ッシュ信号が予め保持させておいたメモリ情報に適合し
ているか否かの判断を行う。判断結果がメモリ情報に適
合している場合には、表示部１２のランプを点灯させ
て、バックアップ用電力の供給が適正に行われているこ
と、即ち、バックアップ電池用出力スイッチ４がオン状
態（出力状態）であることを表示する。リフレッシュ信
号がメモリ情報と適合しているか否かの判断は、例え
ば、ＤＲＡＭへの制御信号であるＲＡＳ信号またはＣＡ
Ｓ信号を監視し、その信号の立ち上がり又は立ち下がり
が正しくカウントされているか否かにより判断すること
ができる。尚、ＲＡＳ（ロウ・アドレス・ストロ−ブ）
信号とは、行列状に配列されたメモリセルの行アドレス
の位置を指定するアドレス入力信号であり、ＣＡＳ（コ
ラム・アドレス・ストロ−ブ）信号とは、行列状に配列
されたメモリセルの列アドレスの位置を指定するアドレ
ス入力信号である。さらに、製品本体１の電源がオン状
態である時には外部メモリ接続コネクタ７には、通常状
態において＋５Ｖの電圧が供給されていることから、逆
に、例えば、信号監視部１１により制御信号線６に＋５
Ｖの電力が供給されておらず、しかもバックアップ用電
池３に基づく電圧（例えば、３Ｖ等）が供給されている
ことを監視することにより、製品本体１の電源が確実に
オフ状態であることを判断することができる。尚、信号
監視部１１への入力信号は、外部メモリ１０に入力する
入力線（制御信号線６）から得られる信号であるため、
メモリ１０に入力する信号のレベルを下げないために高
入力抵抗であることが望ましい。表示部１２は、例え
ば、バックアップ電池用出力スイッチ４がオン状態であ
ると判断した場合の信号監視部１１からの出力を、ロジ
ック信号のハイ（Ｈ）とし、オン状態でない場合の信号
監視部１１からの出力を、ロジック信号のロー（Ｌ）と
した場合に、ロジック信号のハイの信号が表示部１２に
入力された時にランプが点灯するようにドライブ回路と
点灯回路を設定する。尚、本実施形態は、外部メモリ１
０（ＤＲＡＭ）をバックアップする電源のバックアップ
用電池３が、製品１の使用者の登録情報及び時間情報等
を記憶するＳＲＡＭをバックアップする電源の電池と同
一である場合に関するものであり、例えば、上記した外
部メモリ１０とＳＲＡＭが各々独立した電池によりバッ
クアップされる場合には上記の回路を適用することはで
きない、図２は、本発明のスイッチ状態確認装置の第２
の実施形態の概略の全体構成を示すブロック図である。
本実施形態では、製品本体１に接続可能な外部メモリが
ＳＲＡＭであり、外部メモリをバックアップする信号が
ＳＲＡＭのチップセレクト（ＣＳ）信号である場合のス
イッチ状態確認装置８を示している。本実施形態のよう
に外部メモリがＳＲＡＭである場合には、一般的にメモ
リ管理部５から制御信号（ＣＳ信号）が常時出力され
る。その結果スイッチ状態確認装置８内に外部メモリ１
０と信号監視部１１は必要なく、ＣＳ信号の電圧を基に
ランプ点灯するドライバと点灯回路を有する表示部１２
と、電源部１３とを備えるだけで良いことになる。ま
た、例えば、ＣＳ信号が常時出力されない場合には、外
部メモリ１０を備えるようにすれば良い。従って、外部
メモリがＳＲＡＭである場合にバックアップ電池用出力
スイッチ４の状態を確認するには、ＣＳ信号が常時出力
されるか否かに関わらず、製品本体１の電源をオフ状態
にし、スイッチ状態確認装置８を外部メモリ接続コネク
タ７に接続し、ランプの点灯を確認するのみで判断でき
ることになる。図３は、本発明のスイッチ状態確認装置
の第３の実施形態の概略の全体構成を示すブロック図で
ある。本実施形態も第２の実施形態と同じく、製品本体
１に接続可能な外部メモリがＳＲＡＭであり、外部メモ
リをバックアップする信号がＳＲＡＭのチップセレクト
（ＣＳ）信号である場合のスイッチ状態確認装置８を示
しているが、本実施形態では、図２の表示部１２と電源
部１３とをスイッチ状態確認装置８内に備えず、汎用の
マルチメータ１４内部の電源とマルチメータの表示部を
利用するようにしている。即ち、スイッチ状態確認装置
８内には、確認装置側コネクタ９と、制御信号線６の出
力線等しか備えず、制御信号線を直接に汎用のマルチメ
ータ１４に接続できるようにしても良い。

【０００９】汎用のマルチメータ１４により電圧を測定
する場合には、入力抵抗が高いため、直接にメータにて
測定することが可能となる。汎用のマルチメータ１４に
よる測定時、バックアップ電池用出力スイッチ４がオン
状態でない場合には、メータの出力は０Ｖになり、バッ
クアップ電池用出力スイッチ４がオン状態である場合に
は、メモリ管理部５から出力されるＣＳ信号の電圧にな
る。ＣＳ信号の電圧は、バックアップ用電池３の出力電
圧及びメモリ管理部５の仕様により変わるが、通常は３
Ｖ程度の電圧を確保できるため、バックアップ電池用出
力スイッチ４の状態を確認するには充分な電圧である。
従って、この場合にバックアップ電池用出力スイッチ４
の状態を確認するには、製品本体１の電源をオフ状態に
し、スイッチ状態確認装置８を外部メモリ接続コネクタ
７に接続し、マルチメータ１４の電圧を確認するのみで
判断できることになる。上記のように構成し、動作させ
ることにより、製品本体の電源をオフ状態にしてからＳ
ＲＡＭ等に記憶された情報を発散させるための時間を必
要とせず、バックアップ電池用スイッチの出力状態を確
認することができ、検査時間を短縮することができる。
また、スイッチ状態確認装置８を接続するために、外部
メモリとして増設されるメモリーカード用のコネクタ端
子（外部メモリ接続コネクタ７）及びそれに対応する確
認装置側コネクタ９を利用することにより、上記したフ
ァクシミリ装置以外の電子装置であっても、メモリーカ
ード用のコネクタ端子を備えた電子装置であれば接続し
て使用することができる。従って、スイッチ状態確認装
置８を汎用性を有するスイッチ状態確認装置とすること
ができる。

【００１０】

【発明の効果】上記のように本発明では、外部メモリを
接続可能なコネクタを備えた電子装置において、電子装
置の電源をオフ状態にしてからＳＲＡＭに記憶された情
報が発散する時間が経過するまで待つ必要が無く、電子
装置内のバックアップ電池用スイッチの状態を前記コネ
クタに接続して確認することができるので、検査時間を
短縮することができる。また、スイッチ状態確認装置を
接続するために、外部メモリとして増設されるメモリー
カード用のコネクタ端子を利用することにより、電子装
置の機種を問わず、汎用性を有するスイッチ状態確認装
置とすることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明のスイッチ状態確認装置の第１の実施形
態の概略の全体構成を示すブロック図である。

【図２】本発明のスイッチ状態確認装置の第２の実施形
態の概略の全体構成を示すブロック図である。

【図３】本発明のスイッチ状態確認装置の第３の実施形
態の概略の全体構成を示すブロック図である。

【符号の説明】

１・・・製品本体、２・・・基板、３・・・バックアッ
プ用電池、４・・・バックアップ電池用出力スイッチ、
５・・・メモリ管理部、６・・・制御信号線、７・・・
外部メモリ接続コネクタ、８・・・スイッチ状態確認装
置、９・・・確認装置側コネクタ、１０・・・外部メモ
リ、１１・・・信号監視部、１２・・・表示部、１３・
・・電源部、１４・・・マルチメータ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 外部メモリを接続可能な外部メモリ接続
   用コネクタを備えた電子装置の該コネクタに接続して使
   用し、前記電子装置に内蔵されたバックアップ電池のス
   イッチが出力状態であるか否かを確認するためのスイッ
   チ状態確認装置であって、 前記確認装置内の各部に電力を供給する電源部と、前記
   電子装置から受信したデータを蓄積可能であると共に制
   御信号を受信可能である外部メモリと、前記外部メモリ
   用の制御信号を監視して制御信号が適正であるか否かを
   判断する信号監視部と、該信号監視部による制御信号の
   判断結果を表示する表示部とを備えたことを特徴とする
   スイッチ状態確認装置。
2. 【請求項２】 電子装置本体に内蔵されたバックアップ
   電池と、該電子装置に内蔵されて前記バックアップ電池
   の出力をオン・オフ切り替えするスイッチと、前記バッ
   クアップ電池によりバックアップされる外部メモリを接
   続するための外部メモリ接続コネクタと、前記外部メモ
   リへのデータの書き込み及び読み出しを管理する制御信
   号を出力するメモリ管理部とを備えた電子装置に接続し
   て使用するバックアップ電池のスイッチが出力状態であ
   るか否かを確認するためのスイッチ状態確認装置であっ
   て、 前記外部メモリ接続コネクタと接続可能な確認装置側コ
   ネクタと、前記バックアップ電池用出力スイッチ状態確
   認装置内の各部に電力を供給する電源部と、前記電子装
   置から受信したデータを蓄積可能であると共に制御信号
   を受信可能である外部メモリと、前記メモリ管理部から
   前記外部メモリ用に出力される制御信号を監視して該制
   御信号が適正であるか否かを判断する信号監視部と、前
   記信号監視部の判断結果に応じて前記スイッチの状態を
   表示する表示部とを備えたことを特徴とするスイッチ状
   態確認装置。