JP2000200041A - 陳列商品の情報表示具 - Google Patents

陳列商品の情報表示具

Info

Publication number
JP2000200041A
JP2000200041A JP11001889A JP188999A JP2000200041A JP 2000200041 A JP2000200041 A JP 2000200041A JP 11001889 A JP11001889 A JP 11001889A JP 188999 A JP188999 A JP 188999A JP 2000200041 A JP2000200041 A JP 2000200041A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holder
information display
display device
product
return mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11001889A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4408145B2 (ja
Inventor
Takanao Shirai
孝直 白井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawajun Co Ltd
Original Assignee
Kawajun Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawajun Co Ltd filed Critical Kawajun Co Ltd
Priority to JP00188999A priority Critical patent/JP4408145B2/ja
Publication of JP2000200041A publication Critical patent/JP2000200041A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4408145B2 publication Critical patent/JP4408145B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報カード等が見易い位置に簡単にシフト出
来、客が陳列商品を取り出す際接触しても脱落したり表
示方向が変化せず、場所をとならい陳列商品の情報表示
具を提供する。 【解決手段】 情報カード2を保持するホルダー4と、
このホルダー4に取り付けると共に商品陳列棚に着脱自
在に取り付ける取付具本体6とからなり、この取付具本
体6内に縦継ぎ手部25及び横継ぎ手部8を設け、縦継
ぎ手部25に位置決め機能を有する弾力自動復帰機構を
具備し、横継ぎ手部8に重力自動復帰機構を具備させれ
ば、情報カード2を何時も見易い位置に設定でき、ホル
ダー4側に作用する上下及び水平方向の外力に対してホ
ルダー4を揺動させ、かつ元に復帰させることが出来
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主にスーパーマー
ケット、コンビニエンスストアー及びドラッグストアー
等の商品陳列棚に使用される陳列商品の情報表示具に関
する。
【0002】
【従来の技術】スーパーマーケット等の商品陳列棚上に
は陳列商品に関する種々の情報を客に提供するために陳
列商品の情報表示具が設置されている。この情報表示具
は、情報カード部等が見易く、客が陳列商品を取り出す
際接触しても脱落したり表示方向が変わったりせず、か
つ場所を取らないものが便利で都合がよい。従来、陳列
商品の情報表示具として一般的なのは、商品陳列棚の前
端面に設けたレール部材の係合溝に弾発的に係脱される
係合爪を有するクリップを構成し、このクリップに設け
た挟持部により情報カード等の一端部を挟持して、情報
カード等を商品陳列棚の前面から突出した状態に支持す
るものである。このタイプの陳列商品の情報表示具は、
クリップの係合爪により、商品陳列棚のレール部材の係
合溝に係合するものであるため、客が商品陳列棚から陳
列商品を取り出す際などに情報カード等に接触すると、
クリップがレール部材から外れ情報表示具自体が脱落し
たり、情報カード等がクリップから外れたりする。
【0003】このような不都合を解消したものに、本出
願人による陳列商品の情報表示具(特開平9−2975
33号公報参照)がある。この情報表示具は、陳列商品
に関する情報カードを収納するホルダーと、このホルダ
ーを商品陳列棚に保持する保持手段と、この保持手段と
ホルダーとを連結して商品陳列棚の前方に突出状態に
し、かつホルダーに作用する外力に対してホルダーを揺
動しかつ元位置復帰可能に支持する弾性板材と、を備え
てなるものである。従って、客が商品陳列棚から陳列商
品を取り出す際などにホルダーに接触しても、ホルダー
を揺動させることで外力を吸収して、ホルダーが保持手
段から外れたり、情報表示具自体が商品陳列棚から脱落
するようなことがない。
【0004】また、客が陳列商品を取り出す際などに接
触しても情報表示具自体が脱落したり、情報カード等が
クリップから外れたりしないように、情報カードが回転
する情報表示具がある。更に、最下段の商品陳列棚では
スタンド型の情報表示具を使用し、陳列商品の置場にこ
の情報表示具を置くことで使用する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記本出願人による陳
列商品の情報表示具は、客がホルダーに接触しても、ホ
ルダーを揺動させて外力を吸収し、ホルダーが保持手段
から外れたり、情報表示具自体が商品陳列棚から脱落せ
ず、都合がよい。しかしながら、スーパーマーケット等
で設置されている商品陳列棚は、複数段あり人間工学的
に上方の棚ほど急傾斜となって、上記情報表示具を上方
の棚に設置すると情報のカードが水平にならないから、
保持手段と弾性板材とを連結している支持ロッドを曲げ
ることにより対応していたが、この繰り返しにより支持
ロッドが折損したり、曲げても水平になりずらかった。
【0006】また、情報カードが回転する情報表示具で
は、表示面が常に見やすい位置で止まるとは限らず、ス
タンド型の情報表示具では陳列商品を置くスペースが制
限され、見栄えも悪い等の不都合がある。
【0007】従って、本発明の目的は、情報カード等が
見易い位置に簡単にシフト出来、客が陳列商品を取り出
す際接触しても脱落したり表示方向が変わったりせず、
かつ場所を取ることの無い陳列商品の情報表示具を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる状況において、本
発明者は、鋭意検討を行った結果、情報カードを保持す
るホルダーと、商品陳列棚に着脱自在に取り付けられる
取付具本体との間に、横継ぎ手部及び縦継ぎ手部を介在
させ、横継ぎ手部に位置決め機能を有する弾力自動復帰
機構を具備し、縦継ぎ手部に重力自動復帰機構を具備さ
せれば、情報カード等を何時も見易い位置に設定でき、
ホルダー側に作用する上下及び水平方向の外力に対して
ホルダーを揺動させ、かつ元に復帰させることが出来る
ことを見い出し、本発明を完成するに至った。
【0009】すなわち、本請求項1に係る発明は、陳列
商品の情報カードを保持するホルダーと、該ホルダーを
取り付ける保持部及び商品陳列棚に着脱自在に取り付け
るボディを有する取付具本体と、該取付具本体のボディ
に前記保持部を横軸により回転自在に支持すると共に、
前記ボディと前記保持部との間に弾力自動復帰機構を介
在させ、前記ホルダー側に作用する上下方向の外力に対
して前記ホルダーを揺動させ、かつ元に復帰させる横継
ぎ手部と、からなることを特徴とする陳列商品の情報表
示具を提供するものである。かかる構成を採ることによ
り、弾力自動復帰機構によってホルダー側に作用する上
下方向の外力に対してホルダーを上下方向に揺動させて
吸収し、かつその弾力が消滅すればホルダーを元の位置
に復帰させる。
【0010】また、本請求項2に係る発明は、前記保持
部に縦継ぎ手部を設け、該縦継ぎ手部は、ボディ側非可
動部にホルダー側可動部を縦軸により回転自在に支持す
ると共に、前記ボディ側非可動部とホルダー側可動部と
の間に重力自動復帰機構を介在させ、前記ホルダー側に
作用する水平方向の外力に対して前記ホルダーを揺動さ
せ、かつ元に復帰させるものである陳列商品の情報表示
具を提供するものである。かかる構成を採ることによ
り、上記機能に加え、重力自動復帰機構によってホルダ
ー側に作用する水平方向の外力に対してもホルダーを水
平方向に揺動させて吸収し、かつホルダー側の自重で元
に復帰させる。
【0011】また、本請求項3に係る発明は、前記横継
ぎ手部の弾力自動復帰機構は、前記ホルダーの回転位置
を自在に設定する位置決め機能を有すると共に、該設定
した回転位置から前記ホルダー側に作用する上下方向の
外力に対してホルダーを揺動させ、かつ元に復帰させる
の陳列商品の情報表示具を提供するものである。かかる
構成を採ることにより、上記機能に加え、そのホルダー
の取付位置が変わっても、位置決め機能によって、取付
位置を自在に設定して、対応出来る。
【0012】また、本請求項4に係る発明は、前記重力
自動復帰機構は、前記ホルダー側可動部を上部筒体に形
成し、かつ前記ボディ側非可動部を下部筒体に形成し
て、これら上部及び下部筒体に前記縦軸を通し回転自在
且つ軸方向移動自在にし、前記上部及び下部筒体の重合
部を傾斜面に形成してなる陳列商品の情報表示具を提供
するものである。かかる構成を採ることにより、上記機
能に加え、ホルダー側に水平方向の外力が加わると、揺
動して上部筒体の傾斜面が下部筒体の傾斜面からずれる
ことで外力を吸収し、ホルダー及び上部筒体の自重によ
って、生じたずれを解消する力が働き元に復帰する。
【0013】また、本請求項5に係る発明は、前記上部
及び下部筒体のうちいずれか一方を弾性体により、いず
れか他方に弾圧してなる陳列商品表示具を提供するもの
である。かかる構成を採ることにより、上部筒体の傾斜
面と下部筒体の傾斜面とにより生ずるずれを解消する力
が、重力に加えて弾性体の弾性力も加わり、元に復帰し
易くなる。
【0014】また、本請求項6に係る発明は、前記位置
決め機能を有する弾力自動復帰機構は、前記ボディに軸
支部を設け、前記保持部に前記横軸上を回転する回転部
を設けて、該回転部をばねケースとばねキャップとに分
け、これらの間にネジリ巻きばねを介在させこれらを回
転方向に弾設し、前記ばねキャップに係合部を設けかつ
前記軸支部に係合体を設けてなり、前記横軸に設けたス
トッパーを移動させて前記係合体を前記係合部に係脱さ
せる陳列商品の情報表示具を提供するものである。かか
る構成を採ることにより、横軸のストッパーを係合方向
に移動させて係合体を係合部に係合すれば、ネジリ巻き
ばねが働きホルダー側に上下方向の外力が加わっても、
ホルダーが揺動して吸収し元に復帰する。横軸のストッ
パーを逆移動させて係合体を係合部から脱すれば、ネジ
リ巻きばねが係合体から外れ、ホルダーが横軸上を自在
に回転できて位置決めできる。横軸のストッパーを係合
方向に移動させて係合体を係合部に係合すれば、再び上
下方向の外力に対応できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を挙げて、本発
明を図1〜図14に基づいて詳述する。図1は本発明の
実施形態である陳列商品の情報表示具を示す斜視図、図
2は本発明の実施形態である陳列商品の情報表示具をホ
ルダーと取付具本体とに分けた状態の斜視図、図3は本
発明の実施形態である陳列商品の情報表示具を分解した
状態を示す斜視図である。図において、陳列商品の情報
表示具(以下単に情報表示具と言う。)1は、陳列商品
の情報カード2を保持するホルダー4と、該ホルダー4
に取り付ける保持部3及び商品陳列棚(図4に図示)5
に着脱自在に取り付けるボディ40を有する取付具本体
6と、該取付具本体6のボディ40にホルダー4を取り
付ける保持部3を横軸7により回転自在に支持すると共
に、ボディ40と保持部3との間に弾力自動復帰機構を
介在させ、ホルダー4側に作用する上下方向の外力に対
してホルダー4を揺動させ、かつ元に復帰させる横継ぎ
手部8と、を主要構成要素とするものである。
【0016】前記ホルダー4は、枠体20の中に入口2
1から情報カード2を出し入れできるようになってい
る。枠体20の側部22には前記保持部3を嵌合する溝
部23が設けられ、この溝部23に保持部3の嵌込部2
4が着脱可能に嵌合される。保持部3には縦継ぎ手部2
5が設けられている。この縦継ぎ手部25は、上部筒体
26に形成した情報カード側可動部を、下部筒体27に
形成したボディ側非可動部に、縦軸28により回転自在
に支持されてなる。これら上部筒体26と下部筒体27
との間には、重力自動復帰機構が採用されている。
【0017】この重力自動復帰機構は、上部筒体26及
び下部筒体27にボルト状に形成した縦軸28を通し、
上部筒体26の切欠29からナット30を上部筒体26
内に挿入し、縦軸28のねじにナット30を螺着し、上
部筒体26を回転自在且つ軸方向移動自在にし、上部筒
体26及び下部筒体27の重合部分を傾斜部31及び3
2に形成してなる。従って、ホルダー4側に水平方向の
外力が加わると、上部筒体26の傾斜面31が下部筒体
27の傾斜面32からずれるから、ホルダー4側の自重
によって、ずれを解消する重力が働き傾斜部31及び3
2同士が重合し、その結果元に復帰する。
【0018】なお、上部筒体26及び下部筒体27のう
ちいずれか一方を圧縮ばね33により、いずれか他方に
弾圧しても良く、この実施例では下部筒体27内に圧縮
ばね33を挿入し、その中に縦軸28を通して上述のよ
うにナット30を螺着し、下部筒体27内の段差(不図
示)と縦軸28の頭部とにより、上部筒体26に下部筒
体27を弾圧している。これにより、上記のずれを解消
する力が重力に加えて圧縮ばね33のばね力も加わり、
元に復帰し易くなる。また、上部筒体26には前記嵌込
部24が取り付けられ、下部筒体27には後述する位置
決め機能を有する弾力自動復帰機構の一部が装着される
ばねケース34が取り付けられている。
【0019】前記ボディ40は、図3〜5に示すよう
に、その一端部に板ばね41がボルト42及びナット4
3により取り付けられ、この板ばね41により商品陳列
棚5の係合溝44に着脱自在に取り付けられる。このボ
ディ40と前記保持部3との間には前記横継ぎ手部8が
設けられている。この横継ぎ手部8は、ボディ40に前
記横軸7を支持するために設けた軸支部45に、保持部
3を横軸7により回転自在に支持されてなる。これら保
持部3とボディ40の軸支部45との間には、弾力自動
復帰機構が採用されている。
【0020】この弾力自動復帰機構は、ホルダー4の取
付位置を横軸7上に自在に設定する位置決め機能を有し
てなり、この位置決め機能により設定した取付位置から
ホルダー4側に作用する上下方向の外力に対してホルダ
ー4を横軸7上で揺動させ、かつ元に復帰させるもので
ある。すなわち、この弾力自動復帰機構は、以下のよう
にして構成される。まず、ボディ40の軸支部45に横
軸7を軸支させ、この横軸7上を回転する回転部46を
保持部3に設ける。この回転部46を前述のばねケース
34とばねキャップ47とに分け、双方を横軸7上で互
いに干渉しないで回転できるようにする。ばねケース3
4とばねキャップ47との間にネジリ巻きばね48を介
在させる。この介在のさせ方は、ばねケース34内にネ
ジリ巻きばね48を収納しその一端をばねケース34に
固定し、他端をばねキャップ47に固定してばねケース
34とばねキャップ47とを回転方向に弾設するもので
ある。そして、ばねキャップ47に係合部50を設け、
この係合部50に係脱出来る係合体51を軸支部45に
対して移動可能に設ける。これは、軸支部45の孔52
に線条53を設け、この線条53に対応する溝54を係
合体51の外周面に設けて、線条53に溝54を嵌めれ
ば、この線条53に沿って軸支部45の孔52内を係合
体51が軸方向に移動出来る。
【0021】この係合体51を移動させる手段として、
簡単なものは、軸支部45の孔55に雌ねじを切り、こ
の雌ねじに螺合する雄ねじを横軸7の先端56に切っ
て、更にこの横軸7の基端にストッパー57を設けたも
のである。すなわち、ばねケース34内にネジリ巻きば
ね48を収納しばねキャップ47を嵌めて回転部46と
し、更に軸支部45に係合体51を嵌め、この係合体5
1に横軸7を通し、回転部46にも通して、軸支部45
の孔55の雌ねじに横軸7の先端56の雄ねじをねじ込
んで行けば、ストッパー57により係合体51を係合方
向に移動し係合部50に係合出来るし、逆に緩めれば係
合部50から係合体51を脱することが出来る。従っ
て、ばねキャップ47の係合部50が係合体51に係合
状態であれば、ネジリ巻きばね48の他端がばねキャッ
プ47に固定しているから、ホルダー4側の保持部3に
属するばねケース34に対してネジリ巻きばね48が働
き、ホルダー4側に上下方向の外力が加わっても、揺動
して吸収し元に復帰する。係合状態が解消すれば、ホル
ダー4側の保持部3に属するばねケース34とばねキャ
ップ47とが一体となって横軸7上を回転出来るから、
位置決め出来、更に横軸7をねじ込めば、再び、係合部
50に係合体51を係合出来、ホルダー4側に作用する
上下方向の外力に対応できる。本実施の形態では、図2
及び図3からキャップ47の爪の一端側147と、ばね
ケース34の切欠きの一端側146を当接するように嵌
め込むことにより、外力の動きを下方に限定している。
このため、ホルダ4の位置決めを更に簡易化することが
できる。
【0022】この実施例での係合体51を移動させる手
段は、図3、6、7に示すように、上記の雌ねじ及び雄
ねじが無く、横軸7のストッパー57をワンタッチでロ
ック出来るレバー60がボディ40に設けられている。
すなわち、ボディ40に設けた支持部61にレバー60
を溝付きファスナー62により回転自在に支持し、レバ
ー60の軸端部に凸部63があり、レバー60をロック
すると、凸部63が横軸7のストッパー57を係合方向
に押し係合部50に係合体51を係合する(図6の状
態)。ロックを解除すると、凸部63がストッパー57
から外れて係合部50と係合体51との係合状態が解消
される(図7の状態)。なお、レバー60の先端部及び
取付具本体40には凹凸64が設けられ、ロック状態が
アクシデント等で簡単に解除しないようになっている。
【0023】次に、上記構成になる陳列商品の情報表示
具1の使用方法を説明する。まず、陳列商品の情報カー
ド2を選択し、これに適するホルダー4を選んで、入口
21から情報カード2をホルダー4内に収納する。商品
陳列棚5の情況に合わせて、図8、9に示すように、ホ
ルダー4の適切な位置を決め、それに対応する位置の溝
部23に保持部3の嵌込部24を嵌める。次に、商品陳
列棚5の係合溝44に取付具本体6の板ばね41を嵌め
る。この際、図10〜12に示すように商品陳列棚5の
高さ位置により、その傾斜が異なるから(図10は上
段、図11は上段〜中段、図12は中段以下を示す)、
レバー60をロック状態から解除して、情報カード2が
見やすい位置にホルダー4を横軸7上を上下方向に回転
させて、位置決めする。位置決めが終わったら、レバー
60をロック状態にして、商品陳列棚5に対する陳列商
品の情報表示具1の設置を終わる。この状態で、客が商
品陳列棚5から陳列商品を取り出したりする際、手がホ
ルダー4に接触したりして、外力がホルダー4に働く
と、横継ぎ手部8に採用された弾力自動復帰機構及び縦
継ぎ手部25に採用された重力自動復帰機構により、図
13、14に示すように、上下方向及び水平方向に揺動
し、ホルダー4に働いた外力を吸収し、かつ上下方向及
び水平方向ともにその揺動が収束して、自動的に元の位
置に復帰する。
【0024】再び、陳列商品の情報表示具1を設置替え
する場合は、商品陳列棚5から情報表示具1を外し、新
たに陳列商品の情報カード2を選択し、これに適するホ
ルダー4を選んで、入口21から情報カード2をホルダ
ー4内に収納して、後は上記と同様にして商品陳列棚5
に情報表示具1を設置すれば良い。
【0025】以上、本発明の実施形態を説明したが、具
体的な構成はこれに限定されず、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲での変更、追加は本発明の範囲内である。
【0026】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明に
よれば、弾力自動復帰機構によってホルダー側に作用す
る上下方向の外力に対してホルダーを上下方向に揺動さ
せて吸収し、かつその弾力が消滅すればホルダーを元の
位置に復帰させる。従って、客が陳列商品を取り出す
際、接触して上下方向の外力がホルダー側に加わって
も、ホルダーが脱落したり表示方向が変わったりせず、
かつ場所を取ることが無い効果がある。
【0027】請求項2の発明によれば、重力自動復帰機
構によってホルダー側に作用する水平方向の外力に対し
てもホルダーを水平方向に揺動させて吸収し、かつホル
ダー側の自重で元に復帰させる。従って、上記効果に加
え、水平方向の外力がホルダー側に加わっても、ホルダ
ーが脱落したり表示方向が変わったりしない。
【0028】請求項3の発明によれば、そのホルダーの
取付位置が変わっても、位置決め機能によって、取付位
置を自在に設定して、対応出来る。従って、上記効果に
加え、情報カードを常に見やすい位置に設定出来る。
【0029】請求項4の発明によれば、ホルダー側に水
平方向の外力が加わると、揺動して上部筒体の傾斜面が
下部筒体の傾斜面からずれることで外力を吸収し、ホル
ダー及び上部筒体の自重によって、生じたずれを解消す
る力が働き元に復帰する。従って、上記効果に加え、縦
継ぎ手部の重力自動復帰機構が部品点数の少ない簡単な
構造とすることが出来る。
【0030】請求項5の発明によれば、上部筒体の傾斜
面と下部筒体の傾斜面とにより生ずるずれを解消する力
が、重力に加えて弾性体の弾性力も加わり、元に復帰し
易くなる。従って、上記効果に加え、情報カード部側に
働く水平方向の外力に対して、早急に元に復帰する。
【0031】請求項6の発明によれば、横軸のストッパ
ーを係合方向に移動させて係合体を係合部に係合すれ
ば、ネジリ巻きばねが働きホルダー側に上下方向の外力
が加わっても、ホルダーが揺動して吸収し元に復帰す
る。横軸のストッパーを逆移動させて係合体を係合部か
ら脱すれば、ネジリ巻きばねが係合体から外れ、ホルダ
ーが横軸上を自在に回転できて位置決めできる。横軸の
ストッパーを係合方向に移動させて係合体を係合部に係
合すれば、再び上下方向の外力に対応できる。従って、
上記効果に加え、情報カード等が見易い位置に簡単にシ
フト出来、客が陳列商品を取り出す際、接触しても脱落
したり表示方向が変わったしない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である陳列商品の情報表示具
を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施形態である陳列商品の情報表示具
をホルダーと取付具本体とに分けた状態の斜視図であ
る。
【図3】図1の取付具本体を分解した状態を示す斜視図
である。
【図4】図1の取付具本体を商品陳列棚に係合する状態
を示す一部を断面した側面図を示す。
【図5】図4の係合後の状態を示す一部を断面した側面
図を示す。
【図6】本発明の実施形態である陳列商品の情報表示具
における弾力自動復帰機構の作動状態を示す断面図を示
す。
【図7】本発明の実施形態である陳列商品の情報表示具
における弾力自動復帰機構の作動状態を示す断面図を示
す。
【図8】本発明の実施形態である陳列商品の情報表示具
の取付具本体にホルダーを取り付ける状態を示す一部を
断面した側面図である。
【図9】本発明の実施形態である陳列商品の情報表示具
の取付具本体にホルダーを取り付ける他の状態を示す一
部を断面した側面図である。
【図10】本発明の実施形態である陳列商品の情報表示
具の取付具本体を商品陳列棚に係合する状態を示す一部
を断面した側面図である。
【図11】本発明の実施形態である陳列商品の情報表示
具の取付具本体を商品陳列棚に係合する他の状態を示す
一部を断面した側面図である。
【図12】本発明の実施形態である陳列商品の情報表示
具の取付具本体を商品陳列棚に係合する他の状態を示す
一部を断面した側面図である。
【図13】本発明の実施形態である陳列商品の情報表示
具の作動状態を示す側面図である。
【図14】本発明の実施形態である陳列商品の情報表示
具の他の作動状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 陳列商品の情報表示具 2 情報カード 3 保持部 4 ホルダー 5 商品陳列棚 6 取付具本体 7 横軸 8 横継ぎ手部 20 枠体 21 入口 22 側部 23 溝部 24 嵌込部 25 縦継ぎ手部 26 上部筒体 27 下部筒体 28 縦軸 29 切欠 30 ナット 31、32 傾斜部 33 圧縮ばね 34 ばねケース 40 ボディ 41 板ばね 42 ボルト 43 ナット 44 係合溝 45 軸支部 46 回転部 47 ばねキャップ 48 ネジリ巻きばね 50 係合部 51 係合体 52、55 孔 53 線条 54 溝 56 先端 57 ストッパー 60 レバー 61 支持部 62 溝付きファスナー 63 凸部 64 凹凸

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陳列商品の情報カードを保持するホルダ
    ーと、該ホルダーを取り付ける保持部及び商品陳列棚に
    着脱自在に取り付けるボディを有する取付具本体と、該
    取付具本体のボディに前記保持部を横軸により回転自在
    に支持すると共に、前記ボディと前記保持部との間に弾
    力自動復帰機構を介在させ、前記ホルダー側に作用する
    上下方向の外力に対して前記ホルダーを揺動させ、かつ
    元に復帰させる横継ぎ手部と、からなることを特徴とす
    る陳列商品の情報表示具。
  2. 【請求項2】 前記保持部に縦継ぎ手部を設け、該縦継
    ぎ手部は、ボディ側非可動部にホルダー側可動部を縦軸
    により回転自在に支持すると共に、前記ボディ側非可動
    部とホルダー側可動部との間に重力自動復帰機構を介在
    させ、前記ホルダー側に作用する水平方向の外力に対し
    て前記ホルダーを揺動させ、かつ元に復帰させるもので
    ある請求項1記載の陳列商品の情報表示具。
  3. 【請求項3】 前記横継ぎ手部の弾力自動復帰機構は、
    前記ホルダーの回転位置を自在に設定する位置決め機能
    を有すると共に、該設定した回転位置から前記ホルダー
    側に作用する上下方向の外力に対してホルダーを揺動さ
    せ、かつ元に復帰させる請求項1又は2記載の陳列商品
    の情報表示具。
  4. 【請求項4】 前記重力自動復帰機構は、前記ホルダー
    側可動部を上部筒体に形成し、かつ前記ボディ側非可動
    部を下部筒体に形成して、これら上部及び下部筒体に前
    記縦軸を通し回転自在且つ軸方向移動自在にし、前記上
    部及び下部筒体の重合部を傾斜面に形成してなる請求項
    2又は3記載の陳列商品の情報表示具。
  5. 【請求項5】 前記上部及び下部筒体のうちいずれか一
    方を弾性体により、いずれか他方に弾圧してなる請求項
    4記載の陳列商品表示具。
  6. 【請求項6】 前記位置決め機能を有する弾力自動復帰
    機構は、前記ボディに軸支部を設け、前記保持部に前記
    横軸上を回転する回転部を設けて、該回転部をばねケー
    スとばねキャップとに分け、これらの間にネジリ巻きば
    ねを介在させこれらを回転方向に弾設し、前記ばねキャ
    ップに係合部を設けかつ前記軸支部に係合体を設けてな
    り、前記横軸に設けたストッパーを移動させて前記係合
    体を前記係合部に係脱させる請求項3、4又は5記載の
    陳列商品の情報表示具。
JP00188999A 1999-01-07 1999-01-07 陳列商品の情報表示具 Expired - Lifetime JP4408145B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00188999A JP4408145B2 (ja) 1999-01-07 1999-01-07 陳列商品の情報表示具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00188999A JP4408145B2 (ja) 1999-01-07 1999-01-07 陳列商品の情報表示具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000200041A true JP2000200041A (ja) 2000-07-18
JP4408145B2 JP4408145B2 (ja) 2010-02-03

Family

ID=11514156

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00188999A Expired - Lifetime JP4408145B2 (ja) 1999-01-07 1999-01-07 陳列商品の情報表示具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4408145B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002085214A (ja) * 2000-09-20 2002-03-26 Kawajun Co Ltd 陳列商品の情報表示具及びその使用方法
JP2006163041A (ja) * 2004-12-08 2006-06-22 Kawajun Co Ltd 陳列商品の情報表示具
JP2009104049A (ja) * 2007-10-25 2009-05-14 Wayoo Kk 情報表示体の保持装置
JP2015031840A (ja) * 2013-08-02 2015-02-16 日研工業株式会社 物品保持具及びルーペ

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002085214A (ja) * 2000-09-20 2002-03-26 Kawajun Co Ltd 陳列商品の情報表示具及びその使用方法
JP4656708B2 (ja) * 2000-09-20 2011-03-23 河淳株式会社 陳列商品の情報表示具及びその使用方法
JP2006163041A (ja) * 2004-12-08 2006-06-22 Kawajun Co Ltd 陳列商品の情報表示具
JP4548721B2 (ja) * 2004-12-08 2010-09-22 河淳株式会社 陳列商品の情報表示具
JP2009104049A (ja) * 2007-10-25 2009-05-14 Wayoo Kk 情報表示体の保持装置
JP2015031840A (ja) * 2013-08-02 2015-02-16 日研工業株式会社 物品保持具及びルーペ

Also Published As

Publication number Publication date
JP4408145B2 (ja) 2010-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6089385A (en) Roller type commodity stand
US8851306B2 (en) Concealable storage rack
JPH0636774B2 (ja) 商品陳列ケース
US20020158032A1 (en) Display shelf with product anchors
US20070139871A1 (en) Monitor having functionality for easy assembly and disassembly
JP2000200041A (ja) 陳列商品の情報表示具
JP3711451B2 (ja) 表示用ホルダ
EP1562164A1 (fr) Dispositif de fixation d'une étiquette électronique notamment d'affichage de prix sur lieu de vente
JP2014516735A (ja) 可動ハウジングを有するマーチャンダイジングユニット
JP3222758U (ja) 簡易オートディスペンサー装置
JP4338203B2 (ja) 商品陳列具
JP3867239B2 (ja) フックハンガー用アダプタ
JP4548721B2 (ja) 陳列商品の情報表示具
JP2007515239A (ja) 並んだ物品を陳列するための装置
CN114636278B (zh) 调节搁架及冰箱
JP4056116B2 (ja) 商品陳列具
JPH0973270A (ja) 広告表示具
JPH0542541Y2 (ja)
JPH10274930A (ja) 陳列商品の情報表示具
JP3137183U (ja) ダブルフックハンガー用アダプター及びこれを装着したダブルフックハンガー
JP2005110997A (ja) ショーケースの棚構造
JP3107081U (ja) 商品陳列具
WO2007011049A1 (ja) 商品陳列装置
JP2020178877A (ja) 商品陳列ユニット
JPH1173106A (ja) 陳列商品の情報表示具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090218

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090305

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090617

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090805

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091104

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091106

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121120

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151120

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term