JP3107081U - 商品陳列具 - Google Patents

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Abstract

【課題】半永久的に使用することができ、しかも、商品を傷めることもない商品陳列具の提供を目的とする。
【解決手段】排出規制部材13を整列台12の前側に枢着し、上記排出規制部材13に、最前列の商品Aの排出を規制する第1規制片17を設け、上記排出規制部材13に、上記第1規制片17が上記最前列の商品Aの規制を解除する位置まで上記排出規制部材13を回動させたとき、上記最前列の商品Aが上記整列台12の前方側へ排出されるにともなって、前方2列目に整列されていた商品が排出されることを規制する第2規制片18を設け、上記前方2列目に整列されていた商品の上記第2規制片18による規制を解除するとともに、上記前方2列目に整列されていた商品の排出を上記第1規制片17により規制すべく、上記排出規制部材13を回動前の初期姿勢へ積極的に復帰させる復帰手段を上記排出規制部材13に具備した商品陳列具11。
【選択図】図3

Description

この考案は、スーパーマーケットなどにおいて商品を陳列するためのものであり、さらに詳しくは、整列した複数の商品を1つずつ取り出すことのできる商品陳列具に関する。
スーパーマーケットなどにおいて、商品を陳列する際に用いる商品陳列具は、従来のように単に商品を陳列するためだけでなく、様々な付加価値を有したものが提案されている。
例えば、整列した複数の商品を1つずつ取り出すことのできる商品陳列具として、下記特許文献1に係る商品展示小出し用容器とよばれる容器が存在する。
上記商品展示小出し用容器の大まかな構成は、上面が傾斜した支持台に容器本体とよばれる商品を整列した状態で収容する部材を取り付け、該容器本体の背面に、上端を両面テープで固定したレバー部品とよばれる部材を設け、該レバー部品に最下部の商品を支持する第一爪と、上記容器本体の前面に位置する操作ボタン部と、該操作ボタン部に隣接した第二爪とを設けた構成である。
上記構成を採る商品展示小出し用容器からの商品の取り出しは、上記操作用ボタン部を押さえることで、上記レバー部品を変形させることにより行う。これにより、上記第二爪は、下から2番目の商品を落ちないように拘束すると同時に第一爪は退避するため、最下部の商品のみを排出させることができるという仕組みである。
しかし、商品展示小出し用容器は、上記第一爪と第二爪との間の間隔と商品の幅とを略一致させて構成する必要がある。なぜなら、対象とする商品がタバコなどの柔らかいものである場合、最下部から2番目の商品を拘束しようと第二爪が容器本体に挿入されたとき、最下部の商品と2番目に有する商品との間にうまく入り込まなければ、タバコに直接、当接してしまい、タバコの表面に被覆されている紙が破れてしまうなどタバコの品質に問題が生じてしまう。
さらに、上記第二爪は、容器本体内に対して略直角に挿入されるため、商品に対しても略垂直に挿入されることになる。このため、例えば、対象とする商品の断面が四角形の場合、通常、整列された商品は、互いに密着し、その間には、隙間が殆ど存在しないため、上記第二爪を的確に商品どうしの間に挿入することは、困難となる。よって、第一爪と第二爪との間の間隔と商品の幅とが少しでもずれた場合には、商品、或いは、レバー部品自体が破損してしまうという問題を有する。
このように、上記第一爪と第二爪との間隔を正確に構成する必要があるにも関わらず、上記レバー部品は、立体形状であるとともに、複雑であるため(文献 の図 参照)、正確に形成することは困難であり、しかも、レバー部品は、弾性疲労により、寿命が限定されるという問題がある。
特開平8−47440号公報
そこで本考案では、半永久的に使用することができ、しかも、取り出す際に商品を傷めることもない商品陳列具の提供を目的とする。
本願考案に係る商品陳列具は、整列した複数の商品が自重により滑動するよう、前方に傾斜させて形成した整列台と、上記複数の商品が前方側から排出されることを規制するとともに、最前列の商品から1つずつ任意に排出することを許容する排出規制部材とを具備する商品陳列具であって、上記排出規制部材を上記整列台の前側に枢着し、上記排出規制部材に、上記最前列の商品の排出を規制する第1規制部を設け、上記排出規制部材に、上記第1規制部が上記最前列の商品の規制を解除する位置まで上記排出規制部材を回動させたとき、上記最前列の商品が上記整列台の前方側へ排出されるにともなって、前方2列目に整列されていた商品が排出されることを規制する第2規制部を設け、上記前方2列目に整列されていた商品の上記第2規制部による規制を解除するとともに、上記前方2列目に整列されていた商品の排出を上記第1規制部により規制すべく、上記排出規制部材を回動前の初期姿勢へ積極的に復帰させる復帰手段を上記排出規制部材に具備したことを特徴とする。
上記復帰手段は、例えば、ゴムやバネなどの弾性部材を上記整列台と上記排出規制部材との間に張架させ、その弾性力により上記排出規制部材を復帰させる構成であってもよい。
さらに、上記復帰手段は、自重により復帰させる重錘であることが好ましい。
上記復帰手段が重錘であれば、上記排出規制部材自体の重力を増加させ、その重力を利用することで積極的に上記排出規制部材を回動させることができる。このため、上記排出規制部材を一刻もはやく、初期姿勢へ復帰することができる。
本考案の商品陳列具は、上記排出規制部材が上記初期姿勢に有するとき、上記排出規制部材における、前記整列台へ枢着した部位よりも前方側に該排出規制部材の重心が偏心するよう前記復帰手段を設けたことを特徴とする。
上記構成を採れば、上記排出規制部材が初期姿勢に復帰した状態においても、商品が滑り落ちる方向と反対方向へ力を付与できるため、積極的に商品の規制を維持し続けることができる。
また、本考案の商品陳列具は、上記排出規制部材に、商品に関する情報が表示された表示部を具備したことを特徴とする。
上記表示部を具備することにより、上記排出規制部材を回動させるとき、表示部を押したり持ち上げたりして、表示部を回動させるための操作レバーとしても兼用することができる。
しかも、表示部を具備することにより、第1規制部や、第2規制部なども隠蔽することができる。このため、商品陳列具の見栄えを確保することができる。
また、本考案の商品陳列具は、上記第1規制部と上記復帰手段とを同一部材で形成してもよい。
上記構成を採れば、上記排出規制部材の構成を簡略化できるため、排出規制部材のコストをさらに低減することができる。
また、商品陳列具は、前記整列台の前側に、該整列台の前方から排出された商品を受ける商品受け部を設け、上記商品受け部の下側を上記整列台を設置する設置面よりも下方に設けることもできる。
この構成を採れば、上記商品陳列具を例えば、商品棚に設置したとき、商品棚の前端側を隠蔽できるため、商品陳列具を設置したときの見栄えを良好に保つことができる。
本願考案によれば、例えば、商品を収容した陳列箱などに、いちいち指を入れるなどして商品を取り出す必要がなく、上記排出規制部材を回動させるだけで商品を1つずつ容易に取り出すことができる。
また、上記排出規制部材が回動することで、上記第2規制部は、商品に対して垂直の状態ではなく、傾いた状態で最前列の商品と2列目の商品との間に入り込む。このため、最前列の商品を押さえつけることがなく、逆に、最前列の商品を前方へ押し出す方向に力を作用させることができる。
このため、商品を傷めることがなく、上記排出規制部材や商品自体の寸法誤差などの影響を受けずに正確に商品を排出することができる。
さらに、上記排出規制部材は、たわみ変形させることがないため、該排出規制部材自体に負担をかけることや弾性疲労してしまうこともなく、半永久的に使用できる。
また、上記復帰手段を具備することで、上記排出規制部材を回動前の初期姿勢へ積極的に復帰させることができる。このため、最前列から2列目の商品が滑り落ちてしまう前に確実にその動きを規制することができる。
この考案の一実施形態を、以下図面を用いて説明する。
まず、本考案に係る商品陳列具11の構成を説明するが、ちなみに本実施形態で扱う商品は、例えば、10個程度の粒状をしたガムやチョコレートを一列に配して、一体に包装された菓子を対象とする。
図1、図2、図3に示したように上記商品陳列具11には、このような商品を複数個、前後方向に一列に整列した状態で載置される整列台12と、該整列台12に整列した商品を前側から排出しないように規制するとともに、任意に1つずつ排出することを許容する排出規制部材13とを具備している。
なお、図1、図2、図3は、それぞれ商品陳列具11における外観図、分解斜視図、要部を断面で表した側面図である。
上記整列台12には、その上面に相当し、商品が整列される商品整列部14と、該商品整列部14を支持する支持部15と、上記商品整列部14から排出された商品を受ける商品受け部16とを備えている。
上記商品整列部14は、複数の商品が自重により滑動するよう、上記商品整列部14が前方に傾斜させた形態であり、幅方向における中央部を隔てた両側であって、該商品整列部14の後端部から前端部の手前にかけて、断面視三角形状した摺動用突部14aを突設している。
上記摺動用突部14aにより、商品と商品整列部14との間に生じる摩擦抵抗を低くすることができるため、商品をより滑らかに滑動させることができる。
さらに、上記商品整列部14における左右両端には、左右方向において商品が滑動しないよう規制する側壁部14bを備えている。
上記支持部15は、上記商品整列部14が前方に傾斜するよう該上記商品整列部14を板状の脚体で構成している。上記支持部15には、2枚の板状の部材を用い、これら2枚の板材は、上記商品整列部14の前方が約45度程度の勾配で傾斜する形態で形成し、上記商品整列部14の下面における後端側と前側とに接着している。
さらに、上記商品受け部16は、上記商品整列部14の前端から前方下方へ向けて屈曲させた形態で形成している。
上記商品受け部16の先端側は、排出された商品を保持可能に前方上方に向けて屈曲させて形成している。さらに、該屈曲させた先端部の中央部は半円弧状に切り欠いた切り欠き部を形成し、商品受け部16に排出された商品を取り出す際に把持し易い構成としている(図1、図2参照)。
なお、このように、商品陳列具11を設置面に設置したとき、上記商品受け部16が設置面よりも下側に位置するよう上記商品受け部16を構成することで、例えば、商品棚などの上記設置面の前端部を隠蔽することができるため、設置したときの見栄えを向上させることができる(図3参照)。
一方、上記排出規制部材13については、第1規制片17、第2規制片18、金具19、表示部20、枢着部21とを具備し、上記整列台12の前側であって、上記側壁部14bの上部に上記枢着部21を枢着し、上記整列台12と一体に構成している。
上記排出規制部材13には、上記第1規制片17を、商品整列部14の前端において、上記排出規制部材13を枢着したとき、上記最前列の商品Aの排出を規制するよう形成している(図3参照)。
さらに、第1規制片17の幅方向の下部には、側壁部14b前端に当接する位置決め突起部17bを設けている(図1、図2参照)。
また、排出規制部材13には、上記第2規制片18を、第1規制片17に対してなす角が略直角に形成している。なお、第2規制片18が突起している長さは、第1規制片17よりも半分以下である。さらに、上記第2規制片18の基部18aは、上記表示部20の背面側から突設している。
上記第2規制片18の基部18aは、上記表示部20に対して、約60度程度、背面側斜め上方に突設している。そして、表示部20に過大な力が作用しないように、表示部20と上記第2規制片18の基部とのなす角の間には上記表示部20の背面における1部位を屈曲させたとき、片状になるよう切り抜いた支持片22を構成している。
また、上記金具19は、枢着部21の前方側に取り付けている。具体的には、上記金具19は、表示部20の背面における下部側から第1規制片17の基部にかけて接着している。
最後に、上記表示部20は、所定のサイズのカードが差し込み可能に無色透明をした合成樹脂製の板状に形成し、その内部には、POPカードが差し込まれている。上記POPカードの中央部には、商品整列部14に整列した商品に関する情報、宣伝内容などがプリントされているとともに、表示部20の上部には、商品を取り出すとき、客に対して表示部20を押圧する行為を促す「PUSH」、及び、表示部20の下部には、客に対して表示部20を持ち上げる行為を促す「UP」という文字もプリントされている(図1参照)。
本実施形態における商品陳列具11は、上述のように構成するものとし、以下、商品整列部14に商品が整列されている上記商品陳列具11から商品を取り出す際の手順を中心に説明する。
まず、客(商品陳列具11の利用者)は、商品が整列されている排出規制部材13が整列台12の側に傾倒するように表示部20の上部を押圧することにより、図4に示したように、排出規制部材13を表示部20の背面の上部が側壁部14b上端に当接するまで回動させる。
なお、排出規制部材13の下部を持ち上げて回動させてもよい。
これにより、それまで上記第1規制片17は、最前列の商品Aが自重により滑動することを規制していたが、上記規制を解除することになる。このため、整列されていた商品は、前方への滑動を開始する。
ここで、確かに最前列の商品Aは、規制するものがないため、そのまま商品受け部16の方へ排出される。
しかし、排出規制部材13の上記回動にともなって、最前列から2列目の商品Bの前方に第2規制片18が入り込むことで、第2規制片18の先端部が2列目の商品Bを係止することができる。
これにより、最前列から2列目の商品Bは勿論、それよりも後方側に整列された商品の排出も規制することができる。
そして、客は、排出規制部材13が側壁部14b上端に当接したと同時に表示部20から手を離す。すると、排出規制部材13は、積極的に回動前の初期姿勢へと復帰する方向に回転しようとする。
これは、排出規制部材13における枢着部21よりも前方側に上記金具19を接着したことにより、排出規制部材13の重心が枢着部21に対して前方側へ偏心したためである。すなわち、排出規制部材13に作用する重力により、排出規制部材13には、自身が積極的に初期状態へ復帰する方向へ回動させようとする力が作用するためである。
すると、図5(a)に示したように、この力は、第2規制片18の先端部と最前から2列目の係止を解除するため、商品は再び前方へ滑動し始める。
図5(b)に示したように、排出規制部材13については、排出規制部材13における第1規制片17が再び、商品整列部14の前端に復帰したとき、第1規制片17の両側に有する上記突起部17bが、該商品整列部14の側壁部14bの前端に当接し(図1における17b参照)、その回動を停止させることができる。このように、排出規制部材13を、回動前の初期姿勢で位置決めすることにより、排出規制部材13を回動前の初期姿勢へ積極的に復元することができる。
すなわち、最前列に位置していた商品Aが排出された後に、商品整列部14の前端において、第1規制片17が最前列から2列目であった商品Bを遮断することになる。これにより、第1規制片17は、2列目であった商品Bを排出されることを規制することができる。
さらに、上記金具19を設けているため、排出規制部材13が初期姿勢の状態であっても、排出規制部材13には、初期姿勢へ復帰する際に回動させた方向と同一方向のモーメント(曲げ応力)を作用させることができる。
すなわち、このようなモーメント(M)(図5b参照)が作用することにより、排出規制部材13には、商品整列部14に整列している商品が自重により滑動しようとする方向と反対方向に作用する力を付勢することができる。このため、第1規制片17は、上記複数個の商品の自重による付加を受けても、該商品の排出を積極的に規制することができる。
以上により、客は、図6に示したように商品陳列具11から1つの商品を取り出すことができる。
上述した、本実施形態に係る商品陳列具11は、以下のような効果を奏することができる。
上記排出規制部材13を回動させるだけで商品を1つずつ容易に取り出すことができる。このとき、例えば、上記排出規制部材13をたわみ変形させることがなく、該排出規制部材13自体に負担をかけることや弾性疲労してしまうこともないため、半永久的に使用できる。
さらに、第1規制片17や第2規制片18が商品を垂直方向に押さえつけてしまうことがないため、商品を傷めることがない。
また、上記排出規制部材13の所定部位に、上記金具19を取り付けるだけで、その重力を利用して積極的に上記排出規制部材13を初期姿勢に復帰させることができる。このため、例えば、バネ等の弾性力で初期姿勢へ復帰させる構成のように構成が複雑になら故障になり難くすることができる。
上記排出規制部材13を初期姿勢へ迅速に復帰させることができるため、第1規制片17を所定場所で待機させることができる。これにより、確実に最前から2番目の商品Bが排出してしまうことを規制することができる。
表示部20を具備することでより陳列している商品の視認性を向上させることができ、商品の販売促進を図ることができる。
排出規制部材13を初期姿勢に復帰したときも金具19を取り付けたことにより、商品を規制する上で充分なモーメントを作用させて商品を規制する方向に付勢させることができる。よって、第1規制片17は、整列台12に多数の商品が整列されていても確実に商品の排出を規制することができる。
以上、本実施形態に係る商品陳列具11を説明したが、上述した本実施形態に係る商品陳列具11は、あくまでも本考案の一実施形態にすぎない。
例えば、図7に示したように、商品陳列具31は、第1規制片17と金具19とを同一部材で構成することもできる。
この場合、例えば上記金具32を断面視略「レ」の字形に形成してもよい。具体的には、上記第1規制片17は上述したよう枢着部21の近傍から突起させずに、且つ、表示部20に取り付けた金具32の下端部が、排出規制部材13が初期姿勢のときに商品整列部14の前端に達するまで金具32の下端部を突起させて形成することができる。
この構成を採れば、金具19は、排出規制部材13を積極的に初期姿勢に復帰させるためだででなく、金具19における上記突起させた先端部により商品の排出を規制することができるため、上記第1規制片17の機能を賄うことができる。
すなわち、商品陳列具31の部品点数を減らすことができるため、全体のコストを低減できる。
また、例えば、排出規制部材13に、磁石を取り付けておき、適宜、金具19を追加可能とする構成とし、商品の種類、形態に応じて排出規制部材13を初期姿勢に復帰させる速さを調節可能としてもよい。
また、本実施形態で対象とした商品は上述したような菓子であるが、勿論、対象とする商品は、上記菓子に限らず、例えば、タバコ、文房具などあらゆる商品を含む。
さらに、商品陳列具11は、商品整列部14に商品を整列して用いることが好ましいが、上述したように整列した場合に限らず、例えば、いわゆるラムネなど粒状の菓子を商品整列部14内に充填した状態で、排出規制部材13を回動させることで、所定量ずつの菓子を排出することも含む。
さらに、複数の商品を整列することにより、その重量から商品陳列具11自体が滑動したり、倒伏してしまうことなく安定に設置面に設置させるために、上記商品整列部14を支持する支持部15には、ゴムなどの摺動を防止する部材を取り付けたり、全体の重心を下げるため、支持部15にも重錘を具備してもよい。
このように、本考案の商品陳列具は、上述した一実施形態に係る商品陳列具11,31に限定しない。
上述の実施形態と、この考案の構成との対応において、この実施形態の第1規制片17は、この考案の第1規制部に対応し、
以下同様に、第1規制片18は、第2規制部に対応し、
金具19は、復帰手段に対応し、
枢着部21は、上記排出規制部材における、前記整列台へ枢着した部位に対応するも、
この考案は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
商品陳列具の外観図。 商品陳列具を分解して示した外観図。 商品陳列具の要部を示した断面図。 商品を取り出す際の商品陳列具の作用状態を説明する断面図。 商品を取り出す際の商品陳列具の作用状態を説明する断面図。 商品整列部から商品を1つ排出した状態を示した外観図。 他の実施形態に係る商品陳列具の外観図。
符号の説明
11,31…商品陳列具
12…配列台
13…排出規制部材
16…商品受け部
17…第1規制片
18…第2規制片
19…金具
20…表示部
21…枢着部

Claims (6)

  1. 整列した複数の商品が自重により滑動するよう、前方に傾斜させて形成した整列台と、上記複数の商品が前方側から排出されることを規制するとともに、最前列の商品から1つずつ任意に排出することを許容する排出規制部材とを具備する商品陳列具であって、
    上記排出規制部材を上記整列台の前側に枢着し、
    上記排出規制部材に、上記最前列の商品の排出を規制する第1規制部を設け、
    上記排出規制部材に、上記第1規制部が上記最前列の商品の規制を解除する位置まで上記排出規制部材を回動させたとき、上記最前列の商品が上記整列台の前方側へ排出されるにともなって、前方2列目に整列されていた商品が排出されることを規制する第2規制部を設け、
    上記前方2列目に整列されていた商品の上記第2規制部による規制を解除するとともに、上記前方2列目に整列されていた商品の排出を上記第1規制部により規制すべく、上記排出規制部材を回動前の初期姿勢へ積極的に復帰させる復帰手段を上記排出規制部材に具備した
    商品陳列具。
  2. 前記復帰手段が、自重により復帰させる重錘である
    請求項1に記載の商品陳列具。
  3. 前記排出規制部材が前記初期姿勢に有するとき、上記排出規制部材における、前記整列台へ枢着した部位よりも前方側に該排出規制部材の重心が偏心するよう前記復帰手段を設けた
    請求項2に記載の商品陳列具。
  4. 前記排出規制部材に、商品に関する情報が表示された表示部を具備した
    請求項1、請求項2、又は請求項3に記載の商品陳列具。
  5. 前記第1規制部と前記復帰手段とを同一部材で形成した
    請求項1から請求項4のうちいずれか1項に記載の商品陳列具。
  6. 前記整列台の前側に、該整列台の前方から排出された商品を受ける商品受け部を設け、
    上記商品受け部の下側を上記整列台を設置する設置面よりも下方に設けた
    請求項1から請求項5のうちいずれか1項に記載の商品陳列具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220091204A (ko) * 2020-12-23 2022-06-30 송일섭 커피캡슐 수납장치

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