JP2001070108A - 商品陳列具 - Google Patents

商品陳列具

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 厚みが薄くて座りの悪い商品を陳列する場合
に、陳列具中の商品が売れて前方に空きスペースが生じ
ても、底部が滑って商品が仰向けに寝てしまうことなく
美しく陳列できると共に前出しが容易であり、さらに簡
単な構造なためコストがかからない商品陳列具を提供す
ること。 【解決手段】 前後方向に形成された2条のガイドレー
ルを有する底板と、該底板の前端から上方に延設された
前板と、前記底板の一方の側端から上方に延設された仕
切り板と、前記底板上に載置された商品が後ろに倒れな
いように支持すると共に該商品を前出しする商品支持体
とを有する商品陳列具であって、前記商品支持体は前記
2条のガイドレールに遊嵌して前記底板の前後方向に摺
動可能に設置されると共に、前記底板上面に前記商品支
持体と協働して商品を起立させる凹凸が形成されている
商品陳列具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主にコンビニエン
スストアーやスーパー等の店内に設置されている商品陳
列棚等に取り出し自在に載置することにより用いられ、
載置商品の前出しが容易で且つ載置商品の倒伏を防止で
きる商品陳列具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、コンビニエンスストアーやス
ーパー等では、商品陳列棚に、多種類の商品が豊富に陳
列されている。商品は手前の方から売れてゆくため、奥
にある商品を手前に出すいわゆる前出し作業が必要とな
る。このため、前出し機能を備えた商品陳列棚又は商品
陳列具が提案されている。例えば、図21に示すよう
に、底板201の一側に仕切り板210を起立させて連
設し、この仕切り板210にスライド溝211を設け、
このスライド溝211に押し板220を設けた商品引出
し具230を嵌めてなり、底板201上の奥に残った商
品を商品引出し具230を引き寄せることにより、前出
しできる商品陳列具200がある(実開昭63−140
254号公報参照)。この商品陳列具200を用いるこ
とにより陳列商品の前出しを容易にすることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、コンビ
ニエンスストアーやスーパー等に陳列される商品には、
数枚ずつパック包装されたハム、パック入り惣菜等のよ
うな商品もある。このような商品は厚みが薄くて座りが
悪いにも関わらず、食品等の商品の内容が購買者によく
見えるために、あるいは美しく陳列して購買意欲を喚起
するために立てかけられて陳列されることが多い。しか
し、厚みの薄い商品を上述の商品陳列具200に陳列し
た場合、商品が売れて商品陳列具200中の前方に空き
スペースが生じると商品10の底部が前方に滑って商品
が仰向けに寝てしまうため、商品10の内容が購買者か
ら見難くなったり美しく陳列できなくなるという問題が
ある。また、一度商品が寝てしまうと商品10を起こし
つつ前出ししなければならなくなるため、前出しの際に
意外と大きな力が必要になったり商品の包装を傷つけた
りする等の問題がある。また、この際、前方へ付勢する
力に対する耐久力を付与するために押し板220や商品
引出し具230等を厚くするため、陳列具が重量化しコ
ストがかかってしまうという問題がある。
【0004】従って、本発明の目的は、厚みが薄くて座
りの悪い商品を陳列する場合に、陳列具中の商品が売れ
て前方に空きスペースが生じても、商品の底部が滑って
商品が仰向けに寝てしまうことなく美しく陳列できると
共に前出しが容易であり、さらに簡単な構造でコストの
低減が可能な商品陳列具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる状況において、本
発明者は、鋭意検討を行った結果、商品を載置する底板
上に商品支持体が該底板の前後方向に移動自在に設置さ
れると共に、前記底板上面に前記商品支持体と協働して
商品を起立させる凹凸が形成されるようにすれば、厚み
が薄くて座りの悪い商品を陳列する場合に、陳列具中の
商品が売れて前方に空きスペースが生じても、底部が滑
って商品が仰向けに寝てしまうことなく美しく陳列でき
ると共に前出しが容易であり、さらに簡単な構造なため
コストが低減されること等を見い出し、本発明を完成す
るに至った。
【0006】すなわち、本請求項1に係る発明は、前後
方向に形成された2条のガイドレールを有する底板と、
該底板の前端から上方に延設された前板と、前記底板の
一方の側端から上方に延設された仕切り板と、前記底板
上に載置された商品が後ろに倒れないように支持すると
共に該商品を前出しする商品支持体とを有する商品陳列
具であって、前記商品支持体は前記2条のガイドレール
に遊嵌して前記底板の前後方向に摺動可能に設置される
と共に、前記底板上面に前記商品支持体と協働して商品
を起立させる凹凸が形成されていることを特徴とする商
品陳列具を提供するものである。かかる構成を採ること
により、厚みが薄くて座りの悪い商品を陳列する場合
に、陳列具中の商品が売れて前方に空きスペースが生じ
ても、底部が滑って商品が仰向けに寝てしまうことなく
美しく陳列できると共に前出しが容易であり、さらに簡
単な構造なためコストがかからない。
【0007】また、請求項2に係る発明は、前後方向に
形成された2条のガイドレールを有する底板と、前記底
板上に載置された商品が後ろに倒れないように支持する
と共に該商品を前出しする商品支持体とを有する商品陳
列具であって、前記商品支持体は前記2条のガイドレー
ルに遊嵌して前記底板の前後方向に摺動可能に設置され
ると共に、前記底板上面に前記商品支持体と協働して商
品を起立させる凹凸が形成されていることを特徴とする
商品陳列具を提供するものである。かかる構成を採るこ
とにより、より簡易な構造であるため製造コストが低減
できると共に、別途の商品転落防止部や商品仕切り部を
準備すれば、これと協働して商品転落防止や商品の仕切
りが行える。
【0008】また、請求項3に係る発明は、前後方向に
形成された2条のガイドレールを有する底板と、前記底
板の一方の側端から上方に延設された仕切り板と、前記
仕切り板の一端に該仕切り板と直角な方向に延在して設
けられた結合部と、前記底板上に載置された商品が後ろ
に倒れないように支持すると共に該商品を前出しする商
品支持体とを有する商品陳列具であって、商品が陳列さ
れる棚板の前部または後部に該棚板の長手方向に沿って
配置される支持部材に前記結合部を係合することにより
前記仕切り板を前記棚板上に固定状態に保持し、且つ前
記商品支持体は前記2条のガイドレールに遊嵌して前記
底板の前後方向に摺動可能に設置されると共に、前記底
板上面に前記商品支持体と協働して商品を起立させる凹
凸が形成されていることを特徴とする商品陳列具を提供
するものである。かかる構成を採ることにより、該商品
陳列具を前部又は後部の一方のみで棚板上の任意の箇所
に容易にかつ安定した状態に確実にセットできる。
【0009】また、本請求項4に係る発明は、前記商品
支持体は、商品の支持や前出しが不要の際は折りたたん
で収納するか、又は商品陳列具から取り外し可能である
ことを特徴とする請求項1又は2記載の商品陳列具を提
供するものである。かかる構成を採ることにより、自立
可能な商品を陳列する場合や商品支持体を不要とする場
合は、折りたたんで収納状態にでき、商品陳列の妨げと
ならず、陳列用途の選択が広がる。
【0010】また、本請求項5に係る発明は、前記凹凸
は、前記2条のガイドレールの外側の底板上に前後方向
所定のピッチで設けられ側方からみた断面が略三角形状
の突起物により形成されるか、又は溝状の凹部により形
成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項
記載の商品陳列具を提供するものである。かかる構成を
採ることにより、底板上の凹凸の形状が側方からみた断
面が略三角形状の突起物で形成される場合は、上記機能
のうち、特に商品底部の滑りを効果的に防止でき、前出
しの際に商品の底部に過度の力を与えない。また、底板
から突出した突起物だけで凹凸部を形成するため、底板
の厚さを薄くでき、商品収納スペースが広がる。また、
溝状の凹部により形成される場合は、底板に薄物以外の
厚みのある商品を載置しても、凸状突起によって商品の
下部が傷つけられることがない。
【0011】また、本請求項6に係る発明は、前記仕切
り板は、該仕切り板に形成されたガイド溝に遊嵌して該
仕切り板の前後方向に摺動可能で、且つその後部に前記
商品支持体を後方から前方に押し出す押圧片を備えた商
品引出し部材を有することを特徴とする請求項1〜5の
いずれか1項記載の商品陳列具を提供するものである。
かかる構成を採ることにより、上記機能に加え、商品や
商品支持体に直接触れずに商品引出し部材を手前に引き
出すだけで前出しを行うことができる。このため、商品
陳列具をわざわざ商品陳列棚から取り出さなくても商品
を前出しできる。
【0012】また、本請求項7に係る発明は、前記商品
陳列具は、商品陳列棚に取り付け具を使用することなく
載置され、商品陳列棚からの出し入れが自在なカセット
式のものであることを特徴とする請求項1〜6のいずれ
か1項記載の商品陳列具を提供するものである。かかる
構成を採ることにより、上記機能に加え、作業員は当該
商品陳列具を商品陳列棚から取り出し、手元に引き寄せ
て作業を行うことができ、陳列商品の補充や取り替え等
が容易となる。
【0013】また、本請求項8に係る発明は、前記商品
陳列具に陳列される商品が、それ自身で起立不能な薄物
商品であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1
項記載の商品陳列具を提供するものである。かかる構成
を採ることにより、それ自身で起立不能な薄物包装物で
あっても底部が滑って商品が仰向けに寝てしまうことな
く美しく陳列できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を挙げ
て図1〜図20に基づいて詳述する。図1〜図8は本発
明の第1の実施の形態例を示す図である。図1は第1の
実施の形態の商品陳列具1aを示す斜視図、図2は図1
の商品陳列具1aに薄物商品10を陳列した図、図3は
図1のA−A線に沿う断面図、図4は図1の商品陳列具
の右側面図である。図1及び図2において、商品陳列具
1aは、前後方向に形成された2条のガイドレール6
5、65を有する底板2と、底板2の前端から上方に延
設された前板3と、底板2の一方の側端から上方に延設
された仕切り板4と、底板2上に載置された商品10が
後ろに倒れないように支持すると共に商品10を前出し
する商品支持体5とを有する。商品陳列具1aにおい
て、商品支持体5は2条のガイドレール65、65に遊
嵌して底板2の前後方向に摺動可能に設置されると共
に、底板2の上面21に商品支持体5と協働して商品1
0を起立させる凹凸7が、前記2条のガイドレール6
5、65の外側の底板2上に前後方向所定のピッチで設
けられ側方からみた断面が略三角形状の突起物7aによ
って形成される。また、商品陳列具1aは底板2と、前
板3と、仕切り板4とが一体に形成されると共に、棚板
12上に取り付け工具を使用することなく載置され、棚
板12からの出し入れが自在のカセット式のものになっ
ている。
【0015】底板2は、商品陳列棚12上に載置する略
矩形の部材である。底板2の略中央部には前後方向に底
板切り欠き部6が設けられており、底板切り欠き部6の
側端61、61には、前方の側端の一部62、62を除
いてガイドレール65、65が配置される。ガイドレー
ル65、65は、商品支持体5を遊嵌して底板2の前後
方向に摺動して移動可能にするために設置される。
【0016】底板切り欠き部6の側端61、61の外側
の底板2上には、商品支持体5と協働して商品10を起
立させる凹凸7が形成される。凹凸7は、図1及び図2
に示すように、前後方向所定のピッチで設けられ側方か
らみた断面が略三角形状の突起物7aと底板2とにより
形成される。突起物7aは、商品10の下部が前方に滑
ることを抑止するように底板上面21から突起物7aの
頂上部73に上方に傾斜して設けられた商品滑り抑止部
71と、突起物7aの頂上部73から底板2の上面21
に下方に傾斜して設けられた壁部72とからなる。図1
において、底板2の上面21と商品滑り抑止部71との
なす角度は135°程度である。なお、この角度は特に
限定されるものではなく90〜160°、好ましくは1
20〜150°の範囲内で設計変更等してもよい。ただ
し、この角度が150°を越えると商品10の底部11
の滑りを止めることができず、また90°未満であると
商品10の前出しが困難になる。底板2の上面21と壁
部72とのなす角度は、図1においては135°程度に
示されるが、特に限定されるものではない。また、突起
物7aの大きさは、載置される商品10に応じて適宜決
定される。さらに、突起物7aは、底板上の前後方向に
所定のピッチで形成されるが、ピッチの大きさも載置さ
れる商品10に応じて適宜決定される。
【0017】前板3は、底板2上に載置された商品10
が前傾しても前方に転倒しないように作用すると共に、
前出し作業等で商品陳列具1a全体を引き出す際に把手
となる前板本体部31aと、さらに把持し易くするため
の把手板31bを有する。把手板31bは前板本体部3
1aの上部から前方水平方向に延設される。なお、把手
板31bはあってもなくてもよく、また、把手板31b
が形成される場所は特に限定されず、前板3の上部、平
面部又は下部のどこでもよい。このように把手板31b
が形成されることにより、商品陳列具1a全体を商品陳
列棚12から取り出す際の作業性が向上する。
【0018】仕切り板4は、底板2上に載置された商品
10を他の陳列具の商品と区別して整然と載置すると共
に、商品陳列具1aを陳列棚12から取り出す際、商品
10の横転落を防止するためのものである。なお、仕切
り板4は底板2の一方の側端のみに設けられて、両方の
側端に設けられないが、これは底板2に載置される商品
10の大きさに制限されないと共に、底板2上への商品
10の補充を容易にするためである。
【0019】商品支持体5は、商品10を支持する平板
状の支持板部51と、支持板部51の下方に一体に延設
された前方脚部52と、支持板部51の下部に上部屈曲
部53aを介し、且つ支持体底部54の後端に下部屈曲
部53bを介して連接された後方脚部53と、前方脚部
52の下部52aが抜き差し可能な脚部嵌合穴55a、
55bを有すると共に、2条のガイドレール65、65
に遊嵌する嵌合片54b、54bを支持体底部の両側端
54a、54aの下部に有する平板状の支持体底部54
とから構成される。
【0020】支持板部51は、図1〜図4に示すよう
に、下部52aを脚部嵌合穴55aに嵌合した前方脚部
52と、後方脚部53とに支持されて斜め後方に傾斜し
た状態になり、商品10を後方から支持する。また、下
部52aが嵌合する脚部嵌合穴55を脚部嵌合穴55a
から前方の脚部嵌合穴55bに変えれば、支持板部51
をさらに深く後方傾斜させることができ、これにより商
品10の載置される角度(仰角)を調節できるようにな
っている。また、商品10が自立可能なものの場合や商
品支持体を不要とする場合は、折りたたんで収納状態と
することができる。すなわち、下部52aを脚部嵌合穴
55aから脱着して支持板部51を矢印B方向に引っ張
ることにより支持板部51、後方脚部53及び支持体底
部54を略同一平面になるように伸ばし、次いでこれら
を底板2上に倒し込めば、載置される商品10の邪魔に
ならない。
【0021】支持体底部54は、図3に示すように、嵌
合片54b、54bが両側端54a、54aの下部に鍵
状に形成され、2条のガイドレール65、65と遊嵌す
るため、商品支持体5は、底板2の前後方向に摺動可能
であり、底板2に載置された商品10を簡単に前出しで
きる。また、商品支持体5を使用しないときには、支持
体底部54を底板切り欠き部6の前方端に当接するまで
スライドさせてガイドレール65、65から嵌合片54
b、54bを外し、次いで上方に引き抜くことにより、
底板2から商品支持体5を取り外すことができる。
【0022】商品陳列具1aに載置される商品10とし
ては、コンビニエンスストアー等で陳列されるものであ
れば特に限定されるものではないが、例えば数枚ずつパ
ック包装されたハム、パック入り惣菜、レトルト食品の
パック等のように厚みが薄く、それ自身で起立不能な薄
物商品であることが好ましい。
【0023】次に、図2及び図4〜図8に基づいて商品
陳列具1aの使用方法について説明する。図5〜図8は
第1の実施の形態の商品陳列具1aを取り出して使用す
る使用状態図である。図4は、商品陳列具1a中に載置
された商品10が購買者により抜き取られ、底板2の手
前側に商品10が載置されない状態を示す。この状態に
おいて、商品10は、商品10の集合物100中一番後
ろの商品10cの背面が商品支持体5により支持される
と共に、商品の底部11が突起部7aの商品滑り抑止部
71により前方に滑ることを抑止される、すなわち、商
品支持体5と突起部7aとが協働して商品10を起立さ
せるため、商品10の集合物100は底板2の前方に向
かって滑ることがなく、商品10の前面が見難くなるこ
とがない。図2は、図4の状態から、購買者が一番手前
の商品10aを矢印C方向に抜き取ったときの状態を示
す。この場合、突起物7a、7a間において、商品10
aが抜き取られることにより商品10bの底部11が矢
印D方向に滑るが、突起物7aの商品滑り抑止部71に
より滑りが止まる。このため商品10は倒れることがな
く、且つ商品10の前面が見難くなることもない。
【0024】次に、商品陳列具1aを商品陳列棚から取
り出して商品10を前出し及び補充する手順の例を説明
する。まず、図5に示すように、矢印E方向に前板3の
把手板31bをつかんで商品陳列棚12から商品陳列具
1aを引き出す。この際、商品陳列具1aは、底板2、
前板3、仕切り板4及び商品支持体5が一体のカセット
式のものであるため、容易に引き出すことができる。次
いで、図6に示すように、商品支持体5を商品10の集
合物100と共に前方に手動で引き寄せ、商品10の前
出しを行う。次いで、図7に示すように、前方に引き寄
せた商品支持体5を後方に押しやり、商品10の集合物
100と商品支持体5との間にスペースを設け、このス
ペースに新たな商品10の集合物101を補充する。商
品の集合物101の補充を終えたら、商品支持体5を再
び前方に引き寄せ、商品の集合物101との間のスペー
スを詰める。最後に商品10の補充を終えた商品陳列具
1aを、矢印Fの方向に移動させて図8に示すように商
品陳列棚12上に戻して、商品10の前出し、補充作業
を完了する。
【0025】上記第1の実施の形態は、本発明の要旨を
逸脱しない範囲で種々改変することができる。例えば、
凹凸7の形状は、載置商品が底板2上を滑らない構造の
ものであれば、側方からみた断面が三角形状、矩形状、
半円状等のどのような形状でもよい。また、凹凸7が設
けられるピッチも載置商品10により任意で選択すれば
よい。図9の(A)は凹凸7の凸部が突起物7bである
場合の商品陳列具1aの変形例1bである。商品陳列具
1aと変形例1bとの相違点は、突起物7b、7b間に
平坦部分がなく連続して設けられている点にある。変形
例1bによれば、商品陳列具1aと同様の機能に加え
て、突起物7b、7b間の平坦部分がないため、商品1
0が底板2の平坦部分で微妙に横方向に向いてしまうこ
とがなくなり、より美しく陳列することができる。ま
た、図9の(B)は凹凸7の凸部が突起物7cである場
合の商品陳列具1aの変形例1cである。商品陳列具1
aと変形例1cとの相違点は、突起物7cの壁部72の
傾斜が突起物7aと比較してなだらかになっており、そ
の角度が略160°に形成されている点にある。変形例
1cによれば、商品陳列具1aと同様の機能に加えて、
壁部72の傾斜がなだらかであるため、商品10の前出
しの際に商品10の底部11が突起物7cの頂上部73
から底板2の上面21に一気に移動しても底部11に与
えられる力が少なくなる。
【0026】また、図9の(C)は凹凸7の凸部が突起
物7dである場合の商品陳列具1aの変形例1dであ
る。商品陳列具1aと変形例1dとの相違点は、突起物
7dの壁部72の傾斜が突起物7aと比較してなだらか
になってその角度が略160°であり、且つ突起物7
d、7d間に平坦部分がなく連続して設けられている点
にある。変形例1dによれば、商品陳列具1aと同様の
機能に加えて、突起物7d、7d間の平坦部分がないた
め、商品10が底板2の平坦部分で微妙に横方向に向い
てしまうことがなくなってより美しく陳列することがで
きると共に、壁部72の傾斜が突起物7aと比較してな
だらかであるため、商品10の底部11に与えられる力
が少なくなる。
【0027】次に、本発明の第2の実施の形態の商品陳
列具について、図10及び図11に基づき説明する。第
2の実施の形態において、第1の実施の形態例と同一構
成要素には同一符号を付してその説明を省略し、相違点
について説明する。第2の実施の形態と第1の実施の形
態との相違点は、第1の実施の形態では凹凸7が突起物
7a等の突起物の形状又は突起物の形状と底板とにより
形成されていたのに対し、第2の実施の形態では凹凸7
が溝状の凹部7e又は7fを設けることにより形成され
る点にある。すなわち、図10に示される商品陳列具1
eにおいて、凹凸7は側面から見た断面形状が略三角形
状の溝状凹部7eを設けることにより形成される。溝状
凹部7eは、第1の実施の形態の突起物7と同様に商品
滑り抑止部71と壁部72とが形成されるが、溝状凹部
7e、7e間に、平坦部分21が商品滑り抑止部71及
び壁部72よりも高い位置に設けられる。商品陳列具1
eによれば、上記第1の実施の形態と同様の機能に加え
て、底板2上に薄物でない箱型の商品10等を載置して
前出ししても、突起物7の頂上部73によって箱型の商
品10等の底部を損傷することがなくなる。
【0028】図11は商品陳列具1eの変形例1fの側
面図である。変形例1fと商品陳列具1eとの相違点
は、変形例1fの溝状凹部7fの壁部72の傾斜角度
が、商品陳列具1eの溝状凹部7eよりもなだらかにな
っている点である。変形例1fによれば、商品陳列具1
eと同様の機能に加えて、壁部72の傾斜がなだらかで
あるため、商品10の前出しの際に商品10の底部11
が底板2の上面21から壁部72に一気に移動しても底
部11に与えられる力が少なくなる。第2の実施の形態
の商品陳列具は、第1の実施の形態の商品陳列具と同様
の方法で使用される。
【0029】次に、本発明の第3の実施の形態の商品陳
列具について、図12及び図13に基づき説明する。第
3の実施の形態において、第1の実施の形態と同一構成
要素には同一符号を付してその説明を省略し、相違点に
ついて説明する。第3の実施の形態と第1の実施の形態
との相違点は、第1の実施の形態における仕切り板4
が、仕切り板4に設けられたスライド溝に遊嵌して仕切
り板4の前後方向に摺動可能で、且つその後部に商品支
持体5を前方に押し出す押圧片85が形成された商品引
出し部材8を有する点にある。すなわち、図12及び図
13に示される商品陳列具1gにおいて、仕切り板4
は、その一部にスライド溝82、83が形成され、この
スライド溝82、83に商品引出し部材8が遊嵌して摺
動可能に形成される。商品引出し部材8は、スライド溝
82、83に遊嵌して摺動可能な長板状の引出し本体8
1と、仕切り板4に略垂直且つ前板3と略平行に引出し
本体81後部から延設された平板状の押圧片85と、押
圧片85の背面に引出し本体81と一体に設けられた後
方連結部材84とから構成される。また、後方連結部材
84の後端部には係止凸部(図示せず)が設けられ、こ
の係止凸部と仕切り板4の後端部内側に突設された後方
係止部87の係止凸部(図示せず)との間に、通常縮ん
だ状態のコイルバネ9の両端をはめ込み、これらの間に
介在させる。
【0030】次に、図12及び図13を参照して、第3
の実施の形態である商品陳列具1gの使用方法を簡単に
説明する。第3の実施の形態の使用方法において、第1
の実施の形態の使用方法と相違する点は前出し方法であ
る。すなわち、この前出し方法の相違点は、第1の実施
の形態では商品10の前出しをする際に、まず商品陳列
具1を商品陳列棚12から取り出して、次いで商品支持
体5を手動で後方から押して行っていたのに対し、第3
の実施の形態では商品陳列具1gを商品陳列棚12から
取り出さなくても商品引出し部材8を前方に引き出すこ
とにより商品10の前出しを行える点である。
【0031】図12に示すように商品支持体5が後方に
ある状態から図示しない商品10を前出しするには、ま
ず、引出し本体81前部に設けられた凹部86を指で摘
んで図13の矢印Gの方向に引出し本体81を引き出
す。すると引出し本体81と一体に形成される押圧片8
5が前方に移動し支持板部51の背面に当接する。さら
に、引出し本体81を引き出し続けると商品支持体5と
共に底板2上に載置された商品10も前方に引き寄せる
ことになり、商品10の前出しを行うことができる。な
お、コイルバネ9は、通常は図12に示すように縮んだ
状態であるため、図13に示すように伸びた状態では、
商品引出し部材8を後方に引き戻すように付勢する。こ
のため、商品10の前出し作業を終了した後は、摘まみ
部86から手を放せば、引出し本体81が自動的にコイ
ルバネ9に付勢されて元の位置に戻る。
【0032】次に、本発明の第4の実施の形態の商品陳
列具について、図14及び図15に基づき説明する。第
4の実施の形態において、第1の実施の形態と同一構成
要素には同一符号を付してその説明を省略し、相違点に
ついて説明する。第4の実施の形態と第1の実施の形態
との相違点は、第1の実施の形態における前板3と仕切
り板4を省略した点である。前板3の省略に伴い、底板
2上に載置された商品10が前傾した場合前方に転倒す
るが、これは棚板12の前方に既設の商品転落防止具
(不図示)を利用するか、又は別途の商品転落防止具
(不図示)を設置するなどすればよい。また、仕切り板
4の省略に伴い、底板2上に載置された商品10を他の
陳列具の商品と区別することができないが、これは別途
の商品仕切り板を設ければよい(不図示)。また、本実
施の形態例においても、図9〜図11における凹凸7の
変形例が適用できる。
【0033】次に、本発明の第5の実施の形態の商品陳
列具について、図16〜図20に基づき説明する。第5
の実施の形態において、第1の実施の形態と同一構成要
素には同一符号を付してその説明を省略し、相違点につ
いて説明する。第5の実施の形態と第1の実施の形態と
の主たる相違点は、第1の実施の形態における前板3を
省略し、仕切り板4の一端に仕切り板4と直角な方向に
延在して設けられた結合部93を設けた点にある。結合
部93は、後述する支持部材15を利用して商品陳列具
1iを棚板上に固定状態に保持するためのもので、この
結合部93には、支持部材15に対し上方から係脱可能
に係合できるように下方に向け開口するU字状の係合溝
94が形成され、U字状の係合溝94内の中間部に位置
する側壁面には、鉛直方向に延在する一対の位置決め用
凸部95が所定の間隔(4.8〜5.0mm) をおいて形
成される。以下、図16〜図20に基づき説明する。
【0034】図16は本発明の第5の実施の形態におけ
る商品陳列具の斜視図、図17は該商品陳列具の組付け
状態を示す図、図18は本発明の実施の形態における商
品陳列具を支持部材に係合した状態を示す要部の拡大側
面図、図19は図18のA−A線に沿う断面図、図20
は図18のB−B線に沿う断面図である。図16〜図2
0において、商品陳列具1iは、例えば底板2の一端に
底板2と直角な方向に延在して設けられた結合部93を
備えており、これらは、透明、半透明または着色された
アクリルや塩化ビニール等の合成樹脂材から成形され
る。結合部93は、後述する支持部材15を利用して商
品陳列具1iを棚板12上に固定状態に保持するための
もので、この結合部93には、支持部材15に対し上方
から係脱可能に係合できるように下方に向け開口するU
字状の係合溝94が形成されている。また、U字状の係
合溝94内の中間部に位置する側壁面には、図18〜図
20に示すように鉛直方向に延在する一対の位置決め用
凸部95が所定の間隔(4.8〜5.0mm)をおいて
形成されている。
【0035】上記棚板12の前端には、図16に示すよ
うに、プライスレール120が棚板12の全長に亘り取
り付けられており、このプライスレール120の背面と
棚板12の前端面111間には、合成樹脂製の商品転倒
防止部材130が差し込まれる取付溝140が棚板12
の全長に亘り形成されている。また、上記取付溝140
には、商品陳列具1iを棚板12上に固定状態に保持す
る合成樹脂製の支持部材15が転倒防止部材130の背
面側から係脱可能に係合されている。上記支持部材15
は、図17〜図20に示すように、取付溝140に転倒
防止部材130の背面側から係合される尺単位(30c
m程度)の短冊状支持片151と、この短冊状支持片1
51の背面に該背面から所定間隔離して短冊状支持片1
51の全長にわたり平行に配置された係合片152を備
え、この係合片152の下端は連結部153により短冊
状支持片151の背面に接合されているとともに、係合
片152の背面には、上記位置決め用凸部105が係合
する凹部154が係合片152の長手方向に所定のピッ
チ、すなわち位置決め用凸部95の間隔と同一のピッチ
(4.8〜5.0mm)で形成されている。
【0036】上記のように構成された商品陳列具1iを
棚板11にセットする場合について説明する。この場合
は、図17に示すように、まず、支持部材15の支持片
151を転倒防止部材130の背面側から取付溝140
内に差し込み、支持部材15を棚板12の前端部に取り
付ける。その後、商品陳列具1iをセットしたい棚板1
2上の箇所に載せ、結合部93のU字状係合溝94を係
合片152に上方から係合する。そして、位置決め用凸
部95を係合片152の凹部154に係合することによ
り、商品陳列具1iの底板2は棚板12上に載置される
とともに、商品陳列具1iは棚板12の前後方向及び左
右方向に移動することのない固体状態に保持されること
になる。
【0037】本実施の形態によれば、商品陳列具1iを
構成する仕切り板4の一端に設けた結合部93のU字状
係合溝9を支持部材15の係合片152に上方から係合
し、かつU字状係合溝94内の位置決め用凸部95を係
合片152の凹部154に係合することにより、商品陳
列具1iを棚板12上に固定状態に保持できる構成にし
たので、商品陳列具1iの一端に設けた結合部93のみ
で商品陳列具1iを棚板12上の任意の箇所に容易にか
つ安定した状態に確実にセットすることができる。
【0038】なお、本実施の形態では、商品陳列具1i
の前端に結合部93を設け、この結合部93を棚板12
の前部に設けた支持部材15に係合する構成について説
明したが、本発明はこれに限定されない。例えば結合部
93を商品陳列具1iの後端に設け、これに対応して、
支持部材15を棚板12の後部に設けるようにしてもよ
い。また、上記の実施の形態では、位置決め用凸部95
をU字状係合溝94の内壁に鉛直方向に延在する形に設
け、この位置決め用凸部95が係合する凹部154を係
合片152の背面に鉛直方向に延在する形に設けた場合
について説明したが、本発明はこれに限らず、例えば位
置決め用凸部95をU字状係合溝94の底部に形成し、
この位置決め用凸部95が係合する凹部154を係合片
152の上端縁に所定のピッチで形成する構成にしても
よい。また、本発明における支持部材15は、上記実施
の形態に示すように商品転倒防止部材130と別に構成
された場合について説明したが、これに限らず、支持部
材15の凹部154を含む係合片152を商品転倒防止
部材130の背面に一体に形成する構成にしてもよい。
【0039】以上、本発明の実施形態を説明したが、具
体的な構成はこれに限定されず、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲での変更、追加は本発明の範囲内である。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明に
よれば、底板上を前後方向に摺動可能に商品支持体が配
置され、底板上面に前記商品支持体と協働して商品を起
立させる凹凸が形成されているため、厚みが薄くて座り
の悪い商品を陳列する場合に、陳列具中の商品が売れて
前方に空きスペースが生じても、底部が滑って商品が仰
向けに寝てしまうことなく美しく陳列できると共に前出
しが容易であり、さらに簡単な構造なためコストがかか
らない。
【0041】請求項2の発明によれば、より簡易な構造
であるため製造コストが低減できると共に、別途の商品
転落防止部や商品仕切り部を準備すれば、これと協働し
て商品転落防止や商品の仕切りが行える。
【0042】請求項3の発明によれば、商品陳列具を前
部又は後部の一方のみで棚板上の任意の箇所に容易にか
つ安定した状態で確実にセットできる。
【0043】請求項4の発明によれば、上記効果に加
え、商品支持体は、商品の支持や前出しが不要の際は折
りたたんで収納するか、又は商品陳列具から取り外し可
能であるため、自立可能な商品を陳列する場合や商品支
持体を不要とする場合は、折りたたんで収納状態にで
き、商品陳列の妨げとならず、陳列用途の選択が広が
る。
【0044】請求項5の発明によれば、上記効果に加
え、底板上の凹凸の形状が側方からみた断面が略三角形
状の突起物で形成される場合は、特に商品底部の滑りを
効果的に防止でき、前出しの際に商品の底部に過度の力
を与えない。また、底板から突出した突起物だけで凹凸
部を形成するため、底板の厚さを薄くでき、商品収納ス
ペースが広がる。また、溝状の凹部により形成される場
合は、底板に薄物以外の厚みのある商品を載置しても、
凸状突起によって商品の下部が傷つけられることがな
い。
【0045】請求項6の発明によれば、上記効果に加
え、仕切り板に、商品支持体を前に押し出す機能を有す
る商品引出し具が摺動可能に形成されるため、商品や商
品支持体に直接触れずに商品引出し部材を手前に引き出
すだけで前出しを行うことができる。このため、商品陳
列具をわざわざ商品陳列棚から取り出さなくても商品を
前出しできる。
【0046】請求項7の発明によれば、上記効果に加
え、商品陳列具が商品陳列棚に取り付け具を使用するこ
となく載置され、商品陳列棚からの出し入れが自在なカ
セット式のものであるため、作業員は当該商品陳列具を
商品陳列棚から取り出し、手元に引き寄せて作業を行う
ことができ、陳列商品の補充や取り替え等が容易とな
る。
【0047】請求項8の発明によれば、それ自身で起立
不能な薄物包装物であっても底部が滑って商品が仰向け
に寝てしまうことなく美しく陳列できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の商品陳列具を示す
斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の商品陳列具の使用
状態を示す図である。
【図3】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図4】図1の商品陳列具の右側面図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態の商品陳列具の使用
状態を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態の商品陳列具の使用
状態を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態の商品陳列具の使用
状態を示す図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態の商品陳列具の使用
状態を示す図である。
【図9】(A)は本発明の第1の実施の形態の商品陳列
具の変形例、(B)は他の変形例、(C)は他の変形例
を示す右側面図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態の商品陳列具を示
す斜視図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態の商品陳列具の変
形例を示す右側面図である。
【図12】本発明の第3の実施の形態の商品陳列具を示
す斜視図である。
【図13】本発明の第3の実施の形態の商品陳列具の使
用状態を示す斜視図である。
【図14】本発明の第4の実施の形態の商品陳列具を示
す斜視図である。
【図15】本発明の第4の実施の形態の商品陳列具の使
用状態を示す斜視図である。
【図16】本発明の第5の実施の形態の商品陳列具の使
用状態を示す斜視図である。
【図17】本発明の第5の実施の形態の商品陳列具、そ
の支持部材及び棚板を分解して示す要部の斜視図であ
る。
【図18】本発明の第5の実施の形態の商品陳列具を支
持部材に係合した状態を示す要部の斜視図である。
【図19】図18のA−A線に沿う断面図である。
【図20】図18のB−B線に沿う断面図である。
【図21】従来の商品陳列具を示す斜視図である。
【符号の説明】
1、1a〜1i 商品陳列具 2 底板 21 底板上面(平面部) 3 前板 31a 前板本体部 31b 把手板 4 仕切り板 5 商品支持体 51 支持板部 52 前方脚部 53 後方脚部 53a 上部屈曲部 53b 下部屈曲部 54 支持体底部 54a 支持体底部の側端 54b 嵌合片 55、55a、55b 脚部嵌合穴 6 底板切り欠き部 61 底板切り欠き部側端 62 前方の側端の一部 65 ガイドレール 7 凹凸部 7a、7b、7c、7d 突起物(凹凸部) 7e、7f 溝状の凹部(凹凸部) 71 商品滑り抑止部 72 壁部 73 突起物の頂上部 8 商品引出し部材 81 引出し本体 82、83 スライド溝 84 後方連結部材 85 押圧片 86 摘まみ部 87 後方係止部 9 コイルバネ 93 結合部 94 係合溝 95 位置決め用凸部 10、10a、10b、10c 商品 100、101 商品の集合物 130 商品転倒防止部材 140 取付溝 11 商品底部 12 商品陳列棚 15 支持部材 151 支持片 152 係合片 153 連結部 154 凹部 50 スペース 200 商品陳列具 201 底板 210 仕切り板 211 スライド溝 220 押し板 230 商品引出し具

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後方向に形成された2条のガイドレー
    ルを有する底板と、該底板の前端から上方に延設された
    前板と、前記底板の一方の側端から上方に延設された仕
    切り板と、前記底板上に載置された商品が後ろに倒れな
    いように支持すると共に該商品を前出しする商品支持体
    とを有する商品陳列具であって、前記商品支持体は前記
    2条のガイドレールに遊嵌して前記底板の前後方向に摺
    動可能に設置されると共に、前記底板上面に前記商品支
    持体と協働して商品を起立させる凹凸が形成されている
    ことを特徴とする商品陳列具。
  2. 【請求項2】 前後方向に形成された2条のガイドレー
    ルを有する底板と、前記底板上に載置された商品が後ろ
    に倒れないように支持すると共に該商品を前出しする商
    品支持体とを有する商品陳列具であって、前記商品支持
    体は前記2条のガイドレールに遊嵌して前記底板の前後
    方向に摺動可能に設置されると共に、前記底板上面に前
    記商品支持体と協働して商品を起立させる凹凸が形成さ
    れていることを特徴とする商品陳列具。
  3. 【請求項3】 前後方向に形成された2条のガイドレー
    ルを有する底板と、前記底板の一方の側端から上方に延
    設された仕切り板と、前記仕切り板の一端に該仕切り板
    と直角な方向に延在して設けられた結合部と、前記底板
    上に載置された商品が後ろに倒れないように支持すると
    共に該商品を前出しする商品支持体とを有する商品陳列
    具であって、商品が陳列される棚板の前部または後部に
    該棚板の長手方向に沿って配置される支持部材に前記結
    合部を係合することにより前記仕切り板を前記棚板上に
    固定状態に保持し、且つ前記商品支持体は前記2条のガ
    イドレールに遊嵌して前記底板の前後方向に摺動可能に
    設置されると共に、前記底板上面に前記商品支持体と協
    働して商品を起立させる凹凸が形成されていることを特
    徴とする商品陳列具。
  4. 【請求項4】 前記商品支持体は、商品の支持や前出し
    が不要の際は折りたたんで収納するか、又は商品陳列具
    から取り外し可能であることを特徴とする請求項1〜3
    のいずれか1項に記載の商品陳列具。
  5. 【請求項5】 前記凹凸は、前記2条のガイドレールの
    外側の底板上に前後方向所定のピッチで設けられ側方か
    らみた断面が略三角形状の突起物により形成されるか、
    又は溝状の凹部により形成されることを特徴とする請求
    項1〜4のいずれか1項記載の商品陳列具。
  6. 【請求項6】 前記仕切り板は、該仕切り板に形成され
    たガイド溝に遊嵌して該仕切り板の前後方向に摺動可能
    で、且つその後部に前記商品支持体を後方から前方に押
    し出す押圧片を備えた商品引出し部材を有することを特
    徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の商品陳列
    具。
  7. 【請求項7】 前記商品陳列具は、商品陳列棚に取り付
    け具を使用することなく載置され、商品陳列棚からの出
    し入れが自在なカセット式のものであることを特徴とす
    る請求項1〜6のいずれか1項記載の商品陳列具。
  8. 【請求項8】 前記商品陳列具に陳列される商品が、そ
    れ自身で起立不能な薄物商品であることを特徴とする請
    求項1〜7のいずれか1項記載の商品陳列具。
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