JP2000287791A - 商品前出し陳列具 - Google Patents

商品前出し陳列具

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JP2000287791A
JP2000287791A JP11097449A JP9744999A JP2000287791A JP 2000287791 A JP2000287791 A JP 2000287791A JP 11097449 A JP11097449 A JP 11097449A JP 9744999 A JP9744999 A JP 9744999A JP 2000287791 A JP2000287791 A JP 2000287791A
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Shinichi Osawa
真一 大澤
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Kawajun Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高さの割りに奥行きが大きい陳列棚に商品を
陳列する場合でも、商品の自動前出し又は微小な力での
手動前出しが可能な商品前出し陳列具を提供すること。 【解決手段】 載置された商品を取出部側に移動させる
前出し本体を有する商品陳列具であって、前記前出し本
体は、取出部側が水平部をなし、該水平部の後部に前記
取出部側に下り傾斜する傾斜部を連結したものである商
品前出し陳列具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主にコンビニエン
スストアーやスーパー等の店内に設置されている商品陳
列棚等において、PETボトル入り飲料、紙パック飲料
等の商品を載置すると共に容易に前出しすることができ
る商品前出し陳列具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、コンビニエンスストアーやス
ーパーの冷蔵陳列棚等に、PETボトル入り飲料等の商
品が陳列されている。商品は、通常、陳列棚の手前の方
から売れて棚の手前のスペースが空くが、購買者の購買
意欲を削がないために、常に棚の手前に出されているこ
とが好ましい。
【0003】商品が常に棚の手前に出されるように陳列
する手段としては、例えば、図16のように、横方向か
ら見た形状が略くさび形の商品前出し陳列具30が知ら
れている。商品前出し陳列具30は、前方が低くなるよ
うに一定の角度で傾斜した前出し本体上に、前後方向に
多数のローラを架設したローラ部を形成したものであ
り、ローラ部上に商品20を載置すれば商品20の重み
で商品20が自然に前に出される(前出しされる)ため
好ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
店舗の大型化、あるいは冷蔵機能の確保のために冷蔵陳
列棚が大型化しており、冷蔵陳列棚の奥行きが大きくな
っている。一方、陳列棚の高さは購買者の手の届く範囲
に制限されるため、高くすることはできない。従って、
奥行きの大きい冷蔵陳列棚等で上記略くさび形の商品前
出し陳列具30を使用すると、陳列具30の後端部の高
さが非常に高くなって商品20を載置できる高さ方向の
スペースがなくなるため、棚の奥のスペースに商品20
を陳列できなくなるという問題がある。
【0005】一方、商品を略水平に棚に載置すれば、高
さ方向のスペースの制限はなくなり、棚の奥のスペース
にも商品を載置することは可能になる。しかし、載置さ
れた商品は自動的には前出しされないため、販売者等が
商品を補充する際に、奥行きの大きい棚の中に手や頭を
入れてまで手や器具で前出しすると共に、空いたスペー
スに商品を補充する作業をする必要があり、作業の効率
が非常に悪いという問題がある。このような場合、自動
的に前出しされることまではいかないまでも、作業者の
手動の前出しが微小な力で行えれば、補充作業が容易に
なるため好ましい。
【0006】従って、本発明の目的は、高さの割りに奥
行きが大きい陳列棚に商品を陳列する場合でも、商品の
自動前出し又は微小な力での手動前出しが可能な商品前
出し陳列具を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる状況において、本
発明者は、鋭意検討を行った結果、商品前出し陳列具の
前出し本体の形状が、水平面と傾斜面とを連結したも
の、複数の傾斜面が連結して横方向から見て鋸歯状に形
成されたもの、又は一定の角度の傾斜面であっても水平
面との角度を所定の角度としたものであれば、高さの割
りに奥行きの大きい陳列棚に商品前出し陳列具を使用し
ても、商品の自動前出しが可能なこと等を見い出し、本
発明を完成するに至った。
【0008】すなわち、請求項1に係る発明は、載置さ
れた商品を取出部側に移動させる前出し本体を有する商
品陳列具であって、前記前出し本体は、取出部側が水平
部をなし、該水平部の後部に前記取出部側に下り傾斜す
る傾斜部を連結したものであることを特徴とする商品前
出し陳列具を提供するものである。かかる構成を採るこ
とにより、水平部に載置されている商品は取出部側に近
いため、自動前出しされていなくてもそのまま商品を取
り出せる。また、水平部に載置された商品全部取り出し
た後、傾斜部に載置された商品は水平部の端まで自動前
出しされ、商品を取り出すことができ、傾斜部が減る分
商品の設置高さ寸法に余裕が生じる。
【0009】また、請求項2に係る発明は、載置された
商品を取出部側に移動させる前出し本体を有する商品陳
列具であって、前記前出し本体は、取出部側が下り傾斜
する傾斜部をなし、該傾斜部の後部に水平部を連結した
ものであることを特徴とする商品前出し陳列具を提供す
るものである。かかる構成を採ることにより、傾斜部に
載置された商品は取りあえず全て取出部まで自動前出し
され、商品を取り出せる。また、水平部に載置してある
商品は取り出し難いものの、傾斜部に載置された商品が
全て売り切れる頃は商品の補充の時間帯に近づいている
ため、商品補充時に先に水平部に商品補充をして、水平
部上の商品は手動前出し傾斜部に載置することで、傾斜
部が減る分商品の設置高さ寸法に余裕が生じる。
【0010】また、請求項3に係る発明は、載置された
商品を取出部側に移動させる前出し本体を有する商品陳
列具であって、前記前出し本体は、取出部側に下り傾斜
する傾斜部を複数連結したものであることを特徴とする
商品前出し陳列具を提供するものである。かかる構成を
採ることにより、取出部に隣接している傾斜部に載置し
ている商品は取りあえず全て取出部まで自動前出しさ
れ、商品を取り出せると共に、次の傾斜部に載置してあ
る商品は隣接傾斜部まで自動前出しされ、商品を取り出
すことができる。このように二段又は多段構えの傾斜部
を構成することにより、高さが制限され、商品の設置高
さ寸法に余裕が生じる。
【0011】また、請求項4に係る発明は、載置された
商品を取出部側に移動させる前出し本体を有する商品陳
列具であって、前記前出し本体は、水平面となす角度が
0.5〜2.5°の一定の角度で取出部側が下り傾斜す
る傾斜部を形成するものであることを特徴とする商品前
出し陳列具を提供するものである。かかる構成を採るこ
とにより、載置された商品全てに前出しする力が作用す
ると共に、高さが制限され、商品の設置高さ寸法に余裕
が生じる。また、例え、載置商品の形状、重心の高低、
重さ等により自動的に前出しされなくても、微小な力で
手動で前出しできる。
【0012】また、請求項5に係る発明は、前記前出し
本体は、前後方向に多数のローラが架設されたローラ部
を有し、該ローラ部上にある商品を商品取出部位側に移
動させるものであることを特徴とする請求項1〜4のい
ずれか1項記載の商品前出し陳列具を提供するものであ
る。かかる構成を採ることにより、上記機能に加え、載
置商品と前出し本体との摺動抵抗が小さくなるため、商
品をスムーズ且つ労力を要さずに前出しできる。
【0013】また、請求項6に係る発明は、前記前出し
本体は、前後方向を長手方向とした多数のリブからなる
リブ部を有し、該リブ部上にある商品を商品取出部位側
に移動させるものであることを特徴とする請求項1〜5
のいずれか1項記載の商品前出し陳列具を提供するもの
である。かかる構成を採ることにより、請求項1〜5に
係る発明の機能に加え、載置商品の底部に凸部が形成さ
れていても凸部が前出し本体に引っ掛かることがなく、
商品をスムーズ且つ労力を要さずに前出しできる。
【0014】また、請求項7に係る発明は、前記前出し
本体は、摩擦係数の低いスベリ面を有し、該スベリ面上
にある商品を商品取出部位側に移動させるものであるこ
とを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の商品
前出し陳列具を提供するものである。かかる構成を採る
ことにより、上記機能に加え、前出し本体の構造が簡単
であるため前出し本体を低コストで形成できる。
【0015】また、請求項8に係る発明は、前記前出し
本体は、一側又は両側には商品の滑りを案内又は仕切る
前記前出し本体に一体に立設された仕切り板を備えるこ
とを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載の商品
前出し陳列具を提供するものである。かかる構成を採る
ことにより、上記機能に加え、載置商品が仕切り板に案
内されて整然と前出しされる。
【0016】また、請求項9に係る発明は、前記前出し
本体は、該前出し本体上面の前後方向に渡って左右に分
断するように一体に立設された商品の滑りを案内又は仕
切る仕切り板部を有することを特徴とする請求項1〜8
のいずれか1項記載の商品前出し陳列具を提供するもの
である。かかる構成を採ることにより、請求項1〜8に
係る発明の機能に加え、仕切りのない商品前出し陳列具
を隣接して設置すること等により、載置される商品の大
きさに合わせて仕切り板の幅を変化させることができ
る。
【0017】また、請求項10に係る発明は、前記前出
し本体の底部前方部には、取出部側に商品転落部を有し
て前記商品前出し陳列具の位置決めをする位置決め用固
定板と横方向に摺動自在に係合する係合溝が形成されて
いることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項記載
の商品前出し陳列具を提供するものである。かかる構成
を採ることにより、上記機能の商品陳列具を別途に準備
された位置決め用固定板を組み合わせて使用することに
より、複数隣接して設置できると共に、商品陳列具間の
間隔を自由に調整できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を挙げ
て図1〜図15に基づいて詳述する。まず、本発明の第
1の実施の形態の商品前出し陳列具1について、図1、
図2及び図6に基づいて説明する。図1は第1の実施の
形態の商品前出し陳列具10aを示す斜視図、図2は図
1の商品前出し陳列具10aの変形例10bを示す斜視
図、図6は図1の商品前出し陳列具10aの右側面の概
略図である。図1において、商品陳列具10aは、前出
し本体2aの上面が、取出部側が水平部をなし、該水平
部の後部に前記取出部側に下り傾斜する傾斜部を連結し
たものに形成され、さらにその上面は前出し本体2aの
幅方向の両側端部24、24に複数のローラ31を架設
したローラ部3に形成される。この商品陳列具10aは
その必要数が位置決め用固定板8により、載置される商
品の幅寸法に合わせて連結されて、図15に示すよう
に、商品陳列棚100等に設置される。
【0019】前出し本体2aは、商品の取出部21に近
づくに従い且つ略中央部までは幅狭くなり、更に取出部
21側が水平となっている2枚の側板24、24が、そ
の両端に取出部21に位置する前方側板9a及びその反
対側の後方側板9bに取り付けられた所謂滑り台状に形
成される。すなわち、前出し本体2aは、側板24、2
4の取出部21側で水平となっている水平部28と、側
板24、24の後方側の傾斜となっている傾斜部27と
から成る。前出し本体2aの水平部28及び傾斜部27
には複数のローラ31が前出し本体2aの前後方向に1
列に回転自在に架設されたローラ部3として形成され
る。ローラ部3は商品を載置すると共に、商品を取出部
位側に移動させる。前出し本体2aの上面の側端24か
らは仕切り板6aが立設される。仕切り板6aは、載置
される商品の滑りを案内又は仕切るものである。また、
後方側板9bからは後板91が立設され、後板91は載
置される商品の後方転倒を防止する。更に、これらの側
板24、24の底部前方部には、位置決め用固定板8が
嵌められる係合溝26a、26bが形成されている。
【0020】次に、商品前出し陳列具10の使用方法に
ついて説明する。商品前出し陳列具10は、図15に示
すように、商品陳列棚100の棚板101〜104上等
に載置され、前出し本体2a上面に商品20を載置して
使用される。この際、載置される商品20が、前出し本
体2aの傾斜部27のローラ部上に載置された場合は商
品20の自重で自動的に前出しされ、水平部28のロー
ラ部上に載置された場合は自動的に前出しはされないも
のの取出部21に近いため購買者が商品20を容易に取
り出すことができる。また、全長にわたり下り傾斜とな
っている場合に比べて傾斜部分が減る分、商品陳列棚1
01、102間等の高さ寸法に余裕が生じ商品を棚の奥
まで隙間なく載置できると共に、商品の陳列が楽にな
る。
【0021】また、商品前出し陳列具10aは、図10
に示すように、取出部21側に商品転落部7を有して商
品前出し陳列具10aの位置決めをする位置決め用固定
板8と、位置決め用固定板8に形成された摺動係合部8
1a、81bと前出し本体2底部の係合溝26a、26
bとを係合させて、横方向に摺動自在に係合して使用す
ることもできる。このように、隣接する商品前出し陳列
具10間の間隔をスライドさせて調整することにより、
前出し本体に載置される商品の幅に合わせて仕切り板6
a、6a間の間隔を調節できる。商品転落部7は、位置
決め用固定板8の取出部21側に形成された把持部82
a、82bにより把持されるもので、前出し本体2上に
載置された商品が前方に転倒することを防止する。
【0022】なお、前出し本体2aのローラ部は、これ
に限定されず、載置される商品を商品取出部側に移動さ
せるものであればよく、例えば、図10に示すように、
全面がリブ部4で形成されていてもよく(変形例13
b)、全面が摩擦係数の低いスベリ面5で形成されてい
てもよい(変形例13c)。なお、図10の変形例13
b及び13cは、前出し本体2の形状が、後述する第4
の実施の形態のようになっているが、第1の実施の形態
においても、リブ部4及びスベリ面5は同様に形成され
る。リブ部4は載置される商品の底部に凹凸がある場合
でも、該凹凸が隣接するローラ間の凹みに引っ掛かるこ
とがなく、またローラ部3よりも簡単な構造であるため
低コストで作製できる。また、スベリ面5はリブ部4よ
りもさらに簡単な構造であるためより低コストで作製で
きる。
【0023】また、ローラ部3は、軸方向の長さの短い
ローラを使用した幅の狭いローラ部を、前出し本体上面
の前後方向に並列して2列以上形成したものとし、これ
ら幅の狭いローラ部の間に、ローラ部の商品載置面と同
様の高さのリブ部又はスベリ面を前出し本体上の前後方
向に形成してもよい(図示せず)。これにより、PET
ボトルのように載置商品の底部の形状が脚状凸部を有す
るために、この脚状凸部が隣接するローラ間の凹みに引
っ掛かるような場合でも、前後方向一定の高さのリブ部
又はスベリ面に誘導されるため凸部が引っ掛かることが
ない。また、上記のような幅の狭いローラ部間の商品載
置部を、ローラ部の上面で形成される商品載置面の高さ
よりも低く形成し、この低く形成された部分と載置され
る商品との間に所定の空間を有するようにしてもよい
(図示せず)。これにより、牛乳パックのように載置商
品の底部の形状が重ね合わせ部を有するために、この重
ね合わせ部がローラ上に乗り上げて商品の載置が不安定
になる場合でも、重ね合わせ部が空間内に逃げるため安
定して載置される。
【0024】また、仕切り板6は、図11に示すよう
に、形成しなくてもよく(変形例10c)、前出し本体
2a上面の前後方向に渡って左右に分断するように一体
に立設されたものであってもよい(変形例10d)。商
品前出し陳列具10aに、変形例10cや変形例10d
を組み合わせて使用することにより、載置される商品の
大きさに対応して、仕切り板の位置を変化させることが
できる。例えば、図11において、変形例10cのロー
ラ部3c上と変形例10dのローラ部3d上とに跨がっ
て商品を載置すれば、商品前出し陳列具10aの仕切り
板6aと変形例10dの仕切り板6bとの間隔の幅の商
品を載置できる。このように、商品前出し陳列具を10
a、10c又は10d等を組み合わせれば、載置される
商品の幅に合わせて仕切り板6を設けることができる。
【0025】また、仕切り板6は、図12〜図14に示
すように、商品前出し陳列具と別体のものであり、これ
を前出し本体底部に形成された係合溝と係合させて固定
するのでもよい。図12に示される仕切り板6cは、隣
接する商品前出し陳列具に挟まれて仕切るか、あるいは
一側端又は両側端を仕切る仕切り板本体61と、仕切り
板本体61の下端部から略直角に延設された下部突片6
2を有するものであり、下部突片62は、前出し本体2
の底面に形成された摺動溝(図示せず)に係合するよう
に形成したものである。仕切り板6cによれば、仕切り
板6cと前出し本体2との間隔を摺動溝の摺動シロ分だ
け調節しつつ仕切り板6cを固定できる。図13及び図
14に示される仕切り板6dは、仕切り板本体61と、
仕切り板本体61の下端部から略直角に延設されると共
にスライド穴64が形成された底板部63を有するもの
であり、スライド穴64は、前出し本体2の底面に形成
された突起25にスライド可能に係合するように形成し
たものである。仕切り板6dによれば、仕切り板6dと
前出し本体2との間隔をスライド穴64のスライドシロ
分だけ調節しつつ仕切り板6dを固定できる。また、後
板91は、不要の場合は形成しなくてもよい。
【0026】図2は、第1の実施の形態の商品前出し陳
列具10aの変形例10bを示すもので、変形例10b
と商品前出し陳列具10aとの相違点は、前出し本体2
a上面の商品を載置する部分のうち、取出部21側の水
平部28の部分が、前後方向を長手方向とした多数のリ
ブ41からなるリブ部4に形成される点にある。リブ部
4は、ローラ部3と同様な前出し本体上面の摺動抵抗の
実質的に低減するため、この変形例10bにより、前出
し本体を低コストで形成できる。他の構成、作用は第1
の実施の形態10aと同様である。
【0027】図3及び図7は本発明の第2の実施の形態
の商品陳列具11を示すもので、図7は、図3に示す商
品陳列具11の右側面の概略図である。この商品陳列具
11と第1の実施の形態10aとの相違点は、前出し本
体2bが、取出部21側が下り傾斜した傾斜部27をな
し、この傾斜部27の後部に水平部28を連結して形成
した点にある。この商品陳列具11により、傾斜部27
に載置している商品は取りあえず全て取出部21まで自
動前出しされるため、商品を容易に取り出せる。しか
し、水平部28に載置してある商品は取出部21から離
れ奥にあるから取り出し難いが、傾斜部27に載置して
ある商品が全て売りきれる頃は商品の補充時間帯に近づ
いている場合が多いため、商品の補充時に水平部28上
の商品を一旦取り出し、奥の水平部28に新しい商品を
補充し、その後傾斜部27に一旦取り出した商品を載置
すればよい。この結果、上記と同様に商品陳列棚間の高
さ寸法に余裕が生じ、商品の陳列が楽になる。他の構
成、作用は第1の実施形態10aと同様である。
【0028】図4及び図8は本発明の第3の実施の形態
の商品陳列具12を示すもので、図8は、図4に示す商
品陳列具12の右側面の概略図である。この商品陳列具
12と第1の実施形態10aとの相違点は、前出し本体
2cは、これの取出部21側に下り傾斜した傾斜部2
7、27を、中央部23で略直立した壁面29を介して
連結して形成した点にある。この商品陳列具12によ
り、取出部21に隣接している傾斜部27に載置してい
る商品は取りあえず全て取出部21まで自動前出しされ
るため、容易に商品を取り出せる。次の傾斜部27に載
置してある商品は隣接傾斜部27まで自動前出しされて
いるため、不自由なく商品を取り出せる。この結果、二
段構えの傾斜部27、27により、商品陳列棚間の高さ
寸法に余裕が生じ、商品の陳列が楽になる。他の構成、
作用は第1の実施形態10aと同様である。
【0029】図5及び図9は本発明の第4の実施の形態
の商品陳列具13aを示すもので、図9は、図5に示す
商品陳列具13aの右側面の概略図である。この商品陳
列具13aと第1の実施形態10aとの相違点は、前出
し本体2cは、水平面となす角度が0.5〜2.5°の
一定の角度で取出部側が下り傾斜する傾斜部に形成した
点にある。この商品陳列具13aにより、載置された商
品全てに前出しする力が作用すると共に、高さが制限さ
れ、商品の設置高さ寸法に余裕が生じる。また、例え、
載置商品の形状、重心の高低、重さ等により自動的に前
出しされなくても、微小な力で手動で前出しできる。他
の構成、作用は第1の実施形態10aと同様である。
【0030】以上、本発明の実施形態を説明したが、具
体的な構成はこれに限定されず、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲での変更、追加は本発明の範囲内である。例え
ば、上記水平部は、前述の如く、前出し本体の枠体の側
面形状が実質的に水平をなしているものを言うが、若干
の傾斜を有するものも含まれる。
【0031】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明に
よれば、水平部に載置されている商品は取出部側に近い
ため、自動前出しされていなくてもそのまま商品を取り
出せる。また、水平部に載置された商品全部取り出した
後、傾斜部に載置された商品は水平部の端まで自動前出
しされ、商品を取り出すことができ、傾斜部が減る分商
品の設置高さ寸法に余裕が生じる。
【0032】請求項2の発明によれば、傾斜部に載置さ
れた商品は取りあえず全て取出部まで自動前出しされ、
商品を取り出せる。また、水平部に載置してある商品は
取り出し難いものの、傾斜部に載置された商品が全て売
り切れる頃は商品の補充の時間帯に近づいているため、
商品補充時に先に水平部に商品補充をして、水平部上の
商品は手動前出し傾斜部に載置することで、傾斜部が減
る分商品の設置高さ寸法に余裕が生じる。
【0033】請求項3の発明によれば、取出部に隣接し
ている傾斜部に載置している商品は取りあえず全て取出
部まで自動前出しされ、商品を取り出せると共に、次の
傾斜部に載置してある商品は隣接傾斜部まで自動前出し
され、商品を取り出すことができる。このように二段又
は多段構えの傾斜部を構成することにより、高さが制限
され、商品の設置高さ寸法に余裕が生じる。
【0034】請求項4の発明によれば、高さが制限さ
れ、商品の設置高さ寸法に余裕が生じる。また、例え、
載置商品の形状、重心の高低、重さ等により自動的に前
出しされなくても、微小な力で手動で前出しできる。
【0035】請求項5の発明によれば、上記機能に加
え、載置商品と前出し本体との摺動抵抗が小さくなるた
め、商品をスムーズ且つ労力を要さずに前出しできる。
【0036】請求項6の発明によれば、請求項1〜5に
係る発明の機能に加え、載置商品の底部に凸部が形成さ
れていても凸部が前出し本体に引っ掛かることがなく、
商品をスムーズ且つ労力を要さずに前出しできる。
【0037】請求項7の発明によれば、上記機能に加
え、前出し本体の構造が簡単であるため前出し本体を低
コストで形成できる。
【0038】請求項8の発明によれば、上記機能に加
え、載置商品が仕切り板に案内されて整然と前出しされ
る。
【0039】請求項9の発明によれば、請求項1〜8に
係る発明の機能に加え、仕切りのない商品前出し陳列具
を隣接して設置すること等により、載置される商品の大
きさに合わせて仕切り板の幅を変化させることができ
る。
【0040】請求項10の発明によれば、上記機能の商
品陳列具を別途に準備された位置決め用固定板を組み合
わせて使用することにより、複数隣接して設置できると
共に、商品陳列具間の間隔を自由に調整できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の商品前出し陳列具
を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の商品前出し陳列具
の変形例を示す斜視図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態の商品前出し陳列具
を示す斜視図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態の商品前出し陳列具
を示す斜視図である。
【図5】本発明の第4の実施の形態の商品前出し陳列具
を示す斜視図である。
【図6】図1に示される商品前出し陳列具の右側面図の
概略図である。
【図7】図3に示される商品前出し陳列具の右側面図の
概略図である。
【図8】図4に示される商品前出し陳列具の右側面図の
概略図である。
【図9】図5に示される商品前出し陳列具の右側面図の
概略図である。
【図10】図5に示される商品前出し陳列具の変形例を
示す斜視図である。
【図11】本発明の第1の実施の形態の商品前出し陳列
具の変形例を示す斜視図である。
【図12】仕切り板の形態を示す斜視図である。
【図13】仕切り板の他の形態を示す斜視図である。
【図14】図13の仕切り板を前出し本体に係合させる
状態を説明する斜視図である。
【図15】本発明の商品前出し陳列具の使用状態を示す
図である。
【図16】従来の商品前出し陳列具の使用状態を示す図
である。
【符号の説明】
2、2a、2b、2c、2d、 前出し本体 21 取出部 22 後端部 23 中央部 24 側端部 25 突起 26a、26b 係合溝 27 傾斜部 28 水平部 29 壁部 3、3c、3d ローラ部 31 ローラ 4 リブ部 5 スベリ面 6、6a、6b 仕切り板 7 商品転落防止部 8 位置決め用固定板 81a、81b 摺動係合部 82a、82b 把持部 91 後板 10、10a、10b、11、12、13a、13b、
13c商品前出し陳列具 20 商品 50 商品前出し陳列ユニット 100 商品陳列棚 101、102、103、104 棚板 105 天井

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 載置された商品を取出部側に移動させる
    前出し本体を有する商品陳列具であって、前記前出し本
    体は、取出部側が水平部をなし、該水平部の後部に前記
    取出部側に下り傾斜する傾斜部を連結したものであるこ
    とを特徴とする商品前出し陳列具。
  2. 【請求項2】 載置された商品を取出部側に移動させる
    前出し本体を有する商品陳列具であって、前記前出し本
    体は、取出部側が下り傾斜する傾斜部をなし、該傾斜部
    の後部に水平部を連結したものであることを特徴とする
    商品前出し陳列具。
  3. 【請求項3】 載置された商品を取出部側に移動させる
    前出し本体を有する商品陳列具であって、前記前出し本
    体は、取出部側に下り傾斜する傾斜部を複数連結したも
    のであることを特徴とする商品前出し陳列具。
  4. 【請求項4】 載置された商品を取出部側に移動させる
    前出し本体を有する商品陳列具であって、前記前出し本
    体は、水平面となす角度が0.5〜2.5°の一定の角
    度で取出部側が下り傾斜する傾斜部を形成するものであ
    ることを特徴とする商品前出し陳列具。
  5. 【請求項5】 前記前出し本体は、前後方向に多数のロ
    ーラが架設されたローラ部を有し、該ローラ部上にある
    商品を商品取出部位側に移動させるものであることを特
    徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の商品前出し
    陳列具。
  6. 【請求項6】 前記前出し本体は、前後方向を長手方向
    とした多数のリブからなるリブ部を有し、該リブ部上に
    ある商品を商品取出部位側に移動させるものであること
    を特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の商品前
    出し陳列具。
  7. 【請求項7】 前記前出し本体は、摩擦係数の低いスベ
    リ面を有し、該スベリ面上にある商品を商品取出部位側
    に移動させるものであることを特徴とする請求項1〜6
    のいずれか1項記載の商品前出し陳列具。
  8. 【請求項8】 前記前出し本体は、一側又は両側には商
    品の滑りを案内又は仕切る前記前出し本体に一体に立設
    された仕切り板を備えることを特徴とする請求項1〜7
    のいずれか1項記載の商品前出し陳列具。
  9. 【請求項9】 前記前出し本体は、該前出し本体上面の
    前後方向に渡って左右に分断するように一体に立設され
    た商品の滑りを案内又は仕切る仕切り板部を有すること
    を特徴とする請求項1〜8のいずれか1項記載の商品前
    出し陳列具。
  10. 【請求項10】 前記前出し本体の底部前方部には、取
    出部側に商品転落部を有して前記商品前出し陳列具の位
    置決めをする位置決め用固定板と横方向に摺動自在に係
    合する係合溝が形成されていることを特徴とする請求項
    1〜9のいずれか1項記載の商品前出し陳列具。
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