JP4189978B2 - 商品陳列具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、商品を前後方向に整列して陳列する商品陳列棚において、陳列された商品が前方から抜き取られるのに応じて、後方の商品を前方に移動させる商品陳列具に関し、特に整列された商品を後方から押圧する商品押圧体の商品に対する押圧面積を変更できるようにした商品陳列具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、商品を前後方向に整列して陳列する商品陳列棚において、陳列された商品が前方から抜き取られるのに応じて、後方の商品を前方に移動させる商品陳列具としては、実開平1−133449号公報に開示するものが知られている。
この種の商品陳列具は、陳列棚板上にその前後方向に沿って載置固定される陳列台を備え、この陳列台には、該陳列台の上面から略鉛直に伸びる商品押圧体を陳列台の長手方向に移動可能に設け、さらに、商品押圧体の基部と陳列台の先端間にはコイルスプリングを掛け渡し、このコイルスプリングで商品押圧体を陳列台の先端方向へ移動できるように付勢することにより、陳列台上の最前端の商品を抜き取るごとに、残りの整列商品を前方へ自動的に移動できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のような従来の商品陳列具に使用される商品押圧体の形状及び大きは、陳列台上に整列される商品の種類及び大きさに適合する固定の形に形成されているのが普通である。このため、例えば、缶やビン等の商品用に形成された商品押圧体を備える商品陳列具をスナック菓子等の袋物商品のような横寸法の大きい商品の陳列に使用した場合、袋物商品に対する商品押圧体の押圧面積が小さくなるため、この商品押圧体で陳列台上に整列された袋物商品を後方から押圧すると、商品押圧体に接する商品に局部的な荷重が作用し、その結果、袋物商品の内容物がスナック菓子等のような場合には、その内容物が破損されるおそれがある。また、上記のような従来の固定された押圧面積の商品押圧体を使用する商品陳列具では、商品陳列具に陳列し得る商品の種類が限定されてしまい、商品に適合する各種の商品押圧体を備えた商品陳列具を多数用意しておく必要があるとともに、その分、商品の陳列コストが上昇し、商品陳列具の保管管理も面倒になるという問題があった。
【0004】
従って、本発明の目的は、商品を後方から押圧する商品押圧体の押圧面積を陳列される商品の形状や大きさに応じて種々の態様に変更できる商品陳列具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の請求項1に記載の商品陳列具は、陳列棚上に該陳列棚の前後方向に延在して載置固定され、商品が陳列棚の前後方向に整列して案内される商品陳列具本体部と、前記本体部に該本体部の長手方向に移動可能に設けられ、前記本体部に案内される整列商品の後方から押圧して該整列商品を本体部の前端方向へ移動させる商品押圧手段を備える商品陳列具であって、前記商品押圧手段は、前記本体部に移動可能に取り付けられた基部と該基部から斜め後方に向け延在する正面部が長方形の平板状の主押圧部材から成る主押圧手段と、前記主押圧部材に上方から抜き差しにより着脱自在で、且つ横方向に伸縮自在に取り付ける補助押圧手段とを設けたものであって、前記商品陳列具本体部が、陳列棚の上面に対して直角に配置される所望高さの商品仕切板であって、前記商品仕切板の下方に前記商品押圧手段を商品仕切板の長手方向に移動可能に支持するロッド状の支持手段と、前記商品仕切板の前記商品押圧手段と対向する側面に該商品仕切板の長手方向に沿って形成され、かつ商品仕切板の前端から後端に至る案内溝と、前記案内溝に前記商品仕切板の前端から摺動可能に係合され、かつ該案内溝と略々同一の長さを有するとともに前記商品押圧手段の背面を後押しする係合部材を有する商品引き出し部材と、を備え、前記補助押圧手段は、前記主押圧部材に着脱自在に取り付けられる正面部が平板状の補助主押圧部材と、該補助主押圧部材に横方向に摺動自在に嵌められる副押圧部材とから形成され、前記商品との押圧面積を増減させるか又は前記商品からの負荷を増減させる態様が、前記補助押圧手段を取り付け無い第1の形態、前記補助押圧手段を前記主押圧部材に取り付けて前記副押圧部材を前記補助主押圧部材に収納した第2の形態、前記補助押圧手段を前記主押圧部材に取り付けて前記副押圧部材を前記補助主押圧部材から引き出した第3の形態の3形態であり、更に、前記商品押圧手段の背面を後押しする係合部材と前記商品押圧手段の間に位置して、前記支持手段に商品仕切板の長手方向に移動自在に支持される在庫調整具を備えることを特徴とする商品陳列具。前記商品押圧手段の背面を後押しする係合部材と前記商品押圧手段の間に位置して、前記支持手段に商品仕切板の長手方向に移動自在に支持される在庫調整具と、を備えることを特徴とする。
【0007】
本発明においては、補助押圧手段により商品に対する商品押圧体の押圧面積を増減できるから、商品の形状や大きさに合わせて商品に対する商品押圧体の押圧面積を最適に設定できる。また、本発明においては、商品仕切板の側面に形成した案内溝に商品引き出し部材を商品仕切板の前端から摺動可能に係合し、この商品引き出し部材を手前に引き出すことにより商品押圧体を含む整列商品を棚板の前端側に移動させることができから、商品前出し機構を含む商品仕切板の薄型化が可能なる。また、本発明においては、在庫調整具を所望の位置にセットすれば、商品陳列具に陳列できる商品の数を簡単に調節でき在庫管理が容易である。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について、図1〜図17を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態における商品陳列具の補助押圧手段を主押圧部材に嵌める状態を示す斜視図、図2は図1で補助押圧手段が主押圧部材にほとんど嵌め込まれた状態を示す斜視図、図3は本発明の実施の形態における商品陳列具の斜視図、図4は図1のA−A線に沿った図、図5は図1の斜め後方から見た主に商品押圧手段の斜視図、図6は図5の他の形態の斜視図、図7は図6で補助押圧手段が主押圧部材に嵌め込まれた状態を示す斜視図、図8は主押圧部材の裏面図、図9は主押圧部材の一部が断面の右側面図、図10は補助主押圧部材の裏面図、図11は図12のB−B線に沿った図、図12は副押圧部材の裏面図、図13は副押圧部材の右側面図、図14は在庫調整具の斜視図、図15は在庫調整具の背面図、図16は在庫調整具の平面図、図17は商品陳列棚に設置された本発明の実施の形態における商品陳列具の斜視図を各々示す。
【0009】
図1において、商品陳列具1は、金属製棚板10上の前後方向に一列に整列して陳列される商品を整列商品ごとに区画する合成樹脂製の陳列具本体部である商品仕切板20と、商品仕切板20を棚板10上に安定して固定する固定手段30と、補助押圧手段71が着脱自在に嵌合される整列商品を後方から押圧する商品押圧体40と、商品押圧体40を商品仕切板20にその長手方向に移動可能に支持する支持手段50と、合成樹脂材からなる商品引き出し部材60と、在庫調整具700を備える。
【0010】
上記商品押圧体40は、図1〜図13に示すように、棚板10の上面と摺接する基部401と、この基部401から斜め上方に傾斜して設けた長方形状の主押圧部材402とからなる主押圧手段4と、商品に対する主押圧部材402の押圧面積を商品の大きさに応じて変化させる補助押圧手段71を備える。
【0011】
図1、図8及び図9に示すように、基部401の商品仕切板側には、下方にガイドロッド501に係合するガイドロッド係合溝406と、上方に商品仕切板20の下方部材に係合する商品仕切板係合部407を備える。主押圧部材402の裏面には形状が略三角形の4本の安定化リブ404が形成されている。
【0012】
補助押圧手段71は、主押圧部材402の上方から抜き差しにより着脱自在に取り付けられる補助主押圧部材73と、補助主押圧部材73に横方向に摺動自在に嵌められる副押圧部材72とから形成される。補助主押圧部材73は図10及び図11に示すように、略矩形状で正面部731は平板状であり、裏面部の片側(商品仕切板20側)の上方両側には、補助主押圧部材73と抜き差し可能な溝部732、732を備え、裏面部の他の片側には形状が略三角形の2本の安定化リブ733、733を備え、これら溝部732と安定化リブ733により、補助主押圧部材73の上方縁と下方縁には、副押圧部材72の係合溝721に係合する鍔部734、734が形成される。また、安定化リブ733側の上方リブ及び下方リブの途中に鍔部734に係合する副押圧部材72の突出を防止する段差突起736、736がそれぞれ形成されている。また、裏面部の片側(商品仕切板20側)の下方縁部には、ガイドロッド501に係合する切り欠き737を有し、主押圧部材402に嵌め込まれた後の抜け止めになっている。かかる構造の補助主押圧部材73は主押圧部材402の上方から主押圧部材402に抜き差し可能に係合され、カバーケース状に嵌め込まれる副押圧部材72を横方向に摺動自在に係合する。
【0013】
副押圧部材72は図12及び図13に示すように、略矩形状で正面部は平板状であり、裏面の上方縁部及び下方不縁部には補助主押圧部材73の鍔部734、734が係合する溝721、721が形成され、外側端の縁部は安定化リブ725が形成されている。また、溝721、721を形成する外側部材の一部には補助主押圧部材73の段差突起736、736と係合する段差突起722、722が形成され、裏面部の片側(商品仕切板20側)の下方縁部には、ガイドロッド501に係合する切り欠き723を有し、補助主押圧部材73に嵌め込まれた際のガイドロッド501の逃げ部を形成する。かかる構造の副押圧部材72は補助主押圧部材73の横方向外側に摺動可能に係合され、商品との押圧面積は無段階で調節可能である。
【0014】
以上の如く構成された商品押圧体40は、商品との押圧面積を増減させるか又は前記商品からの負荷を増減させる態様が、図1〜図7に示すように、補助押圧手段71を取り付け無い第1の形態、補助押圧手段71を主押圧部材402に取り付けて副押圧部材72を補助主押圧部材73に収納した第2の形態、補助押圧手段71を主押圧部材402に取り付けて副押圧部材72を補助主押圧部材73から引き出した第3の形態の3形態である。第1の形態では補助押圧手段71を使用しないため、主押圧部材402が商品を当接して前出しが行われる。
【0015】
第2の形態では、補助押圧手段71は副押圧部材72を補助主押圧部材73から引き出した状態(図5)で主押圧部材402に取り付ける方法及び副押圧部材72を補助主押圧部材73に収納した状態(図6)で主押圧部材402に取り付ける方法がある。図5で示される前者の方法は補助主押圧部材73を主押圧部材402に取り付けた後、副押圧部材72を補助主押圧部材73に収納させた状態で、図6で示される後者の方法は補助主押圧部材73を主押圧部材402に取り付けた状態でそれぞれ使用される(図7)。この第2の形態によれば、第1の形態に比べて、商品押圧体40と商品との押圧面積又は商品からの負荷が増加するため、やや大きめサイズの商品の陳列及び前出しに適する。
【0016】
第3の形態では、第2の形態で示される状態から、副押圧部材72が補助主押圧部材73から引き出される。また、補助主押圧部材73から副押圧部材72の引き出しは、少し開いた状態から補助主押圧部材73の段差突起736と副押圧部材72の段差突起722が当接する全開状態まで、無段階の調節が可能である。この第3の形態によれば、第2の形態に比べて、商品押圧体40の商品押圧面積は、見かけ上、横に1倍を越えて約2倍にまで増える。このため、第2の形態に比べて、商品押圧体40と商品との押圧面積又は商品からの負荷が増加するため、大きめサイズの商品の陳列及び前出しに適する。
【0017】
前述の商品押圧体40が長手方向に移動可能に取り付けられる商品陳列具としては、陳列棚上に該陳列棚の前後方向に延在して載置固定され、商品が陳列棚の前後方向に整列して載置又は案内される商品陳列具本体部を有するものであれば、特に制限されず、その一例が図1である。
【0018】
商品仕切板20は、図1に示すように、棚板10の前後方向に延在する長さと整列商品の高さに応じた所望の高さを有している。また、この商品仕切板20の前端と後端には、商品仕切板20を棚板10上に直角に載置するための支持ブロック201及び202がそれぞれ固着され、支持ブロック201は商品の前方への転び防止を兼ねている。
【0019】
商品仕切板20の固定手段30は、図1に示すように、棚板10の前端に該棚板10の左右方向のほぼ全長に亘り配設され、商品仕切板20の前端を棚板10に固定する結合手段301と、商品仕切板20の前端に設けた支持ブロック201の下端に形成された係合部302と、商品仕切板20の後端を棚板10に吸着して商品仕切板20を棚板10に固定する図では省略するマグネットを備えている。上記結合手段301は、図1に示すように、棚板10の前端部に棚板10の長手方向に沿い形成された長溝である。
【0020】
商品押圧体40の支持手段50は、図1に示すように、商品仕切板20の支持ブロック201と202間に差し渡し状態に設けた補強兼用のガイドロッド501を備え、このガイドロッド501に商品押圧手段40の基台401に設けた係合部405を摺動可能に係合することにより、商品押圧体40を商品仕切板20の長手方向に移動可能に支持できる構成になっている。
【0021】
商品引き出し部材60は、図1に示すように、商品仕切板20の商品押圧手段40と対向する側面に商品仕切板20の長手方向に沿って形成された、商品仕切板20の前端から後端に至る案内溝205に商品仕切板20の前端から摺動可能に係合され、そして、案内溝205と略々同一の長さを有するとともに商品押圧手段40の背面を後押しする係合部材601を有している。また、商品引き出し部材60の前端には商品引き出し部材60の引き出し及び戻し操作をする時の把持性を確実にする引っ掛け穴602が形成されている。さらに、商品引き出し部材60の後端と支持ブロック202間には、商品引き出し部材60を常時後方へ付勢するコイルばね(付勢手段)70が張設されている。
【0022】
在庫調整具700は、図14〜図16に示すように、商品押圧手段当接面部701と、この接面部701と直角に連接する移動方向案内部702とからなり、略L字状物である。移動方向案内部702は下方にガイドロッド501に嵌合する嵌合溝703と、上方に商品仕切板本体に連接する板状物506に嵌合する嵌合溝704を備える。また、商品前出しにおいて、係合部材601が前方又は後方に移動する際、在庫調整具700に接触することなく所謂空振りして通過する必要があり、従って、商品押圧手段当接面部701の高さ寸法は、ガイドロッド501に嵌合した状態で、係合部材601の下方空間の高さ寸法未満とする。また、在庫調整具700のガイドロッド501への嵌め合い強さは手動で移動可能のやや強め傾向とすることが商品の陳列の際、セッティング位置が移動することがないため好ましい。
【0023】
在庫調整具700の使用方法は次の通りである。すなわち、例えば、8個の商品を陳列する場合、在庫調整具700は商品押圧手段40が商品8個を前出しする状態で、商品押圧手段40のお尻に当接する位置にセットされる。次に、商品が前から取り出されて商品の前出しをする際、係合部材601は前方又は後方に移動する場合でも在庫調整具700に接触することなく空振りして移動され、在庫調整具700のセッティング位置は変化しない。再度の商品の補充は商品の数を気にすること無く、商品押圧手段40が在庫調整具700の当接する位置まで行われる。これにより、商品陳列具には補充状態で常に8個の商品が陳列できることとなる。
【0024】
上記のように構成された商品陳列具1を棚板10上の希望の箇所にセットする場合は、商品仕切板20の支持ブロック201に設けた係合部302を長溝301に係合する。この状態で、商品陳列具1全体を長溝301に沿い棚板10上の配置したい位置に移動し、後端の支持ブロック202を棚板10上に載置する。これにより、支持ブロック202をマグネットにより棚板10に吸着させて、商品陳列具1を棚板10上の希望の箇所に安定して固定する。
【0025】
上記のようにして、商品陳列具1を陳列される商品の幅寸法に応じて棚板10上に所定の間隔で棚板10の左右方向にセットし(図17)、このセットされた隣接する商品陳列具1間の棚板10に商品を一列に並べて載置する。このようにして陳列された棚板10上の整列商品を最前端の商品から順に抜き取る。そして、商品の抜き取りにより棚板10の前端部に隙間が生じた場合は、商品引き出し部材60の引っ掛け穴602を指により把持し、商品引き出し部材60をコイルばね70に抗して手前に引き出す。これにより、商品押圧体40を含む整列商品は棚板10の前端側に移動し、整列商品の最先端の商品が転び防止兼用の支持ブロック201に突き当たる状態にする。また、整列商品が支持ブロック203に突き当たる状態まで移動されたならば商品引き出し部材60の引っ掛け穴602から指を離すことにより、商品引き出し部材60は自動的に最後端まで戻される。これにより、商品押圧体40は最後尾の商品を当接する位置で置き去りにされ陳列姿勢をとる。また、商品引き出し部材60は収納状態となり見栄えがよい。
【0026】
従って、本実施の形態によれば、商品仕切板20の側面に形成した案内溝205に商品引き出し部材60を商品仕切板20の前端から摺動可能に係合し、この商品引き出し部材60を手前に引き出すことにより商品押圧体40を含む整列商品を棚板10の前端側に移動させることができから、商品前出し機構を含む商品仕切板20の薄型化できる。また、商品前出し機構を含む商品仕切板20の薄型化に伴い、棚板10上に商品を陳列できない無駄なスペースがなくなり、棚板10上の長手方向に整列される商品の整列数が多くなって、棚板10への商品の陳列効率を向上できる。また、商品引き出し部材60は商品仕切板20の側面から突出しないため、商品陳列具の意匠的効果も向上できる。また、棚板10の前端に設けた結合手段301と、この結合手段301に摺動可能な係合部302及びマグネット303からなる固定手段30により、商品陳列具1を棚板10に安定して固定することができ、従来の問題を解決できる。また、本実施の形態によれば、支持手段50を介して商品仕切板20に商品押圧体40を移動可能に支持し、この商品押圧体40に押し付け体402を斜め後方に傾斜して設け、さらに補助押圧手段71を設けることにより、自立できない商品に対しても安定して前出しが可能になるとともに、商品に対する商品押圧体40の押圧面積を増減でき、商品の形状や大きさに合わせて商品に対する商品押圧体の押圧面積を最適に設定できる。また、在庫調整具を所望の位置にセットすれば商品陳列具に陳列できる商品の数を簡単に調節でき在庫管理が容易である。
【0027】
以上、本発明の実施の形態を説明したが、具体的な構成はこれに限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲での変更及び追加は本発明の範囲である。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の商品陳列具によれば、商品に対する商品押圧体の押圧面積や受圧力を陳列される商品の形状や大きさに応じて変更できるから、陳列台に整列される商品の形状や大きさが変わっても、これに合わせて商品に対する商品押圧体の押圧面積や受圧力を変更することができる。これに伴い内容物が破損され易い商品であっても、内容物が破損されることがなく、商品を安全に前出しすることができるほか、単一の商品陳列具を形状や大きさの異なる種類の商品に兼用することがで、かつ少ない種類の商品陳列具で済むため、商品の陳列コストを大幅に低減することができ、商品陳列具の保管管理も容易にできるという効果を有する。
また、本発明においては、商品仕切板の側面に形成した案内溝に商品引き出し部材を商品仕切板の前端から摺動可能に係合し、この商品引き出し部材を手前に引き出すことにより商品押圧体を含む整列商品を棚板の前端側に移動させることができから、商品前出し機構を含む商品仕切板の薄型化が可能なる。また、在庫調整具を所望の位置にセットすれば商品陳列具に陳列できる商品の数を簡単に調節でき在庫管理が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における商品陳列具の補助押圧手段を主押圧部材に嵌める状態を示す斜視図である。
【図2】図1で補助押圧手段が主押圧部材にほとんど嵌め込まれた状態を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態における商品陳列具の斜視図である。
【図4】図1のA−A線に沿った図である。
【図5】図1の斜め後方から見た主に商品押圧手段の斜視図である。
【図6】図5の他の形態の斜視図である。
【図7】図6で補助押圧手段が主押圧部材に嵌め込まれた状態を示す斜視図である。
【図8】主押圧部材の裏面図である。
【図9】主押圧部材の一部が断面の右側面図である。
【図10】補助主押圧部材の裏面図である。
【図11】図12のB−B線に沿った図である。
【図12】副押圧部材の裏面図である。
【図13】副押圧部材の右側面図である。
【図14】在庫調整具の斜視図を示す。
【図15】在庫調整具の背面図を示す。
【図16】在庫調整具の平面図を示す。
【図17】商品陳列棚に設置された本発明の実施の形態における商品陳列具の斜視図を示す。
【符号の説明】
1 商品陳列具
10 商品陳列棚
20 商品陳列具本体
20a 商品仕切板
40 商品押圧手段
50 支持手段
60 商品引き出し部材
71 補助押圧手段
72 副押圧部材
73 補助主押圧部材
401 基部
402 主押圧部材
501 ガイドロッド
721 係合溝
404、733、725安定化リブ
700 在庫調整具

Claims (1)

  1. 陳列棚上に該陳列棚の前後方向に延在して載置固定され、商品が陳列棚の前後方向に整列して案内される商品陳列具本体部と、前記本体部に該本体部の長手方向に移動可能に設けられ、前記本体部に案内される整列商品の後方から押圧して該整列商品を本体部の前端方向へ移動させる商品押圧手段を備える商品陳列具であって、前記商品押圧手段は、前記本体部に移動可能に取り付けられた基部と該基部から斜め後方に向け延在する正面部が長方形の平板状の主押圧部材から成る主押圧手段と、前記主押圧部材に上方から抜き差しにより着脱自在で、且つ横方向に伸縮自在に取り付ける補助押圧手段とを設けたものであって、
    前記商品陳列具本体部が、陳列棚の上面に対して直角に配置される所望高さの商品仕切板であって、前記商品仕切板の下方に前記商品押圧手段を商品仕切板の長手方向に移動可能に支持するロッド状の支持手段と、
    前記商品仕切板の前記商品押圧手段と対向する側面に該商品仕切板の長手方向に沿って形成され、かつ商品仕切板の前端から後端に至る案内溝と、
    前記案内溝に前記商品仕切板の前端から摺動可能に係合され、かつ該案内溝と略々同一の長さを有するとともに前記商品押圧手段の背面を後押しする係合部材を有する商品引き出し部材と、を備え
    前記補助押圧手段は、前記主押圧部材に着脱自在に取り付けられる正面部が平板状の補助主押圧部材と、該補助主押圧部材に横方向に摺動自在に嵌められる副押圧部材とから形成され、
    前記商品との押圧面積を増減させるか又は前記商品からの負荷を増減させる態様が、前記補助押圧手段を取り付け無い第1の形態、前記補助押圧手段を前記主押圧部材に取り付けて前記副押圧部材を前記補助主押圧部材に収納した第2の形態、前記補助押圧手段を前記主押圧部材に取り付けて前記副押圧部材を前記補助主押圧部材から引き出した第3の形態の3形態であり、
    更に、前記商品押圧手段の背面を後押しする係合部材と前記商品押圧手段の間に位置して、前記支持手段に商品仕切板の長手方向に移動自在に支持される在庫調整具を備えることを特徴とする商品陳列具。
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