JP4182179B2 - 商品陳列具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ボトルものや袋もの等の種類及び大きさの異なる複数種類の商品を商品ごとに陳列棚の棚板上に前後方向に整列して陳列するのに好適な商品陳列具に関し、特に棚板上に前後方向に一列に整列された陳列商品が前端から抜き取られるのに応じて、後方にある商品を棚板の前端方向へ移動させる手動式の前出し機構を備える商品陳列具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ボトルものや袋もの等の各商品を商品ごとに陳列棚の棚板上に前後方向に整列して陳列するとともに、この陳列商品が前方から抜き取られるのに応じて、後方にある商品を前方へ移動させる手動式の押し出し機構付きの商品陳列具としては、実開平4−125761号に開示するものが知られている。
【0003】
この種の商品陳列具は、陳列台(棚板)上にその長手方向に適宜の間隔を離して陳列台の長手方向と直角に配設した仕切板と、この仕切板の一方の側面に、仕切板の長手方向に沿い固着した商品繰り出し具(商品前出し機構)を備え、この商品繰り出し具は、仕切板の一方の側面に仕切板の長手方向に沿い接着剤により固着した案内板と、この案内板にその長手方向に沿い形成した一対の平行するガイドレールにスライド可能に支持された商品繰り出し片と、この商品繰り出し片のガイドレールの内側に位置する案内板の箇所に案内板の長手方向に沿い形成した一対の平行するガイドレールにスライド可能に係合する操作片とから構成され、操作片を手前に引き出すことにより、商品繰り出し片の前面側に整列された陳列商品を、その最先端の商品が陳列台の先端に設けた前面枠(商品転び止め部材)に突き当たるまで商品繰り出し片ごと陳列台上で手前に繰り出す。そして、操作片を元の位置に押し込む。この時、商品繰り出し片は繰り出し位置に保持され、また、陳列商品は繰り出された位置に保持される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来の商品陳列具は、仕切板の一側面に別構造の商品繰り出し具を接着剤により固定する方式であるため、仕切板への商品繰り出し具の取り付け作業が面倒になるほか、商品繰り出し具を構成する案内板及びガイドレールの厚さと接着剤層の厚さを加算した分、商品陳列具全体の厚さ寸法が大きくなる問題がある。
このため、陳列台上にその長手方向に沿って配設される商品陳列具間の実際の間隔を、上記案内板及びガイドレールの厚さと接着剤層の厚さを加算した分大きくしなけらばならない。その結果、陳列台上にその長手方向に整列される商品の整列数が制限され、ひいては、陳列台上に商品を陳列できない無駄なスペースが生じてしまい、陳列台への商品の陳列効率が低下するという不具合がある。
また、商品繰り出し具は仕切板の側面から突出する形になるため、商品陳列具の意匠性が低下するという問題がある。
【0005】
また、上記従来の商品陳列具では、前面枠(商品転び止め部材)の高さが商品繰り出し具の操作片の引き出し位置より高いと、前面枠が邪魔になって操作片の引き出し操作ができなくなり、ひいては商品の繰り出しもできななるという不具合がある。
さらに、上記従来の商品陳列具では、商品陳列具を陳列台上に固定する手段がないため、商品繰り出し具の操作片を手前に引き出す時、商品陳列具全体が動いてしまい、これに伴い整列商品の整列状態が崩れて商品の手前への繰り出しができなくなるという問題がある。
また、従来における商品陳列具の商品繰り出し片は、商品の高さ方向の中間部分を後方から支える構造であるため、ボトル商品などのように自立できる商品の場合には何ら問題がないが、袋物などのように自立できない、かつ変形し易い商品に対しては安定して繰り出せないという不具合がある。
【0006】
従って、本発明の目的は、商品前出し機構を含む仕切板の薄型化を可能にするとともに、商品転び止め部材の高さが高くても商品前出し機構の引き出し操作を容易にし、かつ棚板に安定的に固定できる商品陳列具を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、自立できない商品に対しても安定して前出しが可能な商品陳列具を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、商品を棚板上の前後方向に整列し、かつ前記整列された商品が前端から抜き取られるのに応じて、後方にある商品を棚板の前端方向へ移動する商品陳列具であって、前記棚板上に該棚板の前後方向に沿い延在し、かつ前記棚板の上面に対して直角に配置される所望高さの仕切板と、前記仕切板を前記棚板上に固定する固定手段と、前記仕切板の長手方向に沿って整列された前記商品を後方から押圧する商品押圧体と、前記仕切板に前記商品押圧体を仕切板の長手方向に移動可能に支持する支持手段と、前記仕切板に該仕切板の高さ方向の上端から内方に向け所望深さで仕切板の全長に亘り形成した係合溝と、前記係合溝の奥部に該係合溝より大きい幅で係合溝の全長に亘り形成した案内溝と、所望の幅及び前記仕切板とほぼ同一の長さを有するとともに前記商品押圧部材に係脱する係合部を有する仕切兼用の商品引き出し部材を備え、前記商品引き出し部材は幅方向の下端部を前記係合溝に前記仕切板の全長に沿い係合することにより前記仕切板と共に仕切として機能するように構成され、前記商品引き出し部材の後端に横方向に突設した凸部を前記案内溝に係合することにより該商品引き出し部材を前記凸部を支点にして前記係合溝と係合する状態から前記係合溝から離間する状態に揺動可能にし、かつ前記係合溝から離間した状態で前記商品引き出し部材を前記案内溝に沿い移動可能にし、前記係合溝から離間した状態の前記商品引き出し部材を手前に引き出すことにより前記商品押圧体を含む整列商品を前記棚板の前端側に移動することを特徴とする。
【0008】
本発明はまた、前記固定手段が、前記棚板の前端に該棚板の左右方向に沿い設けられた丸棒状の結合手段と、前記仕切板の前端に設けられ、前記結合手段に弾発的に係脱可能に係合され、かつ該結合手段の長手方向に摺動可能な係合部を備えることを特徴とする。本発明はまた、前記固定手段が、前記仕切板を前記棚板に吸着するマグネットから構成されることを特徴とする。本発明はまた、前記支持手段が、前記仕切板の高さ方向の下端に該仕切板の長手方向に沿い形成したガイド溝と、前記ガイド溝に該ガイド溝の長手方向に沿い摺動可能に係合され前記商品押圧体に連結された係合部とから構成されることを特徴とする。本発明はまた、前記支持手段が、前記仕切板の下端に該仕切板の全長に亘り直角に固定され、前記棚板上に載置される基板と、前記基板に該基板の長手方向に形成した案内部と、前記案内部に摺動可能に係合し前記商品押圧体を支持する係合部とから構成されることを特徴とする。本発明はまた、前記商品押圧体が、前記商品との押圧面積を増減させる補助押圧部材を備えることを特徴とする。
【0009】
本発明は、商品を棚板上の前後方向に整列し、かつ前記整列された商品が前端から抜き取られるのに応じて、後方にある商品を棚板の前端方向へ移動する商品陳列具であって、前記棚板上に該棚板の前後方向に沿い延在し、かつ前記棚板の上面に対して直角に配置される所望高さの第1仕切板と、前記第1仕切板を前記棚板上に固定する固定手段と、前記第1仕切板の長手方向に沿って整列された前記商品を後方から押圧する商品押圧体と、前記第1仕切板に前記商品押圧体を第1仕切板の長手方向に移動可能に支持する支持手段と、前記第1仕切板に該第1仕切板の高さ方向の上端から内方に向け所望深さで仕切板の全長に亘り形成した係合溝と、前記第1仕切板の上端に対向して該第1仕切板の長手方向に沿い同一平面を形成する状態に延在し、かつ一端が前記第1仕切板の後端に上下方向に揺動可能に連結されているとともに前記第1仕切板の上端と対向する箇所に前記係合溝に係脱する係合片を有する所望幅の第2仕切板と、前記第2仕切板の側面に該第2仕切板の長手方向に沿い形成した案内溝に摺動可能に係合し、かつ前記商品押圧部材を後押しする係合部を有するとともに第2仕切板の前端から後端に延在する長さの商品引き出し部材と、を備えることを特徴とする。
【0010】
本発明はまた、前記固定手段が、前記棚板の前端に該棚板の左右方向に沿い設けられたバー部材である結合手段と、前記第1仕切板の前端に設けられ、前記結合手段に弾発的に係脱可能に係合され、かつ該結合手段の長手方向に摺動可能な係合部を備えることを特徴とする。本発明はまた、前記固定手段が、前記第1仕切板を前記棚板に吸着するマグネットから構成されることを特徴とする。本発明はまた、前記支持手段が、前記第1仕切板の高さ方向の下端に該仕切板の長手方向に沿い形成したガイド溝と、前記ガイド溝に該ガイド溝の長手方向に沿い摺動可能に係合され前記商品押圧に連結された係合部とから構成されることを特徴とする。本発明はまた、前記支持手段が、前記第1仕切板の下端に該第1仕切板の全長に亘り直角に固定され、前記棚板上に載置される基板と、前記基板に該基板の長手方向に形成した案内部と、前記案内部に摺動可能に係合し前記商品押圧体を支持する係合部とから構成されることを特徴とする。本発明はまた、前記商品押圧体が、前記商品との押圧面積を増減させる補助押圧部材を備えることを特徴とする。本発明はまた、前記支持手段が、前記第2仕切板の幅方向の両端縁に形成した案内部と、前記案内部に該案内部の長手方向に沿い摺動可能に係合し前記商品押圧体を支持する係合部とから構成され、前記商品押圧体を前記第2仕切板から水平に突出させたことを特徴とする。本発明はまた、更に、前記商品引き出し部材を第2仕切板の案内溝に収納する方向に付勢する付勢手段を有することを特徴とする。
【0011】
本発明においては、商品引き出し部材の下端部を仕切板の係合溝に係合することにより商品引き出し部材を仕切板として機能させ、そして、商品引き出し部材を凸部を支点にして係合溝から離間する状態で手前に引き出すことにより商品押圧体を含む整列商品を棚板の前端側に移動させることができから、商品前出し機構を含む仕切板の薄型化が可能なり、かつ商品転び止め部材の高さが高くても商品前出し機構の引き出し操作が容易になる。また、棚板の前端に設けた結合手段と、この結合手段に摺動可能な係合部、または棚板に吸着するマグネット等からなる固定手段により、商品陳列具を棚板に安定して固定できる。
また、本発明においては、支持手段を介して仕切板またはその基板に移動可能に設けた商品押圧体に補助押圧部材を設けることにより、商品に対する商品押圧体の押圧面積を増減でき、商品の形状や大きさに合わせて商品に対する商品押圧体の押圧面積を最適に設定できるほか、自立できない商品に対しても安定して前出しが可能になる。
【0012】
また、本発明においては、第1仕切板の係合溝に第2仕切板の係合片を係合することにより、第1及び第2仕切板を整列商品間の仕切として機能させ、そして第2仕切板を第1仕切板の係合溝から離間し、第2仕切板の前端側を持ち上げた状態で商品引き出し部材を手前に引き出すことにより商品押圧体を含む整列商品を棚板の前端側に移動させることができから、商品前出し機構を含む仕切板の薄型化が可能なり、かつ商品転び止め部材の高さが高くても商品前出し機構の引き出し操作が容易になる。また、棚板の前端に設けた結合手段と、この結合手段に摺動可能な係合部、または棚板に吸着するマグネット等からなる固定手段により、商品陳列具を棚板に安定して固定できる。
また、本発明においては、支持手段を介して第1仕切板またはその基板に移動可能に設けた商品押圧体に補助押圧部材を設けることにより、商品に対する商品押圧体の押圧面積を増減でき、商品の形状や大きさに合わせて商品に対する商品押圧体の押圧面積を最適に設定できるほか、自立できない商品に対しても安定して前出しが可能になる。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る第1実施の形態における商品陳列具を図1〜図3を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態における商品陳列具を棚板に組み付け、かつ仕切兼用の商品引き出し部材を仕切板から離間した状態の全体の構成を示す斜視図、図2は仕切兼用の商品引き出し部材を仕切板の係合溝に係合した状態での図1のA−A線に沿う拡大断面図、図3は図2のB部における拡大断面図である。
【0014】
図1〜図3において、商品陳列具1は、金属製棚板10上の前後方向に一列又は複数列に整列して陳列される商品Xを整列商品ごとに区画する合成樹脂製の仕切板20と、仕切板20を棚板10上に安定して固定する固定手段30と、整列商品Xを後方から押圧する商品押圧体40と、商品押圧体40を仕切板20にその長手方向に移動可能に支持する支持手段50と、仕切兼用の合成樹脂製の商品引き出し部材60を備える。
【0015】
上記仕切板20は、図1〜図3に示すように、棚板10の前後方向に延在する長さと所望の高さを有し、この仕切板20は、その高さ方向の上端から内方に向け所望深さで仕切板20の全長に亘り形成した係合溝201と、この係合溝201の奥部に該係合溝201より大きい幅で係合溝201の全長に亘り形成した案内溝202を備えている。また、仕切板20の前端と後端には、仕切板20を棚板10上に直角に載置するための支持ブロック203及び204がそれぞれ固着されている。支持ブロック203は商品Aの転び防止を兼ねている。
【0016】
上記固定手段30は、棚板10の前端に該棚板の左右方向のほぼ全長に亘り配設された結合手段301と、仕切板20の前端に設けた支持ブロック203の下端に形成された係合部302とから構成される。結合手段301は、図1に示すように、金属製の丸棒状のバー部材301Aからなり、このバー部材301Aの両端を含む複数箇所に突設した係合片301Bを棚板10の前端部に棚板10の長手方向に沿い形成した上方に開口する係合溝101に圧入することにより、バー部材301Aを棚板10に固定する構成になっている。また、このバー部材301Aには係合部302が弾発的に係脱可能に、かつバー部材301Aの長手方向にスライド可能になっていおり、係合部302をバー部材301Aに弾発的に係合することにより、仕切板20を棚板10上に安定して固定できるようになっている。
【0017】
上記商品押圧体40は、図1及び図2に示すように、棚板10の上面と摺接する基部401と、この基部401から斜め後方上部に向け延在する主押圧部材402と、商品Xに対する主押圧部材402の押圧面積を商品の大きさに応じて変化させる板状の補助押圧部材403を備える。この補助押圧部材403は、その基部に突設した結合ピン404を基台401の正面部に貫通係合することにより、主押圧部材402の表面に重ね合わされる状態と、図1の2点鎖線に示す状態に回動できるように構成される。これにより、商品押圧体40の商品Xに対する押圧面積を押圧される商品の大きさ、すなわち商品の横幅寸法に応じて変化できるようになっている。
【0018】
上記商品押圧体40の支持手段50は、図1ないし図3に示すように、棚仕切板20の高さ方向の下端に仕切板20の長手方向に沿い形成したガイド溝501と、このガイド溝501にガイド溝501の長手方向に沿い摺動可能に係合され、商品押圧体40の基部401に連結された係合部502とから構成される。
【0019】
上記仕切兼用の商品引き出し部材60は、図1ないし図3に示すように、所望の幅と仕切板20とほぼ同一の長さを有するとともに、後端側に商品押圧部材40を後押しする係合部601を有し、さらに、前端には商品引き出し部材60の引き出し及び戻し操作をする時の把持性を確実にする引っ掛け穴602が形成されている。そして、この仕切兼用の商品引き出し部材60は幅方向の下端部を仕切板20の係合溝201に仕切板20の全長に沿い係合することにより仕切板として機能するように構成され、また、図2及び図3に示すように、商品引き出し部材60の後端において横方向に突設した凸部603を案内溝202に係合することにより、商品引き出し部材60を凸部603を支点にして係合溝201と係合する状態から係合溝201から離間する(回動する)図1の状態に揺動可能に支持し、かつ係合溝201から離間した図1の状態で商品引き出し部材60を案内溝202に沿い移動可能にする。そして、係合溝201から離間した状態の商品引き出し部材60を手前に引き出すことにより、商品押圧体40を含む整列商品Aを棚板10の前端側に移動できるように構成する。
【0020】
上記のように構成された商品陳列具1を棚板10上の希望の箇所にセットする場合は、固定手段30を構成するバー部材301Aの係合片301B棚板10の係合溝101に圧入して、バー部材301Aを棚板11に固定する。
次に、仕切板20の支持ブロック203に設けた係合部302をバー部材301Aに弾発的に係合する。この状態で、商品陳列具1全体をバー部材301Aに沿い棚板10上の配置したい位置に移動し、後端の支持ブロック204を棚板10上に載置することで、商品陳列具1を棚板10上の希望の箇所に安定して固定する。
【0021】
上記のようにして、商品陳列具1を陳列される商品の幅寸法に応じて棚板10上に所定の間隔で棚板10の左右方向にセットし、このセットされた隣接する商品陳列具1間の棚板10に商品Xを一列に並べて載置する。このようにして陳列された棚板10上の整列商品Xを最前端の商品から順に抜き取る。そして、商品の抜き取りにより棚板10の前端部に隙間が生じた場合は、商品引き出し部材60を凸部603を支点にして係合溝201と係合する状態から係合溝201から離間する図1の状態に回動し、この状態で商品引き出し部材60前端を指により把持して手前に引き出す。これにより、商品押圧体40を含む整列商品Xは棚板10の前端側に移動し、整列商品Xの最先端の商品が転び防止兼用の支持ブロック203に突き当たる状態にする。また、整列商品Xが支持ブロック203に突き当たる状態まで移動されたならば、商品引き出し部材60を最後端まで押し戻した後、商品引き出し部材60の下端縁を仕切板20の係合溝201に係合させる。これにより、商品押圧体40は最後尾の商品を当接する位置で置き去りにされ陳列姿勢をとる。また、商品引き出し部材60は収納状態となり見栄えがよい。
【0022】
また、商品陳列具1により棚板10上に整列される商品Xの形状及び大きさに応じて、該商品を押圧する商品押圧体40の押圧面積を変更する場合、例えば、棚板10上に整列される商品がスナック菓子等の袋物商品のように幅寸法が大きくなって、商品押圧体40の主押圧部材402のみでは商品の押圧に支障を来す場合は、図1の2点鎖線に示すように、補助押圧部材403を主押圧部材402に対して45度または90度のように任意の角度に回動させる。これにより、袋物商品に対する押圧面積を主押圧部材402の商品押圧面に補助押圧部材403の押圧面積を加えた大きさの押圧面積に変更することができる。
【0023】
従って、本実施の形態によれば、商品引き出し部材60の下端部を仕切板20の係合溝201に係合することにより商品引き出し部材60を仕切板として機能させることができ、そして、商品引き出し部材60を凸部603を支点にして係合溝201から離間した状態で手前に引き出すことにより商品押圧体40を含む整列商品Xを棚板10の前端側に移動させることができるから、商品前出し機構を含む仕切板を薄型化できるとともに、商品転び止め部材の高さが高くても商品前出し機構の引き出し操作を容易に行うことができる。また、商品前出し機構を含む仕切板の薄型化に伴い、棚板10上に商品を陳列できない無駄なスペースがなくなり、棚板10上の長手方向に整列される商品の整列数が多くなって、棚板10への商品の陳列効率を向上できる。また、商品引き出し部材60は仕切板20の側面から突出しないため、商品陳列具の意匠的効果も向上できる。また、棚板10の前端に設けた結合手段301と、この結合手段301に摺動可能な係合部302からなる固定手段30により、商品陳列具1を棚板10に安定して固定することができ、従来の問題を解決できる。
【0024】
また、本実施の形態によれば、支持手段50を介して仕切板20に移動可能に設けた商品押圧体40に補助押圧部材403を設けることにより、商品に対する商品押圧体40の押圧面積を増減でき、商品の形状や大きさに合わせて商品に対する商品押圧体40の押圧面積を最適に設定できるほか、自立できない商品に対しても安定して前出しが可能になるという効果がある。
【0025】
次に、図4により本発明の第2の実施の形態について説明する。
図4は本発明の第2の実施の形態における商品陳列具の全体の構成を示す斜視図である。この図4において、図1と同一の構成要素には同一符号を付してその構成説明を省略し、図1と異なる部分を重点に説明する。
【0026】
図4において、図1と異なる点は、支持手段50が、仕切板20の下端に仕切板20の全長に亘り直角に固定され前記棚板10上に載置される基板503と、この基板503に該基板503の長手方向に形成した案内部504と、この案内部504に摺動可能に係合され、前記商品押圧体40の基部401を支持する係合部505とから構成されるところにある。これに伴い、第2の実施の形態では、第1の実施の形態において仕切板20に形成された案内溝202、ガイド溝501、支持ブロック203及び204が不要になる。第2の実施の形態では棚板の前方端に別途の商品転び止め部材が設置される(図示省略)。このように構成された本発明の第2の実施の形態における商品陳列具においても上記第1の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0027】
次に、図5〜図7により本発明の第3の実施の形態について説明する。図5は本発明の第3の実施の形態における商品陳列具を棚板に組み付け、かつ仕切兼用の商品引き出し部材を仕切板から離間した状態の全体の構成を示す斜視図、図6は仕切兼用の商品引き出し部材を仕切板の係合溝に係合した状態での図5のC−C線に沿う拡大断面図、図7は図5のD−D線に沿う拡大断面図である。
【0028】
図5〜図7において、商品陳列具1は、金属製棚板(図示省略)上の前後方向に一列又は複数列に整列して陳列される商品を整列商品ごとに区画する合成樹脂製の第1仕切板20と、第1仕切板20を棚板上に安定して固定する固定手段30と、整列商品を後方から押圧する商品押圧体40と、商品押圧体40を第1仕切板20にその長手方向に移動可能に支持する支持手段50と、合成樹脂製の第2仕切板70と、商品引き出し部材80を備える。
【0029】
上記第1仕切板20は、図5〜図7に示すように、棚板の前後方向に延在する長さと所望の高さを有し、この第1仕切板20は、その高さ方向の上端から内方に向け所望深さで第1仕切板20の全長に亘り形成した係合溝201を備えている。また、第1仕切板20の前端と後端には、第1仕切板20を棚板上に直角に載置するための支持ブロック203及び204がそれぞれ固着されている。支持ブロック203は商品の転び防止を兼ねている。
【0030】
上記固定手段30は、棚板の前端に該棚板の左右方向のほぼ全長に亘り配設された結合手段301と、第1仕切板20の前端に設けた支持ブロック203の下端に形成された係合部302とから構成される。また、上記商品押圧体40は、第1の実施の形態と同一に構成されているので、その構成説明は省略する。
また、上記商品押圧体40の支持手段50は、第1の実施の形態と同一に構成されているので、その構成説明は省略する。
【0031】
上記第2仕切板70は、第1仕切板20の上端に対向して該第1仕切板20の長手方向に沿い同一平面を形成する状態に延在する長さを所望の幅を有し、かつ第1仕切板20の上端と対向する箇所に係合溝201に係脱する係合片701を備える。また、第2仕切板70の後端は、図7に示すように、第1仕切板20の支持ブロック204に形成した軸受部204Aに枢支軸702により上下方向に揺動可能に連結されている。また、第2仕切板70の商品押圧体40と対抗する側面には、アリ状の案内部703が第2仕切板70の長手方向に沿い形成されており、このアリ状の案内部703には、第2仕切板70の前端から後端に延在する長さの商品引き出し部材80が摺動可能に係合されている。そして、商品引き出し部材80の後端と第2仕切板70の後端間には、商品引き出し部材80を第2仕切板70の案内部703に収納する方向に付勢するコイルばね(付勢手段)90が掛け渡されている。なお、図5及び図6において、符号801は商品引き出し部材80に設けた商品押圧体40を後押しする係合部であり、符号802は商品引き出し部材80の前端に設けたつまみ部である。
【0032】
上記のように構成された第3の実施の形態の商品陳列具1においては、第1仕切板20の係合溝201に第2仕切板70の係合片701を係合することにより、第1仕切板20及び第2仕切板70を整列商品間の仕切として機能させることができ、そして第2仕切板70を第1仕切板20の係合溝から離間させ、第2仕切板70の前端側を持ち上げた状態で商品引き出し部材80を手前に引き出すことにより、商品押圧体40を含む整列商品を棚板の前端側に移動させることができるから、商品前出し機構を含む仕切板の薄型化が可能なり、かつ商品転び止め部材の高さが高くても商品前出し機構の引き出し操作を容易行うことができる。また、商品引き出し部材80を含む仕切板20、70の薄型化に伴い、棚板上に商品を陳列できない無駄なスペースがなくなり、棚板上の長手方向に整列される商品の整列数が多くなって、棚板への商品の陳列効率を向上できる。また、商品引き出し部材80は第2仕切板70の側面から突出しないため、商品陳列具の意匠的効果も向上できる。さらに、棚板の前端に設けた結合手段301と、この結合手段301に摺動可能な係合部302からなる固定手段30により、商品陳列具1を棚板10に安定して固定することができ、従来の問題を解決できる。
【0033】
また、本発明の第3の実施の形態によれば、支持手段50を介して仕切板20に移動可能に設けた商品押圧体40に補助押圧部材403を設けることにより、商品に対する商品押圧体40の押圧面積を増減でき、商品の形状や大きさに合わせて商品に対する商品押圧体40の押圧面積を最適に設定できるほか、自立できない商品に対しても安定して前出しが可能になる。
【0034】
次に、図8により本発明の第4の実施の形態について説明する。
図8は本発明の第4の実施の形態における商品陳列具の全体の構成を示す斜視図である。この図8において、図5と同一の構成要素には同一符号を付してその構成説明を省略し、図5と異なる部分を重点に説明する。図8において、第3の実施の形態と異なる点は、支持手段50が、第1仕切板20の下端に第1仕切板20の全長に亘り直角に固定され前記棚板10上に載置される基板503と、この基板503に該基板503の長手方向に形成した案内部504と、この案内部504に摺動可能に係合され、前記商品押圧体40の基部401を支持する係合部505とから構成されるところにある。これに伴い、第4の実施の形態では、第3の実施の形態において第1仕切板20に形成されたガイド溝501、支持ブロック203及び204が不要になる。このように構成された本発明の第4の実施の形態における商品陳列具においても上記第3の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0035】
次に、図9により本発明の第5の実施の形態について説明する。
図9は本発明の第5の実施の形態における商品陳列具の全体の構成を示す斜視図である。この図9において、図8と同一の構成要素には同一符号を付してその構成説明を省略し、図8と異なる部分を重点に説明する。図9において、第4の実施の形態と異なる点は、第2仕切板70の幅方向の両端縁に案内部705を形成し、この案内部705に商品押圧体40の基部401に形成した係合部406を摺動可能に係合し、商品押圧体40を第2仕切板70から水平に突出させ、この商品押圧体40を商品引き出し部材80の引き出し操作で商品の前出しを可能にしたところにある。このように構成された本発明の第5の実施の形態における商品陳列具においても上記第3の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0036】
なお、本発明における固定手段30は上記の実施の形態に示す構造のものに限定されず、マグネットを用いて商品陳列具1を棚板10に固定するようにしてもよい。また、他の固定手段として、次のようなものが挙げられる。すなわち、棚板の上面に対して直角に配置される所望の高さの仕切板を、上記実施の形態におけるような支持ブロック203及び204を省略した矩形状物とし、(1)棚板の両端にピッチ板を設け、そのピッチに商品のサイズに合わせて該仕切板の両端を差し込み、設置する方法、(2)既に棚板の上面に形成されてい線材製仕切板を取り付けるピッチ穴に商品サイズに合わせて該仕切板の下面の設けた移動自在な突起付板を差し込み設置する方法、(3)図1における後端部の支持ブロック204を前端の支持ブロック203型とする方法((1)〜(3)はいずれも図示省略)などである。
【0037】
以上、本発明の実施の形態を説明したが、具体的な構成はこれに限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲での変更及び追加は本発明の範囲内である。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の商品陳列具によれば、商品引き出し部材の下端部を仕切板の係合溝に係合することにより商品引き出し部材を仕切板として機能させ、そして、商品引き出し部材の凸部を支点にして係合溝から離間する状態で手前に引き出すことにより商品押圧体を含む整列商品を棚板の前端側に移動させることができから、商品前出し機構を含む仕切板の薄型化が可能なり、かつ商品転び止め部材の高さが高くても商品前出し機構の引き出し操作を容易になる。また、棚板の前端に設けた結合手段と、この結合手段に摺動可能な係合部、または棚板に吸着するマグネット等からなる固定手段により、商品陳列具を棚板に安定して固定できる。また、本発明によれば、支持手段を介して仕切板またはその基板に移動可能に設けた商品押圧体に補助押圧部材を設けることにより、商品に対する商品押圧体の押圧面積を増減でき、商品の形状や大きさに合わせて商品に対する商品押圧体の押圧面積を最適に設定できるほか、自立できない商品に対しても安定して前出しが可能になる。
【0039】
また、本発明によれば、第1仕切板の係合溝に第2仕切板の係合片を係合することにより、第1及び第2仕切板を整列商品間の仕切として機能させ、そして第2仕切板を第1仕切板の係合溝から離間し、第2仕切板の前端側を持ち上げた状態で商品引き出し部材を手前に引き出すことにより商品押圧体を含む整列商品を棚板の前端側に移動させることができから、商品前出し機構を含む仕切板の薄型化が可能なり、かつ商品転び止め部材の高さが高くても商品前出し機構の引き出し操作を容易になる。また、棚板の前端に設けた結合手段と、この結合手段に摺動可能な係合部、または棚板に吸着するマグネット等からなる固定手段により、商品陳列具を棚板に安定して固定できる。また、本発明によれば、支持手段を介して第1仕切板またはその基板に移動可能に設けた商品押圧体に補助押圧部材を設けることにより、商品に対する商品押圧体の押圧面積を増減でき、商品の形状や大きさに合わせて商品に対する商品押圧体の押圧面積を最適に設定できるほか、自立できない商品に対しても安定して前出しが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における商品陳列具を棚板に組み付け、かつ仕切兼用の商品引き出し部材を仕切板から離間した状態の全体の構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における仕切兼用の商品引き出し部材を仕切板の係合溝に係合した状態での図1のA−A線に沿う拡大断面図である。
【図3】図2のB部における拡大断面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態における商品陳列具の全体の構成を示す斜視図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態における商品陳列具を棚板に組み付け、かつ仕切兼用の商品引き出し部材を仕切板から離脱した状態の全体の構成を示す斜視図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態における仕切兼用の商品引き出し部材を仕切板の係合溝に係合した状態での図5のC−C線に沿う拡大断面図である。
【図7】図5のD−D線に沿う拡大断面図である。
【図8】本発明の第4の実施の形態における商品陳列具の全体の構成を示す斜視図である。
【図9】本発明の第5の実施の形態における商品陳列具の全体の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 商品陳列具
10 棚板
20 仕切板、第2仕切板
201 係合溝
202 案内溝
30 固定手段
301 結合手段
302 係合部
40 商品押圧体
403 補助押圧部材
50 支持手段
501 ガイド溝
502 係合部
60 仕切兼用の商品引き出し部材
70 第2仕切板
80 商品引き出し部材
90 コイルばね(付勢手段)

Claims (14)

  1. 商品を棚板上の前後方向に整列し、かつ前記整列された商品が前端から抜き取られるのに応じて、後方にある商品を棚板の前端方向へ移動する商品陳列具であって、
    前記棚板上に該棚板の前後方向に沿い延在し、かつ前記棚板の上面に対して直角に配置される所望高さの仕切板と、
    前記仕切板を前記棚板上に固定する固定手段と、
    前記仕切板の長手方向に沿って整列された前記商品を後方から押圧する商品押圧体と、
    前記仕切板に前記商品押圧体を仕切板の長手方向に移動可能に支持する支持手段と、
    前記仕切板に該仕切板の高さ方向の上端から内方に向け所望深さで仕切板の全長に亘り形成した係合溝と、
    前記係合溝の奥部に該係合溝より大きい幅で係合溝の全長に亘り形成した案内溝と、
    所望の幅及び前記仕切板とほぼ同一の長さを有するとともに前記商品押圧部材を後押しする係合部を有する仕切兼用の商品引き出し部材を備え、
    前記商品引き出し部材は幅方向の下端部を前記係合溝に前記仕切板の全長に沿い係合することにより前記仕切板と共に仕切として機能するように構成され、
    前記商品引き出し部材の後端に横方向に突設した凸部を前記案内溝に係合することにより該商品引き出し部材を前記凸部を支点にして前記係合溝と係合する状態から前記係合溝から離間する状態に揺動可能にし、かつ前記係合溝から離間した状態で前記商品引き出し部材を前記案内溝に沿い移動可能にし、前記係合溝から離間した状態の前記商品引き出し部材を手前に引き出すことにより前記商品押圧体を含む整列商品を前記棚板の前端側に移動する、ことを特徴とする商品陳列具。
  2. 前記固定手段は、前記棚板の前端に該棚板の左右方向に沿い設けられた丸棒状の結合手段と、前記仕切板の前端に設けられ、前記結合手段に弾発的に係脱可能に係合され、かつ該結合手段の長手方向に摺動可能な係合部を備えることを特徴とする請求項1記載の商品陳列具。
  3. 前記固定手段は、前記仕切板を前記棚板に吸着するマグネットから構成されることを特徴とする請求項1記載の商品陳列具。
  4. 前記支持手段は、前記仕切板の高さ方向の下端に該仕切板の長手方向に沿い形成したガイド溝と、前記ガイド溝に該ガイド溝の長手方向に沿い摺動可能に係合され前記商品押圧体に連結された係合部とから構成されることを特徴とする請求項1記載の商品陳列具。
  5. 前記支持手段は、前記仕切板の下端に該仕切板の全長に亘り直角に固定され、前記棚板上に載置される基板と、前記基板に該基板の長手方向に形成した案内部と、前記案内部に摺動可能に係合し前記商品押圧体を支持する係合部とから構成されることを特徴とする請求項1記載の商品陳列具。
  6. 前記商品押圧体は、前記商品との押圧面積を増減させる補助押圧部材を備えることを特徴とする請求項1記載の商品陳列具。
  7. 商品を棚板上の前後方向に整列し、かつ前記整列された商品が前端から抜き取られるのに応じて、後方にある商品を棚板の前端方向へ移動する商品陳列具であって、
    前記棚板上に該棚板の前後方向に沿い延在し、かつ前記棚板の上面に対して直角に配置される所望高さの第1仕切板と、
    前記第1仕切板を前記棚板上に固定する固定手段と、
    前記第1仕切板の長手方向に沿って整列された前記商品を後方から押圧する商品押圧体と、
    前記第1仕切板に前記商品押圧体を第1仕切板の長手方向に移動可能に支持する支持手段と、
    前記第1仕切板に該第1仕切板の高さ方向の上端から内方に向け所望深さで仕切板の全長に亘り形成した係合溝と、
    前記第1仕切板の上端に対向して該第1仕切板の長手方向に沿い同一平面を形成する状態に延在し、かつ一端が前記第1仕切板の後端に上下方向に揺動可能に連結されているとともに前記第1仕切板の上端と対向する箇所に前記係合溝に係脱する係合片を有する所望幅の第2仕切板と、
    前記第2仕切板の側面に該第2仕切板の長手方向に沿い形成した案内溝に摺動可能に係合し、かつ前記商品押圧部材を後押しする係合部を有するとともに第2仕切板の前端から後端に延在する長さの商品引き出し部材と、
    を備えることを特徴とする商品陳列具。
  8. 前記固定手段は、前記棚板の前端に該棚板の左右方向に沿い設けられたバー部材である結合手段と、前記第1仕切板の前端に設けられ、前記結合手段に弾発的に係脱可能に係合され、かつ該結合手段の長手方向に摺動可能な係合部を備えることを特徴とする請求項7記載の商品陳列具。
  9. 前記固定手段は、前記第1仕切板を前記棚板に吸着するマグネットから構成されることを特徴とする請求項7記載の商品陳列具。
  10. 前記支持手段は、前記第1仕切板の高さ方向の下端に該仕切板の長手方向に沿い形成したガイド溝と、前記ガイド溝に該ガイド溝の長手方向に沿い摺動可能に係合され前記商品押圧体に連結された係合部とから構成されることを特徴とする請求項7記載の商品陳列具。
  11. 前記支持手段は、前記第1仕切板の下端に該第1仕切板の全長に亘り直角に固定され、前記棚板上に載置される基板と、前記基板に該基板の長手方向に形成した案内部と、前記案内部に摺動可能に係合し前記商品押圧体を支持する係合部とから構成されることを特徴とする請求項7記載の商品陳列具。
  12. 前記商品押圧体は、前記商品との押圧面積を増減させる補助押圧部材を備えることを特徴とする請求項7記載の商品陳列具。
  13. 前記支持手段は、前記第2仕切板の幅方向の両端縁に形成した案内部と、前記案内部に該案内部の長手方向に沿い摺動可能に係合し前記商品押圧体を支持する係合部とから構成され、前記商品押圧体を前記第2仕切板から水平に突出させたことを特徴とする請求項7記載の商品陳列具。
  14. 更に、前記商品引き出し部材を第2仕切板の案内溝に収納する方向に付勢する付勢手段を有することを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項記載の商品陳列具。
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