JP2000004996A - 商品陳列ユニット - Google Patents

商品陳列ユニット

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JP2000004996A JP17588398A JP17588398A JP2000004996A JP 2000004996 A JP2000004996 A JP 2000004996A JP 17588398 A JP17588398 A JP 17588398A JP 17588398 A JP17588398 A JP 17588398A JP 2000004996 A JP2000004996 A JP 2000004996A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品サイズに合わせ円滑な自動前出しに最適
な位置決めを出来、模様替えが容易で、無駄なスペース
発生を防げる商品陳列ユニットを提供する。 【解決手段】 前出し本体2上にある商品3を外力によ
り止め板4側に移動させる作動装置5を含み、前出し本
体2に商品3の移動をガイドする仕切り板6を設けて商
品前出し機7を構成し、止め板4側に近在する仕切り板
6の商品3一個分幅に、予め自動前出しをするのに最適
に設定された幅調節スペーサ8を設け、これにより位置
決めした商品前出し機7同士を位置固定機9によって位
置止めすれば、幅調節スペーサ8間で商品3のサイズに
より仕切り板6間距離を決めるだけで、円滑な自動前出
しに最適な位置決めが出来、無駄なスペースの発生も防
げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主にコンビニエン
スストアーやスーパー等の店内に設置されている商品陳
列棚等に載置することにより用いられ、商品の自動前出
しが容易な商品陳列ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンビニエンスストアーやスーパ
ー等では、図12に示す商品陳列ケース50の各商品陳
列棚51に、多種類の商品52が豊富に陳列されてい
る。商品52は手前の方から売れてゆくため、必然的に
手前の部分が空くことになり、従って、奥にある商品5
2を手前に出す所謂前出し作業が必要となる。この為、
種々の自動又は半自動の前出し機能を備えた商品陳列棚
又は商品陳列具が多数提案されている。例えば、収納ケ
ース53の底部に多数のローラ54が商品陳列ケース5
0の扉55側に下り勾配となるように取り付けられた商
品陳列ユニット56がある(特開平8−24091号公
報参照)。この商品陳列ユニット56は、商品52を仕
切る機能を有する側板57、57における幅寸法が決め
られているから、それに適合する商品52のみにつき利
用できる。従って、商品52のサイズに合わせた複数種
類の商品陳列ユニット56を取り揃えておく必要があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の商品陳列ユ
ニット56は、商品52のサイズに合わせた複数種類の
ものを取り揃えておく必要があるから、その費用が高く
管理も煩雑となりやすい。また、この商品陳列ユニット
56はサイズが決まっているから、商品陳列ケース50
内の各商品陳列棚51の模様替えをするときの自由度が
低く、やりずらい。更に、ローラ54は商品収納ケース
53の底部全面に多数配設されているから、商品陳列ユ
ニット56の製作費用が高くなりがちである。そこで、
図13に示すように、自動前出しを維持しつつ、商品5
2のサイズに合わせて、側板57、57間における幅寸
法を自在に決め、そのまま位置止め出来る商品陳列ユニ
ット56aが考えられる。しかし、商品52が弱い自動
前出し力でも円滑に前出し出来、しかも商品52に傷を
付けないようにするためには、商品52のサイズに合わ
せて側板57、57間距離を正確にセッティングする必
要がある。このセッティングが以外に難しく、側板5
7、57間距離に余裕がないと、商品52が途中で止ま
り自動前出しにならない。逆に空け過ぎると、商品52
同士が干渉し合ってかえって自動前出ししにくくなった
り、商品52を陳列できる列、すなわち、陳列量が減っ
てしまう。
【0004】従って、本発明の目的は、商品のサイズに
合わせて円滑な自動前出しをするのに最適な位置決めを
簡単に出来、模様替えが極めて容易となり、無駄なスペ
ースの発生を防ぎ、しかも在庫管理もほとんどしなくて
済む商品陳列ユニットを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる状況において、本
発明者は、鋭意検討を行った結果、前出し本体上にある
商品を外力により商品取出部位側に移動させる作動装置
を含み、前出し本体に商品の移動をガイドする仕切り板
を設けて商品前出し機を構成し、商品取出部位側に近在
する仕切り板の商品一個分幅に、予め自動前出しをする
のに最適に設定された幅調節スペーサを設け、これによ
り位置決めした商品前出し機同士を位置固定機によって
位置止めすれば、幅調節スペーサ間で商品のサイズによ
り仕切り板間距離を決めるだけで、円滑な自動前出しに
最適な位置決めが出来、無駄なスペースの発生も防げる
ことを見い出し、本発明を完成するに至った。
【0006】すなわち、本請求項1に係る発明は、前出
し本体上にある商品を外力により商品取出部位側に移動
させる作動装置を有する商品前出し機と、前記商品前出
し機と平行に設置され、前記前出し本体上にある前記商
品の移動をガイドしてなる仕切り板を有する仕切り機
と、前記商品取出部位側の仕切り板端部に少なくとも一
個分の前記商品につき設けて前記仕切り板間の最適距離
を決め、前記仕切り板同士を位置決めする幅調節スペー
サと、該幅調節スペーサにて位置決めした前記仕切り板
同士及び前記商品前出し機を位置止めする位置固定機
と、からなることを特徴とする商品陳列ユニットを提供
するものである。かかる構成を採ることにより、1個の
商品前出し機を挟むようにして設置される2個の仕切り
板の商品取出部位側に設けられた幅調節スペーサに商品
を軽く当てるようにして、商品前出し機及び仕切り板の
位置決めをし、その状態で位置固定機により位置止めす
るだけで、幅調節スペーサの無い仕切り板間では商品と
の間が程良い余裕になり、作動装置における商品を前出
しする外力が弱くても、商品取出部位まで商品を円滑に
移動させることが出来る。
【0007】また、本請求項2に係る発明は、前出し本
体上にある商品を外力により商品取出部位側に移動させ
る作動装置を含むと共に、前記前出し本体にこれを前後
方向に平行に分割して仕切り板を設け前記商品の移動を
ガイドしてなる商品前出し機と、前記商品取出部位側の
仕切り板端部に少なくとも一個分の前記商品につき設け
て前記仕切り板間の最適距離を決め、前記商品前出し機
同士を位置決めする幅調節スペーサと、該幅調節スペー
サにて位置決めした前記商品前出し機同士を位置止めす
る位置固定機と、からなることを特徴とする商品陳列ユ
ニットを提供するものである。かかる構成を採ることに
より、2以上の商品前出し機の商品取出部位側に近在す
る仕切り板に設けられた幅調節スペーサに商品を軽く当
てるようにして、商品前出し機の位置決めをし、その状
態で位置固定機により位置止めするだけで、幅調節スペ
ーサの無い仕切り板間では商品との間が程良い余裕にな
り、作動装置における商品を前出しする外力が弱くて
も、商品取出部位まで商品を移動させることが出来る。
【0008】また、本請求項3に係る発明は、前記作動
装置が、前記前出し本体に多数のローラを架設すると共
に該多数のローラを商品取出部位側に下り勾配とし、前
記多数のローラ上の前記商品を前記商品取出部位側に移
動させる商品陳列ユニットを提供するものである。かか
る構成を採ることにより、上記機能に加え、多数のロー
ラ上の商品を外力、すなわち、その自重に起因して常時
働く分力により、商品取出部位側に移動させ得る。
【0009】また、本請求項4に係る発明は、前記作動
装置が、前記前出し本体上に進退移動自在に設けた押さ
え部を、前記商品取出部位側に常時弾圧し、前記前出し
本体上の前記商品を前記押さえ部により前記商品取出部
位側に移動させる商品陳列ユニットを提供するものであ
る。かかる構成を採ることにより、上記機能に加え、前
出し本体上の前記商品を外力、すなわち、押さえ部によ
って常時働く弾圧力により、商品取出部位側に移動させ
る。
【0010】また、本請求項5に係る発明は、前記商品
前出し機に前記位置固定機を設けて一体構成の位置固定
付き商品前出し機とし、前記幅調節スペーサにて位置決
めして前記位置固定付き商品前出し機同士を連結位置止
めする商品陳列ユニットを提供するものである。かかる
構成を採ることにより、上記機能に加え、幅調節スペー
サにて位置決めをしつつ、位置固定付き商品前出し機同
士を連結位置止め出来、位置固定機が単体で無い分部品
点数が少なくなり、作業性が上がる。
【0011】また、本請求項6に係る発明は、前記幅調
節スペーサが、前記商品前出し機の仕切り板端部に着脱
自在である商品陳列ユニットを提供するものである。か
かる構成を採ることにより、上記機能に加え、幅調節ス
ペーサの付いていない商品前出し機の仕切り板端部に幅
調節スペーサを取り付けることが出来、この幅調節スペ
ーサにて位置決めをして、商品前出し機同士を位置止め
出来る。また、請求項7に係る発明は、前記作動装置
は、前記前出し本体に滑り材を設けたものである商品陳
列ユニットを提供するものである。かかる構成を採るこ
とにより、簡単な構造、機構で前出しができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態をあげて本発明
を図1〜11に基づいて詳述する。図1は本発明の実施
形態である商品陳列ユニットの組立状態を示す斜視図、
図図2は本発明の実施形態である商品陳列ユニットの使
用状態を示す斜視図、図3は本発明の実施形態である商
品陳列ユニットの要部を示す斜視図である。図におい
て、商品陳列ユニット1は、前出し本体2上にある商品
3を外力により商品取出部位Aにある止め板4側に移動
させる作動装置5を含むと共に、前出し本体2にこれを
前後方向に平行に分割して仕切り板6を設け商品3の移
動をガイドしてなる商品前出し機7と、止め板4側の仕
切り板6端部に少なくとも一個分の商品2につき設けて
仕切り板6間の最適距離を決め、商品前出し機7同士を
位置決めする幅調節スペーサ8と、この幅調節スペーサ
8にて位置決めした商品前出し機7同士を位置止めする
位置固定機9と、からなるものである。
【0013】前記前出し本体2は、止め板4に近づくに
従い幅狭くなっている細長い2枚の側板10、11の両
端に商品取出部位Aに位置する側板12及びその反対側
の側板13が取り付けられてなり、これら2枚の側板1
0、11の上端面が側板13から側板12に向けて下り
勾配になっている。これら側板10、11の下端側に
は、前記位置固定機9が嵌められる凹溝14が刻まれて
いる。この前出し本体2には、前述のように、仕切り板
6が設けられているが、この仕切り板6は前出し本体2
の前後方向に平行に2等分割でなく、図1、2中左側に
片寄って分割されている。
【0014】そして、この仕切り板6と側板10との間
及び仕切り板6と側板11との間に前記作動装置5、す
なわち、多数のローラ15が商品取出部位A側に下り勾
配となっている側板10、11の上端面に沿って回転自
在に架設されている。従って、多数のローラ15上の前
記商品3は外力、すなわち、その自重に起因して常時働
く分力により、商品取出部位A側に移動する。
【0015】前記幅調節スペーサ8は、前記止め板4側
の仕切り板6端部と一体に形成され、前述のように、仕
切り板6端部に少なくとも一個分の商品3につき設けら
れている。これは、商品3の種類によりその寸法が異な
るから、仕切り板6間の最適距離を決め、商品前出し機
7同士の位置決めするのに、幅調節スペーサ8同士で一
個の商品3を挟めなければならない、ことによる。ま
た、この幅調節スペーサ8の厚みは、これが無い仕切り
板6間において、商品3との間にどの程度の余裕があれ
ば、多数のローラ15上の商品3が最もスムーズに商品
取出部位Aに移動するかにより、決定される。すなわ
ち、幅調節スペーサ8の厚みは、各種商品についての実
験及び経験則に基づき決定される。なお、図4に示すよ
うに、幅調節スペーサ8aは、前記止め板4側の仕切り
板6端部に着脱自在であっても良い。このような幅調節
スペーサ8aであると、幅調節機能の無い商品前出し機
7aに幅調節機能を付与出来て都合が良い。
【0016】前記位置固定機9は、水平板16の一端に
垂直板17が設けられてなり、この水平板16には前記
前出し本体2の側板10、11の下端側に設けられた凹
溝14に沿う凸部18が設けられ、垂直板17には前記
止め板4を嵌め込む深溝17aが設けられてなる。従っ
て、位置固定機9の凸部18に2つの商品前出し機7の
凹溝14を嵌め、2つの商品前出し機7の幅調節スペー
サ8間のローラ15上に商品3を置き、位置固定機9に
嵌められた2つの商品前出し機7を凸部18に沿って移
動させ、幅調節スペーサ8にて商品3を軽く当てた状態
にするだけで簡単に位置決め出来、位置固定機9上でそ
の状態を保持することで、2つの商品前出し機7を位置
止めすることが出来る。
【0017】次に、上記構成になる商品陳列ユニット1
の使用方法を説明する。まず、一揃いの商品陳列ユニッ
ト1を用意する。すなわち、幅調節スペーサ8が一体に
形成された少なくとも2つ以上の商品前出し機7と、図
12に示すような商品陳列ケース50内の商品陳列棚5
1に載置収納出来る位置固定機9とを用意するか、ある
いは幅調節機能の無い商品前出し機7aと、着脱自在の
幅調節スペーサ8aと、上記位置固定機9とを用意す
る。次に、商品陳列棚51に位置固定機9を載置収納
し、位置固定機9に2つ以上の商品前出し機7をその側
板12が扉55側に来るように嵌める。商品前出し機7
aの場合は止め板4側の仕切り板6端部に幅調節スペー
サ8aを嵌めれば、商品前出し機7と同様になる。そし
て、2つの商品前出し機7の幅調節スペーサ8間のロー
ラ15上に商品3を置き、商品前出し機7を幅寄せ移動
させ、2つの幅調節スペーサ8にて商品3を軽く当てた
状態で位置決めし、その状態で2つの商品前出し機7を
位置止めする。
【0018】更に、商品3を並べたい場合には、図5に
示すように、3つの商品前出し機7を順次追加して、3
つの商品前出し機7の幅調節スペーサ8間のローラ15
上に商品3を順次追加して置いて合計4列にする。3つ
の商品前出し機7を、図6に示すように、同時に矢線B
方向に幅寄せ移動させ、上記と同様に幅調節スペーサ8
にて位置決めし、その状態で追加した3つの商品前出し
機7を位置止めする。そして、図7に示すように、各商
品前出し機7間に出来た商品列に商品3が一杯になるま
で入れ、図1及び図2に示すように、位置固定機9の垂
直板17の深溝17aに止め板4を嵌める。この状態で
商品3を取り出すと、図8に示すように、各幅調節スペ
ーサ8間の幅寸法Xは商品3の幅寸法Yとほぼ等しく、
各仕切り板6間の幅寸法Zは商品3の幅寸法Yより程よ
く大きく(X≒Y<Z)、仕切り板6間距離が自動前出
しに最適に設定されているから、続く商品3は幅調節ス
ペーサ8の無い仕切り板6にガイドされ、先頭の商品3
が矢線C方向に止め板4に当たるまで移動する。
【0019】図9、10は本発明の他の実施形態である
商品陳列ユニット1aを示し、図1〜8に示す商品陳列
ユニット1との相違点は、商品前出し機7bの作動装置
5aが前出し本体2a上に進退移動自在に設けた押さえ
部20を、止め板4側に常時弾圧し、前出し本体2a上
の商品3を押さえ部20により止め板4側に移動させる
ものであり、前出し本体2a上の商品3を外力、すなわ
ち、押さえ部20によって常時働く弾圧力により、止め
板4側に移動させる点にある。
【0020】この商品前出し機7bの前出し本体2a
は、細長い上板21の両側に同じ細長い側板22が取り
付けられると共にその両端に側板23が取り付けられケ
ース状をなし、細長い上板21の上面中央に商品3を仕
切る前記仕切り板6が設けられてなる。更に、この前出
し本体2aの上板21には長孔24が仕切り板6を隔て
て2つ明けられ、この2つの長孔24により2つの押さ
え部20の自在な進退移動がガイドされる。そして、前
出し本体2aの細長い側板22の下端側には、前記位置
固定機9aが嵌められる凹溝25が刻まれている。
【0021】上記押さえ部20は、L字状板26に補強
板27が取り付けられて商品3を押すのに都合よい形状
になり、そのL字状板26下面には、前出し本体2aの
長孔24内を進退移動するためのスライド溝28を有す
る係合板29が取り付けられ、更にL字状板26下面に
は作動装置5aが取り付けられている。すなわち、この
作動装置5aは、コイルスプリング状の弾性体30を掛
けるための掛け板31が取り付けられ、一方、前出し本
体2aの前記止め板4側の側板23にも弾性体30を掛
けるための掛け孔板32が取り付けられてなる。この掛
け孔板32と掛け板31との間に弾性体30が掛けられ
るから、この弾性体30は前出し本体2a内に収納され
ることになり、外部からは見えない。
【0022】そして、押さえ部20を弾性体30の弾性
力に抗して止め板4側から離し、その間に複数の商品3
を挟むことが出来、止め板4側から先頭の商品3を取り
出すと、押さえ部20は弾性体30の弾性力により止め
板4側に移動し、商品3が残っていれば、再び商品3を
止め板4側に移動させ、自動前出しが可能となる。な
お、この弾性体30は、この実施例では引っ張りバネの
コイルスプリングが使用されているが、これに限定され
ず、板バネや弾発バネを使用してもよく、そのための変
形は本発明の範囲内である。
【0023】前記位置固定機9aは、水平板16には前
記商品前出し機7aにおける前出し本体2aの細長い側
板22の下端側に設けられた凹溝25に沿う凸部33が
設けられている。なお、商品陳列ユニット1aにおける
その他の構成、作用は図1〜8の実施形態とほぼ同様で
あるから、図面に符号を付してその説明を省略する。
【0024】図11は本発明の他の実施形態の商品陳列
ユニット1bであり、図9、図10に示す商品陳列ユニ
ット1aとの相違点は、前記商品前出し機7bごとに位
置固定機9bを予め設けて一体形成の位置固定付き商品
前出し機34とし、この位置固定機9bに止め板4を着
脱出来ず、商品取出部位A側に止め板4aを図11の二
点鎖線で示すように取り付けている点にある。従って、
この位置固定付き商品前出し機34は、別体の位置固定
機9aのようにそのサイズを気にしないで、商品3の種
類に合わせて図12に示す商品陳列ケース50の商品陳
列棚51に載置出来るだけ追加して行くことが出来る。
【0025】図12及び図13は本発明の他の実施形態
の商品陳列ユニット1cであり、図9、図10に示す商
品陳列ユニット1aとの相違点は、商品前出し機70c
と仕切り板6を有する仕切り機61を別体とし、1個の
商品前出し機70cを2個の仕切り板機61で挟み込む
ようにして別体の位置固定機9c上に設置するようにし
た点にある。従って、商品の背中中央部を押圧して前出
しできる商品に有効である(図13)。
【0026】以上、本発明の実施形態を説明したが、具
体的な構成はこれに限定されず、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲での変更、追加でき、例えば、図9、図10及
び図11に示すの商品前出し機7b及び34における商
品取出部位A側の仕切り板6端部に着脱自在の幅調節ス
ペーサ8aが設けられていてもよい。また、作動装置の
前出し本体表面上に形成される滑り材としては、摩擦係
数の小さな板材、液体物又は粉体物を貼付又は塗布した
もの、あるいは、前出し本体表面上の前後方向にリブを
形成したもの等が挙げられる。
【0027】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1又は請求
項2の発明によれば、仕切り機の商品取出部位側に設け
られた幅調節スペーサあるいは2以上の商品前出し機の
商品取出部位側に近在する仕切り板に設けられた幅調節
スペーサで商品を軽く当てるようにして、商品前出し機
の位置決めをし、その状態で位置固定機により位置止め
するだけで、幅調節スペーサの無い仕切り板間では商品
との間に程良い余裕になり、作動装置における商品を前
出しする外力が弱くても、商品取出部位側に商品を移動
させることが出来る。従って、商品サイズに係わりなく
自動前出し出来、各種商品サイズに合わせた商品前出し
機の在庫が必要ないのは無論のこと、商品サイズに合わ
せて最適な商品前出し機の位置決めが容易に出来、商品
に傷を付けないでスムーズかつ確実な自動前出しが出
来、広すぎる位置決めが無くなって商品陳列ケース等の
有効利用が可能となる。
【0028】請求項3の発明によれば、前出し本体の多
数のローラ上の商品を外力、すなわち、その自重に起因
して常時働く分力により、商品取出部位側に移動させ得
る。従って、上記効果に加え、多数のローラ上の商品を
商品取出部位まで確実に移動させることが出来る。
【0029】請求項4の発明によれば、前出し本体上の
商品を外力、すなわち、押さえ部に常時働く弾圧力によ
り、商品取出部位側に移動させ得る。従って、上記効果
に加え、前出し本体上の商品を押さえ部によって商品取
出部位まで確実に移動させることが出来る。
【0030】請求項5の発明によれば、幅調節スペーサ
にて位置決めをしつつ、位置固定付き商品前出し機同士
を連結位置止め出来、位置固定機が単体で無い分作業性
が上がる。従って、位置固定機のサイズを気にすること
なく、商品陳列ケース等に商品の種類数に応じて商品前
出し機を容易に順次追加出来る。
【0031】請求項6の発明によれば、幅調節スペーサ
の付いていない商品前出し機の仕切り板端部に幅調節ス
ペーサを取り付けることが出来、この幅調節スペーサに
て位置決めをして、商品前出し機同士を位置止め出来
る。従って、幅調節スペーサの付いていない商品前出し
機でも、幅調節スペーサを取り付けることで、容易に位
置決め出来る様になる。また、請求項7の発明によれ
ば、簡易な構造、機構で前出しができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である商品陳列ユニットの組
立状態を示す斜視図。
【図2】本発明の実施形態である商品陳列ユニットの使
用状態を示す斜視図。
【図3】本発明の実施形態である商品陳列ユニットの要
部を示す斜視図。
【図4】本発明の実施形態である商品陳列ユニットの他
の要部を示す斜視図。
【図5】本発明の実施形態である商品陳列ユニットの組
立及び使用状態を示す平面図。
【図6】本発明の実施形態である商品陳列ユニットの組
立及び使用状態を示す平面図。
【図7】本発明の実施形態である商品陳列ユニットの使
用状態を示す平面図。
【図8】本発明の実施形態である商品陳列ユニットの使
用状態を示す平面図。
【図9】本発明の他の実施形態である商品陳列ユニット
の使用状態を示す斜視図。
【図10】本発明の他の実施形態である商品陳列ユニッ
トの断面図。
【図11】本発明の他の実施形態である商品陳列ユニッ
トの組立状態を示す斜視図。
【図12】本発明の他の実施形態である商品陳列ユニッ
トの組立状態を示す斜視図。
【図13】図12の商品陳列ユニットの使用状態を示す
斜視図。
【図14】従来例を示す斜視図。
【図15】従来例を示す斜視図。
【符号の説明】
1、1a、1b、1c,56、56a 商品陳列ユニ
ット 2、2a、2b、2c 前出し本体 3、52 商品 4、4a 止め板 5、5a 作動装置 6 仕切り板 7、7a、7b、70c 商品前出し機 8、8a 幅調節スペーサ 9、9a、9b、9c 位置固定機 10、11、12、13、22、23、57 側板 14、25 凹溝 15、54 ローラ 16 水平板 17 垂直板 17a 深溝 18、33 凸部 20 押さえ部 21 上板 24 長孔 26 L字状板 27 補強板 28 スライド溝 29 係合板 30 弾性体 31 掛け板 32 掛け孔板 34 位置固定付き商品前出し機 50 商品陳列ケース 51 商品陳列棚 53 収納ケース 55 扉 61 仕切り機

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前出し本体上にある商品を外力により商
    品取出部位側に移動させる作動装置を有する商品前出し
    機と、前記商品前出し機と平行に設置され、前記前出し
    本体上にある前記商品の移動をガイドしてなる仕切り板
    を有する仕切り機と、前記商品取出部位側の仕切り板端
    部に少なくとも一個分の前記商品につき設けて前記仕切
    り板間の最適距離を決め、前記仕切り板同士を位置決め
    する幅調節スペーサと、該幅調節スペーサにて位置決め
    した前記仕切り板同士及び前記商品前出し機を位置止め
    する位置固定機と、からなることを特徴とする商品陳列
    ユニット。
  2. 【請求項2】 前出し本体上にある商品を外力により商
    品取出部位側に移動させる作動装置を含むと共に、前記
    前出し本体にこれを前後方向に平行に分割する仕切り板
    を設け前記商品の移動をガイドしてなる商品前出し機
    と、前記商品取出部位側の仕切り板端部に少なくとも一
    個分の前記商品につき設けて前記仕切り板間の最適距離
    を決め、前記商品前出し機同士を位置決めする幅調節ス
    ペーサと、該幅調節スペーサにて位置決めした前記商品
    前出し機同士を位置止めする位置固定機と、からなるこ
    とを特徴とする商品陳列ユニット。
  3. 【請求項3】 前記作動装置は、前記前出し本体に多数
    のローラを架設すると共に該多数のローラを商品取出部
    位側に下り勾配とし、前記多数のローラ上の前記商品を
    前記商品取出部位側に移動させる請求項1又は2記載の
    商品陳列ユニット。
  4. 【請求項4】 前記作動装置は、前記前出し本体上に進
    退移動自在に設けた押さえ部を、商品取出部位側に常時
    弾圧し、前記前出し本体上の前記商品を前記押さえ部に
    より前記商品取出部位側に移動させる請求項1又は2記
    載の商品陳列ユニット。
  5. 【請求項5】 前記商品前出し機に前記位置固定機を設
    けて一体構成の位置固定付き商品前出し機とし、前記幅
    調節スペーサにて位置決めして前記位置固定付き商品前
    出し機同士を連結し位置止めする請求項2〜4のいずれ
    か1項に記載の商品陳列ユニット。
  6. 【請求項6】 前記幅調節スペーサは、前記商品前出し
    機の仕切り板端部に着脱自在である請求項1〜5のいず
    れか1項に記載の商品陳列ユニット。
  7. 【請求項7】 前記作動装置は、前記前出し本体に滑り
    材を設けたものである請求項1〜6のいずれか1項に記
    載の商品陳列ユニット。
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