JP3065027B2 - 商品陳列ユニット - Google Patents

商品陳列ユニット

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主にコンビニエン
スストアーやスーパー等の店内に設置されている商品陳
列棚等に載置することにより用いられ、商品の自動前出
しが容易に出来る商品陳列ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンビニエンスストアーやスーパ
ー等では、図10に示すような商品陳列ケース50の各
商品陳列棚51に、多種類の商品52が豊富に陳列され
ている。商品52は手前の方から売れてゆくため、必然
的に手前の部分が空くことになるから、奥にある商品5
2を手前に出す所謂前出し作業が必要となる。この為、
種々の自動又は半自動の前出し機能を備えた商品陳列棚
又は商品陳列具が多数提案されている。例えば、収納ケ
ース53の底部に多数のローラ54が商品陳列ケース5
0の扉55側に下り勾配となるように取り付けられた商
品陳列ユニット56がある(特開平8−24091号公
報参照)。この商品陳列ユニット56は、商品52を仕
切る機能を有する側板57、57における幅寸法が決め
られているから、その幅寸法に適合する商品52のみが
利用できる。従って、商品52のサイズに合わせた複数
種類の商品陳列ユニット56を取り揃えておく必要があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の商品陳列ユニッ
ト56は、上記の通り複数種類のものを取り揃えておく
必要があるから、その費用が高く管理も煩雑となりやす
い。また、この商品陳列ユニット56はサイズが決まっ
ているから、商品陳列ケース50内の各商品陳列棚51
の模様替えをするときの自由度が低く、やりずらい。更
に、ローラ54は収納ケース53の底部全面に多数配設
されているから、商品陳列ユニット56の製作費用が高
くなりがちである。そこで、図11に示すように、自動
前出しを維持しつつ、商品52のサイズに合わせて、商
品を仕切る機能を有する側板、すなわち、仕切り板57
a、57a間における幅寸法を自在に決め、そのまま位
置止め出来る商品陳列ユニット56aが考えられる。し
かし、仕切り板57aが商品陳列ユニット56aのほぼ
中央にあるため、複数の商品陳列ユニット56aを商品
52のサイズに合わせて商品陳列棚51上にセットして
行くと、そのセットの両端に使用されないローラ54が
残り無駄となるし、商品陳列棚51を占拠して空きスペ
ースとなる。この空きスペースが出ないようにするため
には、商品陳列ユニット56aを仕切り板57aから2
分割した形状の商品陳列ユニット半体が必要になって、
保有あるいは保管すべき構成品の種類が増える結果とな
ってしまう。
【0004】従って、本発明の目的は、商品のサイズに
制約されないで円滑な自動前出しを確保し、模様替えが
容易であるのは無論のこと、無駄なスペースの発生を防
ぎ、しかも保有あるいは在庫管理をすべき構成品の種類
が少なくて済む商品陳列ユニットを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる状況において、本
発明者は、鋭意検討を行った結果、前出し本体上にある
商品を外力により商品取出部位側に移動させる作動装置
を含み、前出し本体が商品を載置し得るのに充分なサイ
ズを有し、その一側に商品の移動をガイドする仕切り板
を設けて商品前出し機を構成し、商品のサイズに応じて
位置決めした複数の商品前出し機同士を位置固定具によ
って位置止めすれば、種類の少ない構成部品で、商品に
制約されないで円滑な自動前出しを維持し、使用されな
い部分の発生や無駄なスペースの発生も防げることを見
い出し、本発明を完成するに至った。
【0006】すなわち、本請求項1に係る発明は、前出
し本体上にある商品を外力により商品取出部位側に移動
させる作動装置を含み、その一側に仕切り板を設け前記
商品の移動を前記商品取出部位側にガイドしてなる1以
上の商品前出し機と、前記商品に応じて前記仕切り板間
の距離を決めることにより1以上の前記商品前出し機を
位置決めし止める位置固定具と、からなり、前記仕切り
板の商品取出部位側端部に少なくとも商品一個分の幅調
節スペーサを設けて、複数の前記商品前出し機同士の位
置決めをすることを特徴とする商品陳列ユニットを提供
するものである。かかる構成を採ることにより、商品の
サイズに応じて1以上の商品前出し機を位置固定具によ
りセットすると、1以上の前出し本体上に商品を載置出
来て、前出し本体上にある商品を作動装置により仕切り
板に沿って商品取出部位側に移動させ得るし、セットの
片側に仕切り板のない部分が生じるが、単にガイド板等
を設置するだけで、その部分の前出し本体上にある商品
も作動装置により商品取出部位側に移動させることがで
きる。また、幅調節スペーサを商品に軽く当てるように
して仕切り板間の距離を決め、商品前出し機同士を位置
決め出来る。
【0007】また、本請求項に係る発明は、前記商品
前出し機に前記位置固定具を設けて一体構成の固定具付
き商品前出し機とし、複数の固定具付き商品前出し機同
士を連結し位置止めする商品陳列ユニットを提供するも
のである。かかる構成を採ることにより、上記機能に加
え、商品のサイズに応じて位置決めをしつつ、商品前出
し機に位置固定具を繋げて行けば、固定具付き商品前出
し機同士を連結し位置止め出来る。
【0008】また、本請求項に係る発明は、前記位置
固定具は、前記仕切り板間の距離を決める位置決めピッ
チ板を有する商品陳列ユニットを提供するものである。
かかる構成を採ることにより、上記機能に加え、商品の
サイズに応じて商品前出し機を位置決めピッチ板により
取り付ければ、商品前出し機同士を確実に位置止め出来
る。
【0009】また、本請求項に係る発明は、前記仕切
り板の商品取出部位側端部に前記商品落下防止具を設け
た商品陳列ユニットを提供するものである。かかる構成
を採ることにより、上記機能に加え、仕切り板の商品取
出部位側端部に商品落下防止具を設けても、商品取出部
位に達した商品が前出し本体上から落下しない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を挙げて本発明
を図1〜9に基づいて詳述する。図1は本発明の実施形
態である商品陳列ユニットを示す斜視図、図2は商品陳
列ユニットを構成する商品前出し機の正面図、図3は商
品陳列ユニットを構成する位置固定具を示す斜視図であ
る。図において、商品陳列ユニット1は、前出し本体2
上にある商品3を外力により商品取出部位A側に移動さ
せる作動装置4を含むと共に、前出し本体2は商品3を
載置し得るサイズを有し、その一側に仕切り板5を設け
商品3の移動を商品取出部位A側にガイドしてなる1以
上の商品前出し機6と、商品3に応じて仕切り板5間の
距離を決めることにより1以上の商品前出し機6同士を
位置決めし止める位置固定具7と、からなるものであ
る。
【0011】前記前出し本体2は、商品取出部位Aに近
づくに従い幅狭くなっている細長い2枚の側板10、1
1が、その両端に商品取出部位A側に位置する側板12
及びその反対側の側板13が取り付けられ、側板11の
上部延出部分は仕切り板5となり一体になっている。こ
れら側板10及び11の上端面が側板13から側板12
に向けて下り勾配になっている。これら側板10、11
の下端側には、前記位置固定機7が嵌められる凹溝14
が刻まれている。
【0012】そして、これらの側板10と側板11との
間に前記作動装置4、すなわち、多数のローラ15が商
品取出部位A側に下り勾配となっている側板10、11
の上端面に沿って回転自在に架設されている。従って、
多数のローラ15上の前記商品3は外力、すなわち、そ
の自重に起因して常時働く分力により、商品取出部位A
側に移動する。
【0013】また、前記商品取出部位A側の仕切り板5
端部には、少なくとも商品一個分の幅を調節できる幅調
節スペーサ16が仕切り板5と一体に形成されている。
これは、商品3の種類によりその寸法が異なるから、仕
切り板5間の最適距離を決め、商品前出し機6同士の位
置決めするのに、幅調節スペーサ16で最低限一個の商
品3を挟めなければならない、ことによる。また、この
幅調節スペーサ16の厚みは、これが無い区間の仕切り
板5間において、商品3との間にどの程度の余裕があれ
ば、多数のローラ15上の商品3が最もスムーズに商品
取出部位Aに移動するかにより、決定される。すなわ
ち、幅調節スペーサ16の厚みは、各種商品についての
実験及び経験則に基づき決定される。なお、幅調節スペ
ーサ16は、商品取出部位A側の仕切り板5端部に着脱
自在に構成してあっても良い。幅調節スペーサ16が着
脱自在であると、幅調節機能の無い商品前出し機に幅調
節機能を付与出来て都合が良い。
【0014】前記位置固定機7は、水平板20の面上に
凸部21が設けられているのが基本構成であり、この凸
部21は前記前出し本体2の側板10、11の下端側に
設けられた凹溝14に沿う形状になっている。図1及び
図3では水平板20の端部に垂直板22が設けられてい
るが、これは位置固定具7に商品落下防止具23が設け
られて一体構成となっているからである。すなわち、こ
の商品落下防止具23は、垂直板22に設けた深溝22
aに止め板24を差し込み、抜き出し自在に構成してな
る。そして、この位置固定機7は、その凸部21に1以
上の商品前出し機6の凹溝14を嵌め、1以上の商品前
出し機6の幅調節スペーサ16間のローラ15上に商品
3を置き、位置固定機7に嵌められた1以上の商品前出
し機6を凸部21に沿ってスライドさせ、幅調節スペー
サ16にて商品3を軽く当てた状態にするだけで、簡単
に1以上の商品前出し機6を位置決め出来、位置固定機
7上でその状態を保持することで、1以上の商品前出し
機6を位置止めすることが出来る、ものである。
【0015】 次に、上記構成になる商品陳列ユニット1
の使用方法を説明する。まず、幅調節スペーサ16が一
体に形成された必要数の商品前出し機6と、必要数の位
置固定機7と、図4に示す1つのガイド板25とを用意
する。次に、図10に示すような商品陳列ケース50内
の商品陳列棚51に位置固定機7を載置収納し、その位
置固定機7に2つの商品前出し機6をその側板12が扉
55側に来るように嵌める。そして、図4に示すよう
に、2つの商品前出し機6の仕切り板5間のローラ15
上に商品3を置き、商品前出し機6を幅寄せスライドさ
せ、1方の幅調節スペーサ16にて商品3を軽く当てた
状態で位置決めし、そのまま2つの商品前出し機6を位
置止めする。更に商品3を並べたい場合には、商品前出
し機6を順次追加し位置止めすれば良く、最後に位置固
定機7にガイド板25を嵌め位置止めすれば良い。そし
て、図4に示す各商品前出し機6間に出来た商品列に商
品3が一杯になるまで入れ、図1及び図3に示すよう
に、商品落下防止具23の垂直板22の深溝22aに止
め板24を嵌める。この状態で商品3を取り出すと、図
5に示すように、各幅調節スペーサ16と仕切り板5と
の間の幅寸法Xは商品3の幅寸法Yとほぼ等しく、各仕
切り板5間の幅寸法Zは商品3の幅寸法より程よく大き
く(X≒Y<Z)、仕切り板6間の距離が自動前出しに
最適に設定されているから、続く商品3は幅調節スペー
サ16の無い区間の仕切り板5にガイドされ、先頭の商
品3が矢線C方向に止め板24に当たるまで移動する。
【0016】 図6は上記の商品陳列ユニット1と共に、
本発明の他の実施形態である商品陳列ユニット1a、1
bを示し、図1〜図5に示す商品陳列ユニット1との相
違点は、商品陳列ユニット1aの場合、商品前出し機6
aの作動装置4aが前出し本体2a上に張られた上板3
0に設けられたリブ状の滑り材31であり、更に、前記
幅調節スペーサ16が前記商品取出部位A側の仕切り板
5端部に無い点にあり、商品陳列ユニット1bの場合、
商品前出し機6bの作動装置4bが前出し本体2b上に
張られた上板30に平面状の滑り材32が設けられ、更
に、前記幅調節スペーサ16が前記商品取出部位A側の
仕切り板5端部に無い点にある。このリブ状の滑り材3
1及び平面状の滑り材32には特に限定が無いが、摩擦
係数μが限りなく零に近いものが良いのは言うまでもな
い。従って、この摩擦係数μが、商品前出し機6での多
数のローラ15のころがり摩擦と同等のリブ状の滑り材
31及び平面状の滑り材32を選択すれば、商品前出し
機6と同じ傾斜角でもリブ状の滑り材31及び平面状の
滑り材32上の前記商品3は、その自重に起因して常時
働く分力により、同じように商品取出部位A側に移動す
る。多数のローラ15が必要なくなる点でメリットがあ
る。なお、商品陳列ユニット1a、1bにおけるその他
の構成、作用は図1〜図5の実施形態とほぼ同様である
から、図面に符号を付してその説明を省略する。
【0017】 図7は本発明の他の実施形態である商品陳
列ユニット1c、1d、1eを示し、商品陳列ユニット
1cの場合、図1〜図5に示す商品陳列ユニット1との
相違点は、商品前出し機6cの作動装置4cが、傾斜し
ていない前出し本体2c上部に多数のローラ15が設け
られ、使用時に同じ傾斜にし、更に、前記幅調節スペー
サ16が前記商品取出部位A側の仕切り板5端部に無い
点にあり、商品陳列ユニット1dの場合、図6に示す商
品陳列ユニット1aとの相違点は、商品前出し機6dの
作動装置4dが、傾斜していない前出し本体2d上に水
平に張られた上板30にリブ状の滑り材31が設けら
れ、使用時に同じ傾斜にし、更に、幅調節スペーサ16
が商品取出部位A側の仕切り板5端部に無い点にあり、
更に、商品陳列ユニット1eの場合、商品前出し機6e
の作動装置4eが傾斜していない前出し本体2e上に水
平に張られた上板30に平面状の滑り材32が設けら
れ、使用時に同じ傾斜にし、更に、幅調節スペーサ16
が商品取出部位A側の仕切り板5端部に無い点にある。
そして、これら商品陳列ユニット1c、1d、1eは、
商品3の種類により傾斜を変えなければ、商品3が商品
取出部位A側移動しないような場合にメリットがある。
商品陳列ユニット1c、1d、1eにおけるその他の構
成、作用は図1〜図6の実施形態とほぼ同様であるか
ら、図面に符号を付してその説明を省略する。
【0018】 図8は本発明の他の実施形態である商品陳
列ユニット1f、1g、1hを示している。商品陳列ユ
ニット1fの場合、図1〜図5に示す商品陳列ユニット
1との相違点は、商品前出し機6に位置固定具7aを設
けて一体構成の固定具付き商品前出し機33とした点に
あり、商品陳列ユニット1gの場合、図6に示す商品陳
列ユニット1aとの相違点は、商品前出し機6aに位置
固定具7aを設けて一体構成の固定具付き商品前出し機
34とした点にあり、商品陳列ユニット1hの場合、図
6に示す商品陳列ユニット1bとの相違点は、商品前出
し機6bに位置固定具7aを設けて一体構成の固定具付
き商品前出し機35とした点にある。すなわち、この位
置固定具7aは水平板36に矩形切欠37が設けられ、
この矩形切欠37には掛け部38があり、商品前出し機
6の側板11に取り付けられている。水平板36及び矩
形切欠37は前出し本体2に設けた凹溝39、40に嵌
めることが出来、掛け部38は凹溝39、40間にある
凸部41に引っ掛けることが出来て、2つの商品前出し
機6間に置くことの出来る商品3の最大幅を規定してい
る。これによれば、商品陳列ケース50のサイズ違いに
より、寸法違いの位置固定具7を在庫管理する必要がな
くなるメリットがある。なお、42は止め板で、固定具
付き商品前出し機35の仕切り板5の商品取出部位A側
端部に設けられ、商品落下防止具の役目を果たすもので
ある。商品陳列ユニット1f、1g、1hにおけるその
他の構成、作用は図1〜図6の実施形態とほぼ同様であ
るから、図面に符号を付してその説明を省略する。
【0019】 図9は本発明の他の実施形態である商品陳
列ユニット1i、1j、1kを示している。商品陳列ユ
ニット1iの場合、図1〜図5に示す商品陳列ユニット
1との相違点は、商品前出し機6を位置止めする位置固
定具7bが仕切り板5間の距離を決める位置決めピッチ
板43を有し、そのために幅調節スペーサ16が無い点
であり、商品陳列ユニット1j及び1kの場合、図6に
示す商品陳列ユニット1a及び1bとの相違点は、商品
前出し機6a及び6bを位置止めする位置固定具7bが
仕切り板5間距離を決める位置決めピッチ板43を有
し、そのために幅調節スペーサ16が無い点である。こ
の位置決めピッチ板43は所定間隔のピッチ44を有
し、商品前出し機6、6a及び6bの凹溝14に沿う凸
部45が設けられている。従って、凹溝14に凸部45
を嵌め、商品前出し機6、6a及び6bをスライドさせ
ながら、ピッチ44に凹溝14の間にある突起(不図
示)を商品3のサイズに合わせて嵌めることにより、位
置固定具7bに商品前出し機6、6a及び6bを確実に
位置決めし止めることが出来る。商品陳列ユニット1
i、1j、1kにおけるその他の構成、作用は図1〜図
6の実施形態とほぼ同様であるから、図面に符号を付し
てその説明を省略する。
【0020】 なお、商品前出し機6〜6hは、いずれも
その作動装置が前記商品3の自重に起因して常時働く分
力により、商品取出部位A側に移動させるものである。
しかし、作動装置が自重に起因する分力以外、例えば、
前出し本体2上の商品3を押さえ板により、弾性体等を
使用して常時商品取出部位A側に弾圧するようなもので
あっても良い。
【0021】 以上、本発明の実施形態を説明したが、具
体的な構成はこれに限定されず、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲での変更、追加は本発明の範囲内である。
【0022】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明に
よれば、商品のサイズに応じて1以上の商品前出し機を
位置固定具によりセットすると、1以上の前出し本体上
に商品を載置出来て、前出し本体上にある商品を作動装
置により仕切り板に沿って商品取出部位側に移動させ得
るし、セットの片側に仕切り板のない部分が生じるが、
単にガイド板等を設置するだけで、その部分の前出し本
体上にある商品も作動装置により商品取出部位側に移動
させ得る。従って、商品のサイズに制約されないで円滑
な自動前出しを確保し、模様替えが極めて容易であるの
は無論のこと、無駄なスペースの発生を防ぎ、商品陳列
ケース等の有効利用が可能となり、しかも保有あるいは
在庫管理をすべき構成品の種類が少なくて済む効果があ
る。また、幅調節スペーサを商品に軽く当てるようにし
て仕切り板間の距離を決め、商品前出し機同士を位置決
め出来る。従って、上記効果に加え、商品に応じて移動
させるのに最適な仕切り板間の距離を簡単に決めること
が出来る。
【0023】 請求項の発明によれば、商品のサイズに
応じて位置決めをしつつ、商品前出し機に位置固定具を
繋げて行けば、固定具付き商品前出し機同士を連結し位
置止め出来る。従って、位置固定機のサイズを気にする
ことなく、商品陳列ケース等に商品の種類数に応じて商
品前出し機を容易に順次追加出来る。
【0024】 請求項の発明によれば、商品のサイズに
応じて商品前出し機を位置決めピッチ板により取り付け
れば、商品前出し機同士を確実に位置決めし止めること
が出来る。従って、使用中に商品前出し機が移動して、
商品の前出しが出来なくなるようなことがない。
【0025】 請求項の発明によれば、仕切り板の商品
取出部位側端部に商品落下防止具を設けても、商品取出
部位に達した商品が前出し本体上から落下しない。従っ
て、上記効果に加え、簡易な一体構成となり、少ない部
品点数にて商品落下による怪我や商品の破損を防ぐこと
が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である商品陳列ユニットの使
用状態を示す斜視図。
【図2】商品陳列ユニットを構成する商品前出し機を示
す正面図。
【図3】商品陳列ユニットを構成する位置固定具を示す
斜視図。
【図4】本発明の実施形態である商品陳列ユニットのセ
ット状態の概要を示す側面図。
【図5】本発明の実施形態である商品陳列ユニットの使
用状態を示す平面図。
【図6】本発明の他の実施形態である商品陳列ユニット
を示す斜視図。
【図7】本発明の他の実施形態である商品陳列ユニット
を示す斜視図。
【図8】本発明の他の実施形態である商品陳列ユニット
を示す斜視図。
【図9】本発明の他の実施形態である商品陳列ユニット
を示す斜視図。
【図10】従来例を示す斜視図。
【図11】従来例を示す斜視図。
【符号の説明】
1、1a〜1h、56、56a 商品陳列ユニット 2、2a〜2e 前出し本体 3、52 商品 4、4a〜4e 作動装置 5、57a 仕切り板 6、6a〜6e 商品前出し機 7、7a 位置固定機 10、11、12、13、57 側板 14、39、40 凹溝 15、54 ローラ 16 幅調節スペーサ 20、36 水平板 21、41、45 凸部 22 垂直板 22a 深溝 23 商品落下防止具 24、42 止め板 25 ガイド板 30 上板 31 リブ状の滑り材 32 平面状の滑り材 33、34、35 固定具付き商品前出し機 37 矩形切欠 38 掛け部 43 ピッチ板 44 ピッチ 50 商品陳列ケース 51 商品陳列棚 53 収納ケース 55 扉

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前出し本体上にある商品を外力により商
    品取出部位側に移動させる作動装置を含み、その一側に
    仕切り板を設け前記商品の移動を前記商品取出部位側に
    ガイドしてなる1以上の商品前出し機と、 前記商品に応じて前記仕切り板間の距離を決めることに
    より1以上の前記商品前出し機を位置決めし止める位置
    固定具と、からなり、前記仕切り板の商品取出部位側端
    部に少なくとも商品一個分の幅調節スペーサを設けて、
    複数の前記商品前出し機同士の位置決めをすることを特
    徴とする商品陳列ユニット
  2. 【請求項2】 前記商品前出し機に前記位置固定具を設
    けて一体構成の固定具付き商品前出し機とし、複数の固
    定具付き商品前出し機同士を連結し位置止めする請求項
    記載の商品陳列ユニット。
  3. 【請求項3】 前記位置固定具は、前記仕切り板間の距
    離を決める位置決めピッチ板を有する請求項1又は2
    載の商品陳列ユニット。
  4. 【請求項4】 前記仕切り板の商品取出部位側端部に前
    記商品落下防止具を設けた請求項1〜のいずれか1項
    記載の商品陳列ユニット。
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