JP4149029B2 - 商品陳列具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、商品を前後方向に整列して陳列する商品陳列棚において、陳列された商品が前方から抜き取られるのに応じて、後方の商品を前方に移動できる商品陳列具に関し、さらに詳しくは、商品陳列棚の棚板上への固定及び棚板上での移動を簡便にした商品陳列具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、商品を前後方向に整列して陳列する商品陳列棚において、陳列された商品が前方から抜き取られるのに応じて、後方の商品を前方に移動させる商品陳列具としては、実開平1−133449号公報に開示するものが知られている。
この種の商品陳列具において、商品陳列具を商品陳列用の棚板上にその前後方向に沿って固定する方法としては、商品を前後方向に整列して載置する陳列基台の前端下面に突部を形成し、かつ商品陳列用棚板の前端部には、上方に向け開口する係合溝を棚板の横方向の全長に亘り形成し、この係合溝に突部を差し込むことにより、商品陳列具を棚板上に固定する第1の固定方式、または、商品陳列具の陳列基台の下面に両面粘着テープなどの粘着シートを貼り付け、この粘着シートにより商品陳列具を棚板上に固定する第2の固定方式が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来の第1の固定方式は、突部を係合溝に差し込むことにより商品陳列具を棚板上に固定するものであるため、棚板上で商品陳列具の固定位置を変更したり、商品陳列具の配列間隔を調整しようとする場合は、突部を係合溝から引き抜いて商品陳列具を棚板から分離しない限り移動することができない。その結果、商品陳列具の固定位置の変更作業及び商品陳列具の間隔調整作業が煩雑になり、多くの時間が要するという問題がある。また、商品陳列具の突部は陳列基台の下面に突出する構造になっているため、陳列基台の部分を積み重ねて商品陳列具を保管管理する場合、突部が邪魔になって、商品陳列具の積み重ねが不安定になり、保管時の製品に荷崩れが起こり易いという不具合がある。
【0004】
また、上記第2の固定方式では、商品陳列具の固定位置の変更などに際し、商品陳列具を棚板から引き剥した場合、粘着シートの粘着力が低下してしまい、新たな粘着シートに交換しないと商品陳列具を棚板に安定して固定することができないほか、商品陳列具の位置変更作業などが更に煩雑になるという問題がある。また、粘着シートを引き剥した棚板などの表面には粘着剤が残留するため、この残留粘着剤及び該残留粘着剤に塵埃などが付着することにより棚板などの表面が汚損されてしまうという問題があった。
【0005】
従って、本発明の目的は、棚板から分離することなく棚板上の所望に位置に容易に移動できる商品陳列具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の請求項1に記載の発明は、棚板上に該棚板の前後方向に延在して配置され、商品が棚板の前後方向に整列して載置される陳列基台と、前記陳列基台に該陳列基台の長手方向に移動可能に設けられ、前記陳列基台上の整列商品を後方から押圧して陳列基台の前端方向へ移動させる商品押圧体を備える商品陳列具であって、前記棚板の前端部には前記陳列基台を前記棚板上に保持する結合手段を棚板の左右方向に沿い配設し、前記陳列基台の前端には前記結合手段に係脱可能に係合され、かつ該結合手段の長手方向に摺動可能な係合部を設けたことを特徴とする。
【0007】
請求項2に記載の発明は、前記結合手段が、前記係合部が係脱可能にかつ摺動可能に係合されるバー部材と、このバー部材に該バー部材から離間する方向に延在して形成した係合片とから構成され、前記係合片を前記棚板の前端部に上方に開口して形成した係合溝に圧入することにより、結合手段を棚板に固定することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、前記結合手段が、前記係合部が係脱可能にかつ摺動可能に係合されるバー部材と、このバー部材の長手方向の複数箇所に同一方向に突出して形成した結合ロッドとから構成され、前記結合ロッドを前記棚板の前端部に形成した係合孔に係合することにより、結合手段を棚板に固定することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、前記結合手段が、前記バー部材の上方に位置して平行に延在する商品ころび止め部材を更に備えることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、前記陳列基台の前記棚板と接する面に棚板に吸着するマグネットを設けたことを特徴とする。
請求項に記載の発明は、前記商品押圧体は、主押圧部材と該主押圧部材の表面に重ね合わされる補助押圧部材を備え、該補助押圧部材に突設した結合ピンを、主押圧部材に形成した長孔に結合させて該補助押圧部材を該主押圧部材に対して回動又は移動することにより、前記商品との押圧面積を増減させるものであることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、前記陳列基台が、該陳列基台の前端から後端に至る長さの引き出し部材を備え、前記引き出し部材は前記陳列基台に該陳列基台の前端から前方へ引き出せるように陳列基台の長手方向に沿い摺動可能に設けられているとともに、前記引き出し部材の後端には前記陳列基台に摺動可能に係合し引き出し部材の引き出し操作時に前記商品押圧体に係合する係合部を設け、さらに前記引き出し部材を前記陳列基台に収納できる方向に付勢する付勢手段を前記陳列基台に設けたことを特徴とする。
【0008】
本発明においては、棚板の前端部に配設した凸状結合手段に商品陳列具の凹状係合部を係脱可能にかつ摺動可能に係合する構成にすることにより、商品陳列具の係合部を結合手段に係合したまま棚板から分離することなく棚板上の所望に位置に容易に移動でき、商品陳列具を棚板上の所望に位置に容易にセットできる。また、従来のように、棚板の前端部に配設した凹部結合手段と商品陳列具の凸部係合部との係合関係と異なり逆の係合関係にあるため、係合部外観が丸みを帯て捉えられ意匠上の見栄えもよい。また、本発明においては、補助押圧部材により商品に対する商品押圧体の押圧面積を増減できるから、商品の形状や大きさに合わせて商品に対する商品押圧体の押圧面積を最適に設定できる。
また、本発明においては、商品陳列具の陳列基台をマグネットにより棚板に吸着させることにより、商品陳列具を棚板上の希望の箇所に安定して固定することができる。また、本発明においては、結合手段に商品ころび止め部材を設けることにより、結合手段に商品のころび止め機能を発揮させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について、図1〜図16を参照して説明する。
図1は本発明の実施の形態における商品陳列具を棚板に組み付けた全体の構成を示す斜視図、図2は本発明の実施の形態における商品陳列具の側面図、図3は図2の平面図、図4は図3のA−A線に沿う拡大断面図、図5は本発明の第1の実施の形態における結合手段の正面図、図6は図5の左側面図である。
【0010】
図1〜図4において、商品陳列具10は、商品Aを陳列する金属製棚板11の前後方向に沿い整列した状態に載置する陳列基台12と、この陳列基台12上にその長手方向に移動可能に設けた商品押圧体13等を備える。
陳列基台12は、棚板11の前後方向に延在する長さにほぼ相当する長さを有する合成樹脂製の板材から成形され、この陳列基台12の幅方向の両側縁には、商品押圧体13を陳列基台12の長手方向に沿って移動可能に案内する案内部121が形成されている。
【0011】
商品押圧体13は陳列基台12上の整列商品を後方から陳列基台12の前端側へ移動させるもので、合成樹脂材から成形され、陳列基台12の上面と摺接するとともに案内部121に係合する基部131と、この基部131から陳列基台12の上方に向け延在する主押圧部材132と、商品Aに対する主押圧部材132の押圧面積を商品の大きさに応じて変化させる板状の補助押圧部材133を備える。補助押圧部材133は主押圧部材132の表面に重ね合わされる状態に配置され、この補助押圧部材133の一部を主押圧部材13の表面に沿い当該表面から図1の2点鎖線に示すように突出する方向に移動することにより、商品Aに対する押圧面積を押圧される商品の大きさ、すなわち商品の高さまたは横幅寸法に応じて変化できるようになっている。このために、補助押圧部材133に突設した結合ピン134を主押圧部材132に形成した長孔135に挿通することにより、補助押圧部材133を主押圧部材132に結合し、この結合ピン134を中心にして補助押圧部材132を回動することにより、もしくは長孔135に沿って補助押圧部材132を移動することにより商品に対する押圧面積を変化させるようになっている。
【0012】
また、商品陳列具10は、図1〜図4に示すように、商品押圧体13を陳列基台12の前端側へ移動させる合成樹脂製の可撓性引き出し部材14を備え、この引き出し部材14は陳列基台12の前端から後端に至る長さを有する。そして、引き出し部材14は、陳列基台12の上面にその長手方向に沿って形成したガイド溝122内に摺動可能に係合され、さらに、引き出し部材14がガイド溝122から離脱するのを防止するための防止爪123が陳列基台12に形成されている。引き出し部材14の前端には、操作つまみ141が形成され、引き出し部材14の後端には、陳列基台12の上面と摺接するとともに案内部121に係合する係合部142が一体に形成されており、この係合部142に突設したばね掛け部143と陳列基台12の後端間には、引き出し部材14を陳列基台12内に収納できる方向に付勢するコイルばね144(付勢手段)が掛け渡されている。
【0013】
棚板11の前端部には、陳列基台12を棚板11上に保持するための結合手段15が棚板11の左右方向のほぼ全長に亘り配設されている。また、陳列基台12の前端には結合手段15に係脱可能に係合され、かつ結合手段15の長手方向に摺動可能な断面が半円形状よりやや大きいめの形状を有する係合部125が設けられている。結合手段15は、図1、図5及び図6に示すように、係合部125が係脱可能にかつ摺動可能に係合される金属製の丸棒材からなるバー部材151と、このバー部材151の両端と中間部にバー部材151から離間する同一の方向に延在して形成した扁平状の係合片152とから構成される。そして、この各係合片152を棚板11の前端部に棚板11の長手方向に沿い形成した上方に開口する係合溝111に圧入することにより、結合手段15を棚板11に固定できる構成になっている。また、棚板11と接する陳列基台12の後端下面には、棚板11に吸着して陳列基台12の後端を棚板11に固定するマグネット16が設けられている。
【0014】
図1において、17は棚板11上に商品陳列具10に隣接して陳列基台12と平行に配置された商品仕切ユニットであり、この商品仕切ユニット17は、棚板11の前後方向に延在する長さの基板171と、この基板171上に該基板171の全長に亘り鉛直に設けた仕切板172と、この仕切板172の前端に設けた商品前倒れ防止板173と、結合手段15のバー部材151に係脱可能に係合し、かつバー部材151の長手方向に摺動可能な係合部174とから構成されている。
【0015】
上記のように構成された商品陳列具10を棚板11上の希望の箇所にセットする場合は、結合手段15の係合片152を棚板11の係合溝111に圧入して、結合手段15を棚板11に固定する。次に、陳列基台12の係合部125を結合手段15のバー部材151に係合する。この状態で、商品陳列具10をバー部材151に沿い棚板11上の配置したい位置に移動し、商品陳列具10の陳列基台12の下面を棚板11の上面に接触させることで、マグネット16を棚板11に吸着させる。これにより、商品陳列具10を棚板11上の希望の箇所に安定して固定することができる。
【0016】
また、商品陳列具10に隣接して仕切ユニット17を棚板11上の希望の箇所にセットする場合は、仕切ユニット17の係合部171を結合手段15のバー部材151に係合する。この状態で、仕切ユニット17をバー部材151に沿い商品陳列具10に隣接する希望の位置に移動し、この位置で仕切ユニット17を棚板11上にセットすることにより可能となる。
【0017】
上記のようにして棚板11にセットされた商品陳列具10の陳列基台12上に商品Aを載置する場合は、まず、商品押圧体13を陳列基台12の後端まで移動する。この状態の商品押圧体13と商品仕切ユニット17の商品前倒れ防止板173間に多数の商品Aを一列に整列して載置する。このようにして陳列された商品陳列具10上の整列商品Aを最前端の商品から順に抜き取る。そして、商品の抜き取りにより陳列基台12の前端部に隙間が生じた場合は、引き出し部材14の操作つまみ141を指により把持して、引き出し部材14を陳列基台12の前方に引き出す。これに伴い、引き出し部材14の係合部142が商品押圧体13の基部131に係止するため、商品押圧体13は陳列基台12上の整列商品Aと共に陳列基台12の前端側へ移動される。これにより、整列商品Aの最先端の商品が商品前倒れ防止板173に突き当たる状態にする。また、整列商品Aが商品前倒れ防止板173に突き当たる状態まで移動されたならば、引き出し部材14に対する引っ張り力を解除する。すると、引き出し部材14はコイルばね144により自動的に後退移動し、陳列基台12内に収納される。
【0018】
また、陳列基台12上に載置される商品Aの形状及び大きさに応じて、該商品を押圧する商品押圧体13の押圧面積を変更する場合、例えば、陳列基台12上に載置される商品がスナック菓子等の袋物商品のように幅寸法が大きくなって、商品押圧体13の主押圧部材132のみでは商品の押圧に支障を来す場合は、図1の2点鎖線18に示すように、結合ピン134を中心にして補助押圧部材133を主押圧部材132に対して90度の角度または45度の角度に回動させる。これにより、袋物商品に対する押圧面積を主押圧部材132の商品押圧面に補助押圧部材134の押圧面積を加えた大きさの押圧面積に変更することができる。また、主押圧部材132の高さ寸法では不足する背の高い商品を押圧する場合は、補助押圧部材133を主押圧部材132の長孔135に沿って図1の2点鎖線19に示すように上方に移動させ、商品押圧体13全体の高さを伸張することにより、商品押圧体13の押圧面積を商品の高さ寸法に合った大きさの押圧面積に変更することができる。
【0019】
従って、本実施の形態によれば、棚板11の前端部に丸棒材からなる結合手段15を棚板11のほぼ全長にわたり配設し、この結合手段15に商品陳列具10の陳列基台12の前端に設けた断面が半円形状よりやや大きいめの形状を有する係合部125を係脱可能にかつ摺動可能に係合する構成にしたから、陳列基台12の係合部124を結合手段15に係合したまま棚板11から分離することなく棚板11上の所望に位置に容易に移動でき、商品陳列具10を棚板11上の所望に位置に容易にセットすることができる。これに伴い、商品陳列具10の固定位置を変更する時、及び商品陳列具10の間隔を調整する時の作業が容易になり、その作業時間も短縮できる。また、商品陳列具10を棚板11上にセットする時、従来のような粘着シートを使用しないため、棚板11等を汚損するおそれがなく、商品陳列具10及び棚板11を常に清潔な状態に維持できる。さらに、陳列基台12の下面には突起部材が何も存在しないため、陳列基台12の部分を積み重ねて商品陳列具10を保管する場合、商品陳列具10の積み重ねが安定し、商品陳列具10の保管管理が容易になる。
【0020】
また、本実施の形態によれば、横幅寸法の大きな袋物商品の前出しに際し、当該袋物商品に対する商品押圧体13の押圧面積を補助押圧部材133により拡大できるから、袋物商品に対する押圧力が分散され、これに伴い、袋物商品の内容物がスナック菓子等のような破損され易いものであっても、その内容物が破損されることがなく、商品を安全に前出しすることができる。また、主押圧部材132の高さ寸法では不足する背の高い商品の前出しに際しては、補助押圧部材133を主押圧部材132から上方へ伸張することにより、商品押圧体13の押圧面積を商品の高さ寸法に合った大きさの押圧面積に変更することができる。これにより、商品に対する商品押圧体の押圧面積を増減でき、商品の形状や大きさに合わせて商品に対する商品押圧体の押圧面積を最適に設定できる。また、商品陳列具10の陳列基台12をマグネット16により棚板11に吸着させることにより、商品陳列具10を棚板11上の希望の箇所に安定して固定することができる。
【0021】
また、本実施の形態によれば、商品仕切ユニット17の前端に設けた係合部174を結合手段15の丸棒材からなるバー部材151に係脱可能に、かつバー部材151の長手方向に摺動可能に係合できる構成にしたので、仕切ユニット17をバー部材151に係合させたまま商品陳列具10に隣接する希望の位置に移動し、この位置で仕切ユニット17を棚板11上にセットすることができる。
【0022】
次に、図7及び図8により本発明による結合手段の第2の実施の形態について説明する。図7は本発明の第2の実施の形態における結合手段の正面図、図8は図7の左側面図である。この第2の実施の形態に示す結合手段20は、合成樹脂製の成形品であり、商品陳列具10の係合部125及び商品仕切ユニット17の係合部174が係脱可能にかつ摺動可能に係合するバー部201と、このバー部201にその長手方向に沿い連続して形成され、かつバー部201から離間する方向に延在する係合片202とから構成され、この係合片202を図1に示す棚板11の係合溝111に圧入することにより、結合手段20を棚板11に固定できるようにしたものである。この第2の実施の形態に結合手段20においても上述した第1の実施の形態と同様な作用効果を得ることができる。
【0023】
次に、図9及び図10により本発明による結合手段の第3の実施の形態について説明する。図9は本発明の第3の実施の形態における結合手段の正面図、図10は図9の左側面図である。この第3の実施の形態に示す結合手段30は、商品陳列具10の係合部125及び商品仕切ユニット17の係合部174が係脱可能にかつ摺動可能に係合するバー部301と、このバー部301の下面側にその長手方向に沿い連続して形成した鍔部302と、この鍔部302の下面に該鍔部302の長手方向に所定間隔離して突設した複数の結合用割ピン303とから構成され、この結合用割ピン303を、図1に示すように棚板11の前端部にその長手方向に沿い形成した係合孔112に係合することにより、結合手段30を棚板11に固定できるようにしたものである。この第3の実施の形態に結合手段30においても上述した第1の実施の形態と同様な作用効果を得ることができる。
【0024】
次に、図11及び図12により本発明による結合手段の第4の実施の形態について説明する。図11本発明の第4の実施の形態における結合手段の正面図、図12は図11の左側面図である。この第4の実施の形態に示す結合手段40は、商品陳列具10の係合部125及び商品仕切ユニット17の係合部174が係脱可能にかつ摺動可能に係合する丸棒状のバー部401と、このバー部401の両端に下方に延出して設けたロッド402とから構成され、このロッド402を、図1に示すように棚板11の前端部にその長手方向に沿い形成した係合孔112に係合することにより、結合手段40を棚板11に固定できるようにしたものである。この第4の実施の形態に結合手段40においても上述した第1の実施の形態と同様な作用効果を得ることができる。
【0025】
次に、図13〜図15により本発明による結合手段の第5の実施の形態について説明する。図13は本発明の第5の実施の形態における結合手段の正面図、図14は図13の平面図、図15は図13の左側面図である。この第5の実施の形態に示す結合手段50は、商品陳列具10の係合部125及び商品仕切ユニット17の係合部174が係脱可能にかつ摺動可能に係合するバー部材501と、このバー部材501の上方に位置して平行に延在する商品ころび止め部材502を備え、この商品ころび止め部材502の両端には、図1に示す棚板11の係合溝111に係合する扁平な係合片503を形成し、さらに、バー部材501と商品ころび止め部材502の中間部には、両者間に差し渡し状態に延在する逆U字状の補強部材504が固着され、この補強部材504下端には、棚板11の係合溝111に係合する扁平な係合片505が形成されている。このようにした結合手段50の各係合片503及び505を棚板11の係合溝111に圧入することにより、結合手段50を棚板11に固定できるようにしたものである。この第5の実施の形態に結合手段50においては、上述した第1の実施の形態と同様な作用効果を得るほか、商品ころび止め部材502を備えることにより、結合手段50に商品のころび止め機能を発揮させることができる。また、引き出し部材14を陳列基台12の前方に引き出す操作においても、バー部材501と商品ころび止め部材502との間に形成される空間を利用すればよく、当該結合手段50がその操作の邪魔となることはない。
【0026】
次に、図16により本発明による結合手段の第6の実施の形態について説明する。図16は本発明の第6の実施の形態における結合手段の正面図である。この第6の実施の形態に示す結合手段60は、商品陳列具10の係合部125及び商品仕切ユニット17の係合部174が係脱可能にかつ摺動可能に係合するバー部材601と、このバー部材601の上方に位置して平行に延在する商品ころび止め部材602を備え、この商品ころび止め部材602の両端には、下方に延出するロッド603が設けられており、このロッド603を、図1に示す棚板11の係合溝111に係合する下方に延出するロッド603が設けられており、このロッド603を、図1に示す棚板11の係合溝111に係合することにより、結合手段60を棚板11に固定できるようにしたものである。この第6の実施の形態に結合手段60においては、上述した第1の実施の形態と同様な作用効果を得るほか、商品ころび止め部材602を備えることにより、結合手段60に商品のころび止め機能を発揮させることができる。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の商品陳列具によれば、棚板の前端部に配設した結合手段に商品陳列具の係合部を係脱可能にかつ摺動可能に係合する構成にすることにより、商品陳列具の係合部を結合手段に係合したまま棚板から分離することなく棚板上の所望に位置に容易に移動でき、商品陳列具を棚板上の所望に位置に容易にセットできる。
これに伴い、商品陳列具の固定位置を変更する時、及び商品陳列具の間隔を調整する時の作業が容易になり、その作業時間も短縮できるとともに、商品陳列具の保管管理が容易になる。
また、本発明によれば、補助押圧部材により商品に対する商品押圧体の押圧面積を増減できるから、商品の形状や大きさに合わせて商品に対する商品押圧体の押圧面積を最適に設定できる。
また、本発明によれば、商品陳列具の陳列基台をマグネットにより棚板に吸着させることにより、商品陳列具を棚板上の希望の箇所に安定して固定することができる。 また、本発明によれば、結合手段に商品ころび止め部材を設けることにより、結合手段に商品のころび止め機能を発揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における商品陳列具を棚板に組み付けた全体の構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態における商品陳列具の側面図である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】図3のA−A線に沿う拡大断面図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態における結合手段の正面図である。
【図6】図5の左側面図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態における結合手段の正面図である。
【図8】図7の左側面図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態における結合手段の正面図である。
【図10】図9の左側面図である。
【図11】本発明の第4の実施の形態における結合手段の正面図である。
【図12】図11の左側面図である。
【図13】本発明の第5の実施の形態における結合手段の正面図である。
【図14】図13の平面図である。
【図15】図13の左側面図である。
【図16】本発明の第6の実施の形態における結合手段の正面図である。
【符号の説明】
10 商品陳列具
11 陳列棚
111 係合溝
112 係合孔
12 陳列基台
122 ガイド溝
125 係合部
13 商品押圧体
131 基部
132 主押圧部材
133 補助押圧部材
135 長孔
14 引き出し部材
141 操作つまみ
142 係合部
144 コイルばね144(付勢手段)
15 結合手段
151 バー部材
152 係合片
17 商品仕切ユニット
171 基板
173 商品前倒れ防止板
174 係合部
20、 30、40、50、60 結合手段

Claims (7)

  1. 棚板上に該棚板の前後方向に延在して配置され、商品が棚板の前後方向に整列して載置される陳列基台と、前記陳列基台に該陳列基台の長手方向に移動可能に設けられ、前記陳列基台上の整列商品を後方から押圧して陳列基台の前端方向へ移動させる商品押圧体を備える商品陳列具であって、
    前記棚板の前端部には前記陳列基台を前記棚板上に保持する結合手段を棚板の左右方向に沿い配設し、前記陳列基台の前端には前記結合手段に係脱可能に係合され、かつ該結合手段の長手方向に摺動可能な係合部を設けたことを特徴とする商品陳列具。
  2. 前記結合手段は、前記係合部が係脱可能にかつ摺動可能に係合されるバー部材と、このバー部材に該バー部材から離間する方向に延在して形成した係合片とから構成され、前記係合片を前記棚板の前端部に上方に開口して形成した係合溝に圧入することにより、結合手段を棚板に固定することを特徴とする請求項1記載の商品陳列具。
  3. 前記結合手段は、前記係合部が係脱可能にかつ摺動可能に係合されるバー部材と、このバー部材の長手方向の複数箇所に同一方向に突出して形成した結合ロッドとから構成され、前記結合ロッドを前記棚板の前端部に形成した係合孔に係合することにより、結合手段を棚板に固定することを特徴とする請求項1記載の商品陳列具。
  4. 前記結合手段は、前記バー部材の上方に位置して平行に延在する商品ころび止め部材を更に備えることを特徴とする請求項2又は3に記載の商品陳列具。
  5. 前記陳列基台の前記棚板と接する面に棚板に吸着するマグネットを設けたことを特徴とする請求項1記載の商品陳列具。
  6. 前記商品押圧体は、主押圧部材と該主押圧部材の表面に重ね合わされる補助押圧部材を備え、該補助押圧部材に突設した結合ピンを、主押圧部材に形成した長孔に結合させて該補助押圧部材を該主押圧部材に対して回動又は移動することにより、前記商品との押圧面積を増減させるものであることを特徴とする請求項1記載の商品陳列具。
  7. 前記陳列基台は、該陳列基台の前端から後端に至る長さの引き出し部材を備え、前記引き出し部材は前記陳列基台に該陳列基台の前端から前方へ引き出せるように陳列基台の長手方向に沿い摺動可能に設けられているとともに、前記引き出し部材の後端には前記陳列基台に摺動可能に係合し引き出し部材の引き出し操作時に前記商品押圧体に係合する係合部を設け、さらに前記引き出し部材を前記陳列基台に収納できる方向に付勢する付勢手段を前記陳列基台に設けたことを特徴とする請求項1記載の商品陳列具。
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